JP2007151948A - 転倒判定方法及びその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 転倒の判定精度を向上させる転倒判定装置の提供
【解決手段】 本発明に係る転倒判定方法は、被験者の体幹に取り付けた、互いに直交する3軸方向の加速度、及び、3軸周りの角速度を検知するセンサから得られる3軸方向の加速度のデータから、各軸方向の躍度を算出する躍度算出工程と、躍度算出工程で算出した躍度に基づいて、転倒の疑いがある事象か否かを判定する転倒疑い判定工程と、転倒疑い判定工程で転倒の疑いがあると判定した事象について、センサから得られる加速度及び角速度のデータに基づいて、被験者の体幹の鉛直方向の変位を算出する鉛直変位算出工程と、鉛直変位算出工程で算出した被験者の体幹の鉛直方向の変位に基づいて被験者が転倒したか否かを判定する転倒判定工程とを備えたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は転倒を判定する転倒判定方法及びその装置に関するものである。
近年、一人暮らしや老人福祉施設で暮らす高齢者は年々増加する傾向にある。高齢者の転倒は、放置されると命にかかわることであり、早期発見と緊急連絡が必要である。このため、高齢者の転倒を確実に検出し、通報するシステムが求められている。このようなシステムとしては、傾き、振動および衝撃の少なくともいずれか一つを検出する検出手段と、検出手段の検出出力に基づいて、予め定めたレベル以上の傾き、振動および衝撃の少なくともいずれか一つが検出されたときに、転倒を判定するものが知られている(特許文献1)。
転倒を判定する場合、傾き、振動および衝撃のみを指標として検出する場合には、例えば、転倒時に手をついたり、しりもちをついたりして衝撃が緩和された場合や、高齢者が起き上がったり、寝転んだりした場合などに、誤った判定がなされる場合が多い。また、判定に用いる閾値を高く設定すると転倒を判定できない場合が生じてしまい、閾値を低く設定すると転倒している場合でも検知できない場合が生じる。
上記の手法に代わる方法として、本発明者らは、被験者の体幹に取り付けた互いに直交する3軸方向の加速度、及び、3軸周りの角速度を検知するセンサに基づいて、被験者の体幹の鉛直変位を算出し、算出した被験者の体幹の鉛直変位に基づいて被験者の転倒を判定する新たな方法を検討している(例えば、特開2005−237576号公報)。3軸方向の加速度、及び、3軸周りの角速度を検知するセンサに基づいて、被験者の体幹の鉛直変位を算出する際は、例えば、体幹の鉛直加速度を求め、これを2回時間積分することにより、被験者の体幹の鉛直変位を算出することができる。
この方法によれば、理論的には、被験者の鉛直方向の絶対的な変位を算出することができ、これに基づいて転倒を判定するので、転倒時に手をついたり、しりもちをついたりして衝撃が緩和された場合や、高齢者が起き上がったり、寝転んだりした場合などでも、誤った判定を少なくできることが期待できる。
特開平9−305875号公報 特開2005−237576号公報
しかし、実験を進めたところ、3軸方向の加速度、及び、3軸周りの角速度を検知するセンサに基づいて、被験者の体幹の鉛直変位を算出した結果は、被験者に生じた転倒事象のうち、転倒の仕方によっては、実際の転倒事象から乖離した結果が出る場合もあった。例えば、被験者が躓いてから数歩足をもつれさせながら転倒するような場合、最初に躓いたときの衝撃や数歩足をもつれさせているときの衝撃を捕らえて、鉛直変位を算出する演算が重畳的に起動することがある。このような場合、算出される鉛直変位は実際の値に比べて小さい値が算出される場合があり、実際に被験者が転倒した場合でも転倒と判定されない場合が生じ得る。従って、転倒判定の精度を向上させるため、転倒事象をどのように捕らえ、どのように鉛直変位を算出するかについて、改良の余地があった。
本発明に係る転倒判定方法は、被験者の体幹に取り付けた、互いに直交する3軸方向の加速度、及び、3軸周りの角速度を検知するセンサから得られる3軸方向の加速度のデータから躍度を算出する躍度算出工程と、躍度算出工程で算出した躍度に基づいて、転倒の疑いがある事象か否かを判定する転倒疑い判定工程と、転倒疑い判定工程で転倒の疑いがあると判定した事象について、センサから得られる加速度及び角速度のデータに基づいて、被験者の体幹の鉛直方向の変位を算出する鉛直変位算出工程と、鉛直変位算出工程で算出した被験者の体幹の鉛直方向の変位に基づいて被験者が転倒したか否かを判定する転倒判定工程とを備えている。
本発明に係る転倒判定方法によれば、センサから得られる3軸方向の加速度のデータから算出した躍度に基づいて、転倒の疑いがある事象か否かを判定するようにした。躍度は、歩行や転倒に至らない程度の躓きなどの軽微な衝撃に対しては大きな変化がないが、転倒時に尻餅をついたり、手を付いたりした場合の衝撃に対しては大きな変化が生じる。このため、転倒の疑いがある事象か否かを判定する物理量として躍度を用いることにより、転倒事象をより適切に捕らえることができ、鉛直変位の算出の精度を向上させることができる。
以下、本発明に係る転倒判定方法を具現化した転倒判定装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。
転倒判定装置10は、被験者の転倒を判定する装置であり、この実施形態では、図1に示すように、被験者の身体に取り付ける携帯装置11で構成しており、転倒の疑いが判定された場合に、その情報が携帯電話網やインターネットなどの通信ネットワーク50を介して所定の連絡先に連絡されるように構成している。
携帯装置11は、図1に示すように、加速度センサ21と、角速度センサ22と、A/D変換部23(アンプ)と、内部クロック24と、CPU25(演算部)と、メモリ26(記憶部)と、電源27(充電池)と、躍度算出部28と、転倒疑い判定部29と、鉛直変位算出部30と、転倒判定部31を備えている。
加速度センサ21は、互いに直交する3軸方向の加速度を検知するセンサで構成している。角速度センサ22は、加速度センサ21と同じ3軸に対し、軸周りの角速度を検知するセンサで構成している。この実施形態では、加速度センサ21と、角速度センサ22は、それぞれ電気信号で加速度と角速度を検知し、検知した電気信号をA/D変換部23で、加速度、角速度を示す信号に変換して、メモリ26に記憶させている。
加速度センサ21には、例えば、日立金属株式会社製 H48Aを用い、角速度センサ22には、例えば、株式会社村田製作所製 ENC−03Mを用いるとよい。なお、加速度センサ21と角速度センサ22は、これに限定されない。また、加速度センサ21は重力加速度を検知するものがあり、この場合には、体幹の各軸方向の加速度を得るためには、加速度センサ21で得られた検知量から、重力加速度を割り引いて加速度を求めるとよい。
また、この実施形態では、互いに直交する3軸方向の加速度、及び、3軸周りの角速度を検知するセンサを、上述した加速度センサ21と角速度センサ22で構成し、被験者の体幹に取り付ける携帯装置に内蔵させている。
加速度センサ21と角速度センサ22は、それぞれ個別のセンサを組み合わせた構成にしても良いが、加速度センサ21と角速度センサ22を一体的に構成した、所謂、直交3軸加速度/角速度センサを用いても良い。
携帯装置11は、互いに直交する3軸のセンサが、それぞれ被験者の正面(z)、被験者の体軸(y)、被験者の左右(x)に向くように、例えば、被験者の体幹(例えば、胸部、腹部、腰)に取り付けるとよい。転倒時の鉛直変位を算出するので、被験者が立っている状態から転倒すると仮定すると、センサを取り付けた位置により、胸部>腹部>腰の順でより大きな変位が得られることが期待できる。
内部クロック24は携帯装置11に備え付けられた時計である。メモリ26は、携帯装置11の各種情報を記憶する記憶部として機能するものである。特に重要な機能として、メモリ26は常時、加速度センサ21により測定された加速度、角速度センサ22により測定された角速度、内部クロック24の時刻を関連付けて記憶している。なお、この実施形態では、メモリ26には、これらのデータを所定時間(例えば、1分間)、随時上書きしながら記録するものを用いている。これにより必要なメモリ容量を小さくすることができる。CPU25は、演算手段として機能するものであり、メモリ26へのデータの書き込みデータ処理やデータ送受信など、所定のプログラムに従って携帯装置11の種々の演算処理を行う。また、躍度算出部28、転倒疑い判定部29、鉛直変位算出部30及び転倒判定部31は、それぞれ所定のプログラムに従って、CPU25やメモリ26を機能させ、それぞれの機能を実現させるものである。
躍度算出部28は、躍度算出工程を実行するものであり、加速度センサ21から得られる3軸方向の加速度のデータから、躍度をそれぞれ算出するとよい。躍度は、加速度を時間で微分したものであり、例えば、加速度センサ21から得られる3軸方向の加速度のデータから、それぞれ加速度を時間で微分することにより、各軸方向の躍度をそれぞれ算出するとよい。
躍度は加速度を時間微分したものであり、被験者に生じた加速度の変化の度合いを知ることができる。躍度は、加速度の変化の度合いであるから、図2に示すように、歩行時や歩行時の軽微な躓きに対しては比較的変化が小さく、これらの事象に比べて、被験者が転倒した際には顕著な変化が生じる。従って、躍度に対して適切な閾値を設定することにより、転倒の疑いがある事象を、より的確に捕らえ易い。躍度算出部28で算出された躍度は、メモリ26に記憶される。
転倒疑い判定部29は、転倒疑い判定工程を実行するものであり、躍度算出部28で算出した躍度に基づいて、転倒の疑いがある事象か否かを判定する。この実施形態では、転倒疑いを判定するための閾値を設定する閾値設定部29aを備えている。
閾値設定部29aは、図2に示すように、躍度算出部28で算出した躍度に対して、転倒の疑いを判定するのに適切な閾値qを設定するものである。これにより、躍度算出部28で算出された躍度が閾値設定部29aで設定した閾値qを超えたときに、転倒の疑いありと判定することができる。
このように、躍度に基づいて転倒の疑いがある事象か否かを判定し、転倒の疑いがあると判定した事象について、被験者の体幹の鉛直方向の変位を算出するようにすることにより、加速度に基づいて転倒の疑いがある事象か否かを判定する場合に比べて、鉛直変位算出部の起動回数を少なくすることができ、演算負荷を軽減することができる。
なお、閾値設定部29aに設定した閾値を高くし過ぎると、転倒が生じた事象において、躍度が閾値qを超えない場合が生じる。従って、閾値設定部29aに設定する閾値qは、転倒が生じた事象については、これを検知できるように高くし過ぎない程度に設定するとよい。
次に、鉛直変位算出部30は、鉛直変位算出工程を実行するものであり、センサから得られる加速度及び角速度のデータに基づいて、被験者の体幹の鉛直方向の変位を算出する。この実施形態では、転倒疑い判定部29で転倒の疑いがあると判定した場合に起動し、斯かる事象について、被験者の体幹の鉛直方向の変位を算出するようになっている。鉛直変位の算出は、例えば、加速度センサおよび角速度センサから得られる加速度及び角速度のデータに基づいて、被験者の体幹の鉛直方向の加速度を算出し、かつ、時間で2回積分するとよい。
この実施形態では、鉛直変位算出部30は、最大躍度探索部30aと、最大躍度探索時間設定部30bと、最大躍度時点記憶部30cと、鉛直加速度算出部30dと、転倒所要時間設定部30eと、重積分演算部30fを備えている。
最大躍度探索部30aは、図2に示すように、最大躍度探索工程を実行するものであり、躍度算出部28で算出した躍度が、転倒疑い判定部29の閾値設定部29aに設定された閾値qを超えた時点から、予め定めた最大躍度探索時間ta内で、最大の躍度が記録された最大躍度時点tbを探索するものである。最大躍度時点tbを探索する最大躍度探索時間taは最大躍度探索時間設定部30bで設定する。最大躍度時点tbは、転倒の終了時と仮定される時点であり、以下、斯かる最大躍度時点を説明する。
1回の転倒疑い事象の中では、複数回閾値qを越えるような躍度の変化が観測される場合がある。このような場合に躍度が閾値qを超える度に、転倒の疑いとして判定してもよいが、このようにすると演算が煩雑になる場合があるし、また、その都度、鉛直方向の変位を算出するのは、演算量が多くなる。
本発明者らが実験から得た知見によれば、様々なパターンの転倒事象について躍度の変化を検討したところ、1回の転倒事象の中では、被験者が尻餅をついたり、手を付いたり、受身を取ったりする際に、最も躍度が大きくなることが分かった。例えば、被験者が、転倒のきっかけとなる躓きを生じ、その後、足をもつらせながら数歩進んで転倒した場合には、図2に示すように、最初の躓き後、数回、躍度が顕著に変化するが、被験者が手を付いたり、尻餅をついたりしたときに最も大きな躍度の変化が現れる。このように、他の転倒事象においても、被験者が手を付いたり、尻餅をついたりしたときに最も大きな躍度の変化が現れる。最も大きな躍度が観測された時点(最大躍度時点)は、被験者が転倒した際に、手を付いたり、尻餅をついたりした時点であり、被験者の体幹の鉛直方向の変位に基づいて被験者の転倒を判定する本転倒判定装置10によれば、転倒の終点と仮定することができる。
最大躍度探索時間設定部30bに設定される最大躍度探索時間taは、転倒に必要な時間を想定して設定するとよい。例えば、通常の転倒では、転倒のきっかけとなる躓きを生じてから手を付いたり、尻餅をついたりするまでは、1秒以内の時間で起こるので、本発明者らの知見では、最大躍度探索時間taは0.7秒程度に設定してもよい。ただし、被験者が、転倒のきっかけとなる躓きを生じ、その後、足をもつらせながら数歩進んで転倒するような場合では、転倒のきっかけとなる躓きで、躍度が閾値設定部29aで設定した閾値qを超えた場合には、最大躍度探索時間taを0.7秒程度にすると不十分な場合がある。そこで、斯かる場合を想定して、最大躍度探索時間taを少し長めに設定してもよい。
最大躍度探索部30aは、躍度が転倒疑い判定部29の閾値設定部29aで設定した閾値qを超えたときに起動し、起動してから最大躍度探索時間設定部30bに設定された最大躍度探索時間ta内に記録された躍度のうち、最も大きな躍度(最大躍度)が観測された時点tbを探索する。最大躍度時点記憶部30cは、斯かる最大躍度時点tbを記録する。この実施形態では、上述したように、斯かる最大躍度時点tbを転倒と疑われる動作の終了時刻と仮定する。
次に、鉛直変位算出部30は、鉛直加速度算出部30dにおいて、被験者の体幹に取り付けたセンサで検知された加速度及び角速度に基づいて、被験者の体幹の鉛直加速度Aoを算出する。
鉛直加速度算出部30dは、鉛直加速度算出工程を実行するものであり、被験者の体幹に取り付けたセンサで検知された加速度及び角速度に基づいて、被験者の体幹の鉛直加速度Aoを算出するものであり、この実施形態では、被験者に装着された携帯装置11から受信した3軸方向(x、y、z)の加速度(Ax、Ay、Az)及び角速度(dθ/dt、dψ/dt、dφ/dt)のデータに基づいて、被験者の体幹の鉛直加速度Aoを算出する。
以下に、鉛直加速度Aoを求める演算例を説明する。
なお、図3中、X,Y,Zは絶対座標系であり、zは被験者の正面、yは被験者の体軸、xは被験者の左右のそれぞれの軸方向を示している。絶対座標系O−XYZは、図3のように、t=0における人間の進行方向がX軸の正方向となるように設定する。また、図3中、θはx軸周りの変位角(ピッチ角)を、ψはy軸周りの変位角(ヨー角)を、φはz軸周りの変位角(ロール角)をそれぞれ示している。θ、ψ、φは、それぞれx軸、y軸、z軸周りの角速度を時間積分することにより求めることができる。
なお、メモリ26には、所定時間のセンサ出力履歴を、所定間隔Tでサンプリングして記録するとよい。例えば、7秒間のセンサ出力履歴を、10msの間隔ごとにサンプリングした場合、メモリ23には1回の転倒と疑わしき運動について、それぞれ7秒間を700分割したデータ構造で記録するとよい。時刻はt=kT(k=0,1,・・・,N=699)で規定することができる。メモリ23から抽出された最初の時刻はt=0(k=0)で表される。例えば、上述した最大躍度時点を中心として、その前3秒、および、その後1秒程度の時間をメモリ23から抽出するとよい。
xyz座標軸で時刻t=kT(k=0,1,・・・,N=699)に観測された加速度は順に、Ax[k],Ay[k],Az[k]で表される。Axはx軸方向の加速度を、Ayはy軸方向の加速度を、Azはz軸方向の加速度をそれぞれ示している。また、各軸周りの角速度は同様にdθ/dt[k],dψ/dt[k],dφ/dt[k]で記述される。
また、絶対座標系の各座標軸を軸として正方向回転して得られる新座標軸上で表現されたベクトルを絶対座標で表現するために必要な回転変換行列はそれぞれ数1で与えられる。
Figure 2007151948
また、時刻kTにおけるセンサ座標系のベクトルを絶対座標系で表現するための座標変換行列は数2の漸化式で与えられる。
Figure 2007151948
時刻kTにおけるセンサ座標での加速度ベクトルをAs[k]=[Ax[k],Ay[k],Az[k]],As[k]を絶対座標において表現したベクトルをA[k]=[Ax[k],Ay[k],Az[k]]と記述すれば、数3となる。この数3から鉛直方向加速度Az[k]を算出することができるので、数値積分により鉛直方向変位を算出することが可能となる。
Figure 2007151948
なお、利用するセンサが加速度のDC成分を検出可能である場合、数3により得られた鉛直方向加速度には運動に寄与しない重力加速度が重畳するため、数4により補正を行う必要がある。
Figure 2007151948
この実施形態では、上述した最大躍度時点を、転倒と疑われる動作の終了時刻tbと仮定するので、鉛直加速度の演算は、斯かる最大躍度時点tbの前後それぞれ数秒間の時間帯の加速度及び角速度のデータを用いて、被験者の鉛直方向の加速度を演算するとよい。
次に、鉛直変位算出部30は、最大躍度探索部30aで探索された最大躍度時点tbから、予め定めた転倒所要時間tcを遡った時間について、算出した被験者の体幹の鉛直方向の加速度を、最大躍度時点tbから転倒所要時間tcを遡った時間で2回積分することにより被験者の体幹の鉛直方向の変位を算出する。
転倒所要時間設定部30eは、斯かる転倒所要時間tcを設定するものであり、重積分演算部30fは、算出した被験者の体幹の鉛直方向の加速度を、最大躍度時点tbから転倒所要時間tcを遡った時間で2回積分するものである。
すなわち、被験者の体幹の鉛直変位ΔZは、理論的には被験者の体幹の鉛直加速度を2回時間積分することにより求めることができ、ΔZ=∫∫(Ao)dtをt=0〜tbで2回時間積分することにより求めることができる。すなわち、鉛直変位ΔZは、例えば、鉛直変位ΔZ=∫(鉛直速度)dt=∫(∫(鉛直加速度)dt)dtの式で求めることができる。
この実施形態では、最大躍度探索部30aで探索された最大躍度時点tbを転倒終了時刻tbと仮定し、斯かる転倒終了時刻tbから、転倒所要時間設定部30eに予め設定した転倒所要時間tcを遡った時間について、算出した被験者の体幹の鉛直方向の加速度を、最大躍度時点tbから転倒所要時間tcを遡った時間で2回積分することにより被験者の体幹の鉛直方向の変位を算出する。
なお、転倒時の被験者の鉛直変位ΔZ(t)は、図4に示すグラフのようなパターンになると想定されている。この際、鉛直変位ΔZの計算を容易にするために、図5に示すように、鉛直加速度Ao(t)について時間軸を逆転させた時間軸τ(τ=tc−t)をとり、Ao(τ)を2回、時間積分して算出してもよい。
転倒判定部31は、転倒判定工程を実行するものであり、鉛直変位算出部30で算出した被験者の体幹の鉛直方向の変位に基づいて被験者の転倒を判定する。この実施形態では、図1に示すように、閾値設定部31aを設け、図6に示すように、予め鉛直変位ΔZに対して閾値rを設定し、鉛直変位ΔZが所定の閾値rよりも大きいか否かを判定して行う。なお、閾値rは、被験者の身長や、センサを取り付ける被験者の体幹の位置(例えば、胸部、腹部、腰)などを考慮して適切な値に設定するとよい。
この転倒判定装置10は、被験者の体幹の鉛直変位ΔZに基づいて、被験者の転倒を判定するので、転倒時に手をついたり、しりもちをついたりして衝撃が緩和された場合でも転倒の疑いがある場合を確実に検知することができる。また、高齢者が起き上がったり、寝転んだりして加速度センサが反応した場合でも、躍度に基づいて、鉛直変位算出部30が起動するようになっているので、転倒を伴わないような躍度が小さい動作では軌道せず、それが転倒によるものか否かを精度よく判定することができる。これにより、誤判定を減少させ、より正確な判定が可能になる。
なお、転倒判定部31は、体幹の鉛直変位ΔZで被験者の転倒を判定するだけでなく、例えば、転倒の前後における体幹に対する重力加速度の向きの変化や、ピッチ角やヨー角の変位や、転倒の始めから転倒の終わりまでの時間(tb)などの他の指標も併せて考慮して被験者の転倒を判定することにより、転倒判定の確実性をさらに向上させることができる。
転倒の前後において体幹に対する重力加速度の向きの変化は、携帯装置11に重力加速度の方向を検知できる機能を備えたセンサを装備して検知すればよい。例えば、加速度センサ21は、重力加速度を検知することができるので、携帯装置11に取り付けた3軸加速度センサを総合的に勘案すれば、重力加速度を算出することができる。転倒の前後での重力加速度の向きに変化があるか否かを判定することにより、転倒判定の確実性を補うことができる。具体的には、t=0のときと、t=tbのときで重力加速度を検知する軸に、一定以上の変化があるか否かを判定するとよい。これにより、例えば、転倒後にうつぶせや仰向けの姿勢になっていれば、体幹に対する重力加速度の向きが変化するので、これを利用して、転倒判定の確実性を補うことができる。
また、角速度センサを時間積分して、t=0〜tbの時間のピッチ角やヨー角の変位を見ることにより、判定の確実性を補うようにしてもよい。また、転倒の始めから転倒の終わりまでの時間(tb)が小さければ小さいほど、短時間で鉛直変位が生じたことになるので、被験者が転倒したのか被験者が意図的に姿勢を変えたのかを判定する指標になる。
ピッチ角θやヨー角φの変位、転倒の始めから転倒の終わりまでの時間(tb)の判定は、これらに対して閾値を設定して、これらの指標を合わせて被験者の転倒の判定に用いてもよい。
また、転倒と判定された後の加速度センサのデータや、ピッチ角やヨー角の変位を考慮すれば、転倒後の被験者の姿勢や、体動可能な状態であるかなど、被験者の怪我の状況などを把握する判断材料を得ることができる。
この転倒判定装置10は、上述の転倒判定処理により、被験者が転倒したと判定した場合には、被験者が転倒したと判断した場合に連絡するメモリに記憶された所定の連絡先に、被験者が転倒したと判定された旨を連絡するようになっている。
この実施形態では、斯かる通信手段として、GPSモジュール41と、位置検出部42と、変復調回路43と、微弱無線モジュール44と、通信部45とを備えている。また、
GPSモジュール41は、GPS衛星から受信した信号に基づいて現在位置の測位を行う衛星測位装置である。位置検出部42は、GPSモジュール41で受けた衛星測位信号に基づいて、携帯装置11の位置を検出するものである。変復調回路43は、電波信号を増幅させるものである。
微弱無線モジュール44は、所定の微弱電波を受信するものである。この実施形態では、斯かる微弱無線モジュール44により、所定の微弱電波を受信しているときは、GPSモジュール41が起動しないようにしている。すなわち、GPSモジュール41は、電力消費が大きいため、常時、GPSモジュール41が起動するようにすると、携帯装置11の連続使用時間が短くなる。また、被験者が、自宅などの所定の場所にいる間は、GPSモジュール41を起動させる必要もない。従って、例えば、自宅などの所定の場所に微弱電波発信機を設置し、斯かる微弱無線モジュール44で微弱電波発信機が発する電波を受信している間は、GPSモジュール41の起動を制限するとよい。これにより、GPSモジュール41の起動時間を必要な時間だけに短縮できるから、携帯装置11の連続使用時間を向上させることができる。また、自宅などに設置する微弱電波発信機としては、専用の発信機を設置してもよいし、例えば、家庭用の電話機に付属した、無線装置の電波を利用してもよい。
通信部45は、通信を行う機能を奏する部位であり、例えば、携帯電話通信網を利用して通信を行うものを用いるとよい。斯かる通信装置を用いることにより、携帯電話通信網やインターネット等のネットワーク50を介して、所定の連絡先の携帯電話51に所要の情報を発信したり、所定のサーバーコンピュータ52に所要の情報を発信したり、さらに、斯かるサーバーコンピュータ52から所定の連絡先コンピュータ53に所定のメールを送信したりすることができる。発信される情報には、転倒判定の結果およびGPSモジュール41および位置検出部42で検出した位置情報を付加すると良い。
この転倒判定装置10によれば、転倒疑い判定部29が、センサから得られる3軸方向の加速度のデータから算出した各軸方向の躍度に基づいて、転倒の疑いがある事象か否かを判定するようにした。躍度は、歩行や転倒に至らない程度の躓きなどの軽微な衝撃に対しては大きな変化がないが、転倒時に尻餅をついたり、手を付いたりした場合の衝撃に対しては大きな変化が生じる。このため、転倒の疑いがある事象か否かを判定する物理量として躍度を用いることにより、転倒事象をより適切に捕らえることができる。そして、加速度を用いて転倒の疑いを判定する場合に比べて、鉛直変位算出部30の起動回数が少なくなり、演算負荷を小さく抑えることができる。
またこの実施形態では、転倒疑い判定部29は、躍度算出部28で算出した躍度が、閾値設定部29aで設定した閾値qを超えた時点から、予め定めた最大躍度探索時間ta内で、最大の躍度が記録された最大躍度時点tbを探索する最大躍度探索部30aを備えている。そして、鉛直変位算出部30は、最大躍度探索部30aで探索された最大躍度時点tbを基準に、被験者の体幹の鉛直方向の変位ΔZを算出するようにした。さらにこの実施形態では、鉛直変位算出部30は、最大躍度探索部30aで探索された最大躍度時点tbから、予め定めた転倒所要時間tcを遡った時間について、センサから得られる加速度及び角速度のデータに基づいて、被験者の体幹の鉛直方向の加速度を算出し、かつ、算出した被験者の体幹の鉛直方向の加速度を、最大躍度時点tbから転倒所要時間tcを遡った時間で2回積分することにより被験者の体幹の鉛直方向の変位を算出するようにしたので、被験者の体幹の鉛直方向の変位ΔZをより精度良く算出することができ、より精度のよい判定が行える。
以上、本発明の一実施形態に係る転倒判定装置を図面に基づいて説明したが、本発明の転倒判定装置は上記の実施形態に限定されない。
例えば、転倒判定装置の加速度センサや角速度センサは、例えば、ベルトのバッグルなどに装備させることも可能である。
また、本発明に係る転倒判定装置は、人型のロボットなどの転倒判定にも適用することができ、被験者には、人間だけでなく、人型のロボットが含まれる。
本発明の一実施形態に係る転倒判定装置の構成例を示す図。 躍度の時間変化の一例を示す図である。 加速度センサを取り付ける軸方向を示す図。 鉛直変位ΔZと時間軸tとの関係を示す図。 被験者の体幹の鉛直加速度Aoと時間軸τとの関係を示す図。 鉛直変位ΔZに基づく転倒判定処理を示す図。
符号の説明
10 転倒判定装置
11 携帯装置
21 加速度センサ
22 角速度センサ
23 メモリ
23 変換部
24 内部クロック
26 メモリ
27 電源
28 躍度算出部
29 判定部
29a 閾値設定部
30a 最大躍度探索部
30c 最大躍度時点記憶部
30b 最大躍度探索時間設定部
30e 転倒所要時間設定部
30f 重積分演算部
30d 鉛直加速度算出部
30 鉛直変位算出部
31 転倒判定部
31a 閾値設定部
41 モジュール
42 位置検出部
43 変復調回路
44 微弱無線モジュール
45 通信部
50 ネットワーク
51 携帯電話
52 サーバーコンピュータ
53 連絡先コンピュータ
ta 最大躍度探索時間
tb 最大躍度時点(転倒終了時刻)
tc 転倒所要時間

Claims (7)

  1. 被験者の体幹に取り付けた、互いに直交する3軸方向の加速度、及び、前記3軸周りの角速度を検知するセンサから得られる3軸方向の加速度のデータから躍度を算出する躍度算出工程と、
    前記躍度算出工程で算出した躍度に基づいて、転倒の疑いがある事象か否かを判定する転倒疑い判定工程と、
    前記転倒疑い判定工程で転倒の疑いがあると判定した事象について、前記センサから得られる加速度及び角速度のデータに基づいて、被験者の体幹の鉛直方向の変位を算出する鉛直変位算出工程と、
    前記鉛直変位算出工程で算出した被験者の体幹の鉛直方向の変位に基づいて被験者が転倒したか否かを判定する転倒判定工程とを備えたことを特徴とする転倒判定方法。
  2. 前記転倒疑い判定工程は、躍度算出工程で算出した躍度が予め設定した閾値を超えた時点から、予め定めた最大躍度探索時間内で、最大の躍度が記録された最大躍度時点を探索する最大躍度探索工程を備え、
    前記鉛直変位算出工程は、前記最大躍度探索工程で探索された最大躍度時点を基準に、被験者の体幹の鉛直方向の変位を算出することを特徴とする請求項1に記載の転倒判定方法。
  3. 前記鉛直変位算出工程は、前記最大躍度探索工程で探索された最大躍度時点から、予め定めた転倒所要時間を遡った時間について、前記センサから得られる加速度及び角速度のデータに基づいて、被験者の体幹の鉛直方向の加速度を算出し、かつ、算出した被験者の体幹の鉛直方向の加速度を、前記最大躍度時点から転倒所要時間を遡った時間で2回積分することにより被験者の体幹の鉛直方向の変位を算出するものであることを特徴とする請求項2に記載の転倒判定方法。
  4. 被験者の体幹に取り付けた、互いに直交する3軸方向の加速度、及び、前記3軸周りの角速度を検知するセンサと、
    前記センサから得られる3軸方向の加速度のデータから躍度を算出する躍度算出部と、
    前記躍度算出部で算出した躍度に基づいて、転倒の疑いがある事象か否かを判定する転倒疑い判定部と、
    前記センサから得られる加速度及び角速度のデータに基づいて、被験者の体幹の鉛直方向の変位を算出する鉛直変位算出部と、
    前記鉛直変位算出部で算出した被験者の体幹の鉛直方向の変位に基づいて被験者の転倒を判定する転倒判定部とを備え、
    前記転倒疑い判定部で転倒の疑いがあると判定した事象について、前記鉛直変位算出部で被験者の体幹の鉛直方向の変位を算出し、前記転倒判定部で被験者が転倒したか否かを判定することを特徴とする転倒判定装置。
  5. 前記転倒疑い判定部は、躍度算出部で算出した躍度に対して、転倒の疑いを判定するのに適切な閾値を設定する閾値設定部を備えていることを特徴とする請求項4に記載の転倒判定装置。
  6. 前記転倒疑い判定部は、躍度算出部で算出した躍度が、前記閾値設定部で設定した閾値を超えた時点から、予め定めた最大躍度探索時間内で、最大の躍度が記録された最大躍度時点を探索する最大躍度探索部を備え、
    前記鉛直変位算出部は、最大躍度探索部で探索された最大躍度時点を基準に、被験者の体幹の鉛直方向の変位を算出することを特徴とする請求項5に記載の転倒判定装置。
  7. 前記鉛直変位算出部は、前記最大躍度探索部で探索された最大躍度時点から、予め定めた転倒所要時間を遡った時間について、前記センサから得られる加速度及び角速度のデータに基づいて、被験者の体幹の鉛直方向の加速度を算出し、かつ、算出した被験者の体幹の鉛直方向の加速度を、前記最大躍度時点から転倒所要時間を遡った時間で2回積分することにより被験者の体幹の鉛直方向の変位を算出するものであることを特徴とする請求項6に記載の転倒判定装置。
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