JP2007150786A - 送受信システム、情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム - Google Patents

送受信システム、情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のファイルのデータの編集結果を、1つのファイルとして取得する取得側のコストを削減する。
【解決手段】読出部173は、エディットリストに基づいて、そのエディットリストで参照されるクリップのファイル(C0001乃至C0003)を読み出す。分割部174は、そのクリップのデータから編集区間を抽出し、合成部176は、その編集区間を合成する。付加部179は、合成された編集区間から、1つのファイルを編集結果として作成する。送信部180は、その作成された編集結果を送信する。本発明は、例えば、カムコーダに適用することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、送受信システム、情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラムに関し、特に、複数のファイルのデータの編集結果を、1つのファイルとして取得する取得側のコストを削減することができるようにした送受信システム、情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラムに関する。
近年、撮影や録音により得られた画像データや音声データ等の素材データを、DVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体に記録するカムコーダ(登録商標)が普及している。このカムコーダには、素材データを編集することが可能となっているものがある。
例えば、カムコーダは、ユーザの編集の操作に基づいて、1つのファイルの素材データにマークインやマークアウトの情報を付加することにより、素材データを編集する。このようにして得られた編集後の素材データが、サーバ等の他の装置に送信される場合、他の装置は、編集後の素材データに付加されているマークインやマークアウトの情報に基づいて素材データを再生し、これにより、編集後の素材データに対応する画像や音声が出力される(例えば、特許文献1参照)。
また、カムコーダが、複数のファイルの編集結果である素材データを、その素材データを利用する素材利用装置に提供する場合の処理について、図1を参照して説明する。
図1のカムコーダは、素材利用装置とネットワークを介して接続されている。なお、図1の素材利用装置は、ユーザの編集の操作に基づいて、編集後の素材データ(編集結果)に関する情報であるエディットリストを作成し、記憶しているものとする。
ステップS11において、素材利用装置は、ユーザからの指令に応じて、記憶しているエディットリストを解釈し、ステップS12に進む。ステップS12において、素材利用装置は、エディットリストに基づいて、ファイル#1の素材データの編集区間(編集結果を構成するファイル#1の素材データ)を、ネットワークを介してカムコーダに要求する。なお、ファイル#i(i=1,2,・・・)とは、編集結果を構成するi番目のファイルを表す。
ステップS31において、カムコーダは、ファイル#1の編集区間の要求を受け付け、ステップS32に進む。ステップS32において、カムコーダは、ファイル#1の編集区間を記録媒体から読み出し、ネットワークを介して素材利用装置に送信し、ステップS33に進む。
ステップS12の処理後は、ステップS13に進み、素材利用装置は、ファイル#1の編集区間をカムコーダから受信し、ステップS14に進む。ステップS14において、素材利用装置は、エディットリストに基づいて、ファイル#2の編集区間をカムコーダに要求し、ステップS15に進む。
ステップS33において、カムコーダは、ファイル#2の編集区間の要求を受け付け、ステップS34に進む。ステップS34において、カムコーダは、ファイル#2の編集区間を記録媒体から読み出し、素材利用装置に送信する。
ステップS15において、素材利用装置は、ファイル#2の編集区間をカムコーダから受信する。以降、同様の処理が繰り返され、編集結果を構成するすべてのファイルであるファイル#1乃至ファイル#Nのうち、ファイル#1乃至ファイル#N−1の編集区間が、カムコーダから素材利用装置に送信される。
その後、ステップS16に進み、素材利用装置は、ファイル#Nの編集区間をカムコーダに要求し、ステップS17に進む。
ステップS35において、カムコーダは、ファイル#Nの編集区間の要求を受け付け、ステップS36に進む。ステップS36において、カムコーダは、ファイル#Nの編集区間を記録媒体から読み出して素材利用装置に送信し、処理を終了する。
ステップS17において、素材利用装置は、ファイル#Nの編集区間を受信し、ステップS18に進む。ステップS18において、素材利用装置は、カムコーダから受信したファイル#1乃至#Nの編集区間を接続し(繋ぎ合わせ)、1つのファイルを編集結果のファイルとして取得する。
特開2003−150494号公報(第15−16ページ)
しかしながら、図1に示した処理では、素材利用装置が、エディットリストを解釈し、そのエディットリストに基づいて、編集結果を構成する複数のファイルの編集区間をカムコーダから読み出し、その編集区間を繋ぎ合わせるという複雑な処理を行う必要がある。
従って、その複雑な処理を行う機能を備えた専用機器や、その機能に対応するソフトウエアがダウンロードされたパーソナルコンピュータを素材利用装置として用いる必要があり、汎用のパーソナルコンピュータ等を素材利用装置として用いる場合に比べて、素材利用装置のコストが高くなる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、複数のファイルのデータの編集結果を、1つのファイルとして取得する取得側のコストを削減することができるようにするものである。
本発明の第1の側面の送受信システムは、複数のファイルのデータを編集した結果得られる編集結果を送信する送信装置と、前記送信装置から送信されてくる編集結果を受信する受信装置とを備える送受信システムにおいて、前記送信装置は、複数の前記ファイルと、前記編集結果に関する情報である編集情報とを記憶する記憶手段と、前記記憶手段から前記編集情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得される編集情報に基づいて、前記ファイルのデータを読み出す読出手段と、前記読出手段により読み出されたデータから、1つのファイルを編集結果として作成する作成手段と、前記作成手段により作成された編集結果を前記受信装置に送信する送信手段とを備え、前記受信装置は、前記編集結果送信手段により送信されてくる編集結果を受信する受信手段を備える。
本発明の第2の側面の情報処理装置は、複数のファイルと、複数の前記ファイルのデータを編集した結果得られる編集結果に関する情報である編集情報とを記憶する記憶手段と、前記記憶手段から前記編集情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得される編集情報に基づいて、前記ファイルのデータを読み出す読出手段と、前記読出手段により読み出されたデータから、1つのファイルを編集結果として作成する作成手段と、前記作成手段により作成された編集結果を送信する送信手段とを備える。
前記作成手段は、前記読出手段により読み出されたデータをデコードするデコード手段と、前記デコード手段によりデコードされた複数のデータを接続する接続手段と、前記接続手段により接続されたデータをエンコードするエンコード手段と前記エンコード手段によりエンコードされたデータをボディに配置し、そのボディにヘッダとフッタを付加することにより、前記編集結果を作成する付加手段とを設けることができる。
前記取得手段は、他の情報処理装置からの要求に応じて、前記記憶手段から前記編集情報を取得し、前記送信手段は、前記他の情報処理装置に、前記要求に対応する編集結果を送信することができる。
本発明の第2の側面の情報処理方法は、複数のファイルと、複数の前記ファイルのデータを編集した結果得られる編集結果に関する情報である編集情報とを記憶する記憶手段を備える情報処理装置の情報処理方法において、前記記憶手段から前記編集情報を取得し、その取得される編集情報に基づいて、前記ファイルのデータを読み出し、その読み出されたデータから、1つのファイルを編集結果として作成し、その作成された編集結果を送信するステップを含む。
本発明の第2の側面のプログラムは、複数のファイルと、複数の前記ファイルのデータを編集した結果得られる編集結果に関する情報である編集情報とを記憶する記憶手段を備える情報処理装置を制御するコンピュータに行わせるプログラムにおいて、前記記憶手段から前記編集情報を取得し、その取得される編集情報に基づいて、前記ファイルのデータを読み出し、その読み出されたデータから、1つのファイルを編集結果として作成し、その作成された編集結果を送信するステップを含む。
本発明の第1の側面においては、複数の前記ファイルと、前記編集結果に関する情報である編集情報とを記憶する記憶手段から前記編集情報が取得され、その取得される編集情報に基づいて、前記ファイルのデータが読み出され、その読み出されたデータから、1つのファイルが編集結果として作成され、その作成された編集結果が前記受信装置に送信される。そして、送信されてくる編集結果が受信される。
本発明の第2の側面においては、複数のファイルと、複数の前記ファイルのデータを編集した結果得られる編集結果に関する情報である編集情報とを記憶する記憶手段から前記編集情報が取得され、その取得される編集情報に基づいて、前記ファイルのデータが読み出され、その読み出されたデータから、1つのファイルが編集結果として作成され、その作成された編集結果が送信される。
以上のように、本発明によれば、複数のファイルのデータの編集結果を、1つのファイルとして容易に作成することができる。
また、本発明によれば、複数のファイルのデータの編集結果を、1つのファイルとして取得する取得側のコストを削減することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の第1の側面の送受信システムは、
複数のファイルのデータを編集した結果得られる編集結果を送信する送信装置(例えば、図2のカムコーダ21)と、前記送信装置から送信されてくる編集結果を受信する受信装置(例えば、図2の素材利用装置29)とを備える送受信システム(例えば、図2のネットワークシステム1)において、
前記送信装置は、
複数の前記ファイルと、前記編集結果に関する情報である編集情報(例えば、エディットリスト)とを記憶する記憶手段(例えば、図2のリムーバブルメディア33)と、
前記記憶手段から前記編集情報を取得する取得手段(例えば、図4の取得部172)と、
前記取得手段により取得される編集情報に基づいて、前記ファイルのデータを読み出す読出手段と(例えば、図4の読出部173)、
前記読出手段により読み出されたデータから、1つのファイルを編集結果として作成する作成手段(例えば、図4の付加部179)と、
前記作成手段により作成された編集結果を前記受信装置に送信する送信手段(例えば、図7の送信部180)と
を備え、
前記受信装置は、
前記編集結果送信手段により送信されてくる編集結果を受信する受信手段(例えば、図5の通信部209)
を備える。
本発明の第2の側面の情報処理装置は、
複数のファイルと、複数の前記ファイルのデータを編集した結果得られる編集結果に関する情報である編集情報(例えば、エディットリスト)とを記憶する記憶手段(例えば、図2のリムーバブルメディア33)と、
前記記憶手段から前記編集情報を取得する取得手段(例えば、図4の取得部172)と、
前記取得手段により取得される編集情報に基づいて、前記ファイルのデータを読み出す読出手段(例えば、図4の読出部173)と、
前記読出手段により読み出されたデータから、1つのファイルを編集結果として作成する作成手段(例えば、図4の付加部179)と、
前記作成手段により作成された編集結果を送信する送信手段(例えば、図7の送信部180)と
を備える。
本発明の第2の側面の情報処理装置は、
前記作成手段は、
前記読出手段により読み出されたデータをデコードするデコード手段(例えば、図4のデコーダ175)と、
前記デコード手段によりデコードされた複数のデータを接続する接続手段(例えば、図4の合成部176)と、
前記接続手段により接続されたデータをエンコードするエンコード手段(例えば、図4のエンコーダ178)と
前記エンコード手段によりエンコードされたデータをボディに配置し、そのボディにヘッダとフッタを付加することにより、前記編集結果を作成する付加手段(例えば、図4の付加部179)と
を備える。
本発明の第2の側面の情報処理装置は、
前記取得手段は、他の情報処理装置からの要求に応じて、前記記憶手段から前記編集情報を取得し(例えば、図11のステップS91の処理)、
前記送信手段は、前記他の情報処理装置に、前記要求に対応する編集結果を送信する(例えば、図10のステップS75の処理)。
本発明の第2の側面の情報処理方法は、
複数のファイルと、複数の前記ファイルのデータを編集した結果得られる編集結果に関する情報である編集情報(例えば、エディットリスト)とを記憶する記憶手段(例えば、図2のリムーバブルメディア33)を備える情報処理装置の情報処理方法において、
前記記憶手段から前記編集情報を取得し(例えば、図11のステップS91)、
その取得される編集情報に基づいて、前記ファイルのデータを読み出し(例えば、図11のステップS94)、
その読み出されたデータから、1つのファイルを編集結果として作成し(例えば、図11のステップS100)、
その作成された編集結果を送信する(例えば、図10のステップS75)
ステップを含む。
本発明の第2の側面のプログラムは、
複数のファイルと、複数の前記ファイルのデータを編集した結果得られる編集結果に関する情報である編集情報(例えば、エディットリスト)とを記憶する記憶手段(例えば、図2のリムーバブルメディア33)を備える情報処理装置を制御するコンピュータに行わせるプログラムにおいて、
前記記憶手段から前記編集情報を取得し(例えば、図11のステップS91)、
その取得される編集情報に基づいて、前記ファイルのデータを読み出し(例えば、図11のステップS94)、
その読み出されたデータから、1つのファイルを編集結果として作成し(例えば、図11のステップS100)、
その作成された編集結果を送信する(例えば、図10のステップS75)
ステップを含む。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図2は、本発明を適用したネットワークシステム1の構成例を表している。
図2のネットワークシステム1は、例えば、テレビジョン番組等の制作に用いられる番組制作支援システムである。テレビジョン番組の制作の工程は、基本的に、企画(構成)、収録、編集(制作)に分類される。企画(構成)は、テレビジョン番組の制作全体を統括する工程であり、制作するテレビジョン番組の企画および構想を行って、テレビジョン番組のシナリオ(筋書き)を作成する工程である。
収録は、例えば、制作指示やシナリオにしたがって、制作現場で実際に収録を行う工程であり、テレビジョン番組を構成する各場面の画像データや音声データ等の素材データを取得するとともに、撮影(音声の取得も含む)状況を収録する工程である。編集(制作)は、制作指示やシナリオ等に基づいて、収録により得られた素材データを編集したり、収録により得られた素材データ、または編集後の素材データ(編集結果)に、収録で得ていない他の情報(CG/SI(Computer Graphics/SuperImpose)、ナレーション、または資料映像や音楽等)を付加したりして、テレビジョン番組として完成されたデータ(素材データ)であるカンパケを作成する。
図2のネットワークシステム1は、このような各工程における作業を支援する番組制作支援システムである。ネットワークシステム1は、カムコーダ21と22、アクセスポイント23と24、サーバ25と26、ファイアウォール27、素材サーバ28、素材利用装置29、カンパケサーバ30、ネットワーク31、およびイントラネット32から構成される。
カムコーダ21と22は、テレビジョン番組であるニュース番組の収録や、スポーツ等の試合の模様、映画などの撮影(音声の取得も含む)に使用される装置である。カムコーダ21と22は、被写体を撮影して得られた素材データ等を、例えば磁気ディスク、DVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスク、光磁気ディスク、メモリカード、着脱式ハードディスクドライブなどのリムーバブルメディア33または素材メモリ(後述する図3)に記録する。また、カムコーダ21と22は、無線を介してアクセスポイント23または24と接続し、アクセスポイント23と24と接続されるインターネットなどのネットワーク31を介して素材データを他の装置(素材利用装置29等)に送信する。
また、カムコーダ21と22は、自分自身に装着されたリムーバブルメディア33から素材データを再生して、他の装置に送信する。さらに、カムコーダ21と22は、ユーザの入力に基づいて、収録に関する情報等のように、例えば後段の編集処理時に有用となる情報等を生成し、カムコーダ21と22において得られた素材データにメタデータとして関連付ける。
カムコーダ21と22には、アクセスポイント23または24とネットワーク31を介してサーバ25と26が接続されている。サーバ25と26には、カムコーダ21と22により取得された素材データが、必要に応じて供給されて記録される。
イントラネット32は、ファイアウォール27を介してネットワーク31と接続されており、ファイアウォール27は、ネットワーク31からイントラネット32への不正なアクセスを禁止する。
イントラネット32にはまた、素材サーバ28、素材利用装置29、およびカンパケサーバ30が接続されている。
素材サーバ28は、素材利用装置29からイントラネット32を介して供給される素材データを蓄積する。素材利用装置29は、カムコーダ21と22から、アクセスポイント23または24、ネットワーク31、ファイアウォール27、およびイントラネット32を介して送信されてくる(アップロードされる)素材データを記録する。また、素材利用装置29は、記録している素材データを素材サーバ28に供給する。
さらに、素材利用装置29は、自分自身が記憶している素材データまたは素材サーバ28に蓄積されている素材データを読み出し、カンパケを作成する。そして、素材利用装置29は、そのカンパケをイントラネット32を介してカンパケサーバ30に供給する。カンパケサーバ30は、素材利用装置29から供給されるカンパケを蓄積する。
なお、以下では、カムコーダ21と22を区別する必要がない場合、それらをまとめてカムコーダ21という。また、アクセスポイント23と24を区別する必要がない場合、それらをまとめてアクセスポイント23という。
図3は、図2のカムコーダ21のハードウエア構成例を示すブロック図である。
図3のカムコーダ21は、カメラブロック51、レコーダブロック52、通信ブロック53、電源ブロック54、マイクロフォン55、およびスピーカ56から構成される。
カメラブロック51は、レンズ部71、撮影部72、ビデオプロセッサ73、ビデオ符号化部74、ビデオI/F(Interface)75、ビデオプロセッサI/F76、カメラコントローラ77、カメラコントローラI/F78、ビューファインダI/F79、ビューファインダ80、操作部81、操作部I/F82、マイコン(マイクロコンピュータ)83、レコーダI/F84、およびバス85から構成され、被写体を撮影し、その結果得られる画像データ(ビデオデータ)をレコーダブロック52に供給する。
撮影部72は、例えばCCD(Charge Coupled Device)などから構成され、被写体からの光をレンズ部71を介して取得することにより、被写体を撮影する。撮影部72は、撮影の結果得られるアナログ信号である画像信号をビデオプロセッサ73に供給する。ビデオプロセッサ73は、撮影部72からの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換、画像を調整するための処理などを行う。ビデオプロセッサ73は、その結果得られるデジタルデータである画像データを、ビデオ符号化部74またはビデオプロセッサI/F76に供給する。
ビデオ符号化部74は、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)2方式で、ビデオプロセッサ73からの画像データを圧縮符号化し、その結果得られる画像データをビデオI/F75に供給する。
ビデオI/F75、ビデオプロセッサI/F76、カメラコントローラI/F78、ビューファインダI/F79、操作部I/F82、マイコン83、およびレコーダI/F84は、バス85を介して相互に接続されている。
ビデオI/F75は、ビデオ符号化部74からの画像データを、バス85を介してレコーダI/F84に供給する。ビデオプロセッサI/F76は、ビデオプロセッサ73からの画像データを、バス85を介してビューファインダI/F79に供給する。
カメラコントローラ77は、カメラコントローラI/F78から供給される制御信号に基づいて、撮影部72を制御することにより、絞りやズームの制御を行う。カメラコントローラI/F78は、マイコン83からバス85を介して供給される制御信号を、カメラコントローラ77に供給する。
ビューファインダI/F79は、ビデオプロセッサI/F76またはレコーダI/F84から供給される画像データ、あるいはレコーダI/F84から供給される各種のメタデータを、ビューファインダ80に供給する。ビューファインダ80は、ビューファインダI/F79からの画像データやメタデータに対応する画像を表示する。
操作部81は、ユーザからのカメラブロック51に対する操作(例えば、撮影の指令など)を受け付け、その操作を表すカメラ操作信号を操作部I/F82に供給する。操作部I/F82は、操作部81から供給されるカメラ操作信号を、バス85を介してマイコン83に供給する。
マイコン83は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)から構成される。マイコン83のCPUは、ROMに記憶されるプログラムを実行することにより、操作部81からのカメラ操作信号に基づいて、カメラブロック51の各部を制御する。例えば、CPUは、バス85とカメラコントローラI/F78を介して、カメラコントローラ77に制御信号を供給し、絞りやズームの制御を行う。
なお、マイコン83のRAMには、CPUが実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。レコーダI/F84は、レコーダブロック52とデータをやり取りする。例えば、レコーダI/F84は、レコーダブロック52のカメラI/F109から供給される画像データまたはメタデータを、バス85を介してビューファインダI/F79に供給する。また、レコーダI/F84は、ビデオI/F75から供給される画像データをレコーダブロック52に供給する。
レコーダブロック52は、オーディオプロセッサ100、オーディオ符号化部101、オーディオI/F102、オーディオプロセッサI/F103、スピーカI/F104、オーディオ復号部105、マイコン106、素材メモリI/F107、素材メモリ108、カメラI/F109、LCD(Liquid Crystal Display)I/F110、ビデオ復号部111、LCD112、メディアI/F113、通信ブロックI/F114、およびバス115から構成され、カメラブロック51で取得される画像データ、マイクロフォン55で取得されるアナログ信号である音声信号に対応する音声データなどの素材データを記録する。
オーディオプロセッサ100は、マイクロフォン55から供給される音声信号に対して、A/D変換、音声を調整するための処理などを行う。オーディオプロセッサ100は、その結果得られるデジタルデータである音声データ(オーディオデータ)を、オーディオ符号化部101とオーディオプロセッサI/F103に供給する。オーディオ符号化部101は、オーディオプロセッサ100からの音声データを、例えばリニアPCM(Pulse Code Modulation)形式に対応する方式で圧縮符号化し、その結果得られる音声データをオーディオI/F102に供給する。
オーディオI/F102、オーディオプロセッサI/F103、スピーカI/F104、マイコン106、素材メモリI/F107、カメラI/F109、LCDI/F110、メディアI/F113、および通信ブロックI/F114は、バス115を介して相互に接続されている。
オーディオI/F102は、オーディオ符号化部101からの音声データを、バス115を介して素材メモリ108またはメディアI/F113に供給する。オーディオプロセッサI/F103は、オーディオプロセッサ100からの音声データをそのまま、バス115を介してスピーカI/F104に供給する。
スピーカI/F104は、オーディオプロセッサI/F103、素材メモリI/F107、またはメディアI/F113から供給される音声データを、オーディオ復号部105に供給する。オーディオ復号部105は、必要に応じて音声データを復号する。オーディオ復号部105は、その結果得られる音声データをスピーカ56に供給し、その音声データに対応する音声をスピーカ56から出力させる。
マイコン106は、例えば、CPU,ROM、およびRAMから構成される。マイコン106のCPUは、ROMに記憶されるプログラムを実行することにより、通信ブロックI/F114から供給される、ユーザによる操作部131の操作を表す通信操作信号に基づいて、レコーダブロック52の各部を制御する。
例えば、マイコン106のCPUは、メディアI/F113などから供給される、収録に関する情報や各種の設定値などに基づいて、素材データのメタデータ(後述するノンリアルタイムメタデータ)を作成する。
また、マイコン106のCPUは、リムーバブルメディア33に記録されているデータ全体に対するメタデータであるディスクメタデータなどを作成する。さらに、マイコン106のCPUは、カメラI/F109から供給される画像データに基づいて、その画像データに比べて解像度の低いプロキシ画像データを作成する。
さらに、マイコン106のCPUは、素材メモリ108とリムーバブルメディア33に対する記録または再生を制御する。
なお、マイコン106は、必要に応じて、素材メモリ108またはリムーバブルメディア33に対する記録と再生を同時に行う。このとき、マイコン106では、いま素材メモリ108またはリムーバブルメディア33に記録されているファイルのうちの記録済みのデータを再生することが可能である。
また、マイコン106のCPUは、各種の画面を表示させるための画像データを作成し、LCDI/F110に供給する。さらに、マイコン106のCPUは、素材メモリ108またはリムーバブルメディア33に記録されるエディットリストに基づいて、編集結果を作成し、通信ブロックI/F114に供給する。また、マイコン106のRAMには、CPUが実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。
素材メモリI/F107は、例えば素材メモリ108に対して高速にアクセスを行い、素材メモリ108に対するデータの記録または再生を行う。
例えば、素材メモリI/F107は、マイコン106の制御により、素材データを素材メモリ108に供給し、ファイルとして記憶させる。また、素材メモリI/F107は、マイコン106の制御により、プロキシ画像データを素材メモリ108に供給し、ファイルとして記憶させる。さらに、素材メモリI/F107は、マイコン106の制御により、メタデータ(素材データのメタデータ、ディスクメタデータなど)を素材メモリ108に供給し、ファイルとして記憶させる。
また、素材メモリI/F107は、素材メモリ108から素材データを再生し、その素材データのうちの音声データをスピーカI/F104に、画像データをLCDI/F110に、それぞれ供給する。さらに、素材メモリI/F107は、素材メモリ108から素材データ、プロキシ画像データ、メタデータなどを再生し、通信ブロックI/F114に供給する。
カメラI/F109は、カメラブロック51のレコーダI/F84と接続され、例えばレコーダI/F84から画像データを受信する。カメラI/F109は、その画像データを、バス115を介してマイコン106に供給するとともに、画像データを素材メモリI/F107またはメディアI/F113に供給する。LCDI/F110は、素材メモリI/F107またはメディアI/F113から供給される画像データを、ビデオ復号部111に供給する。
ビデオ復号部111は、必要に応じて、LCDI/F110からの画像データを復号し、その結果得られる画像データをLCD112に供給する。LCD112は、ビデオ復号部111からの画像データに対応する画像を表示する。
メディアI/F113は、マイコン106の制御により、素材データを、リムーバブルメディア33に供給して、ファイルとして記憶させる。また、メディアI/F113は、マイコン106の制御により、プロキシ画像データをリムーバブルメディア33に供給し、ファイルとして記憶させる。さらに、メディアI/F113は、マイコン106の制御により、メタデータ(素材データのメタデータ、ディスクメタデータなど)を、リムーバブルメディア33に供給し、ファイルとして記憶させる。
さらに、メディアI/F113は、カムコーダ21に装着されたリムーバブルメディア33に記録されている収録に関する情報や各種の設定値を読み出し、マイコン106に供給する。
なお、ここでは、収録に関する情報や各種の設定値などが、リムーバブルメディア33からメディアI/F113を介してマイコン106に入力されるものとしたが、ユーザが操作部131を操作することにより、収録に関する情報や各種の設定値などを、マイコン106に入力するようにしてもよい。
また、メディアI/F113は、リムーバブルメディア33から素材データを再生し、その素材データのうちの音声データをスピーカI/F104に、画像データをLCDI/F110にそれぞれ供給する。さらに、メディアI/F113は、リムーバブルメディア33から素材データ、プロキシ画像データ、メタデータなどを再生し、通信ブロックI/F114に供給する。
通信ブロックI/F114は、通信ブロック53のレコーダI/F135(後述する)と接続されており、通信ブロック53とデータをやり取りする。例えば、通信ブロックI/F114は、通信ブロック53のレコーダI/F135から供給される、素材利用装置29における編集結果に関する情報であるエディットリストを、素材メモリI/F107またはメディアI/F113に供給し、そのエディットリストを素材メモリ108またはリムーバブルメディア33に記憶させる。
また、通信ブロックI/F114は、レコーダI/F135から供給される通信操作信号を、バス115を介してマイコン106に供給する。
さらに、通信ブロックI/F114は、素材メモリI/F107またはメディアI/F113から供給される素材データ、プロキシ画像データ、メタデータなどをレコーダI/F135に供給したり、カメラI/F107からのカメラ操作信号をレコーダI/F135に供給する。また、通信ブロックI/F114は、マイコン106からの編集結果をレコーダI/F135に供給する。
通信ブロック53は、操作部131、操作部I/F132、電源部I/F133、マイコン134、レコーダI/F135、ネットワークI/F136、およびバス137により構成され、図2のアクセスポイント23、ネットワーク31などを介して、他の装置とデータの通信を行うとともに、レコーダブロック52の電源を制御する。
操作部131は、レコーダブロック52と通信ブロック53に対する操作(例えば、再生の指令など)を受け付け、その操作を表す通信操作信号を操作部I/F132に供給する。操作部I/F132、電源部I/F133、マイコン134、レコーダI/F135、およびネットワークI/F136は、バス137を介して相互に接続されている。
操作部I/F132は、操作部131からの通信操作信号をバス137を介してマイコン134またはレコーダI/F135に供給する。電源部I/F133は、マイコン134からバス137を介して供給される、レコーダブロック52への電源の供給を制御するための電源制御信号を、電源ブロック54の通信ブロックI/F152に供給する。
マイコン134は、例えば、CPU,ROM、およびRAMにより構成される。マイコン134のCPUは、ROMに記憶されているプログラムを実行することにより、操作部13から供給される通信操作信号に基づいて、通信ブロック53の各部を制御する。また、マイコン134のCPUは、ネットワークI/F136から供給される、アクセスポイント23の検出の結果を表す検出信号に基づいて、電源制御信号を生成し、電源部I/F133に供給する。
マイコン134のRAMには、CPUにより実行されるプログラムやデータが記憶される。例えば、RAMには、レコーダI/F135を介して供給され、ネットワークI/F136を介して送信される素材データ、プロキシ画像データ、またはメタデータが、一時的に記憶される。これにより、これらのデータのリムーバブルメディア33からの再生速度が、送信速度を上回る場合においても、データを確実に送信することができる。
レコーダI/F135は、レコーダブロック52の通信ブロックI/F114に接続されており、例えば、ネットワークI/F136から供給されるエディットリスト、操作部132からの通信操作信号などを、通信ブロックI/F114に供給する。
また、レコーダI/F135は、通信ブロックI/F114から供給される素材データ、プロキシ画像データ、メタデータ、編集結果などを、ネットワークI/F136に供給する。
ネットワークI/F136は、FTP(File Transfer Protocol)に準拠して、図2のアクセスポイント23、ネットワーク31などを介して、他の装置(例えば、素材利用装置29など)と通信を行う。例えば、ネットワークI/F136は、レコーダI/F135から供給される素材データ、プロキシ画像データ、メタデータなどを、メタデータ、プロキシ画像データ、素材データの順に、アクセスポイント23、ネットワーク31、ファイアウォール27、およびイントラネット32を介して、素材利用装置29に送信する。
また、ネットワークI/F136は、例えば、素材利用装置29から、イントラネット32、ファイアウォール27、ネットワーク31、アクセスポイント23を介して送信されてくるエディットリストを受信し、バス137を介してレコーダI/F135に供給する。さらに、ネットワークI/F136は、アクセスポイント23を検出し、その検出結果を表す検出信号を、マイコン134に供給する。
電源ブロック54は、電源部151と通信ブロックI/F152から構成され、カメラブロック51、レコーダブロック52、通信ブロック53、マイクロフォン55、およびスピーカ56に電源(電力)を供給する。
電源部151は、通信ブロックI/F152から供給される電源制御信号に基づいて、レコーダブロック52への電源の供給を制御する。通信ブロックI/F152は、通信ブロック53の電源部I/F133から供給される電源制御信号を電源部151に供給する。
なお、以下では、説明の便宜上、素材データ、プロキシ画像データ、メタデータなどのデータは、リムーバブルメディア33に記録されるものとする。
図4は、図3のカムコーダ21の編集結果を作成する機能の構成例を示すブロック図である。
図4のカムコーダ21は、受信部171、取得部172、読出部173、分割部174、デコーダ175、合成部176、選択部177、エンコーダ178、付加部179、および送信部180から構成される。
受信部171と送信部180は、例えば、図3の通信ブロック53に対応する。また、取得部172、読出部173、分割部174、合成部176、選択部177、および付加部179は、例えば図3のマイコン106に対応する。さらに、デコーダ175は、オーディオ復号部105とビデオ復号部111に対応し、エンコーダ178は、ビデオ符号化部74とオーディオ符号化部101に対応する。
受信部171は、素材利用装置29からの編集結果の要求を受信する。受信部171は、その要求に応じて、要求対象である編集結果に対応するエディットリストを指定し、そのエディットリストのエディットリストファイル(後述する図6)の取得を、取得部172に要求する。
取得部172は、受信部171からの要求に応じて、リムーバブルメディア33から指定されたエディットリストファイルを読み出し(取得し)、読出部173に供給する。読出部173は、そのエディットリストファイルに基づいて、編集結果を構成する素材データのクリップファイル(後述する図6)をリムーバブルメディア33から読み出し、そのクリップファイルとエディットリストファイルを分割部174に供給する。
分割部174は、読出部173から供給されるクリップファイルを、ヘッダおよびフッタとボディに分割する。そして、分割部174は、エディットリストファイルに基づいて、ボディに配置される素材データのうちの編集区間(編集結果を構成する素材データ)を抽出し、ヘッダに配置される情報のうちの符号化方式の情報とともにデコーダ175に供給する。また、分割部174は、ヘッダとフッタに配置される情報を付加部179に供給する。
デコーダ175は、分割部174からの編集区間を、分割部174からの符号化方式に対応する方式でデコードし、その結果得られる編集区間を合成部176に供給する。合成部176は、デコーダ175から供給される、エディットリストファイルに対応する編集区間を合成し、エンコーダ178に供給する。
選択部177は、通信操作信号に基づいて、エンコーダ178で符号化可能な符号化方式(例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)2方式など)のうち、ユーザの所望の符号化方式を選択する。即ち、ユーザは、操作部131を操作することにより、編集結果の符号化方式として所望の符号化方式を指定する。そして、選択部177は、その操作を表す通信操作信号に基づいて、ユーザにより指定された符号化方式を選択し、その符号化方式を表す情報をエンコーダ178と付加部179に供給する。
エンコーダ178は、選択部177からの符号化方式を表す情報に基づいて、その符号化方式で、デコーダ175から供給される編集区間をエンコード(符号化)する。そして、エンコーダ178は、その結果得られる編集区間を付加部179に供給する。付加部179は、分割部174から供給される情報と選択部177から供給される情報に基づいて、付加部179から供給される編集区間を配置したボディに付加するヘッダとフッタを作成する。そして、付加部179は、そのヘッダとフッタをボディに付加することにより、1つのファイルを編集結果として作成する。
そして、付加部179は、その編集結果を送信部180に送信する。送信部180は、付加部179からの編集結果を、アクセスポイント23とネットワーク31などを介して、素材利用装置29などに送信する。
なお、編集前のすべての素材データの符号化方式がフレーム内符号化方式であり、かつ編集後の素材データ(編集結果)の符号化方式が同一である場合、デコーダ175とエンコーダ178を設ける必要はない。
図5は、図2の素材利用装置29のハードウエア構成例を示すブロック図である。
CPU201は、ROM202、または記録部208に記録されているプログラムに従って各種の処理を実行する。例えば、CPU201は、記録部208に記録されている素材データを編集し、その編集結果に関する情報であるエディットリストを作成する。そして、CPU201は、そのエディットリストを、通信部209を介してカムコーダ21に送信する。
RAM203には、CPU201が実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。これらのCPU201、ROM202、およびRAM203は、バス204により相互に接続されている。
CPU201にはまた、バス204を介して入出力インターフェース205が接続されている。入出力インターフェース205には、キーボード、マウス、マイクロフォン、図示せぬリモートコントローラから送信されてくる指令を受信する受信部などよりなる入力部206、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部207が接続されている。CPU201は、入力部206から入力される指令に対応して各種の処理を実行する。そして、CPU201は、処理の結果を出力部207に出力する。例えば、CPU201は、各種の画面を表示させるための画像データを作成し、出力部207に表示させる。
入出力インターフェース205に接続されている記録部208は、例えばハードディスクからなり、CPU201が実行するプログラムや各種のデータを記録する。通信部209は、イントラネット32を介して外部の装置と通信する。また、通信部209は、イントラネット32を介してプログラムを取得し、記録部208に記録してもよい。
入出力インターフェース205に接続されているドライブ210は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア211が装着されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じて記録部208に転送され、記録される。
次に、図6を参照して、図2のリムーバブルメディア33に記録されるファイルのディレクトリ構造について説明する。
図6において、シンボル221は、1つのディレクトリを表している。なお、符号は付していないが、シンボル(ディレクトリ)221と同一のその他のシンボルも、1つのディレクトリを表している。また、シンボル222は、1つのファイルを示している。なお、符号は付していないが、シンボル(ファイル)222と同一のその他のシンボルも、1つのファイルを示している。
なお、以下、特に断りの無い限り、ディレクトリとディレクトリのシンボルとは同一であるとみなして説明する。同様に、ファイルとファイルのシンボルとは同一であるとみなして説明する。また、各ディレクトリのそれぞれ、および、各ファイルのそれぞれの識別を容易なものとするために、以下、ファイルまたはディレクトリの後方に括弧( )書きでその名称を記載する。
図6の例では、リムーバブルメディア33には、リムーバブルメディア33に記録されているデータ全体に対するメタデータであるディスクメタデータのファイルであり、例えば、再生履歴等の情報を含むファイルであるディスクメタファイル(DISCMETA.XML)が設けられている。
また、リムーバブルメディア33には、クリップの素材データ等のファイルが下位に設けられるクリップディレクトリ(Clip)221、エディットリストのデータのファイルが下位に設けられるエディットリストディレクトリ(Edit)、およびクリップのプロキシ画像データのファイルが下位に設けられるプロキシディレクトリ(Sub)が設けられる。
クリップディレクトリ(Clip)221には、リムーバブルメディア33に記録されているクリップの素材データ等が、クリップ毎に異なるファイルとして記録されている。
なお、クリップとは、カムコーダ21の撮影処理の回数の単位である。またそれ以外にも、クリップは、その撮影処理の撮影開始から撮影終了までの時間を示す単位を示したり、その撮影処理により得られた各種のデータの長さを示す単位を示したり、その撮影処理により得られた各種のデータのデータ量を示す単位を示す。さらに、クリップは、その各種のデータの集合体そのものも示す場合もある。
ここでは、クリップとは、例えば、1回の撮影処理(撮影開始から撮影終了までの撮影処理)により得られた画像データおよびその画像データに対応する音声データ、並びにメタデータ等の集合体を指す。
具体的には、例えば、図6は、リムーバブルメディア33に3つのクリップのデータが記録されている場合の例を示している。
即ち、例えば、クリップディレクトリ222の下位には、リムーバブルメディア33に記録された最初のクリップの素材データのファイルである第1のクリップファイル(C0001.MXF)222と、このクリップのエッセンスデータに対応する、リアルタイム性を要求されないメタデータ(以下、ノンリアルタイムメタデータという)を含むファイルである第1のノンリアルタイムメタデータファイル(C0001M01.XML)とが設けられている。
また、図6の例では、ノンリアルタイムメタデータファイル(C0001M01.XML)は、汎用性を持たせるためにXML形式で記述されている。
また、クリップディレクトリ221の下位には、第1のクリップファイル(C0001.MXF)222と第1のノンリアルタイムメタデータファイル(C0001M01.XML)と同様に、第2のクリップファイル(C0002.MXF)と第2のノンリアルタイムメタデータファイル(C0002M01.XML)、並びに第3のクリップファイル(C0003.MXF)と第3のノンリアルタイムメタデータファイル(C0003M01.XML)が設けられる。
図6において、このようなクリップディレクトリ(Clip)221の下方に示される、エディットディレクトリ(Edit)には、リムーバブルメディア33に記録されているエディットリストが、その編集処理毎に異なるファイルとして記録されている。
例えば、図6の例の場合、エディットディレクトリ(Edit)の下位には、リムーバブルメディア33に記録されたクリップの1回目の編集処理の編集結果に関する情報であるエディットリストを含むファイルであるエディットリストファイル(E0001E01.SMI)と、編集後の素材データ(編集に用いられた全クリップの素材データのうち、編集後の素材データとして抽出された部分)に対応するメタデータ、または、そのメタデータに基づいて新たに生成されたメタデータを含むファイルであるエディットリスト用メタデータファイル(E0001M01.XML)とが設けられている。
また、図6において、このようなエディットディレクトリ(Edit)の下方に示される、プロキシディレクトリ(Sub)には、リムーバブルメディア33に記録されているクリップのプロキシ画像データが、クリップ毎に異なるファイルとして記録されている。
例えば、図6の例の場合、プロキシディレクトリ(Sub)の下位には、リムーバブルメディア33に記録された最初のクリップのプロキシ画像データのファイルである第1のプロキシ画像ファイル(C0001S01.MXF)、第2のクリップのプロキシ画像データのファイルである第2のプロキシ画像ファイル(C0002S01.MXF)、第3のクリップのプロキシ画像データのファイルである第3のプロキシ画像ファイル(C0003S01.MXF)が設けられる。
図7は、図6のクリップファイルのフォーマットの例を示している。
ここで、図7では、ボディに配置される素材データとして、MPEG2方式で符号化された画像データと、リニアPCM形式の音声データを、それぞれ採用した場合のフォーマットを示している。
なお、ボディには、その他、DV(Digital Video)等の各種のフォーマットの画像データと音声データを配置することが可能である。
図7に示すように、1フレーム分のリアルタイム性を要求されるメタデータ(以下、リアルタイムメタデータという)が配置されるシステムアイテム、MPEG2方式で符号化された画像データ、およびリニアPCM形式で符号化された音声データが、1クリップ分まとめてボディに配置され、さらに、そのボディにヘッダとフッタが付加されて、クリップファイルが構成される。
ここで、システムアイテム、画像データ、音声データは、KLV(Key,Length,Value)構造にKLVコーディングされて配置される。
KLV構造とは、その先頭から、キー(Key)、レングス(Length)、バリュー(Value)が順次配置された構造であり、キーには、バリューに配置されるデータがどのようなデータであるかを表す、SMPTE 298Mの規格に準拠した16バイトのラベルが配置される。レングスには、バリューに配置されるデータのデータ長が配置される。バリューには、実データ、即ち、ここでは、1フレームのリアルタイムメタデータが配置されるシステムアイテム、画像データ、または音声データが配置される。
また、KLVコーティングされたシステムアイテム、画像データ、および音声データは、そのデータ長が、KAG(KLV Alignment Grid)を基準とする固定長となっている。そして、KLVコーティングされたシステムアイテム、画像データ、および音声データを固定長とするのに、スタッフィング(stuffing)のためのデータとしてのフィラー(Filler)が、やはりKLV構造とされて、KLVコーティングされたシステムアイテム、画像データ、および音声データのそれぞれの後に配置される。
ヘッダには、その先頭から、ヘッダパーティションパック(Header Partition Pack)、ヘッダメタデータ(Header Metadata)、インデックステーブル(Index Table)が順次配置される。ヘッダパーティションパックには、ファイルフォーマット(例えば、MXF(Material eXchange Format))を表すデータであるパーティションメタデータ、ボディの長さ、ボディの開始位置、ボディに配置されるデータの形式(符号化方式)を表すデータなどが配置される。ヘッダメタデータには、例えば、UMID(Unique Material IDentifier)、先頭タイムコード、ファイルの作成日や、ボディに配置されたデータに関する情報(例えば、画像の画素数、アスペクト比など)、ノンリアルタイムメタデータなどのファイル単位のメタデータが配置される。
なお、UMIDとは、各クリップをグローバルユニークに識別するためのクリップ固有の識別子であって、SMPTE(Society of Motion Picture and Television Engineers)により定められる識別子を指す。また、ヘッダには、種々のオプションのデータを配置することができる。
インデックステーブルには、ボディに配置されたデータを管理するためのデータなどが配置される。フッタは、フッタパーティションパック(Footer Partition Pack)で構成され、フッタパーティションパックには、フッタを特定するためのデータなどが配置される。
なお、ヘッダメタデータに配置されるノンリアルタイムメタデータにより、ノンリアルタイムメタデータファイルが構成される。
図8は、図6のエディットリストファイル(E0001E01.SML)のエディットリストの例を示している。
即ち、図8は、XMLで記述されたエディットリストファイルの具体的な記述例を示す図である。なお、図8において、各行頭の数字は、説明の便宜上付加したものであり、XML記述の一部ではない。
エディットリストファイルは、クリップの非破壊編集の編集情報を含むファイルであり、その編集結果の再生方法についても記述されている。
図8に示すように、エディットリストファイルのXML記述は、主にボディタグ(<body> </body>)で囲まれるボディ部により構成される。図8の例では、このボディ部は、7乃至21行目に記述されている。なお、1乃至6行目には、このファイルがProfessional DiscのEdit List(エディットリスト)であることを示す情報が記述されている。
詳細には、ボディ部には、編集記述の時間的振る舞いと関係する情報が記述される。図8の例では、8行目の開始タグ「<par>」と20行目の終了タグ「</par>」の間に記述されるpar要素は、時間コンテナであり、複数の要素を同時に再生する単純時間グループを定義する。図8の例では、第1のクリップ(図8の例では、Clip1と記述されており、例えば、図6のクリップファイル(C0001)のクリップであるとする)と第2のクリップ(図8の例では、Clip2と記述されており、例えば、図6のクリップファイル(C0002)のクリップであるとする)が同時に再生されるように示されている。ただし、図8の例の場合、後述するように、2つのクリップの再生開始時間が互いにずれており、実際には、この2つのクリップが連続して再生されるように為されている。
図8において、10行目乃至13行目のref要素には、参照するファイルおよび参照するファイルを再生する際の条件等が記述されている。11行目の「src="urn:smpte:umid:060A2B340101010501010D1213000000FEDCBA9876543210FEDCBA9876543210"」の記述は、参照先のファイルに割り当てられたUMIDが「060A2B340101010501010D1213000000FEDCBA9876543210FEDCBA9876543210」であることを示している。
また、12行目の「begin="smpte-30=00:00:00:00"」の記述は、この第1のクリップが開始される時刻、すなわち、素材データが開始されるエディットリストのFTC(File Time Code)上での位置を示しており、単位はフレーム数である。なお、「smpte-30」は、使用するタイムコードが、SMPTEで定義される30フレーム毎秒のSMPTEタイムコードであることを示す記述である。
また、13行目の「clipBegin="smpte-30=00:00:00:00"」記述は、この第1のクリップの、再生を開始する位置、すなわち、編集区間の開始位置をこの第1のクリップのFTC上で示しており、単位はフレーム数である。その記述に続く(13行目の)「clipEnd="smpte-30=00:10:00:00"」は、この第1のクリップの再生を終了する位置、すなわち、編集区間の終了位置をこの第1のクリップのFTC上で示している。
以上のように、図8の例では、第1のクリップは、時刻「00:00:00:00」に、フレーム番号「00:00:00:00」の位置から再生が開始され、フレーム番号「00:10:00:00」の位置まで再生されることが、エディットリストに記述されている。
また、第2のクリップについても、15行目乃至19行目において、第1のクリップの場合と同様に記述されている。図8の例では、第2のクリップは、時刻「00:10:00:00」に、フレーム番号「00:00:00:00」の位置から再生され、フレーム番号「00:05:30:00」の位置まで再生されることが、エディットリストに記述されている。
そして、図8のエディットリストにおいては、以上のような第1のクリップの再生と第2のクリップの再生がpar要素により、同時に行われるように指定されている。従って、結果として、時刻「00:00:00:00」に、第1のクリップがフレーム番号「00:00:00:00」の位置からフレーム番号「00:10:00:00」まで再生される。これにより、時刻「00:10:00:00」になると、今度は、第2のクリップがフレーム番号「00:00:00:00」の位置からフレーム番号「00:05:30:00」の位置まで再生される。以上のように、図8に示すエディットリストにおいては、第1のクリップと第2のクリップが、連続して再生されるように編集されていることが示されている。
換言すると、図8のエディットリストは、第1のクリップ(Clip1)を10分再生し、その後に第2のクリップ(Clip2)を5分30秒再生することを示している。
以上のように、エディットリストファイルのXML記述には、クリップの非破壊編集の編集情報が記述されており、参照するクリップが記述されている。即ち、カムコーダ21(図2)は、エディットリストファイルに基づいて、エディットリストが参照するクリップを特定することができる。
なお、図8において、各データを示すUMIDの例が上述したように記述してあるが、これらは、エディットリスト内のUMIDの記述位置等を示すだけのものであり、それらの値が意味を持たない仮想のUMIDである。即ち、図8に記載されているUMIDは、実際のUMIDとは異なる意味の無いシンボルの組合せであり、実際には、SMPTEの定める方法に基づいて作成された正当なUMIDが上述した仮想UMIDの代わりに各位置に記述される。
次に、図9を参照して、素材利用装置29において、ユーザが編集結果の取得を要求するためのGUI(Graphical User Interface)画面について説明する。
なお、図9では、図6に示したディレクトリ構造を有するリムーバブルメディア33に記録されているファイルが、素材利用装置29の記録部208にコピーされているものとする。
図9に示すように、ユーザは、素材利用装置29の入力部206(図5)を操作することにより、カムコーダ21のリムーバブルメディア33に記録されているファイルのディレクトリ構造を示す画面251と、素材利用装置29の記録部208にコピーされたファイルのディレクトリ構造を示す画面252を表示させる。
図9において、画面251には、図6に示したディレクトリ構造を有するリムーバブルメディア33に記録されている実在のファイルが示されている。また、エディットディレクトリ(Edit)の下位には、エディットリストファイル(E0001E01.SMI)に対応する編集結果を指定するための仮想ファイル(E0001E01.MXF)が設けられている。この仮想ファイル(E0001E01.MXF)が選択された場合、CPU201は、リムーバブルメディア33に記録されている各ファイルのうちの、エディットリストファイル(E0001E01.SMI)のエディットリストに基づいて再構成された編集結果(例えば、エディットリストファイルE0001E01.SMIが図8に示したエディットファイルであるとすると、第1のクリップ(C0001.MXF)の00:00:00:00〜00:10:00:00と第2のクリップ(C0002.MXF)の00:00:00:00〜00:05:30:00までの部分を繋ぎ合わせたもの)を処理対象として指定する。
また、画面252には、図6に示したディレクトリ構造が表示されている。即ち、素材利用装置29の記録部208には、リムーバブルメディア33に記録されている実在のファイルがコピーされているので、記録部208に記録されているファイルのディレクトリ構造は、図6に示したディレクトリ構造と同一である。
ここで、ユーザは、画面251において、所望のエディットリストに対応する仮想ファイル(E0001E01.MXF)に対応する位置300(図9の例では、「EOOO1E01.MXF」という文字が表示されている位置)をドラッグし、画面252のエディットリスト用メタデータファイル(E0001M01.XML)の下の領域301にドロップする。これにより、ユーザは、エディットリストファイル(E0001E01.MXF)に対応する1回目の編集処理の編集結果の取得を要求することができる。
次に、図10を参照して、素材利用装置29がカムコーダ21から編集結果を取得する取得処理について説明する。
ステップS51において、素材利用装置29のCPU201は、入力部206から供給される、ユーザからの画面251(図9)の表示の指令に応じて、通信部209を制御し、カムコーダ21に、リムーバブルメディア33に記録されているファイルのディレクトリ構造を表すディレクトリ情報を要求する。
ステップS71において、カムコーダ21のマイコン134は、ネットワークI/F136、バス137などを介して、ディレクトリ情報の要求を受信し、ステップS72に進む。ステップS72において、マイコン134は、レコーダI/F135、通信ブロックI/F114、などを介して、リムーバブルメディア33から、そこに記録されているファイルのディレクトリ情報を読み出し、そのディレクトリ情報を、ネットワークI/F136、ネットワーク31、イントラネット32などを介して素材利用装置29に送信する。
ステップS51の処理後は、ステップS52に進み、素材利用装置29のCPU201は、通信部209を介してカムコーダ21からディレクトリ情報を受信し、そのディレクトリ情報に基づいて、出力部207に画面251を表示させる。ステップS52の処理後は、ステップS53に進み、CPU201は、記録部208に記録されているファイルのディレクトリ情報を読み出し、そのディレクトリ情報に基づいて、出力部207に画面252(図9)を表示させる。
ここで、ユーザは、入力部206を操作して、画面251に表示されている所望の編集結果のエディットリストに対応する仮想ファイル(E0001E01.MXF)の位置300をドラッグし、画面252の領域301にドロップすることにより、仮想ファイル(E0001E01.MXF)に対応する編集結果の取得の要求を指令する。
ステップS54において、素材利用装置29のCPU201は、入力部206からの編集結果の取得の要求の指令に応じて、カムコーダ21に通信部209などを介して仮想ファイル(E0001E01.MXF)に対応する編集結果の取得を要求する。即ち、CPU201は、仮想ファイル(E0001E01.MXF)に対応する編集結果の取得を要求するためのデータを、カムコーダ21に送信する。
ステップS73において、カムコーダ21のマイコン134は、ネットワークI/F136などを介して、仮想ファイル(E0001E01.MXF)に対応する編集結果の取得の要求を受信し、その要求をレコーダI/F135、通信ブロックI/F114などを介して、マイコン106に供給する。
ステップS73の処理後は、ステップS74に進み、マイコン106は、仮想ファイル(E0001E01.MXF)に対応する編集結果を作成する作成処理を行う。この作成処理の詳細については、後述する図11を参照して説明する。ステップS74の処理後は、ステップS75に進み、マイコン134は、ステップS74で作成された編集結果をネットワークI/F136などを介して素材利用装置29に送信する。
ステップS54の処理後は、ステップS55に進み、素材利用装置29のCPU201は、入力部206などを介して素材利用装置29から編集結果を取得し、記録部208のエディットディレクトリ(Edit)に記録させる。この後、ユーザが入力部206を操作して、出力部207に記録部208に記録されているファイルのディレクトリ構造を表す画面の表示を指令すると、出力部207には、画面251と同様の画面、即ち画面252の領域301に新たに編集結果ファイル(E0001E01.MXF)が加えられた画面が表示される。なお、編集結果ファイル(E0001E01.MXF)は、実在のファイルである。
以上のようにして、素材利用装置29のユーザは、仮想ファイル(E0001E01.MXF)に対応する位置300をドラッグして、領域301にドラッグするだけで、編集結果を取得することができる。
次に、図11を参照して、図10のステップS74の作成処理について説明する。
ステップS91において、取得部172は、仮想ファイル(E0001E01.MXF)に対応する図6のエディットリストファイル(E0001E01.SMI)をリムーバブルメディア33から取得して、読出部173に供給し、ステップS92に進む。
ステップS92において、読出部173は、エディットリストファイル(E0001E01.SMI)に記述されたエディットリストを解釈し、そのエディットリストで参照されるクリップのファイル(C0001乃至C0003)を読み出して、そのクリップのファイルとエディットリストを分割部174に供給する。
ステップS92の処理後は、ステップS93に進み、分割部173は、クリップのファイル(C0001乃至C0003)を、ヘッダおよびフッタと、ボディとに分割し、ヘッダのヘッダパーティションパックに配置されている符号化方式から、ボディに配置されているクリップの符号化方式を判別して、その符号化方式をデコーダ175に供給する。また、分割部173は、クリップのファイルのヘッダとフッタを付加部179に供給する。
ステップS93の処理後は、ステップS94に進み、分割部173は、読出部173からのエディットリストを解釈し、クリップのファイルのボディに配置されるクリップのうちの編集区間(編集結果を構成するクリップ)を抽出し、デコーダ175に供給する。
例えば、分割部173は、図8のエディットリストを解釈し、第1のクリップのUMIDが「060A2B340101010501010D1213000000FEDCBA9876543210FEDCBA9876543210」のファイルのボディに配置される、フレーム番号「00:00:00:00」から「00:10:00:00」までのフレームに対応するクリップを編集区間として抽出し、デコーダ175に供給する。
ステップS94の処理後は、ステップS95に進み、デコーダ175は、分割部173から供給される編集区間を、ステップS93で供給された符号化方式に対応する方式にしたがってデコードし、合成部176に供給する。
ステップS95の処理後は、ステップS96に進み、合成部176は、デコーダ175から供給される編集区間を、前回のステップS96で保持された編集区間に接続(合成)して保持する。なお、最初のステップS96では、合成部176は、デコーダ175から供給される編集区間をそのまま保持する。
ステップS96の処理後は、ステップS97に進み、読出部173は、エディットリストで参照するすべてのクリップのファイルを読み出したかどうかを判定し、すべてのクリップのファイルを読み出していないと判定した場合、ステップS92に戻り、上述した処理を繰り返す。
一方、ステップS97において、読出部173は、すべてのクリップのファイルを読み出したと判定された場合、合成部176は、保持している編集区間をエンコーダ178に供給し、ステップS98に進む。
ステップS98において、エンコーダ178は、選択部177から供給される、ユーザにより指定された符号化方式にしたがって、合成部176からの編集区間をエンコードし、付加部179に供給する。
ステップS98の処理後は、ステップS99に進み、付加部179は、分割部174から供給されるヘッダとフッタ、選択部177から供給される符号化方式などに基づいて、ヘッダとフッタを作成する。例えば、付加部179は、ボディに配置される編集区間のデータ長などを計算し、ヘッダのヘッダメタデータを作成する。
ステップS99の処理後は、ステップS100に進み、付加部179は、合成部176からの編集区間をボディに配置し、そのボディにステップS99で作成したヘッダとフッタを付加して、編集結果を作成する。そして、ステップS100の処理後は、図10のステップS75に進む。
以上のように、ネットワークシステム1では、撮影の結果得られる素材データを処理するために、既にエンコードやデコードなどの機能(図3のビデオ符号化部74、オーディオ符号化部101、オーディオ復号部105、ビデオ復号部111など)を備えているカムコーダ21が、編集結果を作成するので、素材利用装置29は、エンコードやデコードなどの機能を備える必要がなく、素材利用装置29のコストを削減することができる。
なお、上述した説明では、カムコーダ21から素材利用装置29に、編集結果の素材データを送信したが、素材データだけでなく、その素材データに対応するプロキシ画像データも送信するようにしてもよい。この場合も、素材利用装置29は、図10の取得処理と同様の処理により、編集結果に対応するプロキシ画像データを取得する。
また、カムコーダ21は、編集結果の素材データとプロキシ画像データの両方を送信する場合、プロキシ画像データを素材データよりも前に送信する。プロキシ画像データは、素材データよりもデータ量が少ないので、素材利用装置29は、素材データに比べて短時間で、プロキシ画像データを受信することができる。従って、素材利用装置29のユーザは、素材データよりも前に、素早くプロキシ画像データを受信し、編集結果の全体を把握することができる。
次に、図12乃至図14を参照して、カムコーダ21と素材利用装置29間における通信について説明する。
図12は、カムコーダ21の素材利用装置29との通信を行う機能の構成例を示すブロック図である。即ち、図12は、図4の受信部171と送信部180の機能の全部または一部の構成を示している。
図12のカムコーダ21は、検出部601、送信判定部602、受信判定部603、および電源制御部604から構成される。なお、検出部601、送信判定部602、受信判定部603、および電源制御部604は、例えば、図3のマイコン134に対応する。
検出部601は、アクセスポイント23の検出を行い、その検出結果を送信判定部602に供給する。送信判定部602は、検出部601からの検出結果に応じて、送信すべきデータ(例えば、ディレクトリ情報、編集結果など)を、素材利用装置29に送信する。送信判定部602は、送信すべきデータがある旨を電源制御部604に通知し、送信の終了または送信すべきデータがない旨を受信判定部603に通知する。
受信判定部603は、送信判定部602からの通知に応じて、素材利用装置29から送信されてくるデータ(例えば、要求など)を受信する。受信判定部603は、素材利用装置29から送信されてくるデータがある旨、および受信の終了または素材利用装置29から送信されてくるデータがない旨を、電源制御部604に通知する。
電源制御部604は、検出部601からの検出結果、あるいは送信判定部602または受信判定部603からの通知に応じて、レコーダブロック52への電源の供給を制御するための電源制御信号を生成し、電源ブロック54に供給する。
次に、図13を参照して、カムコーダ21がレコーダブロック52への電源の供給を制御する電源制御処理について説明する。この電源制御処理は、例えば、カムコーダ21の電源がオンにされたとき、即ち電源部151に電源が供給されたとき、開始される。
ステップS601において、検出部601は、図2のアクセスポイント23を検出し、その検出結果を送信判定部602に供給して、ステップS602に進む。ステップS602において、検出部601は、アクセスポイント23を検出することができたかどうかを判定し、その判定の結果を送信判定部602に供給する。ステップS601において、アクセスポイント23を検出することができなかったと判定された場合、検出部601は、アクセスポイント23を検出することができるまで待機する。
一方、ステップS602において、アクセスポイント23を検出することができたと判定された場合、ステップS603に進み、送信判定部602は、アクセスポイント23を介するネットワーク31への接続を開始し、ステップS604に進む。
ステップS604において、送信判定部602は、素材利用装置29に通信の開始を要求し、ステップS605に進む。
ステップS605において、送信判定部602は、送信すべきデータがあるかどうかを判定し、送信すべきデータがあると判定した場合、ステップS606に進む。
ステップS606において、電源制御部604は、レコーダブロック52の電源をオンにするように電源制御信号を生成して電源ブロック54に供給することにより、レコーダブロック52の電源をオンにし、ステップS607に進む。ステップS607において、送信判定部602は、送信すべきデータが有る旨を素材利用装置29に通知し、ステップS608に進む。
ステップS608において、送信判定部602は、送信すべきデータを素材利用装置29に送信し、ステップS609に進む。ステップS609において、送信判定部602は、送信すべきデータすべての送信が終了したかどうかを判定し、送信すべきデータすべての送信が終了していないと判定した場合、ステップS608に戻り、上述した処理を繰り返す。
ステップS609において、送信すべきデータすべての送信が終了したと判定された場合、ステップS610に進み、受信判定部603は、受信するデータ、即ち素材利用装置29から送信されてくるデータがあるかどうかを判定する。ステップS610において、受信するデータがないと判定された場合、ステップS611に進み、電源制御部604は、レコーダブロック52の電源をオフにするように電源制御信号を生成して電源ブロック54に供給することにより、レコーダブロック52の電源をオフにし、処理を終了する。
一方、ステップS605において、送信すべきデータがないと判定された場合、ステップS612に進み、送信判定部602は、送信すべきデータが無い旨を素材利用装置29に通知し、ステップS613に進む。
ステップS613において、受信判定部603は、受信するデータがあるかどうか、即ち素材利用装置29から送信されてくるデータがあるかどうかを判定し、受信するデータがあると判定された場合、ステップS614に進む。
ステップS614において、電源制御部604は、レコーダブロック52の電源をオンにし、ステップS615に進む。ステップS615において、受信判定部603は、素材利用装置29から送信されてくるデータを受信し、ステップS616に進む。
ステップS616において、受信判定部603は、素材利用装置29から送信されてくるすべてのデータの受信が終了したかどうかを判定し、すべてのデータの受信が終了していないと判定された場合、ステップS615に戻り、上述した処理を繰り返す。
一方、ステップS616において、素材利用装置29から送信されてくるデータの受信が終了したと判定された場合、ステップS611に進み、上述したように、電源制御部604は、レコーダブロック52の電源をオフにし、処理を終了する。
また、ステップS610において、受信するデータがあると判定された場合、ステップS615に進み、上述した処理を行う。
さらに、ステップS613において、受信するデータがないと判定された場合、ステップS614乃至S616をスキップして、ステップS611に進み、上述した処理を行う。
以上のように、カムコーダ21では、アクセスポイント23が検出された場合、データを送信または受信している間、レコーダブロック52の電源がオンにされる。
また、カムコーダ21では、アクセスポイント23が検出されない場合、即ちインターネット31を介して通信を行うことが不可能である場合、送受信対象となるクリップなどのデータを再生または記録するレコーダブロック52の電源をオフするので、カムコーダ21の消費電力を削減することができる。
また、アクセスポイントを検出することができた場合、カムコーダ21は、ネットワーク31への接続を自動的に開始するので、ユーザは、ネットワーク31への接続の開始を指令する必要がなく、ユーザの手間を省くことができる。
なお、上述した説明では、レコーダブロック52の電源、即ちレコーダブロック52を構成するすべての部へ供給する電源をオンにしたが、レコーダブロック52のうち記録または再生に用いられる部へ供給する電源だけを、オンにするようにしてもよい。この場合、送信すべきデータがあるとき、再生に用いられる部へ供給する電源がオンにされ、受信するデータがあるとき、記録に用いられる部へ供給する電源がオンにされる。
次に、図14を参照して、素材利用装置29がカムコーダ21と通信を行う通信処理について説明する。
ステップS651において、CPU201が、図13のステップS604で送信判定部602に通信の開始が要求されたかどうかを判定し、通信の開始が要求されていないと判定した場合、通信の開始が要求されるまで待機する。
一方、ステップS651において、通信の開始が要求されたと判定された場合、ステップS652に進み、CPU201は、カムコーダ21との通信を開始して、ステップS653に進む。
ステップS653において、CPU201は、受信するデータがあるかどうか、即ち図13のステップS607で送信判定部602により送信すべきデータが有る旨が通知されたかどうかを判定する。ステップS653において、受信するデータがあると判定された場合、ステップS654に進み、CPU201は、送信判定部602から送信されてくるデータを受信する。
ステップS654の処理後は、ステップS655に進み、CPU201は、送信判定部602から送信されてくるすべてのデータの受信が終了したかどうかを判定し、受信が終了していないと判定した場合、ステップS654に戻り、上述した処理を繰り返す。
一方、ステップS655において、受信が終了したと判定された場合、ステップS656に進み、CPU201は、カムコーダ21に送信すべきデータがあるかどうかを判定し、送信すべきデータがないと判定した場合、ステップS657に進む。
ステップS657において、CPU201は、送信すべきデータが無い旨をカムコーダ21に通知し、処理を終了する。
また、ステップS653において、受信するデータがないと判定された場合、ステップS658において、ステップS656と同様に、CPU201は、カムコーダ21に送信すべきデータがあるかどうかを判定し、送信すべきデータがあると判定した場合、ステップS659に進む。
ステップS659において、CPU201は、送信すべきデータが有る旨をカムコーダ21に通知する。このように、送信すべきデータが有る旨がカムコーダ21に通知された場合、図13のステップS610またはS613では、受信するデータがあると判定される。ステップS659の処理後は、ステップS660に進み、CPU201は、送信すべきデータをカムコーダ21に送信し、ステップS661に進む。ステップS661において、CPU201は、送信すべきデータのすべて送信が終了したかどうかを判定し、送信が終了していないと判定した場合、ステップS660に戻り、上述した処理を繰り返す。
一方、ステップS661において送信が終了したと判定された場合、処理は終了する。また、ステップS658において送信すべきデータがないと判定された場合、ステップS662に進み、CPU201は、ステップS657と同様に、送信すべきデータが無い旨を通知する。以上のように、ステップS657またはステップS662で送信すべきデータが無い旨が通知された場合、図13のステップS610またはS613では、受信するデータがないと判定される。
また、ステップS656において、送信すべきデータがあると判定された場合、ステップS659に進み、上述した処理が行われる。
なお、上述した図12乃至図14の説明では、検出部601がアクセスポイント23を検出する場合、送信判定部602が、ネットワーク31への接続を自動で開始するようにしたが、ネットワーク31への接続を手動で開始するようにしてもよい。即ち、カムコーダ31は、アクセスポイント23を検出した場合、図3のLCD112などにより、アクセスポイントの検出が有る旨をユーザに通知し、その通知を受けたユーザがネットワーク31への接続の開始を指令するとき、ネットワーク31への接続を開始するようにしてもよい。
また、ユーザが、ネットワーク31への接続の開始を自動または手動のいずれで行うかを選択することができるようにしてもよい。
以上のように、カムコーダ21では、読出部173が、エディットリストに基づいて、そのエディットリストで参照されるクリップのファイル(C0001乃至C0003)を読み出し、付加部179が、その読み出されたクリップのファイルから、1つのファイルを編集結果として作成し、送信部180が、その作成された編集結果を送信するようにしたので、複数のファイルのデータの編集結果を、1つのファイルとして取得する取得側のコストを削減することができる。
なお、本明細書において、プログラム記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
カムコーダが編集結果である素材データを提供する場合の処理の一例について説明するフローチャートである。 本発明を適用したネットワークシステムの構成例を示す図である。 図2のカムコーダのハードウエア構成例を示すブロック図である。 図3のカムコーダの編集結果を作成する機能の構成例を示すブロック図である。 図2の素材利用装置のハードウエア構成例を示すブロック図である。 リムーバブルメディアに記録されるファイルのディレクトリ構造について説明する図である。 図6のクリップディレクトリを構成するファイルのフォーマットの例を示す図である。 エディットリストの例を示す図である。 ユーザが編集結果の取得を要求するためのGUI画面について説明する図である。 編集結果を取得する取得処理について説明するフローチャートである。 図10のステップS74の作成処理について説明するフローチャートである。 通信ブロックの通信に関する電源制御の機能の構成例を示すブロック図である。 通信に関する電源を制御する電源制御処理について説明するフローチャートである。 カムコーダと通信を行う通信処理について説明するフローチャートである。
符号の説明
1 ネットワークシステム, 21,22 カムコーダ, 23,24 アクセスポイント, 28 素材サーバ, 29 素材利用装置, 31 ネットワーク, 32 イントラネット, 33 リムーバブルメディア, 51 カメラブロック, 52 レコーダブロック, 53 通信ブロック, 54 電源ブロック, 55 マイクロフォン, 56 スピーカ, 74 ビデオ符号化部, 101 オーディオ符号化部, 105 オーディオ復号部, 106 マイコン, 111 ビデオ復号部, 171 受信部, 172 取得部, 173 読出部, 174 分割部, 175 デコーダ, 176 合成部, 177 選択部, 178 エンコーダ, 179 付加部, 180
送信部

Claims (6)

  1. 複数のファイルのデータを編集した結果得られる編集結果を送信する送信装置と、前記送信装置から送信されてくる編集結果を受信する受信装置とを備える送受信システムにおいて、
    前記送信装置は、
    複数の前記ファイルと、前記編集結果に関する情報である編集情報とを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段から前記編集情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得される編集情報に基づいて、前記ファイルのデータを読み出す読出手段と、
    前記読出手段により読み出されたデータから、1つのファイルを編集結果として作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成された編集結果を前記受信装置に送信する送信手段と
    を備え、
    前記受信装置は、
    前記編集結果送信手段により送信されてくる編集結果を受信する受信手段
    を備える送受信システム。
  2. 複数のファイルと、複数の前記ファイルのデータを編集した結果得られる編集結果に関する情報である編集情報とを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段から前記編集情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得される編集情報に基づいて、前記ファイルのデータを読み出す読出手段と、
    前記読出手段により読み出されたデータから、1つのファイルを編集結果として作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成された編集結果を送信する送信手段と
    を備える情報処理装置。
  3. 前記作成手段は、
    前記読出手段により読み出されたデータをデコードするデコード手段と、
    前記デコード手段によりデコードされた複数のデータを接続する接続手段と、
    前記接続手段により接続されたデータをエンコードするエンコード手段と
    前記エンコード手段によりエンコードされたデータをボディに配置し、そのボディにヘッダとフッタを付加することにより、前記編集結果を作成する付加手段と
    を備える
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得手段は、他の情報処理装置からの要求に応じて、前記記憶手段から前記編集情報を取得し、
    前記送信手段は、前記他の情報処理装置に、前記要求に対応する編集結果を送信する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 複数のファイルと、複数の前記ファイルのデータを編集した結果得られる編集結果に関する情報である編集情報とを記憶する記憶手段を備える情報処理装置の情報処理方法において、
    前記記憶手段から前記編集情報を取得し、
    その取得される編集情報に基づいて、前記ファイルのデータを読み出し、
    その読み出されたデータから、1つのファイルを編集結果として作成し、
    その作成された編集結果を送信する
    ステップを含む情報処理方法。
  6. 複数のファイルと、複数の前記ファイルのデータを編集した結果得られる編集結果に関する情報である編集情報とを記憶する記憶手段を備える情報処理装置を制御するコンピュータに行わせるプログラムにおいて、
    前記記憶手段から前記編集情報を取得し、
    その取得される編集情報に基づいて、前記ファイルのデータを読み出し、
    その読み出されたデータから、1つのファイルを編集結果として作成し、
    その作成された編集結果を送信する
    ステップを含むプログラム。
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