JP2007148639A - 手書き情報認識装置 - Google Patents

手書き情報認識装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007148639A
JP2007148639A JP2005340415A JP2005340415A JP2007148639A JP 2007148639 A JP2007148639 A JP 2007148639A JP 2005340415 A JP2005340415 A JP 2005340415A JP 2005340415 A JP2005340415 A JP 2005340415A JP 2007148639 A JP2007148639 A JP 2007148639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input speed
input
speed
handwriting
coordinates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005340415A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4809668B2 (ja
Inventor
Masato Shibata
真人 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP2005340415A priority Critical patent/JP4809668B2/ja
Publication of JP2007148639A publication Critical patent/JP2007148639A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4809668B2 publication Critical patent/JP4809668B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】手書き入力速度を簡便かつ確実に調整することができ、手書き入力される情報の認識率を向上させることができる「手書き情報認識装置」を提供すること。
【解決手段】手書き入力の入力速度を検出する入力速度検出手段9と、この入力速度検出手段9によって検出された前記入力速度が設定速度を超えているか否かを判定する判定手段9と、この判定手段9によって前記入力速度が前記設定速度を超えていると判定された場合に、その旨をユーザに通知する通知手段17、18とを備えたこと。
【選択図】図1

Description

本発明は、手書き情報認識装置に係り、特に、タッチパネル上に手書き入力された文字等の情報を認識するのに好適な手書き情報認識装置に関する。
従来から、携帯端末機等の分野において、タッチパネルに手書き入力された文字等の情報を認識する手書き情報認識装置が採用されていた。
このような手書き情報認識装置では、数msecから数百msec程度の所定のサンプリング周期ごとに、手書き入力が現在行われているタッチパネル上の座標を順次取得し、取得された各座標に基づいて、手書き入力された情報を認識するようになっていた。
また、手書き入力の際には、描画用のソフトウェアが、手書き入力の進行にともなって、手書き入力の移動方向における前後の座標点同士を結ぶ直線を描画して表示画面に表示させる処理を繰り返すことにより、手書き入力された情報が表示画面上に表示されるようになっていた。
特開平8−190450号公報
しかしながら、手書き入力の入力速度(以下、手書き入力速度と称する)が速すぎる場合には、各サンプリング周期ごとの手書き入力の特徴を取りこぼしてしまうことがあった。
例えば、図5(a)に示すように、タッチパネルに対して「の」の文字を手書き入力する場合に、50msecのサンプリング周期ごとに取得された座標が図5(b)中の黒丸で示される各点であるとすると、実際に表示される文字は、図5(c)の実線で描かれた図形となってしまう。
すなわち、図5の例においては、手書き入力速度が速すぎることによって、文字認識エンジンが持つ「の」の特徴と全く異なる特徴が抽出されてしまうことによって、手書き入力された文字の認識率(以下、手書き文字認識率と称する)が低下してしまっている。
なお、手書き入力速度如何によっては、手書き文字認識率が低下するに止まらず、完全に認識不能となってしまうこともある。
また、従来から、PCに対するマウスを用いた手書き入力や、タブレット等に対するペンを用いた手書き入力では、表示画面上に実際に表示される入力経過(手書き入力中の文字等)を見ながら手書き入力速度を調整することができた。
これに対して、タッチパネル上にユーザの手指によって手書き入力を行う場合には、手指によって表示画面が隠れてしまうため、入力経過を確認しながらの手書き入力速度の調整は困難であった。
したがって、従来は、手書き入力速度を簡便かつ適切に調整することができず、手書き入力される情報を確実に認識させることができないといった問題が生じていた。
そこで、本発明は、このような問題点に鑑みなされたものであり、手書き入力速度を簡便かつ確実に調整することができ、手書き入力される情報の認識率を向上させることができる手書き情報認識装置を提供することを目的とするものである。
前述した目的を達成するため、本発明に係る手書き情報認識装置は、手書き入力の入力速度を検出する入力速度検出手段と、この入力速度検出手段によって検出された前記入力速度が予め設定された設定速度を超えているか否かを判定する判定手段と、この判定手段によって前記入力速度が前記設定速度を超えていると判定された場合に、その旨をユーザに通知する通知手段とを備えたことを特徴としている。
そして、このように構成された手書き情報認識装置によれば、入力速度検出手段によって検出された手書き入力速度が設定速度を超える場合には、その旨を通知手段によってユーザに通知することが可能となる。
また、本発明に係る手書き情報認識装置は、入力速度検出手段が、所定のサンプリング周期ごとの座標の移動距離に基づいて、手書き入力の入力速度を、前記所定のサンプリング周期ごとに検出するように形成され、判定手段が、前記所定のサンプリング周期ごとの前記座標の移動距離が所定距離を超えている場合に、前記入力速度が設定速度を超えていると判定するように形成されていることを特徴としている。
そして、このように構成された手書き情報認識装置によれば、所定のサンプリング周期ごとの座標の移動距離が所定距離を超えている場合には、通知手段によって、手書き入力速度が設定速度を超えている旨をユーザに通知することが可能となる。
さらに、本発明に係る手書き情報認識装置は、入力速度検出手段が、手書き入力の所定の移動距離ごとに取得される座標の数に基づいて、手書き入力の入力速度を、前記手書き入力の所定の移動距離ごとに検出するように形成され、判定手段が、前記手書き入力の所定の移動距離ごとに取得される前記座標の数が所定数よりも少ない場合に、前記入力速度が設定速度を超えていると判定するように形成されていることを特徴としている。
そして、このように構成された手書き情報認識装置によれば、手書き入力の所定の移動距離ごとに取得される座標の数が所定数よりも少ない場合には、通知手段によって、手書き入力速度が設定速度を超えている旨をユーザに通知することが可能となる。
さらにまた、本発明に係る手書き情報認識装置は、通知手段が、タッチパネルを振動させることによって、手書き入力の入力速度が設定速度を超えている旨をユーザに通知するように形成されていることを特徴としている。
そして、このように構成された手書き情報認識装置によれば、タッチパネルを振動させることによって、手書き入力速度が設定速度を超えていることをユーザに簡便かつ確実に把握させることが可能となる。
また、本発明に係る手書き情報認識装置は、通知手段が、所定距離に対する所定のサンプリング周期ごとの座標の移動距離の超過の度合が大きいほど、タッチパネルを強く振動させるように形成されていることを特徴としている。
そして、このように構成された手書き情報認識装置によれば、通知手段が、所定距離に対する所定サンプリング周期ごとの座標の移動距離の超過の度合に基づいて、手書き入力速度が速くなり過ぎるほどタッチパネルをより強く振動させることが可能となる。
さらに、本発明に係る手書き情報認識装置は、通知手段が、所定数に対する手書き入力の所定の移動距離ごとに取得される座標の数の不足の度合が大きいほど、タッチパネルを強く振動させるように形成されていることを特徴としている。
そして、このように構成された手書き情報認識装置によれば、通知手段が、所定数に対する手書き入力の所定の移動距離ごとに取得される座標の数の不足の度合に基づいて、手書き入力速度が速くなり過ぎるほどタッチパネルをより強く振動させることが可能となる。
さらにまた、本発明に係る手書き情報認識装置は、設定速度が、手書き入力された情報を認識するために最適な入力速度とされていることを特徴としている。
そして、このように構成された手書き情報認識装置によれば、入力速度検出手段によって検出された手書き入力速度が最適な速度を超える場合には、その旨を通知手段によってユーザに通知することが可能となる。
本発明に係る手書き情報認識装置によれば、入力速度検出手段によって検出された手書き入力速度が設定速度を超える場合には、その旨を通知手段によってユーザに通知することができる結果、手書き入力速度を簡便かつ確実に調整することができ、手書き入力される情報の認識率(以下、手書き情報認識率と称する)を向上させることができる。
また、本発明に係る手書き情報認識装置によれば、所定のサンプリング周期ごとの座標の移動距離が所定距離を超えている場合には、通知手段によって、手書き入力速度が設定速度を超えている旨をユーザに通知することができる結果、手書き入力速度の検出の機会およびユーザへの通知の機会を多くとることができ、ひいては、ユーザが手書き入力速度をさらに確実に調整することができ、手書き情報認識率をさらに向上させることができる。
さらに、本発明に係る手書き情報認識装置によれば、手書き入力の所定の移動距離ごとに取得される座標の数が所定数よりも少ない場合には、通知手段によって、手書き入力速度が設定速度を超えている旨をユーザに通知することができる結果、手書き入力速度の検出の機会およびユーザへの通知の機会を多くとることができ、ひいては、ユーザが手書き入力速度をさらに確実に調整することができ、手書き情報認識率をさらに向上させることができる。
さらにまた、本発明に係る手書き情報認識装置によれば、タッチパネルを振動させることによって、手書き入力速度が設定速度を超えていることをユーザに簡便かつ確実に把握させることができる結果、ユーザが手書き入力速度をさらに簡便かつ確実に調整することができ、手書き情報認識率をさらに向上させることができる。
また、本発明に係る手書き情報認識装置によれば、通知手段が、所定距離に対する所定サンプリング周期ごとの座標の移動距離の超過の度合に基づいて、手書き入力速度が速くなり過ぎるほどタッチパネルをより強く振動させることができる結果、ユーザが好適な手書き入力速度をさらに容易に把握して手書き入力速度をより適切に調整することができ、手書き情報認識率をさらに向上させることができる。
さらに、本発明に係る手書き情報認識装置によれば、通知手段が、所定数に対する手書き入力の所定の移動距離ごとに取得される座標の数の不足の度合に基づいて、手書き入力速度が速くなり過ぎるほどタッチパネルをより強く振動させることができる結果、ユーザが好適な手書き入力速度をさらに容易に把握して手書き入力速度をより適切に調整することができ、手書き情報認識率をさらに向上させることができる。
さらにまた、本発明に係る手書き情報認識装置によれば、入力速度検出手段によって検出された手書き入力速度が最適な速度を超える場合には、その旨を通知手段によってユーザに通知することができる結果、ユーザが手書き入力速度を簡便かつ確実に最適な速度に調整することができ、手書き情報認識率をさらに向上させることができる。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る手書き情報認識装置の第1実施形態について、図1および図2を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態における手書き情報認識装置1は、大別して、液晶表示装置等の表示装置2と、コントロールユニット3とによって形成されている。
表示装置2は、表示画面を備えた表示部5を有しており、この表示部5には、ユーザが情報としての文字を手書き入力するための操作画面が表示されるようになっている。この操作画面は、後述するCPU9によって作成されるようになっている。
また、表示装置2は、表示部5の表示画面上に積層配置された感圧式または静電式のタッチパネル6を有している。ユーザは、このタッチパネル6における前述した操作画面が表示されている領域内に、所望の文字を手指で手書き入力することができるようになっている。
さらに、表示装置2は、タッチパネル6と電気的に接続された座標取得部7を有しており、この座標取得部7は、所定のサンプリング周期ごとに、手書き入力が行われているタッチパネル6上の座標を取得し、取得された座標を座標データとしてコントロールユニット3側に出力するようになっている。
一方、コントロールユニット3は、座標取得部7に接続されたCPU9を有しており、このCPU9には、座標取得部7から出力された座標データが入力されるようになっている。なお、CPU9は、座標取得部7による所定のサンプリング周期ごとの座標の取得を制御するようになっている。
CPU9は、座標取得部7側から入力された座標データに基づいて、手書き入力の移動方向における前後の座標点同士を直線で結ぶ画像の描画データを、座標取得部7側からの座標データの入力にともなって順次作成し、作成した描画データを順次出力するようになっている。
CPU9の出力側には、ビデオRAM(VRAM10)が接続されており、このVRAM10には、CPU9から出力された描画データが入力されて一時的に保存されるようになっている。
VRAM10には、表示処理部11が接続されており、この表示処理部11は、VRAM10に保存された描画データを順次読出して表示部5に出力するようになっている。
これにより、表示部5の表示画面上には、描画データの画像として前述した座標点同士を結ぶ直線の画像が、手書き入力の進行にともなって順次書き足されるように表示されていくようになっている。
手書き入力が適切な操作(軌跡の描き方や手書き入力速度等)の下で行われた場合には、順次書き足されるように表示された複数の直線の画像によって、1個の文字が形成されることになる。
また、CPU9には、文字認識エンジンとしての文字認識部12が接続されており、この文字認識部12には、CPU9によって1文字分の座標データが入力されるようになっている。
文字認識部12には、文字認識辞書メモリ14が接続されており、この文字認識辞書メモリ14には、各種の文字に対応した文字コードと、その特徴パターンが記憶されている。
文字認識部12は、文字認識辞書メモリ14を参照して、CPU9から入力された1文字分の座標データによって形成されるパターンに近似する文字を検索し、該当する文字の文字コードを文字認識辞書メモリ14から読出すことによって、手書き入力された文字を認識するようになっている。
文字認識部12によって認識された文字は、CPU9に取り込まれるようになっている。
さらに、CPU9には、文書メモリ15が接続されており、この文書メモリ15には、CPU9が文字認識部12から取り込んだ文字が保存されるようになっている。
このような手書き入力文字を認識するための基本的な構成に加えて、さらに、本実施形態における手書き情報認識装置1には、ユーザによる手書き入力速度の調整を簡便かつ確実ならしめ、手書き文字認識率を向上させるための手段が講じられている。
すなわち、本実施形態において、CPU9は、入力速度検出手段として機能して、手書き入力速度を検出するようになっている。
具体的には、図2に例示するように、CPU9は、前述した座標を取得する際の所定のサンプリング周期Tごとの座標A〜Eの移動距離LAB(T)〜LDE(T)に基づいて、手書き入力速度を検出するようになっている。
なお、図2においては、所定のサンプリング周期Tにおける座標Aから座標Bへの座標の移動距離LAB(T)が最も短いが、このことは、座標AB間の手書き入力速度が最も遅いことを意味している。CPU9は、座標Bにおいて、座標AB間の手書き入力速度(図2における最低速度)を検出することができる。
一方、図2においては、所定のサンプリング周期Tにおける座標Dから座標Eへの座標の移動距離LDE(T)が最も長いが、このことは、座標DE間の手書き入力速度が最も速いことを意味している。CPU9は、座標Eにおいて、座標DE間の手書き入力速度(図2における最高速度)を検出することができる。
また、本実施形態において、CPU9は、判定手段として機能して、自らが検出した手書き入力速度が、設定速度としての手書き入力文字を認識するための最適な手書き入力速度(以下、最適入力速度と称する)を超えているか否かを判定するようになっている。
この判定は、所定のサンプリング周期ごとの座標の移動距離が、所定距離としての最適入力速度における座標の移動距離(以下、最適座標移動距離と称する)を超えているか否かに基づいて行うようになっている。
例えば、図2において、座標AB間における手書き入力速度を最適入力速度とし、座標AB間の移動距離LAB(T)を最適座標移動距離とすると、CPU9は、座標AB間の移動距離LAB(T)を超える座標の移動距離を有する座標BC間、CD間およびDE間における手書き入力速度が、最適入力速度を超えていると判定することになる。
そして、CPU9は、手書き入力速度が最適入力速度を超えているか否かの判定の結果(以下、入力速度判定結果と称する)を出力するようになっている。
さらに、本実施形態において、CPU9の出力側には、通知手段としての振動制御部18が接続されており、この振動制御部18には、CPU9から出力された入力速度判定結果が入力されるようになっている。
また、表示装置2の内部における振動制御部18の出力側には、通知手段としての振動発生部17が接続されている。
振動制御部18は、CPU9から、手書き入力速度が最適入力速度を超える旨の入力速度判定結果が入力された場合には、振動発生部17に対する通電制御(オフからオンへの切換え)によって、振動発生部17に振動を発生させるようになっている。そして、この振動発生部17に発生した振動が、タッチパネル6に伝達されることによって、タッチパネル6が振動するようになっている。
図2の例で言えば、最適入力速度を超える手書き入力速度によってなされた所定のサンプリング周期Tごとの手書き入力の終点座標となる座標C、座標Dおよび座標Eの各位置において、タッチパネル6が振動することになる。
したがって、本実施形態においては、手書き入力速度が最適入力速度を超える場合には、その旨をタッチパネル6の振動によって触感を通じてユーザに通知することができるため、ユーザが、手書き入力速度が速すぎることを簡便かつ確実に把握することが可能となる。
これにより、ユーザは、表示画面がタッチパネル6を操作する手指で隠れることによって手書き入力の入力経過を確認することが困難であっても、タッチパネル6の振動の有無に基づいて、手書き入力速度を容易に調整することができる。この結果、手書き文字認識率を向上させることができる。
より好ましい実施形態としては、CPU9が、振動制御部18に対して、前述した入力速度判定結果だけではなく、最適座標移動距離に対する所定のサンプリング周期ごとの座標の移動距離の超過の度合を示すデータ(以下、超過データと称する)も出力するようにする。
そして、振動制御部18が、CPU9側から入力された超過データに基づいて、最適座標移動距離に対する所定のサンプリング周期ごとの座標の移動距離の超過の度合が大きいほど、振動発生部17に発生させる振動を強くして、タッチパネル6を強く振動させるようにする。
例えば、図2の例を用いた図3(左欄および中央欄参照)に示すように、最適座標移動距離を超える座標BC間、CD間およびDE間の手書き入力に対しては、単にタッチパネル6に振動を発生させるだけでなく、所定のサンプリング周期における座標の移動距離が最も長い座標DE間の手書き入力の終点座標Eにおいて発生させる振動が最も強くなるようにする。
一方、所定のサンプリング周期における座標の移動距離が最も短い座標BC間の手書き入力の終点座標Cにおいて発生させる振動が最も弱くなるようにする。
このように、最適座標移動距離に対する所定のサンプリング周期ごとの座標の移動距離の超過の度合に応じて振動の強さを変える場合には、前記超過の度合の増加にともなって、振動が漸次強くなるようにしてもよく、または、前記超過の度合の増加にともなって、振動が段階的に強くなるようにしてもよい。
このようにすれば、手書き入力速度が速くなり過ぎるほどタッチパネル6をより強く振動させることが可能となる結果、ユーザが最適入力速度をさらに容易に把握して手書き入力速度をさらに適切に調整することができ、手書き文字認識率をさらに向上させることができる。
なお、図3における右欄は、左欄に示す各座標区間における手書き入力に対応する手書き文字認識率を示している。図3に示すように、最適入力速度を大きく超過した手書き入力速度によってなされた座標DE間の手書き入力については、入力結果を認識できないことになる。
さらに、本実施形態において、CPU9、VRAM10、表示処理部11および表示部5は、通知手段として機能するようになっている。
すなわち、CPU9は、手書き入力速度が最適入力速度を超えていると判定した場合には、その旨をユーザに通知する通知画像の描画データを作成するようになっている。この通知画像は、例えば、手書き入力速度が最適入力速度を超えていることを警告する警告文であってもよい。
そして、CPU9は、作成された通知画像の描画データをVRAM10に出力して一時的に保存させるようになっている。
表示処理部11は、VRAM10に保存された通知画像の描画データを読出して表示部5に出力するようになっている。
表示部5は、表示処理部11から出力された通知画像の描画データを表示画面上に表示するようになっている。
したがって、本実施形態においては、手書き入力速度が最適入力速度を超える場合には、その旨を通知画像によって視覚を通じてユーザに通知することができるため、ユーザが、手書き入力速度が速すぎることをさらに確実に把握することが可能となる。
なお、通知画像は、手書き入力の操作画面とは異なる位置に表示すれば、手書き入力を行うユーザの手指によって隠されることはない。
さらに、本実施形態において、CPU9は、通知手段としての機能により、手書き入力速度が最適入力速度を超えている旨をユーザに通知する通知音声の音声データを作成し、作成した音声データを出力するようになっている。
CPU9の出力側には、通知手段としての音声処理部19が接続されており、この音声処理部19には、CPU9から出力された通知音声の音声データが入力されるようになっている。
そして、音声処理部19は、CPU9側から入力された通知音声の音声データを合成して出力するようになっている。
音声処理部19の出力側には、通知手段としてのスピーカ20が接続されており、このスピーカ20には、音声処理部19から出力された音声データが入力されるようになっている。
そして、スピーカ20は、音声処理部19側から入力された音声データを通知音声に変換して出力するようになっている。
したがって、本実施形態においては、手書き入力速度が最適入力速度を超える場合には、その旨を通知音声によって聴覚を通じてユーザに通知することができるので、ユーザが、手書き入力速度が速すぎることをさらに確実に把握することが可能となる。
次に、本実施形態の主要な作用について説明する。
本実施形態においては、まず、CPU9によって手書き入力の操作画面の描画データを作成してVRAM10に出力し、続いて、表示処理部11によってVRAM10内の操作画面の描画データを読込んで表示部5に出力することによって、表示部5の表示画面上に手書き入力の操作画面を表示する。
次いで、操作画面を介してユーザがタッチパネル6に対する手書き入力を開始すると、タッチパネル6に接続された座標取得部7が、所定のサンプリング周期ごとに手書き入力が行われているタッチパネル6上の座標を順次取得して、各座標の座標データをCPU9に順次出力する。
そして、CPU9は、座標取得部7からの座標データに基づいて、所定のサンプリング周期ごとの座標の移動距離を算出し、算出した移動距離に基づいて、所定のサンプリング周期ごとの手書き入力速度を検出する。
この手書き入力速度の検出は、所定のサンプリング周期ごとの手書き入力の終点座標(図2参照)においてその都度行われる。
CPU9は、所定のサンプリング周期ごとの手書き入力の終点座標において、終点座標と始点座標(終点座標が図2における座標Bである場合には座標A)との間の座標区間における手書き入力速度が、最適入力速度を超えているか否かを判定する。
この判定は、所定のサンプリング周期ごとの座標の移動距離が、最適座標移動距離を超えるか否かに基づいて行う。
そして、CPU9は、手書き入力速度が最適入力速度を超える場合には、その旨の入力速度判定結果を振動制御部18に出力する。
この入力速度判定結果を受けて、振動制御部18は、振動発生部17に対する通電制御を行うことにより、振動発生部17を介してタッチパネル6を振動させる。
これにより、ユーザは、手書き入力中の指先が受ける振動の触感を通じて手書き入力速度が速すぎることを把握することができる。
また、このとき、CPU9は、通知画像の描画データを作成してVRAM10に出力し、表示処理部11は、VRAM10内の通知画像の描画データを表示部5に出力する。
これにより、表示部5の表示画面上に通知画像が表示され、ユーザは、手書き入力速度が速すぎることを視覚を通じて把握することができる。
さらに、このとき、CPU9は、通知音声の音声データを作成して音声処理部19に出力し、音声処理部19は、CPU9から出力された音声データを合成した上でスピーカ20に出力する。
これにより、スピーカ20から通知音声が音声出力され、ユーザは、手書き入力速度が速すぎることを聴覚を通じて把握することができる。
このように、手書き入力速度が速すぎることを把握することによって、ユーザは、手書き入力速度を好適な速度(最適入力速度を超えない速度)に調整することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る手書き情報認識装置1の第2実施形態について、図4を参照して説明する。
本実施形態における手書き情報認識装置1は、CPU9による手書き入力速度を検出および判定の具体的な方法だけが第1実施形態とは異なっている。
すなわち、図4に例示するように、本実施形態において、CPU9は、手書き入力の所定の移動距離xごとに取得される座標A〜Lの数に基づいて、手書き入力速度を検出するようになっている。なお、座標については、第1実施形態と同様に、所定のサンプリング周期ごとに取得されるようになっている。
図4においては、座標Aと、この座標Aから所定の移動距離xだけ離れた座標Gとの間において取得された座標の数が最も多いが、このことは、手書き入力が座標Aから座標Gに移動した際の手書き入力速度が最も遅いことを意味している。CPU9は、座標Gにおいて、座標AG間の手書き入力速度(図4における最低速度)を検出することができる。
一方、図4においては、座標Jと、この座標Jから所定の移動距離xだけ離れた座標Lとの間において取得された座標の数が最も少ないが、このことは、手書き入力が座標Jから座標Kに移動した際の手書き入力速度が最も速いことを意味している。CPU9は、座標Lにおいて、座標JL間の手書き入力速度(図4における最高速度)を検出することができる。
また、本実施形態において、CPU9は、手書き入力の所定の移動距離ごとに取得される座標の数が、所定数としての最適入力速度における手書き入力の際に取得される座標の数(以下、最適取得座標数と称する)よりも少ないか否かに基づいて、手書き入力速度が最適入力速度を超えているか否かを判定するようになっている。
例えば、図4において、座標AG間における手書き入力速度を最適入力速度とすると、CPU9は、座標AG間よりも座標数が少ない座標GJ間およびJK間における手書き入力速度は、最適入力速度を超えていると判定することになる。
このようにして手書き入力速度の検出および判定を行う場合であっても、第1実施形態と同様に、ユーザは、タッチパネル6の振動、通知画像の表示および通知音声の出力によって手書き入力速度が速すぎることを確実に把握することができる。
より好ましくは、最適座標取得数に対する手書き入力の所定の移動距離ごとに取得される座標の数の不足の度合が大きいほど、タッチパネル6を強く振動させるようにする。
図4の例で言えば、座標AG間における手書き入力速度を最適入力速度とし、座標AG間の手書き入力において取得される座標の数を最適取得座標数とすると、手書き入力の所定の移動距離xにおいて取得される座標の数が最も少ない座標JL間の手書き入力の終点座標Lにおいて発生させる振動が最も強くなるようにする。
このようにすれば、手書き入力速度が速くなり過ぎるほどタッチパネル6をより強く振動させることが可能となる結果、ユーザが最適入力速度をさらに容易に把握して手書き入力速度をさらに適切に調整することができ、手書き文字認識率をさらに向上させることができる。
以上述べたように、本発明に係る手書き情報認識装置1によれば、手書き入力速度が最適入力速度を超える場合には、その旨をタッチパネル6の振動、通知画像および通知音声によってユーザに通知することができる。
この結果、表示画面がタッチパネル6を操作するユーザの手指で隠れることによって手書き入力の認識結果を確認することが困難となっても、ユーザが、手書き入力速度を簡便かつ確実に調整することができる。これにより、手書き文字認識率を向上させることができる。
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
例えば、前述した実施形態においては、設定速度を最適入力速度としているが、本発明は、このような構成に限定されるものではなく、例えば、手書き入力文字を認識することができる許容限度の手書き入力速度を設定速度としてもよい。
また、前述した実施形態においては、手書き入力速度が最適入力速度を超える場合にタッチパネル6に振動を発生させるようになっているが、タッチパネル6の振動が適正な手書き入力を妨げない程度の微弱なものであれば、前述した実施形態とは逆に、手書き入力速度が最適入力速度を超えない場合にタッチパネル6を振動させるようにしてもよい。
さらに、手書き入力される情報は、記号および図形等の文字以外の情報であってもよいことは勿論である。
さらにまた、本発明に係る手書き情報認識装置1を、車載用ナビゲーション装置における目的地の設定に用いれば、車載用ナビゲーション装置の操作性を向上させることができる。
本発明に係る手書き情報認識装置の実施形態を示すブロック図 本発明に係る手書き情報認識装置の第1実施形態において、手書き入力速度の検出方法を模式的に示す説明図 本発明に係る手書き情報認識装置の第1実施形態において、タッチパネルに発生させる振動の具体的な態様を示す図 本発明に係る手書き情報認識装置の第2実施形態において、手書き入力速度の検出方法を模式的に示す説明図 従来の手書き入力の問題点を模式的に示す図
符号の説明
1 手書き情報認識装置
5 表示部
6 タッチパネル
9 CPU
11 表示処理部
17 振動発生部
18 振動制御部
19 音声処理部
20 スピーカ

Claims (7)

  1. タッチパネル上に情報を手書き入力する際に、所定のサンプリング周期ごとに前記手書き入力が行われている前記タッチパネル上の座標を順次取得し、取得された各座標に基づいて、手書き入力された前記情報を認識する手書き情報認識装置であって、
    前記手書き入力の入力速度を検出する入力速度検出手段と、
    この入力速度検出手段によって検出された前記入力速度が設定速度を超えているか否かを判定する判定手段と、
    この判定手段によって前記入力速度が前記設定速度を超えていると判定された場合に、その旨をユーザに通知する通知手段と
    を備えたことを特徴とする手書き情報認識装置。
  2. 前記入力速度検出手段が、前記所定のサンプリング周期ごとの前記座標の移動距離に基づいて、前記入力速度を、前記所定のサンプリング周期ごとに検出するように形成され、
    前記判定手段が、前記所定のサンプリング周期ごとの前記座標の移動距離が所定距離を超えている場合に、前記入力速度が前記設定速度を超えていると判定するように形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の手書き情報認識装置。
  3. 前記入力速度検出手段が、前記手書き入力の所定の移動距離ごとに取得される前記座標の数に基づいて、前記入力速度を、前記手書き入力の所定の移動距離ごとに検出するように形成され、
    前記判定手段が、前記手書き入力の所定の移動距離ごとに取得される前記座標の数が所定数よりも少ない場合に、前記入力速度が前記設定速度を超えていると判定するように形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の手書き情報認識装置。
  4. 前記通知手段が、前記タッチパネルを振動させることによって、前記入力速度が前記設定速度を超えている旨をユーザに通知するように形成されていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の手書き情報認識装置。
  5. 前記通知手段が、前記タッチパネルを振動させることによって、前記入力速度が前記設定速度を超えている旨をユーザに通知するように形成され、かつ、前記所定距離に対する前記所定のサンプリング周期ごとの前記座標の移動距離の超過の度合が大きいほど、前記タッチパネルを強く振動させるように形成されていること
    を特徴とする請求項2に記載の手書き情報認識装置。
  6. 前記通知手段が、前記タッチパネルを振動させることによって、前記入力速度が前記設定速度を超えている旨をユーザに通知するように形成され、かつ、前記所定数に対する前記手書き入力の所定の移動距離ごとに取得される前記座標の数の不足の度合が大きいほど、前記タッチパネルを強く振動させるように形成されていること
    を特徴とする請求項3に記載の手書き情報認識装置。
  7. 前記設定速度が、手書き入力された情報を認識するために最適な入力速度とされていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の手書き情報認識装置。
JP2005340415A 2005-11-25 2005-11-25 手書き情報認識装置 Expired - Fee Related JP4809668B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005340415A JP4809668B2 (ja) 2005-11-25 2005-11-25 手書き情報認識装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005340415A JP4809668B2 (ja) 2005-11-25 2005-11-25 手書き情報認識装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007148639A true JP2007148639A (ja) 2007-06-14
JP4809668B2 JP4809668B2 (ja) 2011-11-09

Family

ID=38210005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005340415A Expired - Fee Related JP4809668B2 (ja) 2005-11-25 2005-11-25 手書き情報認識装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4809668B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014102650A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Aisin Aw Co Ltd 操作支援システム、操作支援方法及びコンピュータプログラム
JP2021009521A (ja) * 2019-06-28 2021-01-28 株式会社リコー 電子情報ボード、電子情報ボードシステム及びそれらの制御方法、プログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS634383A (ja) * 1986-06-25 1988-01-09 Canon Inc 情報入力方式
JPH0341338U (ja) * 1989-08-28 1991-04-19
JPH0676116A (ja) * 1992-08-24 1994-03-18 Oki Electric Ind Co Ltd オンライン文字認識装置
JP2005275632A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Fujitsu Component Ltd 入力パネル及び入力装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS634383A (ja) * 1986-06-25 1988-01-09 Canon Inc 情報入力方式
JPH0341338U (ja) * 1989-08-28 1991-04-19
JPH0676116A (ja) * 1992-08-24 1994-03-18 Oki Electric Ind Co Ltd オンライン文字認識装置
JP2005275632A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Fujitsu Component Ltd 入力パネル及び入力装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014102650A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Aisin Aw Co Ltd 操作支援システム、操作支援方法及びコンピュータプログラム
JP2021009521A (ja) * 2019-06-28 2021-01-28 株式会社リコー 電子情報ボード、電子情報ボードシステム及びそれらの制御方法、プログラム
JP7298341B2 (ja) 2019-06-28 2023-06-27 株式会社リコー 電子情報ボード、電子情報ボードシステム及びそれらの制御方法、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4809668B2 (ja) 2011-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106997241B (zh) 虚拟现实环境中与真实世界互动的方法与虚拟现实系统
US8793621B2 (en) Method and device to control touchless recognition
CN104914987B (zh) 用于触觉启用的投影用户界面的系统和方法
US10322336B2 (en) Haptic braille output for a game controller
JP5675627B2 (ja) 身振り認識を伴うモバイルデバイス
US11663784B2 (en) Content creation in augmented reality environment
JP5930618B2 (ja) 空間手書きシステム及び電子ペン
US20030228881A1 (en) Mobile terminal device
JP2011221604A (ja) 手書きデータ管理システム及び手書きデータ管理プログラム並びに手書きデータ管理方法
JP6429886B2 (ja) 触感制御システムおよび触感制御方法
EP3557384A1 (en) Device and method for providing dynamic haptic playback for an augmented or virtual reality environments
US10296096B2 (en) Operation recognition device and operation recognition method
JP2010086411A (ja) 情報処理装置、情報処理方法
EP2703971A1 (en) Input device, input method and recording medium
JP6504058B2 (ja) 情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
KR20150006382A (ko) 디스플레이 장치의 선택된 키 식별 방법 및 디스플레이 장치
JP4809668B2 (ja) 手書き情報認識装置
CN102478997A (zh) 触控装置以及在该触控装置上显示一虚拟键盘的方法
JP2006012184A (ja) 表示装置、情報処理装置、及びその制御方法
JP2009009412A (ja) 情報提示装置及び情報提示方法
JP2017004298A (ja) 文字入力システム、文字入力方法、及び、コンピュータプログラム
JP6523509B1 (ja) ゲームプログラム、方法、および情報処理装置
WO2021192712A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
US20220392320A1 (en) Tactile presentation device and tactile presentation method
WO2021085193A1 (ja) 情報処理装置、及びコマンド処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110816

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110819

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140826

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4809668

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees