JP2007147547A - 濃度ムラ検査装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板に形成されたパターンの濃度ムラを検査する装置であって、第1の撮像手段11と第1の照明手段21とからなる少なくとも一つの第1検査手段10と、第2の撮像手段12と第2の照明手段22とからなる少なくとも一つの第2検査手段20と、画像処理手段30と、判定手段40と、制御手段50とを有し、前記第1の撮像手段11に対する第1の照明手段21との照明角度αと、前記第2の撮像手段12に対する第2の照明手段22との照明角度βとを有しており、少なくとも照明角度γと前記照明角度θとのいずれかが38°〜52°の範囲に設定されている。
【選択図】図1
Description
図1は本発明の濃度ムラ検査装置の一実施例を示す模式構成概略図である。
濃度ムラ検査装置100は、図1に示すように、ラインカメラ等からなる第1の撮像手段11と、処理基板を照明する第1の照明手段21とからなる少なくとも一つの第1検査手段10と、ラインカメラ等からなる第2の撮像手段12と、処理基板を照明する第2の照明手段22とからなる少なくとも一つの第2検査手段20と、第1の撮像手段11及び第2の撮像手段12で撮像された画像を取り込み、画像解析する画像処理手段30と、画像解析結果を元に良否判定を行う判定手段40と、装置全体の制御を行う制御手段50とから構成されている。
第1検査手段10と第2検査手段20とは遮光板61で遮蔽されており、第1の照明手段21の照明軸と基板に形成されたストライプパターンとで形成される照明角度γと、第2の照明手段22の照明軸と基板に形成されたストライプパターンとで形成される照明角度θとは、照明角度γと照明角度θとのいずれかが38°〜52°の範囲に設定されているのが特徴で、ここでは、照明角度γとして45°が、照明角度θとして90°が設定された事例である。
また、遮光板61の反対側には、第2の撮像手段12に対する第2の照明手段22の照明角度αが15°に設定された第2検査手段10を、第2の照明手段22の照明軸と処理基板71に形成されたストライプパターンとで形成される照明角度θを90°に配置したものである。
また、第1の照明手段21及び第2の照明手段22は出射光を有効利用できるよう照射範囲がラインカメラからなる第1の撮像手段11及び第2の撮像手段12の視野に合わせたバー状になっていることが望ましい。例えば、伝送ライト、LEDアレイによるバー照明、光ファイバによるバー照明、ランプ+シリンドリカルレンズの組合せ等である。これは、一例であってこれに限定されるものではない。
また、照明手段と撮像手段の位置関係は照射範囲のほぼ中央が撮像手段の視野となるよう設置する。
着色フィルタのストライプの微小な乱れによる回折光の乱れである。このため、照明を着色フィルタのストライプに平行に当てたときに最も良いコントラストで見え、垂直に当てたときにはほとんど見えなくなることが分かっている。
しかし、処理基板上に形成された着色フィルタのストライプ方向は搬送方向に直角のものと平行のものがあるため、従来の検査装置のように照明手段、ラインカメラを搬送方向に直角に設置すると検出力にばらつきが生じてしまう。
また、ハイブリッドと呼ばれる、複数種類の領域を面付けされた処理基板71においては1枚の基板上に直角のストライプと平行のストライプが混在することもあり、この場合は基板回転のみでは対応できず、途中で基板を回転させる等の2パスの検査が必要となる。
このため、散乱光のみを捕らえるよう、撮像手段と照明手段とを同じ方向から斜めに処理基板に向けることにより、突起欠陥からの散乱光をコントラスト良く捕らえることが可能となる。
このため、第2の検査手段20では、第1の検査手段10では見えにくい濃度ムラ(欠陥)が捕らえられることも期待される。
まず、2048bitのラインカメラかなる第1の撮像手段11と集光用のシリンドリカルレンズを装備した照射幅500mmの伝送ライトに100Wのハロゲンランプを片側端面から入射するようにした第1の照明手段21とからなる第1の検査手段10と、2048bitのラインカメラからなる第2の撮像手段12と集光用のシリンドリカルレンズを装備した照射幅1600mmの伝送ライトに350Wのメタルハライドランプ2基をファイバを介して両側端面から入射するようにした第2の照明手段22とからなる第2の検査手段20と、コンピュータ等からなる画像処理手段30と、判定手段40と、制御手段50とで濃度ムラ検査装置100aを構成した(図1参照)。
ここで、第1の撮像手段11に対する第1の照明手段21の照明角度αは45°、第2の撮像手段12に対する第1の照明手段22の照明角度βは15°にそれぞれ設定した。
ラインカメラからなる第1の撮像手段11の視野幅は340mm(カメラ視野幅方向)であり、各カメラは40mmのオーバーラップ(川幅方向換算値)をもって配置されており、全体で1240mmの視野幅を持たせた。レンズはf=50mm、F1.2の35mm一眼レフ用レンズである。
ラインカメラからなる第2の撮像手段12の視野幅は340mmであり、40mmのオーバーラップができるように配置されており、全体で1240mmの視野幅を持っている。レンズはf=50mm、F1.2の35mm一眼レフ用レンズである。
尚、第1検査手段10と第2検査手段20とは遮光板61にて、第1検査手段10同士は遮光板62で遮蔽され、各照明手段の影響を相互に受けないようになっている。
この結果は、画面表示、警報ランプ等によって検査員に提示されるとともに通信によって下流工程装置、管理システムに受け渡される。
上記、処理基板の搬送、画像の取り込み、画像処理、判定処理の一連の動作は、制御手段50にて制御される。
ここで、第1の撮像手段11に対する第1の照明手段21の照明角度αは45°、第2の撮像手段12に対する第1の照明手段22の照明角度βは15°にそれぞれ設定した。
また、第2の照明手段22の照明軸と処理基板71の流れ方向とで形成される照明角度θを45°に設定し、2048bitのラインカメラからなる第2の撮像手段12とで構成された第2検査手段10を6台配置した(図4参照)。
尚、第1検査手段10と第2検査手段20とは遮光板61及び62にて遮蔽され、各照明手段の影響を相互に受けないようになっている。
この結果は、画面表示、警報ランプ等によって検査員に提示されるとともに通信によって下流工程装置、管理システムに受け渡される。
上記、処理基板の搬送、画像の取り込み、画像処理、判定処理の一連の動作は、制御手段50にて制御される。
ここで、第1の撮像手段11に対する第1の照明手段21の照明角度αは45°、第2の撮像手段12に対する第1の照明手段22の照明角度βは15°にそれぞれ設定した。
また、第1の照明手段22の照明軸と処理基板71に形成されたストライプパターンとで形成される照明角度θを45°に設定し、2048bitのラインカメラからなる第2の撮像手段12を6台配置し、第2検査手段20を構成した(図5参照)。
尚、第1検査手段10と第2検査手段20とは遮光板61にて遮蔽され、各照明手段の影響を相互に受けないようになっている。
この結果は、画面表示、警報ランプ等によって検査員に提示されるとともに通信によって下流工程装置、管理システムに受け渡される。
上記、処理基板の搬送、画像の取り込み、画像処理、判定処理の一連の動作は、制御手段50にて制御される。
11……第1の撮像手段
21……第1の照明手段
20……第2検査手段
12……第2の撮像手段
22……第2の照明手段
30……画像処理手段
40……判定手段
50……制御手段
61、62……遮光板
71……処理基板
100、100a、100b、100c……濃度ムラ検査装置
α……第1の撮像手段11に対する第1の照明手段21の照明角度
β……第2の撮像手段12に対する第2の照明手段22の照明角度
γ……第1の照明手段21の照明軸と処理基板71に形成されたストライプパターンとで形成される照明角度
θ……第2の照明手段22の照明軸と処理基板71に形成されたストライプパターンとで形成される照明角度
Claims (2)
- 基板に形成されたパターンの濃度ムラを検査する装置であって、第1の撮像手段(11)と第1の照明手段(21)とからなる少なくとも一つの第1検査手段(10)と、第2の撮像手段(12)と第2の照明手段(22)とからなる少なくとも一つの第2検査手段(20)と、画像処理手段(30)と、判定手段(40)と、制御手段(50)とを有し、前記第1の撮像手段(11)に対する第1の照明手段(21)の照明角度(α)と、前記第2の撮像手段(12)に対する第2の照明手段(22)の照明角度(β)とが、それぞれ異なった角度に設定してあることを特徴とする濃度ムラ検査装置。
- 前記第1検査手段(10)の第1の照明手段(21)の照明軸と基板に形成されたストライプパターンとで形成される照明角度(γ)と、前記第2検査手段(20)の第2の照明手段(22)の照明軸と基板に形成されたストライプパターンとで形成される照明角度(θ)とを有しており、少なくとも前記照明角度(γ)と前記照明角度(θ)とのいずれかが38°〜52°の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の濃度ムラ検査装置。
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WO2010014041A1 (en) * | 2008-07-28 | 2010-02-04 | Sok Leng Chan | Method and system for detecting micro-cracks in wafers |
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JP2013157568A (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-15 | Sony Corp | 検査装置、検査方法及び基板の製造方法 |
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JPH08271436A (ja) * | 1995-03-29 | 1996-10-18 | Sharp Corp | カラーフィルタ基板の検査装置 |
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2005
- 2005-11-30 JP JP2005345405A patent/JP4892943B2/ja not_active Expired - Fee Related
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