JP2007147273A - 冷媒蒸発器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】空気流れ方向Aで隣接する複数列のタンク部10、11を仕切る仕切り壁16に、この複数列のタンク部を直結する複数のバイパス通路穴18を設ける。これにより、蒸発器側面部に特別にサイド冷媒通路を形成することなく、冷媒流れのターン構成を得ることができる。
【選択図】図1
Description
2列の偏平チューブ(2〜5)に対応してこの偏平チューブ(2〜5)の両端部に2列配置され、この偏平チューブ(2〜5)への冷媒分配もしくはこの偏平チューブ(2〜5)からの冷媒の集合を行うタンク部(8〜13)とを備える冷媒蒸発器であって、
偏平チューブ(2〜5)は、断面偏平状の長手方向が送風空気の流れ方向(A)に向くように配置され、
タンク部(8〜13)は、入口側タンク(8)、出口側タンク(13)、第1中間タンク(10)およびこの第1中間タンク(10)に隣接して送風空気の流れ方向(A)の上流側に位置する第2中間タンク(11)に区画されており、
第1中間タンク(10)と第2中間タンク(11)とは、バイパス通路手段(18)により直結されており、
このバイパス通路手段(18)を通過する冷媒の流れ方向(d)が偏平チューブ(2〜5)の断面偏平状の長手方向と一致していることを特徴としている。
偏平チューブ(2〜5)は、断面偏平状の長手方向が送風空気の流れ方向(A)に向くように配置され、
偏平チューブ(2〜5)の両端部に、偏平チューブ(2〜5)への冷媒分配もしくは偏平チューブ(2〜5)からの冷媒の集合を行うタンク部(8〜13)を配置し、
タンク部(8〜13)を複数列の偏平チューブ(2〜5)に対応して前記送風空気の流れ方向(A)に複数列配置し、
冷媒入口(6)から流入する冷媒をタンク部(8〜13)とチューブ(2〜5)とを通過する流路で複数回ターンさせた後に冷媒出口(7)から流出させる冷媒蒸発器において、
複数列のタンク部(8〜13)のうち送風空気の流れ方向(A)で隣接するタンク部(8〜13)を直結するバイパス通路手段(18)を設け、
バイパス通路手段(18)を通過する冷媒の流れ方向(d)が偏平チューブ(2〜5)の断面偏平状の長手方向と一致していることを特徴としており、請求項1と同様の作用効果を奏することができる。
図1は自動車用空調装置の冷凍サイクルにおける冷媒蒸発器に本発明を適用した第1実施形態を示すもので、蒸発器の全体構成の概要を示している。蒸発器1は図1の上下方向を上下にして、図示しない自動車用空調装置の空調ユニットケース内に設置される。蒸発器1には図示しない送風機により矢印A方向に空気が送風され、この送風空気(外部流体)と冷媒とが熱交換する。
チューブ2〜5においても、外面側にろう材を付ける必要がないため、耐食性を向上できる。また、チューブ2〜5の外面側にろう材を付けないため、表面処理層の形成が良好となり、排水性が向上する。また、排水性の向上に伴って、冷媒蒸発器での臭いの発生抑止効果が高くなる。
図15は第2実施形態を示すもので、絞り穴35aを有する仕切り板35をタンク部8〜13の任意の位置に設けたスリット溝36に挿入して、複数のチューブ2〜5への冷媒分配性(分配の均一化)を改善するものである。なお、仕切り板35の材質等は、図8の仕切り板14、15と同一でよい。
Claims (4)
- (a) 送風空気の流れ方向(A)に2列配列されるとともに、この流れ方向(A)と直交方向に複数並列配置された断面偏平状の偏平チューブ(2〜5)と、
(b) 前記2列の偏平チューブ(2〜5)に対応してこの偏平チューブ(2〜5)の両端部に2列配置され、この偏平チューブ(2〜5)への冷媒分配もしくはこの偏平チューブ(2〜5)からの冷媒の集合を行うタンク部(8〜13)とを備える冷媒蒸発器であって、
(c) 前記偏平チューブ(2〜5)は、断面偏平状の長手方向が前記送風空気の流れ方向(A)に向くように配置され、
(d) 前記タンク部(8〜13)は、複数のタンク(8〜13)に区画されており、
(e) 前記タンク部(8〜13)のうち、前記送風空気の流れ方向(A)の下流側に位置し、かつ前記偏平チューブ(2〜5)の一端側に位置するタンクは冷媒入口(6)と連通する入口側タンク(8)となっており、
(f) 前記タンク部(8〜13)のうち、前記入口側タンク(8)に隣接して前記送風空気の流れ方向(A)の上流側に位置するタンクは冷媒出口(7)と連通する出口側タンク(13)となっており、
(g) 前記タンク部(8〜13)のうち、前記送風空気の流れ方向(A)と直交方向において前記冷媒入口(6)と対向する側であって前記送風空気の流れ方向(A)の下流側に位置するタンクは第1中間タンク(10)となっており、
(h) 前記タンク部(8〜13)のうち、前記第1中間タンク(10)に隣接して前記送風空気の流れ方向(A)の上流側に位置するタンクは第2中間タンク(11)となっており、
(i) 前記第1中間タンク(10)と前記第2中間タンク(11)とは、バイパス通路手段(18)により直結されており、
(j) 前記複数の偏平チューブ(2〜5)のうち、一端が前記入口側タンク(8)に連通し他端が前記入口側タンク(8)と上下方向において対向するタンク(9)と連通するチューブ(2)により第1チューブ群が構成されており、
(k) 前記複数の偏平チューブ(2〜5)のうち、一端が前記第1中間タンク(10)に連通し他端が前記第1中間タンク(10)と上下方向において対向するタンク(9)と連通するチューブ(3)により第2チューブ群が構成されており、
(l) 前記複数の偏平チューブ(2〜5)のうち、一端が前記第2中間タンク(11)に連通し他端が前記第2中間タンク(11)と上下方向において対向するタンク(12)と連通するチューブ(5)により第3チューブ群が構成されており、
(m) 前記複数の偏平チューブ(2〜5)のうち、一端が前記出口側タンク(13)に連通し他端が前記出口側タンク(13)と上下方向において対向するタンク(12)と連通するチューブ(4)により第4チューブ群が構成されており、
(n) 前記冷媒入口(6)から流入した冷媒は、前記入口側タンク(8)において分配され前記第1チューブ群を構成するチューブ(2)に流入し、
(o) 前記第2チューブ群を構成するチューブ(3)を通過した冷媒は前記第1中間タンク(10)に流入して集合し、
(p) 前記第1中間タンク(10)内の冷媒は前記バイパス通路手段(18)を通過して前記第2中間タンク(11)内に流入し、
(q) 前記第2中間タンク(11)において分配された冷媒は、前記第3チューブ群を構成するチューブ(5)に流入し、
(r) 前記第4チューブ群を構成するチューブ(4)を通過し前記出口側タンク(13)に流入して集合した冷媒は前記冷媒出口(7)から流出し、
(s) 前記バイパス通路手段(18)を通過する冷媒の流れ方向(d)が前記偏平チューブ(2〜5)の断面偏平状の長手方向と一致していることを特徴とする冷媒蒸発器。 - 冷媒を流すための断面偏平状の偏平チューブ(2〜5)を送風空気の流れ方向(A)に複数列配置するとともに、この偏平チューブ(2〜5)を前記送風空気の流れ方向(A)と直交方向に多数並列配置し、
前記偏平チューブ(2〜5)は、断面偏平状の長手方向が前記送風空気の流れ方向(A)に向くように配置され、
前記偏平チューブ(2〜5)の両端部に、前記偏平チューブ(2〜5)への冷媒分配もしくは前記偏平チューブ(2〜5)からの冷媒の集合を行うタンク部(8〜13)を配置し、
前記タンク部(8〜13)を前記複数列の偏平チューブ(2〜5)に対応して前記送風空気の流れ方向(A)に複数列配置し、
冷媒入口(6)から流入する冷媒を前記タンク部(8〜13)と前記チューブ(2〜5)とを通過する流路で複数回ターンさせた後に冷媒出口(7)から流出させる冷媒蒸発器において、
前記複数列のタンク部(8〜13)のうち前記送風空気の流れ方向(A)で隣接するタンク部(8〜13)を直結するバイパス通路手段(18)を設け、
前記バイパス通路手段(18)を通過する冷媒の流れ方向(d)が前記偏平チューブ(2〜5)の断面偏平状の長手方向と一致していることを特徴とする冷媒蒸発器。 - 前記バイパス通路手段(18)は、前記送風空気の流れ方向(A)と直交方向に複数配列された前記偏平チューブ(3、5)に対応して複数個設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の冷媒蒸発器。
- 前記偏平チューブ(2〜5)と前記タンク部(8〜13)とを、別体で形成した後に一体に接合することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の冷媒蒸発器。
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