JP2007147273A - 冷媒蒸発器 - Google Patents

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Isao Azeyanagi
功 畔柳
Masamichi Makihara
正径 牧原
Toshio Ohara
敏夫 大原
Sadayuki Kamiya
定行 神谷
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Abstract

【課題】空気流れ方向の前後にタンク部とチューブを複数列配置して、これらのタンク部とチューブによる冷媒通路を蛇行しながら冷媒が流れる蒸発器において、構成部品点数の低減による簡素化および圧損低減を図る。
【解決手段】空気流れ方向Aで隣接する複数列のタンク部10、11を仕切る仕切り壁16に、この複数列のタンク部を直結する複数のバイパス通路穴18を設ける。これにより、蒸発器側面部に特別にサイド冷媒通路を形成することなく、冷媒流れのターン構成を得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は冷凍サイクルの冷媒を蒸発させる冷媒蒸発器に関するもので、例えば、車両用空調装置に用いて好適なものである。
本出願人は、先に、特開平9−170850号公報において、図17に示す冷媒流路構成を持った冷媒蒸発器を提案している。この先願の冷媒蒸発器1においては、その上下両端部に、入口タンク50、51と出口タンク52、53とを形成して、送風空気の流れ方向Aに対して、空気下流側に冷媒入口側熱交換部Xを、また、空気上流側に冷媒出口側熱交換部Yを区画形成している。
そして、この蒸発器1では、金属薄板を2枚最中合わせ状に接合してチューブ(冷媒通路)を構成するとともに、この金属薄板の両端部の椀状の突出部により、上記タンク50〜53を一体に成形している。このような構成の蒸発器1では、その内部を冷媒が次の経路により流れる。すなわち、図17において、冷媒は、配管ジョイント54の冷媒入口54aから蒸発器側面のサイド冷媒通路55を経て下側入口タンク51の第1入口タンク部51aに入る。そして、この第1入口タンク部51aから、冷媒は、チューブ内の風下側冷媒通路を上昇して上側入口タンク50に入る。次に、冷媒は上側入口タンク50からチューブ内の風下側冷媒通路を下降して下側入口タンク51の第2入口タンク部51bに入る。
次に、冷媒は第2入口タンク部51bから蒸発器側面のサイド冷媒通路56を経て上側出口タンク52の第1出口タンク部52aに入り、ここからチューブ内の風上側冷媒通路を下降して下側出口タンク53に入る。次に、冷媒は、この下側出口タンク53からチューブ内の風上側冷媒通路を上昇して上側出口タンク52の第2出口タンク部52bに入る。
次に、冷媒は第2出口タンク部52bから蒸発器側面のサイド冷媒通路57を経て冷媒出口54bへと流れ、蒸発器外部へ流出する。このように、送風空気Aの流れに対して、空気下流側に冷媒入口側熱交換部Xを、また、空気上流側に冷媒出口側熱交換部Yをそれぞれ区画形成するとともに、冷媒入口側熱交換部Xと冷媒出口側熱交換部Yにおいて冷媒の流れ方向を一致させている。すなわち、図17において仕切り部58、59より右側では、両熱交換部X、Yの冷媒流れ方向を上方向とし、仕切り部58、59より左側では、両熱交換部X、Yの冷媒流れ方向を下方向としている。
このような冷媒通路構成とすることにより、気液2相冷媒の液相冷媒と気相冷媒がチューブ2内の冷媒通路〜に対して不均一に分配されても、冷媒分配の不均一を空気流れ方向Aの前後で相殺することにより、蒸発器吹出空気温度を蒸発器1の全域にわって均一化するようにしている。また、図17に示すように、空気下流側に位置する冷媒入口側熱交換部Xの冷媒通路、および空気上流側に位置する冷媒出口側熱交換部Yの冷媒通路、を蛇行しながら冷媒が流れるので、直交対向流型の熱交換となり、冷媒の吸熱量が増大して冷却能力を向上できる。
ところで、上記従来技術によると、冷媒入口側熱交換部Xの冷媒通路と冷媒出口側熱交換部Yの冷媒通路との連結のために、蒸発器の一方の側面にサイド冷媒通路56を必要とし、また、蒸発器の他方の側面には冷媒出口側熱交換部Yの冷媒通路と冷媒出口54bとの連結、および冷媒入口側熱交換部Xの冷媒通路と冷媒入口54aとの連結のために、サイド冷媒通路57、55を必要としている。
このため、蒸発器の左右の両側面にそれぞれ、金属薄板を2枚づつ配置して、この2枚の金属薄板の間に上記のサイド冷媒通路55、56、57を形成しなければならない。従って、通常の蒸発器構成に比してサイド冷媒通路55〜57の付加により、構成部品点数が増加し、製造コストが高くなる。また、サイド冷媒通路55〜57による流路長さ、サイド冷媒通路55〜57による流路絞り等に起因して蒸発器全体の圧損が増大して、冷媒蒸発圧力、ひいては冷媒蒸発温度の上昇をきたし、蒸発器の性能低下の原因となる。
本発明は上記点に鑑みてなされたもので、外部流体の流れ方向の前後にタンク部とチューブを複数列配置して、これらのタンク部とチューブによる冷媒通路を蛇行しながら冷媒が流れる蒸発器において、構成部品点数の低減による簡素化および圧損低減を図ることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明では、送風空気の流れ方向(A)に2列配列されるとともに、この流れ方向(A)と直交方向に複数並列配置された断面偏平状の偏平チューブ(2〜5)と、
2列の偏平チューブ(2〜5)に対応してこの偏平チューブ(2〜5)の両端部に2列配置され、この偏平チューブ(2〜5)への冷媒分配もしくはこの偏平チューブ(2〜5)からの冷媒の集合を行うタンク部(8〜13)とを備える冷媒蒸発器であって、
偏平チューブ(2〜5)は、断面偏平状の長手方向が送風空気の流れ方向(A)に向くように配置され、
タンク部(8〜13)は、入口側タンク(8)、出口側タンク(13)、第1中間タンク(10)およびこの第1中間タンク(10)に隣接して送風空気の流れ方向(A)の上流側に位置する第2中間タンク(11)に区画されており、
第1中間タンク(10)と第2中間タンク(11)とは、バイパス通路手段(18)により直結されており、
このバイパス通路手段(18)を通過する冷媒の流れ方向(d)が偏平チューブ(2〜5)の断面偏平状の長手方向と一致していることを特徴としている。
これによると、冷媒流れのターン構成を得るためのバイパス通路手段(18)を極めて簡単に構成できるから、従来技術のように蒸発器側面に特別にサイド冷媒通路を付加する必要がない。その結果、サイド冷媒通路のための構成部品が不要となり、その分だけ、蒸発器構成の簡素化を図ることができ、製造コストを低減できる。しかも、バイパス通路手段(18)は外部流体の流れ方向(A)で隣接する複数列の中間タンク(10、11)を直結するから、蒸発器全体の圧損を低減でき、蒸発器の性能向上を図ることができる。
また、請求項2記載の発明においては、冷媒を流すための断面偏平状の偏平チューブ(2〜5)を送風空気の流れ方向(A)に複数列配置するとともに、この偏平チューブ(2〜5)を前記送風空気の流れ方向(A)と直交方向に多数並列配置し、
偏平チューブ(2〜5)は、断面偏平状の長手方向が送風空気の流れ方向(A)に向くように配置され、
偏平チューブ(2〜5)の両端部に、偏平チューブ(2〜5)への冷媒分配もしくは偏平チューブ(2〜5)からの冷媒の集合を行うタンク部(8〜13)を配置し、
タンク部(8〜13)を複数列の偏平チューブ(2〜5)に対応して前記送風空気の流れ方向(A)に複数列配置し、
冷媒入口(6)から流入する冷媒をタンク部(8〜13)とチューブ(2〜5)とを通過する流路で複数回ターンさせた後に冷媒出口(7)から流出させる冷媒蒸発器において、
複数列のタンク部(8〜13)のうち送風空気の流れ方向(A)で隣接するタンク部(8〜13)を直結するバイパス通路手段(18)を設け、
バイパス通路手段(18)を通過する冷媒の流れ方向(d)が偏平チューブ(2〜5)の断面偏平状の長手方向と一致していることを特徴としており、請求項1と同様の作用効果を奏することができる。
また、請求項3記載の発明のように、バイパス通路手段は、送風空気の流れ方向(A)と直交方向に複数配列された偏平チューブ(3、5)に対応して複数個設けられている。また、請求項4記載の発明のように、チューブ(2〜5)とタンク部(8〜13)とを、別体で形成した後に一体に接合すれば、チューブ(2〜5)の板厚を薄肉化して、熱交換部の微細化により熱交換性能の向上、小型化を図ることができる。しかも、熱交換性能と関係しないタンク部(8〜13)においては、その板厚をチューブとは別に強度確保の観点から独自に設定することができ、タンク部の必要強度を容易に確保できる。なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は自動車用空調装置の冷凍サイクルにおける冷媒蒸発器に本発明を適用した第1実施形態を示すもので、蒸発器の全体構成の概要を示している。蒸発器1は図1の上下方向を上下にして、図示しない自動車用空調装置の空調ユニットケース内に設置される。蒸発器1には図示しない送風機により矢印A方向に空気が送風され、この送風空気(外部流体)と冷媒とが熱交換する。
蒸発器1は、空気流れ方向Aに2列配置されたチューブ2、3、4、5を有している。これらのチューブ2〜5はすべて断面偏平状の冷媒通路を構成する偏平チューブである。そして、チューブ2〜5はそれぞれ空気流れ方向Aと直交方向に多数本並列配置されている。ここで、空気下流側の第1のチューブ2、3は冷媒入口側熱交換部Xの冷媒通路を構成し、また、空気上流側の第2のチューブ4、5は冷媒出口側熱交換部Yの冷媒通路を構成する。
冷媒入口6は、冷凍サイクルの図示しない温度作動式膨張弁(減圧手段)で減圧され膨張した低温低圧の気液2相冷媒が流入する。また、冷媒出口7は図示しない圧縮機吸入配管に接続され、蒸発器1で蒸発したガス冷媒を圧縮機吸入側に還流させるためのものである。また、冷媒入口6と冷媒出口7は、本例では、蒸発器1の左側の上部に配置され、冷媒入口6は上部の左側に位置する入口側タンク部8に連通している。また、冷媒出口7は上部の左側に位置する出口側タンク部13に連通している。
ここで、蒸発器1のタンク部8〜13について具体的に説明すると、各タンク部はチューブ2〜5への冷媒の分配もしくはチューブ2〜5からの冷媒の集合を行うもので、第1のチューブ2、3と、第2のチューブ4、5とに対応して、空気流れ方向Aに2列配置されている。すなわち、入口側タンク部8〜10は空気流れ下流側に位置し、出口側タンク部11〜13は空気流れ上流側に位置している。
そして、上部の入口側タンク部8と10の間は仕切り板14により仕切られ、また、上部の出口側タンク部11と13の間は仕切り板15により仕切られている。これに対して、下部の入口側タンク部9および下部の出口側タンク部12は、仕切りなしで蒸発器1の幅方向全長にわたって1つの流路として連通している。
冷媒入口側熱交換部Xにおいて、左側のチューブ2の一端部(上端部)は上部の入口側タンク部8に連通し、他端部(下端部)は下部の入口側タンク部9に連通している。同様に、右側のチューブ3の一端部(上端部)は上部の入口側タンク部10に連通し、他端部(下端部)は下部の入口側タンク部9に連通している。また、冷媒出口側熱交換部Yにおいて、左側のチューブ4の一端部(上端部)は上部の出口側タンク部13に連通し、他端部(下端部)は下部の出口側タンク部12に連通している。同様に、右側のチューブ5の一端部(上端部)は上部の出口側タンク部11に連通し、他端部(下端部)は下部の出口側タンク部12に連通している。
ところで、空気流れ方向Aにおいて隣接する上部のタンク部8と13との間、上部のタンク部10と11との間、および下部のタンク部9と12との間には、いずれも蒸発器1の幅方向全長にわたって延びる仕切り壁16、17が形成されている。この仕切り壁16、17は、後述するように、タンク部8〜13と一体に形成されるものである。
但し、上部の仕切り壁16のうち、タンク部10、11の間を仕切る右側の部位には、タンク部10、11を直結するバイパス穴(バイパス通路手段)18が設けてある。このバイパス穴18は複数個設けられるものであって、より具体的には、チューブ3、5にそれぞれ対応して、このチューブ3、5と同数設けることが各チューブへの冷媒分配性改善のために好ましい。
ここで、バイパス穴18は仕切り壁16を構成する金属(アルミニウム等)薄板に例えばプレス加工で複数個、同時に打ち抜き加工することができ、バイパス穴18の形状は例えば、図1に示すような矩形状である。さらに、バイパス穴18の開口面積および配列は各チューブへの冷媒分配性が最適となるように設定する。
各チューブ2〜5の相互の間には波形に成形されたコルゲートフィン19が配置され、コルゲートフィン19は各チューブ2〜5の平坦面に一体に接合される。また、各チューブ2〜5の内部には波形に成形されたインナーフィン20が配置され、このインナーフィン20の波形の頂部を各チューブ内壁面に接合することにより各チューブ2〜5の補強を図るとともに、冷媒側伝熱面積の増大による性能向上を図るようにしてある。なお、図1に示す蒸発器1全体は後述するようにろう付けにより一体に接合されて組付られる。
次に、上記構成において第1実施形態による蒸発器の作用を説明すると、図示しない膨張弁で減圧された低温低圧の気液2相冷媒は、冷媒入口6からまず、空気下流側の上部タンク部8内に流入し、ここで、複数本のチューブ2に分配され、チューブ2を矢印aのように下方へ流れる。その後に、冷媒は下部のタンク部9を矢印bのように右方へ流れた後に複数本のチューブ3に分配され、このチューブ3を矢印cのように上方へ流れる。
そして、冷媒は上部のタンク部10内に流入し、次に、仕切り壁16に開けられたバイパス穴18を矢印dのように通過して、空気下流側から空気上流側に移行して、空気上流側の上部タンク部11内に流入する。次に、この上部タンク部11から冷媒は複数本のチューブ5に分配され、チューブ5を矢印eのように下方へ流れ、下部タンク部12の右側部に流入する。
次に、冷媒は下部タンク部12を矢印fのように右側から左側へ移行した後に、複数本のチューブ4に分配され、このチューブ4を矢印gのように上方へ流れる。しかるのち、チューブ4からの冷媒は上部タンク部13内で集合され、この上部タンク部13を矢印hのように右側から左側へ移行し、冷媒出口7から蒸発器1の外部へ流出する。
一方、送風空気(空調空気)は矢印A方向に送風され、チューブ2〜5とコルゲートフィン19とにより構成される熱交換用コア部の空隙部を通過する。この際に、チューブ2〜5内の冷媒が送風空気から吸熱して蒸発することにより、送風空気が冷却されて冷風となり、車室内へ吹出して、車室内を冷房する。ところで、上記蒸発器1においては、矢印a〜cで示される冷媒入口側の蛇行状流路からなる冷媒入口側熱交換部Xを空気流れ方向Aの下流側に配置し、矢印e〜hで示される冷媒出口側の蛇行状流路からなる冷媒出口側熱交換部Yを空気流れ方向Aの上流側に配置しているから、冷媒と空気との間で、伝熱性能の良い直交対向流の熱交換を行うことができる。
しかも、空気流れ方向Aの前後に位置するタンク部10、11の間を、仕切り壁16に開けたバイパス穴18により直接連通しているから、図17に示す従来技術のようなサイド冷媒通路55〜57を必要とすることなく、空気流れ方向前後の冷媒流路を連結できる。従って、蒸発器全体構成の簡潔化を図ることができるとともに、蒸発器全体の冷媒流路の圧損低減を図ることができる。この冷媒流路の圧損低減により、冷媒蒸発圧力を低下させて冷媒蒸発温度を低下させることができ、この結果、蒸発器の冷却性能を向上できる。
さらに、複数のバイパス穴18の開口面積と配列を最適化することにより、複数のチューブ3と複数のチューブ5を矢印c、eのごとく並列に流れる冷媒流において、複数のチューブ3、5への冷媒分配を均一化できる。これにより、チューブ3、5を含む熱交換部全域で冷媒を一様に蒸発させて、性能向上を実現できる。
次に、第1実施形態による蒸発器1の具体的構成および製造方法について説明する。図2はタンク部8〜13を例示するもので、1枚のアルミニウム製薄板材を折り曲げることにより上部のタンク部8、10、11、13を形成している。そして、中央の折り曲げ部にて仕切り壁16を構成している。同様にして、下部のタンク部9、12および仕切り壁17も1枚のアルミニウム製薄板材を折り曲げることにより形成している。アルミニウム製薄板材の板厚は、例えば、0.6mm程度として、チューブに比して冷媒圧による大きな応力が作用するタンク部の強度を確保する。
上記のアルミニウム薄板材の具体的材質例としては、内側面にろう材(A4000番系)をクラッドし、外側面に芯材(A3000番系)を配した片面クラッド材を用いる。この場合、芯材の外側面に犠牲腐食材(例えば、Al−1.5wt%Zn)を設けたサンドウイッチ構造として耐食性を向上させてもよい。次に、図3(a)はチューブ2〜5の断面形状を示し、チューブ2〜5は1枚のアルミニウム製薄板材を折り曲げることにより断面偏平状の通路形状を構成している。ここで、チューブ2〜5内の内部冷媒通路21は、インナーフィン20の波形頂部の接合により多数の小通路に分割される。
チューブのアルミニウム製薄板材の具体的材質例としては、図3(b)に示すように、A3000番系の芯材22の外側面に犠牲腐食材(例えば、Al−1.5wt%Zn)23を設けたアルミニウムベア材を用いることができる。チューブのアルミニウム製薄板材の板厚tは、インナーフィン20による補強作用により0.25〜0.4mm程度に薄肉化できる。このチューブ板厚tの薄肉化によりチューブ高さhは1.75mm程度まで低くすることができる。インナーフィン20は、A3000番系のアルミニウムベア材からなる。
そして、チューブ2〜5とインナーフィン20との接合のために、接合必要箇所にろう材(A4000番系)を図3(c)のごとく塗布している。すなわち、チューブ2〜5を構成するアルミニウム製薄板材24の折り曲げ加工前に、このチューブ薄板材24の両端部の内側面にペースト状のろう材(A4000番系)24a、24aを塗布する。同様に、インナーフィン20をチューブ内に組み込む前に、インナーフィン20の波形頂部にペースト状のろう材(A4000番系)20aを塗布する。
このろう材塗布により、チューブ薄板材24の両端部同志の接合およびチューブ薄板材24の内壁面とインナーフィン20の波形頂部との接合を蒸発器全体の一体ろう付け時に行うことができる。なお、チューブ薄板材24の材質として内側面にろう材をクラッドした片面クラッド材を用いれば、上記のろう材塗布は不要となる。また、インナーフィン20の材質として両面にろう材をクラッドした両面クラッド材を用いて、インナーフィン20の波形頂部へのろう材塗布を不要にしてもよい。
次に、図4はタンク部8〜13とチューブ2〜5の両端部との接合部の一例であり、タンク部8〜13の平坦面にはチューブ2〜5の両端部25が挿入されるチューブ挿入穴26が開けてある。ここで、チューブ2〜5の両端部25の穴26内への挿入を容易にするために、両端部25は図5に示す形状に形成されている。
すなわち、図3(a)に示すチューブ接合部の端部拡大部27をチューブ両端部25では削除して、切欠き部27aを形成して、チューブ両端部25を略長円状の形状に形成している。この切欠き部27aは、図5(e)に示すようにタンク部8〜13のチューブ挿入穴26にチューブ2〜5の両端部25を挿入するときの位置決めストッパーの役割を果たすので、タンク部へのチューブ挿入作業が容易となる。なお、図5(e)ではタンク部8〜13のうち、空気流れ方向A前後の片側のタンク部のみを概略図示している。
ここで、挿入穴26はチューブ2〜5の両端部25に対応した長円状のもので、かつ、タンク外方側へ長円状打出部26aを打ち出したバーリング形状となっている。これにより、タンク部8〜13の内側面のろう材を用いて、タンク部8〜13とチューブ2〜5とを接合できる。なお、図6のごとく、タンク部8〜13のチューブ挿入穴26の打出部26aをタンク内側へ打ち出す場合は、チューブ2〜5の両端部25のみに、チューブ単体の状態でろう材を塗布しておき、このろう材を用いて、タンク部8〜13とチューブ2〜5とを接合すればよい。
図7はチューブ外側面に接合されるコルゲートフィン(アウターフィン)19であり、周知のルーバ19aを斜めに切り起こしている。このコルゲートフィン19はA3000番系のアルミニウムベア材により形成し、そして、チューブとの接合(ろう付け)箇所である波形頂部のみにろう材19bを塗布した後に、コルゲートフィン19とチューブ2〜5との組付を行う。
図8は仕切り板14、15の組付構造を例示するもので、本例では、組付の簡略化のために、2つの仕切り板14、15が1枚の板材27により一体成形されている。この板材27(仕切り板14、15)の材質例としては、芯材(A3000番系)の両面にろう材(A4000番系)をクラッドした両面クラッド材を用いる。
板材27にはタンク11、13とタンク8、10との仕切り壁16に嵌合するスリット溝27aが形成してある。一方、タンク11、13の間、およびタンク8、10の間には、それぞれ、仕切り板14、15の挿入用のスリット溝28、29が形成してある。仕切り壁16にスリット溝27aを嵌合しながら、仕切り板14、15をスリット溝28、29に挿入することにより、板材27の両面のろう材およびタンク内側のろう材を用いて、仕切り板14、15をタンク10〜13にろう付けして、タンク11、13の間、およびタンク8、10の間をそれぞれ仕切る。なお、仕切り板14、15を完全に2つの部材に分割して、上記の組付とろう付けを行ってもよいことはもちろんである。
図9はタンク8〜13の蓋部材30を示すもので、タンク長手方向(図1左右方向)の端部のうち、冷媒入口6と冷媒出口7が設けられる部位以外の他の3箇所に蓋部材30は配置される。この蓋部材30はその内側面のみにろう材をクラッドした片面クラッド材をプレス成形して、椀状の形状に成形されている。そして、蓋部材30をタンク長手方向端部の外面側に嵌合して、蓋部材30の内側面のろう材を用いて、蓋部材30をタンク長手方向端部にろう付けして、タンク長手方向端部の開口を閉塞する。
次に、図10〜図12は配管ジョイントブロック部の構造例を示すもので、図11の蓋部材31はタンク長手方向端部にろう付けされるもので、上述した蓋部材30と同様にタンク長手方向端部に接合されるもので、両面にろう材をクラッドした両面クラッド材をプレス成形したものである。この蓋部材31には図11に示すように、タンク部8と連通する冷媒入口6と、タンク部13と連通する冷媒出口7が設けてある。
中間板部材32はろう材をクラッドしてないA3000番系のベア材からなり、図12に示すように、冷媒入口6と連通する入口側開口32aおよび冷媒出口7と連通する出口側開口32bを貫通させており、また、入口側開口32aの部位から斜めに突出部32cを突出成形している。中間板部材32にはジョイント本体部材33が接合される。このジョイント本体部材33は、その内側面のみにろう材をクラッドした片面クラッド材からなる。ジョイントカバー部材33には中間板部材32の入口側開口32aの部位から突出部32cの先端部にかけて椀状に覆う半円筒状の通路形成部33aが形成してあり、この通路形成部33aの先端部には接続口33bが開口している。また、ジョイントカバー部材33には中間板部材32の出口側開口32bと連通する円筒部33cが板面から突出成形されている。
接続口33bは膨張弁で減圧された冷媒の出口部に接続され、また、円筒部33cは膨張弁のガス冷媒感温部の入口部に接続される。以上の構成により、蓋部材31、中間板部材32およびジョイント本体部材33の三者はろう付けにより一体に接合されるとともに、タンク部8、13側の冷媒入口6と冷媒出口7との配管ピッチP1に比較して、膨張弁側の配管ピッチP2が小さい場合に、この配管ピッチP1、P2のずれを吸収できる構成とすることができる。
次に、図13(a)、(b)、(c)は、前述したバイパス穴18の具体的な3つの形態を例示するものである。図13(a)、(b)、(c)のバイパス穴18は、いずれも1枚のアルミニウム製薄板材を折り曲げることにより形成される上部のタンク部10、11の中央仕切り部(折り曲げ部)16に開けられたバーリング穴(打ち出し部のある穴形状)で構成されている。
図14はバイパス穴18の具体的な形成方法を例示するもので、図14(a)に示すように、まず、上部のタンク部8、10、11、13を構成するアルミニウム製薄板材34にバーリング穴34aとこのバーリング穴34aの打ち出し部が嵌入可能な大きさを持った打ち抜き穴34bとをプレス加工で形成する。次に、図14(b)に示すように、バーリング穴34aと打ち抜き穴34bとを形成した部位をU字状に折り曲げる。次に、図14(c)に示すように、バーリング穴34aの打ち出し部を打ち抜き穴34b内に嵌入する。次に、図14(d)に示すように、バーリング穴34aの打ち出し部の先端を外周側へかしめる。これにより、バーリング穴34aの打ち出し部の嵌入状態の戻りを阻止することができ、バイパス穴18の形成を完了できる。
上述した製造方法による利点を次に述べると、タンク部8〜13をチューブ2〜5と別体で形成した後に、一体に接合するから、タンク部8〜13を構成する薄板材34の板厚を厚くして強度を高めると同時に、チューブ2〜5については、その板厚を十分薄くして、チューブ2〜5とコルゲートフィン19の微細化を進めことにより、冷媒蒸発器の小型化、高性能化を図ることができる。
タンク部8〜13を1枚のアルミニウム製薄板材34の折り曲げ加工で構成することができるため、薄板材34の外面側にろう材をつける必要がなくなって、タンク部の耐食性を向上できる。
チューブ2〜5においても、外面側にろう材を付ける必要がないため、耐食性を向上できる。また、チューブ2〜5の外面側にろう材を付けないため、表面処理層の形成が良好となり、排水性が向上する。また、排水性の向上に伴って、冷媒蒸発器での臭いの発生抑止効果が高くなる。
コルゲートフィン19部においてもろう材を付けないため、表面処理層の形成が良好となる。その結果、上記と同様に、排水性の向上と、臭いの発生抑止効果の向上を発揮できる。
(第2実施形態)
図15は第2実施形態を示すもので、絞り穴35aを有する仕切り板35をタンク部8〜13の任意の位置に設けたスリット溝36に挿入して、複数のチューブ2〜5への冷媒分配性(分配の均一化)を改善するものである。なお、仕切り板35の材質等は、図8の仕切り板14、15と同一でよい。
図16は上記の仕切り板35の具体的配置例を示すもので、仕切り板35−は、下部の入口側タンク9において、チューブ2とチューブ3との間に配置されている。ここで、下部の入口側タンク9内では冷媒が矢印b方向に流れる際、チューブ3群への冷媒入口と、チューブ3群を出た冷媒が通過するチューブ5群からの冷媒出口がともに、図1の左右方向の中央部に位置するので、矢印b方向の冷媒流れはチューブ3群とチューブ5群のうち、図1の中央部寄り位置を短絡的に流れようとする。
しかし、第2実施形態によると、仕切り板35−の絞り穴35aにより冷媒流を絞ることより、冷媒流の速度を高めて、入口側タンク9の右側奥方まで冷媒を飛ばすことがてきる。その結果、多数のチューブ3群のうち、右側奥方のチューブ3にも冷媒を十分流すことができ、チューブ3群およびチューブ5群への冷媒分配をより一層改善できる。
また、図16の仕切り板35−は、下部の出口側タンク12において、チューブ4群の中間部位に配置される。ここで、下部の出口側タンク12では、冷媒が矢印f方向に流れる際、チューブ4群への冷媒入口が図1の左右方向の中央部に位置し、そして、チューブ4群を出た冷媒の出口が図1の左右方向の左端側に位置しているので、矢印f方向の冷媒流れはチューブ4群のうち、図1の左端寄りの位置に集中しようとする。
しかし、第2実施形態によると、仕切り板35−の絞り穴35aにより冷媒流れを絞って、左側奥方へ冷媒流れが集中するのを抑制できる。その結果、多数のチューブ4群のうち、中央部寄りチューブ4にも冷媒を十分流すことができ、チューブ4群への冷媒分配をより一層改善できる。
本発明の第1実施形態による冷媒蒸発器の概略斜視図である。 図1のタンク部の端面形状を示す側面図である。 (a)は図1のチューブの断面形状を示す断面図、(b)はチューブの材質例の説明図、(c)はチューブ構成部材へのろう材塗布の説明図である。 図1のタンク部とチューブとの嵌合部の断面図である。 (a)は図1のチューブ端部の平面図、(b)はチューブ端部の正面図、(c)は(b)の一部拡大図、(d)は(a)の拡大斜視図、(e)はチューブ端部をタンク部に挿入した組付状態の概略説明図である。 図1のタンク部とチューブとの嵌合部の他の例を示す断面図である。 図1のコルゲートフィンへのろう材塗布の説明図である。 図1の仕切り板部の分解状態での拡大斜視図である。 図1のタンク部の蓋部材の斜視図である。 図1の配管ジョイント部の斜視図である。 図10の配管ジョイント部における蓋部材の斜視図である。 (a)は図10の配管ジョイント部の正面図、(b)は(a)のB−B断面図、(c)は中間板部材の正面図である。 図10のバイパス穴部の断面図である。 図10のバイパス穴部の形成方法の説明用断面図である。 本発明の第2実施形態による絞り穴付き仕切り板の組付け構造を示す分解斜視図である。 本発明の第2実施形態による絞り穴付き仕切り板の具体的配置場所を例示する蒸発器の概略斜視図である。 従来の蒸発器の冷媒通路構成を示す概略斜視図である。
符号の説明
2〜5…チューブ、6…冷媒入口、7…冷媒出口、8〜13…タンク部、16、17…仕切り壁、18…バイパス穴。

Claims (4)

  1. (a) 送風空気の流れ方向(A)に2列配列されるとともに、この流れ方向(A)と直交方向に複数並列配置された断面偏平状の偏平チューブ(2〜5)と、
    (b) 前記2列の偏平チューブ(2〜5)に対応してこの偏平チューブ(2〜5)の両端部に2列配置され、この偏平チューブ(2〜5)への冷媒分配もしくはこの偏平チューブ(2〜5)からの冷媒の集合を行うタンク部(8〜13)とを備える冷媒蒸発器であって、
    (c) 前記偏平チューブ(2〜5)は、断面偏平状の長手方向が前記送風空気の流れ方向(A)に向くように配置され、
    (d) 前記タンク部(8〜13)は、複数のタンク(8〜13)に区画されており、
    (e) 前記タンク部(8〜13)のうち、前記送風空気の流れ方向(A)の下流側に位置し、かつ前記偏平チューブ(2〜5)の一端側に位置するタンクは冷媒入口(6)と連通する入口側タンク(8)となっており、
    (f) 前記タンク部(8〜13)のうち、前記入口側タンク(8)に隣接して前記送風空気の流れ方向(A)の上流側に位置するタンクは冷媒出口(7)と連通する出口側タンク(13)となっており、
    (g) 前記タンク部(8〜13)のうち、前記送風空気の流れ方向(A)と直交方向において前記冷媒入口(6)と対向する側であって前記送風空気の流れ方向(A)の下流側に位置するタンクは第1中間タンク(10)となっており、
    (h) 前記タンク部(8〜13)のうち、前記第1中間タンク(10)に隣接して前記送風空気の流れ方向(A)の上流側に位置するタンクは第2中間タンク(11)となっており、
    (i) 前記第1中間タンク(10)と前記第2中間タンク(11)とは、バイパス通路手段(18)により直結されており、
    (j) 前記複数の偏平チューブ(2〜5)のうち、一端が前記入口側タンク(8)に連通し他端が前記入口側タンク(8)と上下方向において対向するタンク(9)と連通するチューブ(2)により第1チューブ群が構成されており、
    (k) 前記複数の偏平チューブ(2〜5)のうち、一端が前記第1中間タンク(10)に連通し他端が前記第1中間タンク(10)と上下方向において対向するタンク(9)と連通するチューブ(3)により第2チューブ群が構成されており、
    (l) 前記複数の偏平チューブ(2〜5)のうち、一端が前記第2中間タンク(11)に連通し他端が前記第2中間タンク(11)と上下方向において対向するタンク(12)と連通するチューブ(5)により第3チューブ群が構成されており、
    (m) 前記複数の偏平チューブ(2〜5)のうち、一端が前記出口側タンク(13)に連通し他端が前記出口側タンク(13)と上下方向において対向するタンク(12)と連通するチューブ(4)により第4チューブ群が構成されており、
    (n) 前記冷媒入口(6)から流入した冷媒は、前記入口側タンク(8)において分配され前記第1チューブ群を構成するチューブ(2)に流入し、
    (o) 前記第2チューブ群を構成するチューブ(3)を通過した冷媒は前記第1中間タンク(10)に流入して集合し、
    (p) 前記第1中間タンク(10)内の冷媒は前記バイパス通路手段(18)を通過して前記第2中間タンク(11)内に流入し、
    (q) 前記第2中間タンク(11)において分配された冷媒は、前記第3チューブ群を構成するチューブ(5)に流入し、
    (r) 前記第4チューブ群を構成するチューブ(4)を通過し前記出口側タンク(13)に流入して集合した冷媒は前記冷媒出口(7)から流出し、
    (s) 前記バイパス通路手段(18)を通過する冷媒の流れ方向(d)が前記偏平チューブ(2〜5)の断面偏平状の長手方向と一致していることを特徴とする冷媒蒸発器。
  2. 冷媒を流すための断面偏平状の偏平チューブ(2〜5)を送風空気の流れ方向(A)に複数列配置するとともに、この偏平チューブ(2〜5)を前記送風空気の流れ方向(A)と直交方向に多数並列配置し、
    前記偏平チューブ(2〜5)は、断面偏平状の長手方向が前記送風空気の流れ方向(A)に向くように配置され、
    前記偏平チューブ(2〜5)の両端部に、前記偏平チューブ(2〜5)への冷媒分配もしくは前記偏平チューブ(2〜5)からの冷媒の集合を行うタンク部(8〜13)を配置し、
    前記タンク部(8〜13)を前記複数列の偏平チューブ(2〜5)に対応して前記送風空気の流れ方向(A)に複数列配置し、
    冷媒入口(6)から流入する冷媒を前記タンク部(8〜13)と前記チューブ(2〜5)とを通過する流路で複数回ターンさせた後に冷媒出口(7)から流出させる冷媒蒸発器において、
    前記複数列のタンク部(8〜13)のうち前記送風空気の流れ方向(A)で隣接するタンク部(8〜13)を直結するバイパス通路手段(18)を設け、
    前記バイパス通路手段(18)を通過する冷媒の流れ方向(d)が前記偏平チューブ(2〜5)の断面偏平状の長手方向と一致していることを特徴とする冷媒蒸発器。
  3. 前記バイパス通路手段(18)は、前記送風空気の流れ方向(A)と直交方向に複数配列された前記偏平チューブ(3、5)に対応して複数個設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の冷媒蒸発器。
  4. 前記偏平チューブ(2〜5)と前記タンク部(8〜13)とを、別体で形成した後に一体に接合することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の冷媒蒸発器。
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