JP2007146613A - 筋かい凹凸プレート - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の軸組木造において、強い耐力壁(高倍率)を得るためのデザインが自由にできる筋かい金物がない。
【解決手段】 耐力壁を構成する構造材(柱、横架材と斜材)接合付近の中央線上に鋸目を入れ、これに自動釘打機による釘が貫通できる厚さの薄板鉄板を鋸目の巾に合せて凹凸を付けた金物を挟み込み、構造材の表面から釘打ちし、薄板鉄板を貫通させ釘の二面せん断を活用することにより、強くて自由なデザインの耐力壁の設計施工が安全確実容易にできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、軸組木造耐力壁の強度性能向上に関する。
従来の軸組木造による耐力壁は柱、横架材(土台、桁)と斜材(筋かい)により構成される。
柱,横架材と斜材(筋かい)の接合は継手仕口だけでなく接合金物を使用している。
接合金物は、主に筋かいプレートが使用されている。
接合金物・筋かいプレートは、Zマーク表示金物で、使い方は文献「木造住宅用接合金物の使い方」(財)日本住宅・木材技術センター発行による。
筋かいプレートは、ボルトとスクリュー釘の二種類使用しなければならない。
金物におけるこれらの位置は定められており、特に釘は柱と横架材の縁に狭い釘間隔で打つのが困難である。
金物は筋かいの傾斜が柱間隔0.9〜2.0mと限られており、斜材(筋かい)の傾斜は自由でない。
電動丸鋸歯で、柱、横架材と斜材それぞれ接合部付近の材中央線上に鋸目をいれる。
本発明の金物を、鋸目に挟み込み構造材の表面から釘を打つ事により釘の二面せん断耐力を活用する。
自動釘打機による釘が貫通できる薄板鉄板の厚みを活用する。
丸鋸歯による鋸目の巾に合せ、薄板鉄板に凹凸の高さを付ける。
上述したように本発明の金物は、一種類の釘で、釘の二面せん断耐力により釘本数を減らす事が出来る。
必要とする設計耐力に応じ釘本数と金物の大きさを決めることができる。
必要な釘本数を柱、横架材や斜材の巾いっぱいまで広く利用して釘が打てる。
斜材(筋かい)の勾配は自由に出来るため、今までの片筋かい、たすき掛け筋かいによらないデザインの耐力壁ができる。
その結果、強い耐力壁(高倍率)を設計施工することができる。
本金物は、母屋と母屋の継手、母屋と小屋束の仕口や屋根トラスの継手仕口にも応用できる。
発明の実施するための最良の形態
以下,本発明の実施の形態を図1〜4に基づいて説明する。
薄板鉄板の厚さは、自動釘打機による釘(CN−90)が貫通できる厚さt(1.2mm)以下とする。
薄板鉄板の凹凸の山から谷の外外の高さHは、電動鋸歯による鋸目の巾(1.5〜2.1mm)とする。
凹凸の模様は、自由であるが概ね市松模様となる。
金物の大きさは、自由であるが、概ね
a、柱、横架材と一方斜材(筋かい)の接合には、約25×35cm。
b、柱、横架材と二方斜材(筋かい)の接合には、約35×40cm。
c、柱、横架材と四方斜材(筋かい)の接合には、約40×55cm。
d、柱と横架材のみは、柱または横架材と同寸以下。
耐力壁構成部材(柱,横架材、斜材)の接合付近に鋸目を入れ、これに本金物を挟み込む。
二面せん断耐力となるよう材の表面から釘打ちし、本金物を貫通させる。
斜材(筋かい)が柱2つ割りの場合は、釘の耐力は一面せん断耐力となる。
また釘打ち時、材が移動しないように固定する必要がある。
本発明の実施形態を示す金物の斜視図 同金物の耐力壁取付け説明図 同金物の新耐力壁取付け説明図 従来金物の耐力壁取付け説明図
符号の説明
1 本発明の金物
1a 本発明の金物で斜材(筋かい)が一方向の接合
1b 本発明の金物で斜材(筋かい)が二方向の接合
1c 本発明の金物で斜材(筋かい)が四方向の接合
1d 本発明の金物で斜材(筋かい)なし
2 柱
3 間柱
4 横架材(土台、桁)
5a 斜材(柱同寸筋かい)
5b 斜材(柱2つ割り筋かい)
6 釘(CN−90)
7 スクリュー釘(ZS50)
8 角根平頭ボルト(M12)
9 筋かいプレート
H 本発明金物の凹凸の高さ
t 本発明金物の薄板鉄板の厚さ

Claims (1)

  1. 自動釘打機による釘が貫通できる厚さの薄板鉄板を、鋸目の巾に合せて凹凸の高さを付けた接合金物。
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