JP2007145543A - 画像形成機の給紙装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】給紙カセットから給紙が行われている間の給紙カセットの引き出しを防止して、用紙の破損を防止すること。
【解決手段】給紙装置は、給紙カセット10と、支持軸12に配設されたピックアップローラ14及び出力ギヤ16と、入力軸18に配設されかつ、出力ギヤ16に噛み合わされた入力ギヤ22とを備えている。入力軸18には、ワンウェイクラッチ26を介してスプリングクラッチ手段30が配設されている。スプリングクラッチ手段30は、カラー33を備え、カラー33にはリブ34が一体に配設されている。リブ34は、引張コイルばね35により、逆回転方向に付勢されている。給紙カセット10には、突出部11が形成され、突出部11には、リブ34を受け入れて停止させる受入溝11Aが形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】給紙装置は、給紙カセット10と、支持軸12に配設されたピックアップローラ14及び出力ギヤ16と、入力軸18に配設されかつ、出力ギヤ16に噛み合わされた入力ギヤ22とを備えている。入力軸18には、ワンウェイクラッチ26を介してスプリングクラッチ手段30が配設されている。スプリングクラッチ手段30は、カラー33を備え、カラー33にはリブ34が一体に配設されている。リブ34は、引張コイルばね35により、逆回転方向に付勢されている。給紙カセット10には、突出部11が形成され、突出部11には、リブ34を受け入れて停止させる受入溝11Aが形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、静電写真式の複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成機の給紙装置に関する。
画像形成機の給紙装置の一つの典型例は、画像形成機本体に引き出し可能に装着される給紙カセットと、該本体に回転自在に支持された支持軸に一体に配設されかつ、給紙カセットに収容された用紙を送り出すピックアップローラと、支持軸に一体に配設された出力ギヤと、該本体に回転自在に支持された入力軸に一体に配設されかつ、出力ギヤに噛み合わされた入力ギヤとを備えている。入力ギヤは駆動源である電動モータに駆動連結されている。給紙カセットの引き出し方向は、入力軸の軸方向と一致する。ピックアップローラの下流側には、用紙の分離機能を備えた給紙ローラ対が配設されている。
このような給紙装置において、給紙カセットから給紙が行われている最中に、誤って給紙カセットが画像形成機本体から引き出された場合には、用紙を破損する不具合が生じてしまう。そこで、このような不具合を防止するため、ピックアップローラとして半月状コロを使用した給紙装置において、半月状コロと同軸上に給紙カセットの引き出しをロックするロック部材を設けた給紙装置が開示されている(特許文献1参照)。
この給紙装置によれば、半月状コロが回転し、ロック部材が給紙カセットの凹状の受け部に嵌合している間は、給紙カセットの引き出しがロックされる。しかしながら、半月状コロが1回転して停止すると、ロック部材が給紙カセットの凹状の受け部から完全に外れるので、給紙カセットの引き出しが可能となる。その結果、半月状コロが1回転して停止した直後に、給紙カセットが引き出されると、給紙カセットの用紙は、給紙ローラ対によって送られつつあるので、用紙を破損してしまうことになる。
特開平06−340341号公報
本発明の目的は、給紙カセットから給紙が行われている間の給紙カセットの引き出しを容易かつ確実に防止して、用紙の破損を防止することを可能にする、新規な画像形成機の給紙装置を提供することである。
本発明によれば、
画像形成機本体に引き出し可能に装着される給紙カセットと、該本体に回転自在に支持された支持軸に一体に配設されかつ、給紙カセットに収容された用紙を送り出すピックアップローラと、支持軸に一体に配設された出力ギヤと、該本体に回転自在に支持された入力軸に一体に配設されかつ、出力ギヤに噛み合わされた入力ギヤとを備え、入力ギヤは駆動源に駆動連結され、給紙カセットの引き出し方向は入力軸の軸方向と一致する画像形成機の給紙装置において、
入力軸には、ワンウェイクラッチを介してスプリングクラッチ手段が配設され、スプリングクラッチ手段は、入力軸に駆動力が伝達されたときに、回転が阻止されないと入力軸と共に回転させられ、回転が阻止されると入力軸に対し相対的に空転させられるカラーを備え、カラーには半径方向外方に延び出すリブが一体に配設され、
該本体とリブとの間には、該リブが回転すると該リブを逆回転方向に付勢するばね手段が配設され、
給紙カセットには、給紙カセットが該本体に装着された状態でカラーの半径方向外方に対向して位置付けられる突出部が形成され、突出部には、給紙カセットの引き出し方向に直交しかつ、ばね手段のばね力に抗して回転させられたリブを受け入れて停止させる受入溝が形成されている、
ことを特徴とする画像形成機の給紙装置、が提供される。
スプリングクラッチ手段は、ワンウェイクラッチを介して入力軸に回転自在に支持された、円形外周面を有する入力ボスと、入力ボスの外周面に締め付けられたねじりコイルばねと、入力ボスに対し相対回転自在にかつ、ねじりコイルばねの外周面を隙間をおいて覆うよう配設された該カラーとを備え、ねじりコイルばねの一端はカラーに係止される、ことが好ましい。
スプリングクラッチ手段は、ワンウェイクラッチを介して入力軸に相対回転自在に支持された、円形外周面を有する入力ボスと、入力ボスに対し軸方向に相対回転自在に突き合わされかつ、入力軸に相対回転自在に支持された、入力ボスの外周面と同径の外周面を有する出力ボスと、入力ボスと出力ボスの外周面に跨って嵌合されかつ該外周面の各々を締め付けるよう配設されたねじりコイルばねと、入力ボス及び出力ボスに対し相対回転自在にかつ、ねじりコイルばねの外周面を隙間をおいて覆うよう配設された該カラーとを備え、ねじりコイルばねの一端は該カラーに係止され、他端は出力ボスに係止される、ことが好ましい。
画像形成機本体に引き出し可能に装着される給紙カセットと、該本体に回転自在に支持された支持軸に一体に配設されかつ、給紙カセットに収容された用紙を送り出すピックアップローラと、支持軸に一体に配設された出力ギヤと、該本体に回転自在に支持された入力軸に一体に配設されかつ、出力ギヤに噛み合わされた入力ギヤとを備え、入力ギヤは駆動源に駆動連結され、給紙カセットの引き出し方向は入力軸の軸方向と一致する画像形成機の給紙装置において、
入力軸には、ワンウェイクラッチを介してスプリングクラッチ手段が配設され、スプリングクラッチ手段は、入力軸に駆動力が伝達されたときに、回転が阻止されないと入力軸と共に回転させられ、回転が阻止されると入力軸に対し相対的に空転させられるカラーを備え、カラーには半径方向外方に延び出すリブが一体に配設され、
該本体とリブとの間には、該リブが回転すると該リブを逆回転方向に付勢するばね手段が配設され、
給紙カセットには、給紙カセットが該本体に装着された状態でカラーの半径方向外方に対向して位置付けられる突出部が形成され、突出部には、給紙カセットの引き出し方向に直交しかつ、ばね手段のばね力に抗して回転させられたリブを受け入れて停止させる受入溝が形成されている、
ことを特徴とする画像形成機の給紙装置、が提供される。
スプリングクラッチ手段は、ワンウェイクラッチを介して入力軸に回転自在に支持された、円形外周面を有する入力ボスと、入力ボスの外周面に締め付けられたねじりコイルばねと、入力ボスに対し相対回転自在にかつ、ねじりコイルばねの外周面を隙間をおいて覆うよう配設された該カラーとを備え、ねじりコイルばねの一端はカラーに係止される、ことが好ましい。
スプリングクラッチ手段は、ワンウェイクラッチを介して入力軸に相対回転自在に支持された、円形外周面を有する入力ボスと、入力ボスに対し軸方向に相対回転自在に突き合わされかつ、入力軸に相対回転自在に支持された、入力ボスの外周面と同径の外周面を有する出力ボスと、入力ボスと出力ボスの外周面に跨って嵌合されかつ該外周面の各々を締め付けるよう配設されたねじりコイルばねと、入力ボス及び出力ボスに対し相対回転自在にかつ、ねじりコイルばねの外周面を隙間をおいて覆うよう配設された該カラーとを備え、ねじりコイルばねの一端は該カラーに係止され、他端は出力ボスに係止される、ことが好ましい。
以下、本発明に従って構成された画像形成機の給紙装置における実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。なお、図1〜図4において、実質的に同一部分は同一符号で示されている。
図1を参照して、画像形成機本体(以下、単に「本体」と略称する)2は、底枠4と、底枠4上に相互に間隔をおいて対向するよう配設された一対の側板6及び8を備えている。本体2には、本発明による給紙装置が配設されている。以下に説明する構成部材は、本発明による給紙装置を構成する。
本体2には、図示しない一対のガイドレールを介して給紙カセット10が引き出し可能に装着されている。例えばアキュライドレール(登録商標)から構成することができるガイドレールの各々は、底枠4に相互に間隔をおいて平行にかつ水平に延在するよう配設される。図1において、矢印Bは、給紙カセット10の引き出し方向、矢印Cは、給紙カセット10の装着方向(本体2内への挿入方向)を示している。側板8には、給紙カセット10に対応して、開口部8Aが形成されている。
側板6及び8間には、支持軸12が図示しない軸受を介して回転自在に支持されている。水平に延在する支持軸12の中央部には、ピックアップローラ14が一体に配設されている。支持軸12の一端部は側板6の外方に延び出し、支持軸12の該一端部には、出力ギヤ16が一体に配設されている。
図1〜図3を参照して、側板6には入力軸18の一端部がベアリング20を介して回転自在に支持されている。入力軸18は、側板6から側外方に水平に延び出している。入力軸18の軸線は、ピックアップローラ14の支持軸12の軸線と平行である。なお、給紙カセット10の引き出し方向(図1において矢印Bで示す方向)及び装着方向(図1において矢印CBで示す方向)は、入力軸18の軸方向と一致する。入力軸18の、側板6及びベアリング20に近接した位置には、入力ギヤ22が一体に配設されている。入力ギヤ22は出力ギヤ16に噛み合わされている。入力ギヤ22は、側板6に回転自在に支持されたギヤ24及び他の図示しないギヤを含む動力伝達手段を介して、駆動源である図示しない電動モータに駆動連結されている。電動モータは、例えば、図示しないプロセスモータ(図示しない感光体ドラムを駆動する電動モータ)でよい。
入力軸18には、ワンウェイクラッチ26を介してスプリングクラッチ手段30が配設されている。ワンウェイクラッチ26は、周知の構成を利用することでよい。ワンウェイクラッチ26の図示しない内輪は、入力軸18に圧入されている。また、スプリングクラッチ手段30それ自体の基本的構成も、周知の構成を利用することでよい。スプリングクラッチ手段30は、図3に明示されているように、ワンウェイクラッチ26を介して入力軸18に回転自在に支持された、円形外周面を有する入力ボス31と、入力ボス31の外周面に締め付けられたねじりコイルばね32と、入力ボス31に対し相対回転自在にかつ、ねじりコイルばね32の外周面を隙間をおいて覆うよう配設されたカラー33とを備えている。ほぼ円筒形状を有する入力ボス31の一端部における内周面は、ワンウェイクラッチ26の図示しない外輪に圧入され、他の部分における内周面は、入力軸18に回転自在に支持されている。入力ボス31の一端部を除く領域には外径の一定な外周面が形成されており、ねじりコイルばね32は、該外周面に締め付けられている。カラー33の一端部及び他端部は、入力ボス31の外周面に相対回転可能に支持され、カラー33の中間部における内周面と、入力ボス31の、対応する外周面との間には環状の隙間が形成されている。ねじりコイルばね32は、該環状の隙間に配置され、その一端32Aはカラー33の一端部に形成された係止溝33Aに係止される。
上記スプリングクラッチ手段30において、カラー33は、入力軸18に駆動力が伝達されたときに、回転が阻止されないと入力軸18と共に回転させられ、回転が阻止されると入力軸18に対し相対的に空転させられる。カラー33には半径方向外方に延び出すリブ34が一体に配設されている。平板状のリブ34は、カラー33の軸方向に見て、半径方向外方に延びるに従って周方向長さが拡大する、いわゆる扇形状をなしている。リブ34の両面は、カラー33の軸方向に向けられている。本体2とリブ34との間には、リブ34が回転するとリブ34を逆回転方向に付勢するばね手段である引張コイルばね35が配設されている。引張コイルばね35の一端はリブ34に係止され、他端は、底枠4に直立するよう配設された図示しないばね係止枠に係止される。
給紙カセット10には、給紙カセット10が本体2に装着された状態でカラー33の半径方向外方に対向して位置付けられる突出部11が形成されている。ほぼ直方体形状をなす突出部11は、給紙カセット10の装着方向(図1において矢印Cで示される方向)の先端の壁10Aの、図1において左端部から装着方向に延び出すよう、一体に形成されている。側板6には、突出部11に対応して、開口部6Aが形成されている。突出部11は、開口部6Aを貫通して側板6の外方に延び出している。突出部11には、給紙カセット10の引き出し方向に直交しかつ、引張コイルばね35のばね力に抗して回転させられたリブ33を受け入れて停止させる受入溝11Aが形成されている。
先に述べた電動モータによりギヤ24が矢印X方向に回転駆動されないかぎり、リブ34は、カラー33と共に、引張コイルばね35のばね力によって、矢印X方向(図2において2点鎖線で示す方向)に回動させられて、図示しない所定のホームポジションに位置付けられる。リブ34がホームポジションに位置付けられた状態において、リブ34は、本体2に装着された給紙カセット10の突出部11の受入溝11Aから完全に離脱した位置に存在するので、給紙カセット10は、本体2に対し、自由に引き出し及び装着が可能となる。
給紙カセット10が本体2に装着された状態において、先に述べた電動モータによりギヤ24が矢印X方向に回転駆動されると、入力ギヤ22が矢印Y方向に回転駆動される。入力ギヤ22に噛み合わされた出力ギヤ16が矢印X方向に回転駆動されるので、支持軸12と共にピックアップローラ14も同じ矢印X方向に回転駆動される。周知のとおりにして、給紙カセット10に収容された図示しない用紙のうち、最上位に位置する用紙がピックアップローラ14により矢印F方向に送り出される。矢印F方向に送り出された用紙は、ピックアップローラ14の下流側に配置された図示しない、用紙の分離機能を有する給紙ローラ対により1枚だけ分離・搬送される。
他方、スプリングクラッチ手段30において、入力ギヤ22が矢印Y方向に回転駆動されると、この駆動力は、ワンウェイクラッチ26を介して入力ボス31に伝達され、更に、ねじりコイルばね32を介してカラー33に伝達される。カラー33が、引張コイルばね35のばね力に抗して、リブ34と共に矢印Y方向に回転駆動される。リブ34が図示しないホームポジションから矢印Y方向にある角度回転駆動されると、給紙カセット10の突出部11の受入溝11A内に受け入れられ、回転が阻止される(図1及び図2に示された状態)。ねじりコイルばね32の締め付けが緩むので、入力ボス31はねじりコイルばね32に対して空転させられる。
入力ギヤ22が矢印Y方向に回転駆動されている間は、すなわち先にのべた電動モータが回転駆動されている間は、リブ34が給紙カセット10の突出部11の受入溝11A内に嵌合した状態に保持される。その結果、給紙カセット10を本体2から引き出すことはできない。電動モータが回転駆動させられている間は、給紙、複写又はプリント、定着、用紙搬送、排出などの動作(大まかには画像形成動作)が行われている間であるので、給紙カセット10から用紙が給紙されている最中に、給紙カセット10を引き出すことは不可能となる。すなわち、本発明による給紙装置によれば、給紙カセット10から給紙が行われている間の給紙カセット10の引き出しを容易かつ確実に防止して、用紙の破損を防止することを可能にする。
上記画像形成動作が終了すると、電動モータの回転駆動が停止させられる。ギヤ24、入力ギヤ22及び出力ギヤ16の回転駆動が停止させられる。支持軸12と共にピックアップローラ14の回転駆動も停止させられる。これにより、カラー33への駆動力の伝達が解除される。リブ34は、カラー33と共に、引張コイルばね35のばね力により、矢印X方向に回転駆動させられる。ねじりコイルばね32が入力ボス31の外周面を再び締め付けるので、ねじりコイルばね32及び入力ボス31も矢印X方向に回転駆動させられる。このとき、ワンウェイクラッチ26の空転機能が働いて、入力ボス31は、停止している入力軸18に対して空転させられる。その結果、リブ34は、図2に示す位置から、図示しないホームポジションまで矢印X方向に逆回転駆動される。リブ33は、本体2に装着された給紙カセット10の突出部11の受入溝11Aから完全に離脱した位置に存在するので、給紙カセット10は、本体2に対し、自由に引き出し及び装着が可能となる。
図4には、本発明による給紙装置に備えられるスプリングクラッチ手段の他の実施形態が示されている。このスプリングクラッチ手段40は、ワンウェイクラッチ26を介して入力軸18に相対回転自在に支持された入力ボス31と、入力ボス31に対し軸方向に相対回転自在に突き合わされかつ、入力軸18に相対回転自在に支持された、入力ボス31の外周面と同径の外周面を有する出力ボス41と、入力ボス31と出力ボス41の外周面に跨って嵌合されかつ該外周面の各々を締め付けるよう配設されたねじりコイルばね32と、入力ボス31及び出力ボス41に対し相対回転自在にかつ、ねじりコイルばね32の外周面を隙間をおいて覆うよう配設されたカラー33とを備えている。ねじりコイルばね32の一端32Aはカラー33の一端部に形成された係止溝33Aに係止され、他端32Bは出力ボス41に形成された係止溝41Bに係止される。スプリングクラッチ手段40それ自体の上記基本的構成は、周知の構成と実質的に同じである。このようなスプリングクラッチ手段40の作用は、先に説明したスプリングクラッチ手段30の作用と実質的に同じであるので、説明は省略する。スプリングクラッチ手段40を備えた給紙装置は、スプリングクラッチ手段30を備えた給紙装置と実質的に同じ作用効果を得ることができる。
本発明による給紙装置に備えられたスプリングクラッチ手段30及び40は、カラー33のリブ34に、所定以上の負荷が作用した場合には、入力軸18が空転する機能を有するもので、トルクリミッタと共通する機能を有している、といえる。
2:画像形成機本体
6、8:側板
10:給紙カセット
11:突出部
11A:受入溝
12:支持軸
14:ピックアップローラ
16:出力ギヤ
18:入力軸
22:入力ギヤ
26:ワンウェイクラッチ
30、40:スプリングクラッチ手段
31:入力ボス
32:ねじりコイルばね
33:カラー
34:リブ
35:引張コイルばね(ばね手段)
6、8:側板
10:給紙カセット
11:突出部
11A:受入溝
12:支持軸
14:ピックアップローラ
16:出力ギヤ
18:入力軸
22:入力ギヤ
26:ワンウェイクラッチ
30、40:スプリングクラッチ手段
31:入力ボス
32:ねじりコイルばね
33:カラー
34:リブ
35:引張コイルばね(ばね手段)
Claims (3)
- 画像形成機本体に引き出し可能に装着される給紙カセットと、該本体に回転自在に支持された支持軸に一体に配設されかつ、給紙カセットに収容された用紙を送り出すピックアップローラと、支持軸に一体に配設された出力ギヤと、該本体に回転自在に支持された入力軸に一体に配設されかつ、出力ギヤに噛み合わされた入力ギヤとを備え、入力ギヤは駆動源に駆動連結され、給紙カセットの引き出し方向は入力軸の軸方向と一致する画像形成機の給紙装置において、
入力軸には、ワンウェイクラッチを介してスプリングクラッチ手段が配設され、スプリングクラッチ手段は、入力軸に駆動力が伝達されたときに、回転が阻止されないと入力軸と共に回転させられ、回転が阻止されると入力軸に対し相対的に空転させられるカラーを備え、カラーには半径方向外方に延び出すリブが一体に配設され、
該本体とリブとの間には、該リブが回転すると該リブを逆回転方向に付勢するばね手段が配設され、
給紙カセットには、給紙カセットが該本体に装着された状態でカラーの半径方向外方に対向して位置付けられる突出部が形成され、突出部には、給紙カセットの引き出し方向に直交しかつ、ばね手段のばね力に抗して回転させられたリブを受け入れて停止させる受入溝が形成されている、
ことを特徴とする画像形成機の給紙装置。 - スプリングクラッチ手段は、ワンウェイクラッチを介して入力軸に回転自在に支持された、円形外周面を有する入力ボスと、入力ボスの外周面に締め付けられたねじりコイルばねと、入力ボスに対し相対回転自在にかつ、ねじりコイルばねの外周面を隙間をおいて覆うよう配設された該カラーとを備え、ねじりコイルばねの一端はカラーに係止される、請求項1記載の画像形成機の給紙装置。
- スプリングクラッチ手段は、ワンウェイクラッチを介して入力軸に相対回転自在に支持された、円形外周面を有する入力ボスと、入力ボスに対し軸方向に相対回転自在に突き合わされかつ、入力軸に相対回転自在に支持された、入力ボスの外周面と同径の外周面を有する出力ボスと、入力ボスと出力ボスの外周面に跨って嵌合されかつ該外周面の各々を締め付けるよう配設されたねじりコイルばねと、入力ボス及び出力ボスに対し相対回転自在にかつ、ねじりコイルばねの外周面を隙間をおいて覆うよう配設された該カラーとを備え、ねじりコイルばねの一端は該カラーに係止され、他端は出力ボスに係止される、請求項1記載の画像形成機の給紙装置。
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JP2005344159A JP2007145543A (ja) | 2005-11-29 | 2005-11-29 | 画像形成機の給紙装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005344159A Withdrawn JP2007145543A (ja) | 2005-11-29 | 2005-11-29 | 画像形成機の給紙装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007145543A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8439352B2 (en) | 2010-08-17 | 2013-05-14 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Rotation transmission mechanism and paper feeder |
KR101827599B1 (ko) * | 2014-06-03 | 2018-02-08 | 캐논 가부시끼가이샤 | 급송 장치 및 화상 형성 장치 |
-
2005
- 2005-11-29 JP JP2005344159A patent/JP2007145543A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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