JP2007144282A - マイクロカプセルの製造法ならびにマイクロカプセル及びそれを用いた表示媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 カルボキシル基を有する親水性コロイドを基本皮膜物質とし、上記基本皮膜物質をカルボジイミド基を有する化合物によって硬化することによりマイクロカプセルを形成すること等を特徴とするマイクロカプセルの製造法とそれにより得られるマイクロカプセル。これらのマイクロカプセルは、磁気表示媒体等に有用なものである。
【選択図】 なし
Description
本発明は、さらにそのようなマイクロカプセルを具備してなる磁気表示媒体等の表示・記録材料にも関するものである。
(2)エマルジョンにポリアニオンを添加して混合し、酸を添加してpHを3〜5程度に調整する。これによりコアセルベーションが生じ、コアセルベート皮膜が形成される。
(3)温度を低温にしてコアセルベート滴の皮膜をゲル化させ、さらに硬化剤を添加して皮膜を硬化(架橋および/または変性)させる。
ゼラチンについては、固定化酵素や薬学応用など生化学関連に多くの特許が出願されている。また、熱可塑性微粒子の表面効果や機能性の付与などに応用した例も存在するが、これら微粒子の表面改質や機能付与に関する提案のみであり、機能性材料を内部に含有するマイクロカプセルのカプセル膜改質ではない。
これらの上記特許文献などにはゼラチンの例示はなく、ゼラチンは上記熱可塑性樹脂にも該当せず、従来の技術には、本発明に関する提案はないものであった。
すなわち、本発明は、
「1.カルボキシル基を有する親水性コロイドを基本皮膜物質とするマイクロカプセルの製造方法であって、上記基本皮膜物質を、カルボジイミド基を有する化合物によって硬化することによりマイクロカプセルの皮膜を形成することを特徴とする、マイクロカプセルの製造法。
2.前記カルボジイミド基を有する化合物が高分子化合物であることを特徴とする第1項に記載のマイクロカプセルの製造法。
3.前記カルボジイミド基を有する高分子化合物がフィルム形成性を有する高分子化合物である第2項に記載のマイクロカプセルの製造法。
4.前記親水性コロイドがゼラチンである第1項ないし第3項の何れかに記載のマイクロカプセルの製造法。
5.前記ゼラチンがpI=8.0以上である第4項に記載のマイクロカプセルの製造法。
6.第1項ないし第5項の何れかに記載の製造法によって得られるマイクロカプセル。
7.少なくとも芯物質として表示素子を内包した第6項に記載のマイクロカプセルを複数個配列して得られる表示媒体。」に関する。
また、マイクロカプセル皮膜の硬化時にアルカリ領域へのpH調整が必ずしも必要ではなく、pH調整に伴うマイクロカプセル分散液の増粘やマイクロカプセル同士の凝集、マイクロカプセル皮膜の膨潤といった現象を回避できる。
また、同様の理由により酸性からアルカリまで広いpH範囲でマイクロカプセルの調製が可能であるため、pHの影響を受けやすい物質のマイクロカプセル化に適する。
さらに、硬化剤として高分子、特にフィルム形成性高分子を用いると、硬化剤自体が皮膜性を有するため、皮膜物質を硬化させると同時に硬化剤自体による2重の被覆も生じ、内包物の保持能力を向上させることができる。
そして、この方法により得られたマイクロカプセルを用いることにより、有害物質を含まない上、解像度に優れた表示媒体等を得ることができる。
本発明によるマイクロカプセルの製造法は、カルボキシル基を有する親水性コロイドを基本皮膜物質とし、上記基本皮膜物質をカルボジイミド基を有する化合物によって硬化することによりマイクロカプセルを形成すること等を特徴とする。
ここで親水性コロイドとは、溶媒中に存在し、芯物質の周囲に配位してエマルジョンを形成しうる分子コロイド等を示している。
例えば、カルボキシル基を有する親水性コロイドとしては、ゼラチンやアルブミンなどの水溶性蛋白質、澱粉や寒天、アラビアゴムなどの天然高分子物質、カルボキシメチルセルロース、カルボキシルメチルヒドロキシエチルセルロースなどの合成セルロースエーテル類、ポリビニルメチルエーテル・無水マレイン酸共重合体、カルボキシル基変性ポリビニルアルコールなどの合成高分子化合物などが挙げられ、その1種または2種以上を混合して使用することができる。中でも基本皮膜物質として使用するには、ゲル化性を有する水溶性蛋白質が好ましい。更にアルカリ処理ゼラチンや酸処理ゼラチンなどのゼラチン類がよく、その中でも酸処理ゼラチンが最適である。
まず、カルボキシル基を有する親水性コロイド、すなわち、基本皮膜物質を含む水溶液中に芯物質(油性物質)を分散させ、油滴が水溶液中に分散したO/Wエマルジョンを形成させる。
ゲル化した皮膜を硬化させるために、続いてエマルジョンに硬化剤を混合する。従来知られているホルムアルデヒドやグルタルアルデヒド等のアルデヒド類などによって硬化させることも可能ではあるが、これらは毒性の観点や環境への配慮の観点から使用することが好ましくない。
そこで本発明では、アルデヒド類に代わる硬化剤として毒性や環境へ負荷の少ないカルボジイミド基を有する化合物を用いる。このようないわゆるカルボジイミド化合物は、(化1)に示したようなカルボジイミド基を有する化合物であり、1種又は2種以上のイソシアネート化合物を組み合わせて得ることが出来る。
(化1)
−N=C=N−
市販されている具体的な例としては、カルボジライトV−02、カルボジライトV−02−L2、カルボジライトV−04、カルボジライトV−06、カルボジライトE−02、カルボジライトE−02、カルボジライトV−01、カルボジライトV−03、カルボジライトV−05、カルボジライトV−07、カルボジライトV−09(いずれも日清紡績株式会社製)などが挙げられる。
フィルム形成性の高分子化合物を硬化剤として用いた場合、マイクロカプセル皮膜のさらなる強度向上、内包物の保持能力向上などの効果を得ることができる。これは、硬化剤自体が成膜性を有するため、皮膜物質を硬化させると同時に硬化剤自体による2重被覆を生じ、マイクロカプセル皮膜を強化するためと推測される。
ここでフィルム形成性とは、カルボジイミド基を有する高分子化合物単独の溶液を塗布・蒸発乾燥させた際にフィルム状の成膜性を有することをいう。
カプセル皮膜のさらなる強度向上のほか、密閉性の向上、可撓性、柔軟性などの好適効果も得ることができる。
コンプレックスコアセルベーション法におけるカルボジイミド化合物による硬化は、未硬化の基本皮膜物質(ゼラチン)マイクロカプセルと調整液を分離し、マイクロカプセルを水で数回洗浄した後に行う必要がある。このような操作を行わないと硬化が十分に成されない。これは、コンプレックスコアセルベーション法でマイクロカプセルを調整した場合、マイクロカプセルが分散している水溶液中には、コアセルベーションに必要なポリアニオンや未析出(溶解状態)の基本皮膜物質(ゼラチン)分子が存在していると考えられる。ポリアニオンは通常、カルボキシル基を有する化合物(アラビアゴム、カルボキシメチルセルロース等)が一般的に使用される。また、基本皮膜物質(ゼラチン)分子は当然にカルボキシル基を有している。
すなわち、この状態のマイクロカプセル分散液中にはカルボジイミド基と反応し得るカルボキシル基含有成分として、
a)溶解状態の基本皮膜物質分子(ゼラチン等)
b)溶解状態のポリアニオン分子(アラビアゴム、カルボキシメチルセルロース等)
c)分散状態の基本皮膜物質ゲル(ゼラチンゲル等)
が存在しているといえる。分散状態の基本皮膜物質(ゼラチンゲル)とカルボジイミド化合物を効率的に反応させるには溶解状態のa)、b)を除去する必要があると推測されるからである。
本発明においてpIの測定値は、ゼラチン水溶液をイオン交換樹脂で処理した後、該ゼラチン水溶液を35℃においてpH測定した値を使用したが、それ以外の一般的に使用されるpI(isoionic point:等イオン点)測定、並びにそれに相当するものも使用可能である。
カルボジイミド化合物はゼラチン全般に対して硬化皮膜を形成し、好適なマイクロカプセルを得ることができるが、pIが8.0未満以下(例えば、アルカリ処理ゼラチン)のゼラチンを用いたマイクロカプセルはpIが8.0以上(例えば、酸処理ゼラチン)のゼラチンを用いた場合に比べて耐熱性が劣る傾向にある。
pIはゼラチン等の等イオン点を表すものであり、これは基本皮膜物質(ゼラチン)分子の持つ酸アミド結合、及びカルボキシル基と、アミノ基の量を示すものであるといえる。
pIが高いゼラチンはコラーゲンからの抽出工程でアミノ酸側鎖の酸アミド結合が脱アミド化開裂せず、多く残存していることを示す。カルボジイミド基はカルボキシル基、アミノ基活性水素を有する官能基の両者と反応することが可能であるため、基本皮膜物質が有する官能基はカルボキシル基、アミノ基、水酸基等、いずれであっても良い。架橋点が豊富に存在する場合、基本皮膜物質自体が強固な構造を有するほうが好ましいと考えられるため、アミノ酸側鎖の酸アミド結合が多く残存しているゼラチンを用いると、より安定なマイクロカプセルが得られ易いと推測される。
本発明によるマイクロカプセルは、カルボキシル基を有する親水性コロイドである基本皮膜物質を、水中で、カルボジイミド基を有する化合物によって硬化させ、皮膜形成するものであり、上記のマイクロカプセルの製造プロセスなどにより得られるものである。
表示媒体または記録材料としてマイクロカプセルを用いるには、通常、支持体上にマイクロカプセルを配列させるが、マイクロカプセルの芯物質間に膨潤した皮膜厚み分の隙間が生じると、解像度やコントラストの低下原因となる。通常、アルデヒド類で硬化を行う場合、反応条件としてpHをアルカリ性、具体的にはpH=9以上に調整を行うが、このときpHをアルカリ性に調整したことによるマイクロカプセル皮膜の膨潤が生じることがある。しかしながら、本発明によるマイクロカプセルは硬化反応を酸性領域で行うことが出来るため、pH変化に伴う膨潤を回避できる。このため、芯物質を高密度で配列させることが可能であるので、解像度やコントラストに優れ、かつ有害なアルデヒド類を実質的に含まない、磁気表示媒体や感熱記録材料を提供することができる。
系の温度を40℃に保ち、10質量%酸処理ゼラチン水溶液(株式会社ニッピ製 AP−200 pI:8.92) 60質量部を撹拌しながら、40℃の温水(イオン交換水) 80質量部、イソパラフィン(エッソ化学社製 アイソパーM) 80質量部を順に添加して乳化・分散させてO/Wエマルジョンを形成させた。さらにポリアニオンとして1.25質量%カルボキシメチルセルロースナトリウム水溶液(第一工業製薬株式会社製 セロゲンF−7A)60質量部を混合して均一にした。10質量%塩酸(和光純薬工業株式会社製 試薬)を添加してpHを4.6に調整し、コアセルベート皮膜を形成させた。このエマルジョンを撹拌しながら5℃まで徐々に冷却して皮膜をゲル化させ、30min/5℃に保ち安定化させた。冷却されたマイクロカプセル分散液を分液ロートに移し、静置によりマイクロカプセル層と分散液層に分離した。分離したマイクロカプセル層に5℃に冷却したイオン交換水を加え、撹拌洗浄を行った後に再びマイクロカプセル層と分散液層に分離した。この操作を数回繰り返した後、洗浄したマイクロカプセル分散液をビーカーに移し、撹拌を行った。系の温度を25℃まで昇温させ、カルボジイミド高分子化合物(日清紡績株式会社製 カルボジライトV−02−L2)21.3質量部を10質量%塩酸(和光純薬工業株式会社製 試薬)でpH4.0に調整したものを添加した。10質量%塩酸(和光純薬工業株式会社製 試薬)を添加してpHを4.0に調整し、系の温度を25℃に保ったまま65h撹拌を継続し、皮膜が硬化したマイクロカプセル分散液を得た。得られたマイクロカプセルは皮膜の膨潤が無く、耐熱性を持った単核のマイクロカプセルであった。
上記実施例1において、ゼラチン種を表1に記載のものに換えた他は同様にしてマイクロカプセルの製造を行った。
上記実施例1において、ゼラチン種を表1に記載のものに換え、コアセルベート被膜形成時のpHを4.6から4.3にした他は同様にしてマイクロカプセルの製造を行った。
上記実施例1において、ゼラチン種を表1に記載のものに換え、コアセルベート被膜形成時のpHを4.6から4.2にした他は同様にしてマイクロカプセルの製造を行った。
系の温度を40℃に保ち、10質量%酸処理ゼラチン水溶液(株式会社ニッピ製 AP−200 pI:8.76) 60質量部を撹拌しながら、40℃の温水(イオン交換水) 80質量部、イソパラフィン(エッソ化学社製 アイソパーM) 80質量部を順に添加して乳化・分散させてO/Wエマルジョンを形成させた。さらにポリアニオンとして1.25質量%カルボキシメチルセルロースナトリウム水溶液(第一工業製薬株式会社製 セロゲンF−7A)60質量部を混合して均一にした。10質量%塩酸(和光純薬工業株式会社製 試薬)を添加してpHを4.6に調整し、コアセルベート皮膜を形成させた。このエマルジョンを撹拌しながら5℃まで徐々に冷却して皮膜をゲル化させ、30min/5℃に保ち安定化させた。冷却されたマイクロカプセル分散液を分液ロートに移し、静置によりマイクロカプセル層と分散液層に分離した。分離したマイクロカプセル層に5℃に冷却したイオン交換水を加え、撹拌洗浄を行った後に再びマイクロカプセル層と分散液層に分離した。この操作を数回繰り返した後、洗浄したマイクロカプセル分散液をビーカーに移し、撹拌を行った。系の温度を25℃まで昇温させ、スルホン酸変性ポリビニルアルコール(日本合成化学工業株式会社製 ゴーセランL3266)8質量部を添加し、完全に溶解させた。カルボジイミド高分子化合物(日清紡績株式会社製 カルボジライトV−02−L2)21.3質量部添加し、さらにトリエタノールアミン(和光純薬工業株式会社製 試薬)を添加してpHを9.0に調整した。系の温度を25℃に保ったまま65h撹拌を継続し、皮膜が硬化したマイクロカプセル分散液を得た。得られたマイクロカプセルは、耐熱性を持った単核のマイクロカプセルであった。
pH測定は、ガラス電極式水素イオン濃度計(東亜ディーケーケー株式会社製 HM−30S)により測定した。
芯物質として微粒子磁性体とイソパラフィン(エッソ化学社製 アイソパーM)を主成分とする油性塑性液を混合した塑性分散液88質量部を、系の温度を40℃に保ちながら、10質量%の酸処理ゼラチン水溶液(株式会社ニッピ製 AP−200pI:8.92)60質量部、40℃の温水(イオン交換水)80質量部を均一に混合した水溶液に乳化・分散させてS/O/Wエマルジョンを形成させた。さらにポリアニオンとして1.25質量%カルボキシメチルセルロースナトリウム水溶液(第一工業製薬株式会社製 セロゲンF−7A)60質量部を混合して均一にした。10質量%塩酸(和光純薬工業株式会社製 試薬)を添加してpHを4.6に調整し、コアセルベート皮膜を形成させた。このエマルジョンを撹拌しながら5℃まで徐々に冷却して皮膜をゲル化させ、30min/5℃に保ち安定化させた。冷却されたマイクロカプセル分散液を分液ロートに移し、静置によりマイクロカプセル層と分散液層に分離した。分離したマイクロカプセル層に5℃に冷却したイオン交換水を加え、撹拌洗浄を行った後に再びマイクロカプセル層と分散液層に分離した。この操作を数回繰り返した後、洗浄したマイクロカプセル分散液をビーカーに移し、撹拌を行った。系の温度を25℃まで昇温させ、カルボジイミド高分子化合物(日清紡績株式会社 カルボジライトV−02−L2)21.3質量部を10質量%塩酸(和光純薬工業株式会社製 試薬)でpH4.0に調整したものを添加した。10質量%塩酸(和光純薬工業株式会社製 試薬)を添加してpHを4.0に調整し、系の温度を25℃に保ったまま65h撹拌を継続し、皮膜が硬化したマイクロカプセル分散液を得た。得られたマイクロカプセルは皮膜の膨潤が無く、耐熱性を持った単核のマイクロカプセルであった。
得られたマイクロカプセル分散液を厚さ125μmのPETフィルムを支持体として塗布し、磁気表示媒体を形成させた。得られた磁気表示媒体は十分な解像度を有するものであった。
Claims (7)
- カルボキシル基を有する親水性コロイドを基本皮膜物質とするマイクロカプセルの製造方法であって、上記基本皮膜物質を、カルボジイミド基を有する化合物によって硬化することによりマイクロカプセルの皮膜を形成することを特徴とする、マイクロカプセルの製造法。
- 前記カルボジイミド基を有する化合物が高分子化合物であることを特徴とする請求項1に記載のマイクロカプセルの製造法。
- 前記カルボジイミド基を有する高分子化合物がフィルム形成性を有する高分子化合物である請求項2に記載のマイクロカプセルの製造法。
- 前記親水性コロイドがゼラチンである請求項1ないし3の何れかに記載のマイクロカプセルの製造法。
- 前記ゼラチンがpI=8.0以上である請求項4に記載のマイクロカプセルの製造法。
- 請求項1ないし5の何れかに記載の製造法によって得られるマイクロカプセル。
- 少なくとも芯物質として表示素子を内包した請求項6に記載のマイクロカプセルを複数個配列して得られる表示媒体。
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