JP2007143130A - トランシーバ試験の際にレシーバの過負荷を防止する試験装置及び方法。 - Google Patents
トランシーバ試験の際にレシーバの過負荷を防止する試験装置及び方法。 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】トランシーバ試験の際にレシーバの過負荷を防止すること。
【解決手段】第1の状態において信号を送信する働きをするトランスミッタ(130)と、第2の状態において信号を受信する働きをするレシーバ(140)と、前記トランスミッタ(130)を前記レシーバ(140)に接続する電力結合器(120)とを含む、試験トランシーバ(20)の試験装置(100)。試験装置(100)は、前記電力結合器(120)と前記レシーバ(140)の間に接続され、前記レシーバにおける受信信号の信号強度を制御信号(180)に基づいて低下させ、又は維持するための過負荷保護装置(160)を更に含む。コントローラ(170)は、受信信号の現在の状態を判定し、受信信号の現在の状態に基いて制御信号(180)を生成する。
【選択図】図1
【解決手段】第1の状態において信号を送信する働きをするトランスミッタ(130)と、第2の状態において信号を受信する働きをするレシーバ(140)と、前記トランスミッタ(130)を前記レシーバ(140)に接続する電力結合器(120)とを含む、試験トランシーバ(20)の試験装置(100)。試験装置(100)は、前記電力結合器(120)と前記レシーバ(140)の間に接続され、前記レシーバにおける受信信号の信号強度を制御信号(180)に基づいて低下させ、又は維持するための過負荷保護装置(160)を更に含む。コントローラ(170)は、受信信号の現在の状態を判定し、受信信号の現在の状態に基いて制御信号(180)を生成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、トランシーバ試験の際にレシーバの過負荷を防止する試験装置及び方法に関する。
携帯電話、双方向ラジオ、PDA(携帯情報端末)、ポケットベル、パーソナルコンピュータ(PC)、ラップトップコンピュータ、ホームエンターテインメント装置などの無線通信装置は通常、他の無線通信装置と直接的又は間接的に通信するための無線トランシーバ(即ち、トランスミッタ及びレシーバ)を有する。各トランシーバは、幾つかの通信規格を使用して幾つかの周波数帯で動作するように構成される。通信規格の例としては、IEEE802.11、Bluetooth、AMPS(Advanced Mobile Phone Service)、デジタルAMPS、GSM(Global System for Mobile Communication)、CDMA(Code Division Multiple Access)、ワイドバンドCDMA、TDD(Time Division Duplex)、及び/又はそれらの変形がある(但し、これらに限定されない)。
無線通信装置の製造業者は通常、無線通信装置をエンドユーザーに向けて出荷する前に、利用可能な各通信規格について、使用可能な周波数帯域において適切な動作をするかどうか、装置のトランシーバを試験する。例えば一般的なトランシーバ試験には、トランスミッタの変調精度(EVM)、信号や雑音が存在する環境下におけるレシーバ感度に関するBER(ビット誤り率)又はSINAD(Signal to Noise and Distortion)、及び望ましくない信号を付加するトランスミッタに関する放射電力制限規定(スペクトルマスク)等の試験がある。無線通信装置は通常、トランシーバ試験装置を使用して試験される。トランシーバ試験装置は、無線通信装置と通信して無線通信装置の種々の測定を行うための試験トランシーバを含む。
種々の通信規格について、及び/又は、種々の周波数帯域においてトランシーバを効率的に試験するためには、可能な全ての周波数帯域及び通信規格の一般的試験を行うように試験トランシーバを設計しなければならない。したがって、試験トランシーバは、送信周波数帯域と受信周波数帯域が異なる試験と、送信と受信の両方で同じ周波数帯域が使用される試験とが可能でなければならない。最近の通信規格では、TDMA(Time Division Multiple Access)、FDMA(Frequency Division Multiple Access)、TDD(Time Division Duplex)、CDMA(Code Division Multiple Access)、又はそれらの規格の組合せを使用することができる。そのため、多くの新しいシステムは、大きな過渡信号を有する。大きな過渡信号(例えば、WCDMA信号やTD−SCDMA信号)を使用するシステムでは、トランスミッタは、レシーバに比べて遥かに大きな電力レベルで動作する。したがって、同一周波数上でTDD(Time Division Duplex)を使用するシステムのような、送受信に同一の周波数帯域を使用するトランシーバ装置を試験する場合、試験装置のレシーバに過剰な負荷がかかることを避けるために、試験装置のトランスミッタとレシーバの間を十分に絶縁しなければならない。
レシーバの過負荷を回避するための1つの解決策は、試験トランシーバの前部に高絶縁スイッチモジュールを使用し、トランスミッタとレシーバの間でアンテナを切り替えることである。ただし、こうしたスイッチによる解決策は正確なタイミングに基づくため、送信モードと受信モードの間で帯域幅タイムスロットが均等に共有されない非対称型の送受信システムで使用するために設計されたトランシーバ装置を試験する場合、不可能な場合がある。また、この解決策は、RF周波数において高い絶縁性を得ることも難しい。レシーバの過負荷を回避するためのもう1つ解決策は、異なる電力を受け取るように設計された複数のレシーバを使用することである。ただし、レシーバの追加に必要となる余分なハードウェアは、トランシーバ試験装置のコストや複雑さを増大させるため、望ましくない。したがって、対称型システムと非対称型システムのどちらを試験する場合でも、レシーバを追加することなく、レシーバの過負荷を十分に防止することが可能なトランシーバ試験装置が必要とされている。
本発明の種々の実施形態は、レシーバの過負荷保護が可能なトランシーバ試験装置を提供する。このトランシーバ試験装置は、第1の状態において信号を送信するトランスミッタと、第2状態において信号を受信するレシーバと、トランスミッタをレシーバに結合する電力結合器とを含む。トランシーバ試験装置は、電力結合器とレシーバの間に接続され、レシーバで受信された信号の信号強度を制御信号に従って低下させる過負荷保護装置を更に含む。コントローラは、受信信号の現在の状態を判定し、受信信号の現在の状態に基づいて前記制御信号を生成する。
一実施形態においては、コントローラは、受信信号の現在の状態が送信モードに対応する第1状態であるときに、受信信号の信号強度を低下させるための制御信号を生成する。また、この実施形態では、コントローラは、受信信号の現在の状態が受信モードに対応する第2状態であるときに、受信信号の信号強度を元に戻すための制御信号を生成する。
例えば、一実施形態において、コントローラは、受信信号の信号レベルを閾値と比較するための比較器を含む。受信信号の信号レベルが閾値を超えてる場合、コントローラは、受信信号の信号強度を低下させるための制御信号を生成する。受信信号の信号レベルが閾値未満である場合、コントローラは、受信信号の信号強度を元に戻すための制御信号を生成する。他の実施形態においてコントローラは、クロック信号のパルスをカウントし、パルスカウントを生成するカウンタと、前記パルスカウントをタイムスロットの開始を示すタイミング情報と比較するための比較器とを含む。前記パルスカウントが前記タイミング情報に等しい場合、コントローラは制御信号を生成する。
本発明の一態様において過負荷保護装置は、受信信号の信号強度を減衰させるための減衰器を含む。本発明の他の態様において過負荷保護装置は、第1のモードにおいて受信信号をレシーバに渡し、第2のモードにおいて受信信号を遮断し、受信信号がレシーバに入力されることを防止する働きをする高絶縁スイッチを含む。
本発明の種々の実施形態は更に、トランシーバ試験の際にレシーバの過負荷を保護する方法を提供する。この方法は、信号を送信するための第1の状態と、信号を受信するための第2の状態とを用意するステップを含む。この方法は、受信信号の現在の状態を判定するステップを更に含む。この方法は、受信信号の現在の状態が第1状態であるときに、受信信号の信号強度を低下させるステップを含む。
以下に開示する発明は、添付の図面を参照して説明される。図面は、本発明の重要な実施例を示すものである。
図1は、1以上の試験対象トランシーバ装置(DUT)20を試験するための本発明の実施形態による試験装置100を含む例示的な試験システム10を示すブロック図である。試験装置100は、アンテナ110、電力結合器120、トランスミッタ130、レシーバ140、及び測定システム150を含む。トランスミッタ130とレシーバ140はいずれも、電力結合器120を介してアンテナ110に結合される。電力結合器120により、試験装置100は、同じ又は異なる送信周波数帯域及び受信周波数帯域で動作する対称型トランシーバと非対称型トランシーバの両方を試験することができる。DUT20から電力結合器120への接続は、図示のようにアンテナ110によるものであってもよいし、あるいは、DUT20から電力結合器120への直接的な同軸ケーブル接続によるものであってもよい。また、トランスミッタ130は、DUT20に送信する高周波(RF)信号を生成するための測定システム150に接続される。DUT20から受信したRF信号を測定システム150に渡すために、レシーバ140も測定システム150に接続される。
トランスミッタ130は通常、データ変調ステージ、1以上の中間周波数ステージ、及び電力増幅器ステージを有する。データ変調ステージは、未加工のデータを特定の無線通信規格に従ってベースバンド信号に変換する。中間周波数ステージは、そのベースバンド信号を1以上の局部発振器からの信号と混合し、RF信号を生成する。電力増幅器ステージは、アンテナ110及び電力結合器120を介してRF信号を送信する前に、RF信号を適当な送信電力まで増幅する。
レシーバ140は通常、低雑音増幅器、1以上の中間周波数ステージ、フィルタリングステージ、及びデータ復元ステージを有する。低雑音増幅器は、アンテナ110及び電力結合器120を介して、或る受信電力のインバウンドRF信号を受信し、それを増幅する。中間周波数ステージは、増幅されたRF信号を1以上の局部発振器からの信号と混合し、増幅されたRF信号をベースバンド信号に変換する。フィルタリングステージは、ベースバンド信号をフィルタリングし、ベースバンド信号中の望ましくない成分を減衰させ、フィルタリングされた信号を生成する。データ復元ステージは、フィルタリングされた信号を特定の無線通信規格に従って復調し、未加工のデータを復元する。
トランシーバDUT20内のレシーバの感度を試験する例示的な試験動作において、測定システム150は、試験シンボルシーケンスを試験装置トランスミッタ130に供給する。試験装置トランスミッタ130は、試験シンボルシーケンスから変調試験信号を生成し、アンテナ110及び電力結合器120を介して、その低レベルの変調試験信号をDUT20に送信する。DUT20はその変調試験信号を復調し、実装されている特定の無線通信規格に従ってインバウンドデータ(受信データ)をリキャプチャし、リキャプチャされたインバウンドデータ(即ち、試験シンボルシーケンスのDUT20レシーババージョン)を含む出力復調信号をDUT20のトランスミッタ部に渡す。これによって、出力復調信号を試験装置100のアンテナ110に返送することが可能となる。この信号は測定システム150に戻され、そこで、DUT20の感度が試験シンボルシーケンスと比較される。その結果、DUT20のレシーバ復調能力測定値が得られる。レシーバ復調能力測定値は通常、BER(ビット誤り率)で表現される。
トランシーバDUT20のトランスミッタの変調誤差を試験する例示的な試験動作において、測定システム150は、標準的なインターフェイスを介してDUT20内のトランスミッタから試験シンボルシーケンスをキャプチャする。測定システム150は、前記出力復調信号における復元された試験シンボルシーケンスをDUT20のトランスミッタに入力された元の試験シンボルシーケンスと比較し、測定誤差を判定することによって、DUT20のトランスミッタの変調誤差を測定する。DUT20のトランスミッタ変調誤差は一般に、EVM(Error Vector Magnitude)で表現される。
通常、試験装置100のトランスミッタ130は、送信タイムスロットにおいて試験信号を生成し、DUT20に送信する一方、試験装置100のレシーバ140は、受信タイムスロットにおいてDUT20から信号を受信する。ただし、同一周波数に調節されたトランスミッタ130及びレシーバ140を使用して大きな過渡的信号を試験する場合、送信タイムスロットでは、トランスミッタ130とレシーバ140との間の信号結合によって、レシーバ140に過負荷が加わることがある。過負荷の後、レシーバ140が復旧するまでには、100ns〜10msの時間が必要とされる。そのため、受信タイムスロットでは、レシーバ140は有効な測定を行うことが出来ない。
したがって、本発明の実施実施形態によれば、レシーバ40の過負荷状態を防止するために、試験装置100は、過負荷保護装置160及び過負荷コントローラ170を更に含む。過負荷保護装置160は電力結合器120とレシーバ140の間に接続され、過負荷保護装置160の入力に与えられた受信信号をレシーバ140に渡す前に、受信信号の信号強度(即ち、電力)を低下させるか、又は、元に戻す働きをする。本明細書に記載される「信号強度の復元」という語句は、受信タイムスロットのかなりの部分において過負荷保護装置160の出力に存在する受信信号の信号強度を意味する。
過負荷保護装置160の入力においてDUT20から受信される信号は、アンテナ110によって受信され、電力結合器120を介して過負荷保護装置160に結合された信号であるか、または、トランスミッタ130によって送信され、電力結合器120を介した漏洩によって過負荷保護装置160に結合された信号かのいずれかである。大半の最近の通信環境では、アンテナ110で受信される信号の電力レベルは、トランスミッタ130から送信される信号に比べて非常に低い。したがって、そうした通信環境におけるレシーバ140の過負荷を防止するために、過負荷保護装置160は、トランスミッタ130から送信され、電力結合器120によってレシーバ140に結合される信号の電力レベルを低下させる。
過負荷保護装置160は、過負荷コントローラ170により生成された制御信号180によって制御される。過負荷コントローラ170は、過負荷保護装置160の入力に存在する受信信号の現在の状態を判定し、その現在の状態に基づいて制御信号180を生成する。現在の状態は、送信タイムスロットにおいてトランスミッタ130から送信された結合信号に関連する送信電力レベルと、受信タイムスロットにおいてアンテナ110で受信された入力信号に関連する受信電力レベルのいずれかに対応する。
一実施形態では、過負荷コントローラ170は、受信信号自体から受信信号の現在の状態を判定する。例えば、過負荷コントローラ170は、受信信号の電力レベルを測定し、測定された電力レベルに基づいて現在の状態を判定することできる。測定された電力レベルが高い場合(例えば、送信電力レベルである場合)、過負荷コントローラ170は第1の状態(例えば、論理「1」)の制御信号180を生成し、過負荷保護装置160によって、過負荷保護装置160の入力に存在する信号の信号強度を低下させる。測定された電力レベルが低い場合(例えば、受信電力レベルである場合)、過負荷コントローラ170は第2の状態(例えば、論理「0」)の制御信号180を生成し、過負荷保護装置160によって、過負荷保護装置160の入力に存在する信号の信号強度を元に戻させる。
他の実施形態において、過負荷コントローラ170は、送信タイムスロット及び受信タイムスロットに同期して受信信号の現在の状態を判定する。送信タイムスロットでは、過負荷コントローラ170は第1の状態(例えば、論理「1」)の制御信号180を生成し、過負荷保護装置160によって、過負荷保護装置160の入力に存在する信号の信号強度を低下させる。受信タイムスロットでは、過負荷コントローラ170は第2の状態(例えば、論理「0」)の制御信号180を生成し、過負荷保護装置160によって、過負荷保護装置160の入力に存在する信号の信号強度を元に戻させる。
過負荷保護装置160は信号の信号強度を変更する機能を有する装置を含む。一実施形態において過負荷保護装置160は、例えば、少なくとも2つの異なる減衰設定値を有するプログラマブル減衰器である。一方の減衰設定では、減衰器は第1の減衰量だけ受信信号の信号強度を減衰させ、他方の減衰設定では、減衰器は第1の減衰量を上回る第2の減衰量だけ受信信号の信号強度を減衰させる。一般に、第1の減衰設定は信号の50%未満を減衰させ、第2の減衰設定は、信号の50%を超える量を減衰させる。例えば、一実施形態において、第1減衰設定は信号の10%以下を減衰させ、信号の90%以上をレシーバ140に伝達する一方、第2の減衰設定は、信号の90%以上を減衰させ、信号の10%以下をレシーバ140に伝達する。
減衰器の一例は、Agilent Technologiesの透明なセラミックカバーを備えたAT040G型GaAs減衰器である。この減衰器は、送信タイムスロットの開始時に迅速に40dBに設定することができ、且つ、受信タイムスロットの開始時に迅速に公称値(例えば、0〜15dBの間における1dB刻みの任意の値)にリセットすることができる。AT040G型減衰器のこの過負荷復旧設定時刻は、AT040G型減衰器のパッケージ内のGaAs減衰器ダイのカバー上の赤色LEDを点灯させることによって増加させることができる。
他の実施形態において、過負荷保護装置160は、第1のモードにおいて受信信号をレシーバ140に伝達し、第2のモードにおいて受信信号を遮断し、レシーバ140に対する受信信号の入力を防止するプログラマブル・ブランキングスイッチである。したがってこのスイッチは、第1モードでは、受信信号をレシーバ信号経路へと切り替えるために閉じ、第2モードでは、受信信号をレシーバ信号経路から分離するために開かれる。スイッチの一例は、信号を信号経路から分離するための内部LEDを備えた、Agilent TechnologiesのTC751型単極双投GaAsスイッチである。
次に、図2を参照すると、この図は、本発明の実施形態による試験装置100の過負荷保護装置160を制御するための過負荷コントローラ170の例を示している。図2において、過負荷コントローラ170は、レシーバ140の過負荷状態を検出するための信号過負荷検出器220を含む。信号過負荷検出器220は、電力結合器120から過負荷保護装置160に渡される受信信号210を過負荷保護装置160の前部において検出し、受信信号210の関数として制御信号180を生成し、それを過負荷保護装置160に渡すように接続される。
具体的には、信号過負荷検出器220は受信信号210の信号強度(即ち、電力)を測定する。測定された信号強度が、レシーバ140が過負荷状態にあることを示すものである場合(例えば、受信信号210の電力が、送信電力レベルに対応する高い電力レベルである場合)、信号過負荷検出器220は第1の状態(例えば、論理「1」)の制御信号180を生成し、過負荷保護装置160によって、過負荷保護装置160の入力に存在する信号の信号強度を低下させる。測定された信号強度が、レシーバ140が過負荷状態にないことを示している場合(例えば、受信信号210の電力が、受信電力レベルに対応する低い電力レベルである場合)、信号過負荷検出器220は第2の状態(例えば、論理「0」)の制御信号180を生成し、過負荷保護装置160によって、過負荷保護装置160の入力に存在する信号の信号強度を元に戻させる。
図3は、図2の信号過負荷検出器220の更に詳細なブロック図である。図3において、信号過負荷検出器220は、比較器310と、所定の閾値レベル330が記憶されたメモリ320とを有する。所定の閾値レベル330は、送信電力レベルと受信電力レベルを区別するために設定される。つまり、送信電力レベルと受信電力レベルの間の変化に対応する電力レベルは、この所定の閾値レベル330によって決まる。閾値レベル330を上回る電力レベルは、受信信号が試験装置のトランスミッタから結合されたものであることを意味し、閾値レベル330を下回る電力レベルは、受信信号が試験装置のアンテナから受信されたものであることを意味する。
動作の一例として、比較器310は、過負荷保護装置160の前部に存在する受信信号210と、閾値レベル330との両方を入力として受け取り、受信信号210の信号レベルと閾値レベル330の比較を実施し、比較結果に基づいて制御信号180を出力する。比較器310が、受信信号210の信号レベルが閾値レベル330よりも大きいことを判定した場合、比較器310は第1の状態(例えば、論理「1」)の制御信号180を出力し、過負荷保護装置160によって、過負荷保護装置160の入力に存在する信号の信号強度を低下させる。比較器310が、受信信号210の信号レベルが閾値レベル330未満であることを判定した場合、比較器310は第2の状態(例えば、論理「0」)の制御信号180を出力し、過負荷保護装置160によって、過負荷保護装置160の入力に存在する信号の信号強度を元に戻させる。
図4は、本発明の実施形態による試験装置100の一部を示すブロック図であり、レシーバの過負荷を保護するためのコントローラ170の他の例を示している。図4においてコントローラ170は、カウンタ410、比較器450、及びメモリ430を含む。メモリ430には、タイムスロットの開始時点を示すタイミング情報440が記憶されている。一実施形態において、タイミング情報440はタイムスロットの長さを含む。他の実施形態において、タイミング情報440は、新たなタイムスロットが始まる1以上の時刻を含む。
カウンタ410、トランスミッタ130、及びレシーバ140は全て、システムクロックを含む測定システム405によって生成されたクロック信号によってクロッキングされる。このクロック信号は、トランスミッタ130によって送信される送信タイムスロットと、レシーバ140によって受信される受信タイムスロットのタイミングを制御する。さらに、カウンタ410はクロック信号のパルスをカウントしてパルスカウント420を生成し、それを比較器450に供給する働きをする。したがって、比較器450は、カウンタ410から出力されたパルスカウント420と、メモリ430から読み出されたタイミング情報440とを入力として受け取る。比較器450は、パルスカウント420とタイミング情報440の比較を実施し、比較結果に基づいて制御信号180を出力する働きをする。一般に比較器450は、送信タイムスロットの開始を検出した場合、制御信号180の状態を設定することにより、過負荷保護装置160によって受信信号の信号強度を低下させ、受信タイムスロットの開始を検出した場合、制御信号180の状態を設定することにより、過負荷保護装置160によって受信信号の信号強度を元に戻させる。
例えば、一実施形態において、比較器450に入力されるタイミング情報440は、現在のタイムスロットの長さに対応するクロックパルスの総数を含む。カウンタ410は、現在のタイムスロットの開始時に初期化され、現在のタイムスロットの開始時点以降に発生したクロックパルスの数を示すパルスカウント420を生成する。比較器450は、パルスカウント420における現在のクロックパルスの数をタイミング情報440内のクロックパルスの総数と比較する。パルスカウント420における現在のクロックパルスの数がタイミング情報440内のクロックパルスの総数に等しい場合、比較器450は、制御信号180の状態を切り替えることにより、現在のタイムスロットが終了していて、新たなタイムスロットが始まっていることを知らせる。また、パルスカウント420がタイミング情報450に等しい場合、比較器450はカウンタ410をリセットし、新たなタイムスロットのクロックパルスのカウントを開始する。タイムスロットの長さは、すべて同一であってもよいし、送信タイムスロットと受信タイムスロットで異なっていてもよく、タイムスロットごとに異なっていてもよい。これらとは無関係に、現在のタイムスロットの適切なタイムスロット長が、比較器450に入力される。
例えば、現在のタイムスロットが受信タイムスロットであり、且つ、パルスカウント420がタイミング情報450に等しく、受信タイムスロットの終了及び新たな送信タイムスロットの開始を示している場合、比較器450は第1の状態(例えば、論理「1」)の制御信号180を出力し、過負荷保護装置160によって、過負荷保護装置160の入力に存在する信号の信号強度を低下させる。他の例として、現在のタイムスロットが送信タイムスロットであり、且つ、パルスカウント420がタイミング情報450に等しく、送信タイムスロットの終了及び受信タイムスロットの開始を示している場合、比較器450は、制御信号180の状態を第2の状態(例えば、論理「0」)に切り替えることにより、過負荷保護装置160によって、過負荷保護装置160の入力に存在する信号の信号強度を元に戻させる。
他の実施形態において、カウンタ410は時間積算器として動作し、比較器450に入力されるタイミング情報440は、現在のタイムスロットの直後に新たなタイムスロットが開始されるべき時刻を含む。カウンタ410によって生成されるパルスカウント420は、試験装置における現在のシステム時刻を示している。比較器450は、パルスカウント420における現在のシステム時刻をタイミング情報440内の新たなタイムスロットを開始すべき時刻と比較する。現在のシステム時刻が新たなタイムスロットの開始時刻に等しい場合、比較器450は、制御信号180の状態を切り替えることにより、現在のタイムスロットが終了していて、新しいタイムスロットが始まっていることを知らせる。
図5は、本発明の実施形態による、トランシーバの試験の際にレシーバの過負荷を保護するためのプロセス500の一例を示すフロー図である。まず、ブロック510において、信号の送信状態及び信号の受信状態を、トランスミッタ及びレシーバを有する試験装置に読み込む。例えば、試験装置トランスミッタによって信号を送信する場合の第1の電力レベルに対応する送信状態が規定され、試験装置レシーバにおいて信号を受信する場合の第2の電力レベルに対応する受信状態が規定される。ブロック520では、試験装置レシーバの入力に存在する信号の現在の状態を判定する。一実施形態において、受信信号の現在の状態は受信信号自体から判定される。他の実施形態において、受信信号の現在の状態は現在のタイムスロットから判定される。
次に、ブロック530において、現在の状態が送信状態に対応するか否かを判定する。現在の状態が送信状態である場合(ブロック530の「はい」の分岐)、ブロック540において、受信信号の信号強度を試験装置レシーバにおいて低下させることにより、試験装置レシーバの過負荷を防止する。一方、現在の状態が受信状態である場合(ブロック530の「いいえ」の分岐)、ブロック550において、受信信号の信号強度を試験装置レシーバにおいて元に戻すことにより、試験装置レシーバが受信信号を受信し、処理できるようにする。
当業者には明らかなように、本明細書に記載した革新的発想は、様々な用途にわたって、変更及び変形することが可能である。したがって、本発明の範囲が、記載した特定の例示的な教示のいずれかに限定されることはない。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲により規定される。
120 電力結合器
130 トランスミッタ
140 レシーバ
160 過負荷保護装置
170 コントローラ
180 制御信号
310 比較器
330 閾値
410 カウンタ
420 パルスカウント
430 メモリ
440 タイミング情報
450 比較器
130 トランスミッタ
140 レシーバ
160 過負荷保護装置
170 コントローラ
180 制御信号
310 比較器
330 閾値
410 カウンタ
420 パルスカウント
430 メモリ
440 タイミング情報
450 比較器
Claims (10)
- トランシーバを試験するための試験装置であって、
第1の状態において信号を送信する働きをするトランスミッタ(130)と、
第2の状態において信号を受信する働きをするレシーバ(140)と、
前記トランスミッタ(130)を前記レシーバ(140)に結合する電力結合器(120)と、
前記電力結合器(120)と前記レシーバ(140)の間に接続され、前記レシーバ(140)における受信信号の信号強度を制御信号(180)に基づいて低下させる働きをする過付加保護装置(160)と、
前記受信信号の現在の状態を判定し、前記受信信号の現在の状態に基いて前記制御信号(180)を生成する働きをするコントローラ(170)と
からなる試験装置。 - 前記コントローラ(170)は、前記現在の状態が前記第1の状態であるときに、前記受信信号の信号強度を低下させるための前記制御信号(180)を生成する働きをし、前記現在の状態が前記第2の状態であるときに、前記受信信号の信号強度を元に戻す働きをし、前記第1の状態は第1の電力レベルであり、前記第2の状態は前記第1の電力レベルよりも低い第2の電力レベルである、請求項1に記載の試験装置。
- 前記コントローラ(170)は、前記受信信号の信号レベルを閾値(330)と比較するための比較器(310)を含み、前記コントローラ(170)は、前記信号レベルが前記閾値(330)よりも大きい場合に、前記受信信号の信号強度を低下させるための前記制御信号(180)を生成し、前記信号レベルが前記閾値(330)よりも小さい場合に、前記受信信号の信号強度を元に戻すための前記制御信号(180)を生成する働きをする、請求項2に記載の試験装置。
- タイムスロットの始まりを示すタイミング情報(440)が記憶されたメモリ(430)を更に含み、
前記コントローラ(170)は、前記タイミング情報(440)を使用して、送信タイムスロットの始まりを検出したときに、前記受信信号の信号強度を低下させるための前記制御信号(180)を生成し、前記タイミング情報(440)を使用して、受信タイムスロットの始まりを検出したときに、前記受信信号の信号強度を元に戻すための前記制御信号(180)を生成する働きをする、請求項2に記載の試験装置。 - 前記コントローラ(170)は、
クロック信号を受信し、該クロック信号のパルスをカウントしてパルスカウント(420)を生成する働きをするカウンタ(410)と、
前記パルスカウント(420)を前記タイミング情報(440)と比較し、前記パルスカウント(420)が前記タイミング情報(440)に等しいときに前記制御信号(180)を生成する働きをする比較器(450)と
を更に含む、請求項4に記載の試験装置。 - 前記過負荷保護装置(160)は、第1の減衰設定において前記受信信号の信号強度を第1の量だけ減衰させ、第2の減衰設定において前記受信信号の信号強度を前記第1の量よりも大きな第2の量だけ減衰させる働きをする減衰器を含む、請求項1に記載の試験装置。
- 前記過負荷保護装置(160)は、第1のモードにおいて前記受信信号を前記レシーバに渡し、第2のモードにおいて前記受信信号が前記レシーバに入力されるのを阻止する働きをするスイッチを含む、請求項1に記載の試験装置。
- トランシーバ試験の際にレシーバの過負荷を防止する方法であって、
信号を送信するための第1の状態、及び信号を受信するための第2の状態を用意するステップ(510)と、
受信信号の現在の状態を判定するステップ(520)と、
前記現在の状態が前記第1の状態である場合(530)、前記受信信号の信号強度を低下させるステップ(540)と
からなる方法。 - 前記現在の状態が前記第2の状態である場合(530)、前記受信信号の信号強度をそのまま維持するステップ(550)を更に含む、請求項8に記載の方法。
- 前記受信信号の信号強度を低下させるステップは、
前記受信信号の信号強度を減衰させること、及び、前記受信信号を遮断することのうちのいずれか一方を更に含む、請求項8に記載の方法。
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