JP3996572B2 - 受信電界報告回路 - Google Patents

受信電界報告回路 Download PDF

Info

Publication number
JP3996572B2
JP3996572B2 JP2003411132A JP2003411132A JP3996572B2 JP 3996572 B2 JP3996572 B2 JP 3996572B2 JP 2003411132 A JP2003411132 A JP 2003411132A JP 2003411132 A JP2003411132 A JP 2003411132A JP 3996572 B2 JP3996572 B2 JP 3996572B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric field
reception
received electric
value
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003411132A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005175732A (ja
Inventor
良彦 斎藤
Original Assignee
埼玉日本電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 埼玉日本電気株式会社 filed Critical 埼玉日本電気株式会社
Priority to JP2003411132A priority Critical patent/JP3996572B2/ja
Publication of JP2005175732A publication Critical patent/JP2005175732A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3996572B2 publication Critical patent/JP3996572B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、受信電界報告回路に関し、特にCDMA(Code Division Multiple Access )方式を用いた移動通信用無線基地局における受信電界報告回路に関する。
以下の従来技術の説明においては、便宜上本発明に係る図1〜図3の一部を参照する。WCDMA(Wideband-CDMA) 方式を用いた移動通信においては無線基地局6で測定される受信電界報告値9をもとに無線基地局6の負荷状態を監視して呼の割り当てを制限している。受信入力規定点2で無負荷(接続される移動端末がゼロ)のときに得られる熱雑音電力(−105dBm)を0%負荷と定義し、例えば呼の割り当て(移動端末の接続)の増加に伴い受信入力規定点2での受信電界レベルが3dB上昇し−102dBmを受信電界報告値9として得られた時に50%負荷と判定する(1−10^(−3/10)=0.5)。
一方、受信入力規定点2から受信電界検出手段までの利得あるいは損失の調整時とのずれは、受信電界の変動によるものとの区別が付かず、上記の呼の割り当ての制限機能に影響を与えていた。たとえば、+2dBのずれが37%の負荷になって見えることに相当する(1−10^(−2/10)=0.37)。
このため、受信入力規定点2から受信電界検出手段までの利得が調整時に想定した値とずれているかどうかの確認を行うことが必須の作業となっており、作業性の容易性が求められていた。
従来、RX部7から報告される受信電界報告値9は、RX部7の工場における調整時に、ある規定の電界入力時にその電界値を報告するように調整がされていた。例えば、図3を参照すると、ROM19に格納されるデータは工場での調整時に、ある規定の電界をRX部7に入力してその時にA/Dコンバータ18から出力されるデータ(ROM19のアドレスデータ)をその規定の電界報告値となるようにROM19にデータを書き込んでいた。
つまり、工場での調整時にROM19に書き込んだデータが受信電界報告値となっているために、図1の様な実際の無線基地局6の構成例で示された受信アンテナ1からRX部7までのケーブルの損失や受信アンテナ1直下に配置されるLNA4(LowNoiseAMP)の利得が調整時に想定していた値とずれている場合は、そのまま受信電界報告値のずれとなっていた。
すなわち、受信入力規定点2から受信電界検出手段までの間の損失あるいは利得が調整時からずれていた場合には、このずれ量を何らかの手段で知る必要があった。例えば、信号発生器を受信入力規定点2に接続し、信号発生器のレベルをRX入力端5でパワーメーターに代表される測定器で測定することにより利得を測定する必要があった。
一方、特許文献1記載の受信電界検出回路によれば、上記のずれを補正する手段としてRX部7内にディップスイッチを設け、このディップスイッチの設定に応じたオフセット値23を加算して報告できるようにしている。
また、特許文献2記載の受信部監視システムによれば、パイロット信号を用いて屋外受信増幅器のNFおよびフィーダの損失を算出している。
特開平07−221688号公報(段落0018、図1) 特開2003−37551号公報(段落0027、図1〜図3)
しかし、特許文献1記載の受信電界検出回路は、事前に受信入力規定点2から受信電界検出手段までの間の損失あるいは利得の調整時からのずれを知る必要があり、またディップスイッチで設定可能なオフセット以外は対処できないという問題があった。
また、特許文献2記載の受信部監視システムは、損失を算出するためにパイロット信号が必要となるという問題があった。
そこで本発明の目的は、事前に受信入力規定点から受信電界検出手段までの間の損失あるいは利得の調整時からのずれを知る必要がなく、かつ損失の算出にパイロット信号を用いる必要もなく、特別な作業を必要としないで正確な受信電界を報告することが可能な受信電界報告回路を提供することにある。
前記課題を解決するために本発明による受信電界報告回路は、受信アンテナを含む周辺装置を介して受信される信号を受信電界検出手段で検出し、前記受信電界検出手段で検出された受信電界の値を報告する受信電界報告回路であって、
無信号入力期間内に前記受信アンテナ直下の受信入力規定点を介して前記受信電界検出手段へ入力される熱雑音の値を検出し、その熱雑音の値と予め保持する無信号入力時の前記受信入力規定点における熱雑音の値との差分をオフセット値として算出し、前記無信号入力期間経過後の信号入力期間内に前記受信電界検出手段から出力される受信電界の値と前記オフセット値とを加算して出力することを特徴とする。
本発明によれば、無信号入力時の前記受信入力規定点における熱雑音の値を予め保持しておき、これと無信号入力期間内にアンテナ直下の受信入力規定点を介して前記受信電界検出手段まで入力される熱雑音の値との差分を算出し、実際に入力された受信電界の値とその差分とを加算する。
具体的に説明すると、CPU20はTXON信号10を受信した時点から数秒間の期間において電界検出信号16を観測する。またCPU20は観測された電界検出信号16と本来検出されるべき受信入力規定点2での理想的な熱雑音電力との差分をオフセット値23として加算部21に出力する。加算部21ではROM19に格納された調整時の受信電界報告値にCPU20で計算されたオフセット値を加算して、受信電界報告値9として出力する。
本発明によれば、事前に受信入力規定点から受信電界検出手段までの間の損失あるいは利得の調整時からのずれを知る必要がなく、かつ損失の算出にパイロット信号を用いる必要もなく、特別な作業を必要としないで正確な受信電界を報告することが可能となる。
すなわち、移動端末の信号がアンテナに入力されない、無線基地局6がサービスを開始する前に受信電界検出を行い、本来得られるべき受信電界報告値との差をオフセットとして算出し、このオフセット値23を調整時の受信電界報告値に加算して報告することにより、特別な作業を必要としないで正確な受信電界報告値9の報告を行うことが可能となる。
以下、本発明の実施例について添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る無線基地局6および周辺装置の一例の構成図である。無線基地局6および周辺装置の一例は、受信アンテナ1と、フィルタ( FIL) 3と、低雑音増幅器(以下、LNA(Low Noise Amplifier )と表示する)4と、無線基地局6とを含んで構成される。
また、無線基地局6には受信部(以下、RX(receiver)部と表示する)7が含まれる。そして、受信アンテナ1の直下のフィルタ3入力を受信入力規定点2としている。フィルタ3にはLNA4が接続され、受信アンテナ1からの入力信号が増幅される。LNA4の出力は同軸ケーブルによりRX入力端5を介して無線基地局6まで接続されている。
図2はRX部7の一例の構成図である。RX部7はRX入力端5より入力した信号を増幅するRF増幅器(以下、RFAMPと表示する)11と、増幅された信号を第一の中間周波数に変換する第1周波数混合器(以下、1 stMIXと表示する)12と、第一の中間周波数において希望波近傍の妨害波を減衰するためのIFフィルタ(以下、IFFILと表示する)13と、第一の中間周波数を第二の中間周波数に変換するための第2周波数混合器(以下、2ndMIXと表示する)15とを含んで構成されている。
2ndMIX15は入力された信号の電界強度に応じたアナログ信号を出力する機能を持っている。一般に2ndMIX15は受信電界検出IC14としてMIXの機能を実装した形で市販されている(例えば受信電界検出IC14としてはアナログデバイス社製のAD608などが該当する)。さらに、RX部7は受信電界検出IC14の出力を入力し受信電界報告値9を出力する受信電界報告回路17を有している。
図3はRX部7の受信電界報告回路17の一例の構成図である。同図を参照すると、受信電界報告回路17はA/Dコンバータ18と、ROM(Read Only Memory)19と、CPU(Central Processing Unit) 20と、加算部21と、タイマ22とを含んで構成される。
受信電界報告回路17は図2のRX部7の電界検出IC14より出力される電界検出信号16と、無線基地局6内の他のブロック( 図示せず) より受信するTXON信号10を入力とし受信電界報告値9を出力する。
図4はタイマ22の出力波形の一例を示す図である。タイマ22はTXON信号10を受信すると同図に示すようなパルスをCPU20に送信する。一方、電界検出IC14からの電界検出信号16はA/Dコンバータ18によりデジタル信号に変換され、ROM19のアドレスデータとしてROM19に入力される。
CPU20はROM19からのデータをタイマ22からのパルスに応じた期間サンプルし、本来検出されるべき受信入力規定点2での理想的な熱雑音電力との差分をオフセット値23として加算部21に出力する。加算部21においてはROM19からのデータにCPU20からのオフセット値23を加算して受信電界報告値9として出力する。
図5はTXON時の無線基地局の送信動作の一例の説明図である。この図の説明は後述する。
次に、本実施例の動作について説明する。最初に無線基地局6がサービスを開始する前後の動作について簡単に説明する。WCDMA方式における無線基地局6の送信開始は通常、他の無線基地局のサービスエリアへの急激な干渉増加となることを避けるためゆっくりと制御される。つまり無線基地局6は上位装置からサービス開始の指示を受けるとTXON信号10を送信部(図示せず)に送信するが送信部ではTXON信号10を受信してすぐに送信パワーを規定の値にまであげることはしないで徐々にそのパワーを上げていく(図5参照)。
この時、送信されるチャネルはパイロット信号と呼ばれるもので、これにより移動通信端末は基地局の識別のみが可能となっている。図5に示したようにTXON信号10を受信してから約14秒で送信パワーは規定の値に達し、ここでPICHがアサインされる。PICHは移動通信端末と無線基地局との通信において呼び出し信号等の発着呼に必要な情報を送信するチャネルであり、PICHがない状態では無線基地局と移動通信端末の間では通信は行われない。なお、約14秒という時間は一例でありこれに限定されるものではなく、任意に設定が可能である。
よってTXON信号10の受信から約14秒の期間は無線基地局6の受信アンテナ1にはなんら信号が入力されていない。したがって、この時の図1の受信入力規定点2における受信電界レベルは熱雑音と等しい値であり、一般的なWCDMAの無線基地局6の場合、−105dBm程度になっている。
なお、熱雑音はボルツマン定数(K)と絶対温度(T)と受信機の帯域幅(B)と雑音指数(F)と利得(G)との積で表され、その無線基地局6に固有の値と考えられる。
次に受信電界報告値9について説明する。受信電界検出手段はRX部7の受信電界検出IC14で実現されるが、受信入力規定点2と電界検出IC14の間の利得や損失のずれは、アンテナからの入力レベルの変動によるものかどうかの判断が付かない。よって一般に受信入力規定点2から受信電界検出手段までの利得は一定となっていることが前提となっている。
また受信電界報告値9は、調整時にあらかじめわかっている受信入力規定点2とRX入力端5の間の利得分を加味した受信電界をSG(シグナルジェネレータ)などによりRX入力端5に入力し、受信電界検出手段(図2の電界検出IC14)におけるアナログ信号が図3のA/Dコンバータ18によりデジタル信号化されてROM19のアドレスデータとなりこのアドレスに受信電界報告値を記憶させていくことにより実現している。
実際の無線基地局6の構成において受信入力規定点2から受信電界検出手段までの間の利得あるいは損失が調整時とずれの要因のほとんどが、LNA4出力からRX入力端5までのケーブルの損失が計算と合わないことによるものが多い。例えば受信入力規定点2からRX入力端5までの利得を10dBで設計されているケースにおいて、実際は、LNA4の利得とケーブルの損失の合計が10dBに調整されていないというケースが多い。
本発明は、この10dBという値がケーブ長の誤差等により10dBからずれた場合に、容易にこのずれをオフセットとして知ることにより正確な受信電界報告値9を得ようとするものである。
次に本実施例の動作について説明する。いま調整時に図1における受信入力規定点2からRX入力端5までの利得が10dBあるものとして図3のROM19のデータが書き込まれていたとする。
図1の受信アンテナ1から入力した信号の受信電界報告値は受信アンテナ1の直下のフィルタ3入力を受信入力規定点2としている。フィルタ3により妨害波等が減衰された信号はLNA4により増幅され同軸ケーブルにより無線基地局6まで接続されている。LNA4の利得とケーブルのロスは合計で+10dBとなるように設定されている。
図2のRX部7はRX入力端5より入力した信号をRFAMP11により増幅し1 stMIX12により第一の中間周波数に変換すると、IFフィルタ13により第一の中間周波数において希望波近傍の妨害波を減衰する。次に、2ndMIX15では第一の中間周波数を第二の中間周波数に変換する。ここで2ndMIX15は信号の電界強度に応じたアナログ信号を出力する機能を持っている。図2では2ndMIX15は受信電界検出IC14の一部として記載したものである(この受信電界検出IC14が受信電界検出手段となる)。
図3の受信電界報告回路17では図2のRX部7の電界検出IC14より出力される電界検出信号16をA/Dコンバータ18によりデジタル信号に変換しROM19のアドレスデータとしてROM19に入力する。
一方、タイマ22ではTXON信号10を受信すると図4に示すようなパルスをCPU20に送信する。CPU20ではROM19からのデータをタイマ22からのパルスのハイレベルに応じた期間サンプルし電界検出値の算出を行う。
CPU20では本来検出されるべき受信入力規定点2での理想的な熱雑音電力(WCDMAの場合−105dBm)との差分をオフセット値23として加算部21に出力する。
加算部21においてはROM19からのデータにCPU20からのオフセット値を加算して受信電界報告値9として出力する。
以上の動作の要点を整理すると以下のとおりである。前述したように、TXON信号10の受信から約14秒の期間は無線基地局6の受信アンテナ1にはなんら信号が入力されていない。したがって、この時の図1の受信入力規定点2における受信電界レベルは熱雑音と等しい値であり、一般的なWCDMAの無線基地局6の場合、−105dBm程度になっている。
すなわち、このTXON信号10の受信から約14秒の期間にCPU20に入力される信号は、主にLNA4の利得、LNA4とRX入力端5間の伝送路の損失により増幅あるいは減衰された理想的な熱雑音(理想的な熱雑音とは図1の受信入力規定点2における熱雑音である)となる。したがって、CPU20において、この期間に受信した信号(熱雑音)のレベルから理想的な熱雑音のレベルを減算したものがオフセット値となる。
一方、このTXON信号10の受信から約14秒経過後にはROM19から実際の受信信号が加算部21に入力されるので、CPU20からTXON信号10の受信から約14秒の期間内に得たオフセット値を加算部21に入力してやれば、加算部21において実際の受信信号とオフセット値との加算が行われるため、加算部21の出力として正確な受信電界報告値が得られる。
次に、例えばLNA4とRX入力端5を接続するケーブルが設計値よりも短くロスが小さく受信入力規定点2とRX入力端5の利得が12dBであった場合を考える。
受信電界報告回路17では、TXON信号10を受信後タイマ22から図4のようなパルスがCPU20に送信される。一方、受信入力規定点2では無線基地局6がサービス中でないことから無入力の状態である。ところが受信入力規定点2とRX入力端5の利得が通常の10dBでなく12dBであるので、A/Dコンバータ18で変換され参照されるROM19のデータ(電界検出信号)は調整時に無入力相当として設定された−105dBmよりも2dB高い−103dBmが出力される。CPU20はこの−103dBmと理想的な熱雑音電力−105dBmとの差分−2dBをオフセットとして加算部21に送信する。
加算部21においては、ROM19から出力される−103dBmとCPU20から出力される−2dBのオフセットを加算した−105dBmを受信電界報告値9として出力する。
これにより、本実施例によれば、オフセット値23を求めることにより受信入力規定点2から受信電界検出手段までの間の損失あるいは利得が調整時からずれていてもその補正を容易に行うことができる。
なお、本発明は上記のWCDMA方式を用いた移動通信用無線基地局6の実施例に限定されるものではなく、例えばcdma2000方式などの他のCDMA方式の無線基地局にも適用することができる。また受信電界報告回路17の構成は一例であり、A/Dコンバータ18のデータを直接ROM19のアドレスとする構成でなくソフトウェアを介してROM19のアドレス、データの制御をすることもできる。
本発明に係る無線基地局6および周辺装置の一例の構成図である。 RX部7の一例の構成図である。 RX部7の受信電界報告回路17の一例の構成図である。 タイマ22の出力波形の一例を示す図である。 TXON時の無線基地局の送信動作の一例の説明図である。
符号の説明
1 受信アンテナ
2 受信入力規定点
3 フィルタ
4 LNA
5 RX入力端
6 無線基地局
7 RX部
8 受信信号
9 受信電界報告値
10 TXON信号
11 RF AMP
12 1st MIX
13 IFフィルタ
14 受信電界検出IC
15 2nd MIX
16 電界検出信号
17 受信電界報告回路
18 A/Dコンバータ
19 ROM
20 CPU
21 加算部
22 タイマ
23 オフセット値

Claims (8)

  1. 受信アンテナを含む周辺装置を介して受信される信号を受信電界検出手段で検出し、前記受信電界検出手段で検出された受信電界の値を報告する受信電界報告回路であって、
    無信号入力期間内に前記受信アンテナ直下の受信入力規定点を介して前記受信電界検出手段へ入力される熱雑音の値を検出し、その熱雑音の値と予め保持する無信号入力時の前記受信入力規定点における熱雑音の値との差分をオフセット値として算出し、前記無信号入力期間経過後の信号入力期間内に前記受信電界検出手段から出力される受信電界の値と前記オフセット値とを加算して出力することを特徴とする受信電界報告回路。
  2. 前記無信号入力期間を生成するタイマと、前記タイマが生成した期間内にアンテナ直下の受信入力規定点を介して前記受信電界検出手段へ入力される熱雑音の値を検出し、その熱雑音の値と予め保持する無信号入力時の前記受信入力規定点における熱雑音の値との差分をオフセット値として算出する制御手段と、前記制御手段から前記オフセット値を取得し前記タイマが生成した期間経過後の信号入力期間内に前記受信電界検出手段から出力される受信電界の値と前記オフセット値とを加算して出力する加算手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の受信電界報告回路。
  3. 前記受信電界検出手段から出力された電界検出信号をアナログデータからデジタルデータに変換するA/D変換手段と、前記A/D変換手段から出力されるデータをアドレスデータとして入力し、そのアドレスに対応するデータを前記制御手段および前記加算手段へ出力する記憶手段とを含むことを特徴とする請求項2記載の受信電界報告回路。
  4. 受信部に含まれることを特徴とする請求項1から3いずれかに記載の受信電界報告回路。
  5. 前記受信部に前記受信電界検出手段が含まれることを特徴とする請求項4記載の受信電界報告回路。
  6. 前記受信部は無線基地局に含まれることを特徴とする請求項4または5記載の受信電界報告回路。
  7. 前記アンテナと前記無線基地局間の伝送線路には少なくとも低雑音増幅器が挿入されることを特徴とする請求項6記載の受信電界報告回路。
  8. CDMA方式を用いた移動通信に用いられることを特徴とする請求項1から7いずれかに記載の受信電界報告回路。
JP2003411132A 2003-12-10 2003-12-10 受信電界報告回路 Expired - Fee Related JP3996572B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003411132A JP3996572B2 (ja) 2003-12-10 2003-12-10 受信電界報告回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003411132A JP3996572B2 (ja) 2003-12-10 2003-12-10 受信電界報告回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005175732A JP2005175732A (ja) 2005-06-30
JP3996572B2 true JP3996572B2 (ja) 2007-10-24

Family

ID=34731958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003411132A Expired - Fee Related JP3996572B2 (ja) 2003-12-10 2003-12-10 受信電界報告回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3996572B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005175732A (ja) 2005-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050159116A1 (en) Method of self-calibration in a wireless transmitter
JP2007143130A (ja) トランシーバ試験の際にレシーバの過負荷を防止する試験装置及び方法。
KR0184993B1 (ko) 이동 무선 유닛 및 이를 자동적으로 이득 제어하는 방법
JP2006516866A (ja) 直接変換受信器の受信感度を高める装置及び関連方法
CN112821902B (zh) 一种接收机、接收机的控制方法及移动终端
JP2006319617A (ja) 無線基地局試験装置及び無線基地局の試験方法
JP2006319616A (ja) 基地局、受信装置及び受信機障害診断方法
JP2003234628A (ja) 無線基地局
CN101610119A (zh) 差错检测器、差错检测方法及其控制程序
JP3996572B2 (ja) 受信電界報告回路
JP2009071387A (ja) 信号処理装置及び信号処理方法
KR100848835B1 (ko) 디지털 광 중계 시스템과 이 디지털 광 중계 시스템에서의디지털 신호 처리 방법
US7103335B2 (en) Receiver used in spread spectrum communication system
EP1638217A1 (en) Communication system
EP1120902A2 (en) Transmitter and mobile station
KR20060032287A (ko) 이동통신 단말기에서의 알에프 송신 전력 보상 장치 및 방법
KR102044764B1 (ko) 과입력신호의 방지기능을 구비한 vhf 데이터 교환시스템용 수신장치 및 그 제어방법
EP3716700A1 (en) Control method and wireless module applied to wireless device
US20040248607A1 (en) Radio transmission device and radio transmission method
JP2006512828A (ja) モバイルハンドセットの送信電力のための制御手法
KR100897896B1 (ko) 이동통신 시스템에서 역방향 이득을 제어하는 중계기 및방법
JP2009141899A (ja) 受信信号強度モニタ装置
KR20000046227A (ko) 휴대용 무선단말기 초기 송신전력 설정 장치및 방법
KR100918586B1 (ko) 중계기의 이득 제어 방법 및 그 장치
JP4100216B2 (ja) 無線調整システム、無線調整方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070529

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070625

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070724

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070802

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees