JP2007143127A - 複合rfデバイスとその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の機能を有した小型かつ低背な特徴を有する複合RFデバイスを、圧電体の結晶性を損なうことなく高品位な状態で実現する。
【解決手段】2つのRF回路が上下に重なって構成された複合RFデバイスであって、基板と、この基板の上に形成された第2のRF回路と、この第2のRF回路の上に形成された基板を不要とする第1のRF回路とを備える。第1のRF回路は、別基板に形成された後で、第2のRF回路の上に転写される。
【選択図】図3

Description

本発明は、携帯電話や無線LAN等の移動体通信の無線回路に用いられる、フィルタ、共用器、スイッチ(SW)、低雑音増幅器(LNA:Low Noise Amplifier)、及びパワーアンプ(PA:Power Amplifier)等の単体の高周波回路デバイス(以下、RFデバイスと記す)、又はこれらを複合した複合RFデバイス、及びその複合RFデバイスの製造方法に関する。
携帯機器等の無線回路では、より小型化かつ低背化されることが要求されている。そこで、携帯機器等の電子機器に内蔵されるデバイスであるフィルタや無線ICには、異なるデバイスを一体化した複合デバイスを形成し、小型化を図る動きが活発である。
図7は、従来のICチップを用いた複合RFデバイスの構造断面図を示している(例えば、特許文献1を参照)。
第1のICチップ901は、第2のICチップ902上にフェイスアップ実装されている。第2のICチップ902は、セラミック又は樹脂からなる基板903上にフェイスアップ実装されている。第1のICチップ901上に設けられた電極904は、基板903上に設けられた電極906とワイヤーボンディングされて、第1のICチップ901と基板903とが電気的に接続される。第2のICチップ902上に設けられた電極905は、基板903上に設けられた電極906とワイヤーボンディングされて、第2のICチップ902と基板903とが電気的に接続される。この構造により、第1のICチップ901及び第2のICチップ902のそれぞれの機能を有した複合RFデバイスが、小面積で実現される。
しかし、この従来の複合RFデバイスの構成では、第1のICチップ901、第2のICチップ902、及び基板903の厚みは、それぞれ数百ミクロンであることから、これらを重ねて実装すると、複合RFデバイス全体の厚みが大きくなるという課題がある。そこで、複合RFデバイス全体の厚みを小さくする技術が提案されている。
図8は、上記課題を解決した従来の圧電フィルタを用いた複合RFデバイスの構造断面図を示している(例えば、非特許文献1を参照)。
基板内部及び基板表面に配置された電極1002によって、スイッチ、低雑音増幅器、又はパワーアンプ等の機能を有したIC基板1001が形成される。このIC基板1001上に、キャビティ1003を介して、絶縁体1004、下部電極1005、圧電体1006、及び上部電極1007の順に積層されることで、圧電共振器1008が形成される。この圧電共振器1008は、複数個が組み合わされて圧電フィルタとして動作し、IC基板1001と圧電フィルタとが接続されて複合RFデバイスが形成される。
この構造により、IC基板1001の厚みは変わらず数百ミクロンであるが、圧電共振器1008の厚みが(共振周波数にも依存するが携帯電話等で使用するマイクロ波領域ではおおむね)10ミクロン以下となるので、厚みが小さい圧電フィルタを重ねた複合RFデバイスを実現することが可能となる。
特開平5−13663号公報 アイトリプルイー・エムティーティー−エス、2005、インターナショナル・マイクロウェーブ・シンポジウム・ワークショップ、「BAW・アンド・MEMS・アヴァーブ・シリコン・フォー・アールエフ・アプリケーションズ」、エスティー・マクロエレクトロニクス、ピー・アンシー(IEEE MTT-S 2005 International Microwave Symposium Workshop "BAW & MEMS above silicon for RF applications" ST Microelectronics P. Ancey)
しかしながら、図8に示した従来の構造では、IC基板1001上に、電極1002、絶縁体1004、及びキャビティ1003を形成するための犠牲層等を順に堆積する必要がある。このため、下部電極1005、圧電体1006、及び上部電極1007を堆積する前のIC基板1001の表面の平坦性が劣化し、薄膜成膜による下部電極1005、圧電体1006、及び上部電極1007の結晶性が損なわれる。これは、圧電共振器1008の性能を表すQ値を低下させ、圧電フィルタの挿入損失増大を招く。
それ故に、本発明の目的は、複数の機能を有した小型かつ低背な特徴を有する複合RFデバイスを、圧電体の結晶性を損なうことなく高品位な状態で提供することである。
本発明は、2つのRF回路が上下に重なって構成された複合RFデバイスに向けられている。そして、上記目的を達成させるために、本発明の複合RFデバイスは、基板と、基板の上に形成された第2のRF回路と、第2のRF回路の上に形成された基板を不要とする第1のRF回路とを備え、第1のRF回路が、別基板に形成された後で第2のRF回路の上に転写されたことを特徴とする。
この第1のRF回路と第2のRF回路とは、第1及び第2の支持部材を介して電気的に接続されていてもよい。
また、典型的には、第1のRF回路は、基板を必要としない、圧電共振器、圧電スイッチ、圧電フィルタ、及び共用器の中から選ばれ、第2のRF回路は、基板を必要とする、パワーアンプ、スイッチ、LNA、及びRF−ICの中から選ばれる。
なお、上述した複合RFデバイスは、単独でも機能するが、フィルタ、共用器、及び通信機器として構成してもよい。
上記構造の複合RFデバイスは、第1の基板に第1のRF回路を形成する工程と、第1の基板上に第1の支持部材を形成する工程と、第2の基板に第2のRF回路を形成する工程と、第2の基板上に第2の支持部材を形成する工程と、第1の支持部材と第2の支持部材とを貼り合わせる工程と、貼り合わせる工程の後に第1の基板を分離して、第1のRF回路を第2のRF回路の上に転写する工程とによって、製造される。
典型的には、転写する工程の後に、第1のRF回路上に所定の電極が形成される。
また、第1及び第2の支持部材が、第1のRF回路と第2のRF回路とを電気的に接続可能な金属材料であることが好ましい。
上記本発明によれば、複数の機能を有した小型かつ低背な特徴を有する複合RFデバイスを、圧電体の結晶性を損なうことなく高品位な状態で実現することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(複合RFデバイスの構造例)
図1は、本発明の一実施形態に係る複合RFデバイスの構造を示す斜視図である。図2は、図1の複合RFデバイスのA−A断面を示す図である。図3は、図1の複合RFデバイスの等価回路図である。この図1〜図3では、複合RFデバイスとして圧電フィルタを用いた共用器の例を示している。
本実施形態の複合RFデバイスは、送信端子101a、受信端子101b、及びアンテナ端子101cを有し、送信端子101aに接続される送信フィルタ110と、受信端子101bに接続される受信フィルタ120と、送信フィルタ110及び受信フィルタ120とアンテナ端子101cとの間に設けられる移相回路102とで構成される。この複合RFデバイスは、図1に示すように、送信フィルタ110(第1のRF回路)を上部に構成し、受信フィルタ120(第2のRF回路)を下部に構成する構造である。
図2を参照して、送信フィルタ110は、送信端子101aとアンテナ端子101cとの間に直列に接続される圧電共振器112a及び112bと、並列に接続される圧電共振器113と、圧電共振器113を接地するインダクタ114とで構成される。受信フィルタ120は、受信端子101bとアンテナ端子101cとの間に直列に接続される圧電共振器122a及び122bと、並列に接続される圧電共振器123と、圧電共振器123を接地するインダクタ124とで構成される。図2の例では、移相回路102として、送信フィルタ110及び受信フィルタ120の接続点を接地するインダクタを用いている。
なお、上述した送信フィルタ110及び受信フィルタ120の回路構成は一例であり、これ以外の段数や回路構成を用いて同様の効果が得られる。また、移相回路102も、送受間隔や送信フィルタ110及び受信フィルタ120のインピーダンスにより、他の回路構成にしても構わない。
図3に示す断面図を参照して、本実施形態の複合RFデバイスは、GaAs等の基板201上に、第2のRF回路に属する上部電極125、下部電極126、及び圧電体203からなる圧電共振器123が形成され、そのさらに上に、第1のRF回路に属する上部電極116、下部電極115、及び圧電体202からなる圧電共振器112aが形成される。この第1のRF回路は、後述する製造手法を利用するため、金錫合金等の金属材料からなる支柱部117を介して第2のRF回路の上部に形成される。なお、支柱部117の形状は、図3に限られるものではない。
このように、本発明では、基板を必要とする部品、例えばパワーアンプ、スイッチ、LNA、及びRF−IC等を下側の第2のRF回路に形成し、基板を必要としない部品、例えば圧電共振器及びMEMSスイッチ、並びにそれらを用いた圧電フィルタや共用器等を上側の第1のRF回路に形成することを特徴とする。
図4A〜図4Dは、本発明で実現可能な他の複合RFデバイスの構造例を示す断面図である。図4Aでは、第1のRF回路に片持ち梁MEMSスイッチを、第2のRF回路に圧電共振器を、それぞれ構成した複合RFデバイスの構造例を示している。図4Bでは、第1のRF回路に圧電フィルタを用いた共用器を、第2のRF回路にパワーアンプを、それぞれ構成した複合RFデバイスの構造例を示している。図4Cでは、第1のRF回路に圧電フィルタを用いた共用器を、第2のRF回路に圧電フィルタを、それぞれ構成した複合RFデバイスの構造例を示している。図4Dでは、第1のRF回路に圧電スイッチを、第2のRF回路にパワーアンプを、それぞれ構成した複合RFデバイスの構造例を示している。
(複合RFデバイスの製造方法例)
図5A及び図5Bは、本実施形態に係る複合RFデバイスの製造方法の手順を概略的に示した図である。この製造方法では、貼り合わせ方法を用いることによって、図3に示した複合RFデバイスを製造する。
まず、シリコン、ガラス、又はサファイア等からなる成膜用基板511を準備し、この成膜用基板511の上に、モリブデン(Mo)等からなる電極膜513を形成する(図5A、工程a)。なお、成膜用基板511の上には、予め平坦な熱酸化膜が絶縁膜として形成されている(図示せず)。次に、電極膜513の上に、窒化アルミニウム(AlN)等からなる圧電体層202を形成する(図5A、工程b)。例えば、2GHz帯の圧電共振器を形成する場合、圧電体層202の厚みは約1100nmに、電極膜513の厚みは約300nmになる。本実施例では、平坦な成膜用基板511上に、電極膜513を介して圧電体層202を形成するため、電極膜513の不連続部の発生やパターニング時に生じる電極膜513の表面劣化等の影響がなく、良好な結晶性を備えた圧電体層202を得ることができる。
次に、圧電体202上に、モリブデン等からなる電極膜512を形成する(図5A、工程c)。その後、通常のフォトリソグラフィー手法により、電極膜512を所定の形状にパターニングし、下部電極115を形成する(図5A、工程d)。次に、支持部117の一部となる支持部材117aを、電子ビーム蒸着やスパッタ法等を用いて、圧電体202の上に形成する(図5A、工程e)。本実施例では、電子ビーム蒸着でTi/Au/AuSnの順に、リフトオフ手法により支持部材117aを形成している。これにより、成膜用基板511の準備が整ったことになる。
次に、基板201を準備し、同様の手順で上部電極125、下部電極126、及び圧電体203から構成される圧電共振器123を形成する(図5A、工程f)。なお、基板201の上には、予め平坦な熱酸化膜等が絶縁膜として形成されている(図示せず)。次に、支持部117の一部となる支持部材117bを、電子ビーム蒸着やスパッタ法等を用いて、圧電体203の上に形成する(図5B、工程g)。本実施例では、電子ビーム蒸着を用いて基板201を成膜用基板511と向かい合わせたときにAuSn合金層が接するように、Ti/Au/AuSnの順にリフトオフ手法により支持部材117bを形成している。なお、基板201に形成された支持部材117bのパターンは、成膜用基板511に形成された支持部材117aのパターンと完全に一致する必要はなく、両基板の位置合わせ精度を考慮して、余裕を持たせることが好ましい。
次に、成膜用基板511の支持部材117aと基板201の支持部材117bとを向かい合わせ、金と錫とを共晶結晶させて貼り合わせる(図5B、工程h)。この際、両基板に圧力をかけてもよい。本実施例では、3気圧のプレス圧を印加し、基板の貼り合わせを行った。また、貼り合わせた基板を加熱し、互いに接触しているAuSnを溶融状態にし、温度を下げることにより強固な金属結合を得ることができる。これにより、接合信頼性に優れた圧電共振器を得ることができる。
この実施例では、支持部117にAuSn合金を用いているが、これに限るものではない。例えば、支持部117が半溶融状態又は溶融状態を経ることで2つの基板が張り合わされる場合は、その融点(固相線温度)が、圧電共振器をマザーボードに実装する際の半田リフロー温度よりも高く、かつ圧電共振器の電極材料等の融点よりも低ければよい。また、支持部117は、溶融温度以下での金属同士の相互拡散による拡散接合によって貼り合わせてもよいし、プラズマ処理等により接続面を表面活性化させて常温で接合させてもよい。常温で接合することにより、振動部の残留熱応力をなくすことができるので、製造歩留まりが高くかつ周波数変動等の経時変化が少ない圧電共振器を得ることができる。
次に、2つの基板を貼り合わせた形成物から、成膜用基板511を除去する(図5B、工程i)。例えば、ドライエッチングを用いて成膜用基板511を除去することができる。この工程g〜工程iにより、元々成膜用基板511にあった第1のRF回路が、第2のRF回路が形成された基板201に転写されたことになる。最後に、通常のフォトリソグラフィー手法により、電極膜513を所定の形状にパターニングし、上部電極116を形成する(図5B、工程j)。これにより、図3に示す複合RFデバイスが完成する。
なお、上記製造方法では、成膜用基板511をエッチング除去している例を示したが、電極膜513と成膜用基板511との間に剥離層を設け、剥離層と共に成膜用基板511を切り離してもよい。また、電極膜513を形成せずに、成膜用基板511の上に剥離層及び圧電体202を積層してもよい。この場合、成膜用基板511を剥離した後、上部電極116をパターニング形成する必要がある。剥離層として、AlNと光学的特性が異なる窒化ガリウム(GaN)を使用すれば、レーザを照射することでGaNだけを分解してAlNを転写することができる。また、剥離層として、電極膜513との親和力が小さい金属膜や、溶剤等に容易に溶解する金属膜や酸化物、又はガラス等を用いてもよい。
以上のように、本発明の一実施形態に係る複合RFデバイスによれば、複数の機能を有した小型かつ低背な特徴を有する複合RFデバイスを、圧電体の結晶性を損なうことなく高品位な状態で実現することができる。
(複合RFデバイスを用いた構成例)
図6は、本発明の複合RFデバイスを用いた通信機器の構成例を示す図である。図6に示す通信機器は、複数のバンドに対応させるため、2つの送受信回路603及び604をスイッチ602で切り換え可能に接続した構成である。
アンテナ601から入力された信号は、スイッチ602で低い周波数帯(第1バンド)で動作する第1の送受信回路603と、高い周波数帯(第2バンド)で動作する第2の送受信回路604とに、分波される。第1の送受信回路603では、送信端子605aから入力される第1バンドの送信信号が、RF−IC606a、パワーアンプ607a、共用器608aの送信フィルタ609aを通り、スイッチ602を介してアンテナ601から送信される。また、第1バンドの受信信号は、アンテナ601からスイッチ602を通り、共用器608aの受信フィルタ610a、LNA611a、及びRF−IC606aを通り、受信端子612aに伝達される。
同様に、第2バンドの送受信回路604では、送信端子605bから第1バンドの送信信号がRF−IC606b、パワーアンプ607b、共用器608bの送信フィルタ609bを通り、スイッチ602を介してアンテナ601から送信される。また、第2バンドの受信信号は、アンテナ601からスイッチ602を通り、共用器608bの受信フィルタ610b、LNA611b、及びRF−IC606bを通り、受信端子612bに伝達される。この構成によって、低損失かつ低消費電力な通信機器を実現することができる。
本発明の複合RFデバイスは、携帯電話や無線LAN等の移動体通信端末における無線回路や無線基地局用のフィルタ等に利用可能であり、特に低損失特性であり小型かつ低背な複合RFデバイスを実現したい場合等に有用である。
本発明の一実施形態に係る複合RFデバイスの構造を示す斜視図 図1の複合RFデバイスのA−A断面を示す図 図1の複合RFデバイスの等価回路図 本発明で実現可能な他の複合RFデバイスの構造例を示す断面図 本発明で実現可能な他の複合RFデバイスの構造例を示す断面図 本発明で実現可能な他の複合RFデバイスの構造例を示す断面図 本発明で実現可能な他の複合RFデバイスの構造例を示す断面図 本発明の一実施形態に係る複合RFデバイスの製造方法の手順を概略的に示した図 本発明の一実施形態に係る複合RFデバイスの製造方法の手順を概略的に示した図 本発明の一実施形態に係る複合RFデバイスを用いた通信機器の例を示す図 従来の複合RFデバイスの構造断面図 従来の複合RFデバイスの構造断面図
符号の説明
102、114、124 インダクタ
110、609a〜b 送信フィルタ
112a〜b、113、122a〜b、123、1008 圧電共振器
115、116、125、126、904〜906、1002、1005、1007 電極
117 支持部
117a〜b 支持部材
120、610a〜b 受信フィルタ
201、511、903、1001 基板
202、203、1006 圧電体
512、513 電極膜
601 アンテナ
602 スイッチ
603、604 送受信回路
606a〜b RF−IC
607a〜b パワーアンプ(PA)
608a〜b 共用器
611a〜b LNA
901、902 ICチップ
1003 キャビティ
1004 絶縁体

Claims (10)

  1. 2つのRF回路が上下に重なって構成された複合RFデバイスであって、
    基板と、
    前記基板の上に形成された第2のRF回路と、
    前記第2のRF回路の上に形成された基板を不要とする第1のRF回路とを備え、
    前記第1のRF回路が、別基板に形成された後で前記第2のRF回路の上に転写されたことを特徴とする、複合RFデバイス。
  2. 前記第1のRF回路と前記第2のRF回路とが、前記第1及び第2の支持部材を介して電気的に接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の複合RFデバイス。
  3. 前記第1のRF回路は、基板を必要としない、圧電共振器、圧電スイッチ、圧電フィルタ、及び共用器の中から選ばれ、
    前記第2のRF回路は、基板を必要とする、パワーアンプ、スイッチ、LNA、及びRF−ICの中から選ばれることを特徴とする、請求項1に記載の複合RFデバイス。
  4. 請求項1に記載の複合RFデバイスを少なくとも1つ備えた、フィルタ。
  5. 請求項1に記載の複合RFデバイスを少なくとも1つ備えた、共用器。
  6. 請求項1に記載の複合RFデバイスを少なくとも1つ備えた、通信機器。
  7. 複合RFデバイスの製造方法であって、
    第1の基板に第1のRF回路を形成する工程と、
    前記第1の基板上に第1の支持部材を形成する工程と、
    第2の基板に第2のRF回路を形成する工程と、
    前記第2の基板上に第2の支持部材を形成する工程と、
    前記第1の支持部材と前記第2の支持部材とを貼り合わせる工程と、
    前記貼り合わせる工程の後に前記第1の基板を分離して、前記第1のRF回路を前記第2のRF回路の上に転写する工程とを備える、製造方法。
  8. 前記転写する工程の後に、前記第1のRF回路上に所定の電極を形成する工程をさらに備える、請求項7に記載の製造方法。
  9. 前記第1及び第2の支持部材が、前記第1のRF回路と前記第2のRF回路とを電気的に接続可能な金属材料であることを特徴とする、請求項7に記載の製造方法。
  10. 前記第1のRF回路は、基板を必要としない、圧電共振器、圧電スイッチ、圧電フィルタ、及び共用器の中から選ばれ、
    前記第2のRF回路は、基板を必要とする、パワーアンプ、スイッチ、LNA、及びRF−ICの中から選ばれることを特徴とする、請求項7に記載の製造方法。
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