JP2007142941A - 画像生成システム - Google Patents
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Abstract
【課題】画像データの隠蔽化のシステムを比較的簡単にするとともに、認証機能を効果的に行うことができる画像生成システムを提供する。
【解決手段】入力画像の特定部分を隠蔽して画像を生成する画像生成システムで、画像データは、画像を生成するための画像情報と画像の生成を制限する生成条件情報を含み、生成条件情報に基づいて画像情報の生成を制御する制御手段を備えている。そして、例えば、画像情報を黒表現情報(Kデータ)とし、生成条件情報を色表現情報(YMCデータ)を用いることができる。また、画像情報を色表現情報(YMCデータ)とし、生成条件情報を黒表現情報(Kデータ)とすることもできる。
【選択図】図1
【解決手段】入力画像の特定部分を隠蔽して画像を生成する画像生成システムで、画像データは、画像を生成するための画像情報と画像の生成を制限する生成条件情報を含み、生成条件情報に基づいて画像情報の生成を制御する制御手段を備えている。そして、例えば、画像情報を黒表現情報(Kデータ)とし、生成条件情報を色表現情報(YMCデータ)を用いることができる。また、画像情報を色表現情報(YMCデータ)とし、生成条件情報を黒表現情報(Kデータ)とすることもできる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ドキュメントデータを複写印刷するに際して、特定部分を隠蔽して印刷することが可能な画像生成システムに関する。
従来、電子文書等によって作成されたドキュメントを複写印刷する場合に、ドキュメントのうちの一部を隠蔽して印刷したい場合がある。このような場合、ドキュメントの原本データのうちの隠蔽したい部分を、マスクデータで覆って(例えば、黒塗りする形態)印刷する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、ドキュメントのベース画像に対して、隠蔽したい隠蔽情報を符号化して不可読の形態で記録しておき、ユーザ識別情報(特定の人)によって隠蔽情報を復号して読取可能な状態で印刷されるようにする方法もある(例えば、特許文献2参照)。
上記のような隠蔽部分を不可読にするマスクデータや隠蔽情報を、ドキュメントのベース画像に追加、修正する画像編集には、例えば、複数のレイヤーを用いて画像情報を管理する方法がある(例えば、特許文献3参照)。また、大容量の画像データを修正して編集するような場合に、データの送信時間の短縮をはかるために、修正前の画像と修正後の画像の差分データで通信を行い、プリントシステムの通信負荷を軽減する方法も知られている(例えば、特許文献4参照)。
特開2002−207725号公報
特開平10−126607号公報
特開平11−195033号公報
特開平10−27074号公報
ドキュメントの一部を部分的に隠蔽するのに、画像処理を用いて行うことは、既に上記の特許文献1又は特許文献2で提案されている。特許文献1においては、ドキュメントの原本であるベース画像と、該ベース画像の特定部分を隠蔽するマスク画像とをそれぞれ格納しておき、これを合成して隠蔽化画像とし、さらにフォーマット変換により隠蔽部分のベース画像が残らないようにしている。また、特許文献2においても、ベース画像と符号化された画像(隠蔽情報)とを合成して隠蔽化画像とし、必要に応じてユーザ識別情報を入力することにより隠蔽情報を復元して隠蔽が解除された画像が得られるようにしている。
いずれの場合も、隠蔽する部分をマスクするか或いは符号化して、不可読状態としているが、このためのマスクデータや符号化データを格納する収納手段、ベース画像との合成手段等が必要となり、既存のシステム環境を変更するものである。また、これらの処理を効果的に実現するための特許文献3(画像のレイヤー管理)においては、隠蔽部分が複数レイヤーにわたる場合は、データ容量が増大してしまう。特許文献4(差分データによる送受信)においても、従来のシステムのままでは対応が不可能である。したがって、上記したような画像隠蔽化システムを導入するには、新たなシステム環境や新規構築が必要とされる。
これに対して、本発明の同一出願人により、既存のシステムに大きな変更を加えることなく、また、データ容量を増大させることなく、特定部分を隠蔽して印刷することができる画像隠蔽化システムと画像隠蔽化方法を既に提案している。しかし、既提案のシステムは、カラー印刷機能を持つ画像出力装置の使用が必要であり、また、モノクロ画像での出力に限られ、異なる隠蔽画像が得られないという点で、十分な需要要求が満たされていない。
上記の点に鑑みて、画像データの隠蔽化部の画素データを濃度値で管理し、また、プライオリティという概念によって画素データを管理することにより、カラー印刷を可能とし、モノクロ機での対応を可能とする提案も行った。しかし、カラー印刷とモノクロ印刷でデータ構造が大きく異なるためシステムに冗長な部分が増加し、システムに大きな変更を加えることなく簡単に実施するというメリットが損なわれることとなる。また、機密データの場合には、画像データの隠蔽化を行っても、確実な認証機能を備えていないと、印字結果を不特定多数の目に触れてしまうというセキュリティ上の問題があった。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、画像データの隠蔽化のシステムを比較的簡単にするとともに、認証機能を効果的に行うことができる画像生成システムの提供を課題とする。
本発明による画像生成システムは、入力画像の特定部分を隠蔽して画像を生成する画像生成システムで、画像データは、画像を生成するための画像情報と画像の生成を制限する生成条件情報を含み、生成条件情報に基づいて画像情報の生成を制御する制御手段を備えている。そして、画像情報を黒表現情報(Kデータ)とし、生成条件情報を色表現情報(YMCデータ)を用いることができる。また、画像情報を色表現情報(YMCデータ)とし、生成条件情報を黒表現情報(Kデータ)とすることもできる。画像データはヘッダ情報を有し、ヘッダ情報には、生成条件情報の有無、色表現情報の使用色に関する情報が含まれている。
また、本発明による画像生成システムは、生成条件情報に、利用者、出力機器、出力時期の少なくとも1つを制限するための情報を含ませることができる。出力機器側において、画像データの中に利用者、出力機器、出力時期に関する生成条件情報の存在が確認されると、それらの情報を取得する認証情報取得手段を備え、画像生成の前に確認する。また、利用者情報、機器情報、時期情報等を取得して画像生成の前に確認を行い、条件が満足できない場合は、利用者に生成条件を満たしていないことを通知する画像生成不可通知手段を備え、さらに、生成されなかった画像を他の画像に置き換える画像置換手段を備えることができる。
本発明によれば、ドキュメント等の画像データを画像情報と画像の生成(印刷等)を制限する生成条件情報に分けるだけなので、データ構造を単純化することができる。また、ドキュメント原稿等の画像データをYMCKデータに変換して印刷する際に、画像情報の生成に使用していないYMC領域、又は、K領域の濃度情報を認証用の生成条件情報に利用することができ、これにより隠蔽化に対するセキュリティを高めることができる。
本発明は、スキャナ等で読取った入力画像の画像データ(RGBデータ)を、カラー画像印刷用のY(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、K(黒)データに変換する際に、YMCK領域のなかで使用しない領域を、認証用に使用することでセキュリティを図ることにある。さらに、利用者が隠蔽したい箇所を指定することにより、その部分を隠蔽して印刷する技術とを組み合わせることで、印刷の際に各隠蔽化部の濃度データを用いて認証処理を行うことが可能となるので、よりセキュリティの高いシステムを実現することができる。
図により本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明による画像生成システムの概略を説明する図、図2はYMC領域を生成条件情報に利用する画像データ例を示す図、図3はK領域を生成条件情報に利用する画像データ例を示す図、図4〜5はヘッダの構成を説明する図である。図中、1は画像入力装置、2は画像編集装置、3は画像出力装置、4は認証情報取得手段、5は画像生成不可通知手段、6は画像置換手段を示す。
本発明による画像生成システムは、スキャナ等で読取ったドキュメント原稿の隠したい画像データ部分を指定して、その部分を隠蔽化処理した後、隠蔽するか又は隠蔽せずに印刷するものである。具体的には、図1に一例として示すように、画像入力装置1で入力されたドキュメント原稿等の画像データを画像編集装置2で隠蔽化部を指定するなどの編集を行い、隠蔽化処理した後、画像出力装置3で隠蔽化画像又は非隠蔽化画像を印刷出力するものである。なお、画像入力装置1は、例えば、画像文書を読取るスキャナ、又は、FDやCD−ROM等の電子記録媒体に記録された電子文書を読出すドライブである。
画像編集装置2には、例えば、パソコンが用いられ、画像入力装置で読取られたドキュメント原稿の画像データ(RGBデータ)を受信し、受信した画像データの機密情報部分等の隠蔽化する領域を指定し、画像情報と生成条件情報を用いた隠蔽化処理を行う。画像出力装置3には、例えば、カラー画像の複写が可能な複写機等が用いられ、隠蔽化画像又は非隠蔽化画像を出力する。また、画像出力装置3側には、画像生成の認証を行うために利用者等に認証情報を要求する認証情報取得手段4、認証の結果、認証がクリアされなかったことを通知する画像生成不可通知手段5、隠蔽化された画像部分を他の画像に置換する画像置換手段6を備えている。
ここで、あるドキュメント原稿の一部を隠蔽化処理して、カラー印刷が可能な複写機でモノクロ印刷する場合を想定する。この場合、スキャナ等で読取られた画像データ(RGB)は、隠蔽化部を含めてYMCKデータ領域のうちK領域で、画像情報としてグレースケールデータに変換される。しかし、YMC領域は画像データとしては未使用となる。したがって、この未使用のYMC領域の少なくとも1つ又は2つを組合わせて認証用の生成条件情報領域として、例えば、送信先のIPアドレスやサブネットマスク、パスワードなどの照合に利用することにより、各種の認証や隠蔽化部を指定して出力することが可能となる。
図2は、本発明によるモノクロ印刷用に変換された画像データの一例を示す図で、1つのドキュメントに対して、異なる複数の隠蔽化部を有するものとする。この図2の例によれば、YMCK領域のうちK領域には、画像情報領域としてドキュメント原稿の画像データが、グレースケールに変換されている。デジタル複写機のような画像出力装置には、一般的にIPアドレスが割り振られているので、画像データとして使用されなかったYMC領域を、例えば、サブネットマスクとして利用することで、ドキュメントの印刷を可とする画像出力装置を限定することができる。
IPアドレスは、一般的にaaa.bbb.ccc.dddという構成を有しているが、日常での使用が想定されるIPアドレスは10.bbb.ccc.dddである。そのため、図2に示すように、例えば、bbbのサブネットマスクをY領域、cccのサブネットマスクをM領域、dddのサブネットマスクをC領域に設定する。これにより、YMC領域のすべてに社内IPアドレスで抽出可能なサブネットマスクを設定することで、社内でのみ印刷できるデータ(擬似社外秘データ)を実現することができる。
例えば、取引先などの社外の画像出力装置で印刷する際には、有効となっている部分(サブネットマスクで抽出できるように設定されている場合、YMC領域の濃度データがいずれも最大値のY=255、M=255、C=255)となっているK領域の画像データのみが印刷される。このような有効部分がない場合には、印刷動作をキャンセルさせることができる。また、他のモノクロデータの隠蔽化手法と組み合わせることにより、セキュリティ性能の高いドキュメントの隠蔽化手法を実現できる。
印刷を行う際には、先ず、画像出力装置に割り付けられているIPアドレスとYMC領域の各画素に設定されているサブネットマスクとの論理積(OR演算)をとり、演算結果がオール「1」でない画像データに関しては制限がかかっていると判断し、機械的に隠蔽化(黒塗り/白ベタなどにより)を行う。そして、演算結果がオール「1」の画像データに対しては制限無しとして、順次印刷を行っていく。
また、ドキュメント原稿を特定の利用者のみに印刷(操作)することを許可するという利用者認証機能を持たせたい場合がある。このような場合には、例えば、YMC領域をパスワード用のデータ認証領域として使用する。そして、受信した隠蔽化部が指定されたドキュメントデータを画像出力装置で操作をする際に、必要となるパスワード等を画素毎に設定する。例えば、1画素につき最大24ビット長の数値を設定できるとすれば、様々な認証処理に対応することができる。例えば、Y領域を事業部、M領域を役職者、C領域をあるプロジェクトグループのIDに設定する。
プロジェクトグループで共通のパスワードを設定しておけば、印刷時にC領域の数値とパスワードの論理積を取ることにより、グループの人員のみが印刷操作したときに印刷出力をさせることが可能なドキュメントの生成もできる。また、他のモノクロデータの隠蔽化手法及びプライオリティという概念とを組み合わせることにより、画像出力装置でのプライオリティの設定及び利用者のプライオリティレベルの判定(認証)等を行うことができる。
次に、あるドキュメント原稿の一部を隠蔽化処理して、カラー印刷する場合を想定した例を説明する。この場合、図3に示すように、スキャナ等で読取られた画像データ(RGB)は、隠蔽化部を含めてYMCKデータ領域のうちの色表現情報であるYMC領域の色データに変換される。そして、黒表現情報であるK領域は、画像情報としては使用せず認証用の生成条件情報領域として、例えば、送信先IPアドレスやサブネットマスク、パスワードなどの照合に利用することにより、各種の認証や隠蔽化部の指定に利用することが可能となる。
最も簡単な利用例としては、K領域にパスワードとなる値(例えば、「64」という数値」を設定しておき、ドキュメント原稿の複写入力時にユーザーインターフェイス(UI)から入力されるパスワードと比較して一致しなければ、パスワードで保護されている画素の領域についての印刷を禁止し、隠蔽することができる。なお、このK領域の使用する範囲は、画素単位であっても領域の全体であっても良く、利用者が任意にその範囲を設定することができる。
また、上述したように生成条件情報により、画像の出力機器、利用者を特定する他に、例えば、出力時期を生成条件情報に含めることができる。この出力時期を制限する例としては、例えば、ある時期までは未公開情報に設定するというような場合を想定することができる。この出力時期を生成条件情報に含めておくことにより、上述したのと同様な方法で隠蔽化することで、期日前の公開を未然に防止することが可能となる。
図4は画像編集装置で作成されるヘッダ構成の一例を示す図である。本発明では、従来の複写印刷に関するヘッダ情報に加えて、「生成条件情報領域指定」と「生成条件情報の利用モード」が設定される。「生成条件情報領域指定」のビット構成としては、画像データの画像情報領域と生成条件情報領域の切り分けを指定する場所であり、生成条件情報領域として利用する領域に対応するビットに1をセットする。
例えば、左から(Y領域)、(M領域)、(C領域)、(K領域)の順で4つの領域を用いるとき、図3に示すように、(K領域)を生成条件情報領域とする場合は、「0001」に設定される。画像出力装置側では、このヘッダ情報をもとにして、画像情報領域と生成条件情報領域の切り分けを行う。なお、その他のデータとなっている部分は、従来の隠蔽化画像又は非隠蔽化画像の印刷モードや、それらの印刷枚数、プライオリティレベルの数、オフセット領域などが設定される。
また、「生成条件情報の利用モード」とは、生成条件情報領域に設定されたデータをどのように使用するかを示すものである。例えば、領域データの利用方法として1(IPアドレス)、2(利用者のパスワード)、3(隠蔽化部)、4(利用制限回数)の計4つに対応しているシステムを考えるとする。この場合、「生成条件情報の利用モード」の領域は4ビットとなり、利用者認証用のパスワードとして利用する際には「生成条件情報の利用モード」の値は「0100」となる。この場合のヘッダ情報とYMCKデータの領域の構成は、図5に示すようになる。
次に、上述した本発明による画像生成システムにおける処理の流れを、図1及び図6〜図10により説明する。本発明による実施形態は、図6の例に示すように「スキャナ入力→パソコン(PC)で受信→パソコンからプリント要請→複写機で印刷」という使用形態を想定することができる。この場合、画像データの流れとしては、スキャナでRGBデータとして読取った画像データを、印刷のためにYMCKデータに変換するのは、従来と同様にドライバ又は複写機本体側で行うことができる。ここで、ドライバとはパソコン等の表示画面に表示された文字や画像を複写機で印刷可能なデータに変換して複写機に伝えるなどの制御を行うソフトウェアである。
図7に示すように、複写機へ送信されたヘッダ情報が付加された画像データに対して、印刷要求がなされた場合(図7−(1))、複写機は画像データの中に生成条件情報が存在するかどうかについてヘッダ情報をもとに判断する(図7−(2))。画像データの中に生成条件情報がある場合は、図1の認証情報取得手段4により、認証用のデータ(情報)をパソコン側に要求する(図7−(3))。図7において、例えば、生成条件情報が利用者のパスワード照合を要求している場合、パソコンPC側に対して利用者のパスワードの入力要求を行う。
パソコンPCのドライバは、アプリケーションに対して、利用者認証のパスワードを入力できるようにユーザーインターフェイス(UI)の生成を指示する(図7−(4))。アプリケーションは、図8に示すような認証用データ入力のユーザーインターフェイス(UI)を生成し、利用者に与えられたパスワード等の認証用データの入力要求(図7−(5))に対し、利用者によりパスワード等が入力される。
利用者により入力された認証用データは、図9に示すように、アプリケーションからパソコンPCを経て複写機へ送られる(図9−(1)〜(3))。複写機は認証用データを受取って、先に送信されている生成条件情報領域のデータと照合して、各画素に対する認証を行っていく(図9−(4))。ここで、認証OKの領域における画像に対しては、その画素をもとに出力用画像を生成し出力する(図9−(5))。認証の結果、生成条件が満足できず画像データの生成(操作)が拒否された場合(認証NG)は、図1に示す画像生成不可通知手段5により、そのエラーメッセージをパソコンPCに送信し(図9−(5)’)、アプリケーションにてエラーメッセージを表示して利用者に通知する(図9−(6))。
また、複写機側から利用者に認証データを要求することなく、複写機で自動的に認証を取得する場合もある。このような場合、画像データの隠蔽化処理等の認証結果が分からずに印刷されることとなる。例えば、図10に示すように、利用者が意図したドキュメントの出力画像が図10(A)であるとする。しかし、実際は、認証の結果、ドキュメントの画像の一部が認証NGとなって、図10(B)に示すような出力画像の一部が欠落したドキュメントが印刷されることがある。この場合、利用者は、この印刷されたドキュメントを見て、認証NGによる画像欠落であるのか、複写機の故障或いは操作ミスによるものかが分からない。
そこで、認証の結果、生成条件が満足できず画像の一部が認証NGとなって隠蔽化するような場合、図1に示す画像置換手段6を用いて、図10(C)に示すように、隠蔽された部分の画像箇所にマル秘マークなど他の画像に置換して印字する(図9−(7))ようにしてもよい。なお、置換する画像としては、マル秘マークに限らず、隠蔽された理由などを表示するような画像であってもよい。認証NGなどで隠蔽化された部分を他の画像に置換することにより、機密情報等の扱いを受けた部分であることを、利用者に知らせることができる。
なお、本発明において説明の都合上、画像データを画像情報と生成条件情報を含ませる処理、認証処理をドライバ及びアプリケーション側で行う形態としたが、これらの機能を複写機側で行わせるようにしてもよい。また、画像入力装置、画像編集装置、画像出力装置をそれぞれ独立した装置でシステムを構成する以外に、画像入力部、画像編集部、画像出力部を一体化して、1つの画像形成装置で実現することもできる。この場合の画像形成装置は、例えば、画像入力部としての原稿読取り部、画像編集部、画像出力部としての印刷部を備えたコピー装置や複合機が想定される。
1…画像入力装置、2…画像編集装置、3…画像出力装置、4…認証情報取得手段、5…画像生成不可通知手段、6…画像置換手段。
Claims (8)
- 入力画像の特定部分を隠蔽して画像を生成する画像生成システムであって、画像データは、画像を生成するための画像情報と画像の生成を制限する生成条件情報を含み、前記生成条件情報に基づいて前記画像情報の生成を制御する制御手段を備えていることを特徴とする画像生成システム。
- 前記画像情報は黒表現情報(Kデータ)であり、前記生成条件情報は色表現情報(YMCデータ)が用いられていることを特徴とする請求項1に記載の画像生成システム。
- 前記画像情報は色表現情報(YMCデータ)であり、前記生成条件情報は黒表現情報(Kデータ)が用いられていることを特徴とする請求項1に記載の画像生成システム。
- 前記画像データはヘッダ情報を有し、前記ヘッダ情報には、前記生成条件情報の有無、黒又は色表現情報の使用色に関する情報が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の画像生成システム。
- 前記生成条件情報に、利用者、出力機器、出力時期の少なくとも1つを制限するための情報が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の画像生成システム。
- 出力機器側において、画像データの中に利用者、出力機器、出力時期に関する生成条件情報の存在が確認されると、それらの情報を取得する認証情報取得手段を備えていることを特徴とする請求項5に記載の画像生成システム。
- 利用者情報、機器情報、時期情報を取得して画像生成の前に確認を行い、条件が満足できない場合は、利用者に生成条件を満たしていないことを通知する画像生成不可通知手段を備えていることを特徴とする請求項6に記載の画像生成システム。
- 画像生成条件が満足できないために画像として生成されなかった部分がある場合は、その生成されなかった画像を他の画像に置き換える画像置換手段を備えることを特徴とする請求項6又は7に記載の画像生成システム。
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JP2005335739A JP2007142941A (ja) | 2005-11-21 | 2005-11-21 | 画像生成システム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009000980A (ja) * | 2007-06-25 | 2009-01-08 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 制御プログラム及び画像形成装置並びに印刷制御方法 |
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2005
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