JP2007141715A - Ledバックライトユニット及び該ユニットを備える画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶パネルの明るさを変化させるときに、LEDの分光特性の変化による色再現性の悪化を抑制し、安定した高画質の画像表示を行う。
【解決手段】バックライトを構成する複数のLED11を複数のグループに分け、そのグループごとに発光輝度を制御し、全てのLED11の発光輝度の平均値が所望の輝度となるように制御する。このときにグループごとの発光輝度制御によって、個々のLED11の電流値の制御範囲(変化幅)を従来よりも低く抑える。LED11によって照明される液晶パネル16の表示画面の明るさは、グループ毎に発光制御された各LED11のトータルの発光量によって所望の値となるように制御される。これにより表示画面の明るさを変更する場合にも、個々のLED11の電流制御範囲が小さいため表示画面の色再現性を悪化させることなく安定した画質の表示を行うことができるようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、LEDバックライトユニット及び該ユニットを備える画像表示装置に関し、より具体的には、液晶パネル等の光変調素子を照明する素子としてLEDを使用したLEDバックライトユニットと、そのLEDバックライトユニットを使用して画像表示を行う画像表示装置に関する。
液晶パネルなどの光変調素子を背面から照明するバックライトとして、LEDバックライトが注目されている。LEDバックライトには、白色LEDを配列して白色光の照明光を発光する構成のものや、R(赤),G(緑),B(青)の3色のLEDを配列し、これらの3色の光を混色して白色光とする構成のものがある。また上記白色LEDには、短波長LEDに蛍光体を組み合わせて白色を得る方式のものや、青色LEDに蛍光体を組み合わせて白色を得る方式、あるいは青色LEDに黄色の蛍光体を組み合わせて白色を得る方式のもの等がある。
このような、LEDを利用したバックライトは、従来一般的な冷陰極管(CCFL)等の蛍光管を利用したバックライトに比較して、いくつかの特徴的な利点が得られている。
例えば、従来バックライトとして使用されていた蛍光管は、点灯するときに高い電圧を必要とし、また蛍光管の点灯・消灯を煩雑に繰り返すとその寿命が短くなる、という課題を有していた。また蛍光管は、通常ガラス材によって形成されているため、バックライト光源として形状の自由度に制限がある、という課題もあった。
これに対して、LEDを使用したバックライトは、蛍光管に比して低電圧で駆動することができ、また消費電力が少なく、寿命が長い等の優位な性能を備えている。
また3色のLEDを使用したバックライトでは、光の3原色に近い波長から白色光を得るため、従来の冷陰極管に比べて色の自由度が高まるという特徴がある。特に色再現性を大幅に拡大することが可能で、NTSC規格比で100%を超える色再現性を実現したり、白色点(白の色味)を自由に調整したりすることができるようになる。
LEDバックライトには、例えば、液晶パネルの背面側に導光板を配置し、その導光板の端部に複数のLEDをアレイ状に配列した導光板方式のものがある。この場合、LEDアレイから発光した照明光は、導光板を介して液晶パネルを照明する。また導光板と液晶パネルとの間には、照明光に配光特性や輝度分布特性を与えるために、拡散板、プリズムシート、反射偏光板等の光学シート類が適宜配設される。
上記のような導光板方式に対して、液晶パネルの背面側の直下にLEDを配列する直下型のLEDバックライトが提供されている。直下型のLEDバックライトにおいても、LEDと液晶パネルの間には上記のような光学シート類が適宜配設される。
上記のような直下型のLEDバックライトは、導光板方式に比して光利用効率が高く、また軽量化が可能であるなどの長所がある。光利用効率に関し、導光板方式のLEDバックライトでは、その光利用効率は例えば約50%程度であるのに対して、直下型のLEDバックライトでは、光利用効率は例えば約75%と高くなる。
一般に液晶パネルを用いた表示装置では高レベルの画面輝度が求められる。例えば、液晶テレビジョン装置では、画面の輝度レベルは少なくとも450cd/mが要求され、このような要求を満足するためには、基本的には光利用効率の高い直下型方式のLEDバックライトが有利であるものといえる。
上記のようなLEDバックライトユニットを使用した画像表示装置では、一般に表示画面の明るさを変更させることができる。表示画面の明るさは、例えばユーザ操作に応じて適宜変更することができ、あるいは周囲の明るさや表示映像の内容に応じて自動的に表示画面の明るさを変更するような画像表示装置も提供されている。このように表示画面の明るさを変更する場合には、LEDの発光輝度を変更する。LEDの発光輝度は、通常、LEDを駆動する直流電流を増減することにより制御することができる。
上記のようなLEDバックライトの輝度調整技術に関し、例えば、特許文献1では、表示輝度の向上を図るとともに、画面輝度に高精度の制御を容易に行うことができるようにした液晶表示装置が開示されている。特許文献1のバックライトのLEDアレイは、赤,緑,青のLED素子を1チップとしたLEDチップを複数有している。そしてこれらの複数のLEDチップは、略一様に分布して配置させた態様で複数のグループに分割されている。輝度調整は、各グループ毎にLED素子の一括点灯/一括消灯を制御し、各グループ毎にLED素子の駆動電流を制御することにより実行される。
特開2004−333583号公報
LEDバックライトユニットを使用した画像表示装置では、その画面の明るさを変更するためにLEDの発光輝度を変化させるとき、LEDを駆動する直流電流値の変化に応じてLEDの分光特性が変化し、色再現性が悪化するという問題がある。
図6は、従来のLEDの発光輝度制御例を説明するための図で、LEDの発光輝度をその最大値の100%〜25%まで変化させるときの電流値との関係を示すものである。従来のLEDバックライトユニットにおいてLEDの発光輝度を制御する場合、それぞれのLEDを駆動する直流電流値を直線的に変化させることにより、その電流値に応じてLEDの発光輝度を変化させる。図6の例では、LEDの発光輝度を100%〜25%の範囲で変化させる場合には、電流値はその最大電流値の100%〜25%の範囲で変化させる必要があった。
上述のように、LEDの分光特性はその電流値に応じて変化し、画像表示装置の色再現性を悪化させる。このときに上記のような従来の制御方法では電流値の変化幅が大きく、LEDの分光特性の変化も大きなものとなっていた。すなわち、従来のようにLEDバックライト装置の発光輝度を制御するときに、各LEDの直流電流を制御する制御方法では、その電流値の変化によるLED分光特性の変化が大きく、色再現性が悪化するという問題があった。
また上記特許文献1の液晶表示装置では、LEDによる表示用光源を複数組にグループ化し、各組毎に一括点灯/一括消灯するように制御したり、あるいは各ブロック毎に複数種類の駆動電流を用いて輝度制御を行っている。しかしながら、上記特許文献1ではLEDを駆動する直流電流値の制御幅を小さくしてLEDの分光特性の変化を小さくするという技術思想は何ら開示するものではなく、特許文献1の液晶表示装置では、LEDバックライト装置を使用した画像表示装置の色再現性の悪化を抑えることはできない。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、LEDから発光された光により液晶パネルを背面から照明するようにしたLEDバックライト装置において、液晶パネルに表示する表示画面の明るさを変化させるときに、LEDの分光特性の変化による色再現性の悪化を抑制し、安定した高画質の画像表示を行うことができるようにしたLEDバッライトユニットと、該ユニットを備えた画像表示装置とを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の技術手段は、LEDから発光された光により液晶パネルを背面から照明するようにしたLEDバックライトユニットにおいて、LEDバックライトユニットは、複数のLEDを複数のグループに分けて、各グループ毎に調光を可能とする調光制御部を有し、調光制御部は、少なくとも一部の制御範囲において、グループ毎に異なる電流値で前記LEDを駆動させることにより、液晶パネルにおいて所望の明るさを得ることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、調光制御部が、全てのLEDの発光輝度の平均値が所望の値となるように、LEDを駆動させることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、調光制御部が、個々のLEDを駆動する電流値の幅が所定幅以内に収まるように、LEDを駆動させることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第3の技術手段において、調光制御部が、LEDの発光輝度の平均値が所定の範囲内であるときには、一部のグループのLEDを消灯することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1ないし第3のいずれか1の技術手段において、複数のグループを構成する各LEDが、他のグループを構成するLEDに隣接するように配置されていることを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1ないし第5のいずれか1の技術手段におけるLEDバックライトユニットと、LEDバックライトユニットにより照明される液晶パネルとを備え、液晶パネルによりLEDバックライトユニットによる照明光を変調することにより画像表示を行うことを特徴とする画像表示装置である。
本発明によれば、LEDから発光された光により液晶パネルを背面から照明するようにしたLEDバックライト装置において、液晶パネルに表示する表示画面の明るさを変化させるときに、LEDの分光特性の変化による色再現性の悪化を抑制し、安定した高画質の画像表示を行うことができるようにしたLEDバッライトユニットと、該ユニットを備えた画像表示装置とを提供することを目的とするものである。
図1は、直下型のLEDバックライトの構成例を説明するための図で、図中、10はLEDバックライトユニット、11はLED、12は拡散板、13は他の光学シート、14は反射板、15はLEDバックライトユニットの筐体、16は液晶パネルである。
図1に示す例では、バックライトユニットの筐体15の底面側に反射板14が配置され、その上面側に複数のLED11がマトリックス状に配設されている。マトリックス状のLED11は、複数のLED11を基板上にアレイ状に配設したユニットを、さらに複数並べて構成することができる。また、反射板14に貫通孔を開けて、その貫通孔に個々のLED11を配設するようにしてもよい。あるいは、LED11を配設する基板表面に印刷等の手法により反射面を形成し、LED基板に反射板14の機能を付与するようにしてもよい。
本発明では、これらLED11の構成については何ら限定されるものではなく、複数のLED11が液晶パネル16の背面側に配置された構成を備えていればよい。また本実施形態のLEDバックライト装置は、上記のような白色LEDを使用した照明方式であってもよく、またRGBの3色のLEDを配設した照明方式であってもよく、特に使用するLEDを限定するものではない。
またLEDを点灯制御するためのLED点灯回路,調光制御部,LED点灯回路等からなる図示しない各種電気回路部品は、バックライトユニットの背面にまとめて配置されるが、特にその詳細な位置関係については限定されない。
LED11から発光した光は、拡散板12により拡散され、さらに他の光学シート類13で所定の作用を受けて液晶パネル16を背面側から照明する。上記他の光学シート類13は、例えば、プリズムシートや反射偏光板等の光学シートが適宜用いられる。
液晶パネル16は、入力する映像信号に応じて各画素の液晶の配向が制御され、LED11から発光した照明光を変調する。これにより液晶パネル16上に映像信号に応じた映像が表示される。
本発明では、直下型のLEDバックライトユニットにおいて、バックライトを構成する複数のLED11を複数のグループに分け、そのグループ毎に発光輝度を制御し、全てのLEDの発光輝度の平均値が所望の輝度となるように制御する。
そしてこのときに、グループ毎の発光輝度制御によって、個々のLED11の電流値の制御範囲(変化幅)を従来よりも低く抑えるようにする。LED11によって照明される液晶パネル16の表示画面の明るさは、グループ毎に発光制御された各LED11のトータルの発光量によって所望の値となるように制御される。これにより表示画面の明るさを変更する場合にも、個々のLED11の電流制御範囲が小さいため表示画面の色再現性を悪化させることなく安定した画質の表示を行うことができるようになる。
図2は、LEDのグループ分け構成の一例を説明するための図である。本例では、LEDバックライトユニット10を構成する複数のLED11を2つのグループに分け、それぞれのグループごとに発光輝度を制御できるようにしている。
図2に示すように、第1のグループを構成するLED11aと、第2のグループを構成するLED11bとを交互に配置する。この場合は白色LEDを使用したバックライトユニットに適用が可能である。
またRGB3色のLEDを使用した構成では、例えば隣接するRGBの3つのLEDを1組とし、各組のLEDが2つのグループのいずれかに属するように回路を構成する。そして第1のグループを構成する組のLEDと、第2のグループを構成する組のLEDとが交互に配置されるようにする。すなわち複数のグループを構成する各LED11が、他のグループを構成するLED11に隣接するように配置することが好ましい。これにより、表示画面上の色むらを目立たなくすることができる。
なお本発明に関わる複数のグループ構成は、上記の2つのグループのみならず、3またはそれ以上のグループ数を設定することができる。
またLEDバックライトユニットを構成する複数のLED11の配列は、縦横にマトリックス状に並んだ構成のみならず、例えば、縦列と横列のLED11が交互にずれて並ぶいわゆる千鳥状の配列で構成されていてもよい。
図3は、本発明のLEDバックライトユニットに適用可能な電源回路の構成例を説明するための図である。本例では、調光制御部22において電源回路21からの入力電圧または電流をDC―DCコンバータ等で変化させて、その駆動電圧(電流)の大きさで直接LED点灯回路23の負荷として接続されたLED11の電流を変化させて調光する。このときに調光制御部22は、複数のグループのLED11の調光が可能なように構成され、LED点灯回路23は、その調光制御部22による調光制御に従って、複数グループのLEDを個別に点灯する。
なお、LED11をグループ毎に発光制御する電源回路は上記の例に限定されることなく、予め定めたグループ毎にLEDを発光制御できる回路であれば適宜公知の技術を適用することができる。
図4は、2つのグループで構成したLEDの発光制御例を説明するための図で、図4(A)は第1のグループの発光輝度制御特性を説明する図、図4(B)は第2のグループの発光輝度制御特性を説明する図、図4(C)は表示画面(液晶パネル)の明るさ(輝度)特性を説明する図である。
ここで図4(A)及び図4(B)は、第1及び第2のグループの発光輝度制御により得られるLEDの平均輝度値を横軸にとり、その輝度を得るためのLEDの駆動電流値を縦軸にとっている。そして図4(C)は、LEDの平均輝度値を横軸にとり、LEDの駆動電流の平均値を縦軸にとっている。ここでは第1のグループのLEDの数と、第2のグループのLEDの数は同量であるものとする。
図4(A)に示すように、第1のグループのLEDは、平均輝度が25%〜50%の間では、その電流値を50%〜100%まで直線的に変化させる。このとき図4(B)に示すように平均輝度値が25%〜50%の間では、第2のグループのLEDは全て消灯する。これにより、図4(C)に示すように、LEDの平均輝度は、第1のグループと第2のグループのLEDの発光輝度の平均値となって、見かけ上上記図6で説明した従来の輝度特性と同様となる。
また、LEDの平均輝度が50%〜100%の間では、図4(A)及び図4(B)に示すように、第1及び第2のグループの全てのLEDにおいて電流値を50%〜100%まで直線的に変化させる。従ってこのときの平均輝度も、図4(C)に示すように50%〜100%まで直線的に変化する。
すなわち、LEDバックライトユニットを構成する複数のLEDを2つのグループに分けて、上記図4(A)及び図4(B)のように制御することにより、LEDの発光輝度を従来と同様に制御することができる。
このときに本例では、各LEDの発光輝度を制御する電流値の幅が従来例の2/3となっている。つまり図4(A)に示す第1のグループのLED、及び図4(B)に示す第2のグループのLEDにおいて、平均輝度を25%〜100%まで変化させるときに必要とする電流値の幅は、それぞれ50%〜100%の範囲である。従来例では、平均輝度を25%〜100%まで変化させるためには、LEDの電流値を25〜100%まで変化させる必要があったが、本例によって電流値の制御幅を大幅に削減することができる。
このように、電流値の制御幅を削減することにより、電流値の変化に伴うLEDの分光特性の変化が抑えられ、表示画面の色再現性の悪化を抑制して、高画質の画面を安定して表示させるようにすることができる。
LEDのグループ分けによる制御は、上記のように2つのグループのみならず、3つ以上のグループに分けることにより、さらに各LEDの電流値の制御幅を削減する制御を行うことができるようになる。グループ数を増加させて個々のLEDの電流値の制御幅をさらに削減することにより、色再現性の変化をさらに抑制することができる。
図5は、本発明のLEDバックライトユニットを備えた画像表示装置の構成例を説明するためのブロック図で、画像表示装置として構成された液晶テレビジョン受像機の例を示すものである。本例では、液晶テレビジョン装置が備える液晶パネル(LCD)の照明用として、上記実施形態で説明したごとくのLEDバックライトユニットを適用したものとする。
テレビジョン受像機30において、チューナ32は、アンテナ31によって受信されたテレビジョン放送信号からチャンネルを選局する。またビデオ入力端子33は、テレビジョン受像機30に内蔵もしくは外部接続されたAV機器からのビデオ信号を入力する。そして切換部34において、チューナ32で選局されたテレビジョン放送信号とビデオ入力端子33を介して入力したビデオ信号とを切換出力する。
切換部34から出力された映像信号は映像処理部35で映像処理され、LCD制御部36に出力される。映像処理部35は、入力したビデオ信号から映像信号の生成処理や各種の画質調整処理等を行う。映像処理部35は、コンポジット信号のYC分離処理、YC信号からRGB信号を生成するRGB信号デコード処理、AD変換処理、色空間変換処理、IP変換処理、スケーリング処理、FRC処理、色補正処理、同期検出処理、γ補整処理、OSD表示処理等の映像信号処理を適宜実行する
LCD制御部36は、映像処理部35から出力されたRGBの画像表示信号に従ってLCD37のソースドライバに出力する階調データ及び信号線制御信号を生成するとともに、ゲートドライバに出力する走査線制御信号を生成し、LCD37における画像表示制御を行う。またLCD制御部36は、光源駆動部38へ出力するバックライト制御信号を生成し、LEDバックライト39の発光駆動制御を行う。LEDバックライト39には、例えば図1に示したLEDバックライトユニット10を適用することができる。
光源駆動部38は、図3に示した調光制御部22、LED点灯回路23を含むもので、図示しない電源回路から供給される電力を使用して、LEDバックライト39の点灯駆動制御を実行する。
またテレビジョン受像機30において、切換部34から出力された音声信号は、音声処理部40で処理されてスピーカ41から音声出力される。
またリモコン受光部42は、リモコン装置50から送信された赤外線によるリモコン操作信号を受光し、制御部43へ送る。制御部43は、リモコン受光部42で受光したリモコン操作信号を検出・解析し、チューナ32,切換部34,映像処理部35、LCD制御部36、音声処理部40等に対してそれらの動作を制御する制御信号を出力する。ここではメモリ44に記憶されたプログラムやデータが使用される。また液晶テレビジョン装置30に対するユーザによる操作入力は、上記リモコン装置50だけでなく、液晶テレビジョン受像機30の本体操作部に設けられた操作キーやスイッチを用いて実行することもできる。
なお、本発明に関わる画像表示装置は、上記の液晶テレビジョン受像機に限定されることはなく、液晶パネルを背面から照明して、表示画像を生成する構成を有する種々の画像表示装置に適用することができる。
直下型のLEDバックライトの構成例を説明するための図である。 LEDのグループ分け構成の一例を説明するための図である。 本発明のLEDバックライトユニットに適用可能な電源回路の構成例を説明するための図である。 2つのグループで構成したLEDの発光制御例を説明するための図である。 本発明のLEDバックライトユニットを備えた画像表示装置の構成例を説明するためのブロック図である。 従来のLEDの発光輝度制御例を説明するための図である。
符号の説明
10…LEDバックライトユニット、11,11a,11b…LED、12…拡散板、13…光学シート類、14…反射板、15…筐体、16…液晶パネル、21…電源回路、22…調光制御部、23…LED点灯回路、30…テレビジョン受像機、31…アンテナ、32…チューナ、33…ビデオ入力端子、34…切換部、35…映像処理部、36…LCD制御部、37…LCD、38…光源駆動部、39…LEDバックライト、40…音声処理部、41…スピーカ、42…リモコン受光部、43…制御部、44…メモリ、50…リモコン装置。

Claims (6)

  1. LEDから発光された光により液晶パネルを背面から照明するようにしたLEDバックライトユニットにおいて、
    該LEDバックライトユニットは、複数のLEDを複数のグループに分けて、各グループ毎に調光を可能とする調光制御部を有し、
    該調光制御部は、少なくとも一部の制御範囲において、前記グループ毎に異なる電流値で前記LEDを駆動させることにより、前記液晶パネルにおいて所望の明るさを得ることを特徴とするLEDバックライトユニット。
  2. 請求項1に記載のLEDバックライトユニットにおいて、
    前記調光制御部は、全ての前記LEDの発光輝度の平均値が所望の値となるように、前記LEDを駆動させることを特徴とするLEDバックライトユニット。
  3. 請求項2に記載のLEDバックライトユニットにおいて、
    前記調光制御部は、個々の前記LEDを駆動する電流値の幅が所定幅以内に収まるように、前記LEDを駆動させることを特徴とするLEDバックライトユニット。
  4. 請求項3に記載のバックライトユニットにおいて、
    前記調光制御部は、前記LEDの発光輝度の平均値が所定の範囲内であるときには、一部の前記グループのLEDを消灯することを特徴とするLEDバックライトユニット。
  5. 請求項1ないし3のいずれか1に記載のLEDバックライトユニットにおいて、
    前記複数のグループを構成する各LEDは、他のグループを構成するLEDに隣接するように配置されていることを特徴とするLEDバックライトユニット。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1に記載のLEDバックライトユニットと、該LEDバックライトユニットにより照明される液晶パネルとを備え、該液晶パネルにより前記LEDバックライトユニットによる照明光を変調することにより画像表示を行うことを特徴とする画像表示装置。
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