JP2007141140A - 優先制御方法、装置及びプログラム - Google Patents

優先制御方法、装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007141140A
JP2007141140A JP2005337062A JP2005337062A JP2007141140A JP 2007141140 A JP2007141140 A JP 2007141140A JP 2005337062 A JP2005337062 A JP 2005337062A JP 2005337062 A JP2005337062 A JP 2005337062A JP 2007141140 A JP2007141140 A JP 2007141140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
request
priority
path name
storage device
page
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005337062A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4640980B2 (ja
Inventor
Mitsuru Nishimura
満 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2005337062A priority Critical patent/JP4640980B2/ja
Publication of JP2007141140A publication Critical patent/JP2007141140A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4640980B2 publication Critical patent/JP4640980B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 複数のページ遷移におけるリクエスト処理により所定の処理を行う場合にページ遷移の度合いに応じたリクエスト処理の優先制御を行うことが可能な技術を提供する。
【解決手段】 計算機におけるリクエスト処理の優先度を制御する優先制御方法において、パス名に対応する優先度を示すパス名-優先度対応情報を記憶装置により読み出して、リクエストの要求元のページのパス名に対応する優先度を取得するステップと、前記要求元のページから要求されたリクエストを前記取得した優先度に対応するリクエストキューへ記憶装置により格納するステップと、前記リクエストを格納したリクエストキューを参照し、優先度の高いリクエストキューから順に記憶装置によりリクエストを取り出してリクエスト処理の割り当てを行うステップとを有するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は計算機におけるリクエスト処理の優先度を制御する優先制御技術に関するものである。
アプリケーションサーバにおいて許容範囲以上のリクエスト数を受信した場合に、全てのリクエストを均等に扱うため全てのリクエストに対してレスポンス時間が遅くなったり、許容範囲以上となった不特定のリクエストに対してエラーページを返して接続拒否を行うことになる。そこで、リクエストを優先制御することで、全てのリクエストを均一に扱わない、リクエストを優先制御する方法として、特許文献1では、特定の利用者からのリクエストや、特定のWebページへのリクエストを優先して制御する方法が示されている。しかし、特定の利用者からのリクエストを優先制御する方法は、利用者を認証するWebサイトでしか利用できず、また、特定のWebページへのリクエストを優先制御した場合、複数のWebページからリンクされているWebページへのアクセス時に送られるリクエストは、同一の優先度としてしか扱うことができない。
US2003/0009505A1
ネットバンキングやチケット予約システム等のWebサイトによるサービス(プログラムやオブジェクトの実行により実現される機能)が広く提供されている。これらのWebサイトは一般的に複数の利用者が同時に利用できるため複数サービスを同時並行で提供するが、同時サービス分だけリソース(CPUやメモリやネットワーク帯域等)を使用する。そのため、同時サービス数が許容範囲以上になるとアプリケーションサーバのリソース不足が起こり、提供サービスの品質劣化や、最悪なケースではサーバダウンによりサービス停止を招く。これらの場合、全てのリクエストを均等に扱うため悪影響を受けるのは全てのリクエストとなる。
Webサイトは、利用者が1つのサービスを享受するにあたり複数Webページを遷移して完結する構成が多い。利用者が1つのサービスを享受する為に遷移する途中のWebページからリクエストが送られた時に、アプリケーションサーバが混雑していると、接続不能になったり、レスポンスの遅さに利用者がサービス享受を諦める場合がある。これにより、1つのサービスを享受する為に遷移したWebページの処理が無駄になるという課題がある。
本発明の目的は上記問題を解決し、複数のページ遷移におけるリクエスト処理により所定の処理を行う場合にページ遷移の度合いに応じたリクエスト処理の優先制御を行うことが可能な技術を提供することにある。
本発明は、計算機におけるリクエスト処理の優先度を制御する優先制御装置において、リクエストの要求元のページに応じてリクエスト処理の優先度を制御するものである。
本発明において、Webサイト利用者が利用者端末のWebブラウザを使ってWebページを操作することで、ネットワークを介してアプリケーションサーバと通信を行い、利用者端末のWebブラウザがアプリケーションサーバに対して通信装置によりリクエストを送信すると、本発明の優先制御装置(計算機や情報処理装置、またはその様な処理を実施するプログラムやオブジェクトでも良い)であるアプリケーションサーバでは、リクエスト中の情報を参照して、そのリクエストを送信した要求元のWebページのパス名の情報を読み出す。
そして、リクエスト要求元のパス名に対応する優先度を示すパス名-優先度対応情報を記憶装置により読み出して、前記読み出したリクエストの要求元のWebページに対応する優先度を前記パス名-優先度対応情報から取得する。
次に、各優先度のリクエストキューからなるリクエストキュー群の中から前記取得した優先度に対応するリクエストキューを選択し、その選択したリクエストキューに前記要求元のWebページから要求されたリクエストを格納した後、リクエストキュー群の各リクエストキューを優先度の高い順に参照してリクエストを取り出してスレッドに割り当てて、そのリクエスト処理をスレッドにより実行する。
従来の方式ではアプリケーションサーバに送られる全てのリクエストを均等に扱うのに対して、本発明では、各Webページに対する優先度の設定をWebサイトの特性に合わせて行うことにより、Webサイトの特性に合わせてリクエスト処理の優先制御を行うことができる。
すなわち、ネットバンキングやチケット予約システム等の商業用を中心とするWebサイトの特性として、1つのサービスを享受するのに複数のWebページを遷移して完結する構成が多く、これは、サービスを享受する為に必要なWebページを遷移する毎に、サービス完結に向かって進んでいると言えるので、本発明では、これらWebサイトについて、サービス享受に必要なWebページを遷移する毎に、発生するリクエストの優先度を高く設定する。
サービス享受に遷移するWebページの後方に位置するWebページは、サービス完結に近いため、これらWebページから送られるリクエストを優先してアプリケーションサーバは処理することで、サービスが早期に完結する。一方、遷移するWebページの前方に位置するWebページは、サービスの取り掛かり直後でサービス完結まで遠いため、これらのWebページから送られるリクエストの処理優先度を低くする。
この効果としては、アプリケーションサーバにとっては、早期に終わる可能性が高いサービスを優先して処理ができ、同時実行するサービス数が減少して使用リソースが少なくなるため、安定した稼動が行える。また、サービス享受のWebページを遷移する毎にリクエストに対するレスポンスが良好になる傾向があるため、利用者にとっては遷移するWebページの途中まで進んだ時に、アプリケーションサーバ混雑によってレスポンスが悪くなってサービス享受を諦めることは少なくなる。
一方、遷移するWebページの前方に位置するWebページからのリクエストに対しては、アプリケーションサーバ混雑時にはレスポンスが遅くなる。レスポンスが遅いことで、利用者はアプリケーションサーバの混雑を察知して、サービス享受を諦める場合があり、アプリケーションサーバの混雑が緩和される。また、継続する場合においては、Webページを遷移する毎にレスポンスが良好になる傾向になるため、利用者にとってはストレスがたまらない。
本発明によれば、複数のページ遷移におけるリクエスト処理により所定の処理を行う場合にページ遷移の度合いに応じたリクエスト処理の優先制御を行うことが可能である。
以下に計算機におけるリクエスト処理の優先度を制御する一実施形態の優先制御装置について説明する。
図1は本実施形態のシステムの概略を示す図である。図1では、本実施形態でのシステムの概略と、複数のリクエストが同時に発生した場合のアプリケーションサーバでのリクエスト処理順番を表している。
Webサイト101においてトップページであるインデックスページ102からサービスの選択を受け付け、各Webページ103〜105の順に遷移して、サービスが完結するサイト構成である。本実施形態のアプリケーションサーバ106では、リクエストの要求元のWebページとそのリクエスト処理の優先度を対で管理するパス名-優先度対応情報107を、1つのサービスを享受するのに後方に位置するWebページからのリクエストの優先度を上げて、前方に位置するWebページからのリクエストの優先度を下げて設定しており、トップページからサービスの提供されるページへページ遷移が行われるに従って優先度が高くなることを示している。
この場合に、Webサイト101の各ページ102〜105からリクエスト108〜111がアプリケーションサーバ106に同時に送られた場合、アプリケーションサーバ106はリクエストがどのWebページから送られたかを認識してパス名-優先度対応情報107の優先度に従って処理実行の優先制御を行う。そのため、優先度が高いWebページからのリクエストであるリクエスト110とリクエスト111の後に、リクエスト109、リクエスト108の順番でリクエスト処理が開始される。
図2は本実施形態のシステム構成例の詳細を示す図である。Webサイト利用者は、利用者端末201のメモリ202に展開されたWebブラウザ203を使いWebページ204を操作することで、ネットワーク205を介してアプリケーションサーバ206と通信を行い、サービスを享受する。Webサイト利用者毎に、利用者端末201と同様な構成が存在する。
アプリケーションサーバ206上のメモリ207に展開されたWebサーバモジュール208は、Webブラウザ203からのリクエストを通信装置により受け付ける。
メモリ207に展開されたリクエスト格納部219は、Webサーバモジュール208からリクエストを取得し、そのリクエストをリクエストキュー210〜212の何れかに格納する。
リクエストキュー群209は、アプリケーションサーバ206上のメモリ207に展開された複数のリクエストキューから構成される。それぞれのリクエストキュー210〜212は、FIFO(First In First Out)でリクエストの格納と取り出しが行えるコンテナである。それぞれのリクエストキュー210〜212は、優先度が異なるリクエストを格納する。リクエストキューの数は、優先度による区分け数を表す。リクエストキュー数と、各リクエストキューに格納できる最大リクエスト数は、Webサイト管理者がサーバ稼動前に指定する。従来技術では、リクエストキューが1つしかないため、リクエスト毎に優先制御することはできない。
リクエストキュー管理部213は、リクエストキュー群209の管理を行う。リクエストキュー管理部213は、リクエストキュー数と、各リクエストキューに格納できる最大リクエスト数を把握している。更に、リクエストキューに格納されるリクエスト数を管理しており、これら情報の問い合わせにリクエストキュー管理部213は答える。リクエストキュー管理部213は、アプリケーションサーバ206の起動時にリクエストキューの生成を行う。
メモリ207に展開されたリクエスト処理割当て部220は、リクエストキュー210〜212からリクエストを取得して、スレッド215〜217の何れかにリクエストを送る。スレッド群214は、メモリ202に展開されており、リクエストに対応する処理を行うスレッド215〜217(プロセス)から構成される。
本実施形態において、前記各部としてコンピュータを機能させる為のプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録され磁気ディスク等に格納された後、メモリにロードされて実行されるものとする。なお前記プログラムを記録する記録媒体はCD−ROM以外の他の記録媒体でも良い。また前記プログラムを当該記録媒体から情報処理装置にインストールして使用しても良いし、ネットワークを通じて当該記録媒体にアクセスして前記プログラムを使用するものとしても良い。
また前記アプリケーションサーバであるコンピュータは、前記各部として当該コンピュータを機能させる為のプログラムや、業務AP、OS等の処理を実行するCPU、前記プログラムをロードしたり実行時のデータを一時的に格納するメモリ、それらのプログラムや前記情報を格納する磁気ディスク装置、操作指示やデータ等の入力を受け付ける入力装置、各種情報の出力等を行う出力装置、他のコンピュータとの通信を行う通信装置等のハードウェア資源を備えているものとする。
図3は本実施形態のパス名-優先度対応情報218の例を示す図である。図3に示す様に、パス名-優先度対応情報218は、Webページのパス名301と優先度302の情報を対で管理する。パス名301から対の優先度302を取得できる仕組みにする。優先度302は、リクエストキュー210〜212での優先度とは独立するものとし、優先度302とリクエストキュー210〜212の優先度とが常に一対一で対応する必要は無いものとするが、常に対応する構成としても良い。
パス名-優先度対応情報218の設定は、アプリケーションサーバ稼動前・稼動中にWebサイト管理者からの入力を受け付けて行うものとするが、Webサイト管理者が、全てのWebページに対して優先度を入力するのは作業量が多い為、多くのWebサイトが1つのサービスを享受するのに複数のWebページを遷移して完結する構成の特性を持つことに着目して、サービス享受に必要なWebページを遷移する毎にリクエストの優先度を高くする設定を機械的に行い、その後に、Webサイト管理者からの優先度の入力を入力装置により受け付けて設定内容をカスタマイズして記憶装置へ格納する形態を取ることで、Webサイト管理者の作業量を減少させることができる。
サービス享受に必要なWebページを遷移する毎にリクエストの優先度を高くする設定を機械的に行う為には、遷移するWebページ間の関係を認識する為に、テスト運用でWebサイトを利用してもらい、その時のログをプログラムによって解析することで行う。その際、アプリケーションサーバにおいて、リクエストが届いた時に、セッションID又はIPアドレス、リクエスト時間、リクエスト元URL(Uniform Resource Locator)、リクエスト先URLをログとして記憶装置に蓄積する。このログによって、トップページからサービス提供までのWebページ遷移を辿ることができるので、トップWebページからの各Webページのリンク深度を算出するプログラムを稼動させる。ここで、リンク深度とは、トップページからサービスの提供が行われるページまでのリンクの深さを示す値であり、例えばトップページからサービス提供ページ方向へ1ページ遷移する毎に1増加する様な値を用いるものとする。
そして、求めたリンク深度を各Webページの優先度として(リンク深度の値が大きいもの程、優先度が高いものとして)パス名-優先度対応情報218に設定する。これにより、トップページからのリンク深度が深いほど、優先度が高い様になる。
またパス名-優先度対応情報218は、エクスポート・インポート出来る様に作成されているものとし、1つのアプリケーションサーバで生成したパス名-優先度対応情報218を他のアプリケーションサーバで使うことができるものとする。これは負荷分散のためシステムに負荷分散装置を設置して、複数アプリケーションサーバに同一のWebサイトを配置して稼動する場合に使用する。
すなわち、1つのアプリケーションサーバで採取したパス名-優先度対応情報をエクスポートしてハードディスク等の記憶媒体に記録し、他のアプリケーションサーバではエクスポートされたパス名-優先度対応情報をインポートすることで、記憶媒体からパス名-優先度対応情報の読み込みを行う。これにより、1つのアプリケーションサーバでパス名-優先度対応情報の生成を行えば、他のアプリケーションサーバでのパス名-優先度対応情報の生成作業は不要になる。
ここで、リクエストキュー数の異なるアプリケーションサーバ間におけるパス名-優先度対応情報218の移行を考慮するため、パス名-優先度対応情報218とリクエストキュー210〜212での優先度は独立しているものとする。
図4は本実施形態のリクエスト格納部219の処理フローを示す図である。Webサーバモジュール208が通信装置により利用者端末からリクエストを受信すると、ステップ401において、リクエスト格納部219は、メモリ207を介してWebサーバモジュール208からリクエストを取得する。
ステップ402において、前記取得したリクエストを調査して、そのリクエストを行ったWebページのURLのパス名を取得する。すなわち、前記取得したリクエストが保持しているHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)のRefererリクエストヘッダの内容を記憶装置により読み出すことによってURLを取得して、その取得したURLからパス名を抽出する。ステップ403において、メモリ207からパス名-優先度対応情報218を読み出し、前記にて取得したパス名をキーとしてパス名-優先度対応情報218を検索してそのパス名に対応する優先度を取得する。
ここで、ステップ402と403において、リクエストにRefererリクエストヘッダが付加されていない、または取得したパス名が実在しない等の理由で、パス名-優先度対応情報218から優先度を取得出来ない場合に使用する優先度を事前に決めておくものとし、ステップ403で優先度を取得できない場合にはこの事前に決めた優先度を記憶装置により読み出して用いるものとする。また各リクエストで遷移したページのパス名をセッション毎に記憶装置に格納しておき、次のリクエストの取得時にその直前に格納したパス名を記憶装置から読み出すことにより要求元のページのパス名を取得するものとしても良い。
ステップ404において、ステップ403で取得した優先度から、どの優先度のリクエストキューに格納するかを決定する。パス名-優先度対応情報218での優先度と、リクエストキューの優先度は独立するため、区分け数が異なる場合がある。そこで、パス名-優先度対応情報218での優先度をリクエストキューの優先度に均等にマッピングする処理を行い、どのリクエストキューに格納するかを決める。ステップ405では、前記にて決定したリクエストキューに対して、リクエストを格納する。格納を終えたリクエスト格納部219は次のリクエストを格納する為にステップ401に戻る。
Webサイトによっては、混雑時に少しでもアプリケーションサーバの負担を低減する為に、優先度が低いWebページからのリクエストをリクエストキューに格納をしない構成も可能とする。この場合には、ステップ403において優先度を取得して、その優先度でリクエストキューに格納が可能であるかをリクエストキュー管理部213に問い合わせる。可能であればリクエストキューにリクエストを格納し、可能で無ければエラーページを返す。ここで、リクエストをリクエストキューに格納するか判断材料として、リクエストを拒否する対象となる優先度と、格納を拒否する閾値となるリクエストキュー全ての格納リクエストの数若しくは、最大格納リクエスト数に対する格納リクエスト数の割合を予め指定しておき、リクエストの優先度が拒否対象である場合に、リクエストキュー中のリクエストを記憶装置により読み出して格納リクエスト数を計数し、その計数した格納リクエスト数または最大格納リクエスト数に対する格納リクエスト数の割合が前記指定された所定の値を超える場合に、リクエストのリクエストキューへの格納を停止する処理を行う。
図5は本実施形態のリクエスト処理割当て部220の処理フローを示す図である。ステップ501において、アプリケーションサーバ上のスレッドがリクエスト処理を行える状態になり、かつ何れかのリクエストキューにリクエストが存在するまで待機する。
ステップ502において、最も優先度が高いリクエストキューを、リクエストを取り出す候補キューとする。ステップ503において候補キューのリクエストキューにリクエストが存在するか確認して、無い場合にはステップ504において、候補キューの次に優先度が高いリクエストキューを候補キューとして、ステップ503に進む。候補キューにリクエストが存在する場合には、ステップ505において、候補キューのリクエストキューからリクエストを取り出し、ステップ506においてスレッドに前記取り出したリクエストを送る。そして、リクエスト処理割当て部220はステップ501に進んで処理を続行し、リクエストを送られたスレッドは、そのリクエストに応じた処理を行う。
以上説明した様に本実施形態の優先制御装置によれば、リクエストの要求元のページに応じてリクエスト処理の優先度を制御するので、複数のページ遷移におけるリクエスト処理により所定の処理を行う場合にページ遷移の度合いに応じたリクエスト処理の優先制御を行うことが可能である。
本実施形態のシステムの概略を示す図である。 本実施形態のシステム構成例の詳細を示す図である。 本実施形態のパス名-優先度対応情報218の例を示す図である。 本実施形態のリクエスト格納部219の処理フローを示す図である。 本実施形態のリクエスト処理割当て部220の処理フローを示す図である。
符号の説明
101…Webサイト、102…インデックスページ、103〜105…Webページ、106…アプリケーションサーバ、107…パス名-優先度対応情報、108〜111…リクエスト、201…利用者端末、202…メモリ、203…Webブラウザ、204…Webページ、205…ネットワーク、206…アプリケーションサーバ、207…メモリ、208…Webサーバモジュール、209…リクエストキュー群、210〜212…リクエストキュー、213…リクエストキュー管理部、214…スレッド群、215〜217…スレッド、218…パス名-優先度対応情報、219…リクエスト格納部、220…リクエスト処理割当て部、301…パス名、302…優先度。

Claims (10)

  1. 計算機におけるリクエスト処理の優先度を制御する優先制御方法において、
    パス名に対応する優先度を示すパス名-優先度対応情報を記憶装置により読み出して、リクエストの要求元のページのパス名に対応する優先度を取得するステップと、
    前記要求元のページから要求されたリクエストを前記取得した優先度に対応するリクエストキューへ記憶装置により格納するステップと、
    前記リクエストを格納したリクエストキューを参照し、優先度の高いリクエストキューから順に記憶装置によりリクエストを取り出してリクエスト処理の割り当てを行うステップとを有することを特徴とする優先制御方法。
  2. 前記パス名-優先度対応情報は、トップページからサービスの提供されるページへページ遷移が行われるに従って優先度が高くなることを示すものであることを特徴とする請求項1に記載された優先制御方法。
  3. テスト運用して取得したログデータを記憶装置により読み出し、そのログデータにてページ遷移が進むにつれてそのパス名に対応する優先度を高く設定した情報を前記パス名-優先度対応情報として記憶装置により格納することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載された優先制御方法。
  4. 前記格納したパス名-優先度対応情報をカスタマイズする為の情報を入力装置により受け付けて、その受け付けた情報を記憶装置によりパス名-優先度対応情報へ格納することを特徴とする請求項3に記載された優先制御方法。
  5. リクエストヘッダの内容を記憶装置により読み出すことによって要求元のページのパス名を取得することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載された優先制御方法。
  6. リクエストヘッダ中に要求元のページのパス名を示す情報が含まれていない場合に、予め定められた優先度を記憶装置により読み出して優先度の取得を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載された優先制御方法。
  7. リクエストで遷移したページのパス名を記憶装置に格納しておき、次のリクエストの取得時にその直前に格納したパス名を読み出すことにより要求元のページのパス名を取得することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載された優先制御方法。
  8. リクエストキュー中のリクエストを記憶装置により読み出してリクエストキュー中に格納されているリクエストの総数を示す格納リクエスト数を計数し、その計数した格納リクエスト数または最大格納リクエスト数に対する格納リクエスト数の割合が所定の値を超える場合に、リクエストのリクエストキューへの格納を停止することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載された優先制御方法。
  9. 計算機におけるリクエスト処理の優先度を制御する優先制御装置において、
    パス名に対応する優先度を示すパス名-優先度対応情報を記憶装置により読み出して、リクエストの要求元のページのパス名に対応する優先度を取得し、前記要求元のページから要求されたリクエストを前記取得した優先度に対応するリクエストキューへ記憶装置により格納するリクエスト格納部と、
    前記リクエストを格納したリクエストキューを参照し、優先度の高いリクエストキューから順に記憶装置によりリクエストを取り出してリクエスト処理の割り当てを行うリクエスト処理割当て部とを備えることを特徴とする優先制御装置。
  10. 計算機におけるリクエスト処理の優先度を制御する優先制御方法をコンピュータに実行させる為のプログラムにおいて、
    パス名に対応する優先度を示すパス名-優先度対応情報を記憶装置により読み出して、リクエストの要求元のページのパス名に対応する優先度を取得するステップと、
    前記要求元のページから要求されたリクエストを前記取得した優先度に対応するリクエストキューへ記憶装置により格納するステップと、
    前記リクエストを格納したリクエストキューを参照し、優先度の高いリクエストキューから順に記憶装置によりリクエストを取り出してリクエスト処理の割り当てを行うステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
JP2005337062A 2005-11-22 2005-11-22 リクエスト処理方法およびリクエスト処理装置ならびにリクエスト処理プログラム Expired - Fee Related JP4640980B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005337062A JP4640980B2 (ja) 2005-11-22 2005-11-22 リクエスト処理方法およびリクエスト処理装置ならびにリクエスト処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005337062A JP4640980B2 (ja) 2005-11-22 2005-11-22 リクエスト処理方法およびリクエスト処理装置ならびにリクエスト処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007141140A true JP2007141140A (ja) 2007-06-07
JP4640980B2 JP4640980B2 (ja) 2011-03-02

Family

ID=38203890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005337062A Expired - Fee Related JP4640980B2 (ja) 2005-11-22 2005-11-22 リクエスト処理方法およびリクエスト処理装置ならびにリクエスト処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4640980B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1166101A (ja) * 1997-08-18 1999-03-09 Nec Corp 情報提供装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体
JP2000137621A (ja) * 1998-10-30 2000-05-16 Toshiba Corp イベント管理装置及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2000250984A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Hitachi Ltd メニュー表示方法および装置並びにメニュー表示プログラムを記録した記憶媒体
JP2001022714A (ja) * 1999-07-12 2001-01-26 Hitachi Ltd サーバ計算機、負荷分散システム、電話交換システムおよび負荷分散方法
JP2001209571A (ja) * 2000-01-26 2001-08-03 Sharp Corp 情報取得装置および情報取得方法、ならびに情報取得プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2002351832A (ja) * 2001-05-25 2002-12-06 Nec Corp サーバクライアントシステム、分散処理方法、分散処理用プログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1166101A (ja) * 1997-08-18 1999-03-09 Nec Corp 情報提供装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体
JP2000137621A (ja) * 1998-10-30 2000-05-16 Toshiba Corp イベント管理装置及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2000250984A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Hitachi Ltd メニュー表示方法および装置並びにメニュー表示プログラムを記録した記憶媒体
JP2001022714A (ja) * 1999-07-12 2001-01-26 Hitachi Ltd サーバ計算機、負荷分散システム、電話交換システムおよび負荷分散方法
JP2001209571A (ja) * 2000-01-26 2001-08-03 Sharp Corp 情報取得装置および情報取得方法、ならびに情報取得プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2002351832A (ja) * 2001-05-25 2002-12-06 Nec Corp サーバクライアントシステム、分散処理方法、分散処理用プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4640980B2 (ja) 2011-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9729557B1 (en) Dynamic throttling systems and services
US8539080B1 (en) Application intelligent request management based on server health and client information
US8078759B2 (en) Method for prefetching of structured data between a client device and a server device
US8595722B2 (en) Preprovisioning virtual machines based on request frequency and current network configuration
US9264369B2 (en) Technique for managing traffic at a router
US7090749B2 (en) Method and apparatus for simulating application workloads on an e-business application server
US20090327460A1 (en) Application Request Routing and Load Balancing
CN107463641A (zh) 用于改进对搜索结果的访问的系统和方法
CN110995656B (zh) 负载均衡方法、装置、设备及存储介质
JP5724687B2 (ja) 情報処理装置、サーバ選択方法、及びプログラム
US20130254313A1 (en) Dynamic control over tracing of messages received by a message broker
US11159642B2 (en) Site and page specific resource prioritization
CN108933829A (zh) 一种负载均衡方法及装置
EP1655919A1 (en) Analysis method for user request
JP2006067401A (ja) 計算機システム及び計算機システムの帯域制御方法
US6934761B1 (en) User level web server cache control of in-kernel http cache
CN107733995A (zh) 一种会话保持方法、装置和电子设备
CN103885820A (zh) 信息处理装置和信息处理方法
CN109495553A (zh) 一种网页显示控制方法、系统及反向代理服务器
US10334014B2 (en) Accessing connected service resources in a distributed application programming interface
KR102077495B1 (ko) 웹 서버 및 웹 요구사항 예측을 이용한 웹 서버의 성능 향상 방법
TW201644230A (zh) 行動邊緣計算之控制方法、網路系統與服務平台
US11171846B1 (en) Log throttling
JP4640980B2 (ja) リクエスト処理方法およびリクエスト処理装置ならびにリクエスト処理プログラム
WO2018127013A1 (zh) 一种流数据的并发传输方法和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100706

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100901

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4640980

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees