JP2007140561A - 液晶表示パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶表示パネルの表示領域周辺部での光漏れを誘発せずに、表示領域の外周部の額縁領域を小さくすることにより小型化された液晶表示パネルを提供する。
【解決手段】遮光性を有する第一の膜(3a)が形成された第一の基板(1)と表示領域を有する第二の基板(2)とを対向させて接着し、表示領域を囲むように両基板間に紫外線硬化型のシール樹脂(4)を備えた液晶表示パネルであって、第一の膜は表示領域を額縁状に取り囲んで、所定の幅(P-Q)を持って連続して形成され、第二の基板上の表示領域の外周部において、遮光性を有する第二の膜(3b)がシール樹脂の塗布部を含んで基板の端部に向かって延在して形成され、第一の膜と第二の膜は、表示領域の外周部の額縁領域において、組み合わせて隙間のない遮光領域(P)となるよう形成され、シール樹脂は第一の膜と重畳しない位置に形成された構成。
【選択図】図2

Description

この発明は、液晶表示装置における液晶表示パネルに関するものである。
図17は従来の液晶表示装置における液晶表示パネルを示す平面模式図、図18(a)は図17のJ−J線に沿った断面模式図、図18(b)は図17のK−K線に沿った断面模式図である。
図において、1および2は対向配置された第一の基板および第二の基板、3aは第一の基板1に形成された遮光質膜、4は紫外線硬化型のシール樹脂、5は第二の基板2に形成された画面表示を行う表示用電極、6は第二の基板2の表示領域の外側に形成された表示用電極、電極引き回し線および絶縁膜等(以下、電極引き回し線等と称する)、7はシール樹脂4を硬化させるために照射される紫外線である。
従来の液晶表示装置における液晶表示パネルは、対向する第一の基板1と第二の基板2を接着すると共に第一の基板1と第二の基板2の間に挟持される液晶を封入する紫外線硬化型のシール樹脂4を第一の基板1と第二の基板2の少なくともいずれか一方が透明である部分に塗布し、透明な基板側から紫外線7を照射して硬化させている。なお、第二の基板2の周辺部には電極引き回し線等6の紫外線を遮光する膜が形成されているため、一般的に紫外線7の照射は第一の基板1側から行われている。
従来の液晶表示装置における液晶表示パネルは以上のように構成されているので、図18(a)に示すように、第一の基板1の周辺部において、表示領域の周辺遮光用の遮光質膜3aが幅Pを有して形成されている部分の外側に、シール樹脂4に紫外線7を照射するための幅Qを有する透明部分を確保しなければならず、表示領域の外周部の額縁領域の幅Rは幅Pと幅Qを合わせた幅が必要となり、液晶表示装置を小型化できないという問題があった。
また、シール樹脂4に紫外線7を照射するための透明部分の幅Qを確保した状態で表示領域の外周部の額縁領域の幅Rを小さくすると、表示領域の周辺遮光用の遮光質膜3aの形成領域が不十分となり、表示領域の周辺部で光漏れが生じて表示品位を低下させるなどの問題があった。
また、表示領域の周辺遮光用の遮光質膜3aが形成されていない第二の基板2側から紫外線7の照射を行う場合には、第二の基板2の周辺部に形成された電極引き回し線等6が紫外線を遮光するため、この部分でシール樹脂4の硬化が不完全となるなどの問題があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、表示領域の周辺部での光漏れを誘発せずに、表示領域の外周部の額縁領域を小さくすることにより小型化された液晶表示装置の液晶表示パネルを得ることを目的とする。
この発明に係わる液晶表示パネルは、遮光性を有する第一の膜(3a)が形成された第一の基板(1)、前記第一の基板に対向し、表示領域を有する第二の基板(2)、前記第一の基板と前記第二の基板とを対向させて接着すると共に、前記表示領域を囲むように配設され前記第一の基板と前記第二の基板の間に挟持される液晶を封入する紫外線硬化型のシール樹脂(4)を備えた液晶表示パネルであって、前記第一の膜は前記表示領域を額縁状に取り囲んで、所定の幅(P-Q)を持って連続して形成され、前記第二の基板上の前記表示領域の外周部において、遮光性を有する第二の膜(3b)が前記シール樹脂の塗布部を含んで前記基板の端部に向かって延在して形成され、前記第一の膜と前記第二の膜は、前記表示領域の外周部の額縁領域において、組み合わせて隙間のない遮光領域(P)となるよう形成され、前記シール樹脂は、前記第一の膜と重畳しない位置に形成されたものである。
以上のように、この発明によれば、液晶表示装置における表示領域の周辺遮光用膜を対向配置される二枚の基板に互い違いに形成し、周辺遮光用膜形成領域内に液晶表示パネルを構成する二枚の基板を接着するために用いられるシール樹脂に紫外線を照射するための透明部分を設けることにより、周辺遮光用膜の形成領域を十分に確保して表示領域周辺部における光漏れを防止できると共に、表示領域の外周部の額縁領域の幅を小さくして液晶表示装置を小型化することができる。
また、シール樹脂が塗布される部分において、対向配置される二枚の基板の両方に遮光質膜または遮光体が形成されている場合、この遮光質膜または遮光体に紫外線透過用のスリットを交互に連続するように設けることにより、周辺遮光用膜領域内にシール樹脂に紫外線を照射するための透明部分を設けることにより、周辺遮光用膜の形成領域を十分に確保して表示領域周辺部における光漏れを防止できると共に、表示領域の外周部の額縁領域の幅を小さくして液晶表示装置を小型化することができる。
また、シール樹脂が塗布される部分において、対向配置される二枚の基板の両方に遮光質膜または遮光体が形成されている場合、この遮光質膜または遮光体に形成する紫外線透過用のスリットの開口部分が不連続な状態、すなわち二枚の基板において遮光性を有する膜が重なるオーバーラップ部分を設けることにより、二枚の基板を重ね合わせる際のアライメントに余裕をもたせることができる。
また、液晶表示装置の製造方法において、液晶表示パネルを構成する二枚の基板を対向させて接着するために用いられる紫外線硬化型のシール樹脂への紫外線の照射を重ね合わせ基板の両面に行う必要がある場合に、両側から同時に行うことにより、シール樹脂の硬化工程を短時間で行うことができ、生産性を向上させることができる。
また、液晶表示装置の製造方法において、紫外線硬化型のシール樹脂への紫外線の照射を重ね合わせ基板の両面に行う必要がある場合に、片面ずつ交互に行う異により、紫外線照射装置の構成を簡素化できる。
また、液晶表示装置の製造方法において、紫外線硬化型のシール樹脂への紫外線の照射を、シール樹脂を硬化させるために必要な領域にのみ行うことにより、液晶表示装置の表示特性に係わる構成要素(例えば、表示電極、液晶用配向膜等)の紫外線による悪影響を防止し、表示品位の高い液晶表示装置を得ることができる。
また、シール樹脂として紫外線反応誘起熱硬化型のものを用いることにより、何らかの原因で紫外線が照射されない部分が生じた場合でも、加熱処理により確実にシール樹脂を硬化させることができ、信頼性の高い液晶表示装置を得ることができる。
実施の形態1.
以下、この発明の一実施の形態である液晶表示装置の液晶表示パネルを図について説明する。図1は本発明の実施の形態1による液晶表示装置の液晶表示パネルを示す平面模式図、図2(a)は図1のA−A線に沿った断面模式図、図2(b)は図1のB−B線に沿った断面模式図である。
図において、1および2は対向配置された第一の基板および第二の基板、3aは第一の基板1に形成された遮光質膜、3bは第二の基板2に形成された遮光質膜、4は紫外線硬化型のシール樹脂で、対向する第一の基板1と第二の基板2を接着すると共に第一の基板1と第二の基板2の間に挟持される液晶を封入する。5は第二の基板2に形成された画面表示を行う表示用電極、6は第二の基板2の表示領域の外側に形成された表示用電極、電極引き回し線および絶縁膜等(以下、電極引き回し線等と称する)である。なお、符号6で示された領域では、遮光質膜による配線や透明膜を積層することによる紫外線の反射により、部分的に紫外線が遮光される。7はシール樹脂4を硬化させるために照射される紫外線である。Pは液晶表示パネルの表示領域の周辺遮光用膜の形成領域の幅、Qはシール樹脂4の硬化のために照射される紫外線7の透過領域の幅を示している。
本実施の形態による液晶表示パネルでは、表示領域の周辺遮光用膜として、表示領域の外縁部から続けて所定の領域まで第一の基板1に遮光質膜3aを形成し、その外側から第一の基板1の端部までは、第一の基板1に対向配置される第二の基板2に遮光質膜3bを形成する。このようにして形成された周辺遮光用膜の幅Pは、第一の基板1に形成された遮光質膜3aの幅と第二の基板に形成された遮光質膜3bの幅を合わせたものとなる。また、第一の基板1には、遮光質膜3aの外側に、第二の基板の遮光質膜3b形成部分に対応する幅Qを有する透明部分が形成され、この透明部分を介して紫外線7がシール樹脂4に照射される。
この発明によれば、表示領域の周辺遮光用膜(遮光質膜3aおよび3b)を、対向配置される第一の基板1(遮光質膜3a)と第二の基板2(遮光質膜3b)に互い違いに形成し、シール樹脂4が塗布され紫外線7が照射される領域では、周辺遮光用膜を第二の基板2側に形成することにより、周辺遮光用膜(遮光質膜3aおよび3b)が形成される領域(幅P)内にシール樹脂4に紫外線7を照射するための透明部分(幅Q)を第一の基板1側に設けることができるため、表示領域の外周部の額縁領域の幅は周辺遮光用膜が形成される領域の幅Pと同等でよく、額縁領域を小さくして液晶表示装置のサイズを小さくすることができると共に、表示領域の周辺遮光用膜の形成領域(幅P)は十分に確保されているので、表示領域周辺部における光漏れを防止することができる。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2による液晶表示装置の液晶表示パネルを示す平面模式図、図4(a)は図3のC−C線に沿った断面模式図、図4(b)は図3のD−D線に沿った断面模式図である。図中の符号は図1および図2と同一であるので説明を省略する。
本実施の形態による液晶表示パネルでは、図4(a)に示す第二の基板2に電極の引き回し線等6が形成されていない部分では、表示領域の周辺遮光用膜として、第一の基板1に表示領域の外縁部から基板端部まで続けて遮光質膜3aを形成し、シール樹脂4への紫外線7の照射は第二の基板2側から行う。
また、図4(b)に示す第二の基板2に電極引き回し線等6が形成されている部分では、表示領域の周辺遮光用膜として、表示領域の外縁部から続けて所定の領域まで第一の基板1に遮光質膜3aを形成し、その外側から第一の基板1の端部までは、第一の基板1に対向配置される第二の基板2に遮光質膜3bを形成する。このようにして形成された周辺遮光用膜の幅Pは、第一の基板1に形成された遮光質膜3aの幅と第二の基板に形成された遮光質膜3bの幅を合わせたものとなる。また、第一の基板1には、遮光質膜3aの外側に、第二の基板2の遮光質膜3b形成部分に対応する幅Qを有する透明部分が形成され、この透明部分を介して紫外線7が第一の基板1側からシール樹脂4に照射される。
本実施の形態によれば、図4(a)に示す第二の基板2に電極の引き回し線等6が形成されていない部分では、表示領域の周辺遮光用膜を第一の基板1に形成し、シール樹脂4への紫外線7の照射は第二の基板2側から行うことにより、周辺遮光用膜(遮光質膜3a)が形成される領域(幅P)全体をシール樹脂4に紫外線7を照射するための透明部分(幅Q)とすることができ、また、図4(b)に示す第二の基板2に電極引き回し線等6が形成されている部分では、表示領域の周辺遮光用膜を、対向配置される第一の基板1(遮光質膜3a)と第二の基板2(遮光質膜3b)に互い違いに形成し、シール樹脂4が塗布され紫外線7が照射される領域では周辺遮光用膜を第二の基板2側に形成することにより、周辺遮光用膜(遮光質膜3aおよび3b)が形成される領域(幅P)内にシール樹脂4に紫外線7を照射するための透明部分(幅Q)を設けることができるため、表示領域の外周部の額縁領域の幅は周辺遮光用膜が形成される領域の幅Pと同等でよく、額縁領域を小さくして、液晶表示装置のサイズを小さくすることができると共に、表示領域の周辺遮光用膜の形成領域(幅P)は十分に確保されているので、表示領域周辺部における光漏れを防止することができる。
実施の形態3.
図5は実施の形態3による液晶表示装置の液晶表示パネルを示す平面模式図、図6は図5のEの部分の拡大図、図7は図6のF−F線に沿った断面模式図である。
図において、9aは第一の基板1の遮光質膜3aに形成された紫外線透過用のスリット、9bは第二の基板2の周辺部に設けられた電極引き回し線等6の内、遮光性を有する電極引き回し線等10に形成された紫外線透過用のスリットである。なお、微細な配線部分にスリット9bを形成する場合には、配線の電気的抵抗値に悪影響を及ぼさないよう考慮して形成する必要がある。また、図1および図2と同一部分には同一符号を付し説明を省略する。
本実施の形態による液晶表示パネルは、表示領域の周辺遮光用膜として、第二の基板2に遮光性を有する電極の引き回し線等10が形成されていない部分では、第一の基板1に表示領域の外縁部から基板端部まで続けて遮光質膜3aを形成し、図6に示す第二の基板2に電極引き回し線等10が形成されている部分では、第一の基板1に表示領域の外縁部から基板端部まで続けて形成された遮光質膜3aのシール樹脂4が塗布される部分に、開口幅a、間隔bを有する紫外線透過用のスリット9aを形成すると共に、第二の基板2の周辺部に形成された遮光性を有する電極引き回し線等10のシール樹脂4が塗布される部分に、開口幅b、間隔aを有するスリット9bを、図7に示すように、第一の基板1と第二の基板2を対向配置したときに遮光質膜3aに設けられたスリット9aと交互にかつ連続するように配置する。シール樹脂4への紫外線7の照射は、対向配置された第一の基板1と第二の基板2の両側から行われ、スリット9aおよび9bを介してシール樹脂4全体に紫外線7が照射される。
本実施の形態によれば、表示領域の周辺遮光用膜(遮光質膜3a)を第一の基板1に幅Pを有して形成し、シール樹脂4が塗布される部分において、第一の基板1と第二の基板2の両方に遮光性を有する膜(遮光質膜3aと遮光性を有する電極の引き回し線等10)が形成されている場合、この遮光質膜3aと電極引き回し線等10に紫外線透過用のスリット9aおよび9bを交互に連続するように設け、シール樹脂4への紫外線7の照射を対向配置された第一の基板1と第二の基板2の両側からスリット9aおよび9bを介して行うことにより、遮光用膜が形成される領域(幅P)内にシール樹脂4に紫外線7を照射するための透明部分(スリット9aおよび9b)を設けることができるため、表示領域の外周部の額縁領域の幅は周辺遮光用膜が形成される領域の幅Pと同等でよく、額縁領域を小さくして液晶表示装置のサイズを小さくすることができると共に、表示領域の周辺遮光用膜の形成領域(幅P)は十分に確保でき、表示領域周辺部における光漏れを防止することができる。
実施の形態4.
実施の形態3では、第一の基板1に形成された遮光質膜3aに設けるスリット9aと、第一の基板1と対向配置される第二の基板2に形成された遮光性を有する電極引き回し線等10に設けるスリット9bを交互にかつ開口部分が連続するように配置したが、図8および図9に示すように、遮光質膜3aに設けるスリット11aの開口幅aと電極引き回し線10に設けるスリット11bの開口幅bを所定の量だけ縮小し、第一の基板1と第二の基板2を対向配置したときにスリット10aとスリット10bの開口部分が不連続な状態とする。
図8および図9は実施の形態4を示す図で、図8は図5におけるEの部分と同じ領域の拡大図、図9は図8のG−G線に沿った断面模式図を示している。
図において、11aは第一の基板1の遮光質膜3aに形成された紫外線透過用のスリット、11bは第二の基板2の周辺部に設けられた遮光性を有する電極引き回し線等10に形成された紫外線透過用のスリット、aはスリット11aの開口幅、bはスリット11bの開口幅、cは第一の基板1と第二の基板2を対向配置した場合の、第一の基板1に設けられたスリット11aと第二の基板2に設けられたスリット11bの開口部の平面的な隔たり幅で、すなわち第一の基板1と第二の基板2において遮光性を有する膜(遮光質膜3aと電極引き回し線等10)が重なって形成されたオーバーラップ部分である。なお、このオーバーラップ部分の幅cは、シール樹脂4に紫外線7を照射する際の紫外線7の斜め入射光やシール樹脂4部分での散乱光の効果により、遮光性を有する膜のオーバーラップ部分におけるシール樹脂4を硬化できる量を考慮して決める。
本実施の形態によれば、実施の形態3と同様の効果が得られると共に、第一の基板1と第二の基板2を重ね合わせるアライメントに余裕をもたせることができる。
実施の形態5.
実施の形態3では、第一の基板1に形成された遮光質膜3aおよび第一の基板1と対向配置される第二の基板2に形成された遮光性を有する電極引き回し線等10に設けるスリット9a、9bの形状をシール樹脂4の塗布部分においては直線形状としたが、例えば図10および図11に示すように、外観や機能を考慮した任意の二次元形状のスリット12a、12bとしてもよく、実施の形態3と同様の効果が得られると共に、スリットエッジからの反射散乱光の防止や、シール樹脂4の塗布性および密着性を向上させることができる。
実施の形態6.
図12は実施の形態2、3、4および5に記載した液晶表示装置の製造方法において、液晶表示パネルを構成する第一の基板1と第二の基板2を対向させて接着するために用いられる紫外線硬化型のシール樹脂4への紫外線7の照射方法を説明するための図である。図において、1は第一の基板、2は第二の基板、4は紫外線硬化型のシール樹脂、14は対向配置された第一の基板1と第二の基板2で、重ね合わせ基板と称する。15は紫外線ランプ、16は重ね合わせ基板14を保持すると共に紫外線が透過できる紫外線透過定盤、17はアライメント機構である。
本実施の形態による液晶表示装置製造におけるシール樹脂4への紫外線7の照射方法は、紫外線7を重ね合わせ基板14の両面に照射する必要がある場合において、重ね合わせ基板14の両側から両面同時かつ基板全面に行う。
本実施の形態によれば、第一の基板1と第二の基板2に挟持された紫外線硬化型のシール樹脂4への紫外線7の照射を、重ね合わせ基板14の両面に行う必要がある場合に、シール樹脂4の紫外線硬化を短時間に行うことができる。
実施の形態7.
実施の形態6ではシール樹脂4への紫外線7の照射を、重ね合わせ基板14の両側から両面同時に行ったが、図13および図14に示すように、片面ずつ交互に行う。
本実施の形態による液晶表示装置製造におけるシール樹脂4への紫外線7の照射方法は、紫外線7を重ね合わせ基板14の両面に行う必要がある場合において、図13に示す方法では、紫外線の照射装置は二個の構成部からなり、まず図13(a)に示す構成を有する装置を用い重ね合わせ基板14の片側(本実施の形態では第二の基板2側)から紫外線7を照射し、次に図13(b)に示す構成を有する装置に基板を移動させて反対側(本実施の形態では第一の基板1側)から紫外線7を照射する。
また、図14に示す方法では、まず重ね合わせ基板14の片側(本実施の形態では第二の基板2側)から紫外線7を照射し、次に重ね合わせ基板14を反転させて反対側(本実施の形態では第一の基板1側)から紫外線7を照射する。
本実施の形態によれば、第一の基板1と第二の基板2に挟持された紫外線硬化型のシール樹脂4への紫外線7の照射を、重ね合わせ基板14の両面に行う必要がある場合においても、紫外線照射装置の構成を簡素化できる。また図14に示す方法によれば、装置構成を単体にすることができる。
実施の形態8.
図15は実施の形態1、2、3、4および5に記載した液晶表示装置の製造方法において、液晶表示パネルを構成する第一の基板1と第二の基板2を対向させて接着するために用いられる紫外線硬化型のシール樹脂4への紫外線7の照射方法を説明するための図で、図15(b)は図15(a)に配備される遮光板の平面図である。
図において、18はシール樹脂4を硬化するために紫外線7の透過が必要な領域以外に遮光膜を有する遮光板で、紫外線透過定盤16に重ねて配置される。
本実施の形態による液晶表示装置製造におけるシール樹脂4への紫外線7の照射方法は、シール樹脂4を硬化するために紫外線7の透過が必要な領域以外には遮光膜が形成されている遮光板18を介して行う。
なお、本実施の形態による遮光膜が形成されている遮光板18は、実施の形態6および7に示した構成を有する装置に適用することができる。
本実施の形態によれば、第一の基板1と第二の基板2に挟持された紫外線硬化型のシール樹脂4への紫外線7の照射を、シール樹脂4を硬化させるために紫外線7の透過が必要な領域以外には遮光膜が形成されている遮光板18を介して行うことにより、液晶表示装置の表示特性に係わる構成要素(例えば、表示電極、液晶用配向膜等)に紫外線照射による悪影響を及ぼすのを防止することができる。
実施の形態9.
実施の形態8ではシール樹脂4を硬化させるために紫外線7の透過が必要な領域以外には遮光膜が形成されている遮光板18を介して重ね合わせ基板14に紫外線7の照射を行ったが、図16に示すように、紫外線ランプ15から出射された紫外線7をファイバー19等で導光してシール樹脂4を硬化させるために必要な領域にのみ照射することによっても、実施の形態8と同様の効果が得られる。
実施の形態10.
上記各実施の形態では、液晶表示装置の液晶表示パネルを構成する第一の基板1と第二の基板2を対向させて接着するために用いるシール樹脂4として紫外線硬化型の樹脂を用いたが、代わりに紫外線反応誘起熱硬化型のシール樹脂(例えば、アクリル系・エポキシ系混合樹脂)を用いる。
紫外線反応誘起熱硬化型のシール樹脂は、紫外線の照射により硬化反応が誘起され、加熱処理により硬化反応が促進される。
本実施の形態によれば、紫外線反応誘起熱硬化型のシール樹脂を用いることにより、実施の形態4に示した第一の基板1と第二の基板2における遮光性を有する膜が重なって形成されるオーバーラップ部分の幅cを大きくした場合でも、紫外線を照射後に加熱処理を行うことによりシール樹脂を確実に硬化させることができ、第一の基板と第二の基板の重ね合わせにおけるアライメントに余裕をもたせることができる。また、微細異物付着等により紫外線が照射されない部分が生じた場合でも加熱処理によりシール樹脂を硬化させることができる。
この発明の実施の形態1による液晶表示装置の液晶表示パネルを示す平面模式図である。 この発明の実施の形態1を示す液晶表示装置の液晶表示パネルの断面模式図である。 この発明の実施の形態2を示す液晶表示装置の液晶表示パネルの平面模式図である。 この発明の実施の形態2を示す液晶表示装置の液晶表示パネルの断面模式図である。 この発明の実施の形態3を示す液晶表示装置の液晶表示パネルの平面模式図である。 この発明の実施の形態3を示す液晶表示装置の液晶表示パネルの部分拡大平面図である。 この発明の実施の形態3を示す液晶表示装置の液晶表示パネルの断面模式図である。 この発明の実施の形態4を示す液晶表示装置の液晶表示パネルの部分拡大平面図である。 この発明の実施の形態4を示す液晶表示装置の液晶表示パネルの断面模式図である。 この発明の実施の形態5を示す液晶表示装置の液晶表示パネルの部分拡大平面図である。 この発明の実施の形態5を示す液晶表示装置の液晶表示パネルの断面模式図である。 この発明の実施の形態6による液晶表示装置製造に用いられる紫外線照射装置の構成を示す模式図である。 この発明の実施の形態7による液晶表示装置製造に用いられる紫外線照射装置の構成を示す模式図である。 この発明の実施の形態7による液晶表示装置製造に用いられる他の紫外線照射装置の構成を示す模式図である。 この発明の実施の形態8による液晶表示装置製造に用いられる紫外線照射装置の構成を示す模式図である。 この発明の実施の形態9による液晶表示装置製造に用いられる紫外線照射装置の構成を示す模式図である。 従来のこの種液晶表示装置の液晶表示パネルを示す平面模式図である。 従来の液晶表示装置の液晶表示パネルを示す断面模式図である。
符号の説明
1 第一の基板、2 第二の基板、3a 遮光質膜、3b 遮光質膜、
4 シール樹脂、5 表示用電極、6 電極の引き回し線等、
7 紫外線、9a、9b スリット、10 電極引き回し線、
11a、11b、12a、12b スリット、14 重ね合わせ基板、
15 紫外線ランプ、16 紫外線透過定盤、17 アライメント機構、
18 遮光板、19 ファイバー。

Claims (3)

  1. 遮光性を有する第一の膜(3a)が形成された第一の基板(1)、
    前記第一の基板に対向し、表示領域を有する第二の基板(2)、
    前記第一の基板と前記第二の基板とを対向させて接着すると共に、
    前記表示領域を囲むように配設され前記第一の基板と前記第二の基板の間に挟持される液晶を封入する紫外線硬化型のシール樹脂(4)を備えた液晶表示パネルであって、
    前記第一の膜は前記表示領域を額縁状に取り囲んで、所定の幅(P-Q)を持って連続して形成され、
    前記第二の基板上の前記表示領域の外周部において、遮光性を有する第二の膜(3b)が前記シール樹脂の塗布部を含んで前記基板の端部に向かって延在して形成され、
    前記第一の膜と前記第二の膜は、前記表示領域の外周部の額縁領域において、組み合わせて隙間のない遮光領域(P)となるよう形成され、
    前記シール樹脂は、前記第一の膜と重畳しない位置に形成されたことを特徴とする液晶表示パネル。
  2. 前記第二の基板上に形成され、前記表示領域において画面表示を行なう表示用電極と、該表示用電極から前記表示領域の外側に引き出された電極引き回し線を備えたことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示パネル。
  3. 前記シール樹脂は、紫外線反応誘起熱硬化型であることを特徴とする請求項1または2に記載の液晶表示パネル。
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