JP2007140507A - 像生成体 - Google Patents

像生成体 Download PDF

Info

Publication number
JP2007140507A
JP2007140507A JP2006291689A JP2006291689A JP2007140507A JP 2007140507 A JP2007140507 A JP 2007140507A JP 2006291689 A JP2006291689 A JP 2006291689A JP 2006291689 A JP2006291689 A JP 2006291689A JP 2007140507 A JP2007140507 A JP 2007140507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
transparent substrate
image
substantially transparent
periodic structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006291689A
Other languages
English (en)
Inventor
Shen-Ge Wang
ワン シェン−グ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xerox Corp filed Critical Xerox Corp
Publication of JP2007140507A publication Critical patent/JP2007140507A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B30/00Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images
    • G02B30/20Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes
    • G02B30/26Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes of the autostereoscopic type

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
  • Printing Methods (AREA)
  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Abstract

【課題】像生成体において、特殊なレンズを必要とせずに見ることができて且つ従来のプリント装置を使用して普通の材料で容易に且つ安価に提供され得る、立体感を生じさせる像を提供する。
【解決手段】表側及び裏側を有する実質的に透明な基材800と、表側のマーキング物質と、裏側のマーキング物質とを備える。表側のマーキング物質は、第1の周波数で周期的構造900を有し、基材800の表側に設ける。裏側のマーキング物質は、基材800の裏側に設け、第2の周波数で周期的構造910を有する。第2の周波数は、透明な基材800がいずれかの側から見られるとモアレに基づいて独自に立体感を生じさせるようにレンダリングされた像が明らかになるように第1の周波数からあるデルタだけずれているようにする。
【選択図】図9

Description

ここに提示される教示は、概して立体感を生じさせる像(イメージ)に関する。より具体的には、ここで提示される教示は、透明体上に印刷または付けることによる立体感を生じさせる像の生成に関する。
立体感を生じさせるように見せること(ステレオスコピックビジョン)の原理は、よく理解されている。最も基本的なレベルでは、見る人間の2つの目の各々は、わずかに異なった視点から、見られるべき対象物を知覚しなければならない。すなわち、その視点の相違は一般的には極めてわずかであるが、各々の目は異なる像を受け取る。
いくつかの方法が、通常、立体感を生じさせる像を作成するために使用される。一方では、これらの方法は、その上に2つ又はそれ以上の像が同時に投射され得る指向性選択式スクリーンの使用を含む。見る人間の位置に依存して、異なる像が各々の目によって観察され得る。2つの像のみが必要とされる場合には、偏光技術の使用が一般的に行われる。各々の像は特徴的な偏光で投射され、相補性、すなわち互いに補い合う偏光視野メガネを通して見ると、各々の目は、その受け取りのために意図された像(ピクチャ)のみを見る。
なお、本出願の出願人が知っている先行技術が文献公知発明に係るものではないので、本出願当初に記載すべき先行技術文献情報はない。
印刷されたまたは付けられた立体感を生じさせる像を見るために存在する大抵の方法は、特別な(色付き又は偏光の)メガネあるいはレンチキュラーレンズのいずれかを必要とする。ステレオグラムは、いかなる特別な視覚的な助けを必要としない一つの例外であり得るが、多くの人は、隠された立体像を見ることが非常に難しく且つ心地よくないと考える。レンチキュラーレンズはよく知られているが、その効果を得るためにエンボス加工された透明材料を必要とする点で、いくらかの付加的な支出及び複雑さを招く。
必要とされるものは、レンチキュラー又は他の特殊なレンズを必要とせずに見ることができて且つ従来のプリント装置を使用して普通の材料で容易に且つ安価に提供され得る、立体感を生じさせる像を提供するための方法及び装置である。
ここで実施形態に開示されているのは、モアレに基づいて独自に立体感を生じさせるようにレンダリングされた像または像を生成する像生成体である。このレンダリングされた像または像生成体は、表側及び裏側を有する透明基材を備えている。透明基材の表側に設けられて配置されているのは、第1の周波数を有する周期的構造の表側のマーキング物質である。透明基材の裏側に設けられるのは、第2の周波数を有する周期的構造の裏側のマーキング物質であり、その第2の周波数は、透明基材がいずれかの側から見られるとモアレに基づいて独自に立体感を生じさせるようにレンダリングされた像が明らかになるように、第1の周波数からあるデルタだけずれている。
ここで実施形態にさらに開示されているのは、代替的なモアレに基づいて独自に立体感を生じさせるようにレンダリングされた像または像生成体である。このレンダリングされた像または像生成体は、第1の側及び第2の側を有する透明基材を含んでおり、透明基材の第1の側に設けられて配置されているのは、第1の周波数で周期的構造を有する第1の側のマーキング物質である。レンダリングされた像または像生成体はまた、透明基材の第2の側に設けられた、第2の側のマーキング物質を含む。その第2の側に設けられるマーキング物質は、さらに第1の区分と第2の区分とを備えており、第1の区分は第2の周波数で周期的構造を有し、その第2の周波数は第1の周波数に関係しているがあるデルタだけずれている。第2の区分は、第3の周波数で周期的構造を有しており、その第3の周波数は、透明基材がいずれかの側から見られるとモアレに基づいて独自に立体感を生じさせるようにレンダリングされた像が明らかになるように、第1の周波数に関連しているがあるデルタだけずれている。
ここで実施形態にさらに開示されているのは、代替的なモアレに基づいて独自に立体感生じさせるようにレンダリングされた像または像生成体であり、透明基材と、透明基材の少なくとも一つの側に設けられて配置された、第1の周波数で周期的構造を有する第1の側に設けられるマーキング物質と、選択された側を有する付加的な基材と、付加的な基材の選択された側に設けられた第2の側に設けられるマーキング物質を有し、さらに、第1の区分と第2の区分とを備えており、第1の区分は第2の周波数で周期的構造を有し、その第2の周波数は第1の周波数に関係しているがあるデルタだけずれており、第2の区分は第3の周波数で周期的構造を有しており、その第3の周波数は、モアレ像がレンダリングされるように第1の周波数に関連しているがあるデルタだけずれている。
ここで実施形態にさらに開示されているのは、第1の周波数で周期的ハーフトーン構造を有するマーキング物質を透明基材の第1の側に設けることによって、モアレに基づいて独自に立体感を生じさせるようにレンダリングされた像を提供する方法である。この方法はさらに、透明基材の第2の側の第1の区分の内部に、第2の周波数で周期的ハーフトーン構造を有するマーキング物質を設けるステップを含み、その第2の周波数は第1の周波数に関連しているがあるデルタだけずれている。この方法はさらに、透明基材の第2の側の第2の区分の内部に、第3の周波数で周期的ハーフトーン構造を有するマーキング物質を設けるステップを含み、その第3の周波数は、独自に立体感を生じさせるモアレ像がレンダリングされるように、第1の周波数に関連しているがあるデルタだけずれている。
ここでは、透明体である透明シートの上への両面印刷を使用して「シースルー」方式で見られる独自に立体感を生じさせる像を生成するための方法が教示される。透明シートの2つの側の各々に対して異なるハーフトーン構造を選ぶことによって、ハーフトーンのオーバーラップの結果として得られるモアレパターンを観察することができる。透明シートが異なる角度で見られると(個々の観察者の左目から右目までの距離では固有的に生じる)、透明シートの厚さのために表側の印刷と裏側の印刷との間に非常に小さな横方向シフトが生じ、これは通常の方法では気付かれない。しかし、これに対応して結果として生じるモアレシフトは、上述の横方向シフトよりもはるかに大きく、且つ異なる方向にもシフトさせることができる。結果として、モアレが生じたことによる結果は、透明シートの前または後ろ側の空間に位置するものとして、明白に視覚的に知覚される。例えば、レーザプリンタ用で典型的である厚さが約100ミクロン、すなわち0.1mmの通常の透明シートを使用して、結果として得られるモアレからの知覚された深さの感覚は、透明シートの厚さの数百倍ほど、すなわち深さ約10mmと大きくすることができる。ここに提供される方法は、ハーフトーンの周波数の選び方、及び対応して結果として得られるモアレの深さの結果として得られる感覚の推定方法を教示する。例示的な実施形態が以下で教示されて、2つの異なる深さを有するモアレ像がどのように生成されるかを示す。この方法に対しては、セキュリティ印刷において、ノベルティの宣伝のため、又はグラフィックコンテンツの強調においてのように、多くの可能な利用例がある。
類似した空間周波数の2つの異なるハーフトーンがお互いにオーバーラップすると、モアレパターンが観察され得る。例えば、図1及び図2は、それぞれ空間周波数f1=16LPI(1インチ(=25.4mm)当たりのライン数であるライン・パー・インチ)及びf2=17LPIの2つのラインによるハーフトーン、すなわちラインハーフトーンである。2つのハーフトーンを一緒にオーバーラップすることによって、図3に示されたようなモアレパターンを観察することができる。モアレの周波数が2つのラインハーフトーンの差又はデルタに等しいこと、すなわちΔf=f2−f1であることは、当業者によってよ
く知られている。図3に提供されている現在の例では、Δf=1LPIである。
2つのラインハーフトーンの一つが他方に対して横方向に動かされると、モアレもまた横方向に、しかし異なる速度で動く。2つのオーバーラップしたハーフトーンの相対的な動きの効果を例証するために、図1のラインハーフトーンf2が、ラインハーフトーンの周期の1/4に等しいステップ、すなわち0.25×1/17インチ(=0.25×1/17×25.4mm)で左にシフトされる。図4は、4ステップ後のラインハーフトーンf2のシフト結果を示す。ここで提供された合計の横方向シフトは、1/17インチ(1/17×25.4mm)に等しい。
シフトされたラインハーフトーンf2をハーフトーンf1にオーバーラップすることによって、モアレもまた、この場合には図5に描かれるように左に向かってシフトされることがわかり、4ステップ後の合計横方向シフトは、モアレの周期、すなわち1インチ(=25.4mm)に正確に等しくなる。f2>f1であるとき、横方向シフトがラインハーフトーンf1に生じると、モアレが反対方向に動くのを見ることも困難ではない。図6及び図7は同様に、f1の横方向シフトの結果を例証する。
現在の分析に対して、私たちは、f=(f1+f2)/2およびΔf=f2−f1であ
るとすると、モアレの周波数がハーフトーン空間周波数よりもはるかに小さいこと、すなわちΔf≪fであると考えることができる。それゆえ、計算上の小さな相違を無視する
と、図5及び図7のモアレシフトの2つの場合を以下のようにまとめ得る。すなわち、2つのオーバーラップされたハーフトーンラインf1及びf2が相対的な横方向シフトを有する場合、モアレは常に、より高い空間周波数を有するハーフトーンf2の動きによって規定される方向に動く。モアレは、f1とf2との間の相対的な動きよりもM倍速く動き、あるいはMは以下によって表現され得る。
M=f/Δf (1)
ここで、f=(f1+f2)/2およびΔf=f2−f1である。
図8では、その上に両面印刷されて提供された透明シートを見ている観察者の目が、模式的に描かれている。透明シートの両側830及び840の上の印刷810と共に提供された透明基材800が、「シースルー」方式で見られており、観察者の2つの個別の目820の各々は、透明シートの2つの側830及び840によって与えられるような、わずかに異なる互いにオーバーラップした像を見ている。2つの目の各々の間の視線方向の角度差θ、及び透明シート860の有限な厚さすなわち「H」のために、左目によって見られるイメージに比較して、右目は、透明シートの裏側の印刷を、表側の印刷に対して小さな横方向シフト「S」が生じているように見る。このシフト「S」は、S=θHにほぼ等しく、この例では右へのシフトの感覚をもたらす。通常の透明シート860は、厚さがわずかに約100ミクロン、すなわち、約0.1mmであり、2つの目820による視線方向の角度差θは、典型的には通常の読み取り距離では0.5度よりも小さいので、横方向シフト「S」は小さすぎて、大抵のそのような両面印刷に対して何らかの立体感的視覚を生成しない。
しかし、図1及び図2に、異なる空間周波数f1及びf2で提供されて描かれた2つのラインハーフトーンが透明シートの2つの側にそれぞれ印刷されると、モアレが「シースルー」方式で配置を見る方法で明瞭に観察される。透明シートの厚さによる両側の印刷の立体感を生じさせる見え方(ステレオスコピックビュー)のために、結果として得られる観察者の2つの目820によって見られるモアレは異なっている。より高い空間周波数f2を有するラインハーフトーンが裏側830に印刷され、より低い周波数f1のハーフトーンが表側840に印刷されると、モアレは、視野が左から右に変わると右に向かって動く。上述のように、モアレのシフトは両側の印刷の相対的横方向シフトである、「S」(横方向シフト)によるものよりもはるかに大きい。実際、これは、上記の(1)式によって与えられる係数Mだけ拡大され、M=f/Δfである。ここで、f=(f1+f2)/
2およびΔf=f2−f1である。したがって、モアレは、はるかに厚い透明シートの裏
側に印刷されているかのように見える。言い換えると、2つのラインハーフトーンのオーバーラップの立体感を生じさせる見え方は、透明シートの厚さ「H」の約M倍の距離において、透明シートの後ろの空間に位置する立体モアレ像、すなわち、立体感を生じさせるモアレに基づく像を生成する。同じ透明シートが表側のラインハーフトーンf2と裏側のf1と共に見られると、モアレは、透明シートの表の空間にM×Hにほぼ等しい距離に見える。現在の印刷技術では、比較的大きな周波数範囲でハーフトーンライン構造を生成することは困難ではなく、倍率Mは0から100までの間で容易に変えられることができる。これより、両面印刷に関してf1及びf2の正しい組み合わせを選ぶことによって、数ミリメートルのオーダの深さ範囲でモアレに基づく、独自に立体感を生じさせる像を生成することが可能となる。
一つの例では、透明シートは、上述の技法を使用することによって提供される2つの深さレベルを有する立体感を生じさせるモアレに基づく像を見せる。透明シートの片側には、120LPIの空間周波数で印刷された一様なラインハーフトーンが設けられる。他の側では、印刷は2つの区分からなる。背景と知覚されるものは空間周波数123LPIのラインハーフトーンを使用して印刷され、ロゴイメージ区分は周波数117LPIのラインハーフトーンを使用して印刷される。2つの側のラインハーフトーンの間の空間周波数差は約3LPIであり、これより、上記の式(1)によって与えられる対応するシフト拡大係数Mは、約40である。視覚的に2つの区分に分かれて位置する部分の印刷像によって生成されたモアレは、2つの空間平面に透明シートによって隔てられたように見えるので、このモアレ像の合計の深さは約80Hである。ここで、「H」は透明シートの厚さであり、これは約100ミクロン、すなわち約0.1mmである。これより、レンズ又は他の手段の助けなしに、人間の目に明瞭に識別可能なモアレ立体感パターンである、モアレに基づく立体感を生じさせるパターンがもたらされる。
上記の式(1)によって与えられるこの拡大係数Mに対する効果的な限界は、2つのものによって制約される。第1のものは、所与の選択されたプリンタに、最大印刷システム周波数解像度に関して与えられる技術制約である。これは、現在は典型的には300LPIである。これは、モアレ周波数の上限を制限する。第2の制約は、低周波数ビート(すなわち大きなΔf)が低すぎると単純にページからまったく消えてしまうという低周波モア
レに対する人間の視覚応答に基づく制約である。
図9は、一つの例示的な実施形態の分解された模式的な描写図である。ここで、透明基材800は、表側に設けられた周期的構造900のマーキング物質及び裏側に設けられた周期的構造910のマーキング物質を有するものとして提供される。この描写では、説明のために、設けられたマーキング物質は、基材800から離れて位置している平面として示されている。しかし、少なくとも一つの実施形態では、これらの設けられた周期的構造のマーキング物質は、透明基材800の表側及び裏側に、両面印刷又は従来の2パス印刷のいずれかによって、直接に設けられる。他の実施形態では、2つの設けられた周期的構造のマーキング物質の平面の一つが、代替的に、透明基材800の代わりに第2の基材に設けられてから、その第2の基材は、透明基材800に密接して且つ実質的に位置合わせされる。付加的な透明基材をまた、透明基材800と第2の基材との間に配置することができ、より大きな「H」をもたらし、これにより上記で説明されたように目820を有する観察者が知覚する深さを大きくする。
透明基材800の一方の側では、設けられた周期的構造900のマーキング物質が、選択されたメディアン空間周波数、すなわち中間空間周波数で一様なラインハーフトーンを印刷することによって提供される。他の側では、設けられた周期的構造910のマーキング物質が、2つの区分に印刷することによって提供される。この実施形態において背景区分920として知覚されるものは、周波数量におけるいくらかのデルタ又は差(1/2Δf)をメディアン空間周波数にプラスしたものに等しい空間周波数のラインハーフトーンを使用して印刷され、所望の像パターン930は、メディアン空間周波数からデルタ周波数量をマイナスしたものに等しい空間周波数のラインハーフトーンを使用して印刷される。2つの側のラインハーフトーンの間の空間周波数の差は、対応するシフト拡大係数Mを生成する。2つの印刷区分である背景区分920及び像パターン930の像によって作成されるモアレは、見かけ上は、透明シートによって隔てられた2つの別個の空間平面に視覚的に位置し、合計の有効拡大深さは、シフト拡大係数Mに透明シートの厚さをかけたものに等しい。これより、レンズ又は他の手段の助けなしに人間の目に明瞭に識別可能な、所望の像区画である像パターン930に対するモアレ立体感パターンがもたらされる。
当業者に明らかなように、透明基材800は、プラスチック、ガラス、プレキシガラス(商標名)等のアクリル樹脂等であることができ、同様に、オーバーヘッドプロジェクタとの組み合わせで利用されたような印刷システムによる使用を意図した典型的なプレゼンテーション用透明スライドであることができる。実際、透明基材800は、部分的にのみ透明又は半透明であってもよいが、効果は妨げられる。上記の教示から明らかになるように、ガラスのようなより厚い基材は、より顕著な効果をもたらす。当業者にはやはり明らかなように、上述のように設けられたマーキング物質は、液体ベース、トナーベース、ワックスベース、インク又は粉体(パウダ)または固体、また塗料又は他の顔料ベースの物質、またはシェラックを含み得る。
空間周波数f1=16LPIでラインハーフトーンを示す図である。 空間周波数f2=17LPIでラインハーフトーンを示す図である。 図1及び図2からの2つのラインハーフトーンf1及びf2の、一方の上に他方を重ねたオーバーラップを示す図である。 図2からのラインハーフトーンf2の横方向シフトを示す図である。 図4からのラインハーフトーンf2の横方向シフトしたものの上にラインハーフトーンf1をオーバーラップした結果として得られるモアレシフトを示す図である。 図1からのラインハーフトーンf1の横方向シフトを示す図である。 図6からのラインハーフトーンf1の横方向シフトしたものの上にラインハーフトーンf2をオーバーラップした結果として得られるモアレシフトを示す図である。 その上に両面印刷されて提供された透明シートを見るときの、模式的に描いた観察者の目を示す図である。 一つの可能な例示的な実施形態の模式的分解描写図である。
符号の説明
800 透明基材、810 印刷、820 目、830 透明シートの一方の側、840 透明シートの他方の側、860 透明シート。

Claims (4)

  1. モアレに基づいて独自に立体感を生じさせるようにレンダリングされた像を生成する像生成体であって、
    表側及び裏側を有する実質的に透明な基材と、
    前記実質的に透明な基材の前記表側に設けられて配置された、第1の周波数を有する周期的構造の表側のマーキング物質と、
    前記実質的に透明な基材の裏側に設けられて、前記実質的に透明な基材がいずれかの側から見られるとモアレに基づいて独自に立体感を生じさせるようにレンダリングされた像が明らかになるように前記第1の周波数からあるデルタだけずれた第2の周波数を有する周期的構造の裏側のマーキング物質と、
    を備える、レンダリングされた像を生成する像生成体。
  2. 前記実質的に透明な基材が、印刷システムによる使用が意図されて且つオーバーヘッドプロジェクタと組み合わせて利用される、典型的なプレゼンテーション用透明スライドである、請求項1に記載のレンダリングされた像を生成する像生成体。
  3. モアレに基づいて独自に立体感を生じさせるようにレンダリングされた像を生成する像生成体であって、
    第1の側及び第2の側を有する実質的に透明な基材と、
    前記実質的に透明な基材の第1の側に設けられて配置された、第1の周波数で周期的構造を有する第1の側のマーキング物質と、
    前記実質的に透明な基材の前記第2の側に設けられ、さらに第1の区分と第2の区分とを備え、前記第1の区分は第2の周波数で周期的構造を有し、その第2の周波数は前記第1の周波数に関係しているがあるデルタだけずれており、前記第2の区分は第3の周波数で周期的構造を有しており、その第3の周波数は、前記実質的に透明な基材がいずれかの側から見られるとモアレに基づいて独自に立体感を生じさせるようにレンダリングされた像が明らかになるように、前記第1の周波数に関連しているがあるデルタだけずれている、第2の側のマーキング物質と、
    を備える、レンダリングされた像を生成する像生成体。
  4. モアレに基づいて独自に立体感を生じさせるようにレンダリングされた像を生成する像生成体であって、
    実質的に透明な基材と、
    前記実質的に透明な基材の少なくとも一つの側に設けられて配置された、第1の周波数で周期的構造を有する第1の側に設けられるマーキング物質と、
    選択された側を有する付加的な基材と、
    前記付加的な基材の前記選択された側に設けられ、さらに第1の区分と第2の区分とを備え、前記第1の区分は第2の周波数で周期的構造を有し、その第2の周波数は前記第1の周波数に関係しているがあるデルタだけずれており、前記第2の区分は第3の周波数で周期的構造を有しており、その第3の周波数は、モアレ像がレンダリングされるように前記第1の周波数に関連しているがあるデルタだけずれている、第2の側に設けられるマーキング物質と、
    を備える、レンダリングされた像を生成する像生成体。
JP2006291689A 2005-10-31 2006-10-26 像生成体 Pending JP2007140507A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/263,190 US7688474B2 (en) 2005-10-31 2005-10-31 Moiré-based auto-stereoscopic images by duplex printing on transparencies

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007140507A true JP2007140507A (ja) 2007-06-07

Family

ID=37496584

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006291689A Pending JP2007140507A (ja) 2005-10-31 2006-10-26 像生成体

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7688474B2 (ja)
EP (1) EP1780681B1 (ja)
JP (1) JP2007140507A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014144542A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Dainippon Printing Co Ltd 表示体

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8180267B2 (en) * 2009-03-03 2012-05-15 Eastman Kodak Company Electrophotographically produced barrier images using an intermediate transfer member
US8301062B2 (en) * 2009-03-03 2012-10-30 Eastman Kodak Company Electrophotographically produced barrier images
EP2605057A1 (en) 2011-12-13 2013-06-19 Grapac Japan Co., Inc. Image display device and image display method
DE102012111054B4 (de) 2012-11-16 2023-10-19 Bundesdruckerei Gmbh Sicherheitselement für ein Wert- und/oder Sicherheitsdokument

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS47505Y1 (ja) * 1967-02-07 1972-01-10
JPS4890699A (ja) * 1972-02-16 1973-11-26
JPH08337100A (ja) * 1995-06-12 1996-12-24 Meiwa Gravure Kk 色彩や濃度が変化する装飾シート
JPH09281616A (ja) * 1996-04-19 1997-10-31 Sony Corp 映像投影装置並びに該装置のアダプター装置及び光学部材
JP2001516899A (ja) * 1997-09-14 2001-10-02 ホロメディア テクノロジーズ リミテッド 奥行きの錯視による像のデイスプレイ装置
JP2001301306A (ja) * 2000-04-18 2001-10-31 Yoshida Seisakusho:Kk スクリーン印刷による立体モアレ
JP2005250458A (ja) * 2004-02-03 2005-09-15 Tokai Univ 画像表示装置およびその使用方法

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3811213A (en) * 1968-11-17 1974-05-21 Photo Motion Corp Moire motion illusion apparatus and method
US4158481A (en) * 1977-05-05 1979-06-19 Hoyer Horst W System and method for viewing a three-dimensional image using a two-dimensional drawing
GB2167879A (en) * 1984-11-16 1986-06-04 Pennant Display & Exhibition L Viewing device
US6103345A (en) * 1995-02-12 2000-08-15 Meiwa Gravure Co., Ltd. Decorative sheet with changeable color or density
JP3131771B2 (ja) * 1997-12-26 2001-02-05 明和グラビア株式会社 三次元効果のある装飾シート
GB9806077D0 (en) * 1998-03-20 1998-05-20 Rue De Int Ltd Latent image structure
US6575564B1 (en) * 1998-09-30 2003-06-10 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Ink jet recording method using high viscous substance and apparatus for carrying out the same
US6317226B1 (en) * 1999-09-30 2001-11-13 Ahead Optoelectronics, Inc. Dot matrix hologram for hiding a moire pattern
JP2001144944A (ja) * 1999-11-16 2001-05-25 Hitachi Ltd 印刷物および印刷システム
US7286682B1 (en) * 2000-08-31 2007-10-23 Xerox Corporation Show-through watermarking of duplex printed documents
AU2002355398A1 (en) * 2001-08-02 2003-02-24 Thomas M. Wicker Security documents and a authenticating such documents
AT412392B (de) * 2002-05-14 2005-02-25 Oebs Gmbh Wertdokument mit einem optischen sicherheitsbereich
US7194105B2 (en) * 2002-10-16 2007-03-20 Hersch Roger D Authentication of documents and articles by moiré patterns
US7429062B2 (en) * 2002-10-30 2008-09-30 Xerox Corporation Anti-counterfeiting see-through moire security feature using frequency-varying patterns
GB2412806B (en) * 2004-04-02 2010-03-24 Visteon Global Tech Inc Temporarily hidden display images
US7130126B1 (en) * 2006-03-16 2006-10-31 Mirceo Korea Co., Ltd. Three-dimensional plastic sheet
KR100841438B1 (ko) * 2006-12-29 2008-06-26 정현인 광속차를 이용한 인쇄용 평면렌즈시트

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS47505Y1 (ja) * 1967-02-07 1972-01-10
JPS4890699A (ja) * 1972-02-16 1973-11-26
JPH08337100A (ja) * 1995-06-12 1996-12-24 Meiwa Gravure Kk 色彩や濃度が変化する装飾シート
JPH09281616A (ja) * 1996-04-19 1997-10-31 Sony Corp 映像投影装置並びに該装置のアダプター装置及び光学部材
JP2001516899A (ja) * 1997-09-14 2001-10-02 ホロメディア テクノロジーズ リミテッド 奥行きの錯視による像のデイスプレイ装置
JP2001301306A (ja) * 2000-04-18 2001-10-31 Yoshida Seisakusho:Kk スクリーン印刷による立体モアレ
JP2005250458A (ja) * 2004-02-03 2005-09-15 Tokai Univ 画像表示装置およびその使用方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014144542A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Dainippon Printing Co Ltd 表示体

Also Published As

Publication number Publication date
US20070097111A1 (en) 2007-05-03
EP1780681B1 (en) 2012-01-11
EP1780681A1 (en) 2007-05-02
US7688474B2 (en) 2010-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5457622B2 (ja) 透かしシステムと透かしと透かし像システムを提供する方法
WO2004081863A3 (de) Autostereoskopisches wiedergabesystem für 3d darstellungen
JP2007156390A (ja) 2次元及び3次元映像選択可能ディスプレイ装置
WO2008004005A3 (en) Improvements in stereoscopic motion pictures
US5828495A (en) Lenticular image displays with extended depth
JP2007128075A (ja) 像生成体と像を提供する方法
JP2007140507A (ja) 像生成体
JP4703477B2 (ja) 3次元表示装置
Yanaka Integral photography using hexagonal fly's eye lens and fractional view
Kakeya 21‐3: A Full‐HD Super‐Multiview Display with Time‐Division Multiplexing Parallax Barrier
JP2010160362A (ja) 3次元表示装置、3次元表示方法、3次元表示物体、3次元画像作成装置、3次元画像作成方法、プログラムおよび記録媒体
JP4284158B2 (ja) 立体的二次元画像表示システム及び画像表示方法
JP4660769B2 (ja) 多視点立体ディスプレイ装置
CN202057899U (zh) 一种用于两视点自由立体显示的狭缝光栅
CN210038351U (zh) 一种光致兼容立体显示印刷品
Wang Moiré-based autostereoscopic images by duplex printing on transparencies
JP5140825B2 (ja) 三次元画像再生装置
Hayashishita et al. P‐43: A Head‐Up Display with Time‐Division Multiplexing Parallax Barrier with Magnified Virtual Image Generation
Takada et al. A new 3-D display method using 3-D visual illusion produced by overlapping two luminance division displays
Sato et al. 4‐4: Increase of Contrast in 3D HUD Using an Active Parallax Barrier
KR100462574B1 (ko) 2차원 및 3차원 겸용 다시점 영상 표시 시스템 및 그의영상 변환 방법
KR100939080B1 (ko) 합성 영상 생성 방법 및 장치, 합성 영상을 이용한 디스플레이 방법 및 장치
JP2006285113A (ja) 3次元表示装置
KR20090098489A (ko) 입체 영상 디스플레이
JP2003107602A (ja) 裸眼立体視用動画画面

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120703

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130502

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130820