JP2007139988A - 画像形成装置 - Google Patents

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勇也 西村
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Abstract

【課題】視覚及び聴覚が衰えたユーザに対する操作性をより向上させることができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】ブザー70は操作指令受付手段によりユーザの操作指令が受け付けられたとき、操作指令が受け付けられたことをユーザに報知するための報知音を出力する。音量変更部52はサイズ設定部51により設定されたフォントサイズに応じた音量に報知音の音量を設定する。そのため、ユーザは、操作指令を入力した際にブザー70から出力される報知音の音量によって、フォントサイズを認識することが可能となる。そのため、目の不自由なユーザであってもより正確にフォントサイズを認識することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、コピー機、デジタル複合機、及びプリンタ等の画像形成装置に関するものである。
特許文献1には、全盲モードが指定されると、音声ガイドをONにして、音声ガイドの音量をテンキー部から指定させ、指定された音量で音声ガイドを行うと共に、液晶表示部に表示するボタンの大きさをテンキー部から指定させ、指定された大きさのボタンを液晶表示部に表示させる画像形成装置が開示されている。
特開2003−335033号公報
しかしながら、特許文献1の画像形成装置では、ユーザは液晶表示部に表示されるボタンの大きさを好みに応じて自由に指定することはできるが、これでは、ユーザは指定したボタンの大きさを視覚的にしか認識することができないため、老人のような視覚のみならず聴覚も衰えたユーザに対する操作性をより向上させるという点において更に改良の余地が残されている。
本発明の目的は、視覚及び聴覚が衰えたユーザに対する操作性をより向上させることができる画像形成装置を提供することである。
本発明による画像形成装置は、ユーザから種々の操作指令を受け付ける操作指令受付手段と、種々の操作画像を表示する表示手段と、前記操作指令受付手段によりユーザからの操作指令が受け付けられたとき、操作指令が受け付けられたことをユーザに報知するための報知音を出力する音出力手段と、前記表示手段に表示される操作画像のフォントサイズを設定するサイズ設定手段と、前記サイズ設定手段により設定されたフォントサイズが大きくなるにつれて前記報知音の音量が大きくなるように前記報知音を変更する音量変更手段とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、音出力手段は、操作指令受付手段によりユーザの操作指令が受け付けられたとき、操作指令が受け付けられたことをユーザに報知するための報知音を出力する。音量変更手段はサイズ設定手段により設定されたフォントサイズの大きさに応じて報知音の音量が大きくなるように報知音の音量を変更する。したがって、フォントサイズを大きくするとそれに連動して報知音の音量も大きく変更されるため、視覚のみならず聴覚も衰えたユーザ(例えば老人)は、別途報知音の音量を大きく変更する操作を行う必要がなくなり画像形成装置の操作性を向上させることができる。
また、上記構成において、前記サイズ設定手段は、前記操作指令受付手段により受け付けられた操作指令に基づいて前記フォントサイズを設定することが好ましい。
この構成によれば、ユーザは操作指令受付手段を操作してフォントサイズを設定することができるため、フォントサイズを設定するための操作手段を別途設ける必要がなく、装置の簡便化を図ることができる。
また、上記構成において、前記報知音は画像形成装置の制御状態を報知するための報知音を含むことが好ましい。
この構成によれば、印刷終了等の画像形成装置の制御状態が報知され、しかもその報知音の音量がフォントサイズに応じた大きさとなっているため、画像形成装置の制御状態を、聴覚を通じてより正確に認識することができると共に、その音を通じて現在設定されているフォントサイズを認識することができる。
また、上記構成において、前記操作指令受付手段は、前記報知音の音量を調整するための操作指令を受け付け、前記音量変更手段は、音量を調整するための操作指令に従って、前記フォントサイズに応じて変更した音量を調整することが好ましい。
この構成によれば、報知音の音量をユーザの好みの音量に調整することができる。
また、上記構成において、前記操作指令受付手段は、前記報知音の出力を停止させるための操作指令を受け付け、前記音量変更手段は、前記操作指令受付手段により前記報知音の出力を停止させる操作指令が受け付けられたとき、前記音出力手段による前記報知音の出力を停止させることが好ましい。
この構成によれば、音出力手段から報知音が出力されないようにできるため、報知音の出力を不要と考えるユーザの要望に応じることができる。
本発明によれば、視覚及び聴覚が衰えたユーザに対する操作性をより向上させることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態による画像形成装置の機械的構成を主に示す側面概略図である。本画像形成装置は、本体部200と、本体部200の左側に配設された用紙後処理部300と、ユーザが種々の操作指令等を入力するための操作部400と、本体部200の上部に配設された原稿読取部500と、原稿読取部500の上方に配設された原稿給送部600とから構成される。
操作部400は、操作パネル401、スタートキー402及びテンキー403等を備える。操作パネル401は、タッチパネルから構成され、種々の操作画像を表示するとともに、ユーザが種々の操作指令を入力するための種々の操作ボタン等を表示する。この操作ボタンには、ユーザがフォントサイズを拡大する操作指令を入力するための拡大サイズ設定ボタンと、ユーザがフォントサイズを縮小する操作指令を入力するための縮小サイズ設定ボタンとが含まれている。スタートキー402は、ユーザが印刷実行指令等を入力するために用いられ、テンキー403は、印刷部数等を入力するために用いられる。
原稿給送部600は、原稿載置部601、原稿排出部602、給紙ローラ603及び原稿搬送部604、及びコンタクトガラス605等を備え、原稿読取部500は、スキャナ501等を備える。給紙ローラ603は、原稿載置部601にセットされた原稿を繰り出し、原稿搬送部604は、繰り出される原稿を1枚ずつ順にスキャナ501上に搬送する。
スキャナ501は搬送される原稿を順次読取り、読取られた原稿は原稿排出部602に排出される。また、スキャナ501は、コンタクトガラス605に載置された原稿を読取る場合は、A方向にスライドして原稿を読取る。
本体部200は、複数の給紙カセット201、複数の給紙ローラ202、転写ローラ203、中間転写体ローラ204、感光体ドラム205、露光装置206、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色用の現像装置207Y,207M,207C,207K、定着ローラ208、排出口209、排出トレイ210、及び記録紙搬送部211等を備える。
感光体ドラム205は、矢印方向に回転しながら帯電装置(図示省略)によって一様に帯電される。露光装置206は、原稿読取部500において読取られた原稿の画像データに基づいて生成された変調信号をレーザ光に変換して出力し、感光体ドラム205に各色別に静電潜像を形成する。現像装置207Y,207M,207C,207Kは、各色の現像剤を感光体ドラム205に供給して各色別のトナー像を形成する。
中間転写体ローラ204は、感光体ドラム205から各色のトナー像が転写され、中間転写体ローラ204上にカラーのトナー像を形成する。
一方、給紙ローラ202は、記録紙が収納された給紙カセット201から記録紙を引き出し、記録紙搬送部211は、引き出された記録紙を転写ローラ203へと搬送する。転写ローラ203は、搬送された記録紙に中間転写体ローラ204上のトナー像を転写させる。トナー像が転写された記録紙は、記録紙搬送部211により定着ローラ208へと搬送され、定着ローラ208は、転写されたトナー像を加熱して記録紙に定着させる。その後、記録紙は、記録紙搬送部211により排出口209へと搬送され用紙後処理部300に搬入される。また、記録紙は、必要に応じて排出トレイ210へも排出される。
用紙後処理部300は、搬入口301、記録紙搬送部302、搬出口303及びスタックトレイ304等を備える。記録紙搬送部302は、排出口209から搬入口301に搬入された記録紙を順次搬送し、最終的に搬出口303からスタックトレイ304へ記録紙を排出する。スタックトレイ304は、搬出口303から搬出された記録紙の集積枚数に応じて矢印方向に上下動可能に構成されている。
図2は、図1に示す画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。本画像形成装は、原稿読取部10、画像メモリ20、操作表示部30、印刷部40、制御部50、記憶部60、ブザー70、抵抗R1、及びトランジスタQ1を備えている。
原稿読取部10は、図1に示す原稿読取部500から構成され、コピー対象となる原稿の画像データを取得して画像メモリ20に記憶させる。画像メモリ20は、ハードディスク等の外部記憶装置から構成され、コピー対象となる原稿の画像データを記憶する。
操作表示部30は、制御部50の制御の下、操作画像記憶部62に記憶された操作画像を読み出して表示パネル401に表示すると共に、サイズ設定部51により設定されたフォントサイズに従って、操作画像に含まれるフォントのフォントサイズを変更する。
印刷部40は、図1に示す転写ローラ203、中間転写体ローラ204、感光体ドラム205、露光装置206、現像装置207Y〜207K等から構成され、コピー対象となる原稿の画像データを記録紙に印刷する。
制御部50は、CPU、RAM等を備え、本画像形成装置の全体制御を司る。特に、本実施の形態では、制御部50は、サイズ設定部51、音量変更部52、デジタルアナログ変換部(D/A)53、及びクロック生成部54を備えている。
サイズ設定部51は、上述するフォントサイズ拡大ボタンが1回押される毎に、フォントサイズを1段階上昇させ、上述するフォントサイズ縮小ボタンが1回押される毎にフォントサイズを1段階下降させ、第1〜第10の10個の段階でフォントサイズを設定する。なお、フォントサイズは、第1段階〜第10段階と段階を示す数値が大きくなるにつれて大きくなる。また、第1段階はデフォルトのフォントサイズを示し、第10段階は最大のフォントサイズを示している。
音量変更部52は、サイズ設定部51により設定されたフォントサイズに対応する駆動電圧を駆動電圧記憶部61から読み出して図略のRAMに一時的に記憶させ、ブザー70から出力される報知音の音量を変更する。
また、音量変更部52は、操作表示部30がユーザからの種々の操作指令を受け付けたとき又は印刷部40から印刷の終了を通知するための信号が出力されたとき、図略のRAMに記憶された駆動電圧を読み出してD/A53に出力すると共に、ブザー70から出力される報知音の周波数を決定するためのクロック信号がトランジスタQ1を介してブザー70に出力されるようにクロック生成部54を制御する。
更に、音量変更部52は、操作表示部30がユーザから報知音の音量を調節するための操作指令を受け付けたとき、RAMに記憶された駆動電圧の値を、受け付けた操作指令に従って変更し、変更した駆動電圧の値でRAMに記憶されている駆動電圧の値を更新する。
更に、音量変更部52は、操作表示部30がユーザから報知音の出力を停止させるための操作指令を受け付けた場合、操作表示部30がユーザからの操作指令を受け付けたとき、又は印刷部40から印刷終了通知が出力されたときであっても、D/A53に駆動電圧を出力しないと共に、クロック生成部54にクロック信号を出力させないことにより、ブザー70からの報知音の出力を停止させ、本画像形成装置を消音モードに設定する。
一方、音量変更部52は、操作表示部30がユーザから消音モードの設定を解除する操作指令を受け付けたとき、消音モードを解除して、報知音を出力させる通常モードに画像形成装置を設定する。
D/A53は、音量変更部52から出力されるデジタルの駆動電圧をアナログの駆動電圧に変換し、抵抗R1を介してブザー70に出力する。クロック生成部54は、音量変更部52からのクロック信号を送出するための指令を受け付け、トランジスタQ1にクロック信号を出力する。
記憶部60は、駆動電圧記憶部61及び操作画像記憶部62を備えている。駆動電圧記憶部61は、フォントサイズを示す第1段階〜第10段階と、各段階に対応するブザー70を駆動するための駆動電圧の値とを対応付けた駆動電圧テーブルを備えている。図3は、駆動電圧記憶部61が記憶する駆動電圧テーブルを示した図である。図3に示すように駆動電圧テーブルはフォントサイズの欄と駆動電圧の欄とを備えている。フォントサイズの欄には、フォントサイズを示す第1段階〜第10段階が記憶されている。駆動電圧の欄には、第1段階〜第10段階のそれぞれに対して予め定められた駆動電圧の値が記憶されている。なお、図3に示す点線は、実際には、第2段階〜第9段階のそれぞれに対応する駆動電圧が記憶されていることを示している。
本実施の形態では、フォントサイズが大きくなるにつれてブザーから出力される音は大きくなる。そのため、駆動電圧の値は第1〜第10段階と各段階を示す数値が大きくなるにつれて大きな値が採用されている。具体的には、第2〜第10段階の駆動電圧の値は、第1の駆動電圧の値に対して、例えば、1.1,1.2,1.3,1.4,1.5,1.6,1.7,1.8,1.9倍となるような値が設定されている。
なお、本実施の形態では、フォントサイズを10段階で設定できるようにしたが、これに限定されず、2段階以上9段階以下、好ましくは5段階以上7段階以下に設定できるようにしてもよいし、11段階以上に設定できるようにしてもよい。そして、フォントサイズの段階数に応じて駆動電圧テーブルが記憶する駆動電圧の数も適宜変更すればよい。
操作画像記憶部62は、操作表示部30により表示される操作画像の画像データを記憶している。この画像データはフォントサイズが第1段階であるときの画像データである。
トランジスタQ1はnチャネル型のバイポーラトランジスタから構成され、エミッタが接地され、ベースがクロック生成部54と接続され、コレクタが抵抗R1を介してD/A53及び電源VDDと接続されている。そして、クロック生成部54から出力されるクロック信号がハイレベルのとき、オンしてブザー70にローレベルの電圧を印加し、クロック信号がローレベルのとき、オフしてブザー70にハイレベルの電圧を印加する。
ブザー70は、トランジスタQ1から出力されるハイレベル又はローレベルの電圧を受けると共に、D/A53から出力される駆動電圧を受けることで、クロック生成部54から出力されるクロック信号の周波数を有し、かつ、受けた駆動電圧の値に応じた音量を有する報知音を出力する。ここで、報知音としてビープ音等が採用される。
次に、本画像形成装置の動作について図4のフローチャートを用いて説明する。なお、本フローチャートが実行されるに当たり、音量変更部52は、本画像形成装置を消音モードに設定せずに通常モードに設定しているものとする。
まず、ステップS1において、操作表示部30は、フォントサイズを変更する操作指令を受け付けると(S1でYES)、サイズ設定部51は、受け付けられた操作指令に従ってフォントサイズを設定する(S3)。一方、操作表示部30は、フォントサイズを変更する操作指令を受け付けない場合(S1でNO)、印刷部40は、印刷開始の操作指令が操作表示部30により受け付けられたとき、原稿読取部10で読み取られた原稿の画像データを記録紙に印刷し(S2)、処理を終了する。
図5は、ユーザがフォントサイズを設定する際に操作表示部30に表示される操作画像を示した図である。図5に示す操作画像には、本画像形成装置をコピーモードに設定するためのコピーボタンB1、スキャナモードに設定するためのスキャナボタンB2、及び消音モードに設定するための消音ボタンB3が表示されている。
音量変更部52は、本画像形成装置を通常モードに設定している状態において、ユーザにより消音ボタンB3が押されると、本画像形成装置を消音モードに設定する。この場合、消音ボタンB3には「消音」との語が表示される。一方、音量変更部52は、本画像形成装置を消音モードに設定している状態において、ユーザにより消音ボタンB3が押されると、本画像形成装置を通常モードに設定する。この場合、消音ボタンB3に表示された「消音」との語が消去される。
消音ボタンB3の下側には、報知音の音量を示すインジケータB6と、報知音を上昇させるための音量上昇ボタンB4と、報知音を下降させるための音量下降ボタンB5とが表示されている。
消音ボタンB3の右側にはフォントサイズ拡大ボタンB8が表示され、フォントサイズ拡大ボタンB8の下側にはフォントサイズ縮小ボタンB9が表示されている。
フォントサイズ拡大ボタンB8の上側には、現在設定されているフォントサイズを示すサイズ表示欄B10が表示されている。上述したように、本実施の形態では、フォントサイズは10段階で変更可能であり、第2〜第10の段階はそれぞれ第1の段階に対して、1.1,1.2,1.3,1.4,1.5,1.6,1.7,1.8,1.9倍のサイズを示しているため、サイズ表示欄B10には、100%,110%,120%,130%,140%,150%,160%,170%,180%,190%のいずれかが表示される。
フォントサイズ拡大ボタンB8及びフォントサイズ縮小ボタンB9の右側には、A4、B5等の記録紙のサイズを指定するための用紙選択ボタンB12が表示されている。用紙選択ボタンB12の下側には、画像読み取り時の解像度を通常の解像度又は高解像度に設定するための文字/写真ボタンB13が表示されている。
そして、ユーザによりフォントサイズ拡大ボタンB8が1回押されると、サイズ設定部51は、現在設定しているフォントサイズを1段階上昇させ、操作表示部30は、現在表示しているフォントサイズを1段階拡大させる画像処理を行い、拡大した操作画像を操作表示部30に表示する。また、ユーザによりフォントサイズ縮小ボタンB9が1回押されると、サイズ設定部51は、現在設定しているフォントサイズを1段階下降させ、操作表示部30は現在設定されているフォントサイズを1段階縮小させる画像処理を行い、縮小した操作画像を操作表示部30に表示する。
図6は、図5に対してフォントサイズが1.3倍に拡大された操作画像を示した図である。なお、図6では、フォントサイズの拡大に伴って操作画像全体が拡大されている。なお、フォントサイズが拡大された結果、操作画像が操作表示部30の表示エリア内に収まりきれなくなった場合、操作表示部30は、フォントサイズ縮小ボタンB9の下側に4つのカーソルボタンB14〜B17を表示し、カーソルボタンB14が押されると操作画像を上方向にスクロールさせ、カーソルボタンB15が押されると操作画像を左方向にスクロールさせ、カーソルボタンB16が押されると操作画像を下方向にスクロールさせ、カーソルボタンB17が押されると操作画像を右方向にスクロールさせ、ユーザが操作画像の全範囲を視認することができるようにしている。
図4に示すステップS4において、音量変更部52は、サイズ設定部51により設定されたフォントサイズに対応する駆動電圧を駆動電圧記憶部61から読み出しRAMに記憶させ、ブザー70から出力される報知音の音量を設定する。
ここで、音量変更部52は、ユーザによりフォントサイズ拡大ボタンB8が1回押されると、現在設定しているフォントサイズを1段階上昇させ、上昇させた段階に対応する駆動電圧を駆動電圧記憶部61から読み出し、RAMに記憶させ、現在設定している報知音の音量を変更する。また、音量変更部52は、ユーザによりフォントサイズ縮小ボタンB9が1回押されると、現在設定しているフォントサイズを1段階減少させ、減少させた段階に対応する駆動電圧を駆動電圧記憶部61から読み出してRAMに記憶させ、現在設定されている報知音の音量を変更する。
ステップS5において、操作表示部30は、ユーザからの報知音の音量を調整するための操作指令を受け付けたとき(S5でYES)、音量変更部52は、受け付けられた操作指令に従って、現在設定している報知音の音量を変更する(S6)。一方、操作表示部30は、報知音の音量を調整するための操作指令を受け付けないとき(S5でNO)、処理をステップS7に進める。
ここで、音量変更部52は、第1段階〜第10段階のそれぞれに対する駆動電圧を中心に上下に2段階で音量を調整することができる。ユーザにより音量上昇ボタンB4が1回押されると音量変更部52は、RAMに記憶されている駆動電圧の値に所定の値を加えることで、音量を上昇させ、ユーザにより音量下降ボタンB5が押されるとRAMに記憶されている駆動電圧の値から所定の値を減ずることで、音量を下降させる。
例えば、フォントサイズが第2段階に設定され、駆動電圧記憶部61が記憶する第2段階に対応する駆動電圧の値が2mVであるとすると、音量変更部52は、音量上昇ボタンB4が1回押される毎に、2mVに0.2mVを加え、最大2.4mVまで駆動電圧の値を上昇させる。一方、音量変更部52は、音量下降ボタンB5が1回押される毎に、現在RAMに記憶されている駆動電圧から0.2mVを減じ、最小1.6mVまで駆動電圧の値を下降させる。
また、操作表示部30は、RAMに駆動電圧記憶部61に記憶されている駆動電圧と同一の駆動電圧が記憶されている場合は、インジケータB6に矩形状の画像を3個横方向に配列表示し、音量上昇ボタンB4が押される毎にインジケータB6に表示する矩形状の画像を1つずつ増やし、音量が上昇したことをユーザに報知する。また、音量下降ボタンB5が押される毎にインジケータB6に表示する矩形状の画像を一つずつ減らし、音量が下降したことをユーザに報知する。
ステップS7において、操作表示部30はユーザから印刷開始を指示する操作指令を受け付けると(S7でYES)、原稿読取部10は原稿を読み取り、原稿の画像データを取得し、印刷部40は、この原稿の画像データを記録紙に印刷する(S8)。ここで、印刷部40は印刷が終了したとき、印刷終了を通知するための信号を制御部50に出力する。一方、操作表示部30はユーザから印刷開始を指示する操作指令を受け付けない場合(S7でNO)、処理をステップS7に戻す。
なお、操作表示部30がユーザから印刷開始を指示する操作指令を受け付けたとき、所定時間、音量変更部52は設定した報知音の音量をブザー70に出力すると共に、クロック生成部54からクロック信号を出力させ、所定時間、ブザー70に報知音を出力させる。
ステップS9において、印刷部40により印刷終了の通知を示す信号が出力されてから所定時間内に、操作表示部30がユーザから操作指令を受け付けたとき(S9でYES)、音量変更部52は、現在設定している報知音の音量をそのままRAMに記憶させ、報知音の音量の設定を維持し(S11)、処理をステップS8に戻す。
一方、印刷部40から印刷終了の通知が出力されてから所定時間内に、操作表示部30がユーザからの操作指令を受け付けない場合(S9でNO)、音量変更部52は、第1の段階に対する駆動電圧を駆動電圧記憶部61から読み出してRAMに記憶させて報知音の音量をデフォルトの音量に設定すると共に、操作表示部30はフォントをデフォルトのフォントサイズに戻す(S10)。
以上説明したように、本画像形成装置によれば、ブザー70は操作表示部30によりユーザの操作指令が受け付けられたとき、操作指令が受け付けられたことをユーザに報知するための報知音を出力する。そして、音量変更部52はサイズ設定部51により設定されたフォントサイズの大きさに応じて報知音の音量が大きくなるように報知音の音量を変更する。そのため、視覚及び聴覚が不自由なユーザは、報知音の音量を別途大きくする操作を行わなくとも、フォントサイズを大きく設定するだけで、報知音の音量を大きくすることができ、視覚及び聴覚が不自由なユーザに対する画像形成装置の操作性を向上させることができる。
なお、本実施形態ではユーザにより操作指令が入力されたとき又は印刷部40による印刷動作が終了したときに報知音としてブザー音を鳴らす構成を採用したが、これに限定されず、画像形成装置の制御状態が変更されたときに変更後の画像形成装置の制御状態を示す音声を報知音として採用してもよい。ここで、画像形成装置の制御状態が変更されたときとして、例えば印刷部40が印刷動作を開始したとき、印刷部40が印刷動作を終了したとき、ウオーミングアップ期間が経過したとき等が含まれる。
本発明の実施の形態による画像形成装置の機械的構成を主に示す側面概略図である。 図1に示す画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。 駆動電圧テーブルを示した図である。 本画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 ユーザがフォントサイズを設定する際に操作表示部に表示される操作画像を示した図である。 図5の操作画像に対してサイズが1.3倍に拡大された操作画像を示した図である。
符号の説明
10 原稿読取部
20 画像メモリ
30 操作表示部
40 印刷部
50 制御部
51 サイズ設定部
52 音量変更部
53 変換部
54 クロック生成部
60 記憶部
61 駆動電圧記憶部
62 操作画像記憶部
70 ブザー

Claims (5)

  1. ユーザから種々の操作指令を受け付ける操作指令受付手段と、
    種々の操作画像を表示する表示手段と、
    前記操作指令受付手段によりユーザからの操作指令が受け付けられたとき、操作指令が受け付けられたことをユーザに報知するための報知音を出力する音出力手段と、
    前記表示手段に表示される操作画像のフォントサイズを設定するサイズ設定手段と、
    前記サイズ設定手段により設定されたフォントサイズが大きくなるにつれて前記報知音の音量が大きくなるように前記報知音を変更する音量変更手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記サイズ設定手段は、前記操作指令受付手段により受け付けられた操作指令に基づいて前記フォントサイズを設定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記報知音は画像形成装置の制御状態を報知するための報知音を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記操作指令受付手段は、前記報知音の音量を調整するための操作指令を受け付け、
    前記音量変更手段は、音量を調整するための操作指令に従って、前記フォントサイズに応じて変更した音量を調整することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記操作指令受付手段は、前記報知音の出力を停止させるための操作指令を受け付け、
    前記音量変更手段は、前記操作指令受付手段により前記報知音の出力を停止させる操作指令が受け付けられたとき、前記音出力手段による前記報知音の出力を停止させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011123473A (ja) * 2009-11-10 2011-06-23 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及びプログラム

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JP2011123473A (ja) * 2009-11-10 2011-06-23 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及びプログラム

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