JP2007136042A - 焼き調理器及び焼き網 - Google Patents

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Abstract

【課題】 落下した油が反射板だけでなくヒータでも煙を出さないようにできる焼き調理器を提供する。
【解決手段】 上下方向に対して傾斜した線材23で構成した傾斜線領域22を備えた焼き網17と、前記焼き網17より下方に配置され、遠赤外線を放射する直線形ヒータ3a・3bと、その放射された遠赤外線を前記焼き網側へ反射する反射板10と、その反射板10の一部を浸漬することにより反射板10の温度を下げる水受皿7とを備え、傾斜線領域22を直線形ヒータ3a・3の配設位置に対応させて形成し、肉から出た油が、傾斜線領域22の傾斜した線材23を伝わって流れることによって直線形ヒータ3a・3上へ油が落下することを抑制するようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は焼き調理器と焼き網に関し、特に調理に伴う煙を抑制する焼き調理器と焼き網に関する。
従来、焼き調理器が各種、提案されている。
例えば、平らな鉄板を電熱器で加熱して、肉,魚,野菜などを加熱する調理器が使用されている。このような焼き調理器で肉を焼くと、油が鉄板上に溜ってしまい、網で焼いたものに比べて味が落ちるという課題がある。
これに対して、網を用い炭火で肉を焼くと、遠赤外線の作用によって肉の内部も良好に焼くことができるとともに、余分な油は網から落下して美味しく焼けるが、炭の入手及び廃棄にコストと手間がかかるので家庭では簡単に行うことができない。また、仮に網を用いて炭火で焼いたとしても、煙と飛散する油によって室内が汚れるため、鍋のように食卓を囲んで肉を焼くことは難しかった。
一方、焼き肉専門店では、焼き肉器の上方にダクトを設け、肉を網で焼くと同時にダクトから煙を吸引するようにしているが、一般家庭ではこのようなダクトを食卓の上方に設けることは難しい。また、キッチンのガス調理器上にあるダクトで煙を吸引しながら肉を焼くという方法も考えられるが、焼いた肉を食卓に持ってくる間に肉が冷めるとともに、網上で肉が焼かれるのを見ながら食べるという楽しみがなくなる。
このような課題に対して、下記特許文献1に示すように外鍋と内鍋の二重構造とし、内鍋の上部開口に焼き網を着脱自在に取付けるとともに内鍋の底に反射板を配置し、焼き網と反射板の中間位置にシーズヒータを設け、内鍋の底に入れた水に前記反射板の一部を浸して、反射板の表面を水面上に位置させるようにした焼き調理器が開示されている。このような調理器であれば、反射板は水面上に位置しているので、シーズヒータの熱は水に吸収されにくく、反射板は水で冷されているので食物から落ちた油が反射板の熱で燃えることがない。したがって、従来のように煙を発生しないので使い勝手がよいと記載されている。
実公昭46−34122「調理器」
しかしながら、上記特許文献1に記載された焼き調理器においても解決されていない以下の課題がある。
(A)上記特許文献1に記載された焼き調理器では反射板が冷却されているので、反射板上で油が燃えて煙が出ることはないが、シーズヒータ上に落下した油が燃焼して煙が出ることにはかわりはない。特にシーズヒータは反射板よりも遙かに高温であるから、炎上や煙の発生という点からはシーズヒータ上に落下する油の方が問題になっていた。
(B)シーズヒータと反射板の距離が離れているので、シーズヒータの熱が内鍋中に拡散してしまい、焼き網に向かう熱を十分に取ることができず、調理時間が長くなってしまうという課題がある。この課題に対してシーズヒータの放熱量を大きくすることも考えられるが、内鍋に吸収される熱も多くなるので、かかる電熱費に比べて熱効率が悪くなるという課題がある。
(C)肉などを焼いた後、内鍋の底にある反射板や内鍋底部を掃除する場合に、シーズヒータと内鍋の着脱がスムーズでないために反射板,内鍋の洗浄に手間取るという課題がある。また、引用文献1に記載の構成ではシーズヒータを内鍋に対して移動させる構成であるため、シーズヒータを内鍋から取り外すときに誤ってシーズヒータを破損する虞があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は上記課題を解決できる焼き調理器と焼き網を提供することにある。
具体的な目的の一例を示すと、以下の通りである。
(a)簡単な構成で、落下した油などが反射板だけでなくヒータでも煙を出さないようにできる焼き調理器と焼き網を提供する。
(b)少ない消費エネルギーで効率よく、食物を焼くことができる焼き調理器と焼き網を提供する。
(c)調理後の洗浄などの清掃作業を簡単に行える焼き調理器を提供する。
(d)煙が出ることを抑えることができ、食卓で手軽に肉を焼くことができる家庭用焼き肉器に最適な焼き調理器と焼き網を提供する。
なお、上記に記載した以外の発明の課題、その解決手段及びその効果は、後述する明細書内の記載において詳しく説明する。
本発明は多面的に表現できるが、例えば、代表的なものを挙げると、次のように構成したものである。
第1発明の焼き調理器は、上下方向に対して傾斜した傾斜部材を伝わって焼き汁が流れる傾斜領域を備えた焼き網と、前記焼き網より下方に配置され、遠赤外線を放射する加熱手段と、前記加熱手段から発せられた遠赤外線を前記焼き網側へ反射する反射手段と、前記反射手段の一部を浸漬することにより前記反射手段の温度を下げる水容器とを備え、
前記加熱手段から発せられた遠赤外線を前記焼き網側へ反射するように上下方向に対して上広がりに傾斜した反射面を前記反射手段が有し、
前記焼き網内の前記傾斜領域を前記加熱手段の配設位置に対応させて形成し、
前記傾斜領域の前記傾斜部材を焼き汁が伝わって流れることによって前記加熱手段上へ落下することを抑制することを特徴とする。
第1発明において、焼き網内には、網部と前記傾斜領域が共存することが好ましい。
「傾斜部材」としては、線材、スリット部材、薄い板(好ましくは板金)などが例示できる。傾斜部材の形状としては、三角形状に上方に突出した形などが例示できる。「傾斜領域」としては、傾斜線領域、傾斜スリット領域、傾斜板領域が例示できる。
「焼き汁」とは食物、例えば肉,魚,野菜などから出る油や汁などを言う。
加熱手段は直線形であることが好ましいが、曲線状、円形状などを採用することも可能である。加熱手段は電気的手段によって遠赤外線を放射するものが用いられる。
反射面の使用形態としては、一対の反射面で谷状の反射面を構成することが好ましい。
第2発明の焼き調理器は、焼き網と、前記焼き網より下方に配置され、遠赤外線を放射する加熱手段と、前記加熱手段の下方から前記焼き網近傍まで延在し、上下方向に対して上広がりの反射面を有し、前記加熱手段から発せられた遠赤外線を前記焼き網側へ反射する反射手段と、前記反射手段を冷却する水容器で構成する冷却手段とを備え、
前記反射手段を分割し、前記加熱手段の両側に配置するとともに、前記反射手段の下部領域を前記冷却手段で冷却するように構成したことを特徴とする。
第3発明は、第1発明において、前記傾斜部材を線材で構成し、前記傾斜領域を、通常の網のように交差せず、所定方向に複数の線材を並べた網部としたことを特徴とする。
第3発明において、所定方向の一例としては、一方向に複数の線材が平行に延びる形態が例示できる。なお、各線材の延びる方向を平行でなく、1本1本変えた構成も採用することができる。また、傾斜領域内における網部の線材のピッチは通常の格子状の網部に比べて狭くした方が焼き汁の落下を防ぐために好ましい。
第4発明は、第1発明から第3発明のいずれか一つに記載の発明において、前記加熱手段の延びる方向に合致させて前記反射手段の凹部を設け、前記反射手段の前記反射面上に落ちた焼き汁が前記凹部において前記水容器内の冷却水に落ちるように構成したことを特徴とする。
第4発明において、「加熱手段の延びる方向に合致させて反射手段の凹部を設ける」とは、例えば、加熱手段が直線形ならばその直線形に合わせて直線状の凹部を設け、加熱手段が円形ならばその円形に合わせて円形状の凹部を設けることを意味する。
第5発明は、第4発明において、前記凹部の位置で前記反射手段を複数個に分割したことを特徴とする。
第6発明は、第1発明から第5発明のいずれか一つに記載の発明において、前記反射手段と前記水容器とを支持する受体と、前記焼き調理器本体内に前記受体を載置する収容空間とを備え、前記受体を前記焼き調理器内から引出して、少なくとも前記反射手段と前記水容器とを前記焼き調理器から着脱できるように構成したことを特徴とする。
第6発明において、反射手段と水容器を支持する受体も焼き調理器から着脱自在に構成することもできる。また、受体を水容器で兼用する構成も可能である。
第7発明は、第1発明から第6発明のいずれか一つに記載の発明において、前記焼き調理器を、前記加熱手段を支持する上側基体と、前記反射手段と前記水容器とを支持する下側基体とに分割自在に構成したことを特徴とする。
第8発明の焼き網は、第1発明から第7発明のいずれか一つに記載の焼き調理器に使用する焼き網であって、その焼き網の少なくとも一部に、上下方向に対して傾斜した線材で構成した傾斜線領域を設け、前記傾斜線領域の傾斜した前記線材を焼き汁が伝わって流れるように構成したことを特徴とする。
第9発明は、第8発明において前記焼き網が格子状に交差した格子線領域を含むことを特徴とする。
第10発明は、第8発明から第9発明のいずれか一つに記載の発明において、前記傾斜線領域の頂線が前記傾斜線領域の中央域にあるように上方に凸形に形成してあることを特徴とする。
第10発明において、上方に凸形に形成する例として頂点が鈍角の略二等辺三角形状に形成する形態がある。
第11発明は、第1発明において、前記焼き網の傾斜部材を別部材で構成し、平坦な焼き網に固定したことを特徴とする。
第11発明において、傾斜部材を焼き網に固定する方法としては固着する方法と着脱自在に取付ける方法とがある。別部材と焼き網の接続形態については、後述する第8実施形態において詳しく説明する。
第12発明は、第11発明において、前記焼き網の傾斜部材を複数のスリットを有する板金部材で構成したことを特徴とする。
以下、各発明の効果などについて説明する。
第1発明であれば、反射手段の一部を浸漬することにより反射手段の温度を下げることができ、反射面上に落ちた焼き汁の煙、臭いなどの発生を抑えることができる。さらに、本発明では焼き網が傾斜領域を備え、焼き網内の傾斜領域を加熱手段の配設位置に対応させて形成し、傾斜領域内の傾斜部材を焼き汁が伝わって流れるので、加熱手段を外した位置まで焼き汁を導きくことができる。したがって、焼き汁が加熱手段上へ落下することを抑制できるので、加熱手段上に落ちた焼き汁による煙、臭いの発生を低減できる。
なお、加熱手段から発せられた遠赤外線を焼き網側へ反射するように上下方向に対して上広がりに傾斜した反射面を反射手段が有しているので、加熱手段から放射された遠赤外線は反射面において焼き網側に反射されるので、熱効率が良く、少ない消費エネルギーで食物を焼くことができる。
第2発明であれば、反射手段の温度を下げることができ、反射面上に落ちた焼き汁の煙、臭いなどの発生を抑えることができる。さらに、本発明では、反射手段を加熱手段の両側に配置し、さらに反射手段の反射面を加熱手段下方から焼き網近傍まで延在させているため、遠赤外線の反射効率が高くなり、焼き時間を短縮することができる。また、反射手段を分割することにより、反射面の形状が作りやすい、反射面の取付け及び取り外しが容易であり、反射手段の清掃が簡単になるという利点がある。
第3発明であれば、傾斜領域を、通常の網のように交差せず、所定方向に複数の線材を並べた網部としたことにより、傾斜領域の線材と交差する交線材を無くすことができ、焼き汁が前記線材を伝わって加熱手段から離れた位置まで流れることを促進することができる。
第4発明であれば、加熱手段の延びる方向に合致させて反射手段の凹部を設け、反射手段の反射面上に落ちた焼き汁が前記凹部において水容器内の冷却水に落ちるように構成したので、遠赤外線の反射に寄与しにくい下方の反射面領域を焼き汁の流し領域とすることができ、反射の機能を落とすことなく反射面に流れ落ちた焼き汁を冷却水に流すことができる。
第5発明であれば、凹部の位置において反射手段を複数個に分割したので、調理器の使用後に、反射面の清掃を行うときに、加熱手段を避けて反射面を個別に取り出すことができ、反射面の清掃作業が行いやすいという利点がある。
第6発明であれば、受体を焼き調理器内から引出して、少なくとも反射手段と水容器とを着脱できるので反射手段と水容器の清掃作業を行いやすいという利点がある。
第7発明であれば、焼き調理器の基体を、加熱手段を支持する上側基体と、反射手段と水容器とを支持する下側基体とに分割自在に構成したので、上側基体を下側基体から取り外した状態とすれば加熱手段が邪魔にならなくなり、上方にから反射手段と水容器を下側基体から簡単に取り外すことができ、清掃作業が簡単になる。
第8発明であれば、遠赤外線放射の加熱手段を採用し、加熱手段上に傾斜線領域が位置するように焼き網を載置した場合に、加熱手段上を外した位置まで前記焼き汁を導くことができ、加熱手段に焼き汁が落下することを抑制できる。
第9発明であれば、線材が格子状に交差した格子線領域を含むので、加熱手段に焼き汁が落下することを抑制する傾斜線領域と、通常の網と同様に食物を焼くことができる格子線領域とに焼き網を機能分離することができる。
第10発明であれば、傾斜線領域の頂線が傾斜線領域の中央域にあることで、焼き汁が傾斜線領域の線材に沿って流れる距離を短くすることができ、傾斜線領域から焼き汁が落ちる確率を低くすることができる。
第11発明であれば、前記焼き網の傾斜部材を別部材で構成し、平坦な焼き網に固定したので、別部材の構成に応じて前記傾斜領域の種類を多様化することができる。
第12発明であれば、前記焼き網の傾斜部材を複数のスリットを有する板金部材で構成したので、焼き網の製造を簡単化でき、製造コストを低減できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の第1実施形態を示す焼き調理器の斜視図、図2は図1に示すII−II線の拡大縦断面図、図3は焼き調理器本体から反射板と水受皿を取り外す様子を示す分解斜視図である。
この焼き調理器1は、その基体2(骨組みでもよい)に複数本(この実施形態においては2本)の直線形ヒータ3a・3bを横架してある。それらの直線形ヒータ3a・3bには、電源回路、温度調整回路等の制御部4が接続され、制御部4のつまみ等を操作することによって直線形ヒータ3a・3bのオン・オフ及び加熱温度が調整できるように構成してある。
図3に示すように、焼き調理器本体の内部下部域には収容空間5が設けてあり、その収容空間5には冷却水6を入れる前記水容器としての水受皿7が載置されるようになっている。
また、焼き調理器本体の側面には少なくとも水受皿7を出し入れする開口8が設けてあり、焼き調理器本体の上面部には焼き網17を載置する網載置面18が形成してある。
図2に示すように、水受皿7には前記反射手段としての反射板10が載置される構成になっている。図示していないが、水受皿7(水容器)には反射板10の水受皿7(水容器)内の位置を規定する手段が設けてある。反射板10は2本の直線形ヒータ3a・3bに沿う方向の各反射面を有する第1反射面10a、第2反射面10b、第3反射面10cに3分割されている。第1反射面10aは第1直線形ヒータ3aの外側の反射面であり、第3反射面10cは第2直線形ヒータ3bの外側の反射面である。第2反射面10bは第1直線形ヒータ3aと第2直線形ヒータ3bの間の空間に配置される反射面であり、第1直線形ヒータ3a用の反射面14と第2直線形ヒータ3b用の反射面15とを備えており、その2つの反射面14・15によって全体が山形になっている。なお、第1実施形態では各反射面は直線状に形成してあるが曲線状であっても良い。また、反射板10の分割形態は上記形態に限定されない。
反射面10aと反射面14は、それぞれ上下方向に対して上広がりに傾斜しており、2つの反射面10a・14で第1直線形ヒータ3aの両側を谷状に囲むように配置されている。したがって、第1直線形ヒータ3aから水平方向および斜め下方に放射された遠赤外線は、焼き網17の方向に反射されることになる。その様子を符号19の矢印で示す。第2直線形ヒータ3bの両側を囲むように配置された反射面15と反射面10cの作用も同様である。
また、直線形ヒータ3a・3b表面と焼き網17との距離をdとした場合に、焼き網17から反射面上端までの距離Xが、d/2>X、好ましくはd/3>Xとなるように反射面を焼き網17近傍へ延ばす方がよい。このように構成することで、遠赤外線を効果的に焼き網17へ反射することができるので、直線形ヒータ3a・3bのエネルギーを食物への加熱作用に効率的に利用できる。なお、焼き調理器本体に網載置面18を設けず、反射板上端に直接、焼き網17を載せる形態(X=0)も採用可能である。
また、水受皿7には冷却水6が所定位置まで溜められ、水受皿7に載置された反射板10の下部がその冷却水6に浸かることにより反射板10を冷却するように構成してある。反射板10の材料は熱伝導性が良いものが選択される。その理由は、冷却水6による冷却によって煙が発生しない程度にまで反射板10の温度を下げるためである。
また、反射板10は上記熱伝導性に加えて遠赤外線の反射機能が高いこと及び洗浄しやすいことが要求される。反射板10の材質としては、例えば、アルミニウム、ステンレスなどの金属を採用することができる。
図4(A)は本実施形態の焼き調理器に使用される焼き網の平面図、図4(B)はその正面図である。
図4(A)、図2に示すように、焼き網17の面は線材が格子状になった格子線領域21と、線材が一方向のみに並んだ傾斜線領域22との2つに大別され、傾斜線領域22は、直線形ヒータ3a・3b(図2参照)の真上の領域を含んで形成してある。また、傾斜線領域22の各線材23は食物から出る焼き汁の落下を抑制するように上下方向(図4(A)において紙面垂直方向)に対して傾斜している。具体的には、図4(B)に示すように、傾斜線領域22の中央部、好ましくは直線形ヒータ3a・3b(図2参照)の各軸線に重なるように頂線24が存在する三角形状に形成されており、その頂角θは、120゜〜150゜程度に設定してある。なお、傾斜線領域22の各線材23は互いに平行になるように配置する方が線材23の間隔を一定にすることができるので好ましい。傾斜線領域22は前記第1発明において、傾斜部材が線材23で構成されたものであり、傾斜領域の一形態である。
また、使用者が特に意識せずとも、傾斜線領域22の頂線24と直線形ヒータ3の軸線をほぼ一致させて焼き網17を載置できるように、焼き網位置特定手段としての一対の係合部が焼き調理器1の網載置面18と焼き網17に設けてある。
上記係合部としては、例えば、焼き網17の形と、その形の焼き網17を落とし込む凹部を網載置面18に形成することで構成できる。焼き網17の網載置面18に対する載置方向は一方向に決定され、他の載置方向では嵌め込めないように構成する。このような係合部を設けることで傾斜線領域22と直線形ヒータ3の位置決めを最適の状態で使用できる。
なお、上記係合部の変形例としては、網載置面18の所定位置(例えば、対角線の位置)に位置決め用の一対の突起(図示せず)を設けるとともに焼き網17にそれらの突起25と係合する一対の係合穴(図示せず)を設ける方法などが例示できる。
なお、前記傾斜線領域22内の線材23は、直線形ヒータ3の軸線方向に90゜〜30゜の範囲で交差するように構成することが好ましい。傾斜線領域22内の線材23は、直線形ヒータ3a・3bに焼き汁が落下することを抑制するものあるから、直線形ヒータ3a・3bの設置位置を外す位置まで焼き汁を導くように上記線材23の端部位置が設定される。
以下、上記焼き調理器の動作について説明する。
図2に示すように、格子線領域21に置かれた焼肉37は、通常の焼き網に置かれた状態と同じように焼かれる。この格子線領域21がある位置は、直線形ヒータ3a・3bから外れた位置なので、図2に示すように焼肉37からの肉汁39は、直線形ヒータ3a・3b上に落ちず、反射板10上に落ちる。しかし、冷却水6の温度は最高でも100℃程度であるから、反射板10は十分に冷却されており、反射板10に落下した肉汁などが燃えて煙、臭いなどが発生することを抑制又は防止できる。
一方、傾斜線領域22に置かれた焼肉38の肉汁40は、傾斜線領域22の線材23が頂線24を最も高い位置として傾斜しているので、重力の作用によって肉汁はその線材23を伝わって流れ、傾斜線領域22と格子線領域21と境界位置において落下することになる。つまり、傾斜線領域22内においては、肉汁の落下は大幅に抑制又は防止されるので、直線形ヒータ3a・3b上に落下する肉汁を低減又は防止することが可能になり、煙、臭い等の発生を抑制できるのである。
特に、本第1実施形態で採用した焼き網17の構成では、傾斜線領域22には一方向の線材23に直交する方向の線材が存在しないので、線材23の途中で肉汁が止まることなく、傾斜線領域22から格子線領域21にまで肉汁は一方向の線材23に沿って流れやすくなる。また、加熱手段上の領域を傾斜線領域22としたので、焼き汁の落下を防止するために開口のない鉄板などを設ける構成に比べて遠赤外線を食物に直接当てることができる利点がある。
また、この実施形態に採用されている直線形ヒータ3a・3bは、遠赤外線によって食物を焼く方式を採用し、さらに、反射面10a,10b、10cを遠赤外線領域(電磁波)の波長を反射できる反射面で構成しているので、ヒータの熱によって反射面が過熱されることを抑制することができ、好都合である。
反射面の構成としては、焼き網17で焼かれる肉から落ちる肉汁を簡単に洗浄できるように、その表面に鏡面加工を施すことが好ましい。
(第2実施形態)
図5(A)(B)はそれぞれ本発明の第2実施形態を説明するための図であり、図5(A)は焼き網の平面図、図5(B)はその正面図である。
図5(A)に示すように、この焼き網17は傾斜線領域22内の線材23が平面方向にも傾斜した状態で格子線領域21に接続してあることを特徴としている。
図5(B)に示すように、正面視において前記線材23が上下方向に対して傾斜している点は第1実施形態と同様である。この構成であれば、傾斜線領域22内の線材23に接する肉の面積を増やすことができ、肉下面から滲み出た肉汁を傾斜線領域22内の線材23に寄せ付ける作用を大きくすることができる。
(第3実施形態)
図6は本発明の第3実施形態を説明するための図であり、焼き網の他の実施形態を説明するための部分拡大正面図である。
図6に示すように、この焼き網は、傾斜線領域22内の線材23を一方向に延びる線材だけでなく、交線材31も備えた構成とし、その交線材31を前記線材23の上部位置に取付けた点を特徴としている。
肉汁が線材23に沿って流れる機能だけを考えれば、一方向の線材23のみで構成することが好ましいが、焼き網17の強度を考えると交線材31を設けた方がよい。交線材31は線材23の上部位置にあるので、線材23と交線材31の交差位置で肉汁が下方に垂れることを抑制することができる。これに対して、焼き網として一般に売られている網は線材と交線材とが交互に上下に位置していることが多い。
(第4実施形態)
図7(A)(B)はそれぞれ本発明の第4実施形態を説明するための図であり、図7(A)は焼き網の平面図、図7(B)はその正面図である。
図7(B)に示すように、この焼き網17は、焼き網17の全域に前記傾斜線領域22を設けたことを特徴としている。図7においては、直線形ヒータ3a・3b(図2参照)の本数分だけ、つまり、2個分の三角形状の傾斜線領域22が配置された構成が示してある。また、図7(A)に示すように、傾斜した線材23を等間隔で平行に並べ、必要に応じて交線材31を設けた構成になっている。
屋根状の傾斜線領域22の全領域を一方向のみの線材で構成する方が焼き汁の落下抑制機能は高いが、図7の構成においては交線材31を適宜設け、焼き網17の強度を維持するようにしてある。
図7ではかなり多数の交線材31を設けた構成が示してあるが、交線材31は一つの焼き網17で1本〜5本程度でもよい。
図8は、図7(A)に対応する焼き網の平面図であり、傾斜線領域22の線材23の形を変えた変形例である。
本実施形態に係る焼き網の構成であっても、ヒータ上に油が落ちることを抑制又は防止することができる。
(第5実施形態)
図9は本発明の第5実施形態を説明するための焼き調理器の縦断面図であり、図2に対応する図である。
この第5実施形態は、ヒータ軸線に直交する方向の反射板10の反射面の縦断面が所定曲線状になっており、ヒータ3からの遠赤外線をほぼ平行線として焼き網17に反射できるように構成されている。この実施形態に示すように反射面を所定曲面状に形成することにより、焼き網17上の温度分布を所望の分布に調整することができる。
(第6実施形態)
図10、図11はそれぞれ本発明の第6実施形態を説明するための図であり、図10は焼き調理器1の縦断面図、図11は受体34を引出した状態の図である。
この第6実施形態の特徴は、複数に分割された反射板10と水受皿7とを支持する受体34と、受体34を焼き調理器1の内部に入れる収容空間5とを備え、焼き調理器1に対して受体34を横方向にスライドさせて出し入れすることができるように構成したことを特徴としている。なお、受体34を水受皿7で兼用することも可能である。
この場合、焼き調理器本体に受体34が出入りする開口8を設け、図10及び図11では図示していないが、受体34を焼き調理器1の底面に対して円滑にスライドさせるスライド手段(例えば、可動レールなど)を備える構成とすることもできる。
この第6実施形態では、焼き調理器1には直線形ヒータ3が3本、平行に支持されるように構成されている。また、それらの直線形ヒータ3を下方から覆うように4分割された反射板10が配置された構成になっており、図11に示すように受体34ごと、焼き調理器1から引出して、反射板10と水受皿7を受体34から着脱できるように構成してある。このような構成では、反射板10と水受皿7を焼き調理器1から簡単に取り外し、洗浄することが可能になるので清掃作業が行いやすくなる利点がある。また、加熱手段の間から反射板10を上方へ取り出す構成に比べて、加熱手段を破損する虞を低減できる。
(第7実施形態)
図12(A)(B)は、それぞれ本発明の第7実施形態を説明するための断面図であり、図12(A)は上側基体42を下側基体43に載置した状態を示す図、図12(B)は上側基体42を下側基体43から外した状態を示す図である。
この第7実施形態の構成では、焼き調理器1が上下に複数に分割され、少なくとも前記直線形ヒータ3を支持する上側基体42と、水受皿7を支持する下側基体43とに上下に分割されており、上側基体42を下側基体43から取り外し可能に構成してある。
この実施形態の場合、反射板10は水受皿7内に載置される構成なので、上側基体42を上方に持ち上げて下側基体43から取り外すと、反射板10と水受皿7はともに直線形ヒータ3が邪魔になることなく、焼き調理器本体下部から取り外すことができる。
取り外された水受皿7と反射板10は、一緒に洗うことができ、調理後の清掃を極めて簡単に行うことができる。
前記第7実施形態と前記第6実施形態の構成では、必ずしも反射板10は複数に分割される必要はなく、山部と谷部が形成された一体形で構成することができる。しかし、前記したように個々の反射板が小さい方が洗浄しやすいことを考えると図12(B)に示すような分割型の反射板を採用した方が良い。
また、上側基体42の外縁を拡げて、上側基体42の外縁下部がテーブルなどの載置面に達するように構成し、その外縁下部で上側基体42を下側基体43に設置したときと同じ高さに保持するように構成することもできる。この構成であれば、上側基体42は下側基体43がない場所でも直線形ヒータ3を空中に保持することができる。
(第8実施形態)
図13は、本発明の第8実施形態を説明するための斜視図であり、焼き網の他の構成を示す図である。
この第8実施形態の構成では、薄い板金にスリット50aを複数個形成し、その板金を凸形に折り曲げて前記傾斜スリット部材50を構成している。スリット50aの開口幅Sは約1〜1.5mm程度であり、スリット50aの間隔Pは2〜3mm程度に形成してある。スリット間隔Pは焼き網17の傾斜線領域22のピッチよりも狭めている。傾斜スリット部材50は、前記第1発明に記載の傾斜部材がスリットを備えた板材で構成されたものである。別部材の傾斜スリット部材50によって傾斜スリット領域が構成される。
前記傾斜部材は、直線形ヒータ3(加熱手段)の配設位置に対応した焼き網17に載置する。この載置形態としては、焼き網17の傾斜線領域22を形成した後、その傾斜線領域22上に傾斜スリット部材50を載置する構成と、平坦な焼き網17の対応箇所に傾斜スリット部材50を載置する構成と、格子線領域21と傾斜スリット部材50を溶接などの方法により接続して焼き網17を構成する形態の3形態考えられる。平坦な焼き網17に傾斜スリット部材50を載置する構成では、焼き網に傾斜スリット部材50を固着する構成と着脱自在に固定する構成とが採用できる。
平坦な焼き網17に傾斜スリット部材50を固定する方式が最も製造コストを低減できる。
(第9実施形態)
図14(A)(B)は、それぞれ本発明の第9実施形態を説明するための斜視図であり、焼き網の他の構成を示す図である。
この第9実施形態は、焼き網17の傾斜線領域22において、線材23の配列間隔P1を図4に示す構成よりも狭くした構成である。線材23の線径が1.2mmの場合、配列間隔P1は2.2mm〜3mm程度に設定している。線材23間の隙間が大きくなると、隙間から焼き汁が落下する可能性が出てくる。傾斜線領域22の線材23の配列間隔P1を狭くする技術思想は、図5,図7,図8に示す各焼き網17にも同様に適用が可能である。
本発明は、上記各実施形態に記載した構成のみならず、本発明の要旨内で種々の変形が可能である。
(1)前記傾斜線領域の他の形態としては、前記頂線が傾斜線領域の端部に存在する構成も採用することができる。この場合は、傾斜線領域を正面から見たときには、凸になった線材の形状は、略直角三角形状になる。さらに、前記頂線が傾斜線領域の端部に存在する構成であれば、傾斜線領域の線材は格子線領域の平面から下方に突出した構成でも良い。
(2)前記実施形態では加熱手段を直線形ヒータで構成したが、円形ヒータで構成することもできる。この場合は円形ヒータの間に同心円状に円形反射板を複数配設した構成になる。
また、円形ヒータを採用する場合は、前記受体を特定方向に引出すことが難しいので、図10及び図11に示した引き出し型の構成よりも、図12に示したように上下に分割する構成を採用することが好ましい。
(3)前記実施形態では、反射板は水受皿に載置される構成を例示したが、反射板の一部が水容器内の冷却水によって冷却されれば良いのであって、必ずしも水容器内に載置される構成でなくてもよい。例えば、前記受体に反射板が支持される構成も採用が可能である。但し、加熱した反射板を冷却するという観点からは、反射板の下部域のほとんどが水容器内の冷却水に浸るという構成が好ましい。
図1は、本発明の第1実施形態を示す焼き調理器の斜視図である。 図2は、図1のII−II線における縦断面図である。 図3は、焼き調理器本体から反射板と水受皿を取り外した様子を示す分解斜視図である。 図4(A)は第1実施形態の焼き調理器に使用される焼き網の平面図、図4(B)はその正面図である。 図5(A)(B)は、それぞれ本発明の第2実施形態を説明するための図であり、図5(A)は焼き網の平面図、図5(B)はその正面図である。 図6は、本発明の第3実施形態を説明するための図であり、焼き網の他の実施形態を説明するための部分拡大図である。 図7(A)(B)は、それぞれ本発明の第4実施形態を説明するための図であり、図7(A)は焼き網の平面図、図7(B)はその正面図である。 図8は、図7(A)に対応する焼き網の平面図であり、第4実施形態の変形例を示す図である。 図9は、本発明の第5実施形態を説明するための調理器の縦断面図であり、図2に対応する図である。 図10は、本発明の第6実施形態を説明するための図であり、焼き調理器の縦断面図である。 図11は、本発明の第6実施形態を説明するための図であり、受体を引出した状態の図である。 図12(A)(B)は、それぞれ本発明の第7実施形態を説明するための断面図であり、図12(A)は上側基体を下側基体に載置した状態を示す図、図12(B)は上側基体を下側基体から外した状態を示す図である。 図13は、本発明の第8実施形態を説明するための斜視図であり、焼き網の他の構成を示す図である。 図14(A)(B)は、それぞれ本発明の第9実施形態を説明するための斜視図であり、焼き網の他の構成を示す図である。
符号の説明
1…焼き調理器、3・3a・3b…直線形ヒータ(加熱手段)、5…収容空間、6…冷却水、7…水受皿(水容器)、10…反射板、10a・10b・10c…反射面、17…焼き網、21…格子線領域、22…傾斜線領域(傾斜領域)、23…線材(傾斜部材)、24…頂線、34…受体、40…肉汁(焼き汁)、42…上側基体、43…下側基体、50…傾斜スリット部材(傾斜部材)、50a…スリット。

Claims (12)

  1. 上下方向に対して傾斜した傾斜部材を伝わって焼き汁が流れる傾斜領域を備えた焼き網と、前記焼き網より下方に配置され、遠赤外線を放射する加熱手段と、前記加熱手段から発せられた遠赤外線を前記焼き網側へ反射する反射手段と、前記反射手段の一部を浸漬することにより前記反射手段の温度を下げる水容器とを備え、
    前記加熱手段から発せられた遠赤外線を前記焼き網側へ反射するように上下方向に対して上広がりに傾斜した反射面を前記反射手段が有し、
    前記焼き網内の前記傾斜領域を前記加熱手段の配設位置に対応させて形成し、
    前記傾斜領域の前記傾斜部材を焼き汁が伝わって流れることによって前記加熱手段上へ落下することを抑制することを特徴とする焼き調理器。
  2. 焼き網と、前記焼き網より下方に配置され、遠赤外線を放射する加熱手段と、前記加熱手段の下方から前記焼き網近傍まで延在し、上下方向に対して上広がりの反射面を有し、前記加熱手段から発せられた遠赤外線を前記焼き網側へ反射する反射手段と、前記反射手段を冷却する水容器で構成する冷却手段とを備え、
    前記反射手段を分割し、前記加熱手段の両側に配置するとともに、前記反射手段の下部領域を前記冷却手段で冷却するように構成したことを特徴とする焼き調理器。
  3. 請求項1に記載の焼き調理器において、前記傾斜部材を線材で構成し、前記傾斜領域を、通常の網のように交差せず、所定方向に複数の線材を並べた網部とした焼き調理器。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の焼き調理器において、前記加熱手段の延びる方向に合致させて前記反射手段の凹部を設け、前記反射手段の前記反射面上に落ちた焼き汁が前記凹部において前記水容器内の冷却水に落ちるように構成した焼き調理器。
  5. 請求項4に記載の焼き調理器において、前記凹部の位置で前記反射手段を複数個に分割した焼き調理器。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の焼き調理器において、前記反射手段と前記水容器とを支持する受体と、前記焼き調理器本体内に前記受体を載置する収容空間とを備え、前記受体を前記焼き調理器内から引出して、少なくとも前記反射手段と前記水容器とを前記焼き調理器から着脱できるように構成した焼き調理器。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の焼き調理器において、前記焼き調理器を、前記加熱手段を支持する上側基体と、前記反射手段と前記水容器とを支持する下側基体とに分割自在に構成した焼き調理器。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の焼き調理器に使用する焼き網であって、その焼き網の少なくとも一部に、上下方向に対して傾斜した線材で構成した傾斜線領域を設け、前記傾斜線領域の傾斜した前記線材を焼き汁が伝わって流れるように構成したことを特徴とする焼き網。
  9. 請求項8に記載の焼き網において、前記焼き網が格子状に交差した格子線領域を含む焼き網。
  10. 請求項8から請求項9のいずれか一項に記載の焼き網において、前記傾斜線領域の頂線が前記傾斜線領域の中央域にあるように上方に凸形に形成してある焼き網。
  11. 請求項1に記載の焼き調理器において、前記焼き網の傾斜部材を別部材で構成し、平坦な焼き網に固定した焼き調理器。
  12. 請求項11に記載の焼き調理器において、前記焼き網の傾斜部材を複数のスリットを有する板金部材で構成した焼き調理器。
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