JP2007136004A - 温熱療養装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水蒸気による建物被害がなく、サウナ室での息苦しさがなく、頭寒足熱の現象が生じやすい温熱療養装置を提供する。
【解決手段】 敷設物3の上に被施療者2の首Nより下側に相当する部位を覆うアーケード6を配し、該アーケード6の内面に遠赤外線エネルギーを放射可能なる第2放射手段8と、該第2放射手段8を暖めることで被施療者2を暖めることが可能な第2加温手段9とより構成してなる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、温熱療養装置に関するものである。
従来の温熱療養装置としては、例えば、個人用のサウナ装置がある。これらのサウナ装置は、被施療者が一人で入るための個室型のサウナ室と、サウナ室内に設けられ且つ被施療者を下側から支えることが可能なる支持部と、水を加熱器で加熱して高温の水蒸気に変換してサウナ室内に噴霧するスチーム等供給部とより構成されてなるものがある(例えば、特許文献1。)。
実用新案登録第3087645号
しかしながら、このような従来の技術にあっては、高温の水蒸気による建物の被害やサウナ室での急激な熱さ、特に鼻から感じる息苦しさが甚だしく、改善が求められている。また、熱気は上に行きやすいことから、足が冷たいまま、頭の周りが熱くなるという頭寒足熱の逆の現象が生じやすく、この点でも改善が求められている。
本発明は、このような従来の技術に着目してなされたもので、水蒸気による建物被害がなく、サウナ室での息苦しさがなく、頭寒足熱の現象が生じやすい温熱療養装置を提供するものである。
請求項1に記載の発明は、敷設物の上に被施療者の首より下側に相当する部位を覆うアーケードを配し、該アーケードの内面に遠赤外線エネルギーを放射可能なる第2放射手段と、該第2放射手段を暖めることで被施療者を暖めることが可能な第2加温手段とより構成してなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の温熱療養装置であって、前記アーケードの内面は、前記被施療者の身体の中心、特に丹田に、前記第2放射手段による遠赤外線放射エネルギーが集中するように形成されてなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の温熱療養装置であって、前記アーケードは、前記敷設物から離れた位置で、立てることが可能なることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の温熱療養装置であって、前記敷設物は、被施療者の首より下側に相当する部位に配されると共に遠赤外線エネルギーを放射可能なる放射手段と、該放射手段を暖めることで被施療者を暖めることが可能な加温手段とより構成してなることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の温熱療養装置であって、前記第2加温手段に、遠赤外線放射機能性に優れた、天然ホルンブレンドカミングトン閃石ひん岩の微粒子を5〜40%の混入率で練り込んで形成してなるものを被覆していることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の温熱療養装置であって、前記第2加温手段は、ブラックカーボン面状発熱体であることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の温熱療養装置であって、前記第2加温手段と前記アーケードとの間には、断熱手段が介在されてなることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の温熱療養装置であって、前記アーケードは、被施療者の上半身に相当する部位に対向した位置に配される上側カバーと、被施療者の下半身に相当する部位に対向した位置に配される下側カバーとよりなることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の温熱療養装置であって、前記上側カバーと前記下側カバーとのそれぞれの被施療者にとっての上下方向端部には、アーケードと敷設物との間の放熱を防止した放熱防止手段が配されてなることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項8又は請求項9に記載の温熱療養装置であって、前記上側カバーは、下側カバーに対して開閉自在であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、敷設物の上に被施療者の首より下側に相当する部位を覆うアーケードを配し、該アーケードの内面に遠赤外線エネルギーを放射可能なる第2放射手段と、該第2放射手段を暖めることで被施療者を暖めることが可能な第2加温手段とより構成してなるため、被施療者は第2放射手段が放射する遠赤外線エネルギーを受け、該遠赤外線エネルギーが被施療者の身体の奥まで達し、身体の活性化を図ることができる。また、第2加温手段により第2放射手段が暖められるので、気持ちの良い加温性を得られることができる。
請求項2に記載の発明によれば、前記アーケードの内面は、前記被施療者の身体の中心、特に丹田に、前記第2放射手段による遠赤外線放射エネルギーが集中するように形成されてなるため、全身の精気の集まる所である丹田に、遠赤外線放射エネルギーが集中して、今までにないハイパワーの遠赤外線放射エネルギーを得られる。
請求項3に記載の発明によれば、前記アーケードは、前記敷設物から離れた位置で、立てることが可能なるため、緩やかなカーブを描いているか、平面状に成形できるので、火を使わないクリーンな暖房機として、また高齢者の痛みや疲れを緩和する健康機器として活用できることができる。また、読書用の机を囲むと、腰辺りのみを暖めてくれる暖房機として適用できる。薄型なので、使用しない場合は折り畳んで押入れや家具の隙間等に収納する事が出来る。
請求項4に記載の発明によれば、前記敷設物は、被施療者の首より下側に相当する部位に配されると共に遠赤外線エネルギーを放射可能なる放射手段と、該放射手段を暖めることで被施療者を暖めることが可能な加温手段とより構成してなるため、被施療者は、放射手段が放射する遠赤外線エネルギーが被施療者の身体の奥まで達し、身体の活性化を図ることができる。また、加温手段により暖められた放射手段により、頭をのぞいた被施療者の身体が暖められるので、気持ちの良い加温性を得られることができる。被施療者は、アーケードの第2放射手段と、敷設物の放射手段とに囲まれて、上下方向から遠赤外線エネルギーを受けることができる。
請求項5に記載の発明によれば、前記第2放射手段は、遠赤外線放射機能性に優れた、天然ホルンブレンドカミングトン閃石ひん岩の微粒子を5〜40%の混入率で練り込んで形成してなるものを被覆しているため、天然ホルンブレンドカミングトン閃石ひん岩の持つ性能により被施療者の身体の活性化を図ることができるし、効率よく施療可能である。また、新陳代謝を促し、細胞の活性化に促し、心身負担の軽減に役立つ省エネルギー効果を有する。
請求項6に記載の発明によれば、前記第2加温手段は、ブラックカーボン面状発熱体であるため、前記ブラックカーボン面状発熱体により一度第2放射手段を暖めると長時間の温度保持が可能となり、ブラックカーボン面状発熱体をたびたび稼働させる必要が無い分、消費電力を少なくできる。
請求項7に記載の発明によれば、前記第2加温手段と前記アーケードとの間には、断熱手段が介在されてなるため、前記第2加温手段の熱が前記第2放射手段に全て加わり、効率的に前記第2放射手段を暖めることができる。その分、消費電力を少なくできる。
請求項8に記載の発明によれば、前記アーケードは、被施療者の上半身に相当する部位に対向した位置に配される上側カバーと、被施療者の下半身に相当する部位に対向した位置に配される下側カバーとよりなるため、下側カバーは、被施療者の下半身を主に暖め、殆ど不動状態でエネルギーを下半身に向けて温熱の放射を続けることができる。上側カバーは、被施療者の上半身を主に暖めることができる。
請求項9に記載の発明によれば、前記上側カバーと前記下側カバーとのそれぞれの被施療者にとっての上下方向端部には、アーケードと敷設物との間の放熱を防止した放熱防止手段が配されてなるため、アーケードと敷設物との間の熱が保たれ、両者の熱が吸収しながら上昇できる。
請求項10に記載の発明によれば、前記上側カバーは、下側カバーに対して開閉自在であるため、被施療者の下半身を下側カバーに挿入した後の温熱療養装置に被施療者の上半身の出し入れが簡易になる。
水蒸気による建物被害がなく、サウナ室での息苦しさがなく、頭寒足熱の現象が生じやすい温熱療養装置を提供する、という目的を、敷設物の上に被施療者の首より下側に相当する部位を覆うアーケードを配し、該アーケードの内面に遠赤外線エネルギーを放射可能なる第2放射手段と、該第2放射手段を暖めることで被施療者を暖めることが可能な第2加温手段とより構成してなることにより、実現した。以下、本発明の最良の実施形態を図面の基づいて説明する。
図1乃至図14は、本願発明の第1実施例を示している。図1は、温熱療養装置1の全体全体を示す斜視図である。図2は、図1の温熱療養装置1を分解して示す斜視図である。図3は、図1のSA−SA線に沿った断面を示している。
前記温熱療養装置1は、支持手段5と、該支持手段5上に寝た被施療者2を包むことが可能なるアーケード6とより構成してなる。尚、この明細書において、前記温熱療養装置1による施療を行う対象を被施療者2というが、図2ではうつ伏せ状態、図3,図4,図24では仰向け状態をそれぞれ示すが、同一の被施療者2であって、他意はない。また、裸で施療を行っても、着衣を身につけて施療を行っても良い。更に、老若男女の差も、身体の大小も関係がない。
前記支持手段5は、前記被施療者2を下側から支えることが可能なると共に天然貴蛇紋石よりなることで遠赤外線エネルギーを放射可能なる「敷設物」である放射手段3と、該放射手段3を暖めることで被施療者2を暖めることが可能な加温手段4と、前記放射手段3を床17より持ち上げた位置で下側から支える台座10とよりなる。図3に示す符号30は、支持手段5の上に置かれて、被施療者2の頭部Hを支える枕である。この枕30は、図によって無かったりするが、他意はない。
放射手段3に用いる機能性部材の天然貴蛇紋石は、暗緑色に淡緑色の脈が複雑に入った蛇紋岩(蛇灰岩ともいう)であり、採取した場所では、天然貴蛇紋石を用いて関節痛などを治すと言う伝説がある。図35に示す遠赤外線放射比較データによれば、天然貴蛇紋石の遠赤外線放射率が高いことが確認できる。その他、保温性、抗菌性、消臭性に優れている。例えば、出願人において、天然貴蛇紋石をパウダー状にして繊維に練り込んだ肌着と、レギュラー繊維を使用した肌着とをそれぞれ30分間着用し、脱衣後から体表温度の変化を測定したところ、前者の肌着は、脱衣直後よりも20分後の方が表面温度が高くなるというデータを出願人において確認している。また、天然貴蛇紋石のチップを冷蔵庫に入れると、肉や魚や野菜の新鮮さを維持する時間が長くなったことから、抗菌性にも効果があることを確認したし、天然貴蛇紋石のチップを冷蔵庫内に入れたままにすることで、腐敗臭などの嫌な臭いが気にならならないレベルまで下がることから、消臭性に優れていることを確認している。
前記放射手段3を下側から支える台座10は、南アフリカ産のベルファースト材という花崗岩よりなる化粧部材15と、該化粧部材15を上端部に保持すると共に床17から一定の高さに化粧部材15がなることで寝ころびやすくした脚体16とよりなる。前記化粧部材15及び脚体16に用いられる花崗岩の特徴は、熱伝導性・保温性・放射性を有し、常温域での遠赤外線放射にも優れた癒しの材質として知られるものである。
前記放射手段3は、被施療者2が仰向けに寝ころんだ状態での左右側ABが630ミリメートル、上下側CDが450ミリメートル、板厚側JKが40ミリメートルの方形の天然貴蛇紋石を被施療者2の頭部H側から足F側に向けて4枚並べて台座10の上に配されるものであり、該放射手段3からの遠赤外線エネルギーの放射率は高く、加温手段4により一度暖めると長時間の温度保持ができる。前記放射手段3に用いる天然貴蛇紋石は、鉱石群の中でも保温力は高いので、消費電力も最小限で収まる。加えて熱伝導性にも優れ、放つ遠赤外線エネルギーは近赤外線の刺々しい熱質とは異なり、まろやかなエネルギーを放射可能である。前記放射手段3の板厚を40ミリメートルとしたのは、温熱の効率を活かす鉱石の保温力と省エネを得るためである。
前記加温手段4は、発熱コードヒーター18と、コントローラ19とよりなる。符号20は、発熱コードヒーター18とコントローラ19とを電気的に結線する電気コード(図示しない)の一方側の挿入されるコンセントである。該発熱コードヒーター18の能力は、100ボルト(V)・110ワット(W)で、長さが5mの発熱コードヒーター18を二本用い、全長10mの発熱コードヒーター18で放射手段3である天然貴蛇紋石を加熱可能としている。
放射手段3である天然貴蛇紋石の裏側の面3bには、深さ20mmの所まで4mm幅をもって、図2及び図9に示すように、V字状に削り落としてなる溝3a(図10参照)を連続して形成することで、ジグザグ状をなす。該溝3a内に、図3に示すように、前記発熱コードヒーター18を嵌合して、溝3aの開口を、130℃に耐えられる耐熱性を有すると共に耐久性に優れたシリコンゴム製のシール材21により発熱コードヒーター18を溝3aへ押さえ込むようにして組み立てる。
前記コントローラ19は、図14に示すように、アーケード6の第2加温手段9の温度制御スイッチ31と、加温手段4の温度制御スイッチ32と、電源投入オンオフスイッチ33と、自動運転用のオートスイッチ34と、タイマースイッチ35と、連続運転用スイッチ36とよりなる。電源投入オンオフスイッチ33と、自動運転用のオートスイッチ34と、連続運転用スイッチ36との上側には、該スイッチ33,34,36の何れかを押圧すると、表示部33a,34a,36aの何れか或いはそのいくつかが点灯して、稼働していることを示すようになっている。温度制御スイッチ31,32の出力設定は、0(OFF)〜10(最大)で設定できる。
前記支持手段5に対して前記アーケード6が着脱自在であり且つ前記支持手段5にアーケード6が組み込まれることで、被施療者2の身体を上下から包むことが可能になるように構成されてなる。
前記アーケード6は、前記被施療者2の下半身2a側を覆う下側カバー11と、該下側カバー11の上側に重なる位置から前記被施療者2の上半身2b側を覆う位置にスライド可能なる上側カバー12と、前記下側カバー11及び上側カバー12の内面、すなわち、被施療者2を包む空間7側に配される遠赤外線エネルギーの放射可能なる第2放射手段8と、該第2放射手段8を暖めることで被施療者2を暖めることが可能な第2加温手段9とより構成してなる。図3に示す符号29は、上側カバー12と下側カバー11との間から空間7内の熱気が逃げないように配された第2シール材である。
前記上側カバー62及び前記下側カバー63は、頂上の部分をなす水平な上面部62a,63aと、該上面部62a,63aの両サイドから斜面状をなす斜面部62b、63bと、該斜面部62b、63bの両サイドから前記台座10に対して略直角状となるように垂設してなる支持部62c,63cとより一体に形成してなり、前記下側カバー63の足F先側の端部63dには、空間7内の熱が逃げないようにするストッパ13が配設され、前記上側カバー62の被施療者2の首N周りの端部62dには、空間7内の熱が逃げないようにする第2ストッパ14が配設されてなる。また、前記蝶番64は、上面部62a,63aの一端部62e,63eに配されている。前記ストッパ13は、下側カバー63の端部63dに嵌合される木質或いは合成樹脂よりなる板にて形成されてなる。前記第2ストッパ14は、上側カバー62の端部62dを覆うと共に前記被施療者2の首N周りに負荷を与えないような布状の可撓性を有する部材であって、端部2dより吊下げられている。また、ほぼ真ん中で左右に割れるようにしてある。
前記第2放射手段8は、第2加温手段9であるブラックカーボン面状発熱体(図示せず)に、遠赤外線放射機能性に優れた、学名『天然ホルンブレンドカミングトン閃石ひん岩』、通称オーラストーンと称する鉱石の微粒子を5〜40%の混入率で攪拌して形成されてなるものを被覆している。通称オーラストーンと称する鉱石の微粒子の混入率が5%以下では、保温性、抗菌性、消臭性の性能が落ち、同じく通称オーラストーンと称する鉱石の微粒子の混入率が40%以上では、ブラックカーボン面状発熱体の樹脂強度が著しく弱くなることを確認した。
図36に示すように、岩盤浴等に使われている鉱石の成分表により明らかように、前記放射手段3に使われている『天然貴蛇紋石』や、前記第2放射手段8に使われている学名『天然ホルンブレンドカミングトン閃石ひん岩』の含有成分は、十数種類の元素の複雑な配合であることが理解できる。それと比較して現在岩盤浴に使われている鉱石は数種類の元素からしかなっていない。この微妙な物質的構造の活動が、エネルギーのチャージ能力をアップさせていると思われる。更に、保温性にかけては、天然貴蛇紋石は優れている。この温熱エネルギーの特徴は、被施療者2の表皮ばかりでなく、体内深く浸透し、貫通機能も見られるもので、本発明の前記温熱療養装置1に施療した後の体温の低下現象を見ると、前記温熱療養装置1から離れて、40分を経過してもほとんど低下しないことを確認している。
前記アーケード6の前記上側カバー12に形成してなる前記斜面部12bの斜面角度は、該斜面部12bの内面の両サイドに装着されたオーラパウダー入りブラックカーボン面状発熱体の放射エネルギーが、図4に示すように、その下に横たわる被施療者2の横断面における中心である『丹田』と呼ばれるツボに集中して放出されるように形成されてなる。云うまでもなく、この『丹田』は、東洋医学で、臍(へそ)の下のあたりを指し、全身の精気の集まる所とされている。この他にも被施療者2の横断面における中心には、『チャクラー』と呼ばれるツボがいくつかあるので、ここに集中して遠赤外線放射エネルギーを放出可能なるように形成されてなる。この場合においては、下側カバー11の斜面部11bも同じように寄与する。このように、断面形状に意味を持たせてあることで、今までにないハイパワーの遠赤外線放射エネルギーを得られるのである。
前記台座10の化粧部材15は、前記したように、南アフリカ産のベルファースト材という花崗岩よりなるものであるが、図11及び図12に示すように、全長1800ミリメートルで、全幅250ミリメートル、板厚40ミリメートルの方形の第1部材23、23と、図13に示すように、全長1130ミリメートルで、全幅200ミリメートル、板厚40ミリメートルの方形の第2部材24、24とがそれぞれ対向して配され且つ図示しない金具で固持されることで、額縁状をなす。台座10に載置された状態での第1部材23の対向する内側且つ上側の面には、幅寸法50ミリメートルで上側の面から3ミリメートルほど削り込んだガイド部25が形成されている。該ガイド部25は、放射手段3と該第1部材23とが同一面となる間にあって溝状をなし、前記キャスター22が滑動するときの上側カバー12をスムーズに案内する凹部となる。また、第2部材24の外側に配される面24aと横側に配される面24b、24bとのコーナーには、半径30ミリメートルの面取り部24c、24cが形成されてなる。
前記台座10の脚体16は、前記したように、南アフリカ産のベルファースト材という花崗岩よりなるものであるが、第1脚27、27と、第2脚28、28とよりなる。前記第2脚28、28の下部に、方向回転自在の滑らかなボールキャスターが設けられていれば、移動時の負担を軽くできる。
前記第1脚27は、図6及び図7に示すように、左右幅方向1070ミリメートル、縦方向294ミリメートル、板厚40ミリメートルの方形の板状部材で、化粧部材15の中心から左右側AB方向にそれぞれ235ミリメートル離れた位置になるように配されてなり且つ上下側CDが1070ミリメートルの長尺が延長方向に2個、都合2140ミリメートルとなる。第1脚27の一端部27aから519ミリメートルの位置には、幅42ミリメートルで下端部からの高さ148ミリメートルの第1切り欠き27bが形成されてなる。
前記第2脚28は、図6及び図8に示すように、左右幅方向1070ミリメートル、縦方向294ミリメートル、板厚40ミリメートルの方形の板部材で、化粧部材15の一端部15aから上下側CD方向に550ミリメートル離れた位置及び該位置から1020ミリメートル離れた方向に都合2個配置されてなる。第2脚28の一端部28a及び他端部28bからそれぞれ259ミリメートルの位置には、幅42ミリメートルで上端部からの深さ148ミリメートルの第2切り欠き28c、28dが形成されてなる。前記第1切り欠き27bと前記第2切り欠き28c、28dとを嵌合させることで組み上がるようになっている。
次に、電源投入操作順序について説明する。
前記温熱療養装置1の台座10の横側に、図1,図2,図5に示すように、吊下げられてなるコントローラ19のオンオフスイッチ33をオン側に押すと、表示部33aが点灯し、オフ側に押すことで表示部33aを消灯させるようになっている。温度制御スイッチ31、32を選択して制御することで、加温手段4及び第2加温手段9の最適温度が制御できる。次に、連続運転用スイッチ36を押すと、表示部36aが点灯すると同時に加温手段4及び第2加温手段9に電圧が印可されて、温度が上昇を始める。
タイマースイッチ35による図示しないタイマーの設定時間は、10分おきに0分から60分で、運転開始するとタイマーの表示目盛り35a(デジタル表示)は、時間経過と共に減って行くようにしてある。設定した時間が過ぎて、タイマーが終了する(つまり、0になる)と、図示しないブザーが鳴り、終了を知らせてくれる。
自動運転用のオートスイッチ34を押すと、あらかじめ設定された温度で発熱コードヒーター18が出力を開始し、設定されたタイマー時間で運転が停止できるので、施療中に寝込んでしまっても、何ら問題が生じないことになる。かかる自動運転設定の方法については、自動運転用のオートスイッチ34を2秒以上押し続けると、自動運転の設定を変更できる。アーケード6の下側カバー11及び上側カバー12における第2加温手段9の温度及び運転時間と、放射手段3における加温手段4の温度及び運転時間が記憶できる。
また、オンオフスイッチ33をオンにして、温度が頂点に達した段階で、オンオフスイッチ33をオフにして加温を止めても、以後前記放射手段4及び第2放射手段8自体が有する保温力で最低3時間は、施療できる温度を持続できる。この間の消費電力は、当然0KWであり、省エネで環境にも優しいことになる。
放射手段3を暖める所要時間は、出願人において確認したところ、秋の常温状態から30分程度で70℃に達し、アーケード6の第2放射手段8を暖める所要時間は、同じく5分程度であり、それぞれの温度は施療に適切な最高値である70℃に達する。急速に暖まるアーケード6の第2放射手段8が発する熱は、下部に設けた台座10上の放射手段3に放射を続け、その温熱を吸収して放射手段3が急速に暖まる。発熱コードヒーター18からの発熱により放射手段3が急速に暖まることに相まって、第2放射手段8が放つ発熱を受けて、効率よく暖めることができる。一旦熱吸収を終えた放射手段3は保温力に優れ、常に加熱の必要性はなく、1/8の消費電力で連続療養治療に応え得ることになる。
オートスイッチ36による制御は、天然貴蛇紋石を用いた放射手段3が頂点の70℃に達すると、その温度を放射手段3に内蔵しているサーモスタット(図示省略)が温度を検知し、自動的にオートスイッチ36はオフになるようにコントローラ19が設定されている。加温手段4が停止して時間の経過(実験的には3時間経過後)で放射手段3の温度が42℃まで下がると、再び自動的にオートスイッチ36がオンになって、5分後には頂点温度の70℃まで上昇し、再びオートスイッチ36がオフになることの繰り返しを行えるものである。
このようにして、被施療者2を支えることが可能なると共に遠赤外線エネルギーを放射可能なる放射手段3及び該放射手段3を暖めることで被施療者2を暖めることが可能な加温手段4よりなる支持手段5と、該支持手段5上に配され且つ該支持手段5上にある被施療者2を包むことが可能なるアーケード6とより少なくとも構成してなり、前記アーケード6の内面に、遠赤外線エネルギーの放射可能なる第2放射手段8及び該第2放射手段8を暖めることで被施療者2を暖めることが可能な第2加温手段9を配してなることにより、被施療者2は、支持手段5の放射手段3とアーケード6の第2放射手段8とに包まれる関係にあるので、放射手段3及び第2放射手段8が放射する遠赤外線エネルギーが被施療者2の身体の奥まで達し、身体の活性化を図ることができる。
また、加温手段4及び第2加温手段9により、前記放射手段3及び第2放射手段8が暖められ、頭Hをのぞいた被施療者2の身体が放射手段3と第2放射手段8との間に入り込んでいることで、頭Hが暖められないで、被施療者2の身体全体が暖められることになり、気持ちの良い加温性を得られることができる。
前記放射手段3が、天然貴蛇紋石よりなり、前記第2放射手段8が、天然ホルンブレンドカミングトン閃石ひん岩の微粒子入りパウダー混入材よりなるため、それぞれの石の持つ性能により被施療者2が効率よく施療可能であるばかりでなく、一度暖めると長時間の温度保持が可能となり、加温手段4及び第2加温手段9をたびたび稼働させる必要が無い分、消費電力を少なくできる。また、新陳代謝を促し、細胞の活性化に促し、心身負担の軽減に役立つ省エネルギー効果を有する。天然貴蛇紋石の保温力と、活性成分からなるエネルギーは、被施療者2の身体の奥まで浸透する。サーモ等の測定器の検査結果を見る限り、活力エネルギーは身体に浸透貫通し、温熱療養装置1から離れて距離をおいて(つまり、温熱療養装置1の熱の影響のないところで)1時間経っても、血液はさらさらと流れている様子が伺える。
この温熱療養装置1の場合は、放射手段3の上に被施療者2が、図2に示すようにうつ伏せになったり、図3及び図4に示すように仰向けにゆったりと寝そべることができ、身体の姿勢を適宜変える事が出来るので、必要とする患部に合わせて、自由自在の姿勢で利用出来る。放射手段3の放射温熱エネルギーを平均的に受けられ、加えて温熱療養装置1を用いることで生じた汗の臭いも、放射手段3に用いられる天然貴蛇紋石の有する消臭機能で消し、また適度な湿度の環境で、テレビを見たり、本を読んだり、携帯電話を利用できるから、ビジネスや囲碁他のゲームも出来、ストレス解消でリラックス出来、精神環境も整えられるものとなる。
温熱療養装置1の設置する部屋自体は、温度的な影響も湿度的な影響も何ら受けることがないので、高温多湿にならず、観葉植物や生花や造花を飾る事も出来ることになり、部屋の美化で良い雰囲気を得ることができる。室内では常温域における放散エネルギーを人体も植物も受け、生き生きとした植物類に囲まれ精神環境を整える事で、気力も食欲をも増すことになり、その効果で被施療者2はリラックスし、また精神環境を整え、回復に効果が見られる可能性がある。つまり、人間にも植物にも快適な環境に保つ事が出来る。温熱療養装置1から発するエネルギーは、植物の延命にも役立つことが確認できている。
アーケード6の第2放射手段8は、放散エネルギーを被施療者2に向かっての放射が可能な角度に形成されてなるし、打ちつけられるエネルギーを第2放射手段8が吸収し、被施療者2に向けて放射を続けることができる。
前記温熱療養装置1は、自家用に用いても良いが、事業用に用いても良い。不健康の原因の一つに、血行不良の冷たい身体と言われており、血行不良であると、内臓器官の働きを悪くし、新陳代謝や免疫力が低下し、体力も落ちる、と言われている。そこで、この温熱療養装置1で被施療者2の身体を暖め、まず冷たい身体を正常体温に戻すことで、身体を守る機能を高め、不快感の解消に役立つことができる。
前記放射手段3及び第2放射手段8が放つ遠赤外線エネルギーの特徴は、被施療者2の身体に相応しい4〜16μmの波長帯で、療養に相応しいエネルギーである。この放射手段3及び第2放射手段8が放つ、優れたエネルギー質は、被施療者2の身体への浸透力が強く、免疫力を高め、病と対抗させる手段を満足させることができるものである。免疫療法に有効の42℃前後の温熱で患部を暖め、細胞免疫治療に、成人病の予防と療養に、リハビリにと、多くの効用を有する。
この実施例によれば、被施療者2のN首より下側の上半身2b及び下半身2aに相当する部位に配されると共に遠赤外線エネルギーを放射可能なる放射手段3と、該放射手段3を暖めることで被施療者2を暖めることが可能な加温手段4とより支持手段5が構成してなるため、被施療者2は、放射手段3が放射する遠赤外線エネルギーが被施療者2の身体の奥まで達し、身体の活性化を図ることができる。また、加温手段4により暖められた放射手段3により、頭Hをのぞいた被施療者2の身体全体が暖められるので、気持ちの良い加温性を得られることができる。
放射手段3の裏面3b側に、前記加温手段4の熱を放散させない断熱手段26があることで、加温手段4の熱が放射手段3に全て加わり、効率的に放射手段3を暖めることができる。その分、消費電力を少なくできる。
前記放射手段3が、天然貴蛇紋石よりなるため、遠赤外線放射率が高く、保温性、抗菌性、消臭性に優れ、被施療者が効率よく施療可能であるばかりでなく、一度暖めると長時間の温度保持が可能となり、加温手段4をたびたび稼働させる必要が無い分、消費電力を少なくできる。
前記放射手段3の上には、該放射手段3上にある被施療者2を包むことが可能であると共に遠赤外線エネルギーを放射可能なる第2放射手段8を内面に備えたアーケード6が配されてなるため、被施療者2は、放射手段3と第2放射手段8とに包まれる関係にあるので、放射手段3及び第2放射手段8が放射する遠赤外線エネルギーが被施療者2の身体の奥まで達し、身体の活性化を図ることができる。
前記放射手段3は、天然貴蛇紋石よりなるため、天然貴蛇紋石の持つ性能により被施療者2が効率よく施療可能であるばかりでなく、一度暖めると長時間の温度保持が可能となり、加温手段4をたびたび稼働させる必要が無い分、消費電力を少なくできる。
前記放射手段3及び加温手段4は、台座10に支持されてなるため、台座10と一体感が生じ、商品性に優れることになる。
前記台座10は、熱伝導性・保温性・放射性を有し、常温域での遠赤外線放射にも優れた癒しの材質である花崗岩よりなる化粧部材15及び脚体16とよりなるため、前記化粧部材15及び脚体16が、放射手段3同様常温域は勿論、加熱した場合の熱伝導性・保温性・放射性を有するので、冬季など雰囲気温度が低い時にも、被施療者2にひんやりした石の嫌悪感を与えないことになる。また、化粧部材15及び脚体16が、花崗岩よりなるので、該花崗岩のもつ高級感により、室内のグレードの高さを引出すのに寄与することになる。
また、放射手段3及び第2放射手段8は、温熱効果で見られる主な効能効果について、血行促進・ダイエット・生活習慣病や心筋梗塞や坐骨神経痛や腰・肘・膝等の関節の痛みの改善・血圧の正常化・自然細胞の老化防止・細胞の活性化・体質改善・美容効果を有する。この他にも、前立腺肥大やリウマチ神経痛等にも効果が期待できる。前記効能の条件は、まず優れた鉱石成分を核に、常温と加温をもって鉱石の機能を引き出し、鉱石の有する特徴でエネルギーの無駄ない利用により、その結果を最大限に発揮できるものである。
また、このアーケード6は、まるでドッグハウスの屋根の様な大きな斜面を有する形状であるので、その側面である斜面部11b、12bの外側の面に気に入った絵を貼ったり描いたり、モール等で飾り付けをすれば、素敵なインテリアにもなり、それによる癒し効果も見込まれる。また、頂上の部分をなす水平な上面部11a,12aには、携帯電話やテレビのリモコンや本等の小物を置くことも出来るし、角がない形状であるので、アーケード6のそばで転んだりしても、大きな怪我になる心配もない。
アーケード6は、前記被施療者2の下半身2a側を覆う下側カバー11と、該下側カバー11の上側に重なる位置から前記被施療者2の上半身2b側を覆う位置にスライド可能なる上側カバー12とよりなるので、下側カバー11は、被施療者2の下半身2aを主に暖め、殆ど不動状態でエネルギーを下半身2aに向けて温熱の放射を続けることができる。上側カバー12は、被施療者2の上半身2bを主に暖めることができる。下側カバー11の上側には、上側カバー12が重なるようにして置かれ、上側カバー12の前後(寝た被施療者2にとっては上下、ということ)の位置調節をもって上半身2b側を往復スライドさせることで、被施療者2の身長などに合致させることができる。
操作順序として、上側カバー12を下側カバー11側の上側に重ねた状態に移動させ、被施療者2の足F先から下側カバー11の奥側に向けて足Fを入れて寝転がる。好みの姿勢で収まった所で、上側カバー12を被施療者2の上半身2bの好ましい位置まで引き上げるように引っ張ると、キャスター22によりスムーズに上側カバー12が上半身2bを覆うように移動できるから、遠赤外線エネルギーの温熱を上半身2bで受けて全身を療養にあてることができる。
図15乃至図19は、本願発明の第2実施例を示す図である。この第2実施例では、放射手段41は、被施療者2が寝ころんだ状態での左右側が630ミリメートル、上下側が900ミリメートル、板厚20ミリメートルの方形の天然貴蛇紋石を被施療者2の頭部H側から足F側に向けて2枚並べて台座10の上に配されるものであり、該放射手段41と、該放射手段41の下側に介在される「加温手段」である面状発熱体42と、前記放射手段41と同じ左右上下幅で、厚さが55ミリメートルの硬質ポリウレタン製の断熱材43とが接着により一体に形成されてなり、台座10に保持されるものである。
前記面状発熱体42は、100ボルト(V)、1200ワット(W)で、90℃以上にならないように制御する過昇温度防止手段44を備えている。前記放射手段41を最高温度70℃に達するまで2.4時間を必要とする。前記過昇温度防止手段44は、前記断熱材43に形成された陥凹部内に嵌合可能なるようにしてある。
かかる放射手段41、面状発熱体42、断熱材43は、前記台座10に保持できることは、前記第1実施例と同じである。
かかる実施例によれば、機能性部材の天然貴蛇紋石よりなる放射手段41の厚みを、第1実施例の放射手段3に比較して2分の1にする事で、放射手段3が軽量となり、設置や移動の扱いが楽になる。
図20乃至図23は、本願発明の第3実施例を示す図である。この第3実施例では、屏風型のアーケード51とするものである。
屏風型のアーケード51は、下側カバー53と、該下側カバー53に対して重なる位置と、上側にスライドする位置とに移動可能な上側カバー52とよりなることと、は、第1実施例と同じである。第1実施例と異なる点は、上側カバー52も下側カバー53も共に可撓性を有するようにして、折り曲げ部54、55の折り曲げの深さを浅くした点と、ストッパ13及び第2ストッパ14を上側カバー52及び下側カバー53の一端部52a、53aに嵌合させることで、第1実施例の上側カバー12及び下側カバー13のような中空かまぼこ状にすることができるようにした点である。
尚、符号29’は、上側カバー52及び下側カバー53の他端部52b、53bに嵌め込んだ第2シール部材であり、前記第2シール材29同様、上側カバー52及び下側カバー53間の隙間から空間7内の熱気が逃げないように配されてなる。
該ストッパ13及び第2ストッパ14を上側カバー52及び下側カバー53の一端部52a、53aから外すと、元の位置に復帰するバネ力が働いて、緩やかなカーブを描いた状態となる。上側カバー52及び下側カバー53の一端部52a、53aからストッパ13及び第2ストッパ14を外して、図22に示すように立てれば、緩やかなカーブを描いた屏風のようになり、図23に示すように曲げれば、屏風そのもののような雰囲気を醸しだし、しかも、省エネ薄型パネルヒーターとして、部屋の暖房機としても利用出来ることになる。
上側カバー52及び下側カバー53の内側に配される第2加温手段(図示省略)は、ブラックカーボン面状発熱体にガラスエポキシやFRPやPET等の樹脂にオーラパウダーを5〜40%の混入率で攪拌して練り込んだ物を絶縁体として貼り合わせたものである。前記方法の他に、ブラックカーボン面状発熱体に一般のガラスエポキシやFRPやPET等の樹脂を貼り合わせて仕上げた第2加温手段の表面に、オーラパウダーを練り込んだ不織布や生地を貼り合わせて屏風型にしても良い。
前記何れかの方法により製造した屏風型のアーケード51は、一般のブラックカーボン面状発熱体とは熱質が全く異なり、遠赤外線を多量に放射し、被施療者2の身体の深部まで暖めることが出来る。更に一度暖まったブラックカーボン面状発熱体のエネルギーをオーラパウダーが蓄熱するので、消費電力も約30%カット出来る。
かかる実施例によれば、第1実施例のような大型の成形の金型を必要とせず、緩やかなカーブを描いているか、平面状に成形できるので、オーラパウダー入りブラックカーボン面状発熱体となり、高齢化が進むこの時代に、火を使わないクリーンな暖房機として、また高齢者の痛みや疲れを緩和する健康機器として活用できることになる。更なる使い方として、読書用の机を囲むことで、腰辺りのみを暖めてくれる暖房機としても適している。上側カバー52と下側カバー53とで、椅子を囲めば、椅子型低温サウナとして使用する事も出来る。上側カバー52と下側カバー53とは、薄型なので、使用しない場合は折り畳んで押入れや家具の隙間等に収納する事が出来る。
図24乃至図27は、本願発明の第4実施例を示す図である。この第4実施例では、回転式の上側カバー62を有するアーケード61とするものである。
前記アーケード61は、上側カバー62の一端部62eと、下側カバー63の一端部63eとは、蝶番64により回転自在で、図27に示すように、下側カバー63の上に上側カバー62が乗って支承される関係にある。
前記上側カバー62及び前記下側カバー63は、頂上の部分をなす水平な上面部62a,63aと、該上面部62a,63aの両サイドから斜面状をなす斜面部62b、63bと、該斜面部62b、63bの両サイドから前記台座10に対して略直角状となるように垂設してなる支持部62c,63cとより一体に形成してなり、前記下側カバー63の足F先側の端部63dには、空間7内の熱が逃げないようにするストッパ13が配設され、前記上側カバー62の被施療者2の首N周りの端部62dには、空間7内の熱が逃げないようにする第2ストッパ14が配設されてなる。また、前記蝶番64は、上面部62a,63aの一端部62e,63eに配されている。前記ストッパ13は、端部63dに嵌合される木質或いは合成樹脂よりなる板にて形成されてなる。前記第2ストッパ14は、端部62dを覆うと共に前記被施療者2の首N周りに負荷を与えないような布状の可撓性を有する部材により吊下げられている。また、真ん中で左右に割れるようにしてある。
かかる実施例によれば、第1、第2実施例に記載した効果を有するばかりか、上側カバー62が、図27に示す折り畳んだ状態では、被施療者2を包む内面側が上を向くので、第2放射手段8の清掃性に優れ、第2放射手段8及び第2加温手段9のメンテナンス作業姿勢も良く、作業の促進が図れることになる。
図28は、本願発明の第5実施例を示す図である。この第5実施例では、放射手段71に加温可能な筺72を設けた所謂掘りごたつタイプのものである。
この放射手段71は、前記被施療者2を下側から支えることが可能なると共に天然貴蛇紋石よりなることで遠赤外線エネルギーを放射可能なるものであり、該放射手段71自体が、家屋の床73上に敷設されてなると共に、放射手段71の適宜の位置に形成した開口74に、上部に被施療者2の足Fを挿入可能なる挿入部72aを有する筺72を配してなる。床73には、前記筺72を挿入可能なる開口75が形成されてなると共に筺72を収納可能な収納部76が形成されてなる。
前記筺72の底面部72b上には、断熱板77と、該断熱板77の上に配される発熱ヒータなどの加温手段81と、該加温手段81の上に配されると共に前記放射手段71と同じ天然貴蛇紋石よりなることで遠赤外線エネルギーを放射可能なる第3放射手段78とが層状をなして配される。
前記筺72の側面部72cには、加温手段81の熱を反射させる反射板79が、囲繞してなる。符号80は、床73及び放射手段71の上に配される畳である。該畳80の代りにマットでも良い。また、前記開口74の上側には、アーケード6,51が配されても良いし、その代りに炬燵状のアーケードでも良い。
かかる実施例によれば、被施療者2を支えることが可能なると共に遠赤外線エネルギーを放射可能なる放射手段3と、該放射手段3を暖めることで被施療者2を暖めることが可能な加温手段4とより構成してなり、前記放射手段3の上面には、上部開口を有する開口74を形成し、該開口74には、被施療者2の足Fを挿入可能なる挿入部72aを有する筺72を配してなるため、被施療者2は、放射手段71が放射する遠赤外線エネルギーが被施療者2の身体の奥まで達し、身体の活性化を図ることができる。また、加温手段81により暖められた放射手段71により、頭Hをのぞいた被施療者2の身体が暖められるので、気持ちの良い加温性を得られることができる。更に、挿入部72aから筺72内に挿入した足Fは、曲げなくて良い分関節に無理な力が加わらず、楽な姿勢を保つことができる。該筺72に何らかの加熱手段81を配していれば、炬燵のような暖房設備になり、足Fを除く下半身2aは放射手段71による遠赤外線エネルギーを吸収し、足Fは何らかの加熱手段81で暖められて、頭寒足熱となる。
前記筺72の底面部72bには、被施療者2の足Fを支えることが可能なると共に遠赤外線エネルギーを放射可能なる第3放射手段78と、該第3放射手段78を暖めることで被施療者2の足Fを暖めることが可能な第3加温手段81とを配してなるため、被施療者2は、放射手段71及び第3放射手段78が放射する遠赤外線エネルギーが被施療者2の身体の奥まで達し、身体の活性化を図ることができる。また、加温手段4及び第3加温手段81により暖められた放射手段71及び第3放射手段78により、頭Hをのぞいた被施療者2の身体が暖められるので、気持ちの良い加温性を得られることができる。更に、開口74から筺72内に挿入した足Fは、曲げなくて良い分関節に無理な力が加わらず、楽な姿勢を保つことができる。該筺72に配した第3加温手段81により、筺72が炬燵のような暖房設備になり、足Fを除く下半身2aは放射手段71による遠赤外線エネルギーを吸収し、足Fは第3放射手段78による遠赤外線エネルギーを吸収できることになる。
天然貴蛇紋石よりなる前記放射手段71及び第3放射手段78は、保温性に優れている。この温熱エネルギーの特徴は、被施療者2の表皮ばかりでなく、体内深く浸透し、貫通機能も見られるもので、本発明の前記温熱療養装置1に施療した後の体温の低下現象を見ると、前記温熱療養装置1から離れて、40分を経過してもほとんど低下しないことを確認した。つまり、炬燵に暖まっている状態で、放射手段71及び第3放射手段78が放射する遠赤外線エネルギーが被施療者2の身体の奥まで達し、身体の活性化を図ることができる。この第3放射手段78は、前記したように、放射手段71に形成した開口74にほぼ等しい大きさのものであるから、発明としては、放射手段71の機能の中に含まれるものである。
また、第3加温手段81により、前記放射手段71及び第3放射手段78が暖められ、頭Hをのぞいた被施療者2の身体を前記放射手段71及び第3放射手段78の間に入り込んでいることで、頭Hを暖めずに被施療者2の身体全体が暖められるので、気持ちの良い加温性を得られることができる。
図29は、本願発明の第6実施例を示す図である。この第6実施例では、放射手段91が床暖房機能を持たせた例のものである。
この放射手段91は、前記被施療者2を下側から支えることが可能なると共に天然貴蛇紋石よりなることで遠赤外線エネルギーを放射可能なるものである。該放射手段91は、家屋の床92上に敷設されてなる断熱板93の上に配される発熱ヒータなどの加温手段94の上に配されてなる。
かかる実施例によれば、保温性に優れている天然貴蛇紋石により、被施療者2の表皮ばかりでなく、体内深く浸透し、貫通機能も見られるもので、前記加温手段94で暖めた放射手段91で施療後の体温の低下現象を見ると、暖めた放射手段91から離れて、40分を経過してもほとんど低下しないことを確認した。
即ち、放射手段91からの遠赤外線エネルギーの放射率は高く、加温手段94により一度暖めると長時間の温度保持ができる。前記放射手段91に用いる天然貴蛇紋石は、鉱石群の中でも保温力は高いので、消費電力も最小限で収まる。加えて熱伝導性にも優れ、放つ遠赤外線エネルギーは近赤外線の刺々しい熱質とは異なり、まろやかなエネルギーを放射可能である。
かかるまろやかなエネルギーを放射可能な放射手段91の上に、炬燵95を置いて、図示しない布団で覆えば、前記放射手段91により、頭Hを暖めずに被施療者2の身体が暖められるので、気持ちの良い加温性を得られることができる。
図30は、この実施例の第1変形例で、放熱手段91を畳み式台に使用した例である。図31は、この実施例の第2変形例で、放熱手段91の上に布団96を敷設した例である。図32は、この実施例の第3変形例で、かかるまろやかなエネルギーを放射可能な放射手段91の上に、勉強机97を置いた例である。符号98は、床92の上に敷設されてなる化粧床板である。図33は、この実施例の第4変形例で、かかるまろやかなエネルギーを放射可能な放射手段91の側に、キッチンセット99を置いた例である。かかる場合、料理などを行う人が足から伝わるかかるまろやかなエネルギーで健康に寄与しつつ、冷え症の改善に繋がる効果を有する。そして、図34は、この実施例の第5変形例で、かかるまろやかなエネルギーを放射可能な放射手段91を支持手段であるベッド100の上に敷設した例である。
以上の実施例では、「敷設物」は、天然貴蛇紋石よりなることで遠赤外線エネルギーを放射可能な放射手段3の例を示したが、放射手段3に限定されるものではなく、ベッドや敷き布団であっても良い。
前記台座10は、南アフリカ産のベルファースト材よりなる花崗岩の例を示したが、ベルファースト材に限定されるものではなく、主に中華人民共和国山西省産の黒御影石、通称「山西黒」という花崗岩でも、木材、特に檜材でも良い。かかる山西黒は価格が割安であるにも関わらず、ベルファースト材に次ぐ放射エネルギーを持っている。また、木材であれば、被施療者2の下側からの放射エネルギーは期待できないものの、被施療者にひんやりした花崗岩以外の石の嫌悪感を与えないことになる。また、台座10全体の重量が軽くなり、移動が容易なばかりか、台座10を支える床への影響が少なくて済み、畳でも載置が可能となる。また、木材中でも檜であれば、檜独特の癒しを生じさせる匂いを嗅ぎながら施療を行うことが可能であるので、癒し効果が高まることになる。
また、前記コントローラ19は、加温手段4及び第2加温手段9により全ての放射手段3及び第2放射手段8をそれぞれ制御する例を示したが、これに限定されるものではなく、放射手段3、41用の加温手段4、42及び第2放射手段8の第2加温手段9が分割されていれば、それ毎に温度調節を可能にするように電気コードで接続して、被施療者2の身体の施療をしたい部位(例えば、腰と背中)毎に温熱放射せしめることが可能なるようにしてもよい。かかる構造とするすることにより、施療をしないでもよい部位(例えば、足)には、加温をしないですむ分、省エネルギーができることになる。
前記下側カバー11、63及び前記上側カバー12,62は、上面部11a,12a,62a,63aと、斜面部11b,12b,62b,63bと、支持部11c,12c,62c,63cとより一体に形成してなる例を示したが、一体に形成してなるものに限定されるものではなく、細長い板よりなる上面部と、方形の板よりなる斜面部とを相互に嵌合させるようにし、該斜面部と、細長い板よりなる支持部とを相互に嵌合させるようにすることで、原価を低減するようにしても良い。
前記放射手段3,41及び第2放射手段8は、前記実施例では、全て加温手段4,42及び第2加温手段9をオンにして施療を行う、と説明したが、加温する場合に限定されるものではなく、夏場など雰囲気温度が高い場合に、かかる加温手段4,42及び第2加温手段9をオフにして施療しても、前記放射手段3,41及び第2放射手段8が有する放射エネルギーにより施療効果が生じる。
前記放射手段3,41及び第2放射手段8との間の空間7には、何も配されていない実施例で説明したが、かかる場合に限定されるものではなく、例えば、直径80ミリメートル、長さ300ミリメートルで、板厚10ミリメートルの中空円柱状の部材を、前記した放射手段3,41と同じ天然貴蛇紋石で形成されてなる指圧部材を該空間7中に放置したままにしておくと、前記放射手段3,41及び第2放射手段8の加温時に同時に加温され且つ板厚が薄い分早期に暖まり且つ円柱状であるのに転がりやすいから、被施療者2の腰部や脹脛部に相当する位置に転がして移動させて被施療者2の腰部や脹脛部に相当する部位を指圧部材に載せると、自重により適度な指圧ができ、気持ちの良いものとなる。
本発明の第1実施例に係る温熱療養装置を示す斜視図。 図1の分解斜視図。 図1中矢示SA−SA線に沿い且つ被施療者を横臥させた状態を示す断面図。 図3の矢視DBにかかる側面図。 図1乃至図4の台座のみを示す斜視図。 図1乃至図4の脚体のみを示す底面図。 図6の第1脚を示す斜視図。 図6の第2脚を示す斜視図。 図1乃至図4の放射手段を示す平面図。 図9中矢示SC−SC線に沿う断面図。 図1乃至図4の台座の第1部材を示す平面図。 図11中矢示SD−SD線に沿う断面図。 図1乃至図4の台座の第2部材を示す平面図。 図1乃至図4のコントローラを示す正面図。 本発明の第2実施例に係る温熱療養装置の放射手段、加温手段、断熱材を示す斜視図。 図15の断面図。 図15の断熱材に加温手段を重ねた平面図。 図15の放射手段等の三層構造体を台座に配した状態を示す平面図。 図15の加温手段に過昇温度防止手段を配した状態を示す平面図。 本発明の第3実施例に係る温熱療養装置のアーケードを示す斜視図。 図20の分解斜視図。 図21のアーケードを屏風状に立てた状態を示す斜視図。 図22の他の実施例を示す斜視図。 本発明の第4実施例に係る温熱療養装置の図3相当断面図。 図24のアーケード単体状態を示す斜視図。 図25のアーケードの上側カバーを持ち上げた例を示す斜視図。 図26のアーケードの上側カバーを下側カバーの上側に乗せた状態を示す断面図。 本発明の第5実施例に係る温熱療養装置の一部を破断した状態を示す斜視図。 図28の第1変形例の一部を破断した状態を示す斜視図。 図28の第2変形例の一部を破断した状態を示す斜視図。 図28の第3変形例の一部を破断した状態を示す斜視図。 図28の第4変形例の一部を破断した状態を示す斜視図。 図28の第5変形例の一部を破断した状態を示す斜視図。 図28の第6変形例の斜視図。 本発明の第1乃至第4実施例に係る天然鉱石遠赤外線放射量比較データ。 本発明の第1乃至第4実施例に係る岩盤浴等に使われる鉱石等の成分表。
符号の説明
1 温熱療養装置
2 被施療者
2a 被施療者の下半身
2b 被施療者の上半身
3,41,71,91 放射手段
4,42,81,94 加温手段
6,51 アーケード
8 第2放射手段
9 第2加温手段
11,53,63 下側カバー
12,52,62 上側カバー
13 ストッパ(放熱防止手段)
14 第2ストッパ(放熱防止手段)
26,43,77,93 断熱手段
F 被施療者の足
N 被施療者の首

Claims (10)

  1. 敷設物の上に被施療者の首より下側に相当する部位を覆うアーケードを配し、該アーケードの内面に遠赤外線エネルギーを放射可能なる第2放射手段と、該第2放射手段を暖めることで被施療者を暖めることが可能な第2加温手段とより構成してなることを特徴とする温熱療養装置。
  2. 請求項1に記載の温熱療養装置であって、
    前記アーケードの内面は、前記被施療者の身体の中心、特に丹田に、前記第2放射手段による遠赤外線放射エネルギーが集中するように形成されてなることを特徴とする温熱療養装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の温熱療養装置であって、
    前記アーケードは、前記敷設物から離れた位置で、立てることが可能なることを特徴とする温熱療養装置。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の温熱療養装置であって、
    前記敷設物は、被施療者の首より下側に相当する部位に配されると共に遠赤外線エネルギーを放射可能なる放射手段と、該放射手段を暖めることで被施療者を暖めることが可能な加温手段とより構成してなることを特徴とする温熱療養装置。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の温熱療養装置であって、
    前記第2加温手段に、遠赤外線放射機能性に優れた、天然ホルンブレンドカミングトン閃石ひん岩の微粒子を5〜40%の混入率で練り込んで形成してなるものを被覆していることを特徴とする温熱療養装置。
  6. 請求項5に記載の温熱療養装置であって、
    前記第2加温手段は、ブラックカーボン面状発熱体であることを特徴とする温熱療養装置。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の温熱療養装置であって、
    前記第2加温手段と前記アーケードとの間には、断熱手段が介在されてなることを特徴とする温熱療養装置。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の温熱療養装置であって、
    前記アーケードは、被施療者の上半身に相当する部位に対向した位置に配される上側カバーと、被施療者の下半身に相当する部位に対向した位置に配される下側カバーとよりなることを特徴とする温熱療養装置。
  9. 請求項8に記載の温熱療養装置であって、
    前記上側カバーと前記下側カバーとのそれぞれの被施療者にとっての上下方向端部には、アーケードと敷設物との間の放熱を防止した放熱防止手段が配されてなることを特徴とする温熱療養装置。
  10. 請求項8又は請求項9に記載の温熱療養装置であって、
    前記上側カバーは、下側カバーに対して開閉自在であることを特徴とする温熱療養装置。
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