JP2007135983A - 磁気共鳴イメージング装置における静磁場補正手段の動作確認方法。 - Google Patents
磁気共鳴イメージング装置における静磁場補正手段の動作確認方法。 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】磁気共鳴イメージング装置における静磁場補正手段としてのシムコイルの動作を別個の機器を必要とすること無く容易に確認可能な方法を実現する。
【解決手段】特定のシムコイルに一定の電流を流し、シムコイルが補償する方向と垂直な断面で磁場中心から様々な距離の周波数スペクトルを取得する(ステップS401、S402)。取得した周波数スペクトルからそれぞれの共鳴周波数を判定し、全ての電流値により測定したかを判定する(ステップS403、S404)。全ての電流値により測定すると特性図を作成しディスプレイに表示し、特定のシムコイルが正常かどうか判定する(ステップS405、S406)。正常でなければ、特定のシムコイルの交換等の故障の修理を行う(ステップS4087)。特定のシムコイルが正常な場合には動作確認で得られたデータから静磁場均一度を高めるための電流調整を行う(ステップS407)。
【選択図】 図4
【解決手段】特定のシムコイルに一定の電流を流し、シムコイルが補償する方向と垂直な断面で磁場中心から様々な距離の周波数スペクトルを取得する(ステップS401、S402)。取得した周波数スペクトルからそれぞれの共鳴周波数を判定し、全ての電流値により測定したかを判定する(ステップS403、S404)。全ての電流値により測定すると特性図を作成しディスプレイに表示し、特定のシムコイルが正常かどうか判定する(ステップS405、S406)。正常でなければ、特定のシムコイルの交換等の故障の修理を行う(ステップS4087)。特定のシムコイルが正常な場合には動作確認で得られたデータから静磁場均一度を高めるための電流調整を行う(ステップS407)。
【選択図】 図4
Description
本発明は、磁気共鳴イメージング装置の静磁場均一度を向上する静磁場補正手段を搭載した磁気共鳴イメージング装置に関する。
磁気共鳴イメージング装置(MRI装置)において、得られる画像を高精度化するためには、静磁場の均一度が要求される。
この静磁場の均一度を高める静磁場補正手段として、シミング用のシムコイルが用いられている。
そして、特許文献1に記載されているように、個々のMRI装置毎にシムコイルに流す電流を調整し、静磁場の均一度を高めている。
上述のように、シムコイルは、静磁場均一度を高めるために必要であるが、シムコイル自体に、断線等の故障が発生している場合は、静磁場均一度の向上機能は望めない。
そこで、シムコイル自体の動作確認をメンテナンス作業者等がオシロスコープ等の機器を用いて行うことが考えられるが、その準傭及び確認作業は煩雑であり、長時間を要することとなる。
本発明の目的は、磁気共鳴イメージング装置における静磁場補正手段の動作を別個の機器を必要とすること無く容易に確認可能な方法を実現することである。
本発明による磁気共鳴イメージング装置の静磁場補正手段の動作確認方法によれば、静磁場補正手段に電流を流し、静磁場中心からの複数の距離のそれぞれの距離における周波数スペクトルを取得し、取得した周波数スペクトルから、それぞれの距離における共鳴周波数を求め、静磁場中心における共鳴周波数と上記それぞれの距離における共鳴周波数とのずれに基づいて、静磁場補正手段の故障の有無を判断する。
また、本発明の磁気共鳴イメージング装置の静磁場補正手段の動作確認方法によれば、静磁場中心における共鳴周波数と上記それぞれの距離における共鳴周波数とのずれと、静磁場中心からの距離から上記静磁場補正手段の特性を求め、求めた特性から静磁場補正手段の故障の有無を判断する。
または、本発明の磁気共鳴イメージング装置によれば、制御手段が、上述した静磁場補正手段の故障の有無判断を行なう。
本発明によれば、磁気共鳴イメージング装置における静磁場補正手段の動作を別個の機器を必要とすること無く容易に確認可能な方法及び磁気共鳴イメージング装置を実現することができる。
つまり、メンテナンス作業者等は、従来のようにオシロスコープ等の別個の機器を使用することなく、静磁場補正手段の動作を確認することができ、メンテナンスに必要な工数を低減させることができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用されるMRI装置の全体概略構成図である。
図1は、本発明の一実施形態が適用されるMRI装置の全体概略構成図である。
図1において、MRI装置は、磁気共鳴現象を利用して被検体の断層像を得るもので、同図に示すように静磁場発生系1と、傾斜磁場発生系2と、送信系3と、受信系4と、信号処理系5と、シーケンサ6と、中央処理装置(CPU)7と、操作部8とを備えている。
静磁場発生系1は、被検体9の周りにその体軸方向または体軸と直交する方向に均一な静磁場を発生させるもので、上記被検体9の周りのある広がりをもった空間に永久磁石方式または常電導方式或いは超電導方式の磁場発生手段が配置されている。
また、この静磁場発生系1は、静磁場の均一度を向上させるためのシムコイル27を備え、このシムコイル27は、シムコイル電源28から電流が供給させる。シムコイル電源28はCPU7からの指令信号に従った値の電流をシムコイル27に供給する。
傾斜磁場発生系2は、X、Y、Zの3軸方向に巻かれた傾斜磁場コイル10と、それぞれのコイル10を駆動する傾斜磁場電源11とを備え、シーケンサ6からの命令に従いそれぞれのコイル10の傾斜磁場電源11を駆動することにより、X、Y、Zの3軸方向の傾斜磁場Gs、Gp、Gfを被検体9に印加するようになっている。
この傾斜磁場の加え方により、被検体9に対するスライス面を設定することができ、エコー信号をエンコードし、位置情報を付与する。また、傾斜磁場の印加に起因する渦電流の空間的かつ時間的な情報から、静磁場発生系1の一部を形成している複数のシムコイル27、あるいは傾斜磁場発生系2に対して、CPU7の制御によりシムコイル電源28から補償電流を印加することができる。
送信系3は、シーケンサ6から送出される高周波磁場パルスにより被検体9の生体組織を構成する原子の原子核に核磁気共鳴を起こさせるために高周波信号を照射する。
そして、送信系3は、高周波発振器12と、変調器13と、高周波増幅器14と、送信側の高周波照射コイル15とを備え、高周波発振器12から出力された高周波パルスを高周波増幅器14で増幅した後に被検体9に近接して配置された送信側の高周波照射コイル15に供給することにより、電磁波(高周波信号)が上記被検体9に照射される。
受信系4は、被検体9の生体組織の原子核の核磁気共鳴により放出されるエコー信号(NMR信号)を検出する。そして、この受信系4は、受信側の高周波受信コイル16と、増幅器17と、直交位相検波器18と、A/D変換器19とを備える。
送信側の高周波照射コイル15から照射された電磁波による被検体9の応答電磁波(NMR信号)は被検体9に近接して配置された受信側の高周波受信コイル16で検出され、増幅器17及び直交位相検波器18を介してA/D変換機19に入力され、ディジタル信号に変換される。
そして、シーケンサ6からの命令によるタイミングで直交位相検波器18によりサンプリングされた二系列の収集データとされ、その信号が信号処理系5に送られるようになっている。
この信号処理系5は、受信系4で検出したエコー信号を用いて画像再構成をする。信号処理系5は、エコー信号についてフーリエ変換、補正係数計算、画像再構成等の処理及びシーケンサ6の制御を行うCPU7と、経時的な画像解析処理及び計測を行うプログラムや、その実行において用いる不変のパラメータ等を記憶するROM(読み出し専用メモリ)20と、前計測で得た計測パラメータや受信系4で検出したエコー信号、及び関心領域設定に用いる画像を一時保管すると共にその関心領域を設定するためのパラメータなどを記憶するRAM(随時書き込み読み出しメモリ)21とを備える。
さらに、信号処理系5は、CPU7で再構成された画像データを記録するデータ格納部となる光磁気ディスク22及び磁気ディスク24と、これらディスク22、24から読み出した画像データを映像化して断層像として表示する表示部となるディスプレイ23とを備える。
シーケンサ6は、上記被検体9の生体組織を構成する原子の原子核に核磁気共鳴を起こさせる高周波磁場パルスをある所定のパルスシーケンスで繰り返し印加する制御手段であり、CPU7の制御で動作し、被検体9の断層像のデータ収集に必要な種々の命令を送信系3、傾斜磁場発生系2及び受信系4に送るようになっている。
また、操作部8は、信号処理系5で行う処理の制御情報を入力するもので、トラックボール25及びキーボード26を備える。
図2は、特定の断面における周波数スペクトルを得るためのパルスシーケンスを示す図である。図2において、RF照射を行うタイミングでスライス選択の傾斜磁場GCを出力したエコーをTE時間後に取得する。
このスライス方向GCの印加方向と印加量とを変えることによって様々な断面を設定することができる。
図3は、本発明の一実施形態における1つのシムコイル27だけ動作させ、周波数スペクトルを取得する断面を示す図である。
通常、シムコイル27単体は、X、Y、Zの各軸やその組み合わせの軸(XY方向など)に対して0次、1次、2次などの特性を持っている。これを複数組み合わせて、静磁場の不均一を補償する。ここでは、1つのシムコイル27だけを動作させ、そのコイルが補償する方向と垂直な断面で周波数スペクトルを取得する。
一般的に、静磁場強度B0と共鳴周波数fとの間には、磁気回転比γ(物理定数)を用いて次式(1)が成立する。そのため、取得した周波数スペクトルのピーク値はその断面における静磁場強度に変換することができる。
f=γ×B0 −−−(1)
図4は、本発明の一実施形態におけるシムコイル27の動作を確認するための手順を示すフローチャートである。
図4は、本発明の一実施形態におけるシムコイル27の動作を確認するための手順を示すフローチャートである。
図4のステップS401において、先ず特定のシムコイル27だけに一定の電流を流す。続いて、ステップS402において、図2に示すパルスシーケンスを加え、そのシムコイル27が補償する方向と垂直な断面で磁場中心から様々な距離の周波数スペクトルを取得する。
続いて、ステップS403において、取得した周波数スペクトルからそれぞれの共鳴周波数を判定する。次に、ステップS404において、全ての電流値により測定が行われたかどうかが判定される。
ステップS404において全てのデータが取得されたと判定されなければ、ステップS401に戻り、シムコイル27へ供給する電流値を変えて、上記のステップS402、S403を繰り返し、電流値と磁場中心からの距離の両方によってどのような特性を有するかを調べることができる。
ステップS404で全てのデータが取得されたと判定されれば、ステップS405に進み、後述する特性図を作成し、ディスプレイ23に表示する。ディスプレイ23に表示される特性図としては、図5に示す特定のシムコイルの各断面の磁場中心からの距離による共鳴周波数のずれの特性を示す図、または図6に示す特定のシムコイルの電流値による共鳴周波数のずれの特性を示す図、または、その両方がある。
次に、ステップS406において、特定のシムコイル27が正常かどうかが判定され、正常であれば、ステップS407に進み、そうでなければステップS408に進み、特定のシムコイル27の交換等の故障の修理を行い、処理を終了する。
ステップS406において、特定のシムコイル27が正常と判断された場合には、ステップS407において、シムコイル27の動作確認で得られたデータから静磁場均一度を高めるための電流調整を行い、処理を終了する。
シムコイル27は、実際には様々な軸に対して複数搭載されているため、それぞれの軸についてのシムコイル27に対して、上記の処理を行う。
また、これら一連の作業は、出荷時のみならずMRI装置のメンテナンス時にも行われる。
次に、図4のステップS405において、上記の処理で取得されたデータを使用して、この特定のシムコイルの磁場中心からの距離による特性図について説明する。
図5は、特定のシムコイルの各断面の磁場中心からの距離による共鳴周波数のずれの特性を示す図であり、ディスプレイ23に表示され。
図5において、横軸は磁場中心からの距離を示し、縦軸は共鳴周波数のずれを示す。シムコイル27が正常な場合には、図5に示すように、磁場中心からの距離によって0次、1次、2次関数のグラフとなる。
1次または2次のシムコイルについて、0次と同じような特性を示す場合には、シムコイルまたは、これに電流を供給する電線の断線や故障が考えられる。
また、このグラフの正負が逆転している場合には、プラス端子とマイナス端子との配線ミスが考えられる。つまり、図5に示すように、1次のシムコイルは正の傾きを有する一次直線、2次のシムコイルは、正の係数を有する2次曲線であるが、一次直線が負の傾きを有する場合、二次曲線が負の係数を有する場合は、プラス端子とマイナス端子との配線ミスが考えられる。
次に、図4のステップS405において、上記の処理で取得されたデータを使用して、この特定のシムコイルの電流値による他の特性図を作成し、上記ディスプレイ23に表示する場合を説明する。
図6は、特定のシムコイルの電流値による共鳴周波数のずれの特性を示す図である。図6において、横軸はシムコイルの電流値を示し、縦軸は共鳴周波数のずれを示す。この図6に示した例の場合にも図5に示した例と同様に、シムコイルは固有の特性を有しており、正常な場合には図6に示すように、0次、1次、2次の全てにおいて電流値に比例したグラフ特性を示す。
0次、1次、2次などの全てのコイルにおいて共鳴周波数のずれが発生しない場合は断線や故障が考えられる。
また、シムコイルの電流値と共鳴周波数のずれとが、シムコイルのスペックに合わない場合も故障が考えられる。
図5、図6に示す特性図をディスプレイ23に表示することにより、シムコイル27の故障発生の有無を、メンテナンス作業者等が容易に判断することができる。
以上のように構成された本発明の一実施形態によれば、静磁場均一度を向上する複数のシムコイルに電流を印加した状態で各断面の磁場中心からの距離による共鳴周波数のずれの特性図、または電流値による共鳴周波数のずれの特性図を算出し表示することにより、シムコイルまたはこれに電流を供給する電線の断線や故障、または、プラス端子とマイナス端子との配線ミス等を判定することができる。
したがって、オシロスコープ等の機器を使用することなく、シムコイルの動作を確認し、故障の発生の有無を判断することができる。
また、シムコイル27に故障が発生していない場合は、上記式(1)に基づき、上述したシムコイルの動作確認において取得した電流値と、磁場中心からの距離による静磁場強度との関係から、静磁場均一度を向上する最適電流値を求めて、その値にシムコイルへの供給電流値を補正することができる。
なお、図4に示したフローチャートにおいて、ステップS401〜S405は、CPU7による制御により実行され、ディスプレイ23に表示された特性図をメンテナンス作業者等が確認することにより、シムコイル27の故障判断等を行うものである。
さらに、予めシムコイル27の故障判定基準を設けて、CPU7により自動的にシムコイル27の故障を判断するものとしてもよい。
また、シムコイル27に故障が無いと判断したとき、磁場均一度を向上するための、シムコイル27に供給する電流値について、CPU7により自動的に最適な値に設定することも可能である。
したがって、上述したシムコイルの動作確認を自動的に実行し、故障である場合には、それをディスプレイ2に表示可能な磁気共鳴イメージング装置を実現することもできる。
1 静磁場発生系
2 傾斜磁場発生系
3 送信系
4 受信系
5 信号処理系
6 シーケンサ
7 中央処理装置
8 操作部
9 被検体
10 傾斜磁場コイル
11 傾斜磁場電源
12 高周波発振器
13 変調器
14 高周波増幅器
15 高周波照射コイル
16 高周波受信コイル
17 増幅器
18 直交位相検波器
19 A/D変換器
20 ROM
21 RAM
22 光磁気ディスク
23 デイスプレイ
24 磁気ディスク
25 トラックボール
26 キーボード
27 シムコイル
28 シムコイル電源
2 傾斜磁場発生系
3 送信系
4 受信系
5 信号処理系
6 シーケンサ
7 中央処理装置
8 操作部
9 被検体
10 傾斜磁場コイル
11 傾斜磁場電源
12 高周波発振器
13 変調器
14 高周波増幅器
15 高周波照射コイル
16 高周波受信コイル
17 増幅器
18 直交位相検波器
19 A/D変換器
20 ROM
21 RAM
22 光磁気ディスク
23 デイスプレイ
24 磁気ディスク
25 トラックボール
26 キーボード
27 シムコイル
28 シムコイル電源
Claims (6)
- 静磁場空間を発生する静磁場発生手段と、静磁場空間に高周波を照射する照射手段と、被検体から生じる核磁気共鳴信号を受信する受信手段と、傾斜磁場発生手段と、上記被検体の断層像を再構成する手段と、表示手段と、上記照射手段、上記傾斜磁場発生手段及び上記受信手段の動作を制御する制御手段と、上記静磁場空間の均一度を向上するための静磁場補正手段とを備える磁気共鳴イメージング装置の静磁場補正手段の動作確認方法において、
上記静磁場補正手段に電流を流し、
静磁場中心からの複数の距離のそれぞれの距離における周波数スペクトルを取得し、
取得した周波数スペクトルから、それぞれの距離における共鳴周波数を求め、
静磁場中心における共鳴周波数と上記それぞれの距離における共鳴周波数とのずれに基づいて、上記静磁場補正手段の故障の有無を判断することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置の静磁場補正手段の動作確認方法。 - 請求項1記載の静磁場補正手段の動作確認方法において、
上記静磁場中心における共鳴周波数と上記それぞれの距離における共鳴周波数とのずれと、上記静磁場中心からの距離とから上記静磁場補正手段の特性を求め、求めた上記特性から上記静磁場補正手段の故障の有無を判断することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置の静磁場補正手段の動作確認方法。 - 請求項2記載の静磁場補正手段の動作確認方法において、
上記特性は、上記距離に関する0次項、1次項、2次項を含む複数の次数項毎に求められ、1次項、2次項が0次項と同様な特性を有する場合には、上記静磁場補正手段に故障が発生していると判断することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置の静磁場補正手段の動作確認方法。 - 請求項2又は3記載の静磁場補正手段の動作確認方法において、上記静磁場補正手段に流す電流値を変化させ、複数の電流値に対する上記それぞれの距離における共鳴周波数を算出し、算出した共鳴周波数から、上記それぞれの距離毎の静磁場強度を算出し、上記静磁場補正手段に供給する静磁場均一度向上に最適な電流値を設定することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置の静磁場補正手段の動作確認方法。
- 請求項2記載の静磁場補正手段の動作確認方法において、上記特性は、上記静磁場補正手段に種々の値の電流を流し、これら種々の電流値毎に求められることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置の静磁場補正手段の動作確認方法。
- 静磁場空間を発生する静磁場発生手段と、静磁場空間に高周波を照射する照射手段と、被検体から生じる核磁気共鳴信号を受信する受信手段と、傾斜磁場発生手段と、上記被検体の断層像を再構成する手段と、表示手段と、上記照射手段、上記傾斜磁場発生手段及び上記受信手段の動作を制御する制御手段と、上記静磁場空間の均一度を向上するための静磁場補正手段とを備える磁気共鳴イメージング装置において、
上記制御手段は、
上記静磁場補正手段に電流を流し、静磁場中心からの複数の距離のそれぞれの距離における周波数スペクトルを取得し、取得した周波数スペクトルから、それぞれの距離における共鳴周波数を判断し、静磁場中心における共鳴周波数と上記それぞれの距離における共鳴周波数とのずれに基づいて、上記静磁場補正手段の故障の有無を判断し、表示手段に表示させることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005336040A JP2007135983A (ja) | 2005-11-21 | 2005-11-21 | 磁気共鳴イメージング装置における静磁場補正手段の動作確認方法。 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111103561A (zh) * | 2019-12-10 | 2020-05-05 | 厦门大学 | 一种补偿磁化率的永磁体匀场线圈的设计及制作方法 |
-
2005
- 2005-11-21 JP JP2005336040A patent/JP2007135983A/ja active Pending
Cited By (2)
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CN111103561A (zh) * | 2019-12-10 | 2020-05-05 | 厦门大学 | 一种补偿磁化率的永磁体匀场线圈的设计及制作方法 |
CN111103561B (zh) * | 2019-12-10 | 2021-01-05 | 厦门大学 | 一种补偿磁化率的永磁体匀场线圈的设计及制作方法 |
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