JP2007135377A - フラットケーブル用折り曲げ保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】フラットケーブルを複数の折り曲げ角度で正確に保持できるフラットケーブル用折り曲げ保持具を提供すること。
【解決手段】折れ曲がる前のフラットケーブルを保持する第1の保持部22と、斜辺211を有する板状のベース本体210を具備し、フラットケーブルが斜辺211でベース本体210の一方の面から他方の面に折り曲げられるベース部21と、ベース部21で折り曲げられたフラットケーブルを保持する第2の保持部23とを備え、第2の保持部23は、フラットケーブルを保持する複数の保持手段232a・233a、232b・233b、232c・233cを有し、前記保持手段の各々でフラットケーブルを保持したときのベース本体210でのフラットケーブルの折り曲げ角度がそれぞれ異なっている。フラットケーブルを折り曲げるとき、保持手段を選択することによって、各種の折り曲げ角度でフラットケーブルを折り曲げることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、FFC{即ち、Flexible Flat Cable(フレキシブルフラットケーブル)}、リボン電線、等といった可撓性を有するフラットケーブルを例えば自動車等といった車両の内部に配索する際に用いられるフラットケーブル用折り曲げ保持具に係り、特にフラットケーブルを折り曲げて方向を変える際に用いられるフラットケーブル用折り曲げ保持具に関する。
自動車の車内等に配索されるフラットケーブルは、配索する経路に応じて方向を変えるために任意の角度に折り曲げられることが多い。フラットケーブルを折り曲げるための手段としては、図10(a)〜図10(c)や、図11(a)〜図11(c)に示す折り曲げ固定具が知られている。
図10(a)〜図10(c)は、下記特許文献1に記載されており、図10(a)は固定具の構成、図10(b)および図10(c)は、図10(a)の固定具を使ってフラットケーブルを固定する手順を示している。
このフラットケーブル固定具1は、フラットケーブルFCを挟持する二枚の挟持板2を有している。これらの挟持板2は、略直角三角形の形状を有し、直角と接続する一辺には二枚の挟持板2を結合するヒンジ4が設けられ、また、ヒンジ4と対向する縁部には、二枚の挟持板2を係合するためのロック部5が設けられている。また、直角三角形の斜辺3は、フラットケーブルFCの折り曲げ角度に応じた角度で傾斜している。
この固定具1を使用する場合は、まず、二つの挟持板2でフラットケーブルFCを挟み込み、ロック部5をロックすることにより、図10(b)に示すように、固定具1をフラットケーブルFCの長手方向の中間部に取り付ける。このとき、フラットケーブルFCの折り曲げ予定の線を、斜辺3に位置合わせしておく。次に、図10(c)に示すように、斜辺3の位置を境界にして、フラットケーブルFCを折り曲げる。そして、その状態で固定具1の固定部(不図示)を車体等に係合させることで、フラットケーブルFCの折れ曲がり部を固定する。
ただ、このフラットケーブル固定具1では、折り曲げたフラットケーブルの形状を部品単体で安定保持することができない。
図11(a)〜図11(c)は、下記特許文献2に記載されており、図11(a)、図11(b)および図11(c)は、固定具を使ってフラットケーブルを固定する手順を示している。
このフラットケーブル固定具1は、フラットケーブルFCを挟持する略直角三角形の三枚の挟持板(第1の挟持板11、第2の挟持板12、第3の挟持板13)を有し、第1の挟持板11および第2の挟持板12の直角と接続する一辺が狭い幅のヒンジ14で結合され、第2の挟持板12および第3の挟持板13の斜辺が広い幅のヒンジ15で結合されている。また、第1の挟持板11および第2の挟持板12には、ヒンジ14と対向する縁部に両者をロックするためのロック部16、17が設けられ、また、第1の挟持板11および第3の挟持板13には、直角部分に両者をロックするためのロック部18、19が設けられている。
この固定具10を使用する場合は、まず、三枚の挟持板11、12、13を広げ(図11(a))、第2の挟持板12と第1の挟持板11とでフラットケーブルFCを挟み込み、ロック部16、17をロックする(図11(b))。次に、第1の挟持板11の斜辺の位置を境界にしてフラットケーブルFCを折り曲げるとともに、その上に第3の挟持板13を重ねて、折り曲げたフラットケーブルFCを第1の挟持板11と第3の挟持板13とで挟み込み、ロック部18、19をロックする(図11(c))。
このフラットケーブル固定具10では、折り曲げたフラットケーブルの形状を部品単体で安定保持することができる。
特開平10−92238号公報 特開平7−31043号公報
しかし、前述した従来のフラットケーブル固定具は、フラットケーブルの折り曲げ角度が一つに設定されており、それ以外の角度にフラットケーブルを折り曲げる場合には使用することができない。そのため、フラットケーブルの配索時には、折り曲げ角度ごとの多種類のフラットケーブル固定具を用意して、折り曲げ角度に合った固定具を選択しながら作業を行なう必要があり、作業性が悪く、コストも嵩むことになる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、フラットケーブルを複数の折り曲げ角度で正確に保持することができるフラットケーブル用折り曲げ保持具を提供することにある。
前述した目的を達成するため、本発明に係るフラットケーブル用折り曲げ保持具は、下記(1)〜(8)を特徴としている。
(1)折れ曲がる前のフラットケーブルを保持する第1の保持部と、
斜辺を有する板状のベース本体を具備し、前記フラットケーブルが前記斜辺において前記ベース本体の一方の面から他方の面に折り曲げられるベース部と、
前記ベース部で折り曲げられた前記フラットケーブルを保持する第2の保持部と、
を備え、
前記第2の保持部は、前記フラットケーブルを保持する複数の保持手段を有し、前記保持手段の各々で前記フラットケーブルを保持したときの前記ベース部でのフラットケーブルの折り曲げ角度がそれぞれ異なっていること。
(2)上記(1)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具であって、
前記第1の保持部は、折り曲げ角度を広げようとする前記フラットケーブルの反発力を規制する第1の側壁と、前記フラットケーブルの一方の面に接する支承面を有する第1の支承部と、前記フラットケーブルの他方の面に接する係止面を有し、かつ、前記第1の側壁に片持ち支持された第1の係止部と、を備え、
前記第2の保持部は、前記フラットケーブルの前記反発力を規制する第2の側壁と、折り返された前記フラットケーブルの一方の面に接する係止面を前記保持手段の各々に対応して有し、かつ、前記第2の側壁に片持ち支持された第2の係止部と、折り返された前記フラットケーブルの他方の面に接する支承面を前記保持手段の各々に対応して有し、かつ、前記支承面の相互の境界に前記フラットケーブルの前記反発力を規制する段差を有する第2の支承部と、を備えること。
(3)上記(2)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具であって、
前記第1の支承部、第1の係止部およびベース本体が、第1の支承部と第1の係止部との間、および、第1の係止部とベース本体との間にフラットケーブルが通る間隔を空けて配列され、前記ベース本体、第2の係止部および第2の支承部が、ベース本体と第2の係止部との間、および、第2の係止部と第2の支承部との間にフラットケーブルが通る間隔を空けて配列されていること。
(4)上記(2)または(3)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具であって、
前記第1の支承部および第2の支承部の前記支承面に、フラットケーブルを貫通して前記フラットケーブルを当該支承面上に位置決めする突起が設けられていること。
(5)上記(2)〜(4)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具であって、
前記第1の係止部および第2の係止部の前記係止面に、前記フラットケーブルの凸条が嵌る溝が設けられていること。
(6)上記(2)〜(5)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具であって、
前記第2の支承部の各支承面は、それぞれ、前記第2の側壁の方向に向かって前記第2の支承部の厚みが減少するように傾斜しており、前記第2の支承部の前記段差が、隣接する支承面との境界で前記傾斜が終端することにより生じていること。
(7)上記(2)〜(6)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具であって、
前記第2の係止部の各係止面は、それぞれ、当該係止部の自由端の方向に向かって前記第2の係止部の厚みが減少するように傾斜しており、前記フラットケーブルの脱出を規制する段差が、隣接する係止面との境界で前記傾斜が終端することにより生じていること。
(8)上記(2)〜(7)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具であって、
前記第1の支承部またはベース部の前記第1の係止部の自由端に近接した位置、および、前記第2の支承部またはベース部の前記第2の係止部の自由端に近接した位置に、前記自由端の方向に厚みを増す傾斜面が形成された突部が設けられていること。
上記(1)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具によれば、第2の保持部に、フラットケーブルを保持する複数の保持手段を設けているので、フラットケーブルを折り曲げるとき、保持手段を選択することにより、各種の折り曲げ角度でフラットケーブルを折り曲げることができる。
上記(2)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具によれば、第1の保持部に、折り曲げ角度を広げようとするフラットケーブルの反発力を規制する第1の側壁と、第1の支承部と、第1の側壁に片持ち支持された第1の係止部とを設け、第2の保持部に、フラットケーブルの反発力を規制する第2の側壁と、第2の側壁に片持ち支持された第2の係止部と、各支承面の境界にフラットケーブルの反発力を規制する段差を有する第2の支承部とを設けているので、フラットケーブルの反発力を利用して、フラットケーブルの折り曲げ角度を所定角度に正確に設定することができる。また、フラットケーブルは、第1の係止部および第2の係止部の自由端から差し込むだけで、前記反発力のために第1および第2の係止部から外れることがない。
上記(3)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具によれば、第1の支承部、第1の係止部およびベース本体を、フラットケーブルが通る間隔を空けて配列し、ベース本体、第2の係止部および第2の支承部を、フラットケーブルが通る間隔を空けて配列しているので、折り曲げる前のフラットケーブルは、第1の支承部の支承面、第1の係止部の係止面およびベース本体の一方の面に接するように、第1の支承部、第1の係止部およびベース本体の間に挟み込まれて保持され、また、折り曲げた後のフラットケーブルは、ベース本体の他方の面、第2の係止部の係止面および第2の支承部の支承面に接するように、ベース本体、第2の係止部および第2の支承部の間に挟み込まれて保持される。
上記(4)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具によれば、第1および第2の支承部の支承面に、フラットケーブルを貫通する突起を設けているので、フラットケーブルを支承面に正確に位置決めすることができる。
上記(5)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具によれば、第1および第2の係止部の係止面に、フラットケーブルの凸条が嵌る溝を設けているので、フラットケーブルを係止面に正確に位置決めすることができる。
上記(6)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具によれば、第2の支承部の各支承面を、第2の側壁の方向に向かって第2の支承部の厚みが減少するように傾斜させ、それにより第2の支承部に段差を形成しているので、第2の支承部の厚さを増やさないで段差を形成することができる。
上記(7)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具によれば、第2の係止部の各係止面を、当該係止部の自由端の方向に向かって第2の係止部の厚みが減少するように傾斜させ、それにより第2の係止部に、フラットケーブルの脱出規制用の段差を形成しているので、第2の係止部の厚さを増やさないで段差を形成することができる。
上記(8)の構成のフラットケーブル用折り曲げ保持具によれば、第1および第2の係止部の自由端に近接した位置に、自由端の方向に厚みを増す傾斜面が形成された突部を設けているので、係止部の自由端からフラットケーブルを差し込む際には支障が無く、フラットケーブルが係止部の自由端から外れようとするときに、それが妨げられる。
本発明のフラットケーブル用折り曲げ保持具は、フラットケーブルを複数の折り曲げ角度に保持することができ、かつ、その角度を安定して維持することができる。従って、フラットケーブルの配索時に、多種類のフラットケーブル固定具を用意する必要が無くなり、そのために作業性が向上し、コストの削減が可能になる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
以下、本発明に係るフラットケーブル用折り曲げ保持具の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明に係るフラットケーブル用折り曲げ保持具が取り付けられるフラットケーブルとしては、上述したように、例えば、FFC、リボン電線、等といった可撓性を有する本体を備えたものが例示される。ここでは、本発明に係るフラットケーブル用折り曲げ保持具の実施形態としてFFCに取り付けられる形態のフラットケーブル用折り曲げ保持具を説明する。
即ち、後述される本発明の実施形態は、平行に配置された複数の電線部と、それら複数の電線部の絶縁外皮間を繋ぐように当該絶縁外皮に一体的に形成されたブリッジ部と、該ブリッジ部に形成された打ち抜き孔と、を有するFFCに用いられる。
より詳細には、後述する本発明の実施形態に用いたFFCは、少なくとも一本の導線からなる導体部および該導体部の外周面を被覆する絶縁外皮を有する4本の電線部と、それら電線部を平行にそれらの絶縁外皮間を繋ぐように当該絶縁外皮に一体的に形成された3つの短冊状のブリッジ部と、該ブリッジ部の厚さ方向への打ち抜きにより当該ブリッジ部に位置決め用の貫通孔として形成された打ち抜き孔と、を有する。
図1〜図3は、フラットケーブル用折り曲げ保持具の構成を示し、そして図4〜図9は、この保持具を用いてフラットケーブル(上述した通り本例ではFFCを用いるが、『フラットケーブル』と記述する。)を折り曲げる手順を示している。図1は、折り曲げ保持具の表面側から見た斜視図、図2は、図1の矢視IIから見た折り曲げ保持具の側面図、また、図3は、図1のIII−IIIにおける折り曲げ保持具の断面図である。
図1に示すように、このフラットケーブル用折り曲げ保持具20は、大別して、フラットケーブルの折り曲げが行なわれるベース部21と、ベース部21に導入されるフラットケーブルを保持する導入側保持部22と、ベース部21で折り曲げられたフラットケーブルを、折り曲げ角度が60度、90度または120度となるように保持する導出側保持部23とを備えており、このベース部21、導入側保持部22および導出側保持部23がプラスチックで一体成形されている。
導入側保持部22は、フラットケーブルが外側に広がるのを規制する側壁221と、側壁221に片持ち支持された係止片222と、係止片222およびベース部21と協働してフラットケーブルを保持する支承板223と、支承板223の片側をベース部21に結合する連結部224とを備えている。
支承板223は、フラットケーブルに接する支承面223a(図2、図5)を裏側(下側)に有しており、この支承面223aには、フラットケーブルの打ち抜き孔31(図4、図5)に挿通してフラットケーブルを位置決めする位置決め突起226が設けられている(図2、図5)。
支承板223は、側壁221および連結部224に固定され、それらを通じてベース部21のベース本体210に連結している。係止片222は、フラットケーブルに接する係止面222aを表側(上側)に有し、この係止面222aにはフラットケーブルの凸条(導体配設箇所に凸条が生じている)の嵌る溝222eが形成されている。
支承板223と係止片222とベース本体210とは、表側から見たとき、それぞれの間にフラットケーブルが通る隙間を空けて並んでいる。側方から見ると、係止片222は側壁221の下縁側に、また、支承板223は側壁221の上縁側にそれぞれ固定され、支承板223の支承面223a、係止片222の係止面222aおよびベース本体210の裏面は、略同一平面上に位置している。側壁221に片持ち支持された係止片222の自由端には、フラットケーブルの挿入を容易にするために傾斜面222dが設けられており、フラットケーブルは、係止片222の自由端の側から、支承板223、係止片222およびベース本体210の間を縫うように挟み込まれる。
また、係止片222の自由端に近い支承板223およびベース本体210上の位置には、フラットケーブルが係止片222から抜け出るのを防止する突起部225(図5)が設けられている。この突起部225には、係止片222の方向に高さを増す傾斜面が形成されている。そのため、係止片222の自由端からフラットケーブルを挿入するときには障害にならないが、係止片222の自由端からフラットケーブルが抜け出るときには、突起部225の垂直面にぶつかるので、抜け出ることが妨げられる。
ベース部21は、板状のベース本体210を有し、このベース本体210が導入側保持部22に対して側壁221および連結部224で結合され、また、導出側保持部23に対しても同様に、側壁231および連結部234で結合されている。ベース本体210は、フラットケーブルを裏面(下面)側から表面(上面)側に折り返すための斜辺211を有している。この斜辺211以外の外側縁は側壁221または側壁231で囲まれており、フラットケーブルが斜辺211以外の箇所で折れ曲がるのを防いでいる。
また、ベース本体210は、折り返したフラットケーブルを導出側保持部23に導く斜面212を有しており、この斜面212の先端部分には、フラットケーブルの凸条の通過溝213が設けられている。
導出側保持部23は、導入側保持部22と同様に、側壁231、係止片232、支承板233および連結部234で構成されているが、ベース部21で折り返されたフラットケーブルを保持するために導入側保持部22を裏返した配置になっていること、係止片232および支承板233が、フラットケーブルを60度、90度または120度の折り曲げ角度で保持できるように構成されていること、の2点で導入側保持部22と違っている。
即ち、側壁231に片持ち支持された係止片232は、図3に示すように、その裏側(下側)に、自由端の側から順に、フラットケーブルを60度の折り曲げ角度で保持する第1係止面232a、90度の折り曲げ角度で保持する第2係止面232bおよび120度の折り曲げ角度で保持する第3係止面232cを有している。第1係止面232a、第2係止面232bおよび第3係止面232cのそれぞれは、係止片232の自由端側に向かって係止片232の厚みが減少するように傾斜しており、第3係止面232から第2係止面232bに変わる境界、および、第2係止面232bから第1係止面232aに変わる境界で係止片232の厚みが増し、フラットケーブルの第3係止面232から第2係止面232bへの移動、あるいは、第2係止面232bから第1係止面232aへの移動を妨げる段差(係止突起部)237が形成されている。また、係止片232の自由端には、フラットケーブルの挿入を容易にするための傾斜面232dが設けられており、また、第1係止面232a、第2係止面232bおよび第3係止面232cのそれぞれには、フラットケーブルの凸条が嵌る溝232eが形成されている。
側壁231および連結部234に固定された支承板233は、図1、図2に示すように、表側(上側)に、フラットケーブルを60度の折り曲げ角度で保持する第1支承面233a、90度の折り曲げ角度で保持する第2支承面233bおよび120度の折り曲げ角度で保持する第3支承面233cを有している。第1支承面233a、第2支承面233bおよび第3支承面233cのそれぞれは、側壁231側に向かって支承板233の厚みが減少するように傾斜しており、第1支承面233aから第2支承面233bに変わる境界、および、第2支承面233bから第3支承面233cに変わる境界で支承板233の厚みが増し、フラットケーブルに当接してフラットケーブルを第1支承面233a、あるいは、第2支承面233bに位置決めする段差(電線突き当て部)238が形成されている。尚、フラットケーブルを第3支承面233cに位置決めする電線突き当て部の役割は、側壁231が担っている。
また、第1支承面233a、第2支承面233bおよび第3支承面233cのそれぞれには、フラットケーブルの打ち抜き孔31(図4)に挿通してフラットケーブルを位置決めする位置決め突起236が設けられており、また、係止片232側の先端部分には、フラットケーブルの凸条の通過溝239が設けられている。
支承板233と係止片232とベース本体210とは、表側から見たとき、それぞれの間にフラットケーブルが通る隙間を空けて並んでいる。側方から見ると、係止片232は側壁231の上縁側に、また、支承板233は側壁231の下縁側に、それぞれ固定されており、支承板233の第1支承面233a、第2支承面233bおよび第3支承面233cは、係止片232の第1係止面232a、第2係止面232bおよび第3係止面232cと略同一の高さに位置している。
ベース部21で折り曲げられたフラットケーブルは、片持ち支持された係止片232の自由端の側から挿入され、ベース本体210、係止片232および支承板233の間を縫うように挟み込まれる。このとき、フラットケーブルは、折り曲げ角度に応じて、係止片232の第1係止面232aの位置、第2係止面232bの位置、あるいは第3係止面232cの位置まで挿入され、支承板233の第1支承面233a、第2支承面233b、あるいは第3支承面233cによって支承される。
また、係止片232の自由端に近い支承板233およびベース本体210上の位置には、フラットケーブルが係止片232から抜け出るのを防止する突起部235が設けられている。この突起部235には、係止片232に向かって高さを増す傾斜面が形成されており、突起部225(図5)と同じように機能する。
次に、図4〜図9を参照しながら、このフラットケーブル用折り曲げ保持具20を用いてフラットケーブルを折り曲げる手順について説明する。
まず、図4(表側から見た図)、図5(裏側から見た図)に示すように、ブリッジ部の所定位置に打ち抜き孔31を形成したフラットケーブル30を、導入側保持部22の係止片222の自由端側から側壁221に達するまで差し込み、支承板223の支承面223aに設けられている位置決め突起226をフラットケーブル30の打ち抜き孔31に挿通してフラットケーブル30を支承面223a上に位置決めする。
このとき、フラットケーブル30は、支承板223の支承面223aに接した後、支承板223と係止片222との隙間で曲げられて係止片222の係止面222aに接し、次いで、係止片222とベース本体210との隙間で曲げられてベース本体210の裏面に接するように支承板223、係止片222およびベース本体210の間に挟み込まれる。
次に、図6に示すように、フラットケーブル30をベース本体210の斜辺211で折り返して、導出側保持部23の係止片232の自由端方向に導出する(図4、図5の白矢印は、図6の状態にするためのフラットケーブル30の折り曲げ方向を示している)。このとき、連結部224、234は、側壁221、231に比べて幅が狭いため、この折り返し作業やそれに続く作業の邪魔にならない。
次に、フラットケーブル30の折り曲げ角度が90度の場合は、図7に示すように、フラットケーブル30を係止片232の自由端から挿入して、支承板233の第2支承面233bと第3支承面233cとの境界の電線突き当て部238に当接するまで差し込み、第2支承面232bの位置決め突起236をフラットケーブル30の打ち抜き孔31に挿通してフラットケーブル30を第2支承面233bに位置決めする(図6の白矢印は、図7の状態にするためのフラットケーブル30の移動方向を示している)。
このとき、フラットケーブル30は、ベース本体210の斜辺211で90度に折れ曲がった後、ベース本体210と係止片232との隙間を通って係止片232の第2係止面232bに接し、次いで、係止片232と支承板233との隙間を通って支承板233の第2支承面233bに接するようにベース本体210、係止片232および支承板233の間に挟み込まれる。
また、フラットケーブル30の折り曲げ角度が60度の場合は、図8に示すように、フラットケーブル30を係止片232の自由端から挿入して、支承板233の第1支承面233aと第2支承面233bとの境界の電線突き当て部238に当接するまで差し込み、第1支承面233aの位置決め突起236をフラットケーブル30の打ち抜き孔31に挿通してフラットケーブル30を第1支承面233aに位置決めする。
このとき、フラットケーブル30は、ベース本体210の斜辺211で60度に折れ曲がった後、ベース本体210と係止片232との隙間を通って係止片232の第1係止面232aに接し、次いで、係止片232と支承板233との隙間を通って支承板233の第1支承面233aに接するようにベース本体210、係止片232および支承板233の間に挟み込まれる。
また、フラットケーブル30の折り曲げ角度が120度の場合は、図9に示すように、フラットケーブル30を係止片232の自由端から挿入して、側壁231に当接するまで差し込み、第3支承面233cの位置決め突起236をフラットケーブル30の打ち抜き孔31に挿通してフラットケーブル30を第3支承面233cに位置決めする。
このとき、フラットケーブル30は、ベース本体210の斜辺211で120度に折れ曲がった後、ベース本体210と係止片232との隙間を通って係止片232の第3係止面232cに接し、次いで、係止片232と支承板233との隙間を通って支承板233の第3支承面233cに接するようにベース本体210、係止片232および支承板233の間に挟み込まれる。
こうして、所定の角度で折り曲げたフラットケーブルを安定保持したフラットケーブル用折り曲げ保持具20は、支承板223、232の支承面と反対側の面、あるいは、係止片222、232の係止面と反対側の面を取付け面として、任意の固定手段(不図示)で自動車の車内等に固定される。尚、この取付け面の肉厚を増すことにより、この保持具の取付けは容易になる。
このように、このフラットケーブル用折り曲げ保持具は、フラットケーブルを複数の折り曲げ角度で折り曲げることができる。
また、この保持具では、折り曲げたフラットケーブルの反発力を利用することにより、フラットケーブルを所定角度に正確に固定・保持することができる。即ち、折り曲げたフラットケーブルは、折り曲げ角度を広げる方向(図7の白矢印の方向)に反発するが、この保持具では、外側に広がろうとするフラットケーブルを、導入側保持部22の側壁221と、導出側保持部23の電線突き当て部238(あるいは側壁231)とで規制しているため、フラットケーブルの折り曲げ角度は、この導入側保持部22の側壁221と導出側保持部23の電線突き当て部238(あるいは側壁231)とで規定された角度に正確に一致することになる。また、導入側保持部22の係止片222、および、導出側保持部23の係止片232の各自由端は、互いに向き合う方向に開口しているため、これらの自由端から差し込まれたフラットケーブルは、前記反発力の作用で自由端から殆ど抜け出すことがない。
また、この保持具では、支承板223や支承板233の支承面に位置決め突起226、236を設け、フラットケーブルの打ち抜き孔に挿通してフラットケーブルを位置決めしているため、保持具に対するフラットケーブルの位置決めに特別の治具を必要としない。
また、この保持具では、導出側保持部23の係止片232に係止突起部237を設け、また、係止片222や係止片232の自由端近傍に突起部225、235を設けているため、保持具からのフラットケーブルの外れを防ぐことができる。
また、この保持具では、係止片232の係止面や支承板233の支承面を斜めに設定して係止突起部237や電線突き当て部238となる段差を形成しているため、係止片232や支承板233の厚みを抑えることができる。
また、この保持具では、係止片222、232の係止面や、ベース本体210の斜面212の先端、支承板233の先端等に、フラットケーブルの形状に対応した電線通過溝を設けているため、フラットケーブルを安定して保持することができる。
尚、ここでは、フラットケーブルの折り曲げ角度を60度、90度および120度の3段階に設定する場合について説明したが、折り曲げ角度の大きさや設定数は、これに限定されない。
また、ここでは、フラットケーブルに打ち抜き孔を設けて位置決め突起に挿通する例を説明したが、位置決め突起をフラットケーブルの絶縁体に突き刺してフラットケーブルの位置決めを行なうようにしても良い。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明の実施形態のフラットケーブル用折り曲げ保持具の表面側から見た斜視図である。 図1のII矢視方向から見た側面図である。 図1のIII−III矢視断面図である。 同折り曲げ保持具の導入側保持部でフラットケーブルを保持した状態を表側から見た斜視図である。 図4の状態を裏面側から見た斜視図である。 図4の次の操作として同折り曲げ保持具の表面側にフラットケーブルを折り曲げた状態を表面側から見た斜視図である。 同折り曲げ保持具でフラットケーブルを90度に折り曲げた状態を表面側から見た斜視図である。 同折り曲げ保持具でフラットケーブルを60度に折り曲げた状態を表面側から見た斜視図である。 同折り曲げ保持具でフラットケーブルを120度に折り曲げた状態を表面側から見た斜視図である。 従来の折り曲げ固定具を示す図で、(a)は同固定具の構成、(b)および(c)はその使い方の手順を示す図である。 従来の他の折り曲げ固定具を示す図で、(a)〜(c)は同固定具での取付け順序を示す図である。
符号の説明
20 フラットケーブル用折り曲げ保持具
21 ベース部
210 ベース本体
211 斜辺
212 斜面
213 通過溝
22 導入側保持部
221 側壁
222 係止片
222a 係止面
222d 傾斜面
222e 溝
223 支承板
223a 支承面
224 連結部
225 突起部
226 位置決め突起
23 導出側保持部
231 側壁
232 係止片
232a 第1係止面
232b 第2係止面
232c 第3係止面
232d 傾斜面
232e 溝
233 支承板
233a 第1支承面
233b 第2支承面
233c 第3支承面
234 連結部
235 突起部
236 位置決め突起
237 係止突起部
238 電線突き当て部
239 通過溝
31 打ち抜き孔

Claims (6)

  1. 折れ曲がる前のフラットケーブルを保持する第1の保持部と、
    斜辺を有する板状のベース本体を具備し、前記フラットケーブルが前記斜辺において前記ベース本体の一方の面から他方の面に折り曲げられるベース部と、
    前記ベース部で折り曲げられた前記フラットケーブルを保持する第2の保持部と、
    を備え、
    前記第2の保持部は、前記フラットケーブルを保持する複数の保持手段を有し、前記保持手段の各々で前記フラットケーブルを保持したときの前記ベース部でのフラットケーブルの折り曲げ角度がそれぞれ異なっていることを特徴とするフラットケーブル用折り曲げ保持具。
  2. 前記第1の保持部は、折り曲げ角度を広げようとする前記フラットケーブルの反発力を規制する第1の側壁と、前記フラットケーブルの一方の面に接する支承面を有する第1の支承部と、前記フラットケーブルの他方の面に接する係止面を有し、かつ、前記第1の側壁に片持ち支持された第1の係止部と、を備え、
    前記第2の保持部は、前記フラットケーブルの前記反発力を規制する第2の側壁と、折り返された前記フラットケーブルの一方の面に接する係止面を前記保持手段の各々に対応して有し、かつ、前記第2の側壁に片持ち支持された第2の係止部と、折り返された前記フラットケーブルの他方の面に接する支承面を前記保持手段の各々に対応して有し、かつ、前記支承面の相互の境界に前記フラットケーブルの前記反発力を規制する段差を有する第2の支承部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載したフラットケーブル用折り曲げ保持具。
  3. 前記第1の支承部、第1の係止部およびベース本体が、第1の支承部と第1の係止部との間、および、第1の係止部とベース本体との間にフラットケーブルが通る間隔を空けて配列され、前記ベース本体、第2の係止部および第2の支承部が、ベース本体と第2の係止部との間、および、第2の係止部と第2の支承部との間にフラットケーブルが通る間隔を空けて配列されていることを特徴とする請求項2に記載したフラットケーブル用折り曲げ保持具。
  4. 前記第1の支承部および第2の支承部の前記支承面に、フラットケーブルを貫通して前記フラットケーブルを当該支承面上に位置決めする突起が設けられていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載したフラットケーブル用折り曲げ保持具。
  5. 前記第1の係止部および第2の係止部の前記係止面に、フラットケーブルの凸条が嵌る溝が設けられていることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載したフラットケーブル用折り曲げ保持具。
  6. 前記第2の支承部の各支承面は、それぞれ、前記第2の側壁の方向に向かって前記第2の支承部の厚みが減少するように傾斜しており、前記第2の支承部の前記段差が、隣接する支承面との境界で前記傾斜が終端することにより生じていることを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれか一項に記載したフラットケーブル用折り曲げ保持具。
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