JPH1021973A - 電線接続構造 - Google Patents

電線接続構造

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JPH1021973A
JPH1021973A JP17035796A JP17035796A JPH1021973A JP H1021973 A JPH1021973 A JP H1021973A JP 17035796 A JP17035796 A JP 17035796A JP 17035796 A JP17035796 A JP 17035796A JP H1021973 A JPH1021973 A JP H1021973A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、鎖錠時の電線挿入を軽くでき、か
つ、接触導電体をその鎖錠性能を損なうことなく薄肉化
できる安価な電線接続構造を得ることにある。 【解決手段】電線Aが差込まれる電線挿入孔16,17 を有
したボディ12にクラッド材製接触導電体41を内蔵し、こ
の導電体が弾性変形可能な斜状の鎖錠片部43を有し、こ
の鎖錠片部が、狭幅部43a と、この狭幅部に連なって狭
幅部43a に対して幅方向に張り出す張り出し部位43b1を
有した広幅部43b とを備えてなり、この広幅部が電線挿
入孔16,17 に対向して設けられ、電線挿入孔に差し込ま
れた電線Aを鎖錠片部43により鎖錠する電線接続構造を
前提とする。鎖錠片部43の傾斜に対して交差する斜めの
鎖錠片受け面50をボディ12内に形成し、この受け面50に
張り出し部位43b1の狭幅部側端面43b2を係合可能に近接
させる。それにより、受け面50を電線Aが引っ張られた
際のストッパとしたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直管形けい光ラン
プを支持するランプソケット、照明器具本体に内蔵され
る器具内配線用の電源端子台、電子安定器の回路基板に
取付けられる端子台などの照明器具用電気部品、その他
の各種の電気機器用端子台等において、電線を接続する
ための構造として採用され、電線挿入孔に差し込まれる
電線の芯線を自己鎖錠式に鎖錠する電線接続構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自己鎖錠式の電線接続構造はランプソケ
ット等において採用されており、例えば特公昭61−3
0387号公報の第3図〜第6図等で知られている。こ
の公報に例示のように電線挿入孔を有したボディに内蔵
されたばね性を有する接触導電体は、ボディに支持され
る支持片部に湾曲部を介してつらなる弾性変形可能な斜
状の鎖錠片部を有している。
【0003】鎖錠片部は電線挿入孔に対向して設けられ
るものであって、それにより電線挿入孔に差し込まれた
電線の芯線(単線)を自己鎖錠して、この電線と接触導
電体とを電気的および機械的に接続し、電線引抜き力が
作用したときには鎖錠片部の先端が芯線により深く食い
込んで不用意な引き抜きを防止できるようになってい
る。そして、こうした引き抜き防止のために、支持片部
は、その両側縁をボディに形成された溝に挿入してボデ
ィに保持されており、言い換えれば、溝を形成する凸部
や壁などの導電体支持部により、前記引き抜き力の作用
で鎖錠片部がその傾斜方向に沿って支持片部側に移動す
ることを妨げている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、接触導電体
には、主としてばね性を担う母材層と、電気経路を担う
導体層とからなるクラッド材が使用されるが、その材料
コストは高価であるから、コスト低減のためには接触導
電体の板厚は薄い方がよい。しかし、前記従来の構成に
よれば、電線に引き抜き力が加わった場合における鎖錠
性能を維持するのに、専ら接触導電体自体の強度のみに
依存しているため、接触導電体を形成するクラッド材に
肉厚( 0.5mm以上)のものを採用せざるを得ず、したが
って、コスト高であるという問題がある。また、接触導
電体の肉厚が厚いため、電線の挿入力が大きいという問
題もある。
【0005】なお、前記従来の構成において図15に示
されるように電線51が引っ張られた場合には、引き抜
き力Sの作用で接触導電体52の鎖錠片部53がその傾
斜方向に沿って矢印Tに示すように支持片部54側に押
されることに伴い、鎖錠片部53と支持片部54との境
にある湾曲部55に、電線51の引っ張りに伴って鎖錠
片部53に作用する力のすべてが集中する。そのため、
薄肉のクラッド材で接触導電体52を形成すると、湾曲
部55が押し潰されて円形をなすように変形し(図15
参照)易くなり、それによって、鎖錠性能が損なわれ電
線51が引き抜ける恐れが高まる。なお、この図15中
56は合成樹脂製のボディであるランプソケットソケッ
ト、57は電線挿入孔、58はボディ56の電線挟持
面、59はボディ56の導電体支持部をなす支持壁、6
0は鎖錠片部53を後方に押し動かすピン状の解錠具
(図示しない)が挿入されて前記鎖錠状態を解除するリ
リース孔である。
【0006】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、鎖錠時の電線挿入力を小さくできるとともに、接
触導電体をその鎖錠性能を損なうことなく薄肉化できる
安価な電線接続構造を得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、電線の芯線が
差し込まれる電線挿入孔を有した合成樹脂製のボディに
ばね性を有する接触導電体を内蔵し、この導電体が弾性
変形可能な斜状の鎖錠片部およびこの鎖錠片部に湾曲部
を介して連なり前記ボディに支持される支持片部を有
し、かつ、前記鎖錠片部が、前記支持片部側の狭幅部
と、この狭幅部に連なるとともに前記狭幅部に対して幅
方向に張り出す張り出し部位を有した広幅部とを備えて
なり、この広幅部が前記電線挿入孔に対向して設けら
れ、前記電線挿入孔に差し込まれた前記芯線を前記鎖錠
片部により鎖錠して前記電線と前記接触導電体とを接続
する電線接続構造を前提とする。
【0008】そして、前記課題を解決するために、前記
鎖錠片部の傾斜に対して交差する斜めの鎖錠片受け面を
前記ボディ内に形成し、この受け面に前記張り出し部位
の前記狭幅部側端面を係合可能に近接させたことを特徴
とするものである。
【0009】この請求項1の発明において、差し込まれ
た電線を鎖錠した状態では、鎖錠片部の広幅部における
張り出し部位の狭幅部側端面がボディの鎖錠片受け面に
係合ないしは近接する。この鎖錠片受け面は、鎖錠片部
の傾斜に対して交差しているから、鎖錠された電線が引
っ張られるに伴って鎖錠片部がその傾斜方向に沿って支
持片部側に移動することを妨げるストッパとなる。その
ため、電線の引っ張りに伴って鎖錠片部に作用する力の
すべてが、接触導電体の湾曲部に集中して作用すること
がなくなり、それにより、接触導電体の肉厚を薄くして
も湾曲部の変形が防止されるので、鎖錠片部を適正な鎖
錠位置に保持できる。しかも、前記薄肉化により電線の
挿入時に鎖錠片部を軽い力で弾性変形させることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図13を参照して本
発明の第1の実施の形態を説明する。図1、図4、図5
中11は硬質合成樹脂製のソケット筐体であって、この
筐体11は、ソケットボディ12と、ソケットカバー1
4とを備えている。ソケットボディ12は後述の電線接
続構造が設けられるボディである。
【0011】図2、図6、図7等に示されるようにソケ
ットボディ12はその先端部が円弧状に湾曲されている
とともに、このボディ12の後面は開放されている。ソ
ケットボディ12のボディ前壁12aには、このボディ
12の先端側に位置して受け体取付け孔15が設けられ
ているとともに、このソケットボディ12の取付け基端
側に位置して複数組みの電線挿入孔16、17と、これ
らに個別に対応してその近傍に並ぶ解錠孔18、19と
が夫々設けられている。
【0012】電線挿入孔16、17は二つ一組として一
対設けられているとともに、各組みの内の一方の電線挿
入孔は送り配線用として使用される。図4および図5中
12gはソケットボディ12の基端壁内面で形成される
電線挟持面であり、電線挿入孔16、17の下端に連な
った面である。この挟持面12g上には後述する電線の
芯線相互の接触を妨げる仕切り突壁12h(図10およ
び図11参照、その他の図では説明の都合上省略してあ
る。)が一体に突設されている。また、解錠孔18、1
9には図示しないピン状の解錠具が必要により挿通さ
れ、それにより、後述のように自己鎖錠される電線の鎖
錠状態を解除させるようになっている。
【0013】図3、図6、図7に示されるようにソケッ
トボディ12の内部には受け体取付け孔15の周囲に位
置して複数のガイド凸部20が一体に設けられている。
これらガイド凸部20はソケットボディ12の厚み方向
に延びるリブ等で形成されている。図3、図6に示され
るようにソケットボディ12の内部における幅方向中央
部には電線挿入孔16、17間に位置して互いに接近し
た一対の中央仕切り壁22、23が一体に設けられてい
る。これらの仕切り壁22、23はボディ12の幅方向
中央位置のガイド凸部20に一体につながっていて、容
易に変形しないようになっている。
【0014】図6に示されるように一方の中央仕切り壁
22と、この壁22との間にソケットボディ12を後面
側から見て一方の電線挿入孔16および解錠孔18を置
いて対向するソケットボディ12の取付け基端側の側壁
12bとの対向面には、夫々ソケットボディ12の厚み
方向に延びて後端が開放される導電体取付け溝24が相
対向して設けられている。同様に、他方の中央仕切り壁
23と、この壁23との間にソケットボディ12を後面
側から見て他方の電線挿入孔17および解錠孔19を置
いて対向するソケットボディ12の取付け基端側の側壁
12cとの対向面には、夫々ソケットボディ12の厚み
方向に延びて後端が開放される導電体取付け溝25が相
対向して設けられている。
【0015】導電体取付け溝24、25は中央仕切り壁
22に対して直角に連なったソケットボディ12の水平
状仕切り壁49により仕切られている。この仕切り壁4
9は、前記基端壁に対向しており、導電体支持部として
使用される。図6および図7等に示す符号26は側壁1
2b、12cにその外面に開放して夫々設けられたソケ
ット取付け溝である。
【0016】図4および図5等に示されるようにソケッ
トボディ12の湾曲された先端部内面には、凸部からな
る第1爪受け部12dが一体に突設されている。図6お
よび図7等に示されるようにソケットボディ12の取付
け基端部には、電線挿入孔16を間に置いて一対の第2
爪受け部12eが設けられている。これら第1爪受け部
12eは前記取付け基端部を厚み方向に貫通する段付き
の角孔からなる。なお、この角孔の段部は図示しない。
【0017】前記ソケットカバー14は、後述の接触導
電体41および口金受け体13が組込まれたソケットボ
ディ12に、その後面開口を塞いで後述のように連結さ
れている。図2に示されるようにソケットカバー14の
先端部は、ソケットボディ12の先端部に合わせて湾曲
されており、この先端部内面には前方に突出する第1係
止爪14aが一体に設けられている。この第1係止爪1
4aは、その根元を支点とする弾性変形が可能である。
ソケットカバー14の基端部内面には一対の第2係止爪
14bが前方に突出して一体に設けられている。これら
係止爪14bは、その根元を支点とする弾性変形が可能
である。
【0018】前記構成のソケットカバー14は、その周
部に有した係止爪14a、14bを夫々ソケットボディ
12の後面開口から内側に挿入して、対応する各爪受け
部12d、12eに夫々係合させることにより、ソケッ
トボディ12に連結されて、このボディ12とともにソ
ケット筐体11を形成する。こうした爪係合において第
1係止爪14aは第1爪受け部12dをソケットボディ
12の内側から覆って第1爪受け部12dに係合され、
また、第2係止爪14bは第2爪受け部12e内に挿入
されて、この爪受け部12e内の図示しない段部に係合
される。こうして係合された状態は図4および図5に示
されている。
【0019】ソケット筐体11には口金受け体13が取
付けられている。この口金受け体13は、その前壁13
aの周縁に筒状の周壁13bを設けているとともに、こ
の周壁13bの開口された後端部外周に外側に張り出す
複数の抜け止め凸部13cを設けている。口金受け体1
3は、ソケットボディ12の後面開口から受け体取付け
孔15に通されて、ソケットボディ12の厚み方向(前
後方向)に沿って後述のように移動可能に設けられてい
る。この移動に際して口金受け体13はその周壁13b
の外面がガイド凸部20を摺動して移動を案内されると
ともに、その抜け止め凸部13cが受け体取付け孔15
の縁部に引っ掛かってソケットボディ12からの抜け出
しが防止されるようになっている。口金受け体13の周
壁13bの全長は、この口金受け体13の前記移動距離
よりも長く形成されている。なお、13dは口金受け体
13内に後述のピン接触端部42が挿入される時に、こ
の端部42が誤った位置に挿入されないようにして挿入
の目安をなすために設けられたリブであって、口金受け
体13の補強もしている。
【0020】図8等に示されるように口金受け体13
は、その前壁13aから後面開口に向けて延びる中央絶
縁壁31を有しているとともに、この壁31の両側に位
置して前壁13aに開けられた一対のランプピン挿入孔
32を有している。口金受け体13の内部には各ランプ
ピン挿入孔32に対応して導電体保持部33が設けられ
ている。
【0021】これら保持部33は、中央絶縁壁31およ
びこれに対向する周壁13bの内面に一体成形した一対
の段部33aと、これらの段部33aと一体であって相
対向する一対の互いに平行なガイド壁面33bと、これ
らのガイド壁面33から一体に突出されたリブ33cと
を有して形成されている。これら段部33a、ガイド壁
面33b、およびリブ33cは、いずれもランプピン挿
入孔32の両側に位置し、かつ、口金受け体13の厚み
方向に前記前壁13aから延びて設けられている。一対
の段部33aはランプピン挿入孔32の下端位置と同じ
高さ位置に設けられていて、リブ33cの一面をなして
いる。
【0022】ランプピン挿入孔32の両側に位置される
一対のリブ33cは互いに近付くようにガイド壁面33
bから突設されているとともに、これらリブ33cのラ
ンプピン挿入孔32から遠ざかった端部、言い換えれ
ば、ソケットカバー14側の端部33c1は図4および図
8(B)に示されるように先細状に形成されている。各
リブ33cの前記端部33c1以外の部分の厚みtは、後
述のランプピン48の直径より小さく、この直径の許容
されるばらつきの範囲で、そのランプピン48を確実に
挟持させるために例えば 2.0mm程度に設定してある。
【0023】前記ソケット筐体11のソケットボディ1
2内には、一対の速結形端子金具としての接触導電体4
1がソケットボディ12の幅方向に並んで収納されてい
る。これら導電体41は、ばね性を担うステンレス板な
どの母材層と、この一面に接着されて電気経路を担う銅
板などの導体層とからなるクラッド材を素材として、プ
レス成型により図11等に示されるようにピン接触端部
42と、一対の鎖錠片部43と、支持片部44と、ばね
板部45とを備えて形成されている。しかも、接触導電
体41には後述の理由から従来よりも遥かに薄い肉厚の
クラッド材、例えば 0.2mm〜 0.3mmの厚みのものを採用
している。
【0024】ピン接触端部42は接触導電体41の長手
方向一端部に設けられている。この接触端部42は、そ
の先端部間に図9に示されるようにピン入り口42aを
設けて互いに連続する一対のピン挟持片部42b、42
cを有して形成されている。一方のピン挟持片部42b
はばね板部45から折り曲げられている。
【0025】他方のピン挟持片部42cは、前記ピン挟
持片部42bよりも幅が狭いとともに、その前端部はく
の字状に曲げられていて、一方のピン挟持片部42bの
前端部との間に前記ピン入り口42aを形成している。
前記くの字状をなす前端部は、前記接触導電体41がソ
ケットボディ12に組込まれていない自由状態では、一
方のピン挟持片部42bに弾性的に接触されて、ピン入
り口42aを閉じるようになっている。また、この他方
のピン挟持部42cの幅は前記相対向するガイド壁面3
3a間の幅よりも僅かに狭い。
【0026】鎖錠片部43は、接触導電体41の長手方
向他端部に、支持片部44の前端部から湾曲部41aを
介して斜め後ろ方向に向けて折り曲げられている。この
鎖錠片部43は電線挿入孔16または17に挿入される
絶縁被覆電線Aの単線からなる芯線B(図1、図4、図
5、図12参照)に弾性的に圧接し、この芯線Bを前記
電線挟持面12gとの間で挟んで鎖錠するために設けら
れている。
【0027】鎖錠片部43は、図9、図10、図13等
に示されるように支持片部44側の狭幅部43aと、こ
の狭幅部43aの先端に連なる広幅部43bとを有して
いる。狭幅部43aは湾曲部41aと同幅であって広幅
部43bよりも幅が狭く、また、広幅部43bは狭幅部
43aよりも幅が広いものであり、それにより、広幅部
43bは狭幅部43aに対して幅方向に張り出す張り出
し部位43b1を有している。この第1の実施例では隣接
する一対の鎖錠片部43が仕切り溝43cで仕切られて
いるため、張り出し部位43b1は仕切り溝43cとは反
対側に張り出されている。なお、仕切り溝43cは前記
仕切り突部12hに嵌合されるようになっている。
【0028】支持片部44は、接触導電体41の中間部
に設けられており、その前端部には既述のように湾曲部
41aを介して鎖錠片部43が折れ曲がって連なり、後
端部にはばね板部45が折れ曲がって連なっている。こ
の支持片部44は、接触導電体41をソケットボディ1
2内に固定するために設けられたものであって、その後
端部の幅方向両側には外れ止め片44aが夫々斜めに切
り起こされている。
【0029】ばね板部45は、ピン接触端部42のピン
挟持片部42bと支持片部44とを一体につないでい
る。このばね板部45は口金受け体13を前方に付勢す
るばね性を担うために設けられている。ばね板部45と
支持片部44と一方のピン挟持片部42aとは同じ幅で
あって、これらよりも他方のピン挟持片部42cと鎖錠
片部43は幅が狭く形成されている。
【0030】前記構成の接触導電体41はその導体層を
ソケットボディ12の前壁12bの裏面に対向する姿勢
で、既に口金受け体13が受け体取付け孔15に通して
セットされたソケソケットボディ12内に挿入して取付
けられる。この装着において、支持片部44の両側縁が
相対向する導電体取付け溝24または25に夫々嵌入す
るとともに、その外れ止め片44aが前記溝24の一方
の溝壁面または前記溝25の一方の溝壁面に食い込むか
ら、その係合により接触導電体41の中間部がソケット
ボディ12に対して動かないように固定される。また、
この取付けによって、支持片部44は、その鎖錠片部4
3とは反対側の面を導電体支持壁49に接触して支持さ
れるようになっている。
【0031】しかも、前記装着において、ピン接触端部
42を、その一方のピン挟持片部42bの両側縁を夫々
口金受け体13の導電体保持部33の段部33aに接触
係合させるとともに、他方のピン挟持片部42cを導電
体保持部33の相対向する壁面33b間に挿入して設け
られる。その上、こうしたピン接触端部42の口金受け
体13内への収納において、既述のように一方のピン挟
持片部42bの両側縁が段部33a、すなわち、リブ3
3cの一面に係合される一方で、他方のピン挟持片部4
2cがリブ33cの他面に係合されるから、これら一対
のピン挟持片部42b、42cによってリブ33cは挟
まれる。
【0032】それによって、ピン挟持片部42cはその
弾性力に抗して前記一方のピン挟持片部42bから離れ
て、これら挟持片部42b、42cの先端部間のピン入
り口42aが開かれる。このピン入り口42aは図4に
示されるように口金受け体13のランプピン挿入孔32
に真後ろに対向配置される。
【0033】また、以上のピン接触端部42のソケット
ボディ12への収納において、リブ33cの先端部33
c1が先細状となっているから、この先端部33c1により
リブ33cを挟む一対のピン挟持片部42b、42cを
ガイドして、ピン入り口42aを速やかに開かせて、前
記前端部33c1に閉じたピン入り口42aが引っ掛かる
ことを防止できる。そのため、ピン接触端部42を口金
受け体13内に円滑に案内して容易に組込むことがで
き、その作業性を向上できる。
【0034】そして、以上のようにしてピン接触端部4
2が口金受け体13内に接続されて接触導電体41がソ
ケットボディ12に内蔵されることにより、ピン接触端
部42は口金受け体13の前壁13aの裏面に沿って摺
動することなく、言い換えれば、口金受け体13に対し
て移動不能に取付け保持される。
【0035】また、こうした接触導電体41の取付けに
おいて、ばね板部45は、その自由状態からソケットカ
バー14に向けて多少凸となるように湾曲して弾性変形
される。これは、ソケットボディ12の受け体取付け孔
15に通された口金受け体13の導電体保持部33と、
ソケットボディ12の導電体取付け溝24または25と
の間の距離に対して、接触導電体41のばね板部45の
自由長が長いことにより実現されている。なお、接触導
電体41の具体的な取付けにおいては、初めにピン接触
端部42を導電体保持部33に取付け、次に、支持片部
44を導電体取付け溝24または25に取付けて行うも
のである。
【0036】以上の取付けにより、ばね板部45の弾性
力によってピン接触端部42の先端が前記前壁13aの
裏面に当接保持されるとともに、その当たりを介してば
ね板部45の撓みに応じた反発荷重で口金受け体13が
前方に付勢され、それにより、口金受け体13が前方に
付勢されてソケットボディ12の前面に突出保持され
る。そして、ソケットボディ12内に取付られた接触導
電体41におけるピン接触端部42の開いたピン入り口
40aは、口金受け体13のランプピン挿入孔32の後
端開口に連続して配置され、鎖錠片部43は、一方の電
線挿入孔16および解錠孔18、または他方の電線挿入
孔17および解錠孔19に裏面開口に接近し対向して配
置される。こうした接触導電体41の取付け状態は図4
および図11等に示されている。
【0037】また、ソケットボディ12の前記導電体取
付け溝24、25が設けられた壁面には、図10、図1
2、図13等に示されるように鎖錠片受け面50が形成
されている。これら受け面50はソケットボディ12に
内蔵された接触導電体41の鎖錠片部43の傾斜に対し
て交差する斜めの面からなり、その面50には鎖錠片部
43の広幅部43bにおける狭幅部側端面43b2が係合
可能に近接されている。 こうした構成のランプソケッ
トに器具内配線用または送り配線用の電線Aを接続する
には、この電線Aの芯線Bを電線挿入孔16または17
に差し込めばよい。それにより、芯線Bが鎖錠片部43
をその弾性力に抗して押し開きながら挿入されるので、
この芯線Bに鎖錠片部43の先端縁が食い込んで、芯線
Bが鎖錠片部43とソケットボディ12の電線挟持面1
2gとの間に挟着される。こうして、電線Aが自己鎖錠
式に鎖錠されて、これと接触導電体41との機械的およ
び電気的接続がなされる。
【0038】以上の鎖錠により鎖錠片部43は芯線Bの
径に応じて若干図12中矢印方向に回動変位するので、
それに伴い、既に鎖錠片受け面50に近接している鎖錠
片部43の張り出し部位43b1の狭幅部側端面43b2
は、鎖錠片受け面50により一層近づけられるか、もし
くは鎖錠片受け面50に接触(係合)される。この状態
において第1の実施の形態では、鎖錠片部43と鎖錠受
け面50とがなす交差角度θ(図12参照)が略90゜
となるが、本発明ではこの交差角度θは90゜には限定
されない。
【0039】そのため、ランプソケットに差し込まれた
電線Aに何等かの原因で引き抜き力が作用した場合に前
記鎖錠状態を確実に保持でき、不用意な電線Aの引き抜
きが防止される。
【0040】詳しくは、鎖錠された電線Aが引っ張られ
ると、接触導電体41の鎖錠片部43は、その傾斜方向
に沿って支持片部44側に移動する力を受けて、同方向
に移動しようとするが、それによる移動は、鎖錠片受け
面50への鎖錠片部43の係合により、言い換えれば、
鎖錠片受け面50をストッパとして妨げられる。特に、
前記交差角度θが90゜である場合には、鎖錠片受け面
50上において張り出し部位43b1の狭幅部側端面43
b2が滑る恐れがなく、より確実なストッパ機能を発揮で
きる。
【0041】こうした鎖錠片受け面50での支持作用に
より、電線Aの引っ張りに伴って鎖錠片部43に作用す
る力のすべてが、導電体支持壁49により定位置に保持
された(接触導電体41の)湾曲部41aに集中して作
用することがないから、湾曲部41aが押し潰されて円
形となるように変形することを防止できる。そのため、
鎖錠片部43を適正な鎖錠位置に保持でき、この鎖錠片
部43の芯線Bへの食い込みが弱められ鎖錠性能が損な
われることがないので、大きな引っ張り力が電線Aに加
わっても、この電線Aの引き抜けをなくし得るものであ
る。
【0042】そして、前記のように電線Aに引き抜き力
が加わった時の鎖錠性能を維持するのに、ボディ12に
設けた鎖錠片受け面50での支持作用を利用したから、
前記鎖錠性能を維持するのに接触導電体41自体の強度
のみに依存させる必要がなくなり、この導電体41に主
として母材層が薄く、それ故に、強度が低い薄肉のクラ
ッド材を用いることができる。したがって、接触導電体
41のコストを低減でき、それに応じて電線Aの接続構
造を安価に構成できるものである。なお、このような事
情は接触導電体がクラッド材以外の材料で形成される場
合も同様であるが、特に、クラッド材の場合にはコスト
低減効果が大である。
【0043】しかも、接触導電体41を薄肉にできるの
で、その鎖錠片部43が撓み易くなる。そのため、電線
挿入孔16、17への電線Aの挿入による鎖錠時の電線
挿入を軽い力で容易に行うことができる。
【0044】なお、前記構成のランプソケットは、その
ソケット筐体11のソケット取付溝26を、図示しない
蛍光灯照明器具が備える器具本体のソケット取付台に嵌
合させることにより、器具本体に取付けて使用される。
そして、天井側に配置される蛍光灯照明器具にあっては
通常ソケット筐体11の先端を下方に向けて使用され
る。
【0045】器具本体に固定されたランプソケットに図
5に示すように直管形けい光ランプ46を接続するに
は、その口金47から突出されたランプピン48を、口
金受け体13のランプピン挿入孔32に挿入することに
より行われる。そうすると、まず、ランプピン挿入孔3
2を通ったランプピン48がピン接触端部42の既に開
かれているピン入り口42aに入り込んで、一方のピン
挟持片部43bから離れるように他方のピン挟持片部4
3bを主として弾性変形させながら、これら両接触片部
43b、43c間に挿入される。それにより、ランプピ
ン48をその径方向両側からピン接触端部42のばね力
で挟持して、これらの電気的接続とランプピン48の機
械的保持がなされる。
【0046】また、この第1の実施の形態においては、
既述のように接触導電体41の支持片部44はソケット
ボディ12の導電体取付け溝24または25に固定され
ており、接触導電体41のピン接触端部42は口金受け
体13の導電体保持部33に口金受け体13に対して動
かないように拘束されている。それにより、これら支持
片部44とピン接触端部42との間のばね板部45は、
ソケットボディ12と口金受け体13とに両端を保持し
て設けられている。
【0047】そのため、以上のように口金受け体13が
ソケットボディ12内に押し込まれても、ピン接触端部
42が口金受け体13の前壁13bの裏面を摺動するこ
とがないから、前記押し込みに伴って、予め自由状態に
対して多少撓んでソケットカバー14に向けて凸となる
ように湾曲されて、その湾曲方向が既に定まっているば
ね板部45全体はさらにソケットカバー14方向に大き
く撓んで湾曲される。それによって、このばね板部45
と支持片部44との折り曲げ部41aにランプピン48
の挿入力が集中することが防止されるとともに、このば
ね板部45全体の撓みに応じた反発荷重によりランプ保
持力を得ることができる。したがって、両端のランプソ
ケットにより必要なランプ保持力を得て前記器具本体に
けい光ランプ46を支持できる。ランプソケットにけい
光ランプ46が支持された状態は図5に示されている。
【0048】しかも、前記ランプソケットは、以上のよ
うに両端がそれが係合される部材に動かないように拘束
されたばね板部45全体の撓みに応じた反発荷重により
ランプ保持力を得る構成であるから、既述のように挿入
されたランプピン48の先端位置によってばね板部45
の撓み量が変わることはなく、その撓みは専ら口金47
の押し加減に従うので、ランプ全長のばらつきに起因す
るランプ保持力のばらつきを少なくして、けい光ランプ
46を安定して支持できる。その上、既述のようにラン
プピン48の挿入に伴ってランプ保持力を得るのにばね
板部45全体を撓ませるため、支持片部44とばね板部
45との折り曲げ部41bに一点集中することを防止で
きる。それにより、けい光ランプ46が繰り返し着脱さ
れる場合においても、前記折り曲げ部41bが折損する
恐れを少なくできるものであり、したがって、製品の品
質を高めることができる。
【0049】これとともに、既述のようにばね板部45
全体の大きな撓みに伴う反発荷重でランプ保持力を得る
ので、接触導電体41を板厚が薄い板ばね材で形成でき
る。したがって、材料コストが高いクラッド材を用いて
接触導電体41を作る場合においても、そのコストダウ
ンができるから、本発明の電線接続構造、ひいてはこの
構造を有したランプソケット全体のコストを下げて安価
に得ることができる。
【0050】しかも、以上のような接触導電体41の薄
肉化に伴ってばね板部45が撓み易くなる。そのため、
ランプピン48の挿入時における接触導電体41の抵抗
が減って、ランプピン48の挿入操作力を軽減できるの
で、ランプソケットにけい光ランプ46を取付ける作業
を容易にできる。
【0051】さらに、この第1の実施の形態において
は、既に述べたように、接触導電体41のピン接触端部
42をなす一対のピン挟持片部42b、42cは、それ
らの弾性力により、接触導電体42がソケットボディ1
2に組込まれていない自由状態では弾性的に接触してピ
ン入り口42aを閉じている構成である。そのため、予
めピン接触端部42のピン入り口42aを所定隙間に開
いておくといった製造上の厳しい管理を不用にできると
ともに、このようにピン入り口42aを閉じておくピン
接触端部42を成形するプレス加工は所定隙間のピン入
り口42aを作る場合よりも遥かに簡単な管理ですむ。
したがって、接触導電体41の製造性を向上でき、安価
にこの導電体41を得ることができ、ソケット全体のコ
ストダウンに寄与できる。
【0052】そして、以上のように自由状態でピン入り
口42aが閉じているピン接触端部42は、接触導電体
41をソケットボディ12に組込んだ際、口金受け体1
3のリブ33cを挟んで取付けられて、このリブ33c
の厚みに応じて一対のピン挟持片部42b、42cのピ
ン入り口42aを開くことができる。したがって、接触
導電体41の構成材料の硬度のばらつきに拘らず、ピン
入り口42aの隙間を機械的に一定寸法に規制でき、こ
の一定化に伴いランプ保持力を一定化できる。例えば、
前記構成での実験によれば、ランプ保持力の電気用品取
締法に定められた規格値の略中間レベルである[(3〜
4)N/ピン]のランプ保持力を安定して得ることがで
きた。なお、Nはニュートンである。
【0053】すなわち、以上のようにランプ保持力を安
定させることができるから、このランプソケットの品質
を向上できるとともに、このソケットへのランプピン4
8の挿入に要する差し込み力のばらつきも小さくでき
る。その上、ピン入り口42aが開かれた状態でランプ
ピン48が差し込まれるから、このピン48がピン入り
口42aに引っ掛かって、差し込みを妨げることもな
く、容易にランプピン48を差し込むことができる。
【0054】また、前記のようにランプピン48を相対
向するピン挟持片部42b、42c間に挿入する差し込
み方式により、ランプピン48とピン接続端部42とを
電気的に接続するから、ランプピン48に対するピン接
触端部42の挟持力がばね板部45のばね性には無関係
となる。それにより、けい光ランプ46の全長のばらつ
きに基づき挿入されたランプピン48の先端位置に浅い
深いの差があっても、ばね板部45の撓み量がばらつく
ことがなく、前記電気的接続が影響されることがなくな
るから、ランプピン48に対する接触信頼性を向上でき
る。
【0055】なお、本発明は前記第1の実施の形態には
制約されない。例えば、図14に示されるような照明器
具用の電源端子台101に設けられる電線接続構造にも
適用できる。なお、図14中102は図示しない底板に
より下面開口を閉鎖された合成樹脂製のボディであり、
これには天井から引き込まれるFケーブルDが差し込ま
れる第1電線挿入口103と、送り用電源線をなす電線
Eが差し込まれる第2電線挿入口104と、アース線用
電線Fが差し込まれる第3電線挿入口105と、器具内
配線用電線Gが差し込まれる第4電線挿入口106とが
夫々設けられている。ボディ102には夫々の電線挿入
口に対応して図示しないクラッド材製の接触導電体が内
蔵されていて、これらと電線挿入口とを備えて前記第1
の実施の形態と同様の電線接続構造が形成されている。
【0056】
【発明の効果】本発明は、以上詳記したような形態で実
施されるので、以下の効果がある。
【0057】請求項1の発明によれば、接触導電体が有
した鎖錠片部の傾斜に対して交差する鎖錠片受け面をボ
ディに設けて、この鎖錠片受け面に、鎖錠された電線が
引っ張られた際に鎖錠片部の広幅部における張り出し部
位の狭幅部側端面が係合するようにして、電線が引っ張
られた際に鎖錠片部に作用する力のすべてが、接触導電
体の湾曲部に集中して作用しないようにしたから、接触
導電体をその鎖錠性能を損なうことなく薄肉化できて安
価な電線接続構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電線接続構造
を備えるランプソケット全体の構成を示す斜視図。
【図2】第1の実施の形態に係る電線接続構造を備える
ランプソケット全体の構成を前面側から見て示す分解斜
視図。
【図3】第1の実施の形態に係る電線接続構造を備える
ランプソケットの構成をソケットカバーを取除いて後面
側から見て示す分解斜視図。
【図4】第1の実施の形態に係る電線接続構造を備える
ランプソケット全体の構成を示す断面図。
【図5】第1の実施の形態に係る電線接続構造を備える
ランプソケットにけい光ランプが支持された状態を示す
断面図。
【図6】第1の実施の形態に係る電線接続構造を備える
ランプソケットのソケットボディと口金受け体とを組み
合わせた状態を示す後面図。
【図7】第1の実施の形態に係る電線接続構造を備える
ランプソケットの構成をソケットカバーを取除いた状態
で示す後面図。
【図8】(A)は第1の実施の形態に係る電線接続構造
を備えるランプソケットの口金受け体の構成を示す後面
図。(B)は図8(A)中Z−Z線に沿って示す口金受
け体の断面図。
【図9】(A)第1の実施の形態に係る電線接続構造を
備えるランプソケットの接触導電体の構成を示す側面
図。 (B)第1の実施の形態に係る電線接続構造を備えるラ
ンプソケットの接触導電体の構成を示す正面図。
【図10】第1の実施の形態に係る電線接続構造を分解
して示す斜視図。
【図11】第1の実施の形態に係る電線接続構造の組立
て状態を示す斜視図。
【図12】第1の実施の形態に係る電線接続構造に電線
が差し込み接続された状態を示す断面図。
【図13】第1の実施の形態に係る電線接続構造を示す
後面図。
【図14】本発明の第2の実施の形態に係る電線接続構
造を備えた電源端子台の構成を示す斜視図。
【図15】従来例に係る電線接続構造において差し込ま
れた電線に引っ張り力が作用した時の状態を断面図。
【符号の説明】
12…ソケットボディ(ボディ)、 12g…電線挟持面、 16、17…電線挿入孔、 41…接触導電体、 41a…接触導電体の湾曲部、 43…接触導電体の鎖錠片部、 43a…鎖錠片部の狭幅部、 43b…鎖錠片部の広幅部、 43b1…広幅部の張り出し部位、 43b2…張り出し部位の狭幅部側端面、 44…接触導電体の支持片部、 49…導電体支持壁、 50…鎖錠片受け面、 A…電線、 B…電線の芯線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線の芯線が差し込まれる電線挿入孔を有
    した合成樹脂製のボディにばね性を有する接触導電体を
    内蔵し、この導電体が弾性変形可能な斜状の鎖錠片部お
    よびこの鎖錠片部に湾曲部を介して連なり前記ボディに
    支持される支持片部を有し、かつ、前記鎖錠片部が、前
    記支持片部側の狭幅部と、この狭幅部に連なるとともに
    前記狭幅部に対して幅方向に張り出す張り出し部位を有
    した広幅部とを備えてなり、この広幅部が前記電線挿入
    孔に対向して設けられ、前記電線挿入孔に差し込まれた
    前記芯線を前記鎖錠片部により鎖錠して前記電線と前記
    接触導電体とを接続する電線接続構造において、 前記鎖錠片部の傾斜に対して交差する斜めの鎖錠片受け
    面を前記ボディ内に形成し、この受け面に前記張り出し
    部位の前記狭幅部側端面を係合可能に近接させたことを
    特徴とする電線接続構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006328181A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Sakura Color Prod Corp 筆記具用油性インキ組成物
CN100342597C (zh) * 2004-03-22 2007-10-10 阿尔卑斯电气株式会社 电部件用插座装置
JP2020136207A (ja) * 2019-02-25 2020-08-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 ソケット及び照明器具

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