JP2007135165A - ２眼立体デジタルカメラ（２つ折り式） - Google Patents

Abstract

【課題】一般のデジタルカメラで撮影した写真プリントを、手軽に立体画像で見れるとよい。特殊撮影した航空写真では、双眼凸レンズを用いて、立体画像を見るものがあるが、一般のアルバムでも、これを見れるようにした。
ただし、写真プリントの大きさは、双眼凸レンズで立体画像が見える横幅になる。（人の両眼距離７ｃｍとして、左右両画面を並べて幅約１４ｃｍ）。
【解決手段】２台のデジタルカメラを１台に合体させ、２眼のレンズで、人間の両眼のように、２方向から同時撮影をすることによって、簡単に双眼凸レンズを用いて、立体画像を見ることが出来るようなデジタルカメラを作った。
このとき、カメラは２つ折で、遠距離撮影か近距離撮影かに応じて開く角度を調節し撮影目標視点が並べて配置した左右液晶モニタ−の同じ位置（十文字線上）に来るようにして撮影する。
【選択図】図１

Description

１台のデジタルカメラで、同時に２方向（間隔は人の両眼距離約７ｃｍ）から撮影できる２眼立体デジタルカメラを考案した。このとき、被写体の撮影目標視点は、左右両画面の同じ位置にあること。このため、左右の液晶モニタ−は十文字線を入れて並べて配置した。図１に示したカメラの２つ折りを開いた時、遠距離撮影か近距離撮影かに応じて開く角度を調節し、モニタ−で撮影視点が左右両画面の同じ位置（十文字線上）に来るようにして撮影する。（近距離撮影の場合、開く角度は、１８０度より小さくなる）

航空写真などでは、双眼凸レンズを用いて立体的に見るものがあるが、一般のアルバムでは立体写真を見ることはできなっかた。これを２眼立体デジタルカメラで撮影し、その写真プリントを立体的に見ることが出来る。
ただし、写真プリントの大きさは、双眼凸レンズで見える横幅になる（左右両画面を並べて幅約１４ｃｍ）。また、カメラレンズの視線と人の眼の視線を写真プリント上で一致させること。

注意事項

これを商品にする場合には、個人の眼の体質、条件などによって、立体的に見られない人も、おられますから、販売にあたっては、店頭にて体験確認することを明記すること。 また、使用説明書には、眼の疲労に注意し長時間見つづけないこと、写真プリントで撮影目標視点が左右画面の同じ位置にない場合、無理をして立体像を見ないこと（カメラの視線と眼の視線が異なるから）、を明記すること。

発明の効果

（イ）ペット動物や野生動物やスポ−ツ選手の一瞬の貴重なポ−ズを立体画像として残すことができる。（この場合、カメラを開く角度；撮影距離をあらかじめ決めておいて、シャッタ−チャンスを待つ）
（ロ）絵ハガキなどの雄大な風景、絶景を立体画像として撮影することができる。
（ハ）親の死後、生前にこのカメラで撮影してあれば、親の姿を立体画像で見ることができる。
（ニ）結婚式や子供の記念写真アルバムとして立体画像で残すことができる。
（ホ）新型モデル車、ニュ−デザイン商品、ファッションドレス、流行ヘア−スタイル、建築関連商品、などを立体画像で提供できる。
（ヘ）２眼カメラでも、収納 携帯に便利である。

図３、で立体写真プリントの実施例を添付した。

本発明の２つ折りカメラを開く時の内面図である。 本発明の２つ折りカメラを開く時の外面図である。 本発明の実施例である。 航空写真などで使われる双眼凸レンズ（参照図）

符号の説明

１ デジタルカメラ本体
２ 右眼レンズ
３ 左眼レンズ
４ シャッタ−ボタン
５ ２つ折りチョウツガイ
６ ファインダ−
７ 右フラッシュライト
８ 左フラッシュライト
９ 左眼液晶モニタ−（十文字線入り）
１０ 右眼液晶モニタ−（十文字線入り）
１１ 電源スイッチ
１２ 各種メニュ−ボタン

Claims (2)

1. ２台のデジタルカメラを１台に合体させた装置。
   すなわち、１台のカメラに２眼のレンズを装着し、シャッタ−や露出ピントやメディアカ−ドなどは、２眼のレンズに同時同調（連動）させ、左右液晶モニタ−は、それぞれ十文字線を入れて、並べて配置する。
2. 上記（請求項１）のカメラ本体を、左右レンズの真ん中で、レンズを内側にして２つ折りにし、外側の左面には液晶モニタ−（２つ）、外側の右面には電源スイッチや各種メニュ−ボタンなどを配置する。