JP2007134003A - 光ディスク装置 - Google Patents

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泰嗣 豊田
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Abstract

【課題】再生品質を向上することができる光ディスク装置を提供する。
【解決手段】光ディスクの情報記録面を同心円状の複数の領域(ゾーン)に分け、CAV再生前に予めユーザ操作に従い各ゾーンごとの再生パワーをメモリ5に格納する。CAV再生中にゾーン監視部6がゾーンの切り替わりを判定すると、再生パワー切り替え部7がその切り替わったゾーンの再生パワーをメモリ5から読み出し、再生パワーを切り替える。このように各ゾーンごとに再生パワーに切り替えてCAV再生を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等に代表される光ディスクをCAV再生する光ディスク装置に関する。
今日、CDやDVD等の光ディスクが、映像情報や音声情報その他の様々な形式の情報を保存する記録媒体として主流となっている。その理由として、光ディスクは高密度な記録が可能であり、また所望のデータへ高速にアクセスできることなどが挙げられる。
再生専用の光ディスクには、ピットと呼ばれる凹凸が、光ディスク基板上に形成される螺旋状または同心円状のトラック上に形成されており、光ディスク装置は、そのトラックに沿ってレーザダイオードから発光されるレーザ光を追従させ、ピットからの反射光をフォトダイオードにて検出し、その反射光の強度に応じて光ディスクに記録されている情報を読み取っている。
また、記録型の光ディスクは反射層と記録層により構成されており、光ディスク装置は、高いレーザパワーのレーザ光を照射して記録層のレーザ吸収率もしくは屈折率を変化させることで情報の書き込みを行っている。つまり、記録層のレーザ吸収率が増加すると、再生時に光ディスクの反射率が低くなり、また、記録層の屈折率が変化すると、再生時に記録層を通過するレーザ光の波長(位相)が変化するので、見かけ上、反射層の反射率(つまり反射光の強度)が変化し、反射層に凹凸(ピット)ができたものと同等になる。なお、再生時のレーザ光は、記録時と全く同じレーザパワーでは読み出しのたびに記録内容が損なわれる可能性があるため、記録時よりも低いレーザパワーにする。
また、記録型光ディスクには一度だけ記録可能なものと書き換え可能なものとがある。一度だけ記録可能な光ディスクでは、記録層にアゾ・シアニン系の有機色素が使われる。この色素に赤色の可視光であるレーザ光を照射すると、色素がこのレーザ光をよく吸収するため、見かけ上、反射層の反射率が変化し、情報が書き込まれたことになる。なお、この色素系の材料は化学的に変化して色が変化し、元の状態に戻すことができないため、一度だけの記録が可能となる。
一方、書き換え可能な光ディスクには、相変化記録という技術が使われている。これは、アンチモンとテルルの合金の、光がある程度透過する薄い膜に、短時間で強いレーザパワーのレーザ光を当てて、合金が融ける温度まで熱して急冷すると、アモルファス状態になり、これを弱いレーザパワーで加熱すると元の結晶状態に戻るという性質を利用したもので、この合金にゲルマニウムを混ぜることで、アモルファス状態と結晶状態とでレーザ光の吸収率に差を生じさせ、また、銀とインジウムを混ぜることで屈折率に差を生じさせる。なお、このような変化は何回でも繰り返すことが可能であるので、この記録層を有した記録型光ディスクは書き換え可能な光ディスクとなる。
以上のような光ディスクから情報を正確に読み出すには、最適な再生パワーでレーザ光を照射する必要がある。また、今日の取り扱う量の肥大化および再生速度の高倍速化に伴って、再生方式がCLV(Contstant Linear Velocity)方式からCAV(Constant Angular Velocity)方式へと移行している。CLV方式は、線速度一定で光ディスクを回転させて再生を行う方式であり、CAV方式は、回転速度一定で光ディスクを回転させて再生を行う方式である。
以下、CAV再生を行う従来の光ディスク装置について説明する。
図20は、従来の光ディスク装置の概略構成図である。
図20において、光ディスク1は、CDやDVD等である。また、光信号処理回路2は、光ピックアップ等であり、レーザ光を発光するレーザダイオードや、光ディスク1からの戻り光(反射光)を検出するフォトディテクタ等を有し、光ディスク1へレーザ光を照射する。
RF信号検出部3は、光信号処理回路2のフォトディテクタにより生成される信号からRF信号成分を検出する。イコライザ処理部4は、RF信号検出部3の出力信号からノイズを取り除く。
メモリ28には再生パワーが格納される。再生パワー設定部29は、メモリ28より再生パワーを読み出して設定する。レーザ駆動装置8は、再生パワー設定部29により設定された再生パワーに相当するレーザ駆動電流をレーザダイオードへ出力する。
フォーカス・トラッキングサーボ部9は、光信号処理回路2のフォトディテクタにより生成される信号からフォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号を生成する図示しない演算部の出力信号(フォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号)を基に光信号処理回路2を制御して、フォーカス制御およびトラッキング制御を実行する。
位置移動部10は、光信号処理回路2を移動させる。高周波重畳モジュール11は、光ディスク1からの戻り光や温度変動によるノイズを低減するために、レーザ駆動電流に数百MHzの高周波電流を重畳する。
続いて、従来の光ディスク装置のCAV再生動作について、再生パワー切り替え処理を中心に、図21に示すフローチャート図を用いて説明する。当該光ディスク装置は、まず、CAV再生前に、ユーザ操作によりメモリ28に再生パワーを格納し(ステップS2101)、光ディスク1を起動する(ステップS2102)。次に、再生パワー設定部29がメモリ28より再生パワーを読み出して設定した後(ステップS2103)、CAV再生を開始する。
以上のように、従来の光ディスク装置では、再生速度(倍速)や再生する領域によらず再生パワーは固定であった(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、CAV再生では、回転速度が一定のため単位時間に通過する距離(つまり線速度)がディスクの内外周で異なり、外周ほど線速度が速くなるので、ディスクの内外周でジッタ値が異なる等の特性ばらつきが発生し、固定の再生パワーでは、再生位置によって再生品質が悪化し、PI(Parity of inner−code)エラーレートの悪化によるアドレスの誤取得などの問題が発生する。従来は、このような問題に対し、再生エラーが発生する度に再生速度を低くして再生を繰り返す方法で対応していた。しかし、この方法では再生を繰り返す時間が必要になり、再生時間が延びるため、例えば映画等を記録したDVDの再生中に画像が停止するなどの問題が発生する。また、光ディスクの面内感度(反射率)が低かったり、面内膜厚にばらつきがあったり、面内歪みが大きかったりすると、再生品質はさらに悪化する。
特開2000−182330号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、光ディスクの情報記録面を同心円状の複数の領域(ゾーン)に分け、各ゾーンごとに最適な再生パワーに切り替えてCAV再生を行うことにより、再生品質を向上することができる光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載の光ディスク装置は、光ディスクを回転速度一定で、複数のゾーンに分けて再生する光ディスク装置であって、各ゾーンごとの再生パワーを記憶する再生パワー記憶手段と、ゾーンの切り替わりを判定するゾーン確認手段と、再生時に前記ゾーン確認手段がゾーンの切り替わりを判定すると、前記再生パワー記憶手段に記憶された再生パワーの情報を基に再生パワーを切り替える再生パワー切り替え手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の請求項2記載の光ディスク装置は、請求項1記載の光ディスク装置であって、再生前に各ゾーンのジッタ値を測定して、各ゾーンごとのジッタ値の良否を判定する処理を行いその判定結果を記憶するゾーン判定手段を具備し、前記再生パワー切り替え手段は、再生時に前記ゾーン確認手段がゾーンの切り替わりを判定すると、前記ゾーン判定手段による判定結果に応じて再生パワーの切り替えを実行する、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項3記載の光ディスク装置は、請求項2記載の光ディスク装置であって、装着された光ディスクの特徴を判断して記憶する特徴判断手段と、前記特徴判断手段により既に記憶された特徴のうちに、現在装着されている光ディスクの特徴と一致するものがある場合、各ゾーンごとのジッタ値の良否を判定する処理をスキップさせる実行判断手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の請求項4記載の光ディスク装置は、請求項1記載の光ディスク装置であって、再生時に前記ゾーン確認手段がゾーンの切り替わりを判定すると、再生パワーを学習する処理を実施する再生中再生パワー学習手段を具備し、前記再生パワー記憶手段は前記再生中再生パワー学習手段により学習された再生パワーを記憶する、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項5記載の光ディスク装置は、請求項1記載の光ディスク装置であって、再生前に再生パワーを学習する処理を実施する再生前再生パワー学習手段を具備し、前記再生パワー記憶手段は前記再生前再生パワー学習手段により学習された再生パワーを記憶する、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項6記載の光ディスク装置は、請求項4もしくは5のいずれかに記載の光ディスク装置であって、装着された光ディスクの特徴を判断して記憶する特徴判断手段と、前記特徴判断手段により既に記憶された特徴のうちに、現在装着されている光ディスクの特徴と一致するものがある場合、再生パワーを学習する処理をスキップさせる実行判断手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の請求項7記載の光ディスク装置は、請求項2記載の光ディスク装置であって、再生時に前記ゾーン確認手段がゾーンの切り替わりを判定すると、前記ゾーン判定手段による判定結果に応じて再生パワーを学習する処理を実施する再生中再生パワー学習手段を具備し、前記再生パワー記憶手段は前記再生中再生パワー学習手段により学習された再生パワーを記憶する、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項8記載の光ディスク装置は、請求項2記載の光ディスク装置であって、再生前に、前記ゾーン判定手段の判定結果を基にジッタ値が否と判定されたゾーンにおいて再生パワーを学習する処理を実施する再生前再生パワー学習手段を具備し、前記再生パワー記憶手段は前記再生前再生パワー学習手段により学習された再生パワーを記憶する、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項9記載の光ディスク装置は、請求項3記載の光ディスク装置であって、再生時に前記ゾーン確認手段がゾーンの切り替わりを判定すると、前記ゾーン判定手段による判定結果に応じて再生パワーを学習する処理を実施する再生中再生パワー学習手段を具備し、前記再生パワー記憶手段は前記再生中再生パワー学習手段により学習された再生パワーを記憶し、前記実行判断手段は、再生パワーを学習する処理もスキップさせる、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項10記載の光ディスク装置は、請求項3記載の光ディスク装置であって、再生前に、前記ゾーン判定手段の判定結果を基にジッタ値が否と判定されたゾーンにおいて再生パワーを学習する処理を実施する再生前再生パワー学習手段を具備し、前記再生パワー記憶手段は前記再生前再生パワー学習手段により学習された再生パワーを記憶し、前記実行判断手段は、再生パワーを学習する処理もスキップさせる、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項11記載の光ディスク装置は、請求項1または2または4または5または7または8のいずれかに記載の光ディスク装置であって、前記再生パワー記憶手段に記憶された再生パワーに対して線形補間処理を施し再生パワー近似式を求めて記憶する線形補間手段を具備し、前記再生パワー切り替え手段は、前記再生パワー近似式により算出される再生パワーへの切り替えを行う、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項12記載の光ディスク装置は、請求項3または6または9または10のいずれかに記載の光ディスク装置であって、前記再生パワー記憶手段に記憶された再生パワーに対して線形補間処理を施し再生パワー近似式を求めて記憶する線形補間手段を具備し、前記再生パワー切り替え手段は、前記再生パワー近似式により算出される再生パワーへの切り替えを行い、前記実行判断手段は、線形補間処理もスキップさせる、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項13記載の光ディスク装置は、請求項1または2または4または5または7または8のいずれかに記載の光ディスク装置であって、前記再生パワー記憶手段に記憶された再生パワーに対して最小二乗法による補間処理を施し再生パワー近似式を求めて記憶する最小二乗法補間手段を具備し、前記再生パワー切り替え手段は、前記再生パワー近似式により算出される再生パワーへの切り替えを行う、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項14記載の光ディスク装置は、請求項3または6または9または10のいずれかに記載の光ディスク装置であって、前記再生パワー記憶手段に記憶された再生パワーに対して最小二乗法による補間処理を施し再生パワー近似式を求めて記憶する最小二乗法補間手段を具備し、前記再生パワー切り替え手段は、前記再生パワー近似式により算出される再生パワーへの切り替えを行い、前記実行判断手段は、最小二乗法による補間処理もスキップさせる、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項15記載の光ディスク装置は、請求項1記載の光ディスク装置であって、レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、再生時に前記ゾーン確認手段がゾーンの切り替わりを判定すると、高周波信号の振幅値を学習する処理を実施して記憶する再生中振幅学習手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の請求項16記載の光ディスク装置は、請求項1記載の光ディスク装置であって、レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、再生前に高周波信号の振幅値を学習する処理を実施して記憶する再生前振幅学習手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の請求項17記載の光ディスク装置は、請求項15もしくは16のいずれかに記載の光ディスク装置であって、装着された光ディスクの特徴を判断して記憶する特徴判断手段と、前記特徴判断手段により既に記憶された特徴のうちに、現在装着されている光ディスクの特徴と一致するものがある場合、高周波信号の振幅値を学習する処理をスキップさせる実行判断手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の請求項18記載の光ディスク装置は、請求項2記載の光ディスク装置であって、レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、再生時に前記ゾーン確認手段がゾーンの切り替わりを判定すると、前記ゾーン判定手段による判定結果に応じて高周波信号の振幅値を学習する処理を実施して記憶する再生中振幅学習手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の請求項19記載の光ディスク装置は、請求項2記載の光ディスク装置であって、レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、再生前に、前記ゾーン判定手段の判定結果を基にジッタ値が否と判定されたゾーンにおいて高周波信号の振幅値を学習する処理を実施して記憶する再生前振幅学習手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の請求項20記載の光ディスク装置は、請求項3記載の光ディスク装置であって、レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、再生時に前記ゾーン確認手段がゾーンの切り替わりを判定すると、前記ゾーン判定手段による判定結果に応じて高周波信号の振幅値を学習する処理を実施して記憶する再生中振幅学習手段と、を具備し、前記実行判断手段は、高周波信号の振幅値を学習する処理もスキップさせる、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項21記載の光ディスク装置は、請求項3記載の光ディスク装置であって、レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、再生前に、前記ゾーン判定手段の判定結果を基にジッタ値が否と判定されたゾーンにおいて高周波信号の振幅値を学習する処理を実施して記憶する再生前振幅学習手段と、を具備し、前記実行判断手段は、高周波信号の振幅値を学習する処理もスキップさせる、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項22記載の光ディスク装置は、請求項1記載の光ディスク装置であって、レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、再生時に前記ゾーン確認手段がゾーンの切り替わりを判定すると、高周波信号の周波数を学習する処理を実施して記憶する再生中周波数学習手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の請求項23記載の光ディスク装置は、請求項1記載の光ディスク装置であって、レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、再生前に高周波信号の周波数を学習する処理を実施して記憶する再生前周波数学習手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の請求項24記載の光ディスク装置は、請求項22もしくは23のいずれかに記載の光ディスク装置であって、装着された光ディスクの特徴を判断して記憶する特徴判断手段と、前記特徴判断手段により既に記憶された特徴のうちに、現在装着されている光ディスクの特徴と一致するものがある場合、高周波信号の周波数を学習する処理をスキップさせる実行判断手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の請求項25記載の光ディスク装置は、請求項2記載の光ディスク装置であって、レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、再生時に前記ゾーン確認手段がゾーンの切り替わりを判定すると、前記ゾーン判定手段による判定結果に応じて高周波信号の周波数を学習する処理を実施して記憶する再生中周波数学習手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の請求項26記載の光ディスク装置は、請求項2記載の光ディスク装置であって、レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、再生前に、前記ゾーン判定手段の判定結果を基にジッタ値が否と判定されたゾーンにおいて高周波信号の周波数を学習する処理を実施して記憶する再生前周波数学習手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の請求項27記載の光ディスク装置は、請求項3記載の光ディスク装置であって、レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、再生時に前記ゾーン確認手段がゾーンの切り替わりを判定すると、前記ゾーン判定手段による判定結果に応じて高周波信号の周波数を学習する処理を実施して記憶する再生中周波数学習手段と、を具備し、前記実行判断手段は、高周波信号の周波数を学習する処理もスキップさせる、ことを特徴とする。
また、本発明の請求項28記載の光ディスク装置は、請求項3記載の光ディスク装置であって、レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、再生前に、前記ゾーン判定手段の判定結果を基にジッタ値が否と判定されたゾーンにおいて高周波信号の周波数を学習する処理を実施して記憶する再生前周波数学習手段と、を具備し、前記実行判断手段は、高周波信号の周波数を学習する処理もスキップさせる、ことを特徴とする。
本発明によれば、線速度変化による光ディスクからの反射光の変化が発生するCAV再生において、各ゾーンごとに最適な再生パワーを設定でき、再生品質を向上させることができる。また、面内感度が低かったり、面内膜厚にばらつきがあったり、面内歪みが大きかったりする光ディスクを再生する場合であっても、品質の良いCAV高倍速再生を実現できる。
さらに、再生中に再生パワーを学習したり、高周波信号の振幅値や周波数を学習することにより、より良質な再生を実現できる。また、再生前に再生パワーを学習したり、高周波信号の振幅値や周波数を学習することにより、再生中に学習する場合と比べて再生時間を短縮することができる。
また、記憶している再生パワーに対して線形補間処理を実施して、再生パワー近似式を求めることにより、再生品質をより向上させることができる。また、最小二乗法による補間処理を実施すれば、線形補間処理に比べて演算量が減少するので、ファームウェア処理の負荷を軽減することができる。
また、各ゾーンごとのジッタ値の良否を判定し、ジッタ値が否のゾーンについてのみ再生パワーを切り替えたり、再生パワーを学習したり、高周波信号の振幅値や周波数を学習したりすることにより、再生時間を短縮できる。
また、一度再生した光ディスクについては、その後、各ゾーンごとのジッタ値の良否を判定する処理や、再生パワーを学習する処理、線形補間処理、最小二乗法による補間処理、高周波信号の振幅を学習する処理、高周波信号の周波数を学習する処理をスキップすることにより、再生時間を短縮することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における光ディスク装置について説明する。
図1は本実施の形態1における光ディスク装置の概略構成図である。
図1において、光ディスク1は、CDやDVD等である。また、光信号処理回路2は、光ピックアップ等であり、レーザ光を発光するレーザダイオードや、光ディスク1からの戻り光(反射光)を検出するフォトディテクタ等を有し、光ディスク1へレーザ光を照射する。
RF信号検出部3は、光信号処理回路2のフォトディテクタにより生成される信号からRF信号成分を検出する。イコライザ処理部4は、RF信号検出部3の出力信号からノイズを取り除く。
再生パワー記憶手段であるメモリ5は、各ゾーンごとの再生パワー(再生時のレーザパワー)を記憶する。また、メモリ5は、各ゾーンの先頭アドレスなども記憶する。なお、ゾーンのアドレスは光ディスクの種別ごとに予め決まっており、メモリ5には予め光ディスクの種別ごとの各ゾーンの先頭アドレスが格納されている。
ゾーン確認手段であるゾーン監視部6は、メモリ5から各ゾーンの先頭アドレスを読み出し、再生位置の情報からゾーンの切り替わりを判定する。再生位置の情報には、光信号処理回路2の現在位置の情報やRF信号検出部3の出力信号から抽出されるアドレス情報などを用いる。
再生パワー切り替え手段である再生パワー切り替え部7は、再生時にゾーン監視部6がゾーンの切り替わりを判定すると、その切り替わったゾーンの再生パワーをメモリ5から読み出して、再生パワーを切り替える。
レーザ光を発光させるためのレーザ駆動電流(レーザ駆動信号)を生成するレーザ駆動装置8は、再生パワー切り替え部7により再生パワーが切り替えられると、その再生パワーに相当するレーザ駆動電流を光信号処理回路2内のレーザダイオードへ出力し、該再生パワーのレーザ光が光ディスク1へ照射されるように光信号処理回路2を制御する。
フォーカス・トラッキングサーボ部9は、光信号処理回路2のフォトディテクタにより生成される信号からフォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号を生成する図示しない演算部の出力信号(フォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号)を基に光信号処理回路2を制御して、フォーカス制御およびトラッキング制御を実行する。
位置移動部10は、光信号処理回路2を移動させる。高周波重畳モジュール11は、光ディスク1からの戻り光や温度変動によるノイズを低減するための高周波電流(高周波信号)をレーザ駆動電流に重畳する。
以上のように構成された当該光ディスク装置は、光ディスクを回転速度一定で、複数のゾーンに分けて再生(CAV再生)する。続いて、本実施の形態1における光ディスク装置のCAV再生動作について、再生パワー切り替え処理を中心に、図2に示すフローチャート図を用いて説明する。当該光ディスク装置は、まず、光ディスク1の再生前に、装着された光ディスクの種別を判別する(図示せず。)。さらに、ユーザ操作に従い、予め各ゾーンにおける再生パワーをメモリ5に格納する(ステップS201)。
設定する再生パワーは任意に決めてよいが、線速度に応じた再生パワーとすることが望ましい。具体的には、外周に行くほど(線速度が速くなるほど)ディスクからの反射光が小さくなるため、外周のゾーンほど再生パワーを大きくすることによりジッタが改善される。
再生パワーがメモリ5に格納されると(ステップS201)、当該光ディスク装置は光ディスク1を起動して(ステップS202)、CAV再生を開始する(図示せず。)。CAV再生中は、ゾーン監視部6が再生位置を確認し(ステップS203)、ゾーンの切り替わりを判定する(ステップS204)。なお、再生する最初のゾーンもゾーンの切り替わりと判定する。
ゾーン監視部6がゾーンの切り替わりを判定すると、再生パワー切り替え部7がその切り替わったゾーンの再生パワーをメモリ5から読み出し、再生パワーを切り替える(ステップS205)。
また、ゾーン監視部6が、切り替わったゾーンが最終ゾーン(最外周を含むゾーン)であるか否かを判定し(ステップS206)、最終ゾーンである場合には、再生パワー切り替え処理を終了する。一方、最終ゾーンでない場合は、再度、ステップS203以降の処理を繰り返す。
本実施の形態1によれば、光ディスクのCAV再生時に、再生パワーをゾーンごとに切り替えることにより、線速度に応じて再生パワーを切り替えることができ、品質の良いCAV再生を実現することができるので、面内感度が低かったり、面内膜厚にばらつきがあったり、面内歪みが大きかったりする光ディスクを再生する場合であっても、品質の良いCAV高倍速再生を実現できる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2における光ディスク装置について説明する。
図3は本実施の形態2における光ディスク装置の概略構成図である。但し、前述した実施の形態1において説明した部材に対応する部材には同一符号を付して、説明を省略する。
当該光ディスク装置は、CAV再生前に各ゾーンのジッタ値を測定して、各ゾーンごとのジッタ値の良否を判定する処理を行いその判定結果を記憶するゾーン判定手段を具備する点が実施の形態1と異なる。
図3において、ジッタ値を測定するゾーンへ光スポットが位置するように光信号処理回路2を移動させるジッタ値測定ゾーン決定部12は、メモリ5から各ゾーンの先頭アドレスを読み出し、位置移動部10を制御して各ゾーンの先頭(予め固定されたポイント)に光スポットが位置するように光信号処理回路2を移動させる。
ジッタ値演算部13は、RF信号検出部3の出力信号から、再生品質の判断基準となるジッタ値を演算する。また、再生用ゾーン決定部14は、ジッタ値演算部13により測定されたジッタ値(ジッタ測定値)を予め設定された閾値と比較してジッタ値の良否を判定する処理を行い、その判定結果をメモリ5に格納する。このジッタ値の良否判定により、ジッタ値が測定されたゾーンで再生パワーを変更すべきかどうかが判定される。これにより、例えば図5に示すように、ゾーン(1)〜(5)に分かれる光ディスクを再生用ゾーン(1)〜(3)に分かれる光ディスクとみなすことができる。
また、再生パワー切り替え部7は、ゾーン監視部6がゾーンの切り替わりを判定すると、その切り替わったゾーンが、再生用ゾーン決定部14により再生パワーの変更が必要であると判定されたゾーン(つまり、ジッタ値が否と判定されたゾーン)である場合にのみ、そのゾーンの再生パワーをメモリ5から読み出し、再生パワーを切り替える。
以上のように、ここでは、ゾーン判定手段は、ジッタ値測定ゾーン決定部12とジッタ値演算部13と再生用ゾーン決定部14とメモリ5により構成される。続いて、本実施の形態2における光ディスク装置のCAV再生動作について、再生パワー切り替え処理を中心に、図4に示すフローチャート図を用いて説明する。但し、前述した実施の形態1において説明した処理(ステップ)に対応する処理には同一符号を付して、説明を省略する。
当該光ディスク装置は、まず、光ディスク1の再生前に、装着された光ディスクの種別を判別する(図示せず。)。さらに、ステップS401からステップS405において再生用ゾーン決定処理(各ゾーンごとのジッタ値の良否を判定する処理)を行う。
すなわち、ジッタ値測定ゾーン決定部12がメモリ5から各ゾーンの先頭アドレスを読み出し、ジッタ値の測定を行うゾーンとしてまず先頭のゾーン(1)を決定し、位置移動部10を制御して光信号処理回路2を移動させ、光スポットを該当ゾーン(1)の先頭に位置させる(ステップS401)。光ディスク装置は任意の再生パワーでゾーン(1)の所定箇所を再生し、ジッタ値演算部13がジッタ値を測定する(ステップS402)。
次に、再生用ゾーン決定部14がジッタ値演算部13のジッタ測定値からゾーン(1)で再生パワーを変更すべきか否かを判定し(ステップS403)、ジッタ測定値が閾値を越える場合には変更の必要があると判断して、ゾーン(1)を識別するための情報をメモリ5に格納する(ステップS404)。
次に、ジッタ値測定ゾーン決定部12がジッタ値の測定を行うゾーンとして次のゾーン(2)を決定し、その次のゾーン(2)が光ディスク1に存在するか否かを判定することで再生用ゾーン決定処理の終了を判断する(ステップS405)。つまり、次のゾーン(2)が存在する場合には、再度ステップS401へ戻り、ステップS405までの処理を繰り返す。そして、全ゾーンについてステップS401からステップS405までの処理を繰り返して、再生用ゾーン決定処理を終了する。
次に、実施の形態1と同様に、当該光ディスク装置は、ユーザ操作に従い、予め各ゾーンにおける再生パワーをメモリ5に格納する(ステップS201)。なお、再生パワーの切り替えが必要であると判定されたゾーン(最初に再生するゾーンを含む)の再生パワーのみを格納するようにしてもよい。
再生パワーがメモリ5に格納されると(ステップS201)、当該光ディスク装置は光ディスク1を起動して(ステップS202)、CAV再生を開始する(図示せず。)。CAV再生中は、ゾーン監視部6が再生位置を確認し(ステップS203)、ゾーンの切り替わりを判定する(ステップS204)。
ゾーン監視部6がゾーンの切り替わりを判定すると、再生パワー切り替え部7が、メモリ5に格納されている再生パワーを変更すべきゾーンについての情報から、その切り替わったゾーンで再生パワーの変更が必要か否かを判定し(ステップS406)、再生パワーの変更が必要なゾーンであれば、その切り替わったゾーンの再生パワーをメモリ5から読み出し、再生パワーの切り替えを行う(ステップS205)。一方、再生パワーの変更が必要ないゾーンであれば、切り替わる前のゾーンに対して用いた再生パワーのままCAV再生を続行する。なお、再生する最初のゾーンについては再生パワーの変更が必要であると判定する。また、ゾーン監視部6が、切り替わったゾーンが最終ゾーンであるか否かを判定し(ステップS206)、全ゾーンについてステップS203以降の処理を繰り返す。
図5に示すように、光ディスク内のジッタ値は中周ではほぼ変わらず、再生パワーは同等でよいので、本実施の形態2によれば、光ディスクのCAV再生時に再生パワーの切り替え回数を減少させることができ、再生時間の短縮を実現することができる。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3における光ディスク装置について説明する。
図6は本実施の形態3における光ディスク装置の概略構成図である。但し、前述した実施の形態1、2において説明した部材に対応する部材には同一符号を付して、説明を省略する。
当該光ディスク装置は、ゾーン監視部6がゾーンの切り替わりを判定すると、再生用ゾーン決定部14による判定結果に応じて再生パワーを学習する処理を実施する再生中再生パワー学習手段を具備する点が実施の形態2と異なる。
図6において、再生中最適再生パワー学習位置決定部15は、位置移動部10を制御して、最適再生パワー学習処理(再生パワーを学習する処理)を実施したゾーンの先頭に光スポットが位置するように光信号処理回路2を移動させる。また、最適再生パワー決定部16は、ジッタ値演算部13による演算結果(ジッタ測定値)を基に最適な再生パワーを決定して、メモリ5に格納する。
以上のように、ここでは、再生中再生パワー学習手段は、ジッタ値演算部13と最適再生パワー決定部16とメモリ5により構成される。続いて、本実施の形態3における光ディスク装置のCAV再生動作について、再生パワー切り替え処理を中心に、図7に示すフローチャート図を用いて説明する。但し、前述した実施の形態1、2において説明した処理(ステップ)に対応する処理には同一符号を付して、説明を省略する。
当該光ディスク装置は、まず、光ディスク1の再生前に、装着された光ディスクの種別を判別する(図示せず。)。さらに、当該光ディスク装置は、実施の形態2と同様の再生用ゾーン決定処理を行う(ステップS701)。また、再生中最適再生パワー学習位置決定部15がメモリ5より各ゾーンの先頭アドレスを読み出す(図示せず。)。
その後、当該光ディスク装置は光ディスク1を起動して(ステップS202)、CAV再生を開始する(図示せず。)。CAV再生中は、ゾーン監視部6が再生位置を確認し(ステップS203)、ゾーンの切り替わりを判定する(ステップS204)。
ゾーン監視部6がゾーンの切り替わりを判定すると、再生パワー切り替え部7が、その切り替わったゾーンで再生パワーの変更が必要か否かを判定し(ステップS406)、再生パワーの変更が必要なゾーンであれば、当該光ディスク装置は、最適再生パワー学習処理を実施する(ステップS702)。すなわち、当該光ディスク装置は、再生パワーを階段状に変化させながらその切り替わったゾーンの所定箇所を再生し(ステップS710)、ジッタ値演算部13がジッタ値を測定し(ステップS711)、最適再生パワー決定部16がジッタ値演算部13による演算結果を基に、上記階段状に変化させた再生パワーのうちから最適な再生パワーを決定し、メモリ5に格納して(ステップS712)、最適再生パワー学習処理を終了する。
メモリ5に再生パワーが格納されると、再生中最適再生パワー学習位置決定部15が位置移動部10を制御してその切り替わったゾーンの先頭に光スポットが位置するように光信号処理回路2を移動させ、再生パワー切り替え部7がメモリ5から最適再生パワー決定部16により決定された再生パワーを読み出し、再生パワーの切り替えを行う(ステップS205)。また、ゾーン監視部6が、そのゾーンが最終ゾーンであるか否かを判定し(ステップS206)、全ゾーンについてステップS203以降の処理を繰り返す。
本実施の形態3によれば、各ゾーンの再生前に最適な再生パワーを学習して、品質の良いCAV再生を実現することができる。また、上述したように光ディスク内のジッタは中周ではほぼ変わらず、再生パワーは同等でよいので、再生パワーの学習回数を減少させることができ、再生パワーの学習時間を短縮することができる。なお、無論、全ゾーンにおいて最適再生パワー学習処理を行ってもよく、また、全ゾーンごとに再生パワーの切り替えを行ってもよい。
(実施の形態4)
以下、本発明の実施の形態4における光ディスク装置について説明する。
図8は本実施の形態4における光ディスク装置の概略構成図である。但し、前述した実施の形態1ないし3において説明した部材に対応する部材には同一符号を付して、説明を省略する。
当該光ディスク装置は、再生前に、再生用ゾーン決定部14による判定結果を基に再生パワーの切り替えが必要であると判定されたゾーン(ジッタ値が否と判定されたゾーン)において再生パワーを学習する処理を実施する再生前再生パワー学習手段を具備する点が実施の形態3と異なる。
図8において、再生前最適再生パワー学習位置決定部17は、メモリ5から再生パワーの切り替えが必要であると判断されたゾーンの先頭アドレスを読み出し、位置移動手段10を制御して、それらのゾーンの先頭(予め固定されたポイント)に光スポットが位置するように光信号処理回路2を移動させる。
ここでは、再生前再生パワー学習手段は、再生前最適再生パワー学習位置決定部17とジッタ値演算部13と最適再生パワー決定部16とメモリ5により構成される。続いて、本実施の形態4における光ディスク装置のCAV再生動作について、再生パワー切り替え処理を中心に、図9に示すフローチャート図を用いて説明する。但し、前述した実施の形態1ないし3において説明した処理(ステップ)に対応する処理には同一符号を付して、説明を省略する。
当該光ディスク装置は、まず、光ディスク1の再生前に、装着された光ディスクの種別を判別する(図示せず。)。さらに、当該光ディスク装置は、実施の形態2と同様の再生用ゾーン決定処理を行う(ステップS701)。
また、再生前最適再生パワー学習位置決定部17がメモリ5から再生パワーの切り替えが必要であると判断されたゾーン(先頭のゾーン(1)を含む。)の先頭アドレスを読み出し、位置移動手段10を制御して、それらのゾーンの先頭に光スポットが位置するように光信号処理回路2を移動させることにより、当該光ディスク装置は、それらのゾーンごとに実施の形態3と同様の最適再生パワー学習処理を実施する(ステップS901)。
その後、当該光ディスク装置は光ディスク1を起動して(ステップS202)、CAV再生を開始する(図示せず。)。CAV再生中は、ゾーン監視部6が再生位置を確認し(ステップS203)、ゾーンの切り替わりを判定する(ステップS204)。
ゾーン監視部6がゾーンの切り替わりを判定すると、再生パワー切り替え部7が、その切り替わったゾーンで再生パワーの変更が必要か否かを判定し(ステップS406)、再生パワーの変更が必要なゾーンであれば、その切り替わったゾーンの再生パワー(最適再生パワー決定部16により決定された再生パワー)をメモリ5から読み出し、再生パワーの切り替えを行う(ステップS205)。また、ゾーン監視部6が、そのゾーンが最終ゾーンであるか否かを判定し(ステップS206)、全ゾーンについてステップS203以降の処理を繰り返す。
本実施の形態4によれば、光ディスクのCAV再生に先立ち、最適な再生パワーを学習して、品質の良いCAV再生を実現することができる。また、CAV再生中に再生パワーの学習を行う必要がないので、再生時間を短縮することができる。なお、無論、全ゾーンにおいて最適再生パワー学習処理を行ってもよく、また、全ゾーンごとに再生パワーの切り替えを行ってもよい。
(実施の形態5)
以下、本発明の実施の形態5における光ディスク装置について説明する。
図10は本実施の形態5における光ディスク装置の概略構成図である。但し、前述した実施の形態1ないし4において説明した部材に対応する部材には同一符号を付して、説明を省略する。
当該光ディスク装置は、メモリ5に記憶された再生パワーに対して線形補間処理を施し再生パワー近似式を求めて記憶する線形補間手段を具備し、再生パワー切り替え部7が、再生パワー近似式により算出される再生パワーへの切り替えを行う点が実施の形態4と異なる。
図10において、線形補間部18は、最適再生パワー決定部16により決定された再生パワーに対して線形補間処理を施し、アドレス(線速度)に応じて連続的に変化する再生パワー近似式をゾーンごとに算出して、メモリ5へ格納する。なお、再生パワーの切り替えが必要ないと判断されたゾーンについては、その前のゾーンの近似式を格納する。また、線形補間部18は、メモリ5から再生パワー近似式を読み出し、該近似式と現在位置の情報を基に再生パワーを算出して再生パワー切り替え部7に設定する。また、再生パワー切り替え部7は、線形補間部18による設定に応じて、再生パワーを切り替えていく。
ここでは、線形補間手段は、線形補間部18とメモリ5により構成される。続いて、本実施の形態5における光ディスク装置のCAV再生動作について、再生パワー切り替え処理を中心に、図11に示すフローチャート図を用いて説明する。但し、前述した実施の形態1ないし4において説明した処理(ステップ)に対応する処理には同一符号を付して、説明を省略する。
当該光ディスク装置は、まず、光ディスク1の再生前に、装着された光ディスクの種別を判別する(図示せず。)。さらに、当該光ディスク装置は、実施の形態4と同様に、再生用ゾーン決定処理と最適再生パワー学習処理を行う(ステップS701、S901)。
次に、線形補間部18が、最適再生パワー決定部16により決定された再生パワーに対して線形補間処理を施し、再生パワー近似式をゾーンごとに算出してメモリ5へ格納する(ステップS1101)。
次に、当該光ディスク装置は光ディスク1を起動して(ステップS202)、CAV再生を開始する(図示せず。)。CAV再生中は、ゾーン監視部6が再生位置を確認し(ステップS203)、ゾーンの切り替わりを判定する(ステップS204)。
ゾーン監視部6がゾーンの切り替わりを判定すると、線形補間部18がメモリ5からそのゾーンの再生パワー近似式を読み出す(ステップS1102)。なお、再生パワーの変更が必要なゾーンへの切り替わり時にのみ、再生パワー近似式を読み出すようにしてもよい。線形補間部18は該近似式と再生位置情報(アドレス情報)を用いて再生パワーを算出していき、再生パワー切り替え部7はその算出された再生パワーへと切り替えていく(ステップS205)。また、ゾーン監視部6が、そのゾーンが最終ゾーンであるか否かを判定し(ステップS206)、全ゾーンについてステップS203以降の処理を繰り返す。
本実施の形態5によれば、光ディスクのCAV再生に先立ち、最適な再生パワーを学習し、さらにその学習値を線形補間することにより、より品質の良いCAV再生を実現することができる。なお、本実施の形態5では、実施の形態4の光ディスク装置を例に説明したが、無論、実施の形態1ないし3の光ディスク装置に適用することもできる。
(実施の形態6)
以下、本発明の実施の形態6における光ディスク装置について説明する。
図12は本実施の形態6における光ディスク装置の概略構成図である。但し、前述した実施の形態1ないし5において説明した部材に対応する部材には同一符号を付して、説明を省略する。
当該光ディスク装置は、メモリ5に記憶された再生パワーに対して最小二乗法による補間処理を施し再生パワー近似式を求めて記憶する最小二乗法補間手段を具備する点が実施の形態4と異なる。
図12において、最小二乗法補間部19は、最適再生パワー決定部16により決定された再生パワーに対して最小二乗法による補間処理を施し、アドレス(線速度)に応じて連続的に変化する再生パワー近似式をゾーンごとに算出して、メモリ5へ格納する。なお、再生パワーの切り替えが必要ないと判断されたゾーンについては、その前のゾーンの近似式を格納する。また、最小二乗法補間部19は、メモリ5から再生パワー近似式を読み出し、該近似式と現在位置の情報を基に再生パワーを算出して再生パワー切り替え部7に設定する。また、再生パワー切り替え部7は、最小二乗法補間部19による設定に応じて、再生パワーを切り替えていく。
ここでは、最小二乗法補間手段は、最小二乗法補間部19とメモリ5により構成される。続いて、本実施の形態6における光ディスク装置のCAV再生動作について、再生パワー切り替え処理を中心に、図13に示すフローチャート図を用いて説明する。但し、前述した実施の形態1ないし5において説明した処理(ステップ)に対応する処理には同一符号を付して、説明を省略する。
当該光ディスク装置は、まず、光ディスク1の再生前に、装着された光ディスクの種別を判別する(図示せず。)。さらに、当該光ディスク装置は、実施の形態5と同様に、再生用ゾーン決定処理と最適再生パワー学習処理を行う(ステップS701、S901)。
次に、最小二乗法補間部19が、最適再生パワー決定部16により決定された再生パワーに対して最小二乗法による補間処理を施し、再生パワー近似式P(x)=Ax+Bをゾーンごとに算出してメモリ5へ格納する(ステップS1301)。
次に、当該光ディスク装置は光ディスク1を起動して(ステップS202)、CAV再生を開始する(図示せず)。CAV再生中は、ゾーン監視部6が再生位置を確認し(ステップS203)、ゾーンの切り替わりを判定する(ステップS204)。
ゾーン監視部6がゾーンの切り替わりを判定すると、最小二乗法補間部19がメモリ5からそのゾーンの再生パワー近似式P(x)を読み出す(ステップS1302)。なお、再生パワーの変更が必要なゾーンへの切り替わり時にのみ、再生パワー近似式を読み出すようにしてもよい。最小二乗法補間部19は該近似式P(x)と再生位置情報(アドレス情報)を用いて再生パワーを算出していき、再生パワー切り替え部7はその算出された再生パワーへと切り替えていく(ステップS205)。また、ゾーン監視部6が、そのゾーンが最終ゾーンであるか否かを判定し(ステップS206)、全ゾーンについてステップS203以降の処理を繰り返す。
本実施の形態6によれば、光ディスクのCAV再生に先立ち、最適な再生パワーを学習し、さらにその学習値から最小二乗法による補間を行うことにより、より品質の良いCAV再生を実現することができる。また、線形補間処理を行う場合より簡単な演算でよいので、ファームウェア処理の負荷を軽減することができる。なお、本実施の形態6では、実施の形態4の光ディスク装置を例に説明したが、無論、実施の形態1ないし3の光ディスク装置に適用することもできる。
(実施の形態7)
以下、本発明の実施の形態7における光ディスク装置について説明する。
図14は本実施の形態7における光ディスク装置の概略構成図である。但し、前述した実施の形態1ないし6において説明した部材に対応する部材には同一符号を付して、説明を省略する。
当該光ディスク装置は、装着された光ディスクの特徴を判断して記憶する特徴判断手段と、その特徴判断手段により既に記憶された特徴のうちに、現在装着されている光ディスクの特徴と一致するものがある場合、再生用ゾーン決定処理(各ゾーンごとのジッタ値の良否を判定する処理)、最適再生パワー学習処理、最小二乗法による補間処理をスキップさせる実行判断手段と、を具備する点が実施の形態6と異なる。
図14において、特徴判断部20は、装着された光ディスク1の特徴を判断してメモリ5へ格納する。また実行判断手段である学習実行判断部21は、メモリ5に既に格納された特徴を検索して、現在装着されている光ディスク1の特徴と一致するものがある場合、再生用ゾーン決定処理、最適再生パワー学習処理、最小二乗法による補間処理をスキップさせる。
ここでは、特徴判断手段は、特徴判断部20とメモリ5により構成される。続いて、本実施の形態7における光ディスク装置のCAV再生動作について、特徴判断処理を中心に、図15に示すフローチャート図を用いて説明する。但し、前述した実施の形態1ないし6において説明した処理(ステップ)に対応する処理には同一符号を付して、説明を省略する。
まず、光ディスク1の再生前に、当該光ディスク装置は装着された光ディスク1のリードイン領域からディスク情報(シリアル番号などの情報)を読み出し、特徴判断部20が該ディスク情報から光ディスク1の特徴としてシリアル番号をメモリ5へ格納する(ステップS1501)。なお、ここでは光ディスクの特徴としてシリアル番号を用いるが、WOBBLEやADIPなどの物理的な溝に記録された情報などを用いてもよい。
次に学習実行判断部21が、メモリ5に既に格納されているシリアル番号を検索して、現在装着されている光ディスク1のシリアル番号と一致するものがあるか否かを判定する(ステップS1502)。その結果、一致するものがある場合には、学習実行判断部21が再生用ゾーン決定処理(ステップS701)、最適再生パワー学習処理(ステップS901)、最小二乗法による補間処理(ステップS1301)をスキップさせることにより、当該光ディスク装置は、メモリ5に既に格納されている再生パワー近似式P(x)を用いてCAV再生を実施する。
本実施の形態7によれば、一度再生した光ディスクについては最適再生パワー学習処理等を行わずに済むので、光ディスクの再生時間を短縮させることができる。なお、本実施の形態7では実施の形態6の光ディスク装置を例に説明を行ったが、無論、他の実施の形態2〜6の光ディスク装置においても同様に実施できる。つまり、実施の形態2の光ディスク装置に適用する場合は再生用ゾーン決定処理をスキップさせ、実施の形態3、4の光ディスクに適用する場合は再生用ゾーン決定処理と最適再生パワー学習処理をスキップさせ、実施の形態5の光ディスクに適用する場合は再生用ゾーン決定処理と最適再生パワー学習処理と線形補間処理をスキップさせるようにする。
(実施の形態8)
以下、本発明の実施の形態8における光ディスク装置について説明する。
図16は本実施の形態8における光ディスク装置の概略構成図である。但し、前述した実施の形態1ないし3において説明した部材に対応する部材には同一符号を付して、説明を省略する。
当該光ディスク装置は、ゾーン監視部6がゾーンの切り替わりを判定すると、再生用ゾーン決定部14による判定結果に応じて、高周波重畳モジュール11が出力する高周波電流(高周波信号)の振幅値を学習する処理を実施して記憶する再生中振幅学習手段を具備する点が他の実施の形態と異なる。
図16において、再生中最適高周波電流振幅学習位置決定部22は、位置移動部10を制御して、最適高周波電流振幅学習処理(高周波信号の振幅値を学習する処理)を実施したゾーンの先頭に光スポットが位置するように光信号処理回路2を移動させる。また、最適高周波電流振幅決定部23は、ジッタ値演算部13による演算結果(ジッタ測定値)を基に最適な高周波電流の振幅値を決定して、メモリ5に格納する。
高周波電流振幅切り替え部24は、ゾーン監視部6がゾーンの切り替わりを判定すると、その切り替わったゾーンが、再生用ゾーン決定部14により再生パワーの変更が必要であると判定されたゾーン(つまり、ジッタ値が否と判定されたゾーン)である場合にのみ、そのゾーンにおける高周波電流の振幅値をメモリ5から読み出し、高周波電流の振幅値を切り替える。高周波重畳モジュール11は、高周波電流振幅切り替え部24により高周波電流の振幅値が切り替えられると、その振幅値の高周波電流をレーザ駆動電流に重畳する。
以上のように、ここでは、再生前振幅学習手段は、ジッタ値演算部13と最適高周波電流振幅決定部23とメモリ5により構成されている。続いて、本実施の形態8における光ディスク装置のCAV再生動作について、高周波電流振幅切り替え処理を中心に、図17に示すフローチャート図を用いて説明する。但し、前述した実施の形態1ないし3において説明した処理(ステップ)に対応する処理には同一符号を付して、説明を省略する。
当該光ディスク装置は、まず、光ディスク1の再生前に、装着された光ディスクの種別を判別する(図示せず。)。さらに、当該光ディスク装置は、実施の形態2と同様の再生用ゾーン決定処理を行う(ステップS701)。また、再生中最適高周波電流振幅学習位置決定部22がメモリ5より各ゾーンの先頭アドレスを読み出す(図示せず。)。
その後、当該光ディスク装置は光ディスク1を起動して(ステップS202)、CAV再生を開始する(図示せず。)。CAV再生中は、ゾーン監視部6が再生位置を確認し(ステップS203)、ゾーンの切り替わりを判定する(ステップS204)。
ゾーン監視部6がゾーンの切り替わりを判定すると、高周波電流振幅切り替え部24が、メモリ5に格納されている再生パワーを変更すべきゾーンについての情報(つまり、ジッタ値が否と判定されたゾーンの情報)から、その切り替わったゾーンで再生パワーの変更が必要か否かを判定することで、高周波電流の振幅値の変更が必要であるか否かを判定する(ステップS1701)。再生パワーの変更が必要なゾーンであれば(つまり、ジッタ値が否であれば)、高周波電流の振幅値の変更が必要であると判断し、当該光ディスク装置は、最適高周波電流振幅学習処理を実施する(ステップS1702)。すなわち、当該光ディスク装置は、高周波電流の振幅値を階段状に変化させながらその切り替わったゾーンの所定箇所を再生し(ステップS1710)、ジッタ値演算部13がジッタ値を測定し(ステップS1711)、最適高周波電流振幅決定部23がジッタ値演算部13による演算結果を基に、上記階段状に変化させた振幅値のうちから最適な振幅値を決定し、メモリ5に格納して(ステップS1712)、最適高周波電流振幅学習処理を終了する。
メモリ5に高周波電流の振幅値が格納されると、再生中最適高周波電流振幅学習位置決定部22が位置移動部10を制御してその切り替わったゾーンの先頭に光スポットが位置するように光信号処理回路2を移動させ、高周波電流振幅切り替え部24がメモリ5から最適高周波電流振幅決定部23により決定された振幅値を読み出し、振幅値の切り替えを行う(ステップS1703)。また、ゾーン監視部6が、そのゾーンが最終ゾーンであるか否かを判定し(ステップS206)、全ゾーンについてステップS203以降の処理を繰り返す。
本実施の形態8によれば、各ゾーンの再生前に最適な高周波電流の振幅値を学習して、品質の良いCAV再生を実現することができる。また、上述したように光ディスク内のジッタは中周ではほぼ変わらず、高周波電流の振幅値は同等でよいので、高周波電流の振幅値の学習回数を減少させることができ、高周波電流の振幅値の学習時間を短縮することができる。なお、無論、全ゾーンにおいて最適高周波電流振幅学習処理を行ってもよく、また、全ゾーンごとに振幅値の切り替えを行ってもよい。
(実施の形態9)
以下、本発明の実施の形態9における光ディスク装置について説明する。
図18は本実施の形態9における光ディスク装置の概略構成図である。但し、前述した実施の形態1ないし3および8において説明した部材に対応する部材には同一符号を付して、説明を省略する。
当該光ディスク装置は、ゾーン監視部6がゾーンの切り替わりを判定すると、再生用ゾーン決定部14による判定結果に応じて、高周波重畳モジュール11が出力する高周波電流(高周波信号)の周波数を学習する処理を実施して記憶する再生中周波数学習手段を具備する点が実施の形態8と異なる。
図18において、再生中最適高周波電流周波数学習位置決定部25は、位置移動部10を制御して、最適高周波電流周波数学習処理(高周波信号の周波数を学習する処理)を実施したゾーンの先頭に光スポットが位置するように光信号処理回路2を移動させる。また、最適高周波電流周波数決定部26は、ジッタ値演算部13による演算結果(ジッタ測定値)を基に最適な高周波電流の周波数を決定して、メモリ5に格納する。
高周波電流周波数切り替え部27は、ゾーン監視部6がゾーンの切り替わりを判定すると、その切り替わったゾーンが、再生用ゾーン決定部14により再生パワーの変更が必要であると判断されたゾーン(つまり、ジッタ値が否と判定されたゾーン)である場合にのみ、そのゾーンにおける高周波電流の周波数をメモリ5から読み出し、高周波電流の周波数を切り替える。高周波重畳モジュール11は、高周波電流周波数切り替え部27により高周波電流の周波数が切り替えられると、その周波数の高周波電流をレーザ駆動電流に重畳する。
以上のように、ここでは、再生前周波数学習手段は、ジッタ値演算部13と最適高周波電流周波数決定部26とメモリ5により構成されている。続いて、本実施の形態9における光ディスク装置のCAV再生動作について、高周波電流周波数切り替え処理を中心に、図19に示すフローチャート図を用いて説明する。但し、前述した実施の形態1ないし3および8において説明した処理(ステップ)に対応する処理には同一符号を付して、説明を省略する。
当該光ディスク装置は、まず、光ディスク1の再生前に、装着された光ディスクの種別を判別する(図示せず。)。さらに、当該光ディスク装置は、実施の形態2と同様の再生用ゾーン決定処理を行う(ステップS701)。また、再生中最適高周波電流周波数学習位置決定部25がメモリ5より各ゾーンの先頭アドレスを読み出す(図示せず。)。
その後、当該光ディスク装置は光ディスク1を起動して(ステップS202)、CAV再生を開始する(図示せず。)。CAV再生中は、ゾーン監視部6が再生位置を確認し(ステップS203)、ゾーンの切り替わりを判定する(ステップS204)。
ゾーン監視部6がゾーンの切り替わりを判定すると、高周波電流周波数切り替え部27が、メモリ5に格納されている再生パワーを変更すべきゾーンについての情報(つまり、ジッタ値が否と判定されたゾーンの情報)から、その切り替わったゾーンで再生パワーの変更が必要か否かを判定することで、高周波電流の周波数の変更が必要であるか否かを判定する(ステップS1901)。再生パワーの変更が必要なゾーンであれば(つまり、ジッタ値が否であれば)、高周波電流の周波数の変更が必要であると判断し、当該光ディスク装置は、最適高周波電流周波数学習処理を実施する(ステップS1902)。すなわち、当該光ディスク装置は、高周波電流の周波数を階段状に変化させながらその切り替わったゾーンの所定箇所を再生し(ステップS1910)、ジッタ値演算部13がジッタ値を測定し(ステップS1911)、最適高周波電流周波数決定部26がジッタ値演算部13による演算結果を基に、上記階段状に変化させた周波数のうちから最適な周波数を決定し、メモリ5に格納して(ステップS1912)、最適高周波電流周波数学習処理を終了する。
メモリ5に高周波電流の周波数が格納されると、再生中最適高周波電流周波数学習位置決定部25が位置移動部10を制御してその切り替わったゾーンの先頭に光スポットが位置するように光信号処理回路2を移動させ、高周波電流周波数切り替え部27がメモリ5から最適高周波電流周波数決定部26により決定された周波数を読み出し、周波数の切り替えを行う(ステップS1903)。また、ゾーン監視部6が、そのゾーンが最終ゾーンであるか否かを判定し(ステップS206)、全ゾーンについてステップS203以降の処理を繰り返す。
本実施の形態9によれば、各ゾーンの再生前に最適な高周波電流の周波数を学習して、品質の良いCAV再生を実現することができる。また、上述したように光ディスク内のジッタは中周ではほぼ変わらず、高周波電流の周波数は同等でよいので、高周波電流の周波数の学習回数を減少させることができ、高周波電流の周波数の学習時間を短縮することができる。なお、無論、全ゾーンにおいて最適高周波電流周波数学習処理を行ってもよく、また、全ゾーンごとに周波数の切り替えを行ってもよい。
以上のように実施の形態8、9では、実施の形態3と同様に再生中に高周波電流の振幅値と周波数の学習を行う場合について説明したが、無論、実施の形態4と同様に再生前に学習を行ってもよい。つまり、再生前に、再生用ゾーン決定部14による判定結果を基にジッタ値が否と判定されたゾーンにおいて高周波電流の振幅値あるいは周波数を学習する処理を実施してメモリ5へ格納する再生前振幅学習手段あるいは再生前周波数学習手段を具備させてもよい。無論、再生前に、全ゾーンにおいて最適高周波電流振幅学習処理や最適高周波電流周波数学習処理を行ってもよく、また、全ゾーンごとに振幅値や周波数の切り替えを行ってもよい。
また、実施の形態5、6と同様に、メモリ5に格納された振幅値や周波数に対して線形補間処理や最小二乗法による補間処理を施してもよい。また、実施の形態7と同様に、一度再生した光ディスクに対して、最適高周波電流振幅学習処理や最適高周波電流周波数学習処理をスキップさせるようにしてもよい。
また、実施の形態1、2と同様にユーザ操作により高周波電流の振幅値と周波数の設定を行ってもよい。また、他の実施の形態1ないし7と組み合わせて、再生パワーの切り替えとともに高周波電流の振幅値と周波数を切り替えるようにしても、無論、よい。
本発明にかかる光ディスク装置は、面内感度が低かったり、面内膜厚にばらつきがあったり、面内歪みが大きかったりする光ディスクを再生する場合であっても、品質の良いCAV高倍速再生を実現でき、高倍速対応の光ディスクドライブにおいて有用である。
本発明の実施の形態1における光ディスク装置の概略構成図 本発明の実施の形態1における光ディスク装置の再生動作を説明するためのフローチャート図 本発明の実施の形態2における光ディスク装置の概略構成図 本発明の実施の形態2における光ディスク装置の再生動作を説明するためのフローチャート図 本発明の実施の形態2における再生用ゾーン決定処理を説明するための図 本発明の実施の形態3における光ディスク装置の概略構成図 本発明の実施の形態3における光ディスク装置の再生動作を説明するためのフローチャート図 本発明の実施の形態4における光ディスク装置の概略構成図 本発明の実施の形態4における光ディスク装置の再生動作を説明するためのフローチャート図 本発明の実施の形態5における光ディスク装置の概略構成図 本発明の実施の形態5における光ディスク装置の再生動作を説明するためのフローチャート図 本発明の実施の形態6における光ディスク装置の概略構成図 本発明の実施の形態6における光ディスク装置の再生動作を説明するためのフローチャート図 本発明の実施の形態7における光ディスク装置の概略構成図 本発明の実施の形態7における光ディスク装置の再生動作を説明するためのフローチャート図 本発明の実施の形態8における光ディスク装置の概略構成図 本発明の実施の形態8における光ディスク装置の再生動作を説明するためのフローチャート図 本発明の実施の形態9における光ディスク装置の概略構成図 本発明の実施の形態9における光ディスク装置の再生動作を説明するためのフローチャート図 従来の光ディスク装置の概略構成図 従来の光ディスク装置の再生動作を説明するためのフローチャート図
符号の説明
1 光ディスク
2 光信号処理回路
3 RF信号検出部
4 イコライザ処理部
5 メモリ
6 ゾーン監視部
7 再生パワー切り替え部
8 レーザ駆動装置
9 フォーカス・トラッキングサーボ部
10 位置移動部
11 高周波重畳モジュール
12 ジッタ値測定ゾーン決定部
13 ジッタ値演算部
14 再生用ゾーン決定部
15 再生中最適再生パワー学習位置決定部
16 最適再生パワー決定部
17 再生前最適再生パワー学習位置決定部
18 線形補間部
19 最小二乗法補間部
20 特徴判断部
21 学習実行判断部
22 再生中最適高周波電流振幅学習位置決定部
23 最適高周波電流振幅決定部
24 高周波電流振幅切り替え部
25 再生中最適高周波電流周波数学習位置決定部
26 最適高周波電流周波数決定部
27 高周波電流周波数切り替え部

Claims (28)

  1. 光ディスクを回転速度一定で、複数のゾーンに分けて再生する光ディスク装置であって、
    各ゾーンごとの再生パワーを記憶する再生パワー記憶手段と、
    ゾーンの切り替わりを判定するゾーン確認手段と、
    再生時に前記ゾーン確認手段がゾーンの切り替わりを判定すると、前記再生パワー記憶手段に記憶された再生パワーの情報を基に再生パワーを切り替える再生パワー切り替え手段と、
    を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 請求項1記載の光ディスク装置であって、
    再生前に各ゾーンのジッタ値を測定して、各ゾーンごとのジッタ値の良否を判定する処理を行いその判定結果を記憶するゾーン判定手段を具備し、
    前記再生パワー切り替え手段は、再生時に前記ゾーン確認手段がゾーンの切り替わりを判定すると、前記ゾーン判定手段による判定結果に応じて再生パワーの切り替えを実行する、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 請求項2記載の光ディスク装置であって、
    装着された光ディスクの特徴を判断して記憶する特徴判断手段と、
    前記特徴判断手段により既に記憶された特徴のうちに、現在装着されている光ディスクの特徴と一致するものがある場合、各ゾーンごとのジッタ値の良否を判定する処理をスキップさせる実行判断手段と、
    を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  4. 請求項1記載の光ディスク装置であって、
    再生時に前記ゾーン確認手段がゾーンの切り替わりを判定すると、再生パワーを学習する処理を実施する再生中再生パワー学習手段を具備し、
    前記再生パワー記憶手段は前記再生中再生パワー学習手段により学習された再生パワーを記憶する、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 請求項1記載の光ディスク装置であって、
    再生前に再生パワーを学習する処理を実施する再生前再生パワー学習手段を具備し、
    前記再生パワー記憶手段は前記再生前再生パワー学習手段により学習された再生パワーを記憶する、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  6. 請求項4もしくは5のいずれかに記載の光ディスク装置であって、
    装着された光ディスクの特徴を判断して記憶する特徴判断手段と、
    前記特徴判断手段により既に記憶された特徴のうちに、現在装着されている光ディスクの特徴と一致するものがある場合、再生パワーを学習する処理をスキップさせる実行判断手段と、
    を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  7. 請求項2記載の光ディスク装置であって、
    再生時に前記ゾーン確認手段がゾーンの切り替わりを判定すると、前記ゾーン判定手段による判定結果に応じて再生パワーを学習する処理を実施する再生中再生パワー学習手段を具備し、
    前記再生パワー記憶手段は前記再生中再生パワー学習手段により学習された再生パワーを記憶する、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  8. 請求項2記載の光ディスク装置であって、
    再生前に、前記ゾーン判定手段の判定結果を基にジッタ値が否と判定されたゾーンにおいて再生パワーを学習する処理を実施する再生前再生パワー学習手段を具備し、
    前記再生パワー記憶手段は前記再生前再生パワー学習手段により学習された再生パワーを記憶する、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  9. 請求項3記載の光ディスク装置であって、
    再生時に前記ゾーン確認手段がゾーンの切り替わりを判定すると、前記ゾーン判定手段による判定結果に応じて再生パワーを学習する処理を実施する再生中再生パワー学習手段を具備し、
    前記再生パワー記憶手段は前記再生中再生パワー学習手段により学習された再生パワーを記憶し、
    前記実行判断手段は、再生パワーを学習する処理もスキップさせる、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  10. 請求項3記載の光ディスク装置であって、
    再生前に、前記ゾーン判定手段の判定結果を基にジッタ値が否と判定されたゾーンにおいて再生パワーを学習する処理を実施する再生前再生パワー学習手段を具備し、
    前記再生パワー記憶手段は前記再生前再生パワー学習手段により学習された再生パワーを記憶し、
    前記実行判断手段は、再生パワーを学習する処理もスキップさせる、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  11. 請求項1または2または4または5または7または8のいずれかに記載の光ディスク装置であって、
    前記再生パワー記憶手段に記憶された再生パワーに対して線形補間処理を施し再生パワー近似式を求めて記憶する線形補間手段を具備し、
    前記再生パワー切り替え手段は、前記再生パワー近似式により算出される再生パワーへの切り替えを行う、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  12. 請求項3または6または9または10のいずれかに記載の光ディスク装置であって、
    前記再生パワー記憶手段に記憶された再生パワーに対して線形補間処理を施し再生パワー近似式を求めて記憶する線形補間手段を具備し、
    前記再生パワー切り替え手段は、前記再生パワー近似式により算出される再生パワーへの切り替えを行い、
    前記実行判断手段は、線形補間処理もスキップさせる、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  13. 請求項1または2または4または5または7または8のいずれかに記載の光ディスク装置であって、
    前記再生パワー記憶手段に記憶された再生パワーに対して最小二乗法による補間処理を施し再生パワー近似式を求めて記憶する最小二乗法補間手段を具備し、
    前記再生パワー切り替え手段は、前記再生パワー近似式により算出される再生パワーへの切り替えを行う、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  14. 請求項3または6または9または10のいずれかに記載の光ディスク装置であって、
    前記再生パワー記憶手段に記憶された再生パワーに対して最小二乗法による補間処理を施し再生パワー近似式を求めて記憶する最小二乗法補間手段を具備し、
    前記再生パワー切り替え手段は、前記再生パワー近似式により算出される再生パワーへの切り替えを行い、
    前記実行判断手段は、最小二乗法による補間処理もスキップさせる、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  15. 請求項1記載の光ディスク装置であって、
    レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、
    再生時に前記ゾーン確認手段がゾーンの切り替わりを判定すると、高周波信号の振幅値を学習する処理を実施して記憶する再生中振幅学習手段と、
    を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  16. 請求項1記載の光ディスク装置であって、
    レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、
    再生前に高周波信号の振幅値を学習する処理を実施して記憶する再生前振幅学習手段と、
    を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  17. 請求項15もしくは16のいずれかに記載の光ディスク装置であって、
    装着された光ディスクの特徴を判断して記憶する特徴判断手段と、
    前記特徴判断手段により既に記憶された特徴のうちに、現在装着されている光ディスクの特徴と一致するものがある場合、高周波信号の振幅値を学習する処理をスキップさせる実行判断手段と、
    を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  18. 請求項2記載の光ディスク装置であって、
    レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、
    再生時に前記ゾーン確認手段がゾーンの切り替わりを判定すると、前記ゾーン判定手段による判定結果に応じて高周波信号の振幅値を学習する処理を実施して記憶する再生中振幅学習手段と、
    を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  19. 請求項2記載の光ディスク装置であって、
    レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、
    再生前に、前記ゾーン判定手段の判定結果を基にジッタ値が否と判定されたゾーンにおいて高周波信号の振幅値を学習する処理を実施して記憶する再生前振幅学習手段と、
    を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  20. 請求項3記載の光ディスク装置であって、
    レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、
    再生時に前記ゾーン確認手段がゾーンの切り替わりを判定すると、前記ゾーン判定手段による判定結果に応じて高周波信号の振幅値を学習する処理を実施して記憶する再生中振幅学習手段と、を具備し、
    前記実行判断手段は、高周波信号の振幅値を学習する処理もスキップさせる、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  21. 請求項3記載の光ディスク装置であって、
    レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、
    再生前に、前記ゾーン判定手段の判定結果を基にジッタ値が否と判定されたゾーンにおいて高周波信号の振幅値を学習する処理を実施して記憶する再生前振幅学習手段と、を具備し、
    前記実行判断手段は、高周波信号の振幅値を学習する処理もスキップさせる、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  22. 請求項1記載の光ディスク装置であって、
    レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、
    再生時に前記ゾーン確認手段がゾーンの切り替わりを判定すると、高周波信号の周波数を学習する処理を実施して記憶する再生中周波数学習手段と、
    を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  23. 請求項1記載の光ディスク装置であって、
    レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、
    再生前に高周波信号の周波数を学習する処理を実施して記憶する再生前周波数学習手段と、
    を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  24. 請求項22もしくは23のいずれかに記載の光ディスク装置であって、
    装着された光ディスクの特徴を判断して記憶する特徴判断手段と、
    前記特徴判断手段により既に記憶された特徴のうちに、現在装着されている光ディスクの特徴と一致するものがある場合、高周波信号の周波数を学習する処理をスキップさせる実行判断手段と、
    を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  25. 請求項2記載の光ディスク装置であって、
    レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、
    再生時に前記ゾーン確認手段がゾーンの切り替わりを判定すると、前記ゾーン判定手段による判定結果に応じて高周波信号の周波数を学習する処理を実施して記憶する再生中周波数学習手段と、
    を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  26. 請求項2記載の光ディスク装置であって、
    レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、
    再生前に、前記ゾーン判定手段の判定結果を基にジッタ値が否と判定されたゾーンにおいて高周波信号の周波数を学習する処理を実施して記憶する再生前周波数学習手段と、
    を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  27. 請求項3記載の光ディスク装置であって、
    レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、
    再生時に前記ゾーン確認手段がゾーンの切り替わりを判定すると、前記ゾーン判定手段による判定結果に応じて高周波信号の周波数を学習する処理を実施して記憶する再生中周波数学習手段と、を具備し、
    前記実行判断手段は、高周波信号の周波数を学習する処理もスキップさせる、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  28. 請求項3記載の光ディスク装置であって、
    レーザ光を発光させるレーザ駆動信号に高周波信号を重畳する高周波重畳モジュールと、
    再生前に、前記ゾーン判定手段の判定結果を基にジッタ値が否と判定されたゾーンにおいて高周波信号の周波数を学習する処理を実施して記憶する再生前周波数学習手段と、を具備し、
    前記実行判断手段は、高周波信号の周波数を学習する処理もスキップさせる、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
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