JP2007132600A - 脱臭具 - Google Patents

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健志 白田
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Abstract

【課題】冷蔵庫内ドアポケットに食品を収納する容積を減少させず、かつ、悪臭を効率よく吸収するために必要な通風性を損なわずに取替え容易に設置することができる脱臭具を提供する。
【解決手段】折り返しを有するシート状冷蔵庫内ドアポケット用脱臭具。脱臭具が、ドアポケットの前縁部にかぶせて延長部を有する。また抗菌物質や吸水性物質をその表面ないし内部に有する脱臭具。
【選択図】図1

Description

家庭用及び業務用の冷蔵庫に使用する脱臭具に関する。
冷蔵庫には食品を数多く収納するため、種々の悪臭が発生する。そのため、しばしば、脱臭具や消臭具を使用する。一般的には、活性炭を箱詰めしたものや、植物抽出物や界面活性剤などの消臭効果のある物質をゲルにしたものを容器に充填したものがある。一般的ではないが、シート状の消臭具を庫内に貼り付けたり、敷いたりするタイプの特許文献1のものや、次亜塩素酸ソーダで悪臭を酸化分解するタイプもある。冷蔵庫の脱臭には冷蔵庫そのものに活性炭などが内蔵されているものもある。
このように多種の冷蔵庫脱臭具が提案され商品化されているが、一般的な活性炭タイプやゲルタイプや酸化分解するタイプは食品収納部の棚に置かれ、このタイプの設置容積も必要なことから、食品の収納容積を減少させてしまうという欠点があった。一方、シート状のものは容積を必要としないが、敷くタイプのものは、食品容器や皿をその上に置かれて通気性が損なわれた部分は脱臭消臭効果が劣るという欠点があった。
また、冷蔵庫そのものに内蔵されるタイプは冷蔵庫の買い替えの周期約10年間は取替えができないという欠点があり、現在でも内蔵型と上記の別置きのタイプとの併用が一般的である。
そこで、本発明者は特許文献2(特願2004−233052号)で、有機系脱臭剤又は無機系脱臭剤又は植物系脱臭剤又は活性炭などの炭を貼付あるいは混合した紙、不織布又は繊維製品を、卵ケース状の形に成型又は裁断したものを冷蔵庫の卵ケース部に設置することで上記課題を解決できることを見出した。すなわち、卵ケース状の脱臭具を提供した。
しかし、卵ケースの上部に設置するだけでは、冷蔵庫内の臭気に接する面積及び、臭気と接触する確率が悪く、十分に脱臭できない場合がある。
特開2001−187125号 特願2004−233052号
本発明は、冷蔵庫内ドアポケットに食品を収納する容積を減少させず、かつ、悪臭を効率よく吸収するために必要な通風性を損なわずに取替え容易に設置することができる脱臭具を提供することを課題とする。
本発明者は、有機系脱臭剤又は無機系脱臭剤又は植物系脱臭剤又は活性炭などの炭を貼付あるいは混合した紙、不織布又は繊維製品を、折り返しを付けたシート状の形に成型又は裁断したものを冷蔵庫のドアポケット部に、特にはその前縁部に連続させて、設置することで上記課題を解決できることを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、下記(1)から(4)の発明である。
(1)折り返しを有するシート状冷蔵庫内ドアポケット用脱臭具。
(2)該脱臭具が、ドアポケットの前縁部にかぶせて延長部を有する構造であることを特徴とする前記(1)に記載の脱臭具。
(3)該脱臭具が、抗菌性物質をその表面ないし内部に有することを特徴とする前記(1)ないし(2)に記載の脱臭具。
(4)該脱臭具が、吸水性物質をその表面ないし内部に有することを特徴とする前記(1)ないし(3)に記載の脱臭具。
本発明の脱臭具は、冷蔵庫内ドアポケットに食品を収納する容積を減少させず、かつ、悪臭を効率よく吸収するために必要な通風性を損なわずに取替え容易に設置することができる脱臭具を提供することができる。
以下、本発明について、詳しく説明する。
通常家庭用冷蔵庫には、ドアポケットが付随している。ドアポケットとは、バターや卵などの小物、ドレッシングやマヨネーズなどの小型ボトルやチューブ入りの調味料、牛乳パックや飲料のペットボトル等をドアがわに効率よく収納するために、3cmから15cm程度の前縁部がある冷蔵庫内ドア内側に付属する棚である。
この棚部分は冷蔵庫本体内部に比較して狭小なスペースであり従来技術では前述発明課題全てを同時に解決し難い場所であった。本発明の折り返しを有するシート状冷蔵庫内ドアポケット用脱臭具はドアポケットの前縁部に図1の例のごとくにかぶせるように脱臭シートを設置することによって、脱臭効果を効率よく発現させるものである。
その折り返しを有するシート状脱臭具は2つ折、あるいは3つ折になっている。折部分がドアポケットの前縁部の上端部に重なるように、前縁部を脱臭シートで覆う。前縁部の内側下端より脱臭シートを長くして、ドアポケットの棚部の上面に敷くように置かれてもよい。
単に置くだけでも使用できるが、ボトルなどの出し入れによって外れないように、脱臭シートの上からクリップで留めたり、両面テープで留めたり、脱臭シートに切込みを入れ別途取り付け具でドアポケット棚に取り付けても良い。
脱臭シートの表面はエンボス加工や図柄などの形に凹凸を設けると、構造的に強度が増し、さらには、脱臭表面積が広がり脱臭効果が増大する。また、食器などが当たった際に緩衝材としても効果がある。また、数字や文字の形にすることにより、取替え時期の表示や商品名の表示としての表現ができる。敏などの底部の部分に凹凸を設けると上記の効果以外に滑り止めとすることもできる。
本発明の脱臭具は、脱臭剤を含み、好ましくは、脱臭剤は支持部材表面ないし内部に支持されている。支持部材の材質は、例えば紙、熱可塑性樹脂不織布や、繊維製品が挙げられる。材質に紙を使用する場合は、バージンパルプや、再生パルプを使用しても良い。脱臭具の成型方法は、パルプを漉く際に型を利用するのが最も簡単である。シート状脱臭具に熱と水蒸気を当て型押ししてもよく、熱可塑性樹脂と脱臭剤を混練してシート状にしてそれを用いて熱成型しても良い。紙自体にもアンモニア脱臭などの脱臭効果があるが、脱臭剤をシートに貼付あるいは含浸させると脱臭効果は更に向上するので好ましい。
脱臭剤は、活性炭、繊維状活性炭、シリカ、無機系脱臭剤、カテキン、植物抽出物、植物エキス、植物加工品、界面活性剤、有機物系脱臭剤、アスコルビン酸と鉄塩などの組み合わせ型脱臭剤を使用してもよい。脱臭剤とその支持部材の紙、不織布あるいは繊維製品の組合せには、単に含浸させるだけでもよいが、適当な溶媒に脱臭剤を溶解又は分散させ、バインダーとともに支持部材の紙、不織布あるいは繊維製品に含浸、乾燥させて脱臭剤を支持部材に固着させる方法のほうが、使用時に脱臭剤の脱落が少なく、効果的でかつ安全性も高い。更に抗菌剤を支持部材に塗布あるいは混合すると衛生的な効果が増大し腐敗異臭発生防止するので好ましい。
また、一般に卵ケース部は冷蔵庫の扉部に設置してあり、使用時にあけたときに感じる悪臭の存在する部分に最も近い。また、扉を閉めている状態で冷気が循環する場合は扉部を上から下への冷気の循環が必ず生じる。そのために、他の冷蔵庫脱臭具が置かれがちな冷蔵庫の奥の部分より庫内の空気の循環に触れる機会が非常に大きい。そのため、効率よく悪臭を脱臭することができる。本発明の折り返しを有するシート状冷蔵庫内ドアポケット用脱臭具をドアポケット前縁部にその延長部を有して垂れ下がるようにかけることにより、冷蔵庫内で冷気が常にシート状脱臭具に沿って降下しながら、冷気中の悪臭がシート状脱臭具に触れ、分解・吸着され脱臭されドアポケットならではの効果がある。ドアポケットの前縁部とは、図1に示す。
また、ドアポケット内の調味料容器などについたたれこぼしなどや、ボトル容器外側についた汚れがニオイを発生する要因となる。その、ニオイも接近しているために効率よく脱臭することができる。また、除菌剤を配合することにより、汚れが腐敗して悪臭を発することを防ぐだけではなく、ボトルなどに付着して冷蔵庫に持ち込まれる雑菌を減少、死滅させることができる。
さらに、ドアポケット棚部の上面の部分に吸水性能を持たすと、ボトルについたたれこぼしや、ボトルについた結露水を吸収し、冷蔵庫内を衛生的に保つことができ悪臭発生を防止できる。
以下、実施例を示して本発明を、より具体的に説明する。かかる実施例は、本発明の一態様を示すものである。
[実施例1]
日本化成製脱臭剤アポライトLR(商品名)100gを1リットルの水に溶解したものをトレー皿に流し込み、そこへ卵輸送用の折り返し付シート状パルプを成形した成型品27cm×12cmを浸した。全体に含浸させるように上下を変えて脱臭剤が成型品全体に行き渡るようにした後、成型品が崩れないように乾燥させ、折り返し付の卵ケース状の脱臭具を作製した。
[実施例2]
日本化成製脱臭剤アポライト(商品名)100gを1リットルの水に分散したものにバインダーとしてポバール(防腐剤入り)を10g、除菌剤としてシナネンゼオミック社製ゼオミック(商品名)を20g加え、それをトレー皿に移した。旭化成製スパンボンド エルタスP03070(商品名)(ポリプロピレン製不織布)20cm×35cmをトレー皿の脱臭剤分散液に浸し、ステンレス板上で乾燥させた。乾燥後、26cm×11cmに切断し、4.6cmの穴を5cmおきに、5個開け折り返しをつけた。0.4cmはなして、さらに5個開け、冷蔵庫の卵トレーと同様な位置に穴の開いた脱臭性能を有した不織布脱臭具である折り返しを有するシート状冷蔵庫内ドアポケット用脱臭具を作製した。
[実施例3]
エポリオン社製脱臭剤エポリオンIMP(商品名)100gを1リットルの水に溶解したものをトレー皿に移した。旭化成製スパンボンド エルタスP03070(商品名)(ポリプロピレン製不織布)20cm×35cmをトレー皿の脱臭剤分散液に浸し、ステンレス板上で乾燥させた。乾燥後、26cm×11cmに切断し、4cmの穴を5cmおきに、5個開けた。1.7cmはなして、さらに5個開け、冷蔵庫の卵トレーと同様な位置に穴の開いた脱臭性能を有した折り返しを有するシート状冷蔵庫内ドアポケット用脱臭具である不織布脱臭具を作製した。穴にはそれぞれ7mmの切込みを円の縁から放射状に6箇所切込みを入れた。
(脱臭力評価)
上部にサンプル投入口と側部中央に直径1cm程度の測定用の穴のあいた20リットルのポリタンクに、実施例で作製したサンプルを5cmの正方形(卵の穴を1つ含んだもの)に切り取り、中央部に置いた。そこに、硫化水素50ppmに調整された空気を1分間毎秒500cc程度で流し込み、内部の硫化水素濃度を50ppmとした。ポリタンクにふたおよびシリコンゴム栓をして密閉し、8時間後の硫化水素濃度を検知管で測定した。硫化水素50ppmの代わりにアンモニア濃度200ppmに調整された空気を用い同様の測定を行った。実施例1〜3の各サンプルについて、この評価を行った。評価結果を表1に示す。実施例の本発明の折り返しを有するシート状冷蔵庫内ドアポケット用脱臭具は、冷蔵庫内ドアポケットに食品を収納する容積を減少させず、かつ、悪臭を効率よく吸収するために必要な通風性を損なわずに取替え容易に設置することができる脱臭具を提供することができた。
Figure 2007132600
本発明は、冷蔵庫内の脱臭具として好適に利用できる。
本発明の形状の一例を示す模式図である。

Claims (4)

  1. 折り返しを有するシート状冷蔵庫内ドアポケット用脱臭具。
  2. 該脱臭具が、ドアポケットの前縁部にかぶせて延長部を有する構造であることを特徴とする請求項1に記載の脱臭具。
  3. 該脱臭具が、抗菌性物質をその表面ないし内部に有することを特徴とする請求項1ないし2に記載の脱臭具。
  4. 該脱臭具が、吸水性物質をその表面ないし内部に有することを特徴とする請求項1ないし3に記載の脱臭具。
JP2005326457A 2005-11-10 2005-11-10 脱臭具 Withdrawn JP2007132600A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011069499A (ja) * 2009-08-31 2011-04-07 Panasonic Corp 冷蔵庫

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