JP2007131170A - 車両用空調装置 - Google Patents

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【課題】PTCヒータをオフ状態に切換えたことにに起因する急激な吹出し温度変動を防止することができる空調装置を提供することである。
【解決手段】エアコンECU30は、PTCヒータ20がオン状態であるときにエアミックスドア19の実開度SWが100%(基準位置)からPTCヒータ20の暖房能力に対応する開度幅ΔSWを差し引いた「100−ΔSW」%(相殺開度位置)に到達したことを条件として、PTCヒータ20をオフするとともに、実開度SWを100%(基準位置)に復帰させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、補助熱源として定温発熱体を備えたエアミックス方式の車両用空調装置に関し、特に、定温発熱体の動作切換に起因する急激な吹出し温度変動を防止したものに関する。
定温発熱体であるPTCヒータを補助熱源として備えたエアミックス方式の車両用空調装置として、例えば特許文献1に記載されているものが知られている。このPTCヒータは、ハイブリッド車やディーゼル車、またはガソリン車でも高効率などでエンジン水温の上がりにくい車両や、寒冷地仕様車などに備えられており、即効性を有していることから暖房開始時の補助熱源としては好適である。
暖房開始時には、乗員により設定された車室内温度と現実の車室内温度とに大きな隔たりが生じ易く、これに起因して主熱源であるヒータコア(暖房用熱交換器)の暖房能力を超える暖房能力が必要とされるため、このような場合には、エアミックスドアの開度位置を吹出し温度が最高となる最大暖房位置とした状態でPTCヒータをオンすることとなる。これにより、ヒータコアに加えてPTCヒータによる熱交換が行われ、車室内温度を可及的速やかに設定した温度に近づけることができる。
特開2003−34114号公報
ところで、この種の装置では、必要とする暖房能力がヒータコアのみで補えるようになった場合には、暖房能力を下げるために、PTCヒータの動作を停止させた後、必要に応じてエアミックスドアの開度位置を変更して、車室内に吹き出される空気の吹出し温度を調整するということが考えられる。
しかしながら、PTCヒータをオフ状態に切換えると、その暖房能力分だけ急激に吹出し温度が低下することとなるため、吹出される空気に対して乗員が違和感を覚える。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、PTCの動作切換に起因する急激な吹出し温度変動を防止することができる車両用空調装置を提供することである。
空調ケース内に吸入した空気を加熱する暖房用熱交換器と、通電状態がオン状態ときに吸入した空気を補助的に加熱する定温発熱体と、暖房用熱交換器及び前記定温発熱体が配置された加熱通路と、暖房用熱交換器及び定温発熱体をバイパスするバイパス通路と、吸入した空気を加熱通路を通過する空気と前記バイパス通路を通過する空気に配分するエアミックスドアとを設け、加熱通路を通過した空気と前記バイパス通路を通過した空気とを混合した混合空気が設定された車室内温度に応じた吹出し温度となるようにエアミックスドアの開度位置及び定温発熱体のオン・オフ切換を制御する制御手段を備えた車両用空調装置において、制御手段は、定温発熱体がオン状態であるときにエアミックスドアの開度位置が基準位置から前記エアミックスドアの開度により定温発熱体の暖房能力分を相殺した相殺開度位置に到達したことを条件として、定温発熱体をオフすると同時に、開度位置を基準位置に復帰させることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、定温発熱体がオン状態のときにエアミックスドアの開度位置が基準位置から相殺開度位置に到達したことを条件として、定温発熱体をオフすると同時にエアミックスドアの開度位置を基準位置に復帰させるようにしているから、吹出し温度は定温発熱体をオフする直前とオフした直後とで略同一となる。この相殺開度位置は、定温発熱体がオン状態とされているときの混合空気の吹出し温度と、定温発熱体がオフ状態で且つエアミックスドアが基準位置のときの混合空気の吹出し温度とが略同一になる開度位置のことである。このようにすることで、定温発熱体をオフ状態に切換えたことに起因する吹出し温度の急激な変化が防止されるため、乗員に対して自然な空調感覚を与えることができる。
請求項2の発明では、基準位置は、吸入した空気をすべて加熱通路に配分する開度位置である最大暖房位置とされていることを特徴としている。
請求項2の発明によれば、最大暖房位置を基準位置としているため、定温発熱体がオン状態であり、且つ、開度位置が最大暖房位置と相殺開度位置との間に設定されているときには、暖房用熱交換器の最大暖房能力以上の暖房能力を発揮することができる。従って、空調装置始動時等の多大な暖房能力を必要とする場合には好適な構成である。
請求項3の発明では、制御手段は、車室外気温に応じて相殺開度位置を補正することを特徴としている。また、請求項4の発明では、制御手段は、車室内に吹き出される空気風量に応じて相殺開度位置を補正することを特徴としている。また、請求項5の発明では、制御手段は、吹出し温度に応じて前記相殺開度位置を補正することを特徴としている。
これによれば、外気温、吹出し風量、又は吹出し温度の変化によりPTCヒータ20の暖房能力が変化したとしても、相殺開度位置は定温発熱体の暖房能力の変動に応じて補正されるから、吹出し温度制御を一層確実に行うことができる。
<第1の実施形態>
本発明に係る車両用空調装置の一実施形態について図1ないし図4を参照して説明する。図1に示すように、空調ケース1の一端部には、内外気切替ドア11の切り替えにより外気導入口12および内気導入口13に連通する空気導入口14が設けられており、この空気導入口14に連通するようにブロワモータ15により駆動される遠心多翼ファンなどのブロワファン16が配設されている。さらに、空調ケース1の内部には、空気流の下流側に向かって、ブロワファン16の他に、吸入した空気を熱交換して冷風にするエバポレータ17、同じく吸入した空気を加熱することで温風にする温水式ヒータのヒータコア18が順次配置されている。
ヒータコア18の上流側には、ブロワファン16により空調ケース1の内部に吸入した空気を、このヒータコア18(暖房用熱交換器)が配置された加熱通路Phと、ヒータコア18をバイパスするバイパス通路Pbとに配分するエアミックスドア19が配設されている。このエアミックスドア19は、後述するエアコンECU30の指令に基づいて動作する駆動手段34により、吸入した空気をすべて加熱通路Phへ配分する最大暖房位置Saと、吸入した空気をすべてバイパス通路Pbへ配分する最大冷房位置Sbとの間でその開度位置が変更される。尚、以下の説明において、エアミックスドア19が最大暖房位置Saにあるときの開度を100%とし、最大冷房位置Sbにあるときの開度を0%とする。
加熱通路Phのうちヒータコア18の下流側には、補助熱源であるPTCヒータ20(定温発熱体)が配置されており、ヒータコア18を通過した空気を補助的に加熱するものである。このPTCヒータ20は、補助ヒータとして備えられ、即効性を有していることから特に暖房開始時の補助熱源として使用される。また、PTCヒータ20は電気ヒータであり、後述するエアコンECU30からの制御信号に基づいてPTCヒータ20への通電状態がオン状態又はオフ状態に切換えられるようになっており、オン状態のときは、一定の熱量で空気を加熱する。
PTCヒータ20の下流側には、冷風と温風とを混合して所定の温度にするエアミックス部Mが構成され、その下流側に位置する空調ケース1の他端部にはデフロスタ吹出口21、フェイス吹出口22およびフット吹出口23が形成されている。そして、デフロスタ吹出口21にはデフロスタドア21a、フェイス吹出口22にはフェイスドア22a、フット吹出口23にはフットドア23aがそれぞれ配置されている。
また、エバポレータ17の下流側には、当該エバポレータ17を通過した空気の温度(エバポレータ温度Te)を検出するエバ後センサ24が配置されており、ヒータコア18にはその内部を流動するエンジン冷却水の温度(ヒータコア温度Th)を検出する水温センサ25が取り付けられている。一方、車両各部には、車室内温度Trを検出する内気温センサ31、車室外気温Tam(外気温Tam)を検出する外気温センサ32、及び日射量Tsを検出する日射センサ33が配置されており、各センサ24,25,31〜33は検出状態に応じた検出信号を出力する。また、車室内の所定位置には、設定温度Tset、風量、吹出し口等を設定するための操作パネル40が配置されており、乗員の設定操作に応じた設定信号が出力されるようになっている。
エアコンECU30は、各センサ24,25,31〜33の検出信号及び操作パネル40からの設定信号に基づいて以下の制御を行う。即ち、駆動手段35を駆動して内外気切換ドア11を切換えることにより内気導入又は外気導入を選択する吸い込み口制御と、ブロワモータ15の動作を制御して吹出し口21〜23から吹き出される空気量を調整する風量制御と、駆動手段36を駆動して吹出し口21〜23を開閉する吹出し口制御と、吹出し口21〜23から吹き出される空気の温度を調整する吹出し温度制御を実行する。
このうち、吹出し温度制御は、車室内温度Trを設定温度Tsetにするために必要な目標吹出温度TAOを、エアミックスドア19の開度位置制御及びPTCヒータ20のオン・オフ状態の切換により調整するものである。この目標吹出温度TAOは外気温Tam、車室内温度Tr、日射量Ts、及び設定温度Tsetに基づいて決定される。また、エアミックスドア19の開度は目標吹出温度TAO、エバポレータ温度Te、及びヒータコア温度Thにより決定される。
以下、エアミックスドア19の開度位置制御について説明する。図2に示すように、初めに、各センサ24,25,31〜33の検出信号及び操作パネル40の設定信号に基づいてエアミックスドア19の仮の設定開度SWA(仮開度SWA)を下記の数式1に基づいて算出する(ステップS10)。
(数1)
SWA={(TAO−Te)/(Th−Te)}×100(%)
尚、上述した仮開度SWAは、冷却水温度Teが十分に昇温されておらず、この冷却水温度Thが目標吹出温度TAOよりも低い場合には、100%以上の値となる。ただし、エアミックスドア19の開度は100%が上限であるため、後述する処理において実際に設定される真の設定開度SW(実開度SW)(0(%)≦SW≦100(%))を算出するようにしている。このため、上記数式にて算出される開度を仮開度SWAとしている。
続いて、PTCヒータ20の暖房能力に対応するエアミックスドアの開度幅ΔSWを算出する(ステップS20)。PTCヒータ20の暖房能力は所定の算出式により算出されるもので、当該PTCヒータ20により加熱通路Phを通過する空気に対して交換可能な熱量のことである。
そして、この暖房能力に対応するエアミックスドア19の開度幅ΔSWは、PTCヒータ20をオフ状態としたときの吹出し温度と、PTCヒータ20をオン状態としたときの吹出し温度とが略同一となるように、それぞれの場合において設定されるエアミックスドア19の開度の差から求められる。
ここで、PTCヒータ20をオン状態としたときには、その暖房能力分が上乗せされることとなるため、このときに設定されるエアミックスドア19の開度は、PTCヒータ20をオフ状態としたときに設定されるエアミックスドア19の開度から当該暖房能力に対応する開度幅ΔSWを差し引いた開度に設定される。
即ち、PTCヒータ20がオン状態であるときに設定されるエアミックスドア19の開度は、PTCヒータ20をオフ状態としたときに設定されるエアミックスドア19の開度(基準位置)からこのPTCヒータ20の暖房能力分を相殺した開度(相殺開度位置)となるのである。本実施形態においては、実開度SWが100%を基準位置としており、「100−ΔSW」%を相殺開度位置としている。
また、PTCヒータ20の暖房能力は外気温Tamにより変動するため、開度幅ΔSWを外気温度Tamに基づいて補正するようにしても良い。即ち、図4に示すように、外気温度Tamの上昇に伴って開度幅ΔSWを小さく補正するのである。
外気温Tamの他には、吹出し風量(ブロワモータ15の動作状態)、目標吹出温度TAOに基づいて暖房能力ΔSWを補正するようにしても良い。吹出し風量に基づく開度幅ΔSWの補正については、その風量が増大するにつれて開度幅ΔSWが減少するように補正する。目標吹出温度TAOに基づく開度幅ΔSWの補正については、その目標吹出し温度が上昇するにつれて開度幅ΔSWが減少するように補正する。
次に、算出された仮開度SWAが100%よりも大きいか否かを判定する(ステップS30)。仮開度SWAが100%よりも大きい場合には(ステップS30でYes)、必要とされる暖房能力がヒータコア18の暖房能力以上とされているから、補助熱源であるPTCヒータ20をオン状態とする。また、PTCヒータ20がオン状態とされることによって暖房能力分が上乗せされるため、仮開度SWAからこのPTCヒータ20の暖房能力に対応する開度幅ΔSWを差し引いた開度を実開度SWとする(ステップS40)。
尚、仮開度SWAから開度幅ΔSWを差し引いた実開度SWが、100%よりも大きい値となることがあるが、エアミックスドア19の実開度SWは100%が上限であるため、仮開度SWAから開度幅ΔSWを差し引いた実開度SWが100%よりも大きい場合には、その実開度SWを一律100%に設定するようにしている。
逆に、仮開度SWAが100%以下である場合には(ステップS30でNo)、必要とする暖房能力がヒータコア18のみで補えるため、PTCヒータ20をオフして、仮開度SWAをそのまま実開度SWとして設定する(ステップS50)。
従って、乗員により設定された設定温度Tsetと現実の車室内温度Trとに大きな隔たりが生じ、これに起因して主熱源であるヒータコア18の暖房能力を超える暖房能力が必要となる場合、即ち、仮開度SWAが100%よりも大きい場合には(ステップS30でYes)、PTCヒータ20がオン状態とされ、エアミックスドア19の実開度SWが100%(基準位置)と、100%からPTCヒータ20の暖房能力ΔSWに対応する開度幅ΔSWを差し引いた「100−ΔSW」%(相殺開度位置)との間に設定される(ステップS40)。
一方、必要とする暖房能力が減少し、その暖房能力がヒータコア18のみで補えるようになる場合には、以下のようにして実開度SW及びPTCヒータ20のオン・オフ状態の切換が制御される。まず、仮開度SWAが100%よりも大きい場合には(ステップS30でYesが続く場合)、PTCヒータ20をオン状態としたまま必要とする暖房能力の減少に応じてエアミックスドア19の実開度SWを減少させる(ステップS40を連続的に実行)。そして、仮開度SWAが100%となったとき、即ち、必要とする暖房能力がヒータコア18のみで補えるようになったときには(ステップS30でNo)、PTCヒータ20をオフするとともに(ステップS50)、エアミックスドア19の実開度SWを「100−ΔSW」%(相殺開度位置)から100%(基準位置)に復帰させる(ステップS40を実行後、ステップS50を実行)。この後、PTCヒータ20をオフ状態としたままで必要とする暖房能力の減少に応じてエアミックスドア19の実開度SWを減少させる(ステップS50)。
上述したように、PTCヒータ20がオフ状態に切換えられる瞬間に、エアミックスドアの実開度SWが「100−ΔSW」%(相殺開度位置)から100%(基準位置)に復帰するから、PTCヒータ20をオフする直前の吹出し温度と、PTCヒータ20をオフした直後の吹出し温度とが略同一となる。これにより、PTCヒータ20をオフ状態に切換えたことによる吹出し温度の変動がなくなり、その吹出し温度がリニアに下降することとなる(図3参照)。
本実施形態では、PTCヒータ20がオン状態であるときにエアミックスドア19の実開度SWAが100%(基準位置)からPTCヒータ20の暖房能力分に対応する開度幅ΔSWを差し引いた「100−ΔSW」%(相殺開度位置)に到達したことを条件として、PTCヒータ20をオフ状態とするとともに、実開度SWを100%に復帰させるようにした。これにより、吹出し温度はPTCヒータ20をオフする直前とオフした直後とで略同一となるため、PTCヒータ20がオフされたとしても吹出し温度が急激に変動することが防止され、乗員に対して自然な空調感覚を与えることができる。
また、仮開度SWAが100%よりも大きい場合には、PTCヒータ20がオン状態とされ、且つ、実開度SWが100%と「100−ΔSW」%との間に設定されるため、これによってヒータコア18の最大暖房能力以上の暖房能力を発揮することができる。従って、装置始動時等の多大な暖房能力を必要とする場合には好適な構成である。
また、本実施形態では、外気温Tam、吹出し風量(ファンモータ15の動作状態)、又は目標吹出温度TAOの変化に基づいて、PTCヒータ20の暖房能力に対応する開度幅ΔSWを補正するようにしている。従って、外気温Tam、吹出し風量、又は目標吹出温度TAOの変化によりPTCヒータ20の暖房能力が変化したとしても、開度幅ΔSWは暖房能力に合致したものとなるから、吹出し温度制御を一層確実に行うことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
上記実施形態では、仮開度SWAが100%以上であるときにPTCヒータ20をオン状態とし、仮開度SWAが100%以下であるときにPTCヒータ20をオフ状態とするようにしていたが、PTCヒータ20のオン・オフ状態を切換えるための仮開度SWAは100%以外に設定しても良い。
本発明に係る車両用空調装置の全体構成を示した模式図である。 PTCヒータのオフに伴うエアミックスドアの開度位置制御 PTCヒータオフ時のエアミックスドア開度及び吹出し温度の変化を示したグラフである。 (A)は外気温に対するPTCヒータの暖房能力の補正値を示したグラフである。(B)は目標吹出し温度に対するPTCヒータの暖房能力の補正値を示したグラフである。(C)はブロワファン風量に対するPTCヒータの暖房能力の補正値を示したグラフである。
符号の説明
1…空調ケース
18…ヒータコア
19…エアミックスドア
20…PTCヒータ
Ph…加熱通路
Pb…バイパス通路
TAO…目標吹出温度
Te…エバポレータ温度
Th…ヒータコア温度
Tam…外気温
SWA…仮開度
SW…実開度
ΔSW…開度幅

Claims (5)

  1. 空調ケース内へ吸入した空気を加熱する暖房用熱交換器と、
    通電状態がオン状態ときに前記吸入した空気を補助的に加熱する定温発熱体と、
    前記暖房用熱交換器及び前記定温発熱体が配置された加熱通路と、
    前記暖房用熱交換器及び前記定温発熱体をバイパスするバイパス通路と、
    吸入した空気を前記加熱通路を通過する空気と前記バイパス通路を通過する空気に配分するエアミックスドアとを設け、
    前記加熱通路を通過した空気と前記バイパス通路を通過した空気とを混合した混合空気が設定された車室内温度に応じた吹出し温度となるように前記エアミックスドアの開度位置及び前記定温発熱体のオン・オフ切換を制御する制御手段を備えた車両用空調装置において、
    前記制御手段は、前記定温発熱体がオン状態であるときに前記エアミックスドアの開度位置が基準位置から前記定温発熱体の暖房能力分を相殺した相殺開度位置に到達したことを条件として、前記定温発熱体をオフすると同時に、前記開度位置を基準位置に復帰させることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記基準位置は、吸入した空気をすべて前記加熱通路に配分する開度位置である最大暖房位置とされていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記制御手段は、車室外気温に応じて前記相殺開度位置を補正することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記制御手段は、前記車室内に吹き出される空気風量に応じて前記相殺開度位置を補正することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用空調装置。
  5. 前記制御手段は、前記吹出し温度に応じて前記相殺開度位置を補正することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用空調装置。
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