JP2007130926A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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JP2007130926A
JP2007130926A JP2005327659A JP2005327659A JP2007130926A JP 2007130926 A JP2007130926 A JP 2007130926A JP 2005327659 A JP2005327659 A JP 2005327659A JP 2005327659 A JP2005327659 A JP 2005327659A JP 2007130926 A JP2007130926 A JP 2007130926A
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Yasuyuki Takanaka
康之 高中
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Abstract

【課題】 インクミストがキャリッジから拡散しないようにする。
【解決手段】 キャリッジの走査方向の前後に、記録ヘッドとほぼ同じ紙間となる規制板を設ける。
その規制板のサイズは、キャリッジの走査方向には、キャリッジの加速距離及び減速距離以上の大きさであり、用紙送り方向には、記録ヘッドの長さ以上とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリンター、複写機、ファクシミリ等の出力機器に搭載されるインクジェット記録装置に関する。
インクジェット記録装置では、インクを吐出して画像を記録(印字という)する際に、印字に拘わる主滴に伴い、細かい霧状の液滴(インクミスト)を発生することがある。インクミストは、主滴に比べ微小な液滴であって移動速度が著しく遅く、その大部分は記録媒体に着弾しない。そのため、キャリッジの往復移動による気流によって記録装置内部の空気に拡散する。そのインクミストの一部は、記録装置が外気と通じている部位、例えばカバーの隙間や排紙口、においては空気と共に出入りがあるものの、大部分は記録装置内部に停留して、空気中を浮遊している。
図6には、従来のインクジェット記録装置の主要部斜視図を示す。図7は、従来のキャリッジの加減速を含む速度線図と位置関係を表す正面図である。図6及び図7を参照して、インクミストの拡散を説明する。
101は、記録ヘッド111、112、113、114、115、116を搭載したキャリッジであり、ガイドレール102を摺動して、矢印A、B方向に往復移動(走査とも言う)する。図中最左の記録ヘッド111と最右の記録ヘッド116との間隔は、ピッチPである。また、キャリッジ101は、インクジェット記録装置がスタンバイ状態や休止中の非印字動作の際に位置するホームポジションも表す。
101aは、キャリッジが印字する際のスタートポジションであり、キャリッジは停止しており(速度は零)、矢印A方向に移動する際の加速開始位置であり、矢印B方向に移動する際の減速終了位置である。キャリッジの加速区間は、スタートポジション101aにおける記録ヘッド111から用紙120の右端部までの距離L1で、加速後は、一定速度Vcで印字を行う。
101bは、キャリッジが一回の走査を終了した際の反転ポジションであり、キャリッジは停止し(速度は零)、次の走査をする際のスタートのポジションでもある。つまり、矢印A方向に移動する際の減速終了位置であり、矢印B方向に移動する際の加速開始位置である。キャリッジは、一定速度Vcで印字を行った後に減速する。減速区間は、反転ポジション101bにおける記録ヘッド116から用紙120の左端部までの距離L2である。
用紙120のキャリッジ走査方向のサイズを幅Mとすると、キャリッジの走査ストロークSは、
S=L1+(M+P)+L2
となっている。上式中の(M+P)の区間で一定速度Vcである。
103a、103bは、用紙120を矢印C方向に間欠送りする搬送ローラ対である。
104は、記録ヘッド111〜116をクリーニングする回復装置である。
105は、記録ヘッド111〜116と用紙120とのギャップを保証するプラテンである。
キャリッジの1回の走査で印字すると、被記録部120aが形成され、キャリッジが減速し停止している間に矢印Cの方向に搬送ローラ対103a、103bが用紙120を所定のピッチで用紙送りを行い、その後にまたキャリッジを走査して印字する。
又、別の従来例としては、特許文献1をあげることが出来る。
特開2001-138548号公報
このようにして画像を記録する際に、図6に示すインクミスト201がキャリッジの後方に発生する。図6中、インクミスト201は、キャリッジが矢印A方向に移動した場合の反転ポジション101bの近傍部のみを描いているが、印字中も絶えずキャリッジの後流に発生する。 一度発生したインクミストは装置内部に拡散し、浮遊している。
これらのインクミストが装置内部に浮遊し続けると、以下のような不具合を生じることがある。
(1)キャリッジユニット動作等の精度を高めるために設けられたエンコーダにインクミストが付着し、エンコーダの読み取り精度が著しく低下する。
(2)キャリッジユニットが走査摺動する部分、例えば、ガイドレールにインクミストが付着した場合、インクミストの増粘や固化によってキャリッジユニットの摺動抵抗が増大し、キャリッジユニットが動作不良を起こす。
(3)電気部品の接点部にインクミストが付着して、電気部品が動作不良を引き起こす。
本発明は、インクを吐出する際に発生するインクミストを記録装置内部に拡散させず、インクミストによる上記課題を解消できるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の構成は、インクを吐出して記録を行う記録ヘッドを保持するキャリッジの走査方向の前後に、記録が行われる用紙までの間隔が記録ヘッドとほぼ同じになる位置に、キャリッジの走査方向の長さがキャリッジの加速距離または減速距離以上であり、用紙送り方向の長さが記録ヘッドの長さ以上でインクミストの拡散を規制する規制版板を設けたことを特徴とするインクジェット記録装置である。
本発明は、インクを吐出する際に発生するインクミストを記録装置内部に拡散させず、排出することができる。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
図1は、インクジェット記録装置の正面図である。
図2は、インクジェット記録装置の平面図(図1を上から見た図)である。
図1〜図2の説明において、図6及び図7と同じ符号についての説明は割愛する。
1aは、キャリッジの左側に設けた規制板である。2aは、キャリッジの右側に設けた規制板である。1bは、キャリッジが反転ポジション101bにあるときの規制板1aに対応する規制板である。2bは、キャリッジが反転ポジション101bにあるときの規制板2aに対応する規制板である。記録ヘッド111〜116のサイズは、長さYであり、一走査で印字する最大長さである。
次に規制板の大きさについて説明する。キャリッジの走査方向については、記録ヘッド111から左側に長さRまでと、記録ヘッド116から右側に長さRまで延びている。そして、加減速の距離L1、距離L2よりも大きい。
規制板の用紙の送り方向の大きさについては、幅Tであり、記録ヘッドの長さYを包含する長さである。
規制板と用紙の隙間は、記録ヘッドと用紙のギャップGと同じか、僅かに大きい程度(設計公差の範囲)に設けられている。これは、規制板が記録ヘッドよりも用紙側に近づいて、印字中に発生する用紙擦れを防止するためである。
従って、キャリッジが、スタートポジション101aにあるときは、規制板1aは、用紙120の端部であって、記録ヘッドの長さ分の端120bをギャップGで覆っている。反転ポジション101bにあるときは、規制板2bは、用紙120の端部であって、記録ヘッドの長さ分の端120cをギャップGで覆っている。
印字により発生したインクミストは、空間(R×T×G)内に一定時間拘束され、つまり規制板と用紙の間に挟まれて、巻上げを規制されるため、用紙側に付着する。したがってインクミストの拡散を防止できる。なお、規制板は、できるだけ用紙に近づけるのがよい。
プラテン105と、規制板を同材質にしても、上記効果は得られるが、プラテン105の材料を樹脂で構成し、規制板をプラテンよりも導電性のある樹脂で構成しても、インクミストはより効果的に用紙側に付着する。
更に、プラテン105の材料を樹脂で構成し、規制板の用紙に対向する側の面を金属で構成すると、インクミストは更により効果的に用紙側に付着させることができる。この場合、規制板全体を金属体で構成しても同様に効果的に用紙側に付着させることができる。
図3は、インクジェット記録装置の正面図であり、図1の構成に対し、解除部材3、4を設け、且つ、規制板が、キャリッジ上の支点5、6により軸支され、回動可能な構成である。図4は、ホームポジション付近を示す図である。
解除部材3は、キャリッジのスタートポジション101aよりも右側に設けられ、解除部材4は、キャリッジの反転ポジション101bよりも左側に設けられている。
スタートポジション101aにおいて、規制板2aは、解除部材3の傾斜部3aによりの跳ね上げられて位置2cまで回動し、退避する。反転ポジション101bにおいて、規制板1bは、解除部材4の傾斜部4aに跳ね上げられて位置1cまで回動し、退避する。跳ね上げられた規制板は、印字中は、用紙120とギャップGを保つように、不図示の爪部材で元の位置に回動される。
なお、解除部材3は、キャリッジがホームポジション101にあっても、記録ヘッドと干渉することなく、規制板を位置2まで回動できる位置に設けている。
第一の実施形態であると、キャリッジはストロークSで走査するため、ホームポジションより右側のスペースと、反転ポジションより左側のスペースにおいては、規制板のサイズ分記録装置が大きくなる。
これに対し、第二の実施形態では、図3中の距離X2、図4中の距離X3で示される分だけ、装置サイズを小さくできる。インクミストを拘束する空間については、第一の実施形態と全く同じであり、インクミストの拡散を防止できる。なお、距離X1は、距離X3より小さい。
図5は、インクジェット記録装置の正面図であり、図1の構成に対し、プラテン105の両側にファン11、13を設けた構成である。
ファン11、13は、プラテン105と同じ面の高さに吸気部12、14を設け、排気ダクト15で連結し、空気と共にインクミストを記録装置外へ排気する。排気ダクト15にはフィルター(不図示)を設けて、ミストを濾しとってもよい。
本構成は、第一の実機形態に対し、規制板で拘束されたインクミストをファン11、13を用いて吸気するため、拡散を防止しながら、より積極的に排除することができる。
インクジェット記録装置の正面図である。 インクジェット記録装置の平面図である。 インクジェット記録装置の正面図である。 ホームポジション付近を示す図である。 インクジェット記録装置の正面図である。 従来のインクジェット記録装置の主要部斜視図である。 従来のキャリッジの加減速を含む速度線図と位置関係を表す正面図である。
符号の説明
1a 規制板
2a 規制板
111 記録ヘッド
112 記録ヘッド
113 記録ヘッド
114 記録ヘッド
115 記録ヘッド
116 記録ヘッド

Claims (1)

  1. インクを吐出して記録を行う記録ヘッドを保持するキャリッジの走査方向の前後の位置であって、記録が行われる用紙までの間隔が記録ヘッドとほぼ同じになる位置に、キャリッジの走査方向の長さがキャリッジの加速距離または減速距離以上であり、用紙送り方向の長さが記録ヘッドの長さ以上でインクミストの拡散を規制する規制版板を設けたことを特徴とするインクジェット記録装置。
JP2005327659A 2005-11-11 2005-11-11 インクジェット記録装置 Withdrawn JP2007130926A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1992995A2 (en) 2007-05-16 2008-11-19 Ricoh Company, Ltd. Method and apparatus for manufacturing toner and toner manufactured by the apparatus and method

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