JP2007130177A - テープセッター、およびテープセッターを備えているテープ送給装置 - Google Patents

テープセッター、およびテープセッターを備えているテープ送給装置 Download PDF

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Abstract

【課題】テープ端を生地押えまで自動的に送り込むことができるうえ、テープ縫着時には全体装置を縫着の邪魔にならない外側方まで退避移動できるテープセッターを提供する。
【解決手段】ミシン本体に装着されるベース3と、ベース3で支持されるフレーム4とを備えている。フレーム4にテープ送り機構およびカッター機構を設ける。ベース3とフレーム4との間には、フレーム4を左右方向へ往復操作する切り換え機構を設ける。テープ送り機構は、モーター11で回転駆動される固定ローラー12と、固定ローラー12に対して接離操作される可動ローラー13などで構成する。切り換え機構は、空気圧で作動する往復動可能なデュアルロッドシリンダー6を備えていて、フレーム3をテープ送給位置と、テープ送給位置からミシンの前面右方へ遠ざかる待機位置との間で往復駆動する。以て、フレーム4を待機位置に切り換えた状態において縫着部周辺を全開放できるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、伸縮テープやテープ状のレースなどのテープ材をミシンの縫着位置へ自動的に送り込むテープセッターと、テープセッターを備えているテープ送給装置に関する。
本発明のテープ送給装置に関して、伸縮テープに設定された張力を与えながらミシンに送給するテープ送給装置は、本出願人の出願に係る特許文献1に公知である。そこでは駆動ローラーと押えローラーとで伸縮テープを挟持し、駆動ローラーの駆動回転数を制御することにより、伸縮テープの張力を目標値に一致させながら送給する。駆動ローラーよりテープ送り方向下手側のテープ送給経路には検知ローラーが配置してあり、検知ローラーを支持する検知アームの揺動角度の変化によって伸縮テープの張力の変化を検知し、この検知信号に応じて駆動ローラーの駆動状態を制御するようになっている。
本発明のテープセッターに関して、伸縮テープの切断端をミシンの生地押えへ向かって送り込み操作できるテープ送給装置が公知である(特許文献2参照)。そこでは、大小一対のローラーで伸縮テープを挟持し、大ローラーをステッピングモーターで回転駆動することにより、テープ端を生地押えへ向かって送給できる。但し、伸縮テープと生地の位置合わせはオペレーターが行う。テープ送給装置は、大ローラーの駆動状況を制御することにより、伸縮テープに所定の張力を付与した状態で送給でき、さらに縫着が終了した時点で伸縮テープをカッターで自動的に切断できる。テープ縫着時のオペレーターの視野を確保するために、装置全体を下方の作動位置から上方の待機位置へ退避移動できようにしてある。
特許第3430246号公報(段落番号0024、図1) 特開2002−172285号公報(段落番号0030、図2)
特許文献1のテープ送給装置によれば、伸縮テープに設定された張力を与えながらミシンに自動送給でき、伸縮テープの張力制御を高精度で行うことができる。しかし、伸縮テープの生地に対する縫着が終了する毎に、新たな生地と伸縮テープとを人手で重ねて針落部分にセットする必要がある。この点、特許文献2のテープ送給装置によれば、これから縫着しようとする伸縮テープの切断端を生地押えに自動的に送り込むことができるが、新たな生地と伸縮テープとを人手で重ねて位置決めする必要があるので、伸縮テープを縫着する際の手間に大差はない。
特許文献2のテープ送給装置は、特許文献1の検知ローラーに相当する張力センサーを備えておらず、大ローラーを駆動するステッピングモーターの駆動状態を制御して伸縮テープに張力を付与する。そのため、特許文献1のテープ送給装置に比べて、伸縮テープの張力調整を精密に行うことができない。また、装置全体を昇降移動させてテープ縫着時に縫着部分を視認できるようにしているが、装置全体の退避距離が1.5cmと小さいため、退避位置へ上昇させた状態においても、送給装置によってオペレーターの視野が遮られるため、縫着部分を充分に開放できない。これは、テープ縫着時にできるだけ生地押えに近い位置で伸縮テープを送給操作し、張力を制御する必要があることに由来する。
本発明の目的は、前回の縫着終了時に切断されたテープ端を生地押えまで自動的に送り込むことができるうえ、テープ縫着時には全体装置を縫着の邪魔にならない位置まで退避移動させて縫着位置を完全に開放でき、したがって、縫着状況を目視しながらテープ材を適確に縫着固定できるテープセッターを提供することにある。本発明の目的は、テープ材に必要な張力を与えながらミシンに自動送給するテープフィーダーと、前回の縫着終了時に切断されたテープ端を生地押えまで自動的に送り込み操作するテープセッターとを備えていて、所定の張力を付与した状態のテープ材を生地に縫着固定でき、さらに一連の作業を能率よく行うことができるテープ送給装置を提供することにある。
本発明のテープセッターは、ミシン本体に装着されるベース3と、ベース3で支持されるフレーム4と、フレーム4に配置されるテープ送り機構およびカッター機構と、ベース3とフレーム4との間に設けられて、フレーム4をミシン本体の前面に沿って左右方向へ往復操作する切り換え機構と、生地押え52に設けられるテープ導入ガイド53とを含む。テープ送り機構は、モーター11で回転駆動される固定ローラー12と、固定ローラー12と協同してテープ材Tを挟持し送り操作する可動ローラー13と、固定ローラー12に接近する送給位置と、固定ローラー12から離れる分離位置との間で可動ローラー13を往復操作するローラー操作機構とを含む。切り換え機構は、空気圧で作動する往復動可能なアクチュエーター6を備えていて、フレーム4をテープ送給位置と、テープ送給位置から外側方へ遠ざかる待機位置との間で往復駆動できるように構成する。以て、フレーム4を待機位置に切り換えた状態において、テープ導入ガイド53および生地押え52を含む縫着部周辺を全開放できるようにする。
切り換え機構のアクチュエーターは、ベース3に固定される前後一対のピストンロッド9と、空気圧を受けてピストンロッド9に沿って往復スライドするハウジング8とを備えた、複動型のデュアルロッドシリンダー6で構成する。フレーム4に、モーター11と、モーター11の動力をローラー軸14に伝動する巻き掛け伝動機構と、ローラー操作機構と、カッター機構を設ける。ローラー操作機構は、フレーム4に固定したスライドガイド20で往復スライド自在に案内支持されるスライドブロック21と、スライドブロック21に固定されるエアシリンダー23と、可動ローラー13を遊転自在に軸支するローラー軸25とを含む。カッター機構は、フレーム4に固定される固定刃32と、フレーム4で揺動自在に支持されて、固定刃32と協同してテープ材Tを切断する可動刃34と、可動刃34を揺動操作するエアシリンダー35とを含む。
ベース3をベース枠1に設けた揺動軸2で軸支して、ミシン本体の前面に沿う使用位置と、ミシン本体の前面から遠ざかる開放位置との間を往復揺動可能に支持する。ベース枠1とベース3との間に、使用位置におけるベース3を固定保持するロック構造を設ける。
スライドブロック21と同行移動するブラケット29に、テープ材Tの切断端に圧縮空気を吹き付けて、切断端をテープ導入ガイド53へ向かって送り込み操作する第1空気ノズル59と、テープ導入ガイド53内に送給された切断端に圧縮空気を吹き付けて、切断端を生地押え52の下面側へ送り込み操作する第2空気ノズル60とを設ける。
本発明のテープセッターを備えているテープ送給装置は、設定された張力を与えながらテープ材Tを自動送給するテープフィーダーFと、テープフィーダーFで送給されたテープ材Tのテープ端を生地押え52まで自動的に送り込み操作するテープセッターSとからなる。テープフィーダーFは、ケース65の外面一側に配置される駆動ローラー66および押えローラー67と、駆動ローラー66よりテープ送り方向下手側に配置されてテープ材Tの張力を検知する張力検知機構と、ケース65内に配置されて駆動ローラー66を正逆双方向へ回転駆動するモーター69とを含む。張力検知機構は、テープ材Tを移行案内する検知ローラー75と、検知ローラー75のローラー軸76を支持する検知ブロック77と、検知ブロック77に装着されて検知ブロック77の歪量を検知するストレンゲージ78とを含む。テープセッターSは、ミシン本体に装着されるベース3と、ベース3で支持されるフレーム4と、フレーム4に配置されるテープ送り機構およびカッター機構と、ベース3とフレーム4との間に設けられて、フレーム4を左右方向へ往復操作する切り換え機構と、テープ送り機構へ向かってテープ材Tを供給案内するテープ供給ガイド51と、生地押え52に設けられるテープ導入ガイド53とを備えている。テープ送り機構は、モーター11で回転駆動される固定ローラー12と、固定ローラー12と協同してテープ材Tを送り操作する可動ローラー13と、固定ローラー12に接近する送給位置と、固定ローラー12から離れる分離位置との間で可動ローラー13を往復操作するローラー操作機構とを含む。切り換え機構は、空気圧で作動する往復動可能なアクチュエーター6を備えていて、フレーム4をテープ送給位置と、テープ送給位置から外側方へ遠ざかる待機位置との間で往復駆動できるように構成する。以て、フレーム4を待機位置に切り換えた状態において、テープ導入ガイド53および生地押え52を含む縫着部周辺を全開放できるようにする。
本発明のテープセッターSは、ベース3と、ベース3で支持されるフレーム4とを主な構造体にして、フレーム4にテープ送り機構やカッター機構などを設けて、テープ材Tを生地押え52に設けたテープ導入ガイド53に対して自動的に送り込み操作できるようにした。そのうえで、ベース3とフレーム4との間に設けた切り換え機構で、フレーム4をテープ送給位置と、テープ送給位置から外側方へ遠ざかる待機位置との間で横方向へ往復駆動できるようにした。
このようにテープ送り機構やカッター機構などが組み込まれたフレーム4を、テープ送給位置から外側方の待機位置へ向かって横移動させるようにすると、待機位置において縫着部やその近傍のテープ送給経路の外面がテープ送り機構やカッター機構などで覆われるのを解消し、生地押え52を含む縫着部周辺を完全に開放できる。したがって、ミシンのオペレーターは、テープ材Tと生地との縫着状況を視認しながら縫着作業を確実に行うことができ、その分だけ作業能率を向上できる。
モーター11で回転駆動される固定ローラー12と、固定ローラー12と協同してテープ材Tを挟持し送り操作する可動ローラー13と、固定ローラー12を送給位置と分離位置との間で往復操作するローラー操作機構などでテープ送り機構を構成し、テープ材Tをテープ導入ガイド53へ送り込み操作する時だけ、両ローラー12・13によってテープ材Tを送給するテープセッターSによれば、ミシンの生地送り動作によってテープ材Tを引き込み送給すればよく、従来装置に比べてフレーム4の退避ストロークを必要かつ充分な量に設定できる。したがって、テープセッターSがオペレーターの視野を遮って縫着作業の邪魔になるのを一掃できる。
ユニット部品として構成してある複動型のデュアルロッドシリンダー6をアクチュエーターとする切り換え機構によれば、ピストンロッド9に沿って往復スライドするハウジング8をフレーム4あるいはフレーム台7の支持構造として利用することができるので、切り換え機構の構造を簡素化できる。
スライドガイド20、およびスライドブロック21と、スライドブロック21に固定されるエアシリンダー23、およびローラー軸25などでローラー操作機構を構成し、可動ローラー13をローラー操作機構で固定ローラー12に対して接離操作できるようにしてあると、固定ローラー12がテープ送給経路から離れた位置に設けてあっても、必要時にはテープ送給経路を横切る可動ローラー13でテープ材Tを固定ローラー12に押し付けることができる。したがって、フレーム4を待機位置とテープ送給位置との間で移動するときに、固定ローラー12がテープ材Tと干渉するのを確実に防止しながら、テープ材Tの送給時あるいは切断時に、確実にテープ材Tを捕捉することができる。
固定刃32と可動刃34、および可動刃34を揺動操作するエアシリンダー35などで構成したカッター機構によれば、例えばオペレーターが操作するスイッチからの指令信号を受けて可動刃34を作動させることによりテープ材Tを自動的に切断できるので、一連の作業を能率よく行うことができる。
ベース3をベース枠1に設けた揺動軸2で軸支して、ミシン本体の前面に沿う使用位置と、ミシン本体の前面から遠ざかる開放位置との間で往復揺動できるように支持してあると、ベース3を開放位置へ揺動操作することによりミシン本体の前面を開放できるので、ミシン本体の内部に設けられた部品の調整や交換などを迅速に行うことができる。テープセッターSの清掃や調整なども、簡便に行うことができる。ベース枠1とベース3との間に設けたロック構造は、オペレーターやメンテナンス作業者の明確な意図がない限りは、ロック状態を維持してベース3を使用位置に固定保持できる。
切断端をテープ導入ガイド53へ向かって送り込み操作する第1空気ノズル59と、切断端を生地押え52の下面側へ送り込み操作する第2空気ノズル60とを設けたテープセッターSによれば、前回縫着の終了後に切断されたテープ材Tの切断端を、テープ導入ガイド53に対して適確に送り込んでセットできるので、その分だけオペレーターの手間を軽減して、一連の作業をさらに能率よく行うことができる。
設定された張力を与えながらテープ材Tを自動送給するテープフィーダーFと、テープフィーダーFで送給されたテープ材Tのテープ端を生地押え52まで自動的に送り込み操作するテープセッターSとで構成したテープ送給装置によれば、一連の作業の大半をテープフィーダーFとテープセッターSとで自動的に行うことができるので、オペレーターの作業負担を著しく軽減できるうえ、伸縮性のあるテープ材Tを生地に対してより適正に、しかもばらつきのない状態で縫着できる。また、縫着作業時には、テープセッターSの殆どの部材を、待機位置へ退避移動させて縫着部分がテープセッターSの一部で覆われるのを解消するので、テープセッターSがオペレーターの視野を遮って縫着作業の邪魔になるのを一掃でき、伸縮テープなどのテープ材Tと生地との縫着作業を楽にしかも適確に行うことができる。
(実施例) 図1ないし図13は、本発明に係るテープ送給装置をオーバーロックミシンに適用した実施例1を示す。図2ないし図4において、テープ送給装置は、ミシン本体の上方に配置されるテープフィーダーFと、ミシン本体の前面に沿って配置されるテープセッターSとで構成する。テープフィーダーFは、伸縮テープやテープ状レース材などのテープ材Tに予め設定された張力を与えながら自動送給する。また、テープセッターSは、テープフィーダーFで送給されたテープ材Tのテープ端を、ミシン本体の生地押え52へ自動的に送り込み操作する。
テープセッターSは、ミシン本体の前壁に固定される左右横長のベース枠1と、ベース枠1に固定した揺動軸2の回りに水平揺動可能に軸支されるベース3と、ベース3で支持されるフレーム4とを主な構造体にして構成する。ベース3には、フレーム4を左右方向へ往復操作する切り換え機構が設けてある。また、フレーム4には、テープ送り機構やカッター機構、および後述する可動ローラー13を前後方向へ往復操作するローラー操作機構などが設けてある。図示していないが、ミシン本体の近傍にはテープセッターS用のコントローラーが設けてある。
切り換え機構は、ベース3の下面側に配置される複動型のデュアルロッドシリンダー(アクチュエーター)6と、デュアルロッドシリンダー6の上面に固定されるフレーム台7などで構成する。デュアルロッドシリンダー6は、ハウジング8と、ハウジング8を左右に貫通する前後一対のピストンロッド9とからなり、ピストンロッド9の両端がベース3の下面両側に固定した配置した軸受ブロック10に固定してある。先のフレーム4は、フレーム台7の上面に締結固定する。
デュアルロッドシリンダー6は市販品(MSC株式会社、CXSWシリーズ)であって、内部のチャンバーがピストンロッド9に固定したピストンで左右に区分されている。したがって、ハウジング前面の左右に設けた給気ポートのいずれか一方に圧縮空気を送り込むことにより、ハウジング8が右または左方向へ駆動されて、フレーム4をテープ送給位置(図5に示す状態)と、テープ送給位置から外側方へ遠ざかる待機位置(図1、図4および図6に示す状態)との間で往復操作できる。図1にフレーム4の往復ストロークを矢印で示している。
テープ送り機構は、モーター11で回転駆動される固定ローラー12と、固定ローラー12と協同してテープ材Tを送り操作する可動ローラー13と、可動ローラー13を前後に往復操作するローラー操作機構などで構成する。
固定ローラー12は、左右に長いローラー軸14の側端に設けられており、フレーム4上に固定した軸受台15でローラー軸14が回転自在に軸支してある。モーター11はステッピングモーターからなり、その回転動力を巻き掛け伝動機構でローラー軸14に伝える。詳しくは、モーター11の出力軸に固定した原動側のタイミングプーリー16と、ローラー軸14に固定した従動側のタイミングプーリー17と、両プーリー16・17に巻き掛けられるタイミングベルト18を介して、モーター動力を固定ローラー12に伝動している。
ローラー操作機構は、フレーム4に固定したスライドガイド20で前後スライド自在に案内支持されるスライドブロック21と、スライドブロック21の上面側にブラケット22と共に固定されるエアシリンダー23と、スライドブロック21およびエアシリンダー23を復帰付勢する引っ張りコイル形のばね24などで構成する。可動ローラー13はローラー軸25で遊転自在に軸支されており、ローラー軸25はブラケット22に固定してある。エアシリンダー23をばね24で復帰付勢すると、テープ材Tの厚みが変化する場合にもテープ材Tを適度の接圧で挟持できる。テープ材Tの厚みが変化するときの、ばね24のたわみ量の変化が小さいからである。
エアシリンダー23は、角箱状のシリンダー本体26とピストンロッド27とを備えており、ピストンロッド27の突端が軸受台15に固定したストッパー板28に接当するようにばね24で付勢されて、図5および図8に示すように、可動ローラー13がテープ材Tを介して固定ローラー12に圧接する送給位置に保持されている。この状態のシリンダー本体26に圧縮空気を送給すると、シリンダー本体26がばね24の付勢力に抗してストッパー板28から離れる向きに移動するので、可動ローラー13を分離位置(図1および図7に示す状態)へと変位操作することができる。ばね24の一端はシリンダー本体26の一側面に掛止装着され、他端は軸受ブロック6の上面に固定したピンに掛止装着してある。シリンダー本体26の上面には、後述する空気ノズルを装着するためのブラケット29が固定してある。
上記のように可動ローラー13をローラー操作機構で前後に往復操作して送給位置と分離位置とに切り換えることにより、固定ローラー12と可動ローラー13とでテープ材Tを挟持し、あるいは可動ローラー13を分離位置に退避保持できる。テープ材Tを両ローラー12・13によって挟持した状態で、固定ローラー12を回転駆動することによりテープ材Tをテープ導入ガイド53に送給でき、必要があれば逆送できる。
図10に示すようにカッター機構は、フレーム4の下面側に固定される固定刃32と、固定刃32に対して軸33の回りに揺動変位できる可動刃34と、可動刃34を往復揺動操作する複動型のエアシリンダー35と、エアシリンダー35のピストンロッド36の先端に固定されるL字状の操作板37などで構成する。可動刃34には、操作板37とピン38を介して連結される連結腕39が一体に設けてあり、操作板37が左右移動することで可動刃34を開閉揺動操作できる。ピン38の直線動作と、連結腕39の揺動動作との軌跡差を吸収するために、ピン38用の連結穴40は長穴で形成してある。エアシリンダー35は、例えばオペレーターが操作する膝スイッチからの信号を受けて作動し、可動刃34を固定刃32に接近揺動させてテープ材Tを切断する。
図6および図7に示すように、固定刃32は固定ローラー12の下方に配置され、可動刃34は固定刃32の下面に配置される。フレーム4の上面に配置されるエアシリンダー35と、フレーム4の下面に配置される可動刃34とを、操作板37を介して連動可能に連結するために、フレーム4には操作板37の左右移動を許す操作開口41が形成してある。
先に説明したように、ベース3はベース枠1に固定した揺動軸2の回りに水平揺動可能に軸支されていて、ミシン本体の前面に沿う使用位置(図4に実線で示す状態)と、図4に想像線で示す開放位置との間で揺動変位できる。ベース3を開放位置へ変位した状態では、ミシン本体の前面が開放されるので、想像線で示すようにメンテナンスカバー44を開放して、ミシン本体の内部部品の調整などを行うことができる。ベース3を揺動操作するために、図6に向かって左側の軸受ブロック10の下面側に操作ハンドル45が固定してある。また、使用位置に戻したベース3を固定保持するために、ベース枠1とベース3との間にロック構造を設けている。
図5に示すように、ロック構造はベース枠1の上面側端寄りに固定されるロックピン46と、ロックピン46に対応してベース3の周縁に対向配置した左右一対のロックボール47などで構成する。ロックボール47は、ロックボール47を押出し付勢する圧縮コイル型のばね48と共にホルダー49内に装填されて、その周面の一部がホルダー49から露出しており、ロックボール47がホルダー49内へ後退することでロックピン46を乗り越える。ロック状態におけるロックボール47は、ロックピン46の周面に圧接して、ベース3を使用位置に固定保持している。
ミシン本体の前面には、テープ材Tを送給案内する遊転自在なガイドローラー(テープ供給ガイド)51が設けてあり、生地押え52にはテープ導入ガイド53が一体に形成してある。図7に示すようにテープ導入ガイド53は、生地押え52へ向かってすぼまる中空角筒体からなり、全体が斜めに傾斜させてある。テープ導入ガイド53の下端は開口してあり、開口部分54から導出したテープ材Tは、生地に重ねた状態で針板55上に載置され、生地押え52で押え保持される。
テープフィーダーFでテープ材Tに所定の張力が付与してある状態では、テープ材Tは図8に示すようにテープ導入ガイド53の上面側の主ガイド壁53aに密着した状態で生地押え52へ向かって送給されるが、無負荷状態のテープ材Tは、主ガイド壁53aを含む周囲壁に案内されて生地押え52へ送給される。符号56はミシン針である。
テープ材Tの切断端をテープ導入ガイド53内へ確実に送り込むために、テープ導入ガイド53の近傍に第1・第2の空気ノズル59・60を上下に配置している。上側の第1空気ノズル59は、図9に示すように固定ローラー12と可動ローラー13に挟持されて垂れ下がるテープ材Tの切断端に圧縮空気を吹き付けて、切断端をテープ導入ガイド53の上側の開口へ送り込み操作する。下側の第2空気ノズル60は、開口部分54から露出するテープ材Tの切断端に圧縮空気を吹き付けて、切断端を生地押え52の下面側へ送り込み操作する。図6に示すように、両空気ノズル59・60は先に説明したブラケット29に装着されていて、可動ローラー13と同行移動できる。
次に、ゴムテープからなるテープ材TにテープフィーダーFで所定の張力を付与しながら生地パーツに縫着する場合について、テープセッターSの動作を説明する。前回の縫着が終了し、テープ材Tがテープ導入ガイド53に送り込まれた時点で、生地押え52は針板55の上面から離れており、テープ材Tは固定ローラー12と可動ローラー13とで挟持されて、切断端が開口部分54から露出している。
上記の状態で、縫着対象の生地パーツにテープ材Tの切断端を重ねて針板55上に載置するが、人手によって生地パーツとテープ材Tとが保持されたのち、フレーム4を一旦待機位置へ移動させて、両ローラー12・13などが生地パーツの位置決めの邪魔になるのを防ぐ。生地パーツとテープ材Tを位置決めした状態で生地押え52を下降させて生地パーツとテープ材Tを固定し、併せてミシン針56で生地パーツとテープ材Tを貫く。この状態でフレーム4をテープ送給位置へ戻し、さらに可動ローラー13を分離位置へ戻したうえで、再びフレーム4を待機位置へ移動させて、針落ち部分を視認可能とする。
両ローラー12・13による拘束が開放された時点で、テープ材Tの張力はテープフィーダーFで規定された張力に復帰するので、ミシン本体を稼動することにより、テープ材Tに所定の張力を付与した状態で生地パーツに縫着できる。しかも、縫着作業を行うときは、フレーム4が待機位置へ移動しているので、テープ材Tの縫着状況を確実に視認することができる。
テープ材Tの縫着が終了したら、フレーム4はテープ送給位置へ移動され、さらに可動ローラー13が送給位置へ移動されて、テープ材Tを両ローラー12・13で前後に挟持する。この状態でカッター機構を作動させてテープ材Tを切断し、生地押え52を上昇移動させて生地パーツを取り出す。テープ材Tが切断されたのち、固定ローラー12を逆転駆動してテープ材Tを僅かに逆送し、図9に示すように固定ローラー12を正転駆動してテープ材Tをテープ導入ガイド53へ送給する。このとき第1・第2の両空気ノズル59・60でテープ材Tの切断端に圧縮空気を吹き付けて、テープ材Tをテープ導入ガイド53へ送り込み操作する。以後、上記の動作を繰り返し行うこととなる。
一連の作業の殆どは、テープフィーダーFの制御回路と、テープセッターS用のコントローラーとによって、自動的に順次行われるが、例えばテープ材Tの切断や、ミシン本体の起動などはオペレーターが操作する膝スイッチやフットスイッチからの指令信号を受けて行われる。もちろん、テープフィーダーFの制御回路と、テープセッターS用のコントローラーとの間で動作信号をやりとりして、テープフィーダーFとテープセッターSとの動作を総合的に制御することができる。
テープ材Tを自由状態で送給する場合には、縫着が終了した時点でフレーム4をテープ送給位置へ移動させ、さらに可動ローラー13を送給位置へ移動させて、テープ材Tを両ローラー12・13で前後に挟持する。この状態でカッター機構を作動させてテープ材Tを切断し、生地押え52を上昇移動させて生地パーツを取り出す。テープ材Tが切断されたのち、固定ローラー12を僅かに逆回転してテープ材Tを逆送し、さらに固定ローラー12を正転駆動してテープ材Tをテープ導入ガイド53へ向かって送給する。同時に第1・第2の空気ノズル59・60から圧縮空気を吹き出して、テープ材Tの送り込みを確実化する。切断後のテープ材Tを僅かに逆送するのは、テープ端の位置を適正化して、テープ導入ガイド53に対するテープ材Tの送り込みをさらに確実に行うためである。
次に、可動ローラー13を分離位置へ移動操作し、フレーム4を待機位置へ退避移動させる。この状態で生地パーツとテープ材Tとを重ねて針板55上に載置し、生地押え52で固定して両者を縫着する。この場合には、テープロールから繰り出されたテープ材Tをガイドローラー51を介して直接供給することができ、必ずしもテープフィーダーFを併用する必要はない。もちろん、目標張力をゼロとすることにより、テープフィーダーFを経由してテープ材Tを送給することができる。
図11および図12においてテープフィーダーFは、角箱状のケース65の外面一側に駆動ローラー66および押えローラー67を配置し、両ローラー66・67よりテープ送り方向下手側のテープ送給経路に、ガイドローラー68とテープ材Tの張力を検知する張力検知機構とを配置する。ケース65内には、駆動ローラー66を正逆双方向へ回転駆動するステッピングモーター69と、制御ユニットなどが配置してある。
押えローラー67は、ローラーアーム70の先端寄りに固定したローラー軸71で遊転自在に支持されており、ローラーアーム70は、その基端に固定したアーム軸72で揺動可能に軸支されている。したがって図11に示すように、軸72を引っ張りばね73で一方向へ揺動付勢することにより、押えローラー67を駆動ローラー66に常時圧接させることができる。図11において符号74はテープガイドである。
張力検知機構は、検知ローラー75と、検知ローラー75を遊転自在に支持する支軸76と、支軸76の基端が固定される検知ブロック77と、検知ブロック77に装着されて検知ブロック77の歪量(検知ローラー75に作用する張力)を検知する4個のストレンゲージ78などで構成する。図13に示すように、検知ブロック77はアルミニウム製の四角枠体からなり、その上下枠の外面のそれぞれに円弧面状の切欠79を形成して薄肉部分80を形成し、各薄肉部分80の内面にストレンゲージ78を貼り付けている。4個のストレンゲージ78はブリッジ状に結線されて、先の薄肉部分80の歪み量がテープ材Tの張力変動に応じて変化するとき、各ストレンゲージ78の抵抗が変化することを利用してテープ材Tの張力を検知する。
図3に示すようにケース65の前面には、テープ材Tに付与すべき張力を入力するための複数組の入力器(デジスイッチ)83と、入力器83の信号出力をオン・オフ操作するスイッチ84と、入力器83に設定数値を入力するスイッチ85と、電源スイッチ86、およびテープ材Tのたるみ量を設定する調整つまみ87などが設けてある。使用時には、各入力器83に予め入力された目標張力に応じて、テープ材Tの張力が目標張力と一致するようにモーター69の駆動状態が制御される。また、スイッチ84を切り換えて使用する入力器83を変更することにより、テープ材Tに付与すべき張力を順次変更することができる。
図14はテープ供給装置の別実施例を示す。そこでは、テープフィーダーを作動ユニットF1と、制御ユニットF2とに分割して構成した。作動ユニットF1は、ケース65Aの一側に、駆動ローラー66、押えローラー67、ガイドローラー68、および検知ローラー75などを配置し、ケース65A内に駆動ローラー66用のモーター69と、検知ブロック77などを収容した。制御ユニットF2は、ケース65Bの内部に制御回路を構成する基板などを配置し、その前面に入力器83やスイッチ84〜86などを配置した。他は先の実施例と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。
上記の実施例では、テープ送給装置をオーバーロックミシンに適用したが、その必要はなく、テープセッターSおよびテープ送給装置は、本縫いミシン、千鳥ミシン、扁平縫いミシンなどのミシンにも広く適用できる。アクチュエーター6としては、通常構造のエアシリンダーや電動シリンダーなどを使用することができる。フレーム4の移動軌跡は斜めに傾いていてもよく、要はフレーム4が横方向へ往復移動して退避できる構造であればよい。例えば、フレーム4をテープ送給位置の側から、待機位置へ向かって上り傾斜するように配置して、その移動軌跡を斜めにすることができる。
テープフィーダーFにおける張力の設定は、入力器83に対して縫着すべき針数を入力することで設定できる。その場合には、入力器83に入力した数値が小さいほど設定張力が大きく、入力器83に入力した数値が大きいほど設定張力が小さくなる。必要があればテンキー入力器と液晶ディスプレイとで入力器83を構成することができる。
テープセッターの平面図である。 テープ送給装置の使用状態を示す側面図である。 テープ送給装置の使用状態を示す正面図である。 テープセッターの使用状態を示す斜視図である。 テープセッターの一部破断平面図である。 テープセッターの一部破断正面図である。 テープセッターの一部破断側面図である。 テープ送給状態を示す一部破断側面図である。 テープ材の送り込み状況を示す一部破断側面図である。 カッター機構の平面図である。 テープフィーダーの側面図である。 テープフィーダーの横断平面図である。 張力検知構造を示す斜視図である。 テープ送給装置の別実施例を示す正面図である。
符号の説明
3 ベース
4 フレーム
6 デュアルロッドシリンダー
11 モーター
12 固定ローラー
13 可動ローラー
F テープフィーダー
S テープセッター
T テープ材

Claims (5)

  1. ミシン本体に装着されるベース(3)と、ベース(3)で支持されるフレーム(4)と、フレーム(4)に配置されるテープ送り機構およびカッター機構と、ベース(3)とフレーム(4)との間に設けられて、フレーム(4)をミシン本体の前面に沿って左右方向へ往復操作する切り換え機構と、生地押え(52)に設けられるテープ導入ガイド(53)とを含み、
    テープ送り機構は、モーター(11)で回転駆動される固定ローラー(12)と、固定ローラー(12)と協同してテープ材(T)を挟持し送り操作する可動ローラー(13)と、固定ローラー(12)に接近する送給位置と固定ローラー(12)から離れる分離位置との間で可動ローラー(13)を往復操作するローラー操作機構とを含み、
    切り換え機構は、空気圧で作動する往復動可能なアクチュエーター(6)を備えていて、フレーム(4)をテープ送給位置と、テープ送給位置から外側方へ遠ざかる待機位置との間で往復駆動できるように構成されており、
    フレーム(4)を待機位置に切り換えた状態において、テープ導入ガイド(53)および生地押え(52)を含む縫着部周辺を全開放できることを特徴とするテープセッター。
  2. 切り換え機構のアクチュエーターが、ベース(3)に固定される前後一対のピストンロッド(9)と、空気圧を受けてピストンロッド(9)に沿って往復スライドするハウジング(8)とを備えた、複動型のデュアルロッドシリンダー(6)で構成されており、
    フレーム(4)に、モーター(11)と、モーター(11)の動力をローラー軸(14)に伝動する巻き掛け伝動機構と、ローラー操作機構と、カッター機構が設けられており、
    ローラー操作機構が、フレーム(4)に固定したスライドガイド(20)で往復スライド自在に案内支持されるスライドブロック(21)と、スライドブロック(21)に固定されるエアシリンダー(23)と、可動ローラー(13)を遊転自在に軸支するローラー軸(25)とを含み、
    カッター機構が、フレーム(4)に固定される固定刃(32)と、フレーム(4)で揺動自在に支持されて、固定刃(32)と協同してテープ材(T)を切断する可動刃(34)と、可動刃(34)を揺動操作するエアシリンダー(35)とを含む請求項1記載のテープセッター。
  3. ベース(3)がベース枠(1)に設けた揺動軸(2)で軸支されて、ミシン本体の前面に沿う使用位置と、ミシン本体の前面から遠ざかる開放位置との間を往復揺動可能に支持されており、
    ベース枠(1)とベース(3)との間に、使用位置におけるベース(3)を固定保持するロック構造が設けてある請求項1または2記載のテープセッター。
  4. スライドブロック(21)と同行移動するブラケット(29)に、テープ材(T)の切断端に圧縮空気を吹き付けて、切断端をテープ導入ガイド(53)へ向かって送り込み操作する第1空気ノズル(59)と、テープ導入ガイド(53)内に送給された切断端に圧縮空気を吹き付けて、切断端を生地押え(52)の下面側へ送り込み操作する第2空気ノズル(60)とが設けられている請求項1または2または3記載のテープセッター。
  5. 設定された張力を与えながらテープ材(T)を自動送給するテープフィーダー(F)と、テープフィーダー(F)で送給されたテープ材(T)のテープ端を生地押え(52)まで自動的に送り込み操作するテープセッター(S)とからなるテープ送給装置であって、
    テープフィーダー(F)は、ケース(65)の外面一側に配置される駆動ローラー(66)および押えローラー(67)と、駆動ローラー(66)よりテープ送り方向下手側に配置されてテープ材(T)の張力を検知する張力検知機構と、ケース(65)内に配置されて駆動ローラー(66)を正逆双方向へ回転駆動するモーター(69)とを含み、
    張力検知機構は、テープ材(T)を移行案内する検知ローラー(75)と、検知ローラー(75)のローラー軸(76)を支持する検知ブロック(77)と、検知ブロック(77)に装着されて検知ブロック(77)の歪量を検知するストレンゲージ(78)とを含み、
    テープセッター(S)は、ミシン本体に装着されるベース(3)と、ベース(3)で支持されるフレーム(4)と、フレーム(4)に配置されるテープ送り機構およびカッター機構と、ベース(3)とフレーム(4)との間に設けられて、フレーム(4)を左右方向へ往復操作する切り換え機構と、テープ送り機構へ向かってテープ材(T)を供給案内するテープ供給ガイド(51)と、生地押え(52)に設けられるテープ導入ガイド(53)とを備えており、
    テープ送り機構は、モーター(11)で回転駆動される固定ローラー(12)と、固定ローラー(12)と協同してテープ材(T)を送り操作する可動ローラー(13)と、固定ローラー(12)に接近する送給位置と固定ローラー(12)から離れる分離位置との間で可動ローラー(13)を往復操作するローラー操作機構とを含み、
    切り換え機構は、空気圧で作動する往復動可能なアクチュエーター(6)を備えていて、フレーム(4)をテープ送給位置と、テープ送給位置から外側方へ遠ざかる待機位置との間で往復駆動できるように構成されており、
    フレーム(4)を待機位置に切り換えた状態において、テープ導入ガイド(53)および生地押え(52)を含む縫着部周辺を全開放できるテープセッターを備えているテープ送給装置。
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