JP2007129569A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、大量データの送信を高速で行うことが可能であるとともに、少量データの送信要求を受け付けた際に、送信効率を低下させることなく、データを送信することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本実施形態の複合機1は、aモードあるいはbモードへの送信モードの設定切り替えを行い、aモードの場合には、メモリ部11から転送されたデフォルトデータを格納する第1送信FIFO135のロックを行い、I/Oエンジン131が少量データの送信要求を示す第1の要求データを受信した際に、ロックされた第1送信FIFO135からデフォルトデータを送信し、一方、第2送信FIFO136にはメモリ部11からDMA転送されてデータが格納され、I/Oエンジン131が大量データの送信要求を示すデータ(第2の要求データ)を受信した際に、第2送信FIFO136からデータが送信される構成とされている。
【選択図】図3

Description

本発明は、外部の装置からのデータの送信要求に対してデータを送信することが可能な画像形成装置(複写機、プリンタ、ファクシミリ、複合機等)に関するものであり、そのデータ送信技術に関するものである。
従来より、パソコンからデータ送信要求を受信すると、そのパソコンに対してデータを送信する画像形成装置が知られている。例えば、従来の画像形成装置では、データの送信要求に応じて装置名称やシステム情報といった装置情報、および用紙切れ情報や装置カバーオープン情報といった装置状態がパソコンに送信される。また、例えば、スキャナ機能を備えた複写機では、スキャンされて記憶部に格納された原稿の画像データの送信要求を受信すると、その送信要求に応じてパソコンに画像データが送信される。
このようなデータ送信に関係する先行技術として、送信部に2つのFIFO[first in first out]形式のメモリで構成された送信バッファを設け、更にそれらの送信バッファへのデータ転送をDMA[Direct Memory Access]コントローラによるDMA転送で行い、それらの送信バッファへのデータの入力状態を検知してバッファの切り替えを行うように構成されてなる通信処理装置が開示・提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
また、送信にリアルタイム性が必要な情報とリアルタイム性の必要のない情報がそれぞれ別々に記憶される送信用のFIFOバッファを2つ備えた出力制御装置が開示・提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
特開平5−136827号公報 特開平10−301724号公報
確かに、特許文献1に開示された通信処理装置であれば、FIFO形式の送信バッファを2つ備え、送信バッファへのデータ転送をDMAコントローラによるDMA転送で行い、更に送信バッファを交互に切り替えて使用する構成とされているため、一方の送信バッファで送信処理実行中に、もう一方の送信バッファにデータを書き込んで、先の送信バッファの送信処理の完了後に、直ちに送信バッファのデータを送信することが可能であるとともに、送信バッファへのデータ転送を高速に行うことが可能である。そのため、その通信処理装置であれば、パソコンから大量データの送信要求を受信した際に、その大量データを連続して高速で効率的に送信することが可能である。
また、特許文献2に開示された出力制御装置であれば、送信にリアルタイム性が必要な情報とリアルタイム性の必要のない情報がそれぞれ別々に記憶される送信用のFIFOバッファを備えることにより、ホストコンピュータへリアルタイム性が必要な情報を効率的に送信することが可能となるとともに、ホストコンピュータ上の状態表示と装置内の情報の不整合の発生を防ぐことが可能となる。
しかしながら、特許文献1に開示された通信処理装置は、先に大量データの送信要求を受け付けたことに伴って、メモリから送信バッファへデータがDMA転送されて保存された状態で、更に設定情報等の少量データの送信要求を受け付けた場合には、一度、送信バッファのデータを削除しなければ、次の少量データを送信バッファに書き込んで送信することできないため、その送信のパフォーマンスが低下してしまう。
また、特許文献2に開示された出力制御装置は、送信にリアルタイム性が必要な情報とリアルタイム性の必要のない情報がそれぞれ別々に記憶される送信用のFIFOバッファを備えることにより、ホストコンピュータ上の状態表示と装置内の情報の不整合の発生を防ぐことが可能であるが、これは少量のデータ送信を意図した発明であり、またデータを高速に送信することに関して考慮されていない。従って、特許文献2に開示された出力制御装置は、大量データを高速に送信できるような構成になっていない。
本発明は、上記の問題点に鑑み、大量データの送信を高速で行うことが可能であるとともに、少量データの送信要求を受け付けた際に、データ送信の送信効率を低下させることなく、データを送信することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、外部の装置と通信を確立するための通信手段と、データを記憶するメモリ部と、前記外部の装置へ送信するためのデータを一旦格納する複数の送信バッファと、前記メモリ部からデータを読み出して前記送信バッファに転送して格納する転送手段と、前記複数の送信バッファのうち、第1のデータの格納された少なくとも1つの送信バッファをロックして、新たなデータの書き込みを禁止させ、前記通信手段が前記外部の装置から第1の要求データを受信した際に、ロックされた送信バッファから前記第1のデータを送信させるバッファ制御手段と、前記通信手段が前記外部の装置から前記第1の要求データ以外のデータである第2の要求データを受信した際に、順次、ロックされることのない送信バッファへ前記転送手段に第2のデータを転送させ、前記バッファ制御手段にその送信バッファから前記第2のデータを送信させるデータ送信制御手段と、を有して成る構成とされている。このような構成とすることにより、外部の装置から少量データの送信要求を示す第1の要求データを受信した場合には、ロックされることのない送信バッファにDMA転送されたデータが消去されないため、データ送信の送信効率を低下させることなく、ロックされた送信バッファに格納されたデータを外部の装置に応答して高速に送信することが可能になる。また、外部の装置へ大量データの送信を行う場合には、メモリ部からロックされることのない送信バッファにデータを高速に転送して外部の装置へ大量のデータを送信することが可能になる。
また、上記構成から成る画像形成装置は、全ての送信バッファがロックされることなく、前記通信手段が前記外部の装置から第3の要求データを受信した際に、前記転送手段に送信バッファへ第3のデータを順次転送させ、前記バッファ制御手段に前記送信バッファから前記第3のデータを送信させる送信モードに設定する送信モード設定手段を有して成る構成とされている。このような構成とすることにより、少量データの送信の必要がない場合には、大量データをより高速で効率的に外部の装置へ送信することが可能となる。
上記したように、本発明に係る画像形成装置であれば、大量データの送信を高速で行うことが可能であるとともに、外部の装置から少量データの送信要求を示す第1の要求データを受信した場合には、ロックされることのない送信バッファに転送されたデータが消去されないため、データ送信の送信効率を低下させることなく、ロックされた送信バッファに格納されたデータを外部の装置に応答して高速に送信することが可能になる。
以下では、本発明を複写機能およびスキャナ機能を備えた複合機に適用した場合を例に挙げて説明を行う。図1は本発明に係る複合機の要部構成を示すブロック図であり、図2は本発明に係る複合機の要部構造を模式的に示す縦断面図である。両図に示すように、本実施形態の複合機1は、装置全体の動作を制御する中央演算処理装置10(以下、CPU[Central Processing Unit]10と呼ぶ)と、原稿を自動搬送する原稿搬送部14と、原稿搬送部14から搬送された原稿を取り込んで画像データを生成する原稿取込部15と、操作手段(テンキーやタッチパネルなど)と表示手段(液晶ディスプレイなど)から成る操作表示部16と、画像データに基づいて用紙への画像出力を行う画像形成部18(プリンタヘッドや感光ドラム等から成るプリント部181を含む)と、画像形成部18に給紙を行う給紙部17と、画像形成部18で得られた画像出力を用紙に定着させる定着部19と、各種制御プログラムやデータ等が格納されたROM[Read Only Memory]、およびデータの格納やワーク領域としても用いられるRAM[Random Access Memory]等からなるメモリ部11と、メモリ部11からデータを読み出して、そのデータを後述の第1送信FIFOおよび第2送信FIFOのいずれかへDMA転送して格納させる転送手段のDMAコントローラ12(以下、DMAC12と呼ぶ)と、通信ケーブル32(例えば、ストレートケーブル等)に接続され、外部の装置のパソコン31(以下、PC31と呼ぶ)との信号(データを含む)の通信を確立するInput/Outputコントローラ13(以下、I/Oコントローラ13と呼ぶ)と、を有して成る。なお、複合機1は、外部の装置であるPC31とデータの送受信が可能な構成とされている。
給紙部17は、図2に示すように、画像形成部18への給紙元となる複数段(本実施形態では3段)の用紙収納部171a〜171cと、各用紙収納部171a〜171cから画像形成部18への共通した用紙搬送経路となる用紙搬送部172と、を有して成る。なお、各用紙収納部171a〜171cには、用紙の有り無しを検知する用紙センサ(不図示)が備えられている。
また、図3は、図1に示すI/Oコントローラ13の要部構成を示す図である。I/Oコントローラ13は、図3に示すように、PC31との間で信号(データを含む)の通信を行えるように信号の変換を行う通信手段のInput/Outputエンジン131(以下、I/Oエンジン131と呼ぶ)と、I/Oエンジン131に受信された受信データが後述するFIFOコントローラ132によって格納されるFIFO形式のバッファメモリからなる受信FIFO134と、PC31への送信するためのデータを一旦格納するFIFO形式のバッファメモリからなる第1送信FIFO135および第2送信FIFO136と、データや設定等を記憶するためのコントロールレジスタ133と、コントロールレジスタ133に書き込まれた設定に基づいて、受信FIFO134、第1送信FIFO135および第2送信FIFO136の制御を行うとともに、I/Oエンジン131が受信したデータを受信FIFO134に格納するバッファ制御手段のFIFOコントローラ132と、入力信号に応じてコントロールレジスタ133、受信FIFO134、第1送信FIFO135および第2送信FIFO136とのバスを介した通信の接続を切り替えるバスセレクタ137と、を有して成る。
また、I/Oコントローラ13の要部構成の接続について以下に説明を行う。図3に示すように、FIFIOコントローラ132は、コントロールレジスタ133、受信FIFO134、第1送信FIFO135および第2送信FIFO136とバスで接続されている。また、コントロールレジスタ133、受信FIFO134、第1送信FIFO135および第2送信FIFO136は、バスセレクタ137とバスで接続されている。バスセレクタ137は、CPU10、メモリ部11およびDMAC12等とバスで接続されている。
CPU10は、装置全体の動作を制御するほか、後ほど詳細に説明するPC31へのデータの送信制御に関する処理を行う。なお、CPU10は、通信手段(本実施形態では、I/Oエンジン131に相当)がPC31から後述する第1の要求データ以外のデータである第2の要求データを受信した際に、順次、ロックされることのない送信バッファ(本実施形態では、第2送信FIFO136に相当)へ転送手段にデータを転送させ、バッファ制御手段(本実施形態では、FIFOコントローラ132に相当)にその送信バッファからデータを送信させるデータ送信制御手段としての役割を担っている。
第1送信FIFO135は、DMA転送用のチャネルとDMA転送を用いないデータ転送用のチャネルを有して成る。また、第2送信FIFOは、DMA転送用のチャネルを有して成る。
また、通信ケーブル32に接続されたPC31は、図示は省略するが、各種プログラムおよびデータ等が格納され、ワーク領域としても利用される記憶部、画像が表示されるディスプレイ、入力操作が行われる入力装置、PC31の全体の制御を行う制御部、外部の装置との接続を確立するためのインタフェース等を有して成る。PC31は、複合機1とデータの送受信が可能である。
次に、上記構成から成る複合機1における原稿複写動作について説明する。複合機1における原稿複写動作では、まず原稿搬送部14から原稿取込部15に原稿が搬送され、原稿取込部15による該原稿の取込み(画像データの生成)が行われる。生成された画像データは、一旦メモリ部11に格納された後、再び読み出されて画像形成部18に送出される。そして、画像形成部18で、入力された画像データに基づく用紙への画像形成処理が行われた後、定着部19で、画像形成部18により用紙に形成された画像出力が用紙に定着される。
次に、本実施形態の複合機1におけるデータの送信モードの概要について以下に説明を行う。後述で詳細に説明を行うが、複合機1におけるデータの送信モードには、aモードとbモードの2つのモードがある。aモードとは、第1送信FIFO135にデータが格納された後にロックされることで、第1送信FIFO135は、新たなデータの書き込みが禁止されるとともに、第2送信FIFO136のDMA転送には影響されない状態にされ、少量データの送信に用いられ、一方、第2送信FIFO136が、メモリ部11からデータがDMA転送されて大量データの送信に用いられるデータの送信モードである。bモードとは、両方の送信FIFO(本実施形態では、第1送信FIFO135および第2送信FIFO136)が、大量データの送信に用いられ、DMA転送により第1送信FIFO135と第2送信FIFO136に対して交互にデータが転送されるとともに、第1送信FIFO135と第2送信FIFO136からデータが交互にPC31へ送信されるデータの送信モードである。なお、少量データとは、1つの送信FIFOに収まるデータ量のデータであり、大量データとは、1つの送信FIFOに収まらないデータ量のデータである。例えば、少量データは、複合機1がレディー状態であるというデータや用紙の有無データといった装置状態を表すデータである。また、例えば、大量データは、スキャナ機能が用いられて、原稿取込部15で原稿の画像が取り込まれて、生成された画像データ等である。
次に、本実施形態の複合機1の装置電源投入時におけるデータの送信モードの設定について以下に説明を行う。図4は、複合機1の装置電源投入時におけるデータの送信モード設定について説明するためのフローチャートである。なお、本実施形態の複合機1は、説明のため、装置電源が投入後(すなわち、装置のリセット後)に、コントロールレジスタ133の送信モード設定用レジスタのビットが0となり、後述するデータの送信モードがaモードに設定されるように予め装置製造時等においてハード的な設定が行われていることとする。なお、コントロールレジスタ133の送信モード設定用レジスタのビットが1の場合は、データの送信モードがbモードに設定される。
図4に示すように、本実施形態の複合機1では、ステップ4−1で、複合機1の装置電源が投入されると、予めハード的にコントロールレジスタ133の送信モード設定用のビットが0に設定されているため、データの送信モードがaモードに設定される。なお、予めハード的にコントロールレジスタ133の送信モード設定用のビットが1に設定されていて、データの送信モードがbモードに設定されてもよい。
続いて、ステップS4−2で、CPU10により、メモリ部11に格納された制御プログラムが読み込まれ、コントロールレジスタ133の送信モード設定用のビットを0に設定(すなわち、aモードに設定)することが認識される場合には(S4−2YES)、ステップS4−3で、CPU10により、コントロールレジスタ133の送信モード設定用のビットが0に設定されることで、コントロールレジスタ133にデータの送信モードとしてaモードが設定される。
また、ステップS4−2で、CPU10により、メモリ部11に格納された制御プログラムが読み込まれ、コントロールレジスタ133の送信モード設定用のビットを1に設定(すなわち、bモードに設定)することが認識される場合には(S4−2NO)、ステップS4−4で、CPU10により、コントロールレジスタ133の送信モード設定用のビットが1に設定されることで、コントロールレジスタ133にデータの送信モードとしてbモードが設定される。
なお、随時、PC31から受信したデータの送信モード変更命令に従ってCPU10により、上述のステップS4−2〜S4−4で説明したように、コントロールレジスタ133の送信モード設定用のビットが変更されることで、データの送信モードがaモードあるいはbモードに設定されてもよい。また、ユーザやサービスマンによって、操作表示部16が操作されて、aモードあるいはbモードへの設定変更が入力されて、その入力信号に伴ってCPU10により、上述のステップS4−2〜S4−4で説明したように、コントロールレジスタ133の送信モード設定用のビットが変更されることで、データの送信モードがaモードあるいはbモードに設定されてもよい。また、上記で説明したように、コントロールレジスタ133およびCPU10は、データの送信モードを設定する送信モード設定手段としての役割を担っている。
次に、データの送信モードがaモードに設定された場合の複合機1におけるデータの送信動作について以下に図を参照して説明を行う。なお、aモード設定時には、第1送信FIFO135は、少量データの送信バッファとして機能し、第2送信FIFO136は、大量データの送信バッファとして機能する。
まず、本実施形態の複合機1におけるaモードでの第1送信FIFO135を用いたデータの送信動作について説明を行う。図5は、複合機1におけるaモードでの第1送信FIFOを用いたデータの送信動作の一例を説明するためのフローチャートである。
本実施形態の複合機1では、図5に示すように、ステップS5−1で、CPU10によってDMAC12に対してDMA転送の設定が行われた後、DMAC12により、メモリ部11から少量データのデフォルトデータ(第1のデータに相当)が読み出されて、第1送信FIFO135にデフォルトデータがDMA転送されて格納される。なお、CPU10により、メモリ部11から少量データのデフォルトデータが読み出されて、第1送信FIFO135にデフォルトデータが転送されて格納されてもよい。また、デフォルトデータ(第1のデータに相当)とは、例えば、複合機1がレディー状態であることを示すデータや用紙収納部171a〜171c内の用紙の有無を示す用紙有無データ等の装置状態を示すデータ等である。
続いて、ステップS5−2で、CPU10により、コントロールレジスタ133に第1送信FIFO135をロックするためのロックコマンドが書き込まれる。そのロックコマンドに基づいてFIFOコントローラ132により、デフォルトデータが格納された第1送信FIFO135がロック設定される。なお、第1送信FIFO135がロック設定された状態とは、第1送信FIFO135に格納されたデータの読み出し(すなわち、PC31へのデータの送信)を行うことは可能であるが、ロック設定が解除されない限り、第1送信FIFO135へのデータの書き込みが禁止とされた状態であるとともに、DMAC12から第1送信FIFO135へのアクセスが発生することのない状態(すなわち、第1送信FIFO135がDMA転送に影響されない状態)である。
続いて、ステップS5−3で、I/Oエンジン131がPC31から少量データの送信を要求する第1の要求データを受信した際に、FIFOコントローラ132が第1送信FIFO135に格納されたデフォルトデータを送信するか否かを判定する際に用いられる比較データがコントロールレジスタ133に書き込まれる。
続いて、ステップS5−4で、CPU10により、コントロールレジスタ133の所定の記憶領域に第1送信FIFO135を送信イネイブルするためのコマンドが書き込まれると、送信イネイブルするためのコマンドに基づいてFIFOコントローラ132により、第1送信FIFO135が送信イネイブルに設定される。その設定により、第1送信FIFO135から第1送信FIFO135に格納されたデフォルトデータをPC31へ送信することが可能な状態となる。
続いて、ステップS5−5で、I/Oエンジン131が少量データの送信を要求する第1の要求データを受信すると(S5−5YES)、ステップS5−6で、I/Oエンジン131から第1の要求データがFIFOコントローラ132に入力され、FIFOコントローラ132により、第1の要求データが受信FIFO134に格納される。そして、FIFOコントローラ132により、CPU10に対して受信完了割り込みが発生され、受信FIFO134を介してCPU10に受信完了割り込みが入力される。なお、CPU10は、この受信完了割り込みが入力されてから後述の送信完了割り込みが入力されるまで、後述のaモードでの第2送信FIFO136を用いた大量データの送信に関する制御を行わない。
また、ステップS5−5で、I/Oエンジン131が少量データの送信を要求する第1の要求データを受信しない場合には(S5−5NO)、ステップS5−5に戻り、本実施形態の複合機1は、第1の要求データの受信を待つことになる。
続いて、ステップS5−7で、FIFOコントローラ132により、受信FIFO134に格納された第1の要求データおよびコントロールレジスタ133に書き込まれたデフォルトデータ用の比較データが読み込まれ、第1の要求データと比較データが一致しているか否か判定される。FIFOコントローラ132により、要求データと比較データが一致していると判定される場合には(S5−7YES)、ステップS5−8で、FIFOコントローラ132により、第1送信FIFO135に格納されているデフォルトデータあるいは後述で第1送信FIFO135に格納される所望のデータ(デフォルトデータおよび所望のデータは、第1のデータに相当)が、FIFOコントローラ132およびI/Oエンジン131を介してPC31に向けて送信される。そして、ステップS5−9で、FIFOコントローラ132により、CPU10に対して送信完了割り込みが発生され、受信FIFO134を介してCPU10に送信完了割り込みが入力される。
また、ステップS5−7で、FIFOコントローラ132により、第1の要求データと比較データが一致していないと判定される場合には(S5−7NO)、ステップS5−10で、FIFOコントローラ132により、CPU10に受信FIFO134を介して第1の要求データと比較データが一致していない旨の信号が入力されると、CPU10により、コントロールレジスタ133の所定の記憶領域に書き込まれていた第1送信FIFO135をFIFOコントローラ132に送信イネイブルさせるためのコマンドが消去される。そして、送信イネイブルさせるためのコマンドが消去されたことに基づいてFIFOコントローラ132により、第1送信FIFO135が送信ディスイネイブルに設定される。その設定により、第1送信FIFO135に書き込まれたデフォルトデータが送信されない状態となる。そして、CPU10により、第1送信FIFO135のロックを解除するために、コントロールレジスタ133のロックコマンドが消去される。そのロックコマンドの消去に基づいてFIFOコントローラ132により、第1送信FIFO135のロックが解除され、第1送信FIFO135へのデータの格納が可能な状態となる。
続いて、ステップS5−11で、CPU10により、受信FIFO134に格納されている第1の要求データがバスセレクタ137を介して読み込まれ、第1の要求データの要求する所望のデータが認識される。そして、CPU10により、第1送信FIFO135に先に格納されたデフォルトデータが消去される。続いて、CPU10によってDMAC12に対してDMA転送の設定が行われた後、DMAC12により、メモリ部11から少量データの所望のデータ(第1のデータに相当)が読み出されて、第1送信FIFO135に所望のデータがDMA転送されて格納される。なお、CPU10により、その所望のデータが第1送信FIFO135に格納されてもよい。
続いて、ステップS5−12で、CPU10により、コントロールレジスタ133にステップS5−3において書き込まれた比較データが消去される。更にCPU10により、新たな比較データとして第1の要求データが書き込まれると、ステップS5−13で、FIFOコントローラ132により、第1送信FIFO135が送信イネイブルに設定される。そして、前述したステップS5−8に進む。
続いて、ステップS5−14で、制御プログラムに従ってCPU10が、第1送信FIFO135に格納されているデータの書き換え要求を発生させない場合には(S5−14NO)、ステップS5−5に戻る。
また、ステップS5−14で、制御プログラムに従ってCPU10が、第1送信FIFO135に格納されているデータの書き換え要求を発生させる場合には(S5−14YES)、ステップS5−15で、CPU10により、コントロールレジスタ133の所定の記憶領域に書き込まれていた第1送信FIFO135をFIFOコントローラ132に送信イネイブルさせるためのコマンドが消去される。そして、その送信イネイブルさせるためのコマンドが消去されたことに基づいてFIFOコントローラ132により、第1送信FIFO135が送信ディスイネイブルに設定される。
そして、CPU10により、コントロールレジスタ133に第1送信FIFO135のロックを解除するために、ロックコマンドが消去される。そのロックコマンドの消去に基づいてFIFOコントローラ132により、第1送信FIFO135のロックが解除され、第1送信FIFO135へのデータの書き込みが可能な状態となる。そして、ステップS5−1に戻り、制御プログラムに従ってCPU10により、第1送信FIFO135に新たなデフォルトデータが書き込まれ、フローが継続される。
なお、上記で説明したように、FIFOコントローラ132は、複数の送信バッファのうち、第1のデータの格納された少なくとも1つの送信バッファをロックして、新たなデータの書き込みを禁止させ、通信手段(I/Oエンジン131に相当)がPC31から第1の要求データを受信した際に、ロックされた送信バッファから第1のデータを送信させるバッファ制御手段としての役割を担う。
次に、本実施形態の複合機1におけるaモードでの第2送信FIFO136を用いたデータの送信動作について説明を行う。図6は、複合機1におけるaモードでの第2送信FIFOを用いたデータの送信動作の一例を説明するためのフローチャートである。本実施形態の複合機1では、ステップS6−1で、CPU10により、DMAC12にメモリ部11に記憶されたデータを第2送信FIFO136にDMA転送するDMA設定のコマンドが入力される。
続いて、ステップS6−2で、CPU10により、第2送信FIFO136へのデータのDMA転送をONするためのコマンドがコントロールレジスタ133の所定の記憶領域に書き込まれることで、コントロールレジスタ133に対する第2送信FIFO136用のDMA転送の設定がONとなる。
続いて、ステップS6−3で、DMAC12により、コントロールレジスタ133のコマンドが読み込まれて、第2送信FIFO136へのデータのDMA転送をONするためのコマンドが認識される。そして、DMAC12により、DMA設定されたメモリ部11のデータ(第2のデータに相当)のうち、第2送信FIFO136に格納可能なデータ量のデータが第2送信FIFO136にDMA転送される。
ここで、第2送信FIFO136へDMA転送されるメモリ部11に記憶されたデータの一例について以下に説明する。ユーザにより操作表示部16が用いられて、原稿取込部15で取り込まれて生成された原稿画像のデータをPC31に送信する設定が選択された後に、原稿搬送部14に単数あるいは複数の原稿がセットされて、スタートキー(不図示)が押下されると、原稿取込部15に取り込まれて生成された原稿画像のデータがメモリ部11に記憶される。そして、このメモリ部11に記憶されたデータが、前述のように第2送信FIFO136へDMA転送されるデータに相当する。
続いて、ステップS6−4で、I/Oエンジン131が大量データの送信要求を示すデータ(第2の要求データに相当)を受信した場合には(S6−4YES)、ステップS6−5で、I/Oエンジン131からその大量データの送信要求を示すデータがFIFOコントローラ132に入力され、FIFOコントローラ132によりその大量データの送信要求を示すデータが受信FIFO134に格納される。そして、FIFOコントローラ132により、CPU10に対して受信完了割り込みが発生され、受信FIFO134を介してCPU10に受信完了割り込みが入力される。なお、CPU10は、この受信完了割り込みが入力されてから後述の送信完了割り込みが入力されるまで、前述のaモードでの第1送信FIFO135を用いた少量データの送信に関する制御を行わない。
また、ステップS6−4で、I/Oエンジン131が大量データの送信要求を示すデータ(第2の要求データに相当)を受信しない場合には(S6−4NO)、ステップS6−4に戻り、I/Oエンジン131が大量データの送信要求を示すデータを受信するまでステップS6−4が繰り返される。
続いて、ステップS6−6で、CPU10により、コントロールレジスタ133の所定の記憶領域に第2送信FIFO136を送信イネイブルにさせるコマンドが書き込まれる。そして、FIFOコントローラ132により、コントロールレジスタ133の所定の記憶領域に書き込まれた第2送信FIFO136を送信イネイブルにさせるコマンドが認識され、そのコマンドに基づいて第2送信FIFO136が送信イネイブルに設定される。
続いて、ステップS6−7で、FIFOコントローラ132の制御により、第2送信FIFO136にDMA転送されたデータが、第2送信FIFO136からFIFOコントローラ132およびI/Oエンジン131を介してPC31に向けて送信される。
続いて、ステップS6−8で、DMAC12により、ステップS6−1においてDMA設定された第2送信FIFO136にDMA転送されるメモリ部11のデータ(第2のデータに相当)の全てが、第2送信FIFO136にDMA転送されていないと認識される場合には(S6−8NO)、ステップS6−9で、DMAC12により、第2送信FIFO136にDMA転送されていないメモリ部11のデータのうち、第2送信FIFO136に格納可能なデータ量のデータが第2送信FIFO136にDMA転送され、ステップS6−7に戻る。
また、ステップS6−8で、DMAC12により、ステップS6−1においてDMA設定された第2送信FIFO136にDMA転送されるメモリ部11に記憶されたデータ(第2のデータに相当)の全てが、第2送信FIFO136にDMA転送されたと認識される場合には(S6−8YES)、ステップS6−10で、DMAC12からCPU10にDMA転送の完了の旨を示す信号が入力され、CPU10により、コントロールレジスタ133の第2送信FIFO136を送信イネイブルにさせるコマンドが消去される。そして、そのコマンドが消去されたことに基づいてFIFOコントローラ132により、第2送信FIFO136が送信ディスイネイブルに設定され、第2送信FIFO136からPC31へデータ送信ができない状態となる。
続いて、ステップS6−11で、そのコマンドが消去されたことに基づいてFIFOコントローラ132により、CPU10に対して受信完了割り込みが発生され、受信FIFO134を介してCPU10に受信完了割り込みが入力され、ステップS6−1に戻る。
次に、データの送信モードがbモードに設定された場合の複合機1におけるデータの送信動作について以下に図を参照して説明を行う。図7は、複合機1におけるbモードでの第1および第2送信FIFOを用いたデータの送信動作の一例を示す図である。なお、本実施形態の複合機1のデータの送信モードがbモードに設定された際には、第1送信FIFO135および第2送信FIFO136は、CPU10、FIFOコントローラ132およびDMAC12等によって、共に第2送信FIFO136として認識される。
本実施形態の複合機1では、ステップS7−1で、CPU10により、DMAC12にメモリ部11に記憶されたデータ(第3のデータに相当)を第2送信FIFO136にDMA転送するDMA設定のコマンドが入力される。
続いて、ステップS7−2で、CPU10により、第2送信FIFO136へのデータのDMA転送をONするためのコマンドがコントロールレジスタ133に書き込まれることで、コントロールレジスタ133に対して第2送信FIFO136用のDMA転送の設定がONにされる。
続いて、ステップS7−3で、DMAC12により、コントロールレジスタ133に書き込まれた第2送信FIFO136へのデータのDMA転送をONするためのコマンドが認識される。そして、DMAC12により、DMA設定されたメモリ部11に記憶されたデータ(第3のデータに相当)のうち、第1送信FIFO135および第2送信FIFO136のそれぞれに格納可能なデータ量で異なるデータが、第1送信FIFO135と第2送信FIFO136の両方に対して交互にDMA転送される。
ここで、第1送信FIFO135および第2送信FIFO136へDMA転送されるメモリ部11に記憶されたデータの一例について以下に説明する。ユーザにより操作表示部16が用いられて、原稿取込部15で取り込まれて生成された原稿画像のデータをPC31に送信する設定が選択された後に、原稿搬送部14に単数あるいは複数の原稿がセットされて、スタートキー(不図示)が押下されると、原稿取込部15に取り込まれて生成された原稿画像のデータがメモリ部11に記憶される。すなわち、メモリ部11に記憶されたこのデータが、第1送信FIFO135および第2送信FIFO136へDMA転送されるデータである。
続いて、ステップS7−4で、I/Oエンジン131が大量データの送信要求を示すデータ(第3の要求データに相当)を受信した場合には(S7−4YES)、ステップS7−5で、I/Oエンジン131からその大量データの送信要求を示すデータがFIFOコントローラ132に入力され、FIFOコントローラ132によりその大量データの送信要求を示すデータが受信FIFO134に格納される。そして、FIFOコントローラ132により、CPU10に対する受信完了割り込みが発生され、受信FIFO134を介してCPU10に受信完了割り込みが入力される。
また、ステップS7−4で、I/Oエンジン131が大量データの送信要求を示すデータ(第3の要求データに相当)を受信しない場合には(S7−4NO)、ステップS7−4に戻り、I/Oエンジン131が大量データの送信要求を示すデータを受信するまでステップS7−4が繰り返される。
続いて、ステップS7−6で、CPU10により、コントロールレジスタ133の所定の記憶領域に第2送信FIFO136を送信イネイブルにさせるコマンドが書き込まれる。そして、FIFOコントローラ132により、コントロールレジスタ133に書き込まれた第2送信FIFO136を送信イネイブルにさせるコマンドが認識され、そのコマンドに基づいて第2送信FIFO136が送信イネイブルに設定される。
続いて、ステップS7−7で、FIFOコントローラ132の制御により、第1送信FIFO135および第2送信FIFO136にDMA転送されたデータが、第1送信FIFO135および第2送信FIFO136からFIFOコントローラ132およびI/Oエンジン131を介してPC31に向けて交互に送信される。
続いて、ステップS7−8で、ステップS7−1においてDMA設定されたメモリ部11に記憶されたデータの全てが、DMAC12により、第1送信FIFO135および第2送信FIFO136にDMA転送されていないと認識される場合には(S7−8NO)、ステップS7−9で、DMAC12により、第1送信FIFO135および第2送信FIFO136にDMA転送されていないメモリ部11に記憶されたデータのうち、第1送信FIFO135および第2送信FIFO136のそれぞれに格納可能なデータ量で異なるデータが、第1送信FIFO135と第2送信FIFO136の両方に対して交互にDMA転送され、ステップS7−7に戻る。
また、ステップS7−8で、ステップS7−1においてDMA設定されたメモリ部11に記憶されたデータの全てが、DMAC12により、第1送信FIFO135および第2送信FIFO136にDMA転送された認識される場合には(S7−8YES)、ステップS7−10で、DMAC12からCPU10にDMA転送が完了した旨を示す信号が入力され、CPU10により、コントロールレジスタ133の第2送信FIFO136を送信イネイブルにさせるコマンドが消去される。そして、そのコマンドが消去されたことに基づいてFIFOコントローラ132により、第2送信FIFO136(すなわち、第1送信FIFO135および第2送信FIFO136)が送信ディスイネイブルに設定され、第1送信FIFO135および第2送信FIFO136からPC31へのデータ送信ができない状態となる。
続いて、ステップS7−11で、そのコマンドが消去されたことに基づいてFIFOコントローラ132により、CPU10に対して受信完了割り込みが発生され、受信FIFO134を介してCPU10に受信完了割り込みが入力され、ステップS7−1に戻る。
上記で説明したように、本実施形態の複合機1は、データの送信モードをaモードあるいはbモードに設定の切り替えを行い、その設定がaモードの場合には、メモリ部11から転送されたデフォルトデータ(第1のデータに相当)を格納する第1送信FIFO135のロックを行い、I/Oエンジン131が少量データの送信要求を示す第1の要求データを受信した際に、そのロックされた第1送信FIFO135からデフォルトデータを送信し、一方、第2送信FIFO136にはメモリ部11からDMA転送されてデータ(第2のデータに相当)が格納され、I/Oエンジン131が大量データの送信要求を示すデータ(第2の要求データに相当)を受信した際に、第2送信FIFO136からそのデータが送信される構成とされている。これにより、本実施形態の複合機1であれば、PC31から少量データの送信要求を示す第1の要求データを受信した場合には、第2送信FIFO136にDMA転送されたデータが消去されないため、データ送信の送信効率を低下させることなく、第1送信FIFO135に格納されたデータを高速にPC31に応答して送信することが可能になるとともに、PC31へ大量データの送信を行う場合には、メモリ部11から第2送信FIFO136へデータを高速に転送してPC31へ大量のデータを送信することが可能になる。
また、上記で説明したように、本実施形態の複合機1は、データの送信モードがbモードの場合には、第1送信FIFO135および第2送信FIFO136の両方を大量データの送信バッファとして用いる構成とされている。これにより、少量データの送信の必要がない場合には、大量データをより高速で効率的にPC31へ送信することが可能となる。
なお、上記の実施形態の複合機1では、1つの受信バッファの受信FIFO134を備えた構成を例に挙げて説明を行ったが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、複数の受信バッファを備えていてもよい。
また、上記の実施形態の複合機1では、2つの送信バッファの第1送信FIFO135および第2送信FIFO136を備えた構成を例に挙げて説明を行ったが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、複数の送信バッファが備えられ、その複数の送信バッファが用いられて上記の実施形態と同様に少量データや大量データの送信が行われてもよい。この構成においても上記と同様な効果を得ることが可能となる。
また、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
本発明は、複合機の他にも、複写機、プリンタおよびファクシミリなどの画像形成装置全般に広く適用が可能であり、データ送信の効率化に有用な技術である。
は、本発明に係る複合機の要部構成を示すブロック図である。 は、本発明に係る複合機の要部構造を模式的に示す縦断面図である。 は、図1に示すI/Oコントローラの要部構成を示す図である。 は、複合機1の装置電源投入時におけるデータの送信モード設定について説明するためのフローチャートである。 は、複合機1におけるaモードでの第1送信FIFOを用いたデータの送信動作の一例を説明するためのフローチャートである。 は、複合機1におけるaモードでの第2送信FIFOを用いたデータの送信動作の一例を説明するためのフローチャートである。 は、複合機1におけるbモードでの第1および第2送信FIFOを用いたデータの送信動作の一例を示す図である。
符号の説明
1 複合機
10 中央演算処理装置(CPU)
11 メモリ部
12 DMAコントローラ(DMAC)
13 I/Oコントローラ
131 I/Oエンジン
132 FIFOコントローラ
133 コントロールレジスタ
134 受信FIFO
135 第1送信FIFO
136 第2送信FIFO
137 バスセレクタ
14 原稿搬送部
15 原稿取込部
16 操作表示部
17 給紙部
171a〜171c 用紙収納部
172 用紙搬送部
18 画像形成部
181 プリント部
19 定着部
31 PC
32 通信ケーブル

Claims (2)

  1. 外部の装置と通信を確立するための通信手段と、データを記憶するメモリ部と、前記外部の装置へ送信するためのデータを一旦格納する複数の送信バッファと、前記メモリ部からデータを読み出して前記送信バッファに転送して格納する転送手段と、前記複数の送信バッファのうち、第1のデータの格納された少なくとも1つの送信バッファをロックして、新たなデータの書き込みを禁止させ、前記通信手段が前記外部の装置から第1の要求データを受信した際に、ロックされた送信バッファから前記第1のデータを送信させるバッファ制御手段と、前記通信手段が前記外部の装置から前記第1の要求データ以外のデータである第2の要求データを受信した際に、順次、ロックされることのない送信バッファへ前記転送手段に第2のデータを転送させ、前記バッファ制御手段にその送信バッファから前記第2のデータを送信させるデータ送信制御手段と、を有して成ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 全ての送信バッファがロックされることなく、前記通信手段が前記外部の装置から第3の要求データを受信した際に、前記転送手段に送信バッファへ第3のデータを順次転送させ、前記バッファ制御手段に前記送信バッファから前記第3のデータを送信させる送信モードに設定する送信モード設定手段を有して成ることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
JP2005321196A 2005-11-04 2005-11-04 画像形成装置 Pending JP2007129569A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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