JP2007124517A - 無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線通信機器の省電力化と無線通信機器間の無線通信の安定化の双方を向上させた無線通信装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る無線通信装置は、バッテリ残量が減少したときや複数の入力装置のいずれかからの入力がないときには、その通信相手との通信におけるスニフ周期を段階的に長くすることで省電力化を図り、通信が切断したときや複数の入力装置のいずれかからの入力があったときは、その通信相手との通信におけるスニフ周期を段階的に短くすることで通信の安定化を図る。
【選択図】 図4

Description

本発明は、通信制御装置に関し、特にBluetooth(登録商標、以下省略)通信において通信環境の変化に応じてスニフサブレートを変更可能な通信制御機器に関する。
近年、Bluetooth等の無線通信を行う情報機器において、動作可能時間を延ばすために、省電力化が求められている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、バッテリの残量に応じて、無線通信を間欠的に行うスニフモードに移行するBluetooth通信を行う情報通信装置が記載されている。
また、技術の進歩により、情報通信装置に接続可能な様々な周辺機器が誕生し、それぞれの周辺機器に対してもBluetooth通信が可能となってきている。
特開2003−087172号公報
しかし、無線通信を間欠的に行う場合、その周期が長くなるほど省電力性は向上するが、その一方で通信は不安定化する。
また、様々な周辺機器との間の無線通信環境は随時変化しているので、無線通信を間欠する時間が一定であっては、理想的な通信を行うことができない。
従って、本発明の目的は、無線通信機器の省電力化と無線通信機器間の無線通信の安定化の双方を向上させた無線通信装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、他の装置との間で無線通信を行う際に間欠的な通信が可能な無線通信部と、前記無線通信部における前記他の装置との通信状況を監視する通信状況監視部と、自己の動作状況を監視する動作状況監視部と、前記通信状況監視部により監視された通信情況と前記動作状況監視部により監視された動作状況のうち少なくとも一方に従って、前記無線通信部における前記他の装置との間の間欠的な通信において通信が停止される期間を段階的に変化させる通信間欠期間変更部とを備えることを特徴とする無線通信装置を提供する。
上記無線通信装置は、電力が蓄積された電源部と、前記電源部の電力残量を検出する電源残量検出部とを備え、前記動作状況監視部は、前記電源残量検出部の検出結果を監視するものであってもよい。
また、上記通信状況監視部は、前記無線通信部における前記他の装置との通信の成否を監視するものであってもよい。
また、上記通信状況監視部は、前記無線通信部が複数の他の装置との間で通信を行っているときに、前記複数の他の装置のうちのいずれかから信号を受信したかを監視するものであってもよい。
更に、上記動作状況監視部は、前記無線通信装置に内蔵された入力装置或いは有線接続された入力装置からの入力の有無を監視するものであり、上記通信状況監視部は、前記無線通信部が通信を行う前記他の装置からの入力を監視するものであり、上記通信間欠期間変更部は、前記動作状況監視部による前記入力装置からの入力の有無と前記通信状況監視部による前記他の装置からの入力の有無に従って、前記通信が停止される期間を変化させるものであってもよい。
本発明によれば、Bluetooth通信において、無線通信機器の省電力化を図りつつ、無線通信機器間の無線通信の安定化を図ることができる。
以下、本発明に係る無線通信装置について、図面を参照しつつ説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態は、無線通信装置同士の通信中にいずれかの装置のバッテリ残量が低下した際に、スニフモードを変更してバッテリの延命を図るものである。
図1は、本発明に係る無線通信装置の第1の実施の形態を含む無線通信システム1aの構成の一例を示す図である。
無線通信システム1aは、ノートパソコン(PC)11aとマウス12とからなる。ここで、ノートPC11aとマウス12とはそれぞれBluetoothにより通信が可能であり、それぞれが本発明に係る無線通信装置を構成する。
ノートPC11aは、家庭用電源より電力を供給されることで駆動することもできるが、バッテリを搭載することでコンセントに接続することなく所定時間の駆動が可能である。
また、マウス12はバッテリ(電池)を電源として駆動するので、Bluetooth通信が可能な範囲内であれば、物理的な制約を受けることなくいかなる場所においてもノートPC11aに対する操作が可能となる。
(第1の実施の形態における無線通信装置の構成)
図2は、本発明に係る無線通信装置の第1の実施の形態である、図1におけるノートPC11aの構成を示す機能ブロック図である。なお、無線通信装置として本発明に係る機能に関する部分以外については記載を省略しているので、マウス12の構成と共通する。
ノートPC11aには、バッテリ111と、電圧検出回路112と、制御ソフトウエア113と、Bluetooth HIDスタックソフトウエア114と、Bluetoothベースバンドモジュール115が含まれる。
バッテリ111は、充電池であってノートPC11aの各構成部に対して電力を供給する。
電圧検出回路112は、バッテリ111と接続されており、バッテリ111から各構成部に電力が供給される際の電圧の測定を行う。
制御ソフトウエア113は、図示しないプログラム格納部に格納されたプログラムであって、図示しないCPUによって実行される。本プログラムが実行されると、後述するフローチャートに従ってCPUが各構成部に対して制御信号を送り、各ステップの動作が実行され、スニフサブレート値が設定される。
Bluetooth HIDスタックソフトウエア114は、制御ソフトウエア113と同じく、図示しないプログラム格納部に格納されたプログラムであって、図示しないCPUによって実行される。制御ソフトウエア113の実行に基づいてスニフサブレート値の変更を受信することにより、スニフ周期を設定する。スニフ周期の設定については後述する。
Bluetoothベースバンドモジュール115は、他の外部装置との間でのBluetooth通信を司る。Bluetooth通信がスニフモードに移行する際には、上述のBluetooth HIDスタックソフトウエア114により設定されたスニフ周期によって待機状態に移行する。
(スニフサブレートの変更)
図3は、Bluetooth通信における、(a)実際に情報の送受信を行うアクティブモードでの通信状態と、(b)通信待機中であるスニフモードでの通信状態を示す図である。
図3(a)において、ノートPCとマウスとの間でBluetooth通信を行っている際、まず、ノートPCより信号が送信され、マウスがそれを受信する。次に、マウスより信号が送信され、ノートPCがそれを受信する。その後再びノートPCより信号が送信され、この操作を繰り返し行う。このとき、一方からもう一方への信号の送信時間は例えば625μsとされ、この周期毎に信号送信側と受信側とが入れ替わっていく。
これに対し、スニフモードにおいては、常に信号の送受信を行う必要がないので、信号の送受信が行われない状態が加わることになる。
また、図3(b)に示すように、待機状態であっても、マウスの操作等があった際には直ちに信号の送受信を開始する必要があるので、最低限度の信号の送受信により、互いの機器の認識を行う。まず、ノートPCより信号が送信され、マウスがそれを受信する。次に、マウスより信号が送信され、ノートPCがそれを受信する。その後所定の時間通信は行われず、所定時間の経過後、再びノートPCより信号が送信され、この操作を繰り返し行う。
このとき、ノートPCより信号が送信され、次にまたノートPCより信号が送信されるまでの時間をスニフ周期と呼び、上述の所定時間に相当する。
図4は、スニフ周期が変更された際の、スニフモードにおける通信状態を示す図である。
本発明は、通信機器の状況に応じてスニフモードにおけるスニフ周期を変更することを特徴とする。例えば、スニフ周期(T)を0.5×2secと規定し、nの値を変更することでスニフ周期を変更するものとする。このnの値をスニフサブレート値と呼ぶ。
この場合、n=0の際には図4(a)に示すようにT=0.5secとなり、0.5秒に1度の割合で機器間で信号の送受信がなされることになる。また、n=1とした場合には図4(b)に示すようにT=1.0secとなり、n=2とした場合には図4(c)に示すようにT=2.0secとなる。
このように、スニフサブレート値を1だけ増加させると、スニフ周期は元の周期の倍となり、スニフサブレート値を1だけ減少させると、スニフ周期は元の周期の2分の1となる。
(第1の実施の形態におけるスニフサブレート変更の動作)
図5は、図1に係る無線通信システム1aにおけるノートPC11a又はマウス12のいずれか一方のバッテリ残量が減少して電圧が低下した際に、スニフモードにおけるスニフ周期を変更する動作を示すフローチャートである。以下の説明は、ノートPC11aにおける動作を説明するものであるが、マウスにおける動作についても同様である。
また、以下の動作は、特に記載のない限り図示しないCPUが実行するものとする。
最初に、電圧検出回路112の測定したバッテリ111の電圧値(V)を読み出す(ステップS101)。そして、読み出した電圧値(V)が3.2V以上であるか否かを判断する(ステップS102)。
読み出した電圧値(V)が3.2V以上であった場合には(S102:Yes)、バッテリ残量が充分であるので、スニフサブレート値を「0」に設定し(ステップS103)、後述するステップS107へ処理を移す。
一方、読み出した電圧値(V)が3.2V以下であった場合には(S102:No)、続いて、読み出した電圧値(V)が3.0V以上であるか否かを判断する(ステップS104)。
読み出した電圧値(V)が3.0V以上であった場合には(S104:Yes)、バッテリ残量がやや少ないので、スニフサブレート値を「1」に設定し(ステップS105)、後述するステップS107へ処理を移す。
一方、読み出した電圧値(V)が3.0V以下であった場合には(S104:No)、バッテリ残量がかなり少ないので、スニフサブレート値を「2」に設定する(ステップS106)。
続いて、上述のステップで代入されたスニフサブレート値を用いて、スタックソフトウエアのスニフサブレート設定コマンドを実行する(ステップS107)。これにより通信相手であるマウス12に対してスニフ周期を変更する旨の情報が伝達されるので、互いに変更されたスニフ周期による待機モードにおけるBluetooth通信を行うことができる。
(第2の実施の形態)
本発明に係る無線通信装置の第2の実施の形態は、無線通信装置同士の通信中にフラッシュタイムアウトが発生した場合には、スニフモードを変更して通信の安定を図るものである。
本発明に係る無線通信装置の第2の実施の形態を含む無線通信システムの構成の一例は、図1に示す無線通信システム1aを用いて説明する。
図6は、本発明に係る無線通信装置の第2の実施の形態である、ノートPC11aの構成を示す機能ブロック図である。なお、無線通信装置として本発明に係る機能に関する部分以外については記載を省略しているので、マウス12の構成と共通する。
ノートPC11aには、制御ソフトウエア113と、Bluetooth HIDスタックソフトウエア114と、Bluetoothベースバンドモジュール115が含まれる。
Bluetoothベースバンドモジュール115は、通信相手であるマウス12との間におけるBluetooth通信において、電波障害等の理由が生じたために一定時間送信が成功しなかった場合、送信データを破棄する。このメカニズムを「フラッシュタイムアウト」と呼ぶ。フラッシュタイムアウトが発生すると、Bluetoothベースバンドモジュール115は、Bluetooth HIDスタックソフトウエア114に対して、フラッシュタイムアウトが発生したことを示すHCI Flush Occurredイベントを通知する。
Bluetooth HIDスタックソフトウエア114がHCI Flush Occurredイベントを受信すると、制御ソフトウエア113にその旨を通知し、制御ソフトウエア113においてスニフサブレート値が減少される。スニフサブレート値の減少により、Bluetooth HIDスタックソフトウエア114においてスニフ周期がそれまでの半分に設定される。
(第2の実施の形態におけるスニフサブレート変更の動作)
図7は、図1に係る無線通信システム1aにおけるノートPC11aとマウス12の間でのBluetooth通信中に、フラッシュタイムアウトが発生した際に、スニフモードにおけるスニフ周期を変更する動作を示すフローチャートである。
最初に、Bluetooth HIDスタックソフトウエア114からの通知を受信する(ステップS111)。そして、受信した通知がフラッシュタイムアウトの発生を示すFlush Occurredイベントか否かを判断する(ステップS112)。
受信した通知がFlush Occurredイベントでなかった場合には(S112:No)、何ら処理することなくこのプログラムを終了する。一方、受信した通知がFlush Occurredイベントであった場合には(S112:Yes)、スニフサブレート値を1増加させる(ステップS113)。
続いて、上述のステップで増加されたスニフサブレート値を用いて、スタックソフトウエアのスニフサブレート設定コマンドを実行する(ステップS114)。これにより通信相手であるマウス12に対してスニフ周期を短縮する旨の情報が伝達され、互いに短縮されたスニフ周期による待機モードにおけるBluetooth通信を行うことができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態は、複数の無線通信装置との通信中に、それぞれの無線通信装置との間の通信におけるスニフサブレート設定を連動させるものである。
図8は、本発明に係る無線通信装置の第3の実施の形態を含む無線通信システム1bの構成の一例を示す図である。
無線通信システム1bは、デスクトップPC11bと、マウス12と、モニタ13と、キーボード14とからなる。ここで、デスクトップPC11bとモニタ13とはケーブルで接続されているが、デスクトップPC11bとマウス12、デスクトップPC11bとキーボード14とは、それぞれBluetoothにより通信が可能であり、それぞれが本発明に係る無線通信装置を構成する。
一般に、ユーザがキーボードとマウスを操作する場合、キーボードを用いて入力を行っている最中はあまりマウスを動かすことはなく、またマウスを動かしている最中は余りキーボードからの入力を行わない、という利用傾向がある。そこで、この利用傾向に基づき、主としてキーボードが使用されているときには、キーボードとの通信におけるスニフ周期を短くし、マウスとの通信におけるスニフ周期を長くする。主としてマウスが使用されているときにはそれぞれのスニフ周期の長短を逆転させる。
これにより、使用されていない側の機器の消費電力が低減されるとともに、使用している側の機器との通信の安定化が図れる。
(第3の実施の形態における無線通信装置の構成)
図9は、本発明に係る無線通信装置の第3の実施の形態である、図8におけるデスクトップPC11bの構成を示す機能ブロック図である。
デスクトップPC11bには、制御ソフトウエア113と、Bluetooth HIDスタックソフトウエア114と、Bluetoothベースバンドモジュール115が含まれる。
Bluetoothベースバンドモジュール115は、通信相手であるマウス12及びキーボード14との間におけるBluetooth通信において入力元の機器が変更された旨の情報を、Bluetooth HIDスタックソフトウエア114に通知する。
Bluetooth HIDスタックソフトウエア114が当該情報を受信すると、制御ソフトウエア113にその旨を通知し、制御ソフトウエア113において新たな入力元に対するスニフサブレート値が減少され、もう一方の機器に対するスニフサブレート値が増加される。スニフサブレート値が減少された側の機器との通信は、Bluetooth HIDスタックソフトウエア114においてスニフ周期がそれまでの半分に設定され、スニフサブレート値が増加された側の機器との通信は、Bluetooth HIDスタックソフトウエア114においてスニフ周期がそれまでの倍に設定される。
(第3の実施の形態におけるスニフサブレート変更の動作)
図10は、図8に係る無線通信システム1bにおけるデスクトップPC11bと入力機器であるマウス12及びキーボード14の間でのBluetooth通信中に、入力機器が変更された際に、それぞれの通信のスニフモードにおけるスニフ周期を変更する動作を示すフローチャートである。
最初に、Bluetooth HIDスタックソフトウエア114からの通知を受信する(ステップS121)。そして、入力元がマウス12からキーボード14に変更されたか、或いはキーボード14からマウス12に変更されたか、についての判断を行う(ステップS122)。
新たな入力元がキーボード14と判別した場合には(S122:キーボード)、キーボード14との通信におけるスニフサブレート値を1増加させ(ステップS123)、上述のステップで増加されたスニフサブレート値を用いて、スタックソフトウエアのスニフサブレート設定コマンドを実行する(ステップS124)。
更に、マウス12との通信におけるスニフサブレート値を1減少させ(ステップS125)、上述のステップで増加されたスニフサブレート値を用いて、スタックソフトウエアのスニフサブレート設定コマンドを実行する(ステップS126)。
一方、上述のステップS122において、新たな入力元がマウス12と判別した場合には(S122:マウス)、マウス12との通信におけるスニフサブレート値を1増加させ(ステップS127)、上述のステップで増加されたスニフサブレート値を用いて、スタックソフトウエアのスニフサブレート設定コマンドを実行する(ステップS128)。
更に、キーボード14との通信におけるスニフサブレート値を1減少させ(ステップS129)、上述のステップで増加されたスニフサブレート値を用いて、スタックソフトウエアのスニフサブレート設定コマンドを実行する(ステップS130)。
このような動作により、通信相手であるマウス12及びキーボード14に対してスニフ周期を変更する旨の情報が伝達され、互いに変更されたスニフ周期による待機モードにおけるBluetooth通信を行うことができる。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態は、Bluetooth通信を用いた入力装置とBluetooth通信を用いない入力装置とを併用する際に、各入力装置の使用に応じて、Bluetooth通信を用いた入力装置との間の通信におけるスニフサブレート設定を変更するものである。
本発明に係る無線通信装置の第4の実施の形態を含む無線通信システムの構成の一例は、図1に示す無線通信システム1aを用いて説明する。
一般に、タッチパッドとマウスとは同一の操作を目的としたものであるので、両者が同時に使用されることは少ない。ユーザがマウスを使用している最中はあまりタッチパッドが操作されることはなく、またタッチパッドを操作している最中は余りマウスの操作を行われない。そこで、この利用傾向に基づき、主としてタッチパッドが使用されているときには、マウスとの通信におけるスニフ周期を長くする。主としてマウスが使用されているときにはマウスとの通信におけるスニフ周期を短くする。
これにより、マウスを使用しない際にはマウスの消費電力が低減され、マウスを使用する際にはマウスとの通信の安定化が図れる。
(第4の実施の形態における無線通信装置の構成)
図11は、本発明に係る無線通信装置の第4の実施の形態である、ノートPC11aの構成を示す機能ブロック図である。
ノートPC11aには、タッチパッド15と、制御ソフトウエア113と、Bluetooth HIDスタックソフトウエア114と、Bluetoothベースバンドモジュール115が含まれる。
Bluetoothベースバンドモジュール115は、通信相手であるマウス12との間におけるBluetooth通信においてマウスによる入力がされた旨の情報を、Bluetooth HIDスタックソフトウエア114に通知する。
Bluetooth HIDスタックソフトウエア114が当該情報を受信すると、制御ソフトウエア113にその旨を通知する。また、制御ソフトウエア113は、タッチパッド15の使用状況に関する情報の通知も受ける。制御ソフトウエア113は入手した上記各情報を元に、現在マウス12とタッチパッド15のいずれが使用されているかを判断する。
入力元がマウス12からタッチパッド15へ変更された場合には、制御ソフトウエア113においてマウス12との通信におけるスニフサブレート値が増加される。また、入力元がタッチパッド15からマウス12へ変更された場合には、制御ソフトウエア113においてマウス12との通信におけるスニフサブレート値が減少される。
スニフサブレート値の増減に従い、Bluetooth HIDスタックソフトウエア114においてスニフ周期が変更され、変更されたスニフ周期によりノートPC11aとマウス12との間の通信が行われる。
(第4の実施の形態におけるスニフサブレート変更の動作)
図12は、無線通信システム1aにおけるノートPC11aとマウス12との間でのBluetooth通信中に、2つの入力元であるマウス12とタッチパッド15との間で入力元が変更された際に、マウス12との通信のスニフモードにおけるスニフ周期を変更する動作を示すフローチャートである。
最初に、Bluetooth HIDスタックソフトウエア114からの通知を受信する(ステップS131)。そして、入力元がマウス12からタッチパッド15に変更されたか、或いはタッチパッド15からマウス12に変更されたか、についての判断を行う(ステップS132)。
新たな入力元がタッチパッド15と判別した場合には(S132:タッチパッド)、マウス12との通信におけるスニフサブレート値を1減少させ(ステップS133)、上述のステップで増加されたスニフサブレート値を用いて、スタックソフトウエアのスニフサブレート設定コマンドを実行する(ステップS134)。
一方、上述のステップS132において、新たな入力元がマウス12と判別した場合には(S132:マウス)、マウス12との通信におけるスニフサブレート値を1増加させ(ステップS135)、上述のステップで増加されたスニフサブレート値を用いて、スタックソフトウエアのスニフサブレート設定コマンドを実行する(ステップS136)。
このような動作により、タッチパッド15が使用されているときにはマウス12との通信のスニフ周期を長くすることで、マウス12の消費電力を低減することができ、マウス12が使用されているときにはマウス12との通信のスニフ周期を長くすることで、通信の安定化が図れる。
本発明に係る無線通信装置の第1の実施の形態を含む無線通信システム1aの構成の一例を示す図である。 本発明に係る無線通信装置の第1の実施の形態である、図1におけるノートPC11aの構成を示す機能ブロック図である。 Bluetooth通信における、(a)実際に情報の送受信を行うアクティブモードでの通信状態と、(b)通信待機中であるスニフモードでの通信状態を示す図である。 スニフ周期が変更された際の、スニフモードにおける通信状態を示す図である。 ノートPC11aのバッテリ残量が減少して電圧が低下した際に、スニフモードにおけるスニフ周期を変更する動作を示すフローチャートである。 本発明に係る無線通信装置の第2の実施の形態である、ノートPC11aの構成を示す機能ブロック図である。 ノートPC11aとマウス12の間でのBluetooth通信中に、フラッシュタイムアウトが発生した際に、スニフモードにおけるスニフ周期を変更する動作を示すフローチャートである。 本発明に係る無線通信装置の第3の実施の形態を含む無線通信システム1bの構成の一例を示す図である。 本発明に係る無線通信装置の第3の実施の形態である、図8におけるデスクトップPC11bの構成を示す機能ブロック図である。 デスクトップPC11bと入力機器であるマウス12及びキーボード14の間でのBluetooth通信中に、入力機器が変更された際に、それぞれの通信のスニフモードにおけるスニフ周期を変更する動作を示すフローチャートである。 本発明に係る無線通信装置の第4の実施の形態である、ノートPC11aの構成を示す機能ブロック図である。 ノートPC11aとマウス12との間でのBluetooth通信中に、2つの入力元であるマウス12とタッチパッド15との間で入力元が変更された際に、マウス12との通信のスニフモードにおけるスニフ周期を変更する動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1a、1b、無線通信システム
11a、ノートPC
11b、デスクトップPC
12、マウス
13、モニタ
14、キーボード
15、タッチパッド
111、バッテリ
112、電圧検出回路
113、制御ソフトウエア
114、Bluetooth HIDスタックソフトウエア
115、Bluetoothベースバンドモジュール

Claims (5)

  1. 他の装置との間で無線通信を行う際に間欠的な通信が可能な無線通信部と、
    前記無線通信部における前記他の装置との通信状況を監視する通信状況監視部と、
    自己の動作状況を監視する動作状況監視部と、
    前記通信状況監視部により監視された通信情況と前記動作状況監視部により監視された動作状況のうち少なくとも一方に従って、前記無線通信部における前記他の装置との間の間欠的な通信において通信が停止される期間を段階的に変化させる通信間欠期間変更部とを備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 電力が蓄積された電源部と、
    前記電源部の電力残量を検出する電源残量検出部とを備え、
    前記動作状況監視部は、前記電源残量検出部の検出結果を監視することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記通信状況監視部は、前記無線通信部における前記他の装置との通信の成否を監視することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  4. 前記通信状況監視部は、前記無線通信部が複数の他の装置との間で通信を行っているときに、前記複数の他の装置のうちのいずれかから信号を受信したかを監視することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  5. 前記動作状況監視部は、前記無線通信装置に内蔵された入力装置或いは有線接続された入力装置からの入力の有無を監視するものであり、
    前記通信状況監視部は、前記無線通信部が通信を行う前記他の装置からの入力を監視するものであり、
    前記通信間欠期間変更部は、前記動作状況監視部による前記入力装置からの入力の有無と前記通信状況監視部による前記他の装置からの入力の有無に従って、前記通信が停止される期間を変化させることを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
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