JP2007124238A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. フレームメモリに記憶されている参照画像の、整数画素位置の画素値を読み出して小数画素位置の画素値を補間生成する補間画素生成手段と、前記小数画素位置の画素値から小数画素精度の参照画像を形成する参照画像形成手段と、符号化対象画像と前記小数画素精度の参照画像との間の動きベクトルを小数画素単位で検出する動きベクトル検出手段と、前記動きベクトル検出手段によって検出された動きベクトルに従って動き補償を行う動き補償手段とを有する動画像符号化装置であって、
   前記補間画素生成手段は、
   前記小数画素位置の画素値を補間生成する手法が相互に異なる複数の補間画素生成手段と、
   前記複数の補間画素生成手段の何れかにより生成された補間画素を、前記小数画素精度の参照画像を形成するための画素値として選択する補間画素選択手段とを有し、
   前記動きベクトル検出手段は、整数画素を単位とした検出から、段階的に検出精度を変えて小数画素を単位とした動きベクトルの検出を行い、小数画素を単位とした動きベクトル検出を行う際には、前記補間画素選択手段により前記複数の補間画素生成手段で生成された補間画素を選択的に用いて形成される小数画素精度の参照画像を用いて動きベクトル検出を行うことを特徴とする動画像符号化装置。
2. 前記動きベクトル検出手段は、整数画素単位で動きベクトルの粗探索を行った後、前記粗探索により検出された動きベクトルの周辺を小数画素単位で動きベクトルの密探索を行い、前記粗探索により検出された動きベクトルに応じて、前記密探索で使用する小数画素精度の参照画像を形成するための補間画素を、前記補間画素選択手段により前記複数の補間画素生成手段の中から選択することを特徴とする請求項１に記載の動画像符号化装置。
3. 前記動きベクトル検出手段は、整数画素単位で動きベクトルの粗探索を行った後、前記粗探索により検出された動きベクトルの周辺を小数画素単位で動きベクトルの密探索を行い、前記フレームメモリのデータバスの使用率に応じて、前記密探索で使用する小数画素精度の参照画像を形成するための補間画素を、前記補間画素選択手段により前記複数の補間画素生成手段の中から選択することを特徴とする請求項１に記載の動画像符号化装置。
4. 動きベクトルの検出で使用するための、検出範囲の参照画像データを記憶媒体に記憶する記憶手段を備え、
   前記粗探索のためにフレームメモリから読み出した整数画素位置の参照画像データを前記記憶媒体に記憶し、
   前記密探索で用いる小数画素単位の参照画像は、前記記憶媒体に記憶されている画像データのみを用いて生成されることを特徴とする請求項２に記載の動画像符号化装置。
5. 前記複数の補間画素生成手段は、相互にタップ数の異なるフィルタから構成されることを特徴とする請求項１乃至４の何れか１項に記載の動画像符号化装置。
6. フレームメモリに記憶されている参照画像の、整数画素位置の画素値を読み出して小数画素位置の画素値を補間生成する補間画素生成工程と、前記小数画素位置の画素値から小数画素精度の参照画像を形成する参照画像形成工程と、符号化対象画像と前記小数画素精度の参照画像との間の動きベクトルを小数画素単位で検出する動きベクトル検出工程と、前記動きベクトル検出工程において検出された動きベクトルに従って動き補償を行う動き補償工程とを有する動画像符号化方法であって、
   前記補間画素生成工程は、
   前記小数画素位置の画素値を補間生成する手法が相互に異なる複数の補間画素生成工程と、
   前記複数の補間画素生成工程の何れかにおいて生成された補間画素を、前記小数画素精度の参照画像を形成するための画素値として選択する補間画素選択工程とを有し、
   前記動きベクトル検出工程は、整数画素を単位とした検出から、段階的に検出精度を変えて小数画素を単位とした動きベクトルの検出を行い、小数画素を単位とした動きベクトル検出を行う際には、前記補間画素選択工程において前記複数の補間画素生成工程で生成された補間画素を選択的に用いて形成される小数画素精度の参照画像を用いて動きベクトル検出を行うことを特徴とする動画像符号化方法。
7. フレームメモリに記憶されている参照画像の、整数画素位置の画素値を読み出して小数画素位置の画素値を補間生成する補間画素生成工程と、前記小数画素位置の画素値から小数画素精度の参照画像を形成する参照画像形成工程と、符号化対象画像と前記小数画素精度の参照画像との間の動きベクトルを小数画素単位で検出する動きベクトル検出工程と、前記動きベクトル検出工程において検出された動きベクトルに従って動き補償を行う動き補償工程とを有する動画像符号化方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、
   前記補間画素生成工程は、
   前記小数画素位置の画素値を補間生成する手法が相互に異なる複数の補間画素生成工程と、
   前記複数の補間画素生成工程の何れかにおいて生成された補間画素を、前記小数画素精度の参照画像を形成するための画素値として選択する補間画素選択工程とを有し、
   前記動きベクトル検出工程は、整数画素を単位とした検出から、段階的に検出精度を変えて小数画素を単位とした動きベクトルの検出を行い、小数画素を単位とした動きベクトル検出を行う際には、前記補間画素選択工程において前記複数の補間画素生成工程で生成された補間画素を選択的に用いて形成される小数画素精度の参照画像を用いて動きベクトル検出を行う動画像符号化方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
8. 請求項７に記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。