JP2007124199A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像を復元するに当たり、画像を復元するに当たり、装置の大型化を防止すると共に、現実性のある回路処理方式を有する画像処理装置を提供し、併せて、処理時間の短縮化を図ることができる。
【解決手段】 この画像処理装置(1)は、画像を処理する処理部(4)を有し、この処理部は、周波数空間において、初期画像データに補正画像データを加算することにより復元画像データを求める処理を行うこととした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像処理装置に関する。
従来から、撮像部にCCD(Charge Coupled Devices)などの撮像素子を使用するカメラにより撮影を行った撮影画像は、撮影時の手ぶれ、撮影光学系の各種の収差、あるいは撮影光学系を構成するレンズの歪み等がある場合は、これが要因となり、撮影画像が劣化することが知られている。
このような撮影画像の劣化を防ぐ手段として、撮影画像の劣化の要因のうち、撮影時の手ぶれに関しては、レンズを動かす方式と撮影した画像を回路処理する方式の2つの方式が知られている。例えば、レンズを動かす方式としては、カメラの手ぶれを検出し、撮影光学系の中の所定のレンズを、検出した手ぶれによるカメラの移動に合わせて動かすことにより、撮像素子上における結像位置の移動を抑制する方式が知られている(特許文献1参照)。
また、回路処理する方式としては、カメラの撮影光学系の光軸の変動を角加速度センサ等により検出し、検出した角速度等から撮影時のぼけ状態を表す伝達関数を取得し、撮影画像に対し、取得した伝達関数の逆変換を行い、劣化のない画像を復元する方式が知られている(特許文献2参照)。
特開平6−317824号公報(要約書参照) 特開平11−24122号公報(要約書参照)
特許文献1記載の手ぶれ補正を採用したカメラは、モータ等のレンズを駆動するハードウェアのスペースが必要となり大型化してしまう。また、そのようなハードウェア自体やそのハードウェアを動かす駆動回路が必要となり、コストアップとなってしまう。
また、特許文献2記載の手ぶれ補正の場合は、上述した問題点はなくなるものの、次のような問題を有する。
第1に、取得する伝達関数は、角加速度センサ等により検出した角速度等に基づいて求めるものであり、ノイズやブレ情報誤差等に非常に弱く、これらのわずかな変動により、値が大きく変動する。そのため、逆変換で得られる復元画像は、手ぶれがない状態で写した画像とはほど遠いものとなり、実際上は利用できない。
第2に、ノイズ等を考慮した逆変換を行う場合、連立方程式の解の特異値分解等で解を推定する方法も採用できるが、その推定のための計算値が天文学的な大きさになり、現実的には解くことができなくなるリスクが高い。
そこで、本発明の課題は、画像を復元するに当たり、装置の大型化を防止すると共に、現実性のある回路処理方式を有する画像処理装置を提供し、併せて、処理時間の短縮化を図ることである。
上記課題を解決するために、本発明の画像処理装置は、画像を処理する処理部を有する画像処理装置において、処理部は、周波数空間において、初期画像データに補正画像データを加算することにより復元画像データを求める処理を行うこととした。
本発明によれば、画像を復元するに当たり、装置の大型化を防止すると共に、現実性のある回路処理方式を有する画像処理装置を提供し、併せて、処理時間の短縮化を図ることができる。
また、他の発明は、上述の発明に加え、初期画像データを「I」とし、補正画像データを(A)式で表される画像データとして、復元画像データを求める処理を行うこととした。
Figure 2007124199
ただし、「IMG′」は撮影画像データを表わす。「H」はフィードバック関数を表わす。「G」は変化要因を表わす。
この構成を採用した場合、復元画像データを、初期画像データ「I」に(A)式で表される補正画像データを加算するという計算により求めるため、処理時間の短縮化をさらに図ることができる。
また、他の発明は、上述の発明に加え、初期画像データを0とし、補正画像データを(B)式で表される画像データとして、復元画像データを求める処理を行うこととした。
Figure 2007124199
ただし、「IMG′」は撮影画像データを表わす。「H」はフィードバック関数を表わす。「G」は変化要因を表わす。
この構成を採用した場合、初期画像データが0であるため、復元画像データを、(A)式より項数の少ない(B)式により計算により求めるため、処理時間の短縮化をさらに図ることができる。
本発明によれば、画像を復元するに当たり、装置の大型化を防止すると共に、現実性のある回路処理方式を有する画像処理装置を提供し、併せて、処理時間の短縮化を図ることができる。
以下、本発明の第1の実施の形態に係る画像処理装置1について図を参照しながら説明する。なお、この画像処理装置1は、撮像部にCCDを使用した民生用のいわゆるデジタルカメラとしているが、撮像部にCCD等の撮像素子を用いる監視用カメラ、テレビ用カメラ用、内視鏡用カメラ等、他の用途のカメラとしたり、顕微鏡用、双眼鏡用、さらにはNMR撮影用等の画像診断装置等、カメラ以外の機器にも適用できる。
画像処理装置1は、人物等の被写体を撮影する撮像部2と、その撮像部2を駆動する制御系部3と、撮像部2で撮影された画像を処理する処理部4と、を有している。また、この実施の形態に係る画像処理装置1は、さらに処理部4で処理された画像を記録する記録部5と、角速度センサ等からなり、画像劣化等の変化の要因となる変化要因情報を検知する検出部6と、画像劣化等を生じさせる既知の変化要因情報を保存する要因情報保存部7を有する。
撮像部2は、レンズを有する撮影光学系やレンズを通過した光を電気信号に変換するCCDやC−MOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を備える部分である。制御系部3は、撮像部2,処理部4、記録部5、検出部6および要因情報保存部7等、画像処理装置1内の各部を制御するものである。
処理部4は、画像処理プロセッサで構成されており、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)のようなハードウェアで構成されている。この処理部4は図示外の記録部を備え、この記録部に後述する処理用画像データにおける複素空間の高周波成分を有する画像データや、比較用画像データを生成する際の元となる任意の画像の画像データが保存されている。処理部4は、ASICのようなハードウェアとして構成されるのではなく、ソフトウェアで処理する構成としても良い。記録部5は、半導体メモリで構成されているが、ハードディスクドライブ等の磁気記録手段や、DVD(Digital Versatile Disk)等を使用する光記録手段等を採用しても良い。
検出部6は、図2に示すように、画像処理装置1の光軸であるZ軸に対して垂直方向となるX軸、Y軸の回りの速度を検出する2つの角速度センサを備えるものである。ところで、カメラで撮影する際の手ぶれは、X方向、Y方向、Z方向の各方向への移動やZ軸回りの回動も生ずるが、各変動により最も大きな影響を受けるのは、Y軸回りの回転とX軸回りの回転である。これら2つの変動は、ほんのわずかに変動しただけで、その撮影された画像は大きくぼける。このため、この実施の形態では、図2のX軸回りとY軸回りの2つの角速度センサのみを配置している。しかし、より完全を期すためZ軸回りの角速度センサをさらに付加したり、X方向やY方向への移動を検出するセンサを付加しても良い。また、使用するセンサとしては、角速度センサではなく、角加速度センサとしても良い。
要因情報保存部7は、既知の劣化要因情報などの変化要因情報、例えば撮影光学系の収差等を保存しておく記録部である。なお、この実施の形態では、要因情報保存部7には、撮影光学系の収差やレンズのひずみの情報が保存されているが、後述する手ぶれによる画像の劣化を補正する際にはそれらの情報は、利用していない。
次に、以上のように構成された画像処理装置1の処理部4の処理方法を説明するに先立ち、本発明の考え方の概要を図3および図4に基づいて説明する。
図3中、「i」は、任意の初期画像のデータとする。「i′」は、初期画像データ「i」の劣化画像のデータを示し、比較のための比較用画像データである。「g」は、検出部6で検出された変化要因関数(=劣化要因情報(点像関数))である。「img′」は、撮影画像のデータを指す。
「δ」は、撮影画像データ「img′」と比較用画像データ「i′」とを比較して得た両画像データの差分のデータである。「h」は、変化要因関数「g」に基づくフィードバック関数である。「i0+n」は、初期画像データ「i」に、差分のデータ「δ」を変化要因関数「g」に基づいて配分して新たに生成した復元画像のデータ(復元画像データ)である。「img」は、撮影された劣化画像である撮影画像データ「img′」の元となった原画像のデータである。つまり、この原画像データ「img」は、撮影画像データ「img′」が変化する前の画像、または正しく撮影されたならば得られたはずの本来の画像のことである。具体的には、例えば、撮影操作時に手ぶれ等による画像の劣化がない状態で撮影されたと仮定したときの画像データである。ここで、「img」と「img′」の関係は、次の(E)式で現されるとする。
img′=img*g …(E)
「*」は、重畳積分を表わす演算子である。
なお、差分のデータ「δ」は、対応する画素の単純な差分でも良い場合もあるが、一般的には、変化要因関数「g」により異なり、次の(F)式で現される。
δ=f(img′,img,g)…(F)
図3の処理ルーチンは、まず、任意の初期画像データ「i」を用意する(ステップS101)ことから始まる。この初期画像データ「i」としては、撮影画像データ「img′」を用いても良く、また、黒ベタ、白ベタ、灰色ベタ、市松模様等どのような画像のデータを用いても良い。ステップS102で、(1)式の「img」の代わりに初期画像データ「i」を入れ、変化要因関数「g」により変化(劣化)させられた劣化画像である比較用画像データ「i′」を求める。次に、撮影画像データ「img′」と比較用画像データ「i′」とを比較し、差分のデータ「δ」を算出する(ステップS103)。
次に、ステップS104で、この差分のデータ「δ」が所定値以上であるか否かを判断し、所定値以上であれば、ステップS105で復元画像のデータ(復元画像データ)を生成する処理を行う。すなわち、差分のデータ「δ」を、変化要因関数「g」に基づくフィードバック関数「h」に従って、初期画像データ「i」に配分し、復元画像データ「i0+n」を生成する。その後、ステップS102において、初期画像データ「i」をステップS105で生成した復元画像データ「i0+n」として比較用画像データ「i0+n′」とを生成し、ステップS103で、撮像画像データ「img′」と比較用画像データ「i0+n′」を比較する。そうして、その比較の結果である差分のデータ「δ」の大きさをS104で判断する。
このように、ステップS104で、差分のデータ「δ」が所定値未満になるまで、スッテプS102,S103、S104,S105の処理を繰り返し、復元画像データ「i0+n」を順次更新していく。なお、フィードバック関数「h」は、ステップS103の差分のデータ「δ」が、前回の処理ルーチンのときよりも小さくなるようにする関数である。
ステップS104において、差分のデータ「δ」が所定値より小さい場合、処理を終了する(ステップS106)。そして、処理を終了した時点での復元画像データ「i0+n」を原画像データ「img」と推定する。
以上の処理方法の考え方をまとめると以下のようになる。すなわち、この処理方法においては、処理の解を逆問題としては解かず、合理的な解を求める最適化問題として解くのである。逆問題として解く場合、特許文献2の記載にもあるように、理論上は可能であるが、現実問題としては困難である。
最適化問題として解くということは、次の条件を前提としている。
すなわち、
(1)入力に対する出力は、一意に決まる。
(2)出力が同じであれば、入力は同じである。
(3)出力が同じになるように、入力を更新しながら反復処理することにより、解を収束させていく。
このことを換言すれば、図4(A)(B)に示すように、撮影された画像である撮影画像データ「img′」と近似である比較用画像データ「i′(i0+n′)」を生成できれば、その生成の元のデータとなる初期画像データ「i」または復元画像データ「i0+n」は、撮影画像データ「img′」の元となる原画像データ「img」に近似したものとなる。
ステップS104において、差分のデータ「δ」の判定基準となる値は、例えば、各データを8ビット(0〜255)で現した場合に「6」として、「6」より小さい、つまり「5」以下の時は、処理を終了することとする。
さらに、図3および図4に示す考え方の詳細を、図5,図6,図7,図8,図9,図10,図11および図12に基づいて説明する。
(手ぶれの復元アルゴリズム)
手ぶれが無いとき、所定の画素に対応する光エネルギーは、露光時間中、その画素に集中する。また、手ぶれがある場合、光エネルギーは、露光時間中にぶれた画素に分散する。さらに、露光時間中のブレがわかれば、露光時間中のエネルギーの分散の仕方がわかるため、ぶれた画像からブレの無い画像を作ることが可能となる。
以下、簡単のため、横一次元で説明する。画素を左から順に、n−1,n,n+1,n+2,n+3,…,とし、ある画素「n」に注目する。ブレが無いとき、露光時間中のエネルギーは、その画素に集中するため、エネルギーの集中度は「1.0」である。この状態を図5に示す。このときの撮影結果を、図6の表に示す。図6に示すものが、劣化しなかった場合の原画像データ「img」となる。なお、各データは、ここでは、8ビット(0〜255)のデータで現している。
露光時間中にブレがあり、露光時間中の50%の時間はn番目の画素に、30%の時間はn+1番目の画素に、20%の時間はn+2番目の画素に、それぞれブレていたとする。エネルギーの分散の仕方は、図7に示す表の通りとなる。変化要因関数「g」は、このエネルギーの分散の仕方に対応した内容となっている。
ブレは、全ての画素で一様であるので、上ぶれ(縦ぶれ)が無いとすると、ブレの状況は、図8に示す表のとおりとなる。図8中の「撮影結果」として示されるデータが、原画像データ「img」で、「ブレ画像」として示されるデータが、撮影画像データ「img′」となる。具体的には、例えば「n−3」の画素の「120」は、ぶれ情報である変化要因関数「g」に基づき、「0.5」「0.3」「0.2」の配分比で、「n−3」の画素に「60」、「n−2」の画素に「36」、「n−1」の画素に「24」というように分散される。ここでは、「0.5」「0.3」「0.2」の配分比で分配することがフィードバック関数「h」に対応する処理となっている。同様に、「n−2」の画素のデータである「60」は、「n−2」に「30」、「n−1」に「18」、「n」に「12」として分散する。
ステップS101に示す初期画像データ「i」としては、どのようなものでも採用できるが、ここでの説明に当たっては、例えば、撮影画像データ「img′」を用いる。すなわち、i=img′として処理を開始する。図9の表中に「入力」とされたものが初期画像データ「i」に相当する。この初期画像データ「i」すなわち「img′」に、ステップS102で変化要因関数「g」を作用させる。すなわち、例えば、初期画像データ「i」の「n−3」の画素の「60」は、「n−3」の画素に「30」が、「n−2」の画素に「18」が、「n−1」の画素に「12」がそれぞれ割り振られる。他の画素についても同様に配分され、出力「i′」として示される比較用画像データ「i′」が生成される。このため、ステップS103の差分のデータ「δ」は、図9の最下欄に示すようになる。
この後、ステップS104にて差分のデータ「δ」の大きさを判断する。具体的には、差分のデータ「δ」が全て絶対値で5以下となった場合に処理を終了するが、図9に示す差分のデータ「δ」は、この条件に合わないため、ステップS105に進む。すなわち、差分のデータ「δ」をフィードバック関数「h」を使用して、初期画像データ「i」に配分して、図10中の「次回入力」として示される復元画像データ「i0+n」を生成する。この場合、第1回目であるため、図10では、i0+1と表している。
差分のデータ「δ」の配分は、例えば「n−3」の画素のデータ「30」に自分の所(=「n−3」の画素)の配分比である「0.5」をかけた「15」を「n−3」の画素に配分し、また「n−2」の画素のデータ「15」にその「n−2」の画素にきているはずの配分比である「0.3」をかけた「4.5」を配分し、さらに、「n−1」の画素のデータ「9.2」に、その「n−1」の画素にきているはずの配分比である「0.2」をかけた「1.84」を配分する。「n−3」の画素に配分された総量は、「21.34」となり、この値を初期画像データ「i」(ここでは撮影画像データ「img′」を使用)にプラスして、復元画像データ「i0+1」を生成している。
図11に示すように、この復元画像データ「i0+1」がステップS102の入力画像のデータ(=初期画像データ「i」)になり、ステップS102が実行され、ステップS103へと移行し、新しい差分のデータ「δ」を得る。その新しい差分のデータ「δ」の大きさをステップS104で判断し、所定値より大きい場合、ステップS105で新しい差分のデータ「δ」を前回の復元画像データ「i0+1」に配分し、新しい復元画像データ「i0+2」を生成する(図12参照)。その後、ステップS102の遂行により、復元画像データ「i0+2」から新しい比較用画像データ「i0+2′」が生成される。このように、ステップS102,S103が実行された後、ステップS104へ行き、そこでの判断によりステップS105へ行ったり、ステップS106へ移行する。このような処理を繰り返す。
ここで説明している図3に示す処理ルーチンにおいては、ステップS104において、差分のデータ「δ」の大きさを判断する代わりに、S102からS105の処理ルーチンの処理回数を設定し、設定した回数の処理ルーチンを実行したときの復元画像データ「i0+n」を原画像データ「img」に近似したものとすることもできる。つまり、処理回数を、復元画像データ「i0+n」が原画像データ「img」に近似したと推定できる回数以上に設定することにより、差分のデータ「δ」の大きさの判断を行うことなく復元画像データ「i0+n」を求めることができる。
そして、このように設定した回数の処理ルーチンを実行したときの復元画像データ「i0+n」を原画像データ「img」に近似したものとする処理の考え方を数式で表現すると次のようになる。なお、図3は、処理部4の処理方法の考え方を簡便に判りやすく説明するものである。そのため、この図3では、1つの画素に着目して説明しているものであるが、撮像部2の全撮像領域における復元画像データを求めるには、撮像領域の全画素について図3の処理ルーチンを実行する必要がある。
先ず、S101における初期画像データを「i」とすると、S102において、比較用画像データ「i′」は、初期画像データ「i」と変化要因関数「g」の重畳積分として(1)式のように表される。
Figure 2007124199
S103の差分のデータ「δ」は、(2)式のように表される。
Figure 2007124199
S105の復元画像データ「i0+1」は、初期画像データ「i」に差分のデータ「δ」をフィードバック関数「h」に基づいて配分したものとして(3)式のように表される。
Figure 2007124199
そして次回の処理ルーチンでは、この(3)式の復元画像データ「i0+1」が、S102の「i」の代わりに入り、比較用画像データ「i0+1′」が、(4)式に表される形で生成される。

Figure 2007124199
そうして、S103において、差分のデータ「δ」が、(5)式で表される。

Figure 2007124199
そうすると、S105の復元画像データ「i0+2」は、(6)式のように表される。
Figure 2007124199
以下同様に、「i0+3」,…を計算していくと、復元画像データ「i0+n」は、(7)式のように表される。

Figure 2007124199
つまり、復元画像データ「i0+n」は、初期画像データ「i」に(7)式の「i」より後ろの項である(8)式を補正画像データとして加算したものと見ることができる。

Figure 2007124199
図3のステップS104の上述の説明において、差分のデータ「δ」の大きさを判断する代わりに、所定の設定回数以上の処理ルーチンを実行したときの復元画像データ「i0+n」を、原画像データ「img」に近似した画像データすることができる旨を説明した。しかしながら、上記(7)式を用いれば、図3の処理ルーチンを実行することなく、所定の設定回数のルーチンを行ったときと同じ復元画像データを計算により求めることができる。例えば、(7)式において、k=20のときの計算値は、図3の処理ルーチンを20回繰り返したときの復元画像データと等しくなる。
図3の処理ルーチンの回数を多くすれば多くするほど、復元画像データ「i0+n」は、原画像データ「img」に近づくが、処理に時間が長くなる。一方、上記の(7)式においては「k」を大きくすることが、図3の処理ルーチンの回数を多くすることに相当することになる。しかしながら、「k」を大きくしても計算時間は、「k」に相当する回数の処理ルーチンを実行するのに比べて短いものとなる。
ところで、図3の処理ルーチンにおいて、初期画像データ「i」を黒ベタの画像、つまり、画像データを入力しない状態で開始することは、(7)式において、「i」を「0」にすることに相当する。
つまり、(7)式において、「i」=「0」とすると、(7)式は、(9)式のように表される。

Figure 2007124199
つまり、復元画像データ「i0+n」は、初期画像データ「i=0」に(9)式を補正画像データとして加算したものと考えることができる。
なお、初期画像データ「i=0」に(9)式を補正画像データとして加算して復元画像データ「i0+n」を算出することと、(9)式についてn回の加算を行ったものを復元画像データ「i0+n」とすることは等価である。つまり、初期画像データについては考えることなく、撮影画像データ「img′」、変化要因関数「g」およびフィードバック関数「h」から、直接、復元画像データ「i0+n」を算出することができる。
ところで、フィードバック関数「h」については、例えば、手ぶれによるカメラの移動軌跡が図13の線L(変化要因関数が「g(x,y)」)で表されるとしたときに、フィードバック関数「h」は、h(−x,−y)=g(x,y)となる関数とすると、効率よく差分のデータ「δ」を小さくすることができる。
また、例えば、復元画像データ「i0+n」を生成するとき、劣化等の変化要因の重心を算出し、その重心のみの差分、またはその差分の変倍を前回の復元画像データ「i0+n−1」に加えることをフィードバック関数「h」の内容としても良い。この考え方を図14および図15に基づいて以下に説明する。
図14に示すように、原画像データ「img」が画素11〜15,21〜25,31〜35,41〜45,51〜55で構成されているとき、図14(A)に示すように、画素33に注目する。手ブレなどにより画素33が画素33,43,53,52の位置へと動いていくと、劣化した画像である撮影画像データ「img′」では、図14(B)に示すように、画素33,43,52,53に初めの画素33の影響が出る。
このような劣化の場合、画素33が移動する際、画素43の位置に最も長時間位置していたとすると、劣化、すなわち変化の要因の重心は、原画像データ「img」中の画素33に関しては撮影画像データ「img′」では画素43の位置にくる。これにより、差分のデータ「δ」は、図15に示すように、撮影画像データ「img′」と比較用画像データ「i′」のそれぞれの画素43の差として計算する。その差分のデータ「δ」を、初期画像データ「i」や復元画像データ「i0+n」の画素33に加える。これが、フィードバック関数「h」の内容になる。
また、先の例で言えば、「0.5」「0.3」「0.2」の3つの重心は、最も値が大きい「0.5」の位置であり、自分の位置となる。よって「0.3」や「0.2」の割り振りを考慮せず、差分のデータ「δ」の「0.5」または「0.5」の変倍分のみを自己の位置に割り振るようにすることになる。このような処理は、ブレのエネルギーが集中している場合に好適となる。つまり、この場合、自己の位置に差分のデータ「δ」の「0.5」または「0.5」の変倍分のみを割り振ることがフィードバック関数「h」の内容になる。
ところで、(7)式と(9)式をフーリエ変換すると、(7)式は、(10)式のように表され、また(9)式は、(11)式のように表される。

Figure 2007124199
ただし、「I0+n」は、復元画像データ「i0+n」をフーリエ変換した周波数空間における復元画像データを表わす。「I」は、初期画像データ「i」をフーリエ変換した周波数空間における初期画像データを表わす。「IMG′」は、撮影画像データ「img′」をフーリエ変換した周波数空間における撮影画像データを表わす。「H」は、フィードバック関数「h」をフーリエ変換した周波数空間におけるフィードバック関数を表わす。「G」は、変化要因「g」をフーリエ変換した周波数空間における変化要因を表わす。
このように、(7)式、(9)式についてフーリエ変換を行った(10)式、(11)式を用いて周波数空間において計算をすることにより、(7)式、(9)式のような重畳積分を行うことなく、積算(掛け算)と加減算(加算と減算)により復元画像データ「I0+n」を算出することができる。このため、計算速度を先にしめした重畳積分を行う場合に比べて早くすることができる。
なお、(10)式あるいは(11)式により算出した復元画像データ「I0+n」については逆フーリエ変換により空間領域における画像データを求める。
なお、(10)式と(11)式において、k→∞とすると、(10)式と(11)式はともに、(12)式のように表される。

Figure 2007124199
この(12)式の表すところは、原画像データ「img」の周波数空間における原画像データを「IMG」としたときの、IMG・G=IMG′の逆変換に他ならない。
しかしながら、(12)式のようにした場合、「G」が0または0に近い値のときは、復元画像データ(I∞)が不安定なものとなってしまうことが判る。ところが、(10)式、(11)式のように、n回の加算を繰り返す等比級数にして復元画像データを求めるようにすると「G」が0または0に近い値のときであっても、安定した復元画像データを求めることができる。
上記(7)式、(9)式、(10)式、(11)式を用いて復元画像データを用いる処理を次のように応用してもよい。
データを図16に示すように、撮影画像「データimg′」が、画素11〜16,21〜26,31〜36,41〜46,51〜56,61〜66で構成されているとき、1つおきに画素を間引き、画素11,13,15,31,33,35,51,53,55からなる4分の1の大きさの縮小された縮小撮影画像データ「Simg′」を生成する。
このように、撮影画像データ「img′」を間引き、間引かれたデータである縮小撮影画像データ「Simg′」を生成し、その縮小撮影画像データ「Simg′」について、(7)式あるいは(9)式を用いて縮小撮影画像データ「Simg′」についての復元画像データ「Si0+n」を求める。そして、この復元画像データ「Si0+n」と縮小撮影画像データ「Simg′」についての伝達関数を求め、この伝達関数を拡大し、拡大した間を補間して、この修正した伝達関数を、縮小していない撮像領域全体の撮影画像データ「img′」に対する伝達関数とする。そして、その修正した伝達関数を用いて、周波数空間でデコンボリューション計算(ボケを含む画像群から計算によってボケを除去する計算)を行い、復元画像データ「i0+n」を求めるようにしてもよい。なお、復元画像データ「i0+n」を(7)式の初期画像データ「i」として使用してよい。
あるいは、縮小された縮小撮影画像データ「Simg′」に対して(10)式あるいは(11)式を用いて、縮小撮影画像データ「Simg′」についての周波数空間における縮小撮影画像データ「SIMG′」と復元画像データ「SI0+n」を求める。そして、この縮小撮影画像データ「SIMG′」と復元画像データ「SI0+n」についての伝達関数を求め、この伝達関数を拡大し、拡大した間を補間して、この修正した伝達関数を、縮小していない撮像領域全体の撮影画像データ「IMG′」に対する伝達関数とする。そうして、この伝達関数を用いて復元画像データ「I0+n」を求める。この復元画像データ「I0+n」を(10)式の初期画像データ「I」として使用してよい。
また、縮小撮影画像データ「Simg′」は、図17に示すように、撮影画像データ「img′」が、画素11〜16,21〜26,31〜36,41〜46,51〜56,61〜66で構成されているとき、その中央の領域である、画素32,33,34,42,43,44からなる領域を一部の領域としてもよい。ただし、縮小撮影画像データ「Simg′」をこのように取り出してくる場合は、取り出してくる領域が、変動領域よりも充分大きな領域とする必要がある。図5等に示した先の例では、3画素に渡って変動しているので、3画素以上の領域を取り出してくる必要がある。
なお、補正画像データとして加算する画像データは、(7)式、(9)式、(10)式、(11)式の計算式により算出したものに限らず、これらの計算式に補正を加えたもの、あるいは、(7)式、(9)式、(10)式、(11)式における補正画像データにさらに補正のための画像データを加減(プラス・マイナス)したものを用いることもできる。
また、上述した各処理方法は、プログラム化されても良い。また、プログラム化されたものが記憶媒体、例えばCD(Compact Disc)、DVD、USB(Universal Serial Bus)メモリに入れられ、コンピュータによって読みとり可能とされても良い。この場合、画像処理装置1は、その記憶媒体内のプログラムを読み込む読み込み手段を持つこととなる。さらには、そのプログラム化されたものが画像処理装置1の外部のサーバに入れられ、必要によりダウンロードされ、使用されるようにしても良い。この場合、画像処理装置1は、その記憶媒体内のプログラムをダウンロードする通信手段を持つこととなる。
以上の説明においては、要因情報保存部7に保存されている情報を利用しなかったが、ここに保存されている既知の劣化要因(変化要因)、例えば、光学収差やレンズのひずみなどのデータを使用するようにしても良い。その場合、例えば、ブレの情報と光学収差の情報を合わせて1つの変化要因関数(劣化要因関数)として捉えて計算を行うのが好ましいが、ブレの情報による変化要因関数での計算を終了した後に光学収差の情報による変化要因関数での計算を行うようにしても良い。また、この要因情報保存部7を設置しないようにして、撮影時の動的要因、例えばブレのみに関する変化要因関数により画像を復元しても良い。
なお、変化要因関数「g」としては、劣化要因の関数のみではなく、単に画像を変化させるものや、劣化とは逆に、画像を良くするものを含むものとする。また、角速度検出センサは、例えば、5μsec毎に角速度を検出する。また、角速度検出センサで検出したブレの生データは、センサ自体の校正が不十分なときは、実際のブレとは対応しない。よって実際のブレに対応させるため、センサが校正されていないときは、センサで検出した生データに所定の倍率をかけたりする補正が必要とされる。
本発明の実施の形態に係る画像処理装置の主要構成を示すブロック図である。 図1に示す画像処理装置の概要を示す外観斜視図で、角速度センサの配置位置を説明するための図である。 図1に示す画像処理装置の処理部で行う処理方法の考え方の概要を説明するためのフロー図である。 図3に示す処理方法の考え方の概念を説明するための図である。 図3に示す処理方法の考え方の概要を、手ぶれを例にして具体的に説明するための図で、手ぶれのないときのエネルギーの集中を示す表である。 図3に示す処理方法の考え方の概要を、手ぶれを例にして具体的に説明するための図で、手ぶれのないときの画像データを示す図である。 図3に示す処理方法の考え方の概要を、手ぶれを例にして具体的に説明するための図で、手ぶれが生じたときのエネルギーの分散を示す図である。 図3に示す処理方法の考え方の概要を、手ぶれを例にして具体的に説明するための図で、任意の画像から比較用画像データを生成する状況を説明するための図である。 図3に示す処理方法の考え方の概要を、手ぶれを例にして具体的に説明するための図で、比較用画像データと、処理対象となるぶれた原画像とを比較して、差分のデータを生成する状況を説明するための図である。 図3に示す処理方法の考え方の概要を、手ぶれを例にして具体的に説明するための図で、差分のデータを配分し任意の画像に加えることで復元画像データを生成する状況を説明するための図である。 図3に示す処理方法の考え方の概要を、手ぶれを例にして具体的に説明するための図で、生成された復元画像データから新たな比較用画像データを生成し、そのデータと処理対象となるぶれた原画像とを比較して差分のデータを生成する状況を説明するための図である。 図3に示す処理方法の考え方の概要を、手ぶれを例にして具体的に説明するための図で、新たに生成された差分のデータを配分し、新たな復元画像データを生成する状況を説明するための図である。 変化要因関数「g」の一例を示す図である。 変化要因関数の重心を利用してフィードバック関数を求める場合を説明するための図で、(A)は原画像のデータ中の1つの画素に注目する状態を示す図で、(B)は撮影画像データを示す図中で、注目した画素のデータが拡がる状態を示す図である。 図14に示す処理方法である変化要因関数の重心を利用してフィードバック関数を求める場合を説明するための図である。 実施の形態における変形例を説明するための図で、(A)は処理対象となる撮影画像データを示し、(B)は(A)のデータを間引いたデータを示す図である。 実施の形態における他の変形例を説明するための図で、(A)は処理対象となる撮影画像データを示し、(B)は(A)のデータの一部を取り出したデータを示す図である。
符号の説明
1 画像処理装置
2 撮影部
3 制御系部
4 処理部
5 記録部
6 検出部
7 要因情報保存部
,I 初期画像のデータ(任意の画像のデータ)
′,I′ 比較用画像データ
g,G 変化要因(劣化要因)
img′,IMG′ 撮影画像データ(撮影された画像)
h,H フィードバック関数
0+n,I0+n 復元画像データ

Claims (3)

  1. 画像を処理する処理部を有する画像処理装置において、
    上記処理部は、
    周波数空間において、初期画像データに補正画像データを加算することにより復元画像データを求める処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記初期画像データを「I」とし、前記補正画像データを(A)式で表される画像データとして、復元画像データを求める処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
    Figure 2007124199
    ただし、「IMG′」は撮影画像データを表わす。「H」はフィードバック関数を表わす。「G」は変化要因を表わす。
  3. 前記初期画像データを0とし、前記補正画像データを(B)式で表される画像データとして、復元画像データを求める処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
    Figure 2007124199
    ただし、「IMG′」は撮影画像データを表わす。「H」はフィードバック関数を表わす。「G」は変化要因を表わす。
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