JP2007122479A - ネットワークデバイスの監視 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワークデバイスの管理情報の取得漏れを抑制する。
【解決手段】ネットワークに接続されたネットワークデバイスは、ネットワークデバイスによる所定の処理の完了に従って更新される管理情報を保持している。このネットワークデバイスを監視するネットワークデバイス監視装置は、ネットワークを介してネットワークデバイスに保持されている管理情報を取得する管理情報取得部を備えている。この管理情報取得部は、管理情報を取得する機能が稼働している取得機能稼働モードと、管理情報を取得する機能が停止している取得機能停止モードを有している。ネットワークデバイスの監視装置は、管理情報取得部が取得機能稼働モードから取得機能停止モードに移行する前に、ネットワークデバイスの所定の処理の実行を制御することにより所定の処理が完了しない保留状態にネットワークデバイスを設定する。
【選択図】図4

Description

この発明は、ネットワークデバイスを監視する技術に関する。
ネットワークに接続されたプリンタで実行される印刷ジョブを管理するプリンタ管理システムでは、ネットワークに接続されたプリンタから、印刷ジョブごとに使用された紙の枚数やトナー等の消耗品使用量などの管理情報に基づいて課金管理等が行われる。このような管理情報を取得するため、ネットワークにはプリンタを監視するためのプリンタ監視装置が接続され、プリンタ監視装置が印刷ジョブごとの管理情報(ジョブ管理情報)を取得する。
このジョブ管理情報は、一般に、プリンタ監視装置によるジョブ管理情報の取得に先だって、プリンタ上で一旦保持される。プリンタ上で保持されるジョブ管理情報の数は制限があるため、プリンタ監視装置によるジョブ管理情報の取得は、ジョブ管理情報が消失しないように十分短い間隔で行われる。
特開2005−107574号公報 特開2001−249881号公報
しかしながら、プリンタ監視装置は、プリンタ監視装置のメンテナンスや、管理情報を取得するプログラムの更新などのため、再起動が行われる。このようにプリンタ監視装置が再起動されると、再起動の間はプリンタからジョブ管理情報を取得することができない。そのため、再起動の間に未取得のジョブ管理情報が消失し、ジョブ管理情報の取得漏れが生じるおそれがある。この問題は、プリンタのジョブ管理情報を取得するプリンタ監視装置のみならず、ネットワークに接続される個々のデバイスの管理情報を取得するネットワークデバイスの監視装置に共通する問題である。
本発明は、上述した従来の課題を解決するためになされたものであり、ネットワークデバイスの管理情報の取得漏れを抑制することを目的とする。
上記目的の少なくとも一部を達成するために、本発明のネットワークデバイスの監視装置は、ネットワークに接続されたネットワークデバイスの監視装置であって、前記ネットワークデバイスが保持し、前記ネットワークデバイスによる所定の処理の完了に従って更新される管理情報を、前記ネットワークを介して取得する管理情報取得部を備え、前記管理情報取得部は、前記ネットワークデバイスから前記管理情報を取得する機能が稼働している取得機能稼働モードと、前記ネットワークデバイスから前記管理情報を取得する機能が停止している取得機能停止モードと、を有しており、前記ネットワークデバイスの監視装置は、前記管理情報取得部の前記取得機能稼働モードから前記取得機能停止モードへの移行の前に、前記ネットワークデバイスの前記所定の処理の実行を制御することにより前記ネットワークデバイスによる前記所定の処理が完了しない保留状態に前記ネットワークデバイスを設定することを特徴とする。
この構成によれば、管理情報取得部が管理情報の取得を停止している取得機能停止モードである状態で、ネットワークデバイスにおける所定の処理が完了せず、ネットワークデバイスが保持する管理情報の更新が行われない。そのため、管理情報取得部が取得機能停止モードである間に管理情報が更新されることにより未取得の管理情報が消失し、管理情報の取得漏れが発生することを抑制することができる。
ネットワークデバイスの監視装置は、前記管理情報取得部が前記取得機能停止モードから前記取得機能稼働モードに移行した後、前記ネットワークデバイスの前記保留状態を解除するものとしても良い。
この構成によれば、ネットワークデバイスの保留状態は、管理情報取得部が取得機能稼働モードに移行することにより解除されるので、ネットワークデバイスの保留状態の解除がより容易となる。
前記ネットワークデバイスは、前記ネットワークデバイスの状態を表示する状態表示部を有しており、前記ネットワークデバイスの監視装置は、前記管理情報取得部の前記取得機能稼働モードから前記取得機能停止モードへの移行の前に、前記状態表示部に前記ネットワークデバイスが前記保留状態であることを表示させるものとしても良い。
この構成によれば、ネットワークデバイスのユーザは、ネットワークデバイスが保留状態となっていることを知ることができる。
前記ネットワークデバイスは、前記ネットワークデバイスのユーザによる前記ネットワークデバイスの設定変更を許容する設定入力部を有しており、前記ネットワークデバイスの監視装置は、前記管理情報取得部の前記取得機能稼働モードから前記取得機能停止モードへの移行の前に、前記設定入力部を用いたユーザによる前記ネットワークデバイスの状態変更を受け付けないロック状態に前記ネットワークデバイスを設定するものとしても良い。
この構成によれば、ネットワークデバイスのユーザにより、ネットワークデバイスの保留状態が解除されることを抑制できるので、管理情報の取得漏れをより確実に抑制することができる。
前記ネットワークデバイスは、前記所定の処理を登録する待ち行列を有しており、前記ネットワークデバイスの監視装置は、さらに、前記ネットワークデバイスから前記待ち行列への前記所定の処理の登録状態を表す情報を取得する登録状態情報取得部を備え、前記登録状態情報取得部により取得された情報が、前記待ち行列中に前記所定の処理が登録されていないことを表す場合に、前記ネットワークデバイスによる前記所定の処理の新たな実行を保留することにより前記ネットワークデバイスを前記保留状態にするものとしても良い。
この構成によれば、ネットワークデバイスにおいて実行が開始された所定の処理の中断を抑制することができる。そのため、所定の処理の実行開始から完了までの時間をより短くすることができる。
前記ネットワークデバイスの監視装置は、さらに、前記ネットワークデバイスにおける前記所定の処理の実行状態を表す情報を取得する処理状態情報取得部を備えており、前記処理状態情報取得部により取得された情報が、前記所定の処理が実行されていないことを表す場合に、前記ネットワークデバイスによる前記所定の処理の新たな実行を保留することにより前記ネットワークデバイスを前記保留状態にするものとしても良い。
この構成によっても、ネットワークデバイスにおいて実行が開始された所定の処理の中断を抑制することができる。そのため、所定の処理の実行開始から完了までの時間をより短くすることができる。
前記ネットワークデバイスの監視装置は、さらに、前記ネットワークデバイスから前記管理情報取得部により取得された前記管理情報を、前記ネットワーク外の管理サーバに送信する、管理情報送信部を備えるものとしても良い。
この構成によれば、複数のネットワークのそれぞれに接続されたネットワークデバイスを集中的に管理サーバで管理することができる。そのため、ネットワークデバイスの管理がより容易となる。
前記管理サーバに送信される前記管理情報は、前記所定の処理ごとに前記ネットワークデバイスで使用される消耗品の量であるものとしても良い。
この構成によれば、ネットワークデバイスで使用される消耗品量によりネットワークデバイスの管理をすることができる。そのため、管理サーバによる課金管理がより容易になる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、ネットワークデバイス管理システムとネットワークデバイス管理方法、それらの管理システムおよび管理方法で使用されるネットワークデバイス監視装置およびネットワークデバイス監視方法、それらの管理システム、管理方法、監視システムまたは監視方法の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の態様で実現することができる。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.第1実施例:
B.第2実施例:
C.第3実施例:
D.変形例:
A.第1実施例:
図1は、本発明の実施例を適用するプリンタ管理システム1000の構成を示す説明図である。このプリンタ管理システム1000は、第1のネットワークシステム1100と、第2のネットワークシステム1200と、がインターネットINETを介して互いに接続された構成となっている。
第1のネットワークシステム1100は、ローカルエリアネットワークLAN1に、プリンタ100と、監視用パーソナルコンピュータ200(以下、単に「監視用PC200」とも呼ぶ)と、クライアントパーソナルコンピュータ300(以下、単に「クライアント300」とも呼ぶ)と、が接続された構成となっている。第1のネットワークシステム1100は、ファイアウォールFWを介してインターネットINETと接続されている。なお、ローカルエリアネットワークLAN1に接続された、プリンタ100と、監視用PC200と、クライアント300とは、併せて「デバイス」あるいは「ネットワークデバイス」とも呼ばれる。
プリンタ100には、ローカルエリアネットワークLAN1に接続されたクライアント300から印刷ジョブが送信される。このプリンタ100は、クライアント300から送信された印刷ジョブに従って印刷処理を実行する。なお、図1に示す第1のネットワークシステム1100では、ローカルエリアネットワークLAN1には、1台のプリンタ100と1台のクライアント300が接続されているが、ローカルエリアネットワークLAN1には、1台以上の任意の台数のプリンタと、1台以上の任意の台数のクライアントとを接続することが可能である。
第1のネットワークシステム1100を構成する各デバイス間の通信は、TCP/IPプロトコルに従って行われる。TCP/IPプロトコルでは、各デバイスのそれぞれにIPアドレスが割り当てられる。データの送受信先のデバイスは、この割り当てられたIPアドレスによって特定される。そして、発信元のデバイスから発信された通信データには、発信元のデバイスのIPアドレス(発信元IPアドレス)と、送信先のデバイスのIPアドレス(送信先IPアドレス)とが含まれている。通信データは、送信先IPアドレスに従って、そのIPアドレスを有するデバイスに送信される。
図1の例では、監視用PC200と、プリンタ100と、クライアント300には、それぞれIPアドレスが固定的に割り当てられている。これらのIPアドレスは、例えば、各デバイスをローカルエリアネットワークLAN1に接続する前に設定される。なお、プリンタ100のIPアドレスは、プリンタ100が有する操作ユニットや、直接接続されたパーソナルコンピュータ等を用いて設定することができる。また、各デバイスのIPアドレスは、DHCPサーバにより自動的に割り当てられるものとしても良い。この場合、各デバイスは電源が投入された時点でDHCPサーバが割り当てるIPアドレスを取得する。そして、デバイスの電源が遮断されるまで、取得されたIPアドレスが各デバイスにより使用される。
第2のネットワークシステム1200は、ローカルエリアネットワークLAN2に、管理サーバ400が接続された構成となっている。第2のネットワークシステム1200は、第1のネットワークシステム1100とは異なり、ファイアウォールを介さずにインターネットINETに接続されている。
監視用PC200は、プリンタ100が保持している管理情報を、ローカルエリアネットワークLAN1を介してプリンタ100から取得し、監視用PC200上に蓄積する。監視用PC200に蓄積された管理情報は、管理サーバ400に随時送信される。
図1に示すように、プリンタ100にはプリンタID(Prt_001)が設定されており、クライアント300にはマシン名(Pc_001)が設定されている。また、クライアント300には、マシン名の他に、クライアント300を利用しているユーザのユーザ名(User_001)が設定されている。これらのプリンタID、マシン名、ユーザ名の各識別情報は、監視用PC200が管理サーバ400に送信する印刷ジョブの管理情報(後述する)に含まれている。管理サーバ400は、これらの識別情報に基づいてプリンタの使用に応じた課金処理を行う。
ここで、監視用PC200が接続されているローカルエリアネットワークLAN1は、ファイアウォールFWを介してインターネットINETに接続されている。このため、管理サーバ400側からは、ファイアウォールFWを越えて監視用PC200側へ接続を要求し、監視用PC200が取得・蓄積した管理情報を取得することができない。そこで、第1実施例では、監視用PC200は、管理サーバ400にHTTP(hyper text transfer protocol)を用いて接続し、管理情報を通知する。なお、監視用PC200および管理サーバ400間では、セキュリティの観点から、HTTPの一種であるHTTPSプロトコルによる暗号化通信が行われる。
図2は、プリンタ100と、監視用PC200と、管理サーバ400と、のそれぞれの構成を示す説明図である。なお、図2では、ローカルエリアネットワークLAN1とインターネットINETとの間に設けられているファイアウォールFWの図示を省略している。
プリンタ100は、ネットワークボード110と、プリンタ制御部120と、プリントエンジン130と、操作ユニット140と、を備えている。ネットワークボード110と、プリンタ制御部120は、それぞれ、図示しない中央処理装置(CPU)とメモリとを備えるコンピュータとして構成されている。プリントエンジン130は、与えられた印刷データに応じて印刷を実行する印刷機構である。
ネットワークボード110は、通信制御部112と、受信データ処理部114と、SNMPエージェント116と、を備えている。通信制御部112は、ネットワークボード110が備えるネットワークインターフェース(図示しない)を制御することにより、ローカルエリアネットワークLAN1に接続されたデバイスと、プリンタ100との間でのTCP/IPプロトコルに従った通信を行う機能を有している。
通信制御部112は、クライアント300からの印刷ジョブを含む通信データを受け取ると、受け取った通信データを受信データ処理部114に供給する。受信データ処理部114は、供給された通信データから印刷ジョブデータを抽出する。抽出された印刷ジョブデータは、プリンタ制御部120に供給される。プリンタ制御部120は、印刷ジョブデータに含まれる印刷コマンドに従って印刷データを生成し、生成された印刷データをプリントエンジン130に供給する。そして、プリントエンジン130は供給された印刷データに応じて印刷を実行する。
通信制御部112は、また、ローカルエリアネットワークLAN1とSNMPエージェント116との間で、SNMP(Simple Network Management Protocol)に従った通信データを受け渡す機能を有している。通信制御部112は、SNMPマネージャ222(後述する)から受け取った情報送信を要求するSNMPメッセージ(要求メッセージ)をSNMPエージェント116に供給する。SNMPエージェント116は、要求メッセージに従って、プリンタ制御部120が備えるデータベース(MIB:Management Information Base)から種々の情報を取得する。そして、取得された情報からSNMPメッセージ(応答メッセージ)を生成し、応答メッセージを通信制御部112を介してSNMPマネージャ222に送信する。
プリンタ制御部120は、プリンタ100に関する種々の情報を管理情報として収集して、SNMPエージェント116により参照されるMIBに格納する。MIBには、プリンタに関して予め規格で統一的に規定されている情報や、製造者によって独自に定義されている情報が格納されている。MIBに格納された各情報(「オブジェクト」あるいは「MIBオブジェクト」と呼ばれる)は、情報の要素に割り振られたオブジェクトID(OID)により参照される。このオブジェクトIDは、「1.4.2.2.1.3」のようにピリオドで区切られた数字となっている。
図2に示す本実施例のプリンタ100では、プリンタ制御部120のMIBには、クライアントから受信した個々の印刷ジョブに対応付けられたジョブ管理情報と、印刷ジョブとは関係なく取得されるプリンタ管理情報とが、格納されている。ジョブ管理情報としては、使用した紙の種類とその枚数や、トナーやインクの使用量や、印刷ジョブの開始時間や終了時間等が、印刷ジョブごとに格納されている。また、プリンタ管理情報としては、例えば、プリンタ100の機種名や製造番号、プリンタ100の総印刷枚数、および、紙ジャム等の種々の障害情報が、格納されている。
操作ユニット140は、表示パネル142と、操作キー144と、を備えている。表示パネル142には、プリンタ100の状態が表示される。そして、プリンタ100のユーザは、表示パネル142に表示されたプリンタ100の状態に応じて操作キー144を操作することにより、プリンタ100の種々の設定を行うことができる。なお、表示パネルは、プリンタ100の状態を表示する機能を有しているので状態表示部ともいうことができる。また、操作キー144は、プリンタ100の種々の設定をユーザに許容する設定入力部ともいうことができる。
監視用PC200は、通信制御部210と、管理エージェント220と、管理情報格納部230と、リアルタイムクロック240と、を備えている。監視用PC200は、後述するように、これらの各部の機能によりプリンタ100の状態を監視することができる。そのため、監視用PC200は、プリンタ監視装置であるともいうことができる。
通信制御部210と管理エージェント220とのそれぞれの機能は、監視用PC200が備える図示しないCPUにより実現されている。また、管理情報格納部230は、監視用PC200が備える図示しないメモリの一部の領域である。リアルタイムクロック240は、現在時刻を格納する時計機能と、経過時間を測定するタイマ機能とを有している。
通信制御部210は、監視用PC200が備えるネットワークインターフェース(図示しない)を制御することにより、ローカルエリアネットワークLAN1に接続されたデバイスと、監視用PC200との間でのTCP/IPプロトコルに従った通信を行う機能を有している。
管理エージェント220は、SNMPマネージャ222と、管理情報送受信部224と、を備えている。管理情報格納部230は、プリンタ管理情報格納部232と、ジョブ管理情報格納部234と、を備えている。SNMPマネージャ222は、後述するように、プリンタ100から管理情報を取得する機能を有している。管理情報送受信部224は、管理情報格納部230に格納された情報を、通信制御部210を介して管理サーバ400に送信する。
SNMPマネージャ222は、プリンタ100からプリンタ管理情報およびジョブ管理情報を取得し、管理情報格納部230に格納する。SNMPマネージャ222は、リアルタイムクロック240のタイマ機能を利用して、定期的にジョブ管理情報をプリンタ100から取得する。そして、個々のプリンタから取得したジョブ管理情報を、ジョブ管理情報格納部234のプリンタIDごとに異なる領域に格納する。SNMPマネージャ222は、また、プリンタ管理情報をプリンタ100から随時取得する。そして、個々のプリンタから取得したプリンタ管理情報を、プリンタ管理情報格納部232のプリンタIDごとに異なる領域に格納する。なお、第1実施例では、プリンタ管理情報とジョブ管理情報とを別個に取得しているが、プリンタ管理情報をジョブ管理情報と同時に定期的に取得するものとしても良い。
プリンタ管理情報やジョブ管理情報を取得する際、まず、SNMPマネージャ222が、プリンタ100に設けられたSNMPエージェント116に対し、取得を要求する情報のオブジェクトIDを格納した要求メッセージを送信する。
要求メッセージを受信したSNMPエージェント116は、上述のようにプリンタ制御部120に保存されたMIBから、要求メッセージに格納されたオブジェクトIDで指定される情報を取得し、取得した情報を格納した応答メッセージを生成する。生成された応答メッセージは、SNMPエージェント116からSNMPマネージャ222に送信される。
SNMPマネージャ222は、SNMPエージェント116が送信した応答メッセージを受信し、応答メッセージに含まれる情報を取得することにより、プリンタ制御部120のMIBに格納された情報を取得することができる。
SNMPマネージャ222は、また、プリンタ100に対しプリンタ100を制御するための制御情報を送信することが可能である。この場合、SNMPマネージャ222は、SNMPエージェント116に対し、MIBの特定のオブジェクトIDと、そのオブジェクトIDで指定される情報の値を格納した設定メッセージを送信する。
設定メッセージを受信したSNMPエージェント116は、プリンタ制御部120に保存されたMIBのうち、設定メッセージに格納されたオブジェクトIDで指定される情報を、設定メッセージに格納された値に変更する。このように、MIBの情報が変更されることにより、プリンタ100の状態は、設定メッセージに従って変更される。そして、SNMPエージェント116は、MIB情報の変更成否を表す情報を格納した応答メッセージを生成する。生成された応答メッセージは、SNMPエージェント116からSNMPマネージャ222に送信される。
なお、SNMPでは、TCP/IPプロトコルのうち再送制御などを行わず、通信の信頼性が補償されないUDPプロトコルを使用している。そのため、SNMPマネージャ222は、SNMPエージェント116に対する要求メッセージ送信の後、予め定められた待ち時間を経過してもSNMPエージェント116からの応答メッセージが受信できない場合、要求メッセージを再送する。そして、所定の回数(例えば3回)要求メッセージを送信しても、SNMPエージェント116からの応答メッセージが受信できない場合、要求メッセージの送信先が応答不能とである判断し、管理情報の取得は中止される。
同様に、SNMPマネージャ222は、設定メッセージ送信の後、SNMPエージェント116からの応答メッセージが受信できない場合、設定メッセージの再送を行う。そして、所定の回数の設定メッセージ再送によっても応答メッセージが受信できない場合、SNMPによるプリンタの制御は中止される。
管理サーバ400は、通信制御部410と、プリンタ管理データベース420と、データベース管理部430と、を備えている。通信制御部410は、図示しないネットワークインターフェースを制御することにより、インターネットINETを介した監視用PC200との通信を行う。
データベース管理部430は、監視用PC200から管理サーバ400に送信されたプリンタ管理情報をプリンタIDに関連付けてプリンタ管理データベース420に蓄積する。また、データベース管理部430は、監視用PC200から管理サーバに送信されたジョブ管理情報をプリンタIDとマシン名とユーザ名とに関連付けてプリンタ管理データベース420に蓄積する。データベース管理部430は、プリンタ管理データベース420に蓄積された管理情報に基づいて、例えば、プリンタの設置先やユーザごとのプリンタの使用量に応じた課金管理などを行う。
図3は、受信データ処理部114(図2)からプリンタ制御部120(図2)に供給される印刷ジョブデータが処理される様子を示す説明図である。図3(a)は、受信データ処理部114からプリンタ制御部120に供給される印刷ジョブデータの構成を示している。この印刷ジョブデータは、印刷ジョブの実行を制御するジョブ制御言語の部分と、印刷コマンドを含んでいる。このうち、ジョブ制御言語部分には、印刷ジョブデータの送信元であるクライアントのマシン名と、そのクライアントを使用しているユーザのユーザ名とが格納されている。
図3(b)に示すように、プリンタ制御部120は、印刷ジョブデータを取得すると、印刷ジョブを識別するためのジョブID(Job ID)を生成する。生成されるジョブIDとしては、例えば、プリンタ100の電源投入後に取得された印刷ジョブデータの数が使用される。そして、プリンタ制御部120は、生成されたジョブIDと印刷ジョブデータを関連付けて、印刷ジョブの待ち行列である印刷ジョブキューPJQに登録する。第1実施例では、印刷ジョブキューPJQには、4つの印刷ジョブを登録することができる。そのため、図3(b)に示すように、印刷ジョブキューPJQは、4つのジョブ登録領域PJQ[1]〜PJQ[4]を有している。なお、第1実施例においては、ジョブ登録領域の数を4としているが、ジョブ登録領域の数は、1以上の任意の整数とすることができる。
新たな印刷ジョブは、印刷ジョブが未登録の登録領域のうち最も先頭登録領域PJQ[1]に近い登録領域に登録される。図3(b)の例では、登録領域PJQ[1]〜PJQ[3]には、印刷ジョブが登録されているが、登録領域PJQ[4]には印刷ジョブが登録されていない。そのため、プリンタ制御部120は、印刷ジョブデータを取得した場合、登録領域PJQ[4]に印刷ジョブを登録する。なお、全ての登録領域PJQ[1]〜PJQ[4]に印刷ジョブが登録されている場合、プリンタ制御部120は、受信データ処理部114(図2)と通信制御部112とを介して、印刷ジョブが受け付けできないことをクライアント300に通知する。
プリントエンジン130(図2)による印刷が可能になると、印刷ジョブキューPJQの先頭の登録領域PJQ[1]の印刷ジョブデータから印刷コマンドが抽出される。そして、印刷コマンドから生成された印刷データがプリントエンジン130に供給されることにより、印刷が実行される。
登録領域PJQ[1]の印刷ジョブの印刷処理が終了すると、登録領域PJQ[1]の印刷ジョブは印刷ジョブキューPJQから削除される。登録領域PJQ[1]の印刷ジョブが削除されると、印刷ジョブキューPJQに登録されている印刷ジョブは、先頭登録領域PJQ[1]方向に順次移される。具体的には、登録領域PJQ[2]の印刷ジョブが登録領域PJQ[1]に移され、登録領域PJQ[3]の印刷ジョブが登録領域PJQ[2]に移される。
また、登録領域PJQ[1]の印刷ジョブの印刷処理が終了すると、印刷ジョブデータ中のユーザ名とマシン名とが抽出され、その印刷ジョブで使用された紙の枚数(印刷枚数)と、使用されたトナーの量と、印刷ジョブの開始時間および終了時間とを含むジョブ管理情報が生成される。ジョブ管理情報は、ジョブIDと関連付けられて、プリンタ制御部120のMIBの一部分として構成されているジョブ情報バッファJIBに格納される。
第1実施例では、ジョブ情報バッファJIBには、4つのジョブに関するジョブ管理情報が保持される。そのため、ジョブ情報バッファJIBは、4つの格納領域JIB[1]〜JIB[4]を有している。なお、ジョブ情報バッファJIBは、FIFO(First-in, First out)形式のバッファとして構成されている。そのため、印刷処理が終了し、ジョブ管理情報が格納領域JIB[4]に格納されるごとに、格納領域JIB[1]に格納されていた古いジョブ管理情報は消失する。なお、第1実施例においては、格納領域の数を4としているが、格納領域の数は、1以上の任意の整数とすることができる。
図4は、監視用PC200が再起動される際の監視用PC200とプリンタ100とのそれぞれの動作の様子を示すシーケンス図である。監視用PC200の再起動は、例えば、監視用PC200の保守や、管理エージェント220(図2)の機能を実行するソフトウェアの更新等の際に行われる。なお、第1のネットワークシステム1100が複数のプリンタを有している場合、図4に示す監視用PC200による処理は、個々のプリンタそれぞれに対して行われる。
ステップ[J1]において、プリンタ100は、クライアントから印刷ジョブを受信する。なお、図4の例では、ステップ[J1]以前において、印刷ジョブキューPJQ(図3)には印刷ジョブが登録されていない状態を示している。そのため、プリンタ100は、ステップ[J1]において、受信した印刷ジョブに従って印刷処理[PX1]を開始する。
シャットダウン処理[SD]が開始されると、ステップ[C1]において、監視用PC200はプリンタ100にオフライン状態に移行する指示を送信する。そして、プリンタ100は、ステップ[C1]の監視用PC200からのオフライン状態への移行指示を取得すると、実行中の印刷ジョブの印刷処理[PX1]を停止する。
オフライン状態への移行の指示は、具体的には、SNMPマネージャ222(図2)が、オンライン・オフライン状態を表すMIB情報をオフライン状態を表す値に変更する設定メッセージをSNMPエージェント116に送信することにより行なわれる。SNMPエージェント116は、受信したメッセージに従って、プリンタ制御部120のMIBの情報を書き換える。そして、プリンタ100は、MIB情報の書き換えに従ってオフライン状態に移行し、印刷ジョブの印刷処理[PX1]が停止する。
ステップ[C2]において、監視用PC200は、プリンタ100をパネルロック状態に設定する指示をプリンタ100に送信する。具体的には、監視用PC200がプリンタ100に設定メッセージを送信することにより、プリンタ100をパネルロック状態にする。ここで、パネルロック状態とは、プリンタ制御部120がプリンタ100の操作キー144(図2)によるユーザの操作を受け付けない状態をいう。
なお、このステップ[C2]は、省略することができる。但し、プリンタ100がSNMPを用いてパネルロックすることが可能であれば、プリンタ100のユーザが操作キー114を操作してオフライン状態を解除することを抑制できるので、ステップ[C2]においてプリンタ100をパネルロック状態にするのが好ましい。プリンタ100がSNMPによるパネルロックが可能か否かは、例えば、プリンタ制御部120のMIBに格納されている機種名を取得し、その内容に基づいて判断することができる。
ステップ[C3]において、監視用PC200は、プリンタ100に表示パネル142(図2)の表示内容を変更する指示を送信する。具体的には、表示パネル142に表示されるメッセージを表すMIBの項目を、例えば、管理エージェント220の再起動処理のため印刷が停止されていることをユーザに通知するメッセージに変更する。表示パネル142に表示されるメッセージの変更は、監視用PC200がプリンタ100にSNMPの設定メッセージを送信することにより行われる。なお、このステップ[C3]は、省略することができる。
ステップ[C3]の後、シャットダウン処理[SD]は終了し、監視用PC200の再起動処理[RB]が行われる。なお、監視用PC200は、シャットダウン処理[SD]の終了時に印刷が停止されているプリンタを識別する情報を、監視用PC200が備える外部記憶装置(図示しない)に格納する。プリンタを識別する情報としては、例えば、IPアドレスやプリンタIDを使用することができる。
監視用PC200の再起動処理[RB]が行われている期間は、監視用PC200の各機能が停止するので、監視用PC200のSNMPマネージャ222(図2)により定期的に実行されるジョブ管理情報の取得が停止される。そのため、SNMPマネージャ222は、監視用PC200の再起動処理[RB]が開始された時点で、管理情報取得機能が稼働している状態(取得機能稼働モード)から、管理情報取得機能が停止している状態(取得機能停止モード)に移行したものということができる。
再起動処理[RB]が終了すると、監視用PC200では、スタートアップ処理[SU]が行われる。スタートアップ処理[SU]が開始すると、SNMPマネージャ222によるジョブ管理情報の取得が再開される。そのため、SNMPマネージャ222は、監視用PC200のスタートアップ処理[SU]が開始された時点で、管理情報取得機能が停止している状態から、管理情報取得機能が稼働している状態に移行したものということができる。
ステップ[C4]において、監視用PC200は、プリンタ100にオンライン状態に移行する指示を送信する。そして、プリンタ100は、ステップ[C1]で停止された印刷処理[PS]を再開する。再開された印刷処理[PR]が終了すると、図3に示すように、オフライン移行時(ステップ[C1])に印刷中であった印刷ジョブは、印刷ジョブキューPJQから削除されるとともに、その印刷ジョブのジョブ管理情報が生成され、ジョブ情報バッファJIBに格納される。なお、このステップ[C4]の指示は、監視用PC200の外部記憶装置に識別情報が格納された印刷が停止されているプリンタに対して送信される。
ステップ[C5]において、監視用PC200は、プリンタ100のパネルロック状態を解除する指示をプリンタ100に送信する。そして、ステップ[C6]において、監視用PC200は、プリンタに表示パネル142の表示内容を、プリンタ100の状態を表す通常の表示に復帰させる指示をプリンタ100に送信する。プリンタ100の状態は、これらの指示に従って、シャットダウン処理[SD]開始以前の状態に復帰する。
なお、ステップ[C4]〜ステップ[C6]において、監視用PC200からプリンタ100に送信される指示は、ステップ[C1]〜ステップ[C3]において送信される指示と同様に、SNMPの設定メッセージとして送信される。
このように、第1実施例では、監視用PC200の再起動処理[RB]が行われている間は、プリンタ100がオフライン状態にされるので印刷が停止し、印刷ジョブに従った印刷処理が終了しない。そのため、ジョブ情報バッファJIB(図3)に保持されたジョブ管理情報は、ジョブ管理情報が取得されない再起動処理[RB]の間そのまま保持される。これにより、監視用PC200を再起動する際に、ジョブ情報バッファJIBからの未取得のジョブ管理情報が消失し、ジョブ管理情報の取得漏れが生じることが抑制される。
なお、第1実施例では、監視用PC200は、シャットダウン処理[SD]において、オフライン状態への移行指示(ステップ[C1])と、パネルロックの設定指示(ステップ[C2])と、パネル表示の変更指示(ステップ[C3])と、をこの順でプリンタ100に送信しているが、これらの順序は任意に変更することができる。また、スタートアップ処理[SU]において、オンライン状態への移行指示(ステップ[C4])と、パネルロックの解除指示(ステップ[C5])と、パネル表示の復帰指示(ステップ[C6])と、をこの順でプリンタ100に送信しているが、これらの順序は任意に変更することができる。
B.第2実施例:
図5は、第2実施例において、監視用PC200が再起動される際の監視用PC200とプリンタ100とのそれぞれの動作の様子を示すシーケンス図である。図5に示す第2実施例のシーケンスは、印刷ジョブの転送ステップ[J2]およびメッセージの転送ステップ[Q1],[R1],[Q2],[R2]が追加されている点と、プリンタ100で実行される印刷処理が異なっている点と、で図4に示す第1実施例のシーケンスと異なっている。他の点は、第1実施例と同じである。
ステップ[Q1]において、監視用PC200は、プリンタ100に対して、プリンタ100が印刷中であるか否かを問い合わせる。ステップ[Q1]での問い合わせに対して、プリンタ100は、ステップ[R1]において印刷中であることを表す応答を監視用PC200に送信する。なお、印刷中か否かの問い合わせは、監視用PC200がプリンタ100の印刷状態を表すMIBオブジェクトの取得要求メッセージを送信することにより行われる。そして、プリンタ100は、印刷中か否かを表す情報を要求メッセージに対する応答として監視用PC200に送信する。
ステップ[R1]において、監視用PC200は、印刷中であることを表す応答をプリンタ100から取得する。そのため、監視用PC200は、プリンタ100から印刷中でないことを表す応答を取得するまで、印刷中であるか否かの問い合わせを繰り返し実行する。そして、第1の印刷ジョブの印刷処理[PX1]の終了後の問い合わせ(ステップ[Q2])に対する応答として、印刷中でないことを表す応答をステップ[R2]においてプリンタ100から取得する。
なお、この時点では、監視用PC200の再起動処理[RB]はまだ開始されていない。そのため、第1の印刷ジョブのジョブ管理情報がジョブ情報バッファJIB(図3)に格納される前に、格納領域JIB[4]に格納されているジョブ管理情報は、監視用PC200により取得されている。
監視用PC200の再起動処理[RB]中のステップ[J2]において、プリンタ100は、第2の印刷ジョブを受信する。そのため、印刷ジョブキューPJQ(図3)の登録領域PJQ[1]には、第2の印刷ジョブが登録される。しかしながら、プリンタ100は、ステップ[C1]においてオフライン状態に移行しているので、第2の印刷ジョブに従った印刷処理は開始されない。
ステップ[C4]において、プリンタ100がオンライン状態に移行すると、第2の印刷ジョブに従った印刷処理[PX2]が開始される。開始された印刷処理[PX2]が終了すると、図3に示すように、第2の印刷ジョブは、印刷ジョブキューPJQから削除されるとともに、その印刷ジョブのジョブ管理情報が生成され、ジョブ情報バッファJIBに格納される。
このように、第2実施例においても、第1実施例と同様に、監視用PC200の再起動処理[RB]が行われている間は印刷処理が行われない。そのため、監視用PC200を再起動する際に、ジョブ情報バッファJIBからの未取得のジョブ管理情報が消失し、ジョブ管理情報の取得漏れが生じることが抑制される。
第2実施例では、印刷ジョブに従って開始された印刷処理が終了するまで、プリンタ100はオフライン状態に移行しない。このように、開始された印刷処理が中断しないので、監視用PC200の再起動処理[RB]が終了するまで、ユーザに中断した印刷処理の終了を待たせることが抑制できる点で、第1実施例よりも好ましい。一方、第1実施例は、監視用PC200が実行するシャットダウン処理[SD]が第2実施例よりも簡単である点で第2実施例よりも好ましい。
なお、第2実施例では、監視用PC200は、ステップ[Q1]およびステップ[Q2]において、プリンタ100に印刷中か否かを問い合わせ、印刷中でないことを表す応答を取得したときにプリンタ100をオフライン状態に移行させているが、プリンタ100による印刷処理が実行されない状態を表す情報を取得した場合に、プリンタ100をオフライン状態に移行させるものとしても良い。例えば、監視用PC200は、印刷ジョブキューPJQに印刷ジョブが登録されているか否かを問い合わせ、印刷ジョブが登録されていない場合にプリンタ100をオフライン状態に移行させるものとしても良い。なお、印刷ジョブキューPJQに印刷ジョブが登録されているか否かは、プリンタ制御部120(図2)のMIBに格納された印刷ジョブの登録状態を表す情報に基づいて判断することができる。
C.第3実施例:
図6は、第3実施例におけるジョブ情報バッファJIBaに格納されるジョブ管理情報の一例を示す説明図である。図6に示す第3実施例のジョブ情報バッファJIBaは、印刷処理が終了していない印刷ジョブに関する情報が格納されている点と、格納領域JIBa[1]〜JIBa[8]の数が異なっている点と、ジョブ情報バッファJIBaがFIFO形式となっていない点と、で第1実施例のジョブ情報バッファと異なっている。他の点は、第1実施例と同じである。
第3実施例のジョブ情報バッファJIBaは、FIFO形式となっていない。そのため、ジョブ情報バッファJIBaからのジョブIDとジョブ管理情報(以下、これらを併せて、単に「ジョブ管理情報」と呼ぶ)の削除は、印刷終了から所定の時間(例えば、5分)経過した後に削除される。そして、印刷処理が終了していない印刷ジョブについてのジョブ管理情報は、印刷処理が終了し所定の時間が経過するまでジョブ情報バッファJIBaに保持される。そのため、監視用PC200がプリンタ100をオフライン状態にすると、印刷処理が終了しなくなり、ジョブ情報バッファJIBaからジョブ管理情報が削除されなくなる。
図6の例では、格納領域JIBa[3]のジョブ管理情報に対応する印刷ジョブ(ジョブID=1013)は、印刷処理が開始されているが、印刷処理は終了していない。また、格納領域JIBa[4],JIBa[5]のジョブ管理情報に対応する印刷ジョブ(ジョブID=1014,1015)は、印刷処理が開始されていない。そのため、図6に示す状態でプリンタ100がオフライン状態に移行すると、これらの印刷ジョブの印刷処理は、プリンタ100がオンライン状態に移行するまで終了しない。
一方、格納領域JIBa[1],JIBa[2]に格納されたジョブ管理情報は、終了時間から所定の時間経過の後削除される。そして、格納領域JIBa[1],JIBa[2]のジョブ管理情報の削除に伴って、各格納領域に格納されたジョブ管理情報は、格納領域JIBa[1]の方向に移動される。なお、図6に示す状態でプリンタ100がオフライン状態に移行しても、オフラインへの移行から監視用PC200の再起動処理[RB]の開始の間に、格納領域JIBa[1],JIBa[2]に格納されたジョブ管理情報はSNMPマネージャ222(図2)により取得される。
なお、第3実施例では、ジョブ情報バッファJIBaからジョブ管理情報が削除されなくなると、格納領域JIBa[1]〜JIBa[8]の全てに印刷処理が終了していない印刷ジョブのジョブ管理情報が格納される場合がある。この場合、プリンタ制御部120(図2)は、受信データ処理部114(図2)と通信制御部112(図2)とを介して、印刷ジョブが受け付けできないことをクライアント300に通知する。
このように、第3実施例においても、プリンタ100をオフライン状態とすることで、監視用PC200の再起動処理[RB]が行われている間は印刷処理が行われない。そのため、監視用PC200を再起動する際に、ジョブ情報バッファJIBaから未取得のジョブ管理情報が削除され、ジョブ管理情報の取得漏れが生じることが抑制される。
D.変形例:
なお、この発明は上記実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
D1.変形例1:
上記各実施例では、監視用PC200の再起動処理[RB]中にプリンタ100による印刷処理が終了しないように、プリンタ100をオフライン状態としているが、他の方法によってもプリンタ100を印刷処理が終了しない保留状態にすることができる。例えば、印刷ジョブキューPJQ(図3)に印刷ジョブが登録されていない状態で、印刷ジョブの受け付けを停止することによってもプリンタ100を保留状態にすることができる。
D2.変形例2:
上記各実施例では、図4および図5に示すように、監視用PC200は、再起動処理[RB]の後、スタートアップ処理[SU]を実行しているが、スタートアップ処理[SU]を省略することも可能である。この場合、プリンタ100は、ユーザによる所定の操作によって、オフライン状態からオンライン状態に切り替えられる。パネルロックが行われていない場合、ユーザが操作キー144(図2)のうちオンライン・オフライン状態を切り替えるキーを操作することにより、プリンタ100はオンライン状態に切り替えられる。また、パネルロックが行われている場合でも、例えば、ユーザが操作キー144のうちの所定のキーを操作しながら、プリンタ100の電源を投入することにより、プリンタ100はオンライン状態に切り替えられる。
D3.変形例3:
上記各実施例では、監視用PC200が取得・蓄積した管理情報を受信する管理サーバ400によりプリンタの管理を行っているが、監視用PC200自体でプリンタの管理を行うものとしても良い。この場合、監視用PC200には、プリンタ管理データベースと、データベース管理部とが設けられる。そして、監視用PC200に設けられたプリンタ管理データベースに蓄積された管理情報に基づいて、課金処理などの必要な処理が行われる。
D4.変形例4:
上記各実施例では、プリンタ管理情報とジョブ管理情報の取得にSNMPプロトコルを使用しているが、これらの管理情報の取得は、他の方法により実行することも可能である。プリンタ100と管理用PC200とが、ユニバーサルプラグアンドプレイ(Universal Plug and Play:UPnPは、UPnP Implementers Corporationの商標)の機能を有している場合、管理用PC200は、プリンタ100の状態を表すUPnPの状態変数を取得することにより、管理情報を取得することができる。
D5.変形例5:
本発明を、印刷処理の終了ごとにジョブ管理情報が更新されるプリンタの管理システムに適用しているが、本発明は、任意のネットワークデバイスを監視するネットワーク監視システムに適用することができる。一般に、管理の対象となるネットワークデバイスは、ネットワークデバイスにおける所定の処理の完了ごとに、ネットワークデバイスに保持された管理情報が更新されるネットワークデバイスであれば、本発明を適用することができる。本発明のネットワークデバイスの監視装置は、例えば、ネットワークスキャナの管理システムに適用することができる。この場合、ネットワークスキャナで保持される管理情報として、1回の処理でスキャンされたページ数などがスキャン処理の完了後更新される。また、本発明のネットワークデバイスの監視装置は、例えば、リモートコンピュータの管理システムにも適用することができる。この場合、リモートコンピュータで保持される管理情報として、1回の計算処理で使用されたCPU時間などが計算処理の完了後更新される。
本発明の実施例を適用するプリンタ管理システム1000の構成を示す説明図。 プリンタ100と、監視用PC200と、管理サーバ400と、のそれぞれの構成を示す説明図。 受信データ処理部114からプリンタ制御部120に供給される印刷ジョブデータが処理される様子を示す説明図。 監視用PC200が再起動される際の監視用PC200とプリンタ100とのそれぞれの動作の様子を示すシーケンス図。 第2実施例において、監視用PC200が再起動される際の監視用PC200とプリンタ100とのそれぞれの動作の様子を示すシーケンス図。 第3実施例におけるジョブ情報バッファJIBaに格納されるジョブ管理情報の一例を示す説明図。
符号の説明
100…プリンタ
110…ネットワークボード
112…通信制御部
114…受信データ処理部
116…SNMPエージェント
120…プリンタ制御部
130…プリントエンジン
140…操作ユニット
142…表示パネル
144…操作キー
200…監視用PC
210…通信制御部
220…管理エージェント
222…SNMPマネージャ
224…管理情報送受信部
230…管理情報格納部
232…プリンタ管理情報格納部
234…ジョブ管理情報格納部
240…リアルタイムクロック
300…クライアント
400…管理サーバ
410…通信制御部
420…プリンタ管理データベース
430…データベース管理部
FW…ファイアウォール
INET…インターネット
1000…プリンタ管理システム
1100…第1のネットワークシステム
1200…第2のネットワークシステム

Claims (9)

  1. ネットワークに接続されたネットワークデバイスの監視装置であって、
    前記ネットワークデバイスが保持し、前記ネットワークデバイスによる所定の処理の完了に従って更新される管理情報を、前記ネットワークを介して取得する管理情報取得部を備え、
    前記管理情報取得部は、前記ネットワークデバイスから前記管理情報を取得する機能が稼働している取得機能稼働モードと、前記ネットワークデバイスから前記管理情報を取得する機能が停止している取得機能停止モードと、を有しており、
    前記ネットワークデバイスの監視装置は、前記管理情報取得部の前記取得機能稼働モードから前記取得機能停止モードへの移行の前に、前記ネットワークデバイスの前記所定の処理の実行を制御することにより前記ネットワークデバイスによる前記所定の処理が完了しない保留状態に前記ネットワークデバイスを設定する、
    ネットワークデバイスの監視装置。
  2. 請求項1記載のネットワークデバイスの監視装置であって、
    前記ネットワークデバイスの監視装置は、前記管理情報取得部が前記取得機能停止モードから前記取得機能稼働モードに移行した後、前記ネットワークデバイスの前記保留状態を解除する、ネットワークデバイスの監視装置。
  3. 請求項1または2記載のネットワークデバイスの監視装置であって、
    前記ネットワークデバイスは、前記ネットワークデバイスの状態を表示する状態表示部を有しており、
    前記ネットワークデバイスの監視装置は、前記管理情報取得部の前記取得機能稼働モードから前記取得機能停止モードへの移行の前に、前記状態表示部に前記ネットワークデバイスが前記保留状態であることを表示させる、ネットワークデバイスの監視装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか記載のネットワークデバイスの監視装置であって、
    前記ネットワークデバイスは、前記ネットワークデバイスのユーザによる前記ネットワークデバイスの設定変更を許容する設定入力部を有しており、
    前記ネットワークデバイスの監視装置は、前記管理情報取得部の前記取得機能稼働モードから前記取得機能停止モードへの移行の前に、前記設定入力部を用いたユーザによる前記ネットワークデバイスの状態変更を受け付けないロック状態に前記ネットワークデバイスを設定する、ネットワークデバイスの監視装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか記載のネットワークデバイスの監視装置であって、
    前記ネットワークデバイスは、前記所定の処理を登録する待ち行列を有しており、
    前記ネットワークデバイスの監視装置は、さらに、
    前記ネットワークデバイスから前記待ち行列への前記所定の処理の登録状態を表す情報を取得する登録状態情報取得部を備え、
    前記登録状態情報取得部により取得された情報が、前記待ち行列中に前記所定の処理が登録されていないことを表す場合に、前記ネットワークデバイスによる前記所定の処理の新たな実行を保留することにより前記ネットワークデバイスを前記保留状態にする、
    ネットワークデバイスの監視装置。
  6. 請求項1ないし4のいずれか記載のネットワークデバイスの監視装置であって、さらに、
    前記ネットワークデバイスにおける前記所定の処理の実行状態を表す情報を取得する処理状態情報取得部を備えており、
    前記処理状態情報取得部により取得された情報が、前記所定の処理が実行されていないことを表す場合に、前記ネットワークデバイスによる前記所定の処理の新たな実行を保留することにより前記ネットワークデバイスを前記保留状態にする、
    ネットワークデバイスの監視装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか記載のネットワークデバイスの監視装置であって、さらに、
    前記ネットワークデバイスから前記管理情報取得部により取得された前記管理情報を、前記ネットワーク外の管理サーバに送信する、管理情報送信部を備える、ネットワークデバイスの監視装置。
  8. 請求項7記載のネットワークデバイスの監視装置であって、
    前記管理サーバに送信される前記管理情報は、前記所定の処理ごとに前記ネットワークデバイスで使用される消耗品の量である、ネットワークデバイスの監視装置。
  9. ネットワークに接続されたネットワークデバイスの監視方法であって、
    (a)前記ネットワークデバイスが保持し、前記ネットワークデバイスによる所定の処理の完了に従って更新される管理情報を、前記ネットワークを介して取得する工程と、
    (b)前記ネットワークデバイスの前記所定の処理の実行を制御することにより、前記ネットワークデバイスによる前記所定の処理が完了しない保留状態に前記ネットワークデバイスを設定する工程と、を備え、
    前記工程(b)は、前記工程(a)を実行しうる状態から前記工程(a)を実行し得ない状態に移行する前に実行される、
    ネットワークデバイスの監視方法。
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