JP2007122234A - バスリクエスト調停装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】システム処理能力を低下させることなく、バスリクエストの調停を行うことが可能なバスリクエスト調停装置を提供する。
【解決手段】共通のバスに接続された、複数の機能ブロックから出力されたバスリクエストの調停を行うバスリクエスト調停装置101は、所定の機能ブロックから出力されたバスリクエストを識別し、バスリクエストの種別を検知する検知手段207と、検知手段207によって検知されたバスリクエストの種別に応じて、所定の機能ブロックのバスリクエスト発行間隔を調整する調整手段208とを備えている。
【選択図】図2
【解決手段】共通のバスに接続された、複数の機能ブロックから出力されたバスリクエストの調停を行うバスリクエスト調停装置101は、所定の機能ブロックから出力されたバスリクエストを識別し、バスリクエストの種別を検知する検知手段207と、検知手段207によって検知されたバスリクエストの種別に応じて、所定の機能ブロックのバスリクエスト発行間隔を調整する調整手段208とを備えている。
【選択図】図2
Description
本発明は共通のバスに接続された複数の機能ブロックから出力されたバスリクエストに対して、バスの使用に関するリクエストを調停する装置に関するものである。
従来のバスリクエスト調停装置は、共通のバスに接続された複数の機能ブロックに対して優先順位を決定して、同時に複数の機能ブロックからバスリクエストが出力された場合に、そのバス使用権を調停し、バスの使用を円滑に行わせることが一般的である。
プロセスの進歩に伴って微細化、ユニファイド化が進み、共通のバスにアクセスする機能ブロックの数も増加している。そのため複数の機能ブロックから同時期にバスリクエストが出力される頻度が高くなり、バスリクエスト調停装置によるバスリクエストの調停がシステム性能を左右する重要な要素となってきている。
従来、第1のデータ転送制御装置にバス権を与えた後に、第2のデータ転送制御装置の内部でバス権の要求が発生した場合に、第2のデータ転送制御装置はバスが解放されるのを待つのではなく、強制的にバス権を取り戻してデータ転送を行うバス調停回路が提案されている。これにより、取りこぼしのないデータ転送が実現される(例えば、特許文献1参照)。
また、複数のバスアクセス回路より同時に入力されたバス使用要求信号に対して、あらかじめ決められた優先順位に従ってすべての要求信号にバス使用許可を与えるまで、新たなバス使用要求信号の受け付けを抑止する技術が公知である。これにより、ある特定のバスアクセス回路によるバスの独占使用が防止される(例えば、特許文献2参照)。
特開平5−197675号公報
特開平11−31123号公報
しかしながら従来のバスリクエスト調停装置では優先順位の高いバスリクエストが短い間隔で頻繁に発生すると優先順位の低いバスリクエストはなかなか受理されず、結果として、システム性能を低下させてしまうという課題があった。
上述した、強制的に使用中のバスを開放させる手法では、転送が途中で中断されても問題ないように処理を途中で保持させる機構を設ける必要が生じる。
また、一定期間に出されたすべてのバスリクエストに対してバスを割り当てるまで新たなバスリクエストの受理を抑止する手法では、システムによっては要求仕様を満たせなくなる可能性も考えられる。
本発明は、上記の問題点に鑑み、システム処理能力を低下させることなく、バスリクエストの調停を行うことが可能なバスリクエスト調停装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明が講じた手段は、バスリクエスト調整装置として、共通のバスに接続された、複数の機能ブロックのバスリクエストから、所定の機能ブロックから出力されたバスリクエストを識別し、バスリクエストの種別を検知する検知手段と、上記検知手段によって検知されたバスリクエストの種別に応じて、上記所定の機能ブロックのバスリクエスト発行間隔を調整する調整手段とを備えたものとする。
これによると、所定のバスリクエストの検知に基づいて、調整手段により所定の機能ブロックのバスリクエストの発行間隔が調整される。したがって、システム処理能力を低下させることなくバスリクエストを調停することができる。
具体的には、上記調整手段は、上記所定の機能ブロックおよびこれよりも優先度の低い機能ブロックからのバスリクエストが輻輳した場合に、上記調整手段は、上記所定の機能ブロックのバスリクエスト発行間隔を広げるものとする。
本発明によると、所定のバスリクエストの発行間隔を調整することにより、バスリクエストの調停が行われる。したがって、優先順位を特に変更する必要がなく、今後ユニファイド化が進み、共用メモリを使用する他コアと統合されたとしても調整が容易であり、またアーキテクチャの変更等の大幅な修正を必要としないといった設計容易性にも貢献する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るビデオシステムの構成を示す。本ビデオシステムは、符号化データ、参照画像データ、復号画像データ、表示画像データおよびその他のデータを格納する共用メモリ100と、共用メモリ100から符号化データを読み出して復号処理を行い、また必要に応じて、参照画像データを読み出して、動き補償をし、復号画像データを生成する画像復号手段102と、共用メモリ100から、表示画像データを読み出し、最終表示画像データを生成する画像合成手段103と、共用メモリ100にオーディオやOSD(On Screen Display)等の様々なデータを格納するその他機能ブロック104と、画像復号手段102、画像合成手段103およびその他機能ブロック104のバスリクエストを調停するバスリクエスト調停装置101と、共用メモリ100とバスリクエスト調停装置101の間に設けられたバス105とを備えている。
ビデオシステムにおいては、共用メモリ100に格納された符号化データおよび参照画像データを画像復号手段102が読み出して処理を行い、復号画像データとして共用メモリ100に格納する。また、共用メモリ100に格納された復号画像データを表示画像データとして画像合成手段103が読み出し、輝度と色差のデータを合わせて最終表示画像データを生成する。このため共用メモリ100に対してはバス105を介して複数の機能ブロックから頻繁なデータの出し入れが行われる。バスリクエスト調停装置101はバス105の円滑な使用のためにバスリクエストの調停を行う。
図2に、本実施形態に係るバスリクエスト調停装置の構成を示す。バスリクエスト調停装置101は、検知手段207と、調整手段208と、調停部209とを備えている。
検知手段207は、画像復号手段102から発行される符号化データ読み込みリクエスト、参照画像データ読み込みリクエストおよび復号画像データ書き込みリクエストを識別し、バスリクエストの種別を検知する。調整手段208は検知手段207によって検知されたバスリクエストの種別に応じて、画像復号手段102のバスリクエスト発行間隔を調整する。
なお、調整手段208によるバスリクエスト発行間隔の調整幅は様々であり、ソフトウエア制御により、柔軟に対応可能となっている。
調整調停部209は画像復号手段およびこれ以外の機能ブロックのバスリクエストをあらかじめ設定された優先順位に基づいて調停する。
ビデオシステムでは一定期間内に所定のデータ処理を行って最終表示画像データを出力する必要があり、これが滞ると滑らかな動画再生ができなくなる。このため画像復号手段102は画像合成手段103の共用メモリ100へのアクセスを阻害することなく、かつ画像合成手段103が表示画像データの読み出しをする前に必要な復号画像データを共用メモリ100に格納しておく必要がある。
したがって、画像復号手段102および、画像合成手段103からの共用メモリ100へのバスリクエストは優先順位を高く設定することが、滑らかな動画再生をする上で必要である。
しかしながら、この画像復号手段102、画像合成手段103から1度に共用メモリ100へアクセスされるデータ量は大きく、バス105を占有してしまうおそれがある。そこで、オーディオやOSDといった優先度の低いその他機能ブロック104の共用メモリ100へのアクセスも滞りなく行うために、バスリクエスト調停装置101は、画像復号手段102のバスリクエストの検知に基づいて、画像復号手段102のバスリクエスト発行間隔の調整を行う。
ビデオシステムの特徴として、垂直同期期間は画像合成手段103のバスリクエストが止まることから、この期間は画像復号手段102のバスリクエスト発行間隔が最短となるよう調整を行い、再び画像合成手段103のバスリクエストが発行されるまでに復号画像データに余裕を持たせておく。
再び画像合成手段103がバスリクエストを発行したら、画像復号手段102のバスリクエスト発行間隔を調整する。具体的には、バスリクエスト発行間隔を広げるなどの調整を行う。それによって、画像復号手段102からのバスリクエストが延期され、画像復号手段102よりも優先度の低いその他機能ブロック104のバスリクエストが受理される。これにより、動画出力は滞ることなく、その他の処理も円滑に行うことができる。
以上、本実施形態によると、システムの処理能力の向上が図れるため、様々なコンテンツを扱えるシステムが実現できる。
本発明に係るバスリクエスト調停装置は、システム処理能力を低下させることなくバスリクエストを調停することができるという効果を有し、ビデオシステムなどに用いられるバスリクエスト調停装置として有用である。
101 バスリクエスト調停装置
207 検知手段
208 調整手段
207 検知手段
208 調整手段
Claims (2)
- 共通のバスに接続された、複数の機能ブロックから出力されたバスリクエストに対する上記バスの使用に関する調停を行うバスリクエスト調停装置であって、
所定の機能ブロックから出力されたバスリクエストを識別し、バスリクエストの種別を検知する検知手段と、
上記検知手段によって検知されたバスリクエストの種別に応じて、上記所定の機能ブロックのバスリクエスト発行間隔を調整する調整手段とを備えた
ことを特徴とするバスリクエスト調停装置。 - 請求項1記載のバスリクエスト調停装置において、
上記調整手段は、上記所定の機能ブロックおよびこれよりも優先度の低い機能ブロックからのバスリクエストが輻輳した場合に、上記所定の機能ブロックのバスリクエスト発行間隔を広げる
ことを特徴とするバスリクエスト調停装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005311085A JP2007122234A (ja) | 2005-10-26 | 2005-10-26 | バスリクエスト調停装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005311085A JP2007122234A (ja) | 2005-10-26 | 2005-10-26 | バスリクエスト調停装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007122234A true JP2007122234A (ja) | 2007-05-17 |
Family
ID=38146038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005311085A Withdrawn JP2007122234A (ja) | 2005-10-26 | 2005-10-26 | バスリクエスト調停装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007122234A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018185762A (ja) * | 2017-04-27 | 2018-11-22 | キヤノン株式会社 | 転送装置、転送方法および複合機 |
-
2005
- 2005-10-26 JP JP2005311085A patent/JP2007122234A/ja not_active Withdrawn
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JP2018185762A (ja) * | 2017-04-27 | 2018-11-22 | キヤノン株式会社 | 転送装置、転送方法および複合機 |
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A621 | Written request for application examination |
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A761 | Written withdrawal of application |
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