JP2007121023A - 埋設物表示体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 地表側からの埋設物の検知を確実かつ正確に行うことができる埋設物表示体を提供すること。
【解決手段】 埋設物14に一体的に接着可能なテープ状の接着体11と、このテープ状の接着体11に一体的に取り付けられ、地表側の検知器により検知可能な検知媒体12とを備えた埋設物表示体。
【選択図】図1
【解決手段】 埋設物14に一体的に接着可能なテープ状の接着体11と、このテープ状の接着体11に一体的に取り付けられ、地表側の検知器により検知可能な検知媒体12とを備えた埋設物表示体。
【選択図】図1
Description
本発明は、地中に埋設される塩ビ管などの非金属製の埋設物に取り付けられ、この埋設物を、地表側の検知器により検知可能とする埋設物表示体に関する。
一般に、リニューアル、改修、改良工事などの工事作業において、地表の削り(ハツリ)作業が行われる。この場合、地中に配管、ケーブル、機器などの埋設物が存在すると、掘削機器によって埋設物を切断・破損する事故が発生した。このような事故は、各種工事において少なからず起こっている。このため、工事に当っては、地中埋設物の位置を事前に把握しておかねばならない。
埋設物の存在を地表側から把握する場合、現状では地中レーダなどの電子的な検知器(スキャナー)で発見するしかない。しかし、塩ビ管(非金属類)のような配管はこのような検知器に反応せず、発見が困難である。このため、前述した事故が発生してしまい、その修復工事のために、工期延長、コストアップが発生してしまう。
そこで、埋設物の上方の地中に検知器に反応するシートを設置し、地中埋設物を検知可能とした技術がある(例えば、非特許文献1参照)。
石井マーク(株)オンライン商品カタログ[平成17年9月26日検索]、インターネット<URL:http://www.ishiimark.co.jp/catalog/frameset.html>
石井マーク(株)オンライン商品カタログ[平成17年9月26日検索]、インターネット<URL:http://www.ishiimark.co.jp/catalog/frameset.html>
しかし、上記技術では、シートを検知器で発見することは可能であるが、シートは、埋設物から離れた上方位置に設置するため、長期間の経過により埋設物とシートとの位置ずれが生じることがある。特に、地震等があると、地表のずれによりシートがずれてしまい、埋設物の正確な位置測定が困難になる。
本発明の目的は、地表側からの埋設物の検知を確実かつ正確に行うことができる埋設物表示体を提供することにある。
本発明の埋設物表示体は、埋設物に一体的に接着可能なテープ状の接着体と、このテープ上の接着体に一体的に取り付けられ、地表側の検知器により検知可能地な検知媒体とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の埋設物表示体は、埋設物の少なくとも一部に、一体的に係合する係合部を有する取付け器具と、この取付け器具に一体的に取り付けられ、地表側の検知器により検知可能な検知媒体とを備えた構成でもよい。
本発明によれば、事前の地中埋設物調査により、これまで発見しづらかった埋設物(配管、ケーブル、機器)を検知器(スキャナー)により容易に発見でき、正確に位置確認できる。このため、削り(ハツリ)作業を容易に進めることができ、余分な時間、作業を削減することができる。
以下、本発明による埋設物表示体の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1はテープ状に構成した実施の形態を示している。図1において、11は粘着性を有するテープ状の接着体で、図示しない埋設物に一体的に接着することができる。12は検知媒体で、金属箔など埋設物探査用の検知器に反応する材質で作られており、上記テープ状の接着体11に一体的に取り付けられている。すなわち、テープ状接着体11に、検知器(スキャナー)で感知可能な媒体12を一体化(貼り付け)させたものである。そして、埋設される機器などに貼り付けることによって、非金属体の埋設物でも検知器(スキャナー)により容易に正確な位置を知ることが出来る。
図2乃至図4は、上記のように構成されたテープ状埋設物表示具の使用例を表している。すなわち、図2の例では、地中に埋設された、塩ビ等、非金属による比較的大径の配管14の表面に、その長さ方向に沿って、検知媒体12を一体化したテープ状の接着体11を貼り付け、埋設物発見テープとして使用した例である。図3の例は、地中に埋設されたケーブル15の表面に、その長さ方向に沿って、検知媒体12を一体化したテープ状の接着体11を螺旋状に巻きつけ、埋設物発見テープとして使用した例である。図4の例は、地中に埋設された構造物又は機器などの埋設物16の上面に、検知媒体12を一体化したテープ状の接着体11を貼り付け、埋設物発見テープとして使用した例である。
このように地中の埋設物14,15,16に、検知媒体12を一体化したテープ状の接着体11を貼り付けると、リニューアル、改修、改良工事において削り(ハツリ)作業が発生した場合、今まで位置の把握が難しかった非金属類の埋設物14,15,16を、地表面側から検知器(スキャナー)により容易に検知することができる。すなわち、検知器(スキャナー)の性能により異なるが、検知器の検知範囲内である地上より数十cm(約0−20cmが一般的)にある埋設物(配管、ケーブル、機器)の存在、及びその位置を容易に把握できる。
特に、テープ状に形成されているため、埋設物がどのような形状であっても、容易かつ確実に接着させることができる。したがって、従来のシート状のもののように、地震などの発生によって地表のずれなどが生じた場合埋設物との位置がずれてしまうことは無く、常に埋設物と一体に接着しているため、正確な位置検出が可能となる。
次に、本発明の他の実施の形態を図5により説明する。図5において、21は取付け器具で、埋設物の少なくとも一部に、一体的に係合する係合部21aを有する。すなわち、係合部21aは、弾性体により、一部を欠如した環状に形成されており、比較的小径の、例えばケーブル等の外周にはめ込むように一体的に取り付けられる。22は検知媒体で、上記取付け器具21に一体的に取り付けられ、地表側の検知器により検知可能である。この検知媒体22は、円形状または多角形状を成し、金属体など、検知器によって感知できるあらゆる材質のものが適用できる。
このように構成された埋設物表示具は、図6で示すように、例えば地中に埋設されたケーブル24の外周に、弾性体による一部を欠如した環状の係合部21aをはめ込み、強固に固定する。また、この埋設物表示具は、図示のように、ケーブル24の長さ方向に間隔を空け、複数個取り付ける。このように、埋設物に強固に取り付けているので、長期間の使用によっても、埋設物から分離することは無く、埋設物の存在及びその位置を、地表側の検知器により、容易かつ正確に検知することができる。したがって、リニューアル、改修、改良工事において削り(ハツリ)作業が発生した場合、検知器(スキャナー)により、今まで位置の把握が難しかった非金属類の埋設物の検知が可能となり、掘削機による破損事故を防止することができる。
11 テープ状接着体
12、22 検知媒体
14,15,16,24 埋設物
21 取付け器具
21a 係合部
12、22 検知媒体
14,15,16,24 埋設物
21 取付け器具
21a 係合部
Claims (2)
- 埋設物に一体的に接着可能なテープ状の接着体と、
このテープ状の接着体に一体的に取り付けられ、地表側の検知器により検知可能な検知媒体と、
を備えたことを特徴とする埋設物表示体。 - 埋設物の少なくとも一部に、一体的に係合する係合部を有する取付け器具と、
この取付け器具に一体的に取り付けられ、地表側の検知器により検知可能な検知媒体と、
を備えたことを特徴とする埋設物表示体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005311416A JP2007121023A (ja) | 2005-10-26 | 2005-10-26 | 埋設物表示体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005311416A JP2007121023A (ja) | 2005-10-26 | 2005-10-26 | 埋設物表示体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007121023A true JP2007121023A (ja) | 2007-05-17 |
Family
ID=38145039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005311416A Pending JP2007121023A (ja) | 2005-10-26 | 2005-10-26 | 埋設物表示体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007121023A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101435997B1 (ko) * | 2014-01-16 | 2014-11-04 | 조선남 | 매설위치 및 관로정보의 확인이 가능한 매설배관 |
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2005
- 2005-10-26 JP JP2005311416A patent/JP2007121023A/ja active Pending
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