JP2007120412A - スクロール圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 固定スクロールの外周と密閉シェルの内壁との間に隙間を設け、この隙間に潤滑油を溜め、メインフレームと固定スクロールの合わせ面のシール性を向上させ、高圧側から低圧側へのガスのリークを低減し、圧縮機の性能低下を防止できるスクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】 密閉シェル1の内部がメインフレーム2を挟んで冷媒吐出室1aと電動機室1bとに区画され、冷媒吐出室内に固定スクロール5と旋回スクロール6とを組合せてなる圧縮部3が収納され、圧縮部3で生成された高圧ガスを所定の冷媒回路に送出するスクロール圧縮機において、メインフレーム2の外周面を密閉シェル1の内壁面に全周にわたって接触させ、固定スクロール5の外周面と密閉シェル2の内壁面との間に隙間10を設けた。
【選択図】図3
【解決手段】 密閉シェル1の内部がメインフレーム2を挟んで冷媒吐出室1aと電動機室1bとに区画され、冷媒吐出室内に固定スクロール5と旋回スクロール6とを組合せてなる圧縮部3が収納され、圧縮部3で生成された高圧ガスを所定の冷媒回路に送出するスクロール圧縮機において、メインフレーム2の外周面を密閉シェル1の内壁面に全周にわたって接触させ、固定スクロール5の外周面と密閉シェル2の内壁面との間に隙間10を設けた。
【選択図】図3
Description
本発明は、内部高圧型のスクロール圧縮機に係わり、より詳しくは、メインフレームと固定スクロールとの接触面をオイルシールでシールし、吐出空間側の高圧ガスが吸入側の低圧ガスへリークするのを防ぎ、ガスの循環量の低下に伴う圧縮機の性能低下を防ぐための構造に関する。
メインフレームと固定スクロールの環状接触面は、外側の高圧ガス(吐出ガス)と内側の低圧ガス(吸入ガス)をシールする必要がある。
前記環状接触面のシール機能は、メインフレームおよび固定スクロールそれぞれの接触面の面精度(平面度および面粗さ)に依存し、研削加工により高精度な面としても、Oリングなどのシール部材を用いない限り微量なリークは防ぐことができない。
前記環状接触面のシール機能は、メインフレームおよび固定スクロールそれぞれの接触面の面精度(平面度および面粗さ)に依存し、研削加工により高精度な面としても、Oリングなどのシール部材を用いない限り微量なリークは防ぐことができない。
従来のメインフレームと固定スクロールの環状接触面をシールし、リークを防止するスクロール圧縮機として図7および図8に示すようなものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
図7は従来例のスクロール圧縮機の要部である主軸受部材(以下メインフレームと呼ぶ)11’の平面図を示すものである。
図7において、固定スクロールとメインフレーム11’の接合面100にオイル溜まり溝101が形成されている。オイル溜まり溝101はメインフレーム11’のおおよそ全周わたって形成されているが、固定スクロールに形成しても効果としては同等のものが得られる。
図7は従来例のスクロール圧縮機の要部である主軸受部材(以下メインフレームと呼ぶ)11’の平面図を示すものである。
図7において、固定スクロールとメインフレーム11’の接合面100にオイル溜まり溝101が形成されている。オイル溜まり溝101はメインフレーム11’のおおよそ全周わたって形成されているが、固定スクロールに形成しても効果としては同等のものが得られる。
図8は従来例におけるスクロール圧縮機の要部拡大縦断面図を示すものである。図7、図8に示すように、鏡板12a’、13a’からラップ12b’、13b’が立ち上がる固定スクロール12’および旋回スクロール13’を噛み合わせて双方間に圧縮室15’を形成し、旋回スクロール13’を自転の規制のもとに円軌道に沿って旋回させたとき圧縮室15’が容積を変えながら移動することで吸入、圧縮、吐出を行う。
圧縮室15’は図示の場合、複数形成され固定スクロール12’、旋回スクロール13’の外周側から中央に移動しながら容積が小さくなり、固定スクロール12’の外周部に設けられている吸入口から冷媒を吸入して中央に移動しながら次第に圧縮し、固定スクロール12’の中央部に設けられた吐出口18’を通じて密閉容器内に吐出された後、外部吐出口を通して密閉容器外に吐出される。
上記構成の場合、スクロール圧縮機が前記吸入、圧縮、吐出を行う際には、背圧室29’は接合面100を介して高圧の吐出圧力雰囲気と接していることになる。この接合面100のシール性が低下した場合には、背圧室29’へ高温高圧の冷媒ガスが流入することなり、圧縮機の圧縮効率が大幅に低下する結果となる。本例では固定スクロール12’とメインフレーム11’の接合面100にオイル溜まり溝101が形成されているため、メインフレーム11’と固定スクロール12’の接合時の歪や、圧縮機運転時の高圧吐出ガスと低圧の吸入圧力等の差圧に起因する微小隙間を通して、オイル溜まり溝101にはある程度のオイルが流入する。前記オイル溜まり溝101が溝として構成されているためオイルは滞留し、接合面ではオイルシール性が向上することにより、吐出ガスの高圧と背圧室29’の中間圧力との差圧によって発生するガスの流入を抑制することができ圧縮損失の低減を実現できる。
また、オイル溜まり溝101にオイル積極的に導くため、図9に示すように、オイル溜まり溝101と背圧室29’とを連通するオイル溜まり溝連通路102を設け、オイル溜まり溝連通路102の背圧室29’への開口方向が、主軸受部材11’の中心方向より旋回スクロール13’の反旋回方向に角度を持って配置されている。旋回スクロール13’が背圧室29’内でオイルとともに旋回運動を行っている状態で本構成を採用した場合、旋回スクロール13’が背圧室29’内で旋回する際のオイルの撹拌およびポンピング作用で、オイル溜まり溝101に強制的にオイルが供給され、オイル溜まり溝101には常時オイルが滞留し接合面100でのオイルシール効果をより高めることが出来る。
しかしながら、上記構成の場合、オイル溜り溝を固定スクロールとメインフレームの接合面に切削するもので、この接合面の面精度がシール機能に依存するため、溝の切削に加工工数が増大し、コスト面で不利となる。そこで、加工工数が少なく、加工コスト面で有利なスクロール圧縮機が望まれる。
本発明は上記の問題点に鑑み、メインフレームの外周を前記密閉シェルの内壁に全周にわたって接触させ、固定スクロールの外周と密閉シェルの内壁との間に隙間を設け、この隙間に吐出ガスから分離された潤滑油を溜め、メインフレームと固定スクロールの合わせ面のシール性を向上させ、高圧側から低圧側へのガスのリークを低減し、圧縮機の性能低下を防止することができるスクロール圧縮機を提供することを目的とする。
本発明は上述の課題を解決するため、密閉シェルの内部がメインフレームを挟んで冷媒吐出室と電動機室とに区画され、前記冷媒吐出室内に固定スクロールと旋回スクロールとを組合せてなる圧縮部が収納され、前記圧縮部で生成された高圧ガスを、前記冷媒吐出室から前記電動機室内を通して所定の冷媒回路に送出する内部高圧型のスクロール圧縮機において、
前記メインフレームの外周面を前記密閉シェルの内壁面に全周にわたって接触させ、前記固定スクロールの外周面と前記密閉シェルの内壁面との間に隙間を設けてなる構成となっている。
前記メインフレームの外周面を前記密閉シェルの内壁面に全周にわたって接触させ、前記固定スクロールの外周面と前記密閉シェルの内壁面との間に隙間を設けてなる構成となっている。
また、前記メインフレームの外周より内側に、前記冷媒吐出室と前記電動機室とを連通する連通穴を設けてなる構成となっている。
本発明によれば、固定スクロールの外周面と密閉シェルの内壁面との間に隙間を設け、この隙間に吐出ガスから分離された潤滑油を溜め、メインフレームの外周面より内側部分に軸方向上下を連通する第1連通穴を設けると共に、固定スクロールに前記メインフレームの第1連通穴と連通し、かつ軸方向上下を連通する第2連通穴を設け、これらの連通穴に吐出ガスを流す構成とすることにより、メインフレームと固定スクロールとの環状接触面のシール性を向上させることがで、高圧側から低圧側へのガスのリークを低減し、圧縮機の性能低下を防止することができるスクロール圧縮機となる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明におけるスクロール圧縮機の縦断面図、図2はスクロール圧縮機の要部拡大上面図で、図3は要部拡大断面図である。
図1は本発明におけるスクロール圧縮機の縦断面図、図2はスクロール圧縮機の要部拡大上面図で、図3は要部拡大断面図である。
図1、図2及び図3において、密閉シェル1の内部が、メインフレーム2を挟んで上方の冷媒吐出室1aと、下方の電動機室1bとに区画され、前記冷媒吐出室1a内に圧縮部3が収納され、前記電動機室1b内に電動機4が収納されている。
そして、前記圧縮部3で生成された高圧ガスを、前記冷媒吐出室1aから前記電動機室1b内を通して吐出管20から所定の冷媒回路に送出し、内部高圧型のスクロール圧縮機を構成している。
そして、前記圧縮部3で生成された高圧ガスを、前記冷媒吐出室1aから前記電動機室1b内を通して吐出管20から所定の冷媒回路に送出し、内部高圧型のスクロール圧縮機を構成している。
前記圧縮部3は、鏡板5aの内面に渦捲き状のラップ5bを立設させた固定スクロール5と、同固定スクロール5と鏡板6aの内面のラップ6bを互いに噛み合わせ複数の圧縮室7を形成する旋回スクロール6と、同旋回スクロール6の背面に形成された旋回軸受6cとから構成されている。前記旋回軸受6cに、先端の旋回軸8aを挿入し、前記電動機4の回転力を前記旋回スクロール6に伝達するとともに、前記圧縮部3の各摺動部に潤滑油を供給するための潤滑油送路8bを備えたシャフト8と、同シャフト8の上部を支承すると共に、前記固定スクロール5を支持するメインフレーム2とにより主にスクロール圧縮機が構成されている。
前記メインフレーム2の外周面2aは、前記密閉シェル1の内壁面1bに、複数のスポット溶接Wにより接合され固定されている。また、前記メインフレーム2の上面(接触面)に前記固定スクロール5の底面(接触面)を接合させた環状接触面9を複数のボルト21により固定している。
そして、前記メインフレーム2の外周面2aを前記密閉シェル1の内壁面1bにほぼ全周にわたって接触させ、前記固定スクロール5の外周面5cと前記密閉シェル1の内壁面1bとの間に隙間10を設け、この隙間10に後述する潤滑油を溜める。
前記隙間10は前記固定スクロール5の外径を、前記密閉シェル1の内径より小さくするだけで得られるため、従来例のような溝の切削に高度な加工技術を必要としないので、
加工コスト面で有利な構成となっている。
また、前記メインフレーム2の外周面2aより内側部分に軸方向上下を連通する第1連通穴11aを設けると共に、前記固定スクロール5に前記メインフレーム2の第1連通穴11aと連通し、かつ軸方向上下を連通する第2連通穴11bを設けてなる構成となっている。
そして、前記メインフレーム2の外周面2aを前記密閉シェル1の内壁面1bにほぼ全周にわたって接触させ、前記固定スクロール5の外周面5cと前記密閉シェル1の内壁面1bとの間に隙間10を設け、この隙間10に後述する潤滑油を溜める。
前記隙間10は前記固定スクロール5の外径を、前記密閉シェル1の内径より小さくするだけで得られるため、従来例のような溝の切削に高度な加工技術を必要としないので、
加工コスト面で有利な構成となっている。
また、前記メインフレーム2の外周面2aより内側部分に軸方向上下を連通する第1連通穴11aを設けると共に、前記固定スクロール5に前記メインフレーム2の第1連通穴11aと連通し、かつ軸方向上下を連通する第2連通穴11bを設けてなる構成となっている。
次に吐出ガスG及び吐出ガスGから分離された潤滑油Jの流体の流れを図3により説明する。圧縮部3で圧縮された圧縮ガスは,前記固定スクロール5の略中央に設けられた吐出口5cより冷媒吐出室1aに吐出され吐出ガスG(図3の実線矢印)となる。この吐出ガスGには少量の潤滑油Jが含まれ、前記冷媒吐出室1aで吐出ガスGが前記密閉シェル1の内壁面1bに衝突し、潤滑油Jの一部が分離される。
そして、前記吐出ガスGは、前記冷媒吐出室1aから前記第2連通穴11bおよび第1連通穴11aを通り、前記電動機室1b内を経由して吐出管20から所定の冷媒回路に送出される。
そして、前記吐出ガスGは、前記冷媒吐出室1aから前記第2連通穴11bおよび第1連通穴11aを通り、前記電動機室1b内を経由して吐出管20から所定の冷媒回路に送出される。
一方、前記吐出ガスGから分離された前記潤滑油Jの一部は、前記密閉シェル1の内壁面1bに沿って流れ(図3の破線矢印)前記隙間10に溜まる。この隙間10に溜まった潤滑油Jにより、前記メインフレーム2と前記固定スクロール5との前記環状接触面9のシール性を向上させることができる。
これによって、高圧側から低圧側へのガスのリークを低減し、圧縮機の性能低下を防止することができるスクロール圧縮機となる。
これによって、高圧側から低圧側へのガスのリークを低減し、圧縮機の性能低下を防止することができるスクロール圧縮機となる。
また、図4に示すように、固定スクロール5に前記第2連通穴11bの替わりに、前記メインフレーム2の第1連通穴11aと連通する切り欠き12を設けてもよい。この場合も上記実施例と同様に前記吐出ガスGは、前記冷媒吐出室1aから前記切り欠き12および連通穴11aを通り、前記電動機室1b内を経由して吐出管20から所定の冷媒回路に送出される。鋳物で前記切り欠き12の形状を作れば、穴を空ける必要がなく工数を削減できる。
また、図5に示すように、密閉シェル1は平板を筒状に丸め、合わせ面を溶接W’により接合したもので、この溶接W’部分は内壁面1bの精度が悪いため、この部分だけメインフレーム2に、同メインフレーム2の外周面2aと密閉シェル1の内壁面1bとの接触を逃すための逃げ部13を設けてもよい。この場合、溜まった潤滑油が下(電動機室1b)に落ちる量を減らすため、逃げ部13の面積を小さくする方がよい。
また、図6に示すように、前記冷媒吐出室1aと前記電動機室1bとを、前記密閉シェル1の外部を経由して連通する連通管11cを設け、前記吐出ガスGを前記冷媒吐出室1aから前記電動機室1bに導くようにしてもよい。
以上に説明したように、前記メインフレーム2の外周面2aを前記密閉シェル1の内壁面1bにほぼ全周にわたって接触させ、前記固定スクロール5の外周面5cと前記密閉シェル1の内壁面1bとの間に隙間10を設け、この隙間10に後述する潤滑油を溜め、また、前記メインフレーム2の外周面2aより内側部分に軸方向上下を連通する第1連通穴11aを設けると共に、前記固定スクロール5に前記メインフレーム2の第1連通穴11aと連通し、かつ軸方向上下を連通する第2連通穴11bを設けてなる構成とすることにより、前記メインフレーム2と前記固定スクロール5との前記環状接触面9のシール性を向上させることができ、高圧側から低圧側へのガスのリークを低減し、圧縮機の性能低下を防止することができるスクロール圧縮機となる。
1 密閉シェル
1a 冷媒吐出室
1b 電動機室
2 メインフレーム
2a 外周面
3 圧縮部
4 電動機
5 固定スクロール
5a 鏡板
5b ラップ
5c 吐出口
6 旋回スクロール
6a 鏡板
6b ラップ
6c 旋回軸受
8 シャフト
8a 旋回軸
8b 潤滑油送路
9 環状接触面
10 隙間
11a 第1連通穴
11b 第2連通穴
11c 連通管
12 切り欠き
13 逃げ部
G 吐出ガス
J 潤滑油
W スポット溶接
W’溶接
1a 冷媒吐出室
1b 電動機室
2 メインフレーム
2a 外周面
3 圧縮部
4 電動機
5 固定スクロール
5a 鏡板
5b ラップ
5c 吐出口
6 旋回スクロール
6a 鏡板
6b ラップ
6c 旋回軸受
8 シャフト
8a 旋回軸
8b 潤滑油送路
9 環状接触面
10 隙間
11a 第1連通穴
11b 第2連通穴
11c 連通管
12 切り欠き
13 逃げ部
G 吐出ガス
J 潤滑油
W スポット溶接
W’溶接
Claims (2)
- 密閉シェルの内部がメインフレームを挟んで冷媒吐出室と電動機室とに区画され、前記冷媒吐出室内に固定スクロールと旋回スクロールとを組合せてなる圧縮部が収納され、前記圧縮部で生成された高圧ガスを、前記冷媒吐出室から前記電動機室内を通して所定の冷媒回路に送出する内部高圧型のスクロール圧縮機において、
前記メインフレームの外周面を前記密閉シェルの内壁面に全周にわたって接触させ、前記固定スクロールの外周面と前記密閉シェルの内壁面との間に隙間を設けてなることを特徴とするスクロール圧縮機。 - 前記メインフレームの外周より内側に、前記冷媒吐出室と前記電動機室とを連通する連通穴を設けてなることを特徴とする請求項1に記載のスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005313962A JP2007120412A (ja) | 2005-10-28 | 2005-10-28 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005313962A JP2007120412A (ja) | 2005-10-28 | 2005-10-28 | スクロール圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007120412A true JP2007120412A (ja) | 2007-05-17 |
Family
ID=38144508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005313962A Pending JP2007120412A (ja) | 2005-10-28 | 2005-10-28 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007120412A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018196486A1 (zh) * | 2017-04-28 | 2018-11-01 | 上海海立新能源技术有限公司 | 一种压缩机 |
-
2005
- 2005-10-28 JP JP2005313962A patent/JP2007120412A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018196486A1 (zh) * | 2017-04-28 | 2018-11-01 | 上海海立新能源技术有限公司 | 一种压缩机 |
US11359628B2 (en) | 2017-04-28 | 2022-06-14 | Shanghai Highly New Energy Technology Co., Ltd. | Scroll compressor including retaining wall housing electrical machinery mechanism |
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