JP2007116194A - 研磨方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明は、かかる従来技術の背景に鑑み、ガラス、半導体、誘電/金属複合体及び集積回路等の被研磨材を研磨パッド上にスラリーを供給しながら研磨をおこなう際に、平均スラリー使用量を低減しても、大きな異音を生じず、ウェハー表面へのダメージを少なくした研磨方法を提供せんとするものである。
【解決手段】
本発明は、上記課題を解決するために、次のような手段を採用するものである。すなわち、本発明の研磨方法は研磨パッドを用いて、スラリーを供給しながら研磨する方法であって、研磨圧力が450g/cm2以上、研磨パッド面積159.5平方センチメートルあたりの平均スラリー使用量が50cc/分以上150cc/分以下であり、研磨開始から3秒間以上、250cc/分以上の平均スラリー使用量で研磨することを特徴とする研磨方法である。
【選択図】なし
本発明は、かかる従来技術の背景に鑑み、ガラス、半導体、誘電/金属複合体及び集積回路等の被研磨材を研磨パッド上にスラリーを供給しながら研磨をおこなう際に、平均スラリー使用量を低減しても、大きな異音を生じず、ウェハー表面へのダメージを少なくした研磨方法を提供せんとするものである。
【解決手段】
本発明は、上記課題を解決するために、次のような手段を採用するものである。すなわち、本発明の研磨方法は研磨パッドを用いて、スラリーを供給しながら研磨する方法であって、研磨圧力が450g/cm2以上、研磨パッド面積159.5平方センチメートルあたりの平均スラリー使用量が50cc/分以上150cc/分以下であり、研磨開始から3秒間以上、250cc/分以上の平均スラリー使用量で研磨することを特徴とする研磨方法である。
【選択図】なし
Description
本発明は、半導体、誘電/金属複合体及び集積回路等において平坦面を形成するのに使用される研磨方法に関するものである。
半導体デバイスが高密度化するにつれ、多層配線と、これに伴う層間絶縁膜形成や、プラグ、ダマシンなどの電極形成等の技術が重要度を増している。これに伴い、これら層間絶縁膜や電極の金属膜の平坦化プロセスの重要度は増しており、この平坦化プロセスのための効率的な技術として、CMP(Chemical Mechanical Polishing)と呼ばれる研磨技術が普及している。
本CMPと呼ばれる研磨技術は、被研磨材を研磨層を有する研磨パッドで、スラリーを供給しながら研磨をおこなう技術であるが(特許文献1)、研磨中に使用するスラリー量はCMPのコストの観点から出来るだけ低減することが要求されていた。低減する方法として、研磨圧力を高くして、研磨レートを高くすることで、研磨時間を短く出来、総スラリー使用量を下げることが出来る。しかしながら、研磨圧力を450g/cm2以上に上げて、平均スラリー使用量を150cc/分以下に下げた研磨条件では、ウェハーと研磨層の接触抵抗が大きくなり、非常に大きな異音が生じるという問題があった。この為、平均スラリー使用量を150cc/分以下で研磨することが出来なかった。
特表2002−535843号公報
本発明は、かかる従来技術の背景に鑑み、ガラス、半導体、誘電/金属複合体及び集積回路等の被研磨材を研磨パッド上にスラリーを供給しながら研磨をおこなう際に、スラリー使用量を低減しても、大きな異音を生じず、ウェハー表面へのダメージを少なくした研磨方法を提供せんとするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、次のような手段を採用するものである。すなわち、本発明の研磨方法は、研磨パッドを用いて、スラリーを供給しながら研磨する方法であって、研磨圧力が450g/cm2以上、研磨パッド面積159.5平方センチメートルあたりの平均スラリー使用量が50cc/分以上150cc/分以下であり、研磨開始から3秒間以上、250cc/分以上の平均スラリー使用量で研磨することを特徴とする研磨方法である。
本発明により、ガラス、半導体、誘電/金属複合体及び集積回路等の被研磨材を研磨パッド上にスラリーを供給しながら研磨をおこなう際に、スラリー使用量を低減しても、大きな異音を生じず、ウェハー表面へのダメージを少なくすることが出来る。
本発明は、前記課題、つまりガラス、半導体、誘電/金属複合体及び集積回路等の被研磨材を研磨パッド上にスラリーを供給しながら研磨をおこなう際に、スラリー使用量を低減しても、大きな異音を生じず、ウェハー表面へのダメージを少なくする研磨方法について、鋭意検討した結果、研磨開始から3秒間以上、250cc/分以上の平均スラリー使用量で研磨することで、かかる課題を一挙に解決することができることを究明したものである。
本発明の研磨パッドは研磨層とクッション層を有していることが好ましい。本発明の研磨パッドを構成する研磨層としては、マイクロゴムA硬度で80度以上であり、独立気泡を有する構造のものが、半導体、誘電/金属複合体及び集積回路等において平坦面を形成するので好ましい。特に限定されないが、かかる構造体を形成する材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウレタン、ポリウレア、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリテトラフルオロエチレン、エポキシ樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ネオプレン(登録商標)ゴム、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、エチレンプロピレンゴム、シリコンゴム、フッ素ゴムおよびこれらを主成分とした樹脂等が挙げられる。このような樹脂においても、独立気泡径が比較的容易にコントロールできる点でポリウレタンを主成分とする素材がより好ましい。
本発明におけるポリウレタンとは、ポリイソシアネートの重付加反応または重合反応に基づき合成される高分子である。ポリイソシアネートの対称として用いられる化合物は、含活性水素化合物、すなわち、二つ以上のポリヒドロキシ基、あるいはアミノ基含有化合物である。ポリイソシアネートとして、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートなど挙げることができるがこれに限定されるものではない。ポリヒドロキシ基含有化合物としてはポリオールが代表的であり、ポリエーテルポリオール、ポリテトラメチレンエーテルグリコール、エポキシ樹脂変性ポリオール、ポリエステルポリオール、アクリルポリオール、ポリブタジエンポリオール、シリコーンポリオール等が挙げられる。硬度,気泡径および発泡倍率によって、ポリイソシアネートとポリオール、および触媒、発泡剤、整泡剤の組み合わせや最適量を決めることが好ましい。
これらのポリウレタン中への独立気泡の形成方法としては、ポリウレタン製造時における樹脂中への各種発泡剤の配合による化学発泡法が一般的であるが、機械的な撹拌により樹脂を発泡させたのち硬化させる方法も好ましく使用することができる。
かかる独立気泡の平均気泡径は30μm以上で150μm以下であることがスクラッチが少なく、半導体基板の局所的凹凸の平坦性が良好であることを両立できる点で好ましい。平均気泡径が140μm以下、さらには130μm以下であることがさらに好ましい。平均気泡径が30μm未満の場合、スクラッチが多くなり好ましくない場合がある。また、平均気泡径が150μmを越える場合、半導体基板の局所的凹凸の平坦性が悪くなるので好ましくない。なお、平均気泡径はサンプル断面を倍率200倍でSEM観察し、次に記録されたSEM写真の気泡径を画像処理装置で測定し、その平均値を取ることにより測定した値をいう。
本発明の一実施態様として好ましいものは、ポリウレタンとビニル化合物から重合される重合体が含有し、独立気泡を有するパッドである。ポリウレタンは、硬度を高くすると脆くなり、またビニル化合物からの重合体だけでは靱性と硬度を高めることはできるが、独立気泡を有する均質な研磨パッドを得ることが困難であった。ポリウレタンとビニル化合物から重合されている重合体が含有されていることにより、独立気泡を含み、靱性と硬度の高い研磨パッドとすることができた。
本発明におけるビニル化合物は、重合性の炭素炭素二重結合を有する化合物である。具体的にはメチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、n−ブチルアクリレート、n−ブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、イソデシルメタクリレート、n−ラウリルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、2−ヒドロキシブチルメタクリレート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルメタクリレート、グリシジルメタクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、アクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、フマル酸ジメチル、フマル酸ジエチル、フマル酸ジプロピル、マレイン酸、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジエチル、マレイン酸ジプロピル、フェニルマレイミド、シクロヘキシルマレイミド、イソプロピルマレイミド、アクリロニトリル、アクリルアミド、塩化ビニル、塩化ビニリデン、スチレン、α−メチルスチレン、ジビニルベンゼン、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート等が挙げられる。これらのモノマーは単独であっても2種以上を混合しても使用できる。
上述したビニル化合物の中で、CH2=CR1COOR2(R1:メチル基、エチル基、R2:メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基)が好ましい。中でもメチルメタクリレート,エチルメタクリレート,n−ブチルメタクリレート,イソブチルメタクリレートが、ポリウレタンへの独立気泡の形成が容易な点、モノマーの含浸性が良好な点、重合硬化が容易な点、重合硬化されたポリウレタンとビニル化合物から重合される重合体を含有している発泡構造体の硬度が高く平坦化特性が良好な点で好ましい。
これらのビニル化合物の重合開始剤としては、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、アゾビスシクロヘキサンカルボニトリル、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、イソプロピルパーオキシジカーボネート等のラジカル開始剤を使用することができる。また、酸化還元系の重合開始剤、例えばパーオキサイドとアミン類の組合せを使用することもできる。これらの重合開始剤は、単独のみならず、2種以上を混合しても使用できる。
ビニル化合物のポリウレタン中への含浸方法としては、モノマーが入った容器中にポリウレタンを浸漬し、含浸させる方法が挙げられる。なお、その際、含浸速度を速める目的で、加熱、加圧、減圧、攪拌、振盪、超音波振動等の処理を施すことも好ましい。
ビニル化合物のポリウレタン中への含浸量は、使用するモノマーおよびポリウレタンの種類や、製造される研磨パッドの特性により定められるべきものであり、一概にはいえないが、例えばビニル化合物を使用した場合においては、重合硬化した発泡構造体中のビニル化合物から得られる重合体とポリウレタンの含有比率が重量比で30/70〜80/20であることが好ましい。ビニル化合物から得られる重合体の含有比率が重量比で30/70に満たない場合は、研磨パッドの硬度が低くなるため好ましくない場合がある。また、含有比率が80/20を越える場合は、研磨層の有している弾力性が損なわれるため好ましくない場合がある。
なお、重合硬化したポリウレタン中のビニル化合物から得られる重合体およびポリウレタンの含有率は熱分解ガスクロマトグラフィ/質量分析手法により測定することができる。本手法で使用できる装置としては、熱分解装置としてダブルショットパイロライザー"PY−2010D"(フロンティア・ラボ社製)を、ガスクロマトグラフ・質量分析装置として、"TRIO−1"(VG社製)を挙げることができる。
本発明でポリウレタンとビニル重合体が一体化して含有されるという意味は、ポリウレタンの相とビニル化合物から重合される重合体の相とが分離された状態で含有されていないという意味であるが、定量的に表現すると、研磨パッドをスポットの大きさが50μmの顕微赤外分光装置で観察した赤外スペクトルがポリウレタンの赤外吸収ピークとビニル化合物から重合される重合体の赤外吸収ピークを有しており、色々な箇所の赤外スペクトルがほぼ同一であることである。ここで使用される顕微赤外分光装置として、SPECTRA−TECH社製のIRμsを挙げることができる。
なお、製造される研磨パッドの特性改良を目的として、研磨剤、帯電防止剤、潤滑剤、安定剤、染料等の各種添加剤が添加されていても良い。
本発明の研磨層のマイクロゴムA硬度は、高分子計器(株)製マイクロゴム硬度計MD−1で評価した値をさす。マイクロゴムA硬度計MD−1は、従来の硬度計では測定が困難であった薄物・小物の硬さ測定を可能にするもので、スプリング式ゴム硬度計(デュロメータ)A型の約1/5の縮小モデルとして、設計・製作されているため、スプリング式硬度計A型の硬度と一致した測定値が得られる。通常の研磨パッドは、研磨層または硬質層の厚みが5mmを切るので、スプリング式ゴム硬度計A型では評価できないので、前記マイクロゴムMD−1で評価する。
本発明の研磨層は、マイクロゴムA硬度で80度以上、好ましくは90度以上が好ましい。マイクロゴムA硬度が80度を満たない場合は、半導体基板の局所的凹凸の平坦性が不良となるので好ましくない場合がある。
本発明の研磨層の密度は、ハーバード型ピクノメーター(JIS R−3503基準)を用い、水を媒体に測定した値である。
本発明の研磨層は、密度が0.3〜1.1g/cm3の範囲にあることが好ましい。密度が0.3g/cm3に満たない場合、局所的な平坦性が不良となり、グローバル段差が大きくなる場合がある。密度が1.1g/cm3を越える場合は、スクラッチが発生しやすくなる。さらに好ましい密度は、0.6〜0.9g/cm3、また、さらに好ましい密度は0.65〜0.85g/cm3の範囲である。
本発明の研磨パッドの研磨層表面には、ハイドロプレーン現象を抑える為に、溝切り形状、ディンプル形状、スパイラル形状、同心円形状等、通常の研磨パッドがとり得る溝(グルーブ)が形成されて使用される。
本発明の研磨層に体積弾性率が40MPa以上でかつ引っ張り弾性率が1MPa以上20MPa以下のクッション層を積層することが、面内均一性が良好であるので好ましい。体積弾性率とは、あらかじめ体積を測定した被測定物に等方的な印加圧力を加えて、その体積変化を測定する。体積弾性率=印加圧力/(体積変化/元の体積)という定義である。
本発明の体積弾性率の測定は、以下のとおり行った。内容積が約40mLのステンレス製の測定セルに、試料片と23℃の水を入れ、容量0.5mLの硼珪酸ガラス製メスピペット(最小目盛り0.005mL)を装着した。別に、圧力容器としてポリ塩化ビニル樹脂製の管(内径90mmφ×2000mm、肉厚5mm)を使用して、その中に上記試料片を入れた測定セルを入れ、圧力Pで窒素加圧し、体積変化V1を測定した。続いて、試料を測定セルに入れないで、表1に示した圧力Pで窒素加圧し、体積変化V0を測定した。圧力PをΔV/Vi=(V1−V0)/Viで除した値を前記試料の体積弾性率として算出した。
本発明の体積弾性率は、23℃においてサンプルに0.04〜0.14MPaの圧力がかかった時の体積弾性率のことである。
本発明のクッション層の体積弾性率は40MPa以上が好ましい。40MPaに満たない場合は、半導体基板全面の面内均一性が損なわれるので好ましくない場合があり、もう一つの理由は、研磨パッドの表面と裏面を貫通する孔に流れ込むスラリーや水がクッション層に含浸して、クッション特性を経時的に変化させるので好ましくない場合がある。さらに好ましい体積弾性率の範囲は200MPa以上である。
本発明の引張り弾性率は、ダンベル形状にして引っ張り応力を加え、引っ張り歪み(=引っ張り長さ変化/元の長さ)が0.01から0.03までの範囲で引っ張り応力を測定し、引っ張り弾性率=((引っ張り歪みが0.03時の引っ張り応力)−(引っ張り歪みが0.01時の引っ張り応力))/0.02で定義されるものである。測定装置として、オリエンテック社製テンシロン万能試験機RTM−100などが上げられる。測定条件としては、試験速度は5cm/分で試験片形状は幅5mmで試料長50mmのダンベル形状である。
本発明のクッション層の引張り弾性率は、1MPa以上20MPa以下であることが好ましい。引っ張り弾性率が1MPaに満たない場合は、半導体基板全面の面内均一性が損なわれるので好ましくない場合がある。引っ張り弾性率が20MPaを越える場合も半導体基板全面の面内均一性が損なわれるので好ましくない場合がある。さらに好ましい引っ張り弾性率の範囲は、1.2MPa以上10MPa以下である。
この様なクッション層としては、天然ゴム、ニトリルゴム、ネオプレン(登録商標)ゴム、ポリブタジエンゴム、熱硬化ポリウレタンゴム、熱可塑性ポリウレタンゴム、シリコンゴムなどの無発泡のエラストマを上げることができるが特にこれらに限定されるわけではない。クッション層の厚みは、0.3〜2mmの範囲が好ましい。0.5mmに満たない場合は、半導体基板全面の面内均一性が損なわれるので好ましくない場合がある。2mmを越える場合は、局所平坦性が損なわれるので好ましくない場合がある。さらに好ましい厚みの範囲は、0.5mm以上2mm以下である。さらに好ましい範囲は0.75mm以上1.75mm以下である。
本発明の研磨圧力は、450g/cm2以上である。研磨レートは研磨圧力に比例する関係にあり、研磨圧力を高くすることで研磨レートを高くすることが出来、ウェハーの研磨時間を短く出来るので、スラリーの使用量を削減することが出来る。
本発明の研磨圧力は、450g/cm2以上である。研磨レートは研磨圧力に比例する関係にあり、研磨圧力を高くすることで研磨レートを高くすることが出来、ウェハーの研磨時間を短く出来るので、スラリーの使用量を削減することが出来る。
本発明の研磨パッド面積159.5平方センチメートルあたりの平均スラリー使用量として、50cc/分以上150cc/分以下に設定するものである。平均スラリー使用量を50cc/分を下回る場合には、ウェハーにスクラッチ等が発生するので好ましくない。平均スラリー使用量が150cc/分を越える場合には、総スラリー使用量が多くなるので好ましくない。
研磨圧力が450g/cm2以上で、平均スラリー使用量が50cc/分以上150cc/分以下の研磨条件で研磨をした場合、大きな異音を発生することがあり、これはウェハーへのスクラッチが生じていることを表している。これを改善する為に、鋭意検討した結果、研磨開始から3秒間以上、250cc/分を越える平均スラリー使用量で研磨し、その後、平均スラリー使用量を50cc/分以上150cc/分以下に制御することで、大きな異音を発生することなく、良好な研磨をおこなうことを見出した。
研磨開始から3秒間以上流す平均スラリー使用量が250cc/分以下の場合は、異音を抑制することが難しいので好ましくない。
また、250cc/分を越えるスラリーを研磨開始から3秒間未満流した場合も、異音を抑制することが難しいので好ましくない。
本発明の研磨パッドを用いて、スラリーとしてシリカ系スラリー、酸化アルミニウム系スラリー、酸化セリウム系スラリー等を用いて半導体ウェハ上での絶縁膜の凹凸や金属配線の凹凸を局所的に平坦化することができたり、グローバル段差を小さくしたり、ディッシングを抑えたりできる。スラリーの具体例として、キャボット社製のCMP用CAB−O−SPERESE(登録商標) SC−1、CMP用CAB−O−SPERSE(登録商標) SC−112、CMP用SEMI−SPERSE(登録商標) AM100、CMP用SEMI−SPERSE(登録商標) AM100C、CMP用SEMI−SPERSE(登録商標) 12、CMP用SEMI−SPERSE(登録商標) 25、CMP用SEMI−SPERSE(登録商標) W2000、CMP用SEMI−SPERSE(登録商標) W−A400等を挙げることができるが、これらに限られるわけではない。
メイン研磨前ステップでのスラリー増量の効果があると思われるメイン研磨の研磨条件は、200mmウェハと300mmウェハで条件が異なる。200mmウェハでは、リテーナリング圧力=7psi以上、インナーチューブ圧力=6psi以上、メンブレン圧力=5psi以上、プラテン回転数=70rpm以上、研磨ヘッド回転数=80rpm以上、ドレッサー荷重=3lbf以上、ドレス時間=30秒以上、研磨時間=30秒以上である。300mmウェハでは、リテーナリング圧力=8psi以上、Zone1圧力=6psi以上、Zone2圧力=3psi以上、Zone3圧力=3psi以上、プラテン回転数=30rpm以上、研磨ヘッド回転数=30rpm以上、ドレッサー荷重=3lbf以上、ドレス時間=30秒以上、研磨時間=30秒以上である。
本発明の研磨パッドの対象は、例えば半導体ウェハの上に形成された絶縁層または金属配線の表面であるが、絶縁層としては、金属配線の層間絶縁膜や金属配線の下層絶縁膜や素子分離に使用されるシャロートレンチアイソレーションを挙げることができ、金属配線としては、アルミ、タングステン、銅等であり、構造的にダマシン、デュアルダマシン、プラグなどがある。銅を金属配線とした場合には、窒化珪素等のバリアメタルも研磨対象となる。絶縁膜は、現在酸化シリコンが主流であるが、遅延時間の問題で低誘電率絶縁膜が用いられる様になる。本発明の研磨パッドでは、スクラッチがはいりにくい状態で研磨しながら研磨状態を良好に測定することが可能である。半導体ウェハ以外に磁気ヘッド、ハードディスク、サファイヤ等の研磨に用いることもできる。
本発明の研磨パッドは、ガラス、半導体、誘電/金属複合体及び集積回路等に平坦面を形成するのに好適に使用される。
以下、実施例によって、さらに本発明の詳細を説明する。しかし、本実施例により本発明が限定して解釈される訳ではない。なお、測定は以下のとおりに行った。
マイクロゴムA硬度:
高分子計器(株)製のマイクロゴム硬度計"MD−1"で測定する。マイクロゴム硬度計"MD−1"の構成は下記のとおりである。
1.1センサ部
(1)荷重方式:片持ばり形板バネ
(2)ばね荷重:0ポイント/2.24gf。100ポイント/33.85gf
(3)ばね荷重誤差:±0.32gf
(4)押針寸法:直径:0.16mm円柱形。 高さ0.5mm
(5)変位検出方式:歪ゲージ式
(6)加圧脚寸法:外径4mm 内径1.5mm
1.2センサ駆動部
(1)駆動方式:ステッピングモータによる上下駆動。エアダンパによる降下速度制御
(2)上下動ストローク:12mm
(3)降下速度:10〜30mm/sec
(4)高さ調整範囲:0〜67mm(試料テーブルとセンサ加圧面の距離)
1.3試料台
(1)試料台寸法:直径 80mm
(2)微動機構:XYテーブルおよびマイクロメータヘッドによる微動。ストローク:X軸、Y軸とも15mm
(3)レベル調整器:レベル調整用本体脚および丸型水準器。
高分子計器(株)製のマイクロゴム硬度計"MD−1"で測定する。マイクロゴム硬度計"MD−1"の構成は下記のとおりである。
1.1センサ部
(1)荷重方式:片持ばり形板バネ
(2)ばね荷重:0ポイント/2.24gf。100ポイント/33.85gf
(3)ばね荷重誤差:±0.32gf
(4)押針寸法:直径:0.16mm円柱形。 高さ0.5mm
(5)変位検出方式:歪ゲージ式
(6)加圧脚寸法:外径4mm 内径1.5mm
1.2センサ駆動部
(1)駆動方式:ステッピングモータによる上下駆動。エアダンパによる降下速度制御
(2)上下動ストローク:12mm
(3)降下速度:10〜30mm/sec
(4)高さ調整範囲:0〜67mm(試料テーブルとセンサ加圧面の距離)
1.3試料台
(1)試料台寸法:直径 80mm
(2)微動機構:XYテーブルおよびマイクロメータヘッドによる微動。ストローク:X軸、Y軸とも15mm
(3)レベル調整器:レベル調整用本体脚および丸型水準器。
気泡径測定:日立製作所(株)製SEM2400走査型電子顕微鏡を使用し、倍率200倍で観察した写真を画像解析装置で解析することにより、写真中に存在するすべての気泡径を計測し、その平均値を平均気泡径とした。
体積弾性率の測定:内容積が約40mLのステンレス製の測定セルに、NBRゴムシート27g(比重1.29、初期体積21ml)と23℃の水を入れ、これに容量0.5mLの硼珪酸ガラス製メスピペット(最小目盛り0.005mL)を装着した。別に、圧力容器としてポリ塩化ビニル樹脂製の管(内径90mmφ×2000mm、肉厚5mm)を使用して、その中に上記試料片を入れた測定セルを入れ、表1に示した圧力Pで窒素加圧し、体積変化V1を測定した。続いて、試料を測定セルに入れないで、表1に示した圧力Pで窒素加圧し、水のみの体積変化V0を測定した。圧力PをΔV/Vi=(V1−V0)/Viで除した値を前記試料の体積弾性率として算出した。
研磨中に研磨状態を光学的に良好に測定できる研磨装置:アプライドマテリアルズ(株)のMirra 3400を用いて、所定の研磨条件で終点検出をおこないながら研磨をおこなった。研磨特性は、8インチウェハーの最外周3mmを除外した研磨レート(オングストローム/分)と面内均一性=(最大研磨レート−最小研磨レート)/平均研磨レート×100(%)を測定した。
欠陥検査:KLA−Tencol(株)製のSP−1を用いて、0.18μm以上の欠陥を測定した。
実施例1
ポリプロピレングリコール30重量部とジフェニルメタンジイソシアネート40重量部と水0.5重量部とトリエチルアミン0.3重量部とシリコーン整泡剤1.7重量部とオクチル酸スズ0.09重量部をRIM成型機で混合して、金型に吐出して加圧成型を行い、厚み2.6mmの独立気泡の発泡ポリウレタンシート(マイクロゴムA硬度:42,密度:0.76g/cm3 、独立気泡の平均気泡径:34μm)を作製した。
ポリプロピレングリコール30重量部とジフェニルメタンジイソシアネート40重量部と水0.5重量部とトリエチルアミン0.3重量部とシリコーン整泡剤1.7重量部とオクチル酸スズ0.09重量部をRIM成型機で混合して、金型に吐出して加圧成型を行い、厚み2.6mmの独立気泡の発泡ポリウレタンシート(マイクロゴムA硬度:42,密度:0.76g/cm3 、独立気泡の平均気泡径:34μm)を作製した。
前記発泡ポリウレタンシートを、アゾビスイソブチロニトリル0.2重量部を添加したメチルメタクリレートに60分間浸漬した。次に前記発泡ポリウレタンシートを、ポリビニルアルコール"CP"(重合度:約500、ナカライテスク(株)製)15重量部、エチルアルコール(試薬特級、片山化学(株)製)35重量部、水50重量部からなる溶液中に浸漬後乾燥することにより、前記発泡ポリウレタンシート表層をポリビニルアルコールで被覆した。
次に前記発泡ポリウレタンシートを、塩化ビニル製ガスケットを介して2枚のガラス板間に挟み込んで、65℃で6時間、120℃で3時間加熱することにより重合硬化させた。ガラス板間から離型し水洗した後、50℃で真空乾燥を行った。このようにして得られた硬質発泡シートを厚み2.00mmにスライス加工することにより研磨層を作製した。
研磨層中のメチルメタクリレート含有率は66重量%であった。また研磨層のマイクロゴムA硬度は98度、密度は0.81g/cm3 、独立気泡の平均気泡径は45μmであった。クッション層として日本マタイ(株)製の熱可塑性ポリウレタンのマイクロゴムA硬度で65度の1.0mm品(体積弾性率=65MPa、引っ張り弾性率=4MPa)を、積水化学工業(株)製5782W接着層(中間テープ)を介して積層体を作成し、さらに裏面に裏面テープとして積水化学工業(株)両面テープ5604TDXを貼り合わせた。
この積層体を508mmの直径の円に打ち抜いて、研磨層表面にグルーブ幅1mm、グルーブ深さ0.825mm、グルーブピッチ20mmの格子状のXY−グルーブをNCルーターで形成して、研磨パッドとした。
研磨パッドを研磨機(アプライドマテリアルズ製”MIRRA3400”)の定盤に貼り付けた。酸化膜の8インチウェハをリテナーリング圧力=2psi,インナーチューブ圧力=3psi,メンブレン圧力=Vacuum,プラテン回転数=45rpm,研磨ヘッド回転数=45rpm,スラリー(キャボット社製、SS−12)の平均スラリー使用量=300cc/分の条件で5秒間研磨し、その後リテナーリング圧力=8psi、インナーチューブ圧力=5psi、メンブレン圧力=7psi、プラテン回転数=45rpm、研磨ヘッド回転数=45rpm、スラリー(キャボット社製、SS−12)の平均スラリー使用量=150cc/分の条件で研磨を続けた。ノリタケ製ドレッサーで荷重=6lbf、ドレス時間=40秒、研磨時間=1分の研磨条件で酸化膜の8インチウェハの研磨レートは2500オングストローム/分であった。面内均一性は12%となった。本条件で酸化膜の8インチウェハーを連続テストした結果、約1500枚研磨することが出来、良好な研磨パッド寿命であった。
研磨した酸化膜の8インチウエハについてKLA−Tencol社製欠陥検査装置商品名“SP−1”で0.18μm以上のスクラッチを測定したところ、スクラッチ数は4個〜15個と良好であった。
実施例2
実施例1と同様の研磨パッドを作成し、研磨機(アプライドマテリアルズ製”MIRRA3400”)の定盤に貼り付けた。酸化膜の8インチウェハをリテナーリング圧力=2psi,インナーチューブ圧力=3psi,メンブレン圧力=Vacuum,プラテン回転数=45rpm,研磨ヘッド回転数=45rpm,スラリー(キャボット社製、SS−12)の平均スラリー使用量=300cc/分の条件で5秒間研磨し、その後リテナーリング圧力=8psi、インナーチューブ圧力=5psi、メンブレン圧力=7psi、プラテン回転数=45rpm、研磨ヘッド回転数=45rpm、スラリー(キャボット社製、SS−12)の平均スラリー使用量=150cc/分の条件で研磨を続けた。旭ダイアモンド製ドレッサーで荷重=8lbf、ドレス時間=16秒で研磨時間=1分の研磨条件で酸化膜の8インチウェハの研磨レートは2200オングストローム/分であった。面内均一性は11%と良好であった。 本条件で酸化膜の8インチウェハーを連続テストした結果、約1500枚研磨することが出来、良好な研磨パッド寿命であった。
実施例1と同様の研磨パッドを作成し、研磨機(アプライドマテリアルズ製”MIRRA3400”)の定盤に貼り付けた。酸化膜の8インチウェハをリテナーリング圧力=2psi,インナーチューブ圧力=3psi,メンブレン圧力=Vacuum,プラテン回転数=45rpm,研磨ヘッド回転数=45rpm,スラリー(キャボット社製、SS−12)の平均スラリー使用量=300cc/分の条件で5秒間研磨し、その後リテナーリング圧力=8psi、インナーチューブ圧力=5psi、メンブレン圧力=7psi、プラテン回転数=45rpm、研磨ヘッド回転数=45rpm、スラリー(キャボット社製、SS−12)の平均スラリー使用量=150cc/分の条件で研磨を続けた。旭ダイアモンド製ドレッサーで荷重=8lbf、ドレス時間=16秒で研磨時間=1分の研磨条件で酸化膜の8インチウェハの研磨レートは2200オングストローム/分であった。面内均一性は11%と良好であった。 本条件で酸化膜の8インチウェハーを連続テストした結果、約1500枚研磨することが出来、良好な研磨パッド寿命であった。
研磨した酸化膜の8インチウエハについてKLA−Tencol社製欠陥検査装置商品名“SP−1”で0.18μm以上のスクラッチを測定したところ、スクラッチ数は3個〜16個と良好であった。
比較例1
実施例1と同様の研磨パッドを作成し、 研磨機(アプライドマテリアルズ製”MIRRA3400”)の定盤に貼り付けた。酸化膜の8インチウェハをリテナーリング圧力=2psi,インナーチューブ圧力=3psi,メンブレン圧力=Vacuum,プラテン回転数=45rpm,研磨ヘッド回転数=45rpm,スラリー(キャボット社製、SS−12)の平均スラリー使用量=150cc/分の条件で5秒間研磨し、その後リテナーリング圧力=8psi、インナーチューブ圧力=5psi、メンブレン圧力=7psi、プラテン回転数=45rpm、研磨ヘッド回転数=45rpm、スラリー(キャボット社製、SS−12)の平均スラリー使用量=150cc/分の条件で研磨を続けた。ノリタケ製ドレッサーで荷重=6lbf、ドレス時間=60秒で研磨時間=1分の研磨条件で酸化膜の8インチウェハの研磨レートは2650オングストローム/分であった。面内均一性は12%となった。本条件で酸化膜の8インチウェハーを連続テストした結果、約650枚しか研磨することが出来ず、研磨パッド寿命が短いという結果となった。
実施例1と同様の研磨パッドを作成し、 研磨機(アプライドマテリアルズ製”MIRRA3400”)の定盤に貼り付けた。酸化膜の8インチウェハをリテナーリング圧力=2psi,インナーチューブ圧力=3psi,メンブレン圧力=Vacuum,プラテン回転数=45rpm,研磨ヘッド回転数=45rpm,スラリー(キャボット社製、SS−12)の平均スラリー使用量=150cc/分の条件で5秒間研磨し、その後リテナーリング圧力=8psi、インナーチューブ圧力=5psi、メンブレン圧力=7psi、プラテン回転数=45rpm、研磨ヘッド回転数=45rpm、スラリー(キャボット社製、SS−12)の平均スラリー使用量=150cc/分の条件で研磨を続けた。ノリタケ製ドレッサーで荷重=6lbf、ドレス時間=60秒で研磨時間=1分の研磨条件で酸化膜の8インチウェハの研磨レートは2650オングストローム/分であった。面内均一性は12%となった。本条件で酸化膜の8インチウェハーを連続テストした結果、約650枚しか研磨することが出来ず、研磨パッド寿命が短いという結果となった。
650枚までの研磨した酸化膜の8インチウエハについてKLA−Tencol社製欠陥検査装置商品名“SP−1”で0.18μm以上のスクラッチを測定したところ、スクラッチ数は4個〜15個と良好であった。650枚以降の研磨した酸化膜の8インチウエハについてKLA−Tencol社製欠陥検査装置商品名“SP−1”で0.18μm以上のスクラッチを測定したところ、スクラッチ数は100個〜200個と不良であった。
Claims (9)
- 研磨パッドを用いて、スラリーを供給しながら研磨する方法であって、研磨圧力が450g/cm2以上、研磨パッド面積159.5平方センチメートルあたりの平均スラリー使用量が50cc/分以上150cc/分以下であり、研磨開始から3秒間以上、250cc/分以上の平均スラリー使用量で研磨することを特徴とする研磨方法。
- 該研磨パッドの被研磨材に接触する研磨層が、マイクロゴムA硬度が80度以上であり、ポリウレタンとビニル化合物から重合される重合体を含有している発砲構造体であることを特徴とする請求項1の研磨方法。
- 前記ポリウレタンとビニル化合物から重合される重合体が一体化して含有されていることを特徴とする請求項2に記載の研磨方法。
- 前記のビニル化合物から重合される重合体の含有比率が50重量%以上90重量%以下であることを特徴とする請求項3に記載の研磨方法。
- 前記ビニル化合物が、CH2=CR1COOR2(R1:メチル基、エチル基、R2:メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基)である請求項4に記載の研磨方法。
- 該研磨パッドの被研磨材に接触する研磨層が、密度が0.3〜1.1の範囲であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の研磨方法。
- 該研磨パッドが研磨層とクッション層とからなる積層構造であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の研磨方法。
- 該クッション層が、引っ張り弾性率が1〜20MPaで、かつ体積弾性率が40MPa以上のものであることを特徴とする請求項7に記載の研磨方法。
- 請求項1〜8に記載の研磨方法を用いて半導体基板の表面を研磨するプロセスを含む半導体デバイスの製造方法。
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JP2017064851A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 富士紡ホールディングス株式会社 | 研磨パッド |
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- 2007-01-16 JP JP2007007060A patent/JP2007116194A/ja active Pending
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