JP2011200984A - 研磨パッド - Google Patents

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勉 小林
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Abstract

【課題】ガラス、半導体、誘電/金属複合体および集積回路等の被研磨物を、CMPと呼ばれる研磨をする際に、研磨パッドの吸水による研磨特性変化を抑え、かつ、初期段階においても良好な研磨特性を発現する研磨パッドを提供する。
【解決手段】研磨層と、下地層とを持つ研磨パッドにおいて、吸水率が1%以下である中間層を研磨層と下地層の間に含み、研磨層のD硬度と中間層のD硬度の差が20以下であることを特徴とする研磨パッド。
【選択図】なし

Description

本発明は、半導体ウェハの平坦化や半導体基板上に形成される絶縁層の表面や金属配線の表面を平坦化する工程に利用できる研磨パッドに関するものである。
半導体デバイスが高密度化するにつれ、多層配線と、これに伴う層間絶縁膜形成や、プラグ、ダマシンなどの電極形成等の技術が重要度を増している。これに伴い、これら層間絶縁膜や電極の金属膜の平坦化プロセスの重要度は増しており、この平坦化プロセスのための効率的な技術として、CMP(Chemical Mechanical Polishing)と呼ばれる研磨技術が普及している。
本CMPと呼ばれる研磨技術は、研磨パッドが貼り付けられた定盤と半導体基板等の被研磨対象物を保持する研磨ヘッドとが、研磨パッドの研磨面と被研磨対象物の被研磨面とが対向するように配置された研磨装置において、被研磨対象物を研磨パッドに接触させ、研磨液であるスラリーを供給しながら両者を相対的に移動させることにより実施されている。
該技術で使われる研磨パッドとしては、たとえば特許文献1に記載されているポリウレタン樹脂発泡シートの背面に柔らかいクッション層を両面テープを介して設けた積層研磨パッドがあげられるが、スラリーが浸透して両面テープの耐久性が低下することによる研磨層とクッション層の間の剥離を課題とし、両面テープに疎水性樹脂を用いることが記載されている。一方特許文献2では、研磨層のポリウレタンが研磨液や洗浄液の水分を吸収していき、徐々に研磨特性が変化していくことが指摘され、研磨層の中に防水性材料層を有する研磨パッドの技術が開示されている。
特開2007−181907号公報 特開平11−156701号公報
しかしながら、本発明者らは、上記疎水性樹脂を用いた両面テープや防水性材料層を有することで、吸水による経時変化は抑えられるかも知れないが、そもそも初期段階の研磨パッドにおける機械的特性(硬度等)が変化し、あるいは、研磨層が摩滅して薄くなった場合に意図した研磨特性が得られない問題が生じるのではないかと考えた。そして、上記疎水性樹脂を用いた両面テープや防水性材料層においては、それ自身の機械的特性には具体的に触れられていない。
本発明は、かかる従来技術背景に鑑み、ガラス、半導体、誘電/金属複合体および集積回路等の被研磨物を、CMPと呼ばれる研磨をする際に、研磨パッドの吸水による研磨特性変化を抑え、かつ、初期段階、あるいは研磨層が摩滅して薄くなった場合においても良好な研磨特性を発現する研磨パッドを提供することにある。
本発明は、研磨層と、下地層とを持つ研磨パッドにおいて、吸水率が1%以下である中間層を研磨層と下地層の間に含み、研磨層のD硬度と中間層のD硬度の差が20以下であることを特徴とする研磨パッドである。
本発明により、ガラス、半導体、誘電/金属複合体および集積回路等の被研磨物を、CMPと呼ばれる研磨をする際に、研磨パッドの吸水による研磨特性変化を抑え良好かつ研磨パッドの吸水による経時的な研磨特性変化を抑え、かつ、初期段階、あるいは研磨層が摩滅して薄くなった場合においても良好な研磨特性を発現する研磨パッドを得ることが出来る。
本発明の研磨パッドは、研磨層と、下地層とを持つ研磨パッドにおいて、吸水率が1%以下である中間層を研磨層と下地層の間に含み、研磨層のD硬度と中間層のD硬度の差が20以下であることを特徴とする研磨パッドである。
本発明のD硬度の測定は、JIS K7215に準拠して行った。試料を3cm×3cm(厚み:任意)の大きさに切り出したものを硬度測定用試料とし、温度23℃±2℃、湿度50%±5%の環境で24時間以上静置し、測定時には試料を重ね合わせ、厚み2mm以上とし測定した。硬度計(高分子計器(株)製、アスカーゴム硬度計D型)を用い、硬度を測定した。
本発明の研磨パッドを構成する研磨層としては、D硬度で50以上70以下であり、独立気泡を有する構造のものが、半導体、誘電/金属複合体及び集積回路等において平坦面を形成するので好ましい。D硬度が50に満たない場合は、半導体基板の局所的凹凸の平坦性が不良となるので好ましくない場合があり、D硬度が70より大きい場合は、被研磨物にスクラッチと呼ばれる研磨傷が入りやすい場合があり好ましくない。
特に限定されないが、かかる構造体を形成する材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウレタン、ポリウレア、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリテトラフルオロエチレン、エポキシ樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ネオプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、エチレンプロピレンゴム、シリコンゴム、フッ素ゴムおよびこれらを主成分とした樹脂等が挙げられる。このような樹脂においても、独立気泡径が比較的容易にコントロールできる点でポリウレタンを主成分とする素材がより好ましい。
本発明におけるポリウレタンとは、ポリイソシアネートの重付加反応または重合反応に基づき合成される高分子である。ポリイソシアネートの対称として用いられる化合物は、含活性水素化合物、すなわち、二つ以上のポリヒドロキシ基、あるいはアミノ基含有化合物である。ポリイソシアネートとして、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートなど挙げることができるがこれに限定されるものではない。ポリヒドロキシ基含有化合物としてはポリオールが代表的であり、ポリエーテルポリオール、ポリテトラメチレンエーテルグリコール、エポキシ樹脂変性ポリオール、ポリエステルポリオール、アクリルポリオール、ポリブタジエンポリオール、シリコーンポリオール等が挙げられる。硬度,気泡径および発泡倍率によって、ポリイソシアネートとポリオール、および触媒、発泡剤、整泡剤の組み合わせや最適量を決めることが好ましい。
これらのポリウレタン中への独立気泡の形成方法としては、ポリウレタン製造時における樹脂中への各種発泡剤の配合による化学発泡法が一般的であるが、機械的な撹拌により樹脂を発泡させたのち硬化させる方法も好ましく使用することができる。
かかる独立気泡の平均気泡径は30μm以上で150μm以下であることが、研磨レートが高く、半導体基板の局所的凹凸の平坦性が良好であることを両立できる点で好ましい。平均気泡径が140μm以下、さらには130μm以下であることがさらに好ましい。平均気泡径が30μm未満の場合、スラリー保持性が悪くなり、研磨レートが低くなり、好ましくない場合がある。また、平均気泡径が150μmを越える場合、半導体基板の局所的凹凸の平坦性が悪くなるので好ましくない。なお、平均気泡径はサンプル断面を、日立製作所(株)製SEM2400走査型電子顕微鏡を使用し、倍率200倍で観察した写真を画像処理装置で測定し、その平均値を取ることにより測定した値をいう。
本発明の一実施態様として好ましいものは、ポリウレタンとビニル化合物から重合される重合体が含有し、独立気泡を有するパッドである。ポリウレタンは、硬度を高くすると脆くなり、またビニル化合物からの重合体だけでは靱性と硬度を高めることはできるが、独立気泡を有する均質な研磨パッドを得ることが困難であった。ポリウレタンとビニル化合物から重合されている重合体が含有されていることにより、独立気泡を含み、靱性と硬度の高い研磨パッドとすることができた。
本発明におけるビニル化合物は、重合性の炭素炭素二重結合を有する化合物である。具体的にはメチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、n−ブチルアクリレート、n−ブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、イソデシルメタクリレート、n−ラウリルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、2−ヒドロキシブチルメタクリレート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルメタクリレート、グリシジルメタクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、アクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、フマル酸ジメチル、フマル酸ジエチル、フマル酸ジプロピル、マレイン酸、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジエチル、マレイン酸ジプロピル、フェニルマレイミド、シクロヘキシルマレイミド、イソプロピルマレイミド、アクリロニトリル、アクリルアミド、塩化ビニル、塩化ビニリデン、スチレン、α−メチルスチレン、ジビニルベンゼン、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート等が挙げられる。これらのモノマーは単独であっても2種以上を混合しても使用できる。
上述したビニル化合物の中で、CH2=CRCOOR(R:メチル基、エチル基、R:メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基)が好ましい。中でもメチルメタクリレート,エチルメタクリレート,n−ブチルメタクリレート,イソブチルメタクリレートが、ポリウレタンへの独立気泡の形成が容易な点、モノマーの含浸性が良好な点、重合硬化が容易な点、重合硬化されたポリウレタンとビニル化合物から重合される重合体を含有している発泡構造体の硬度が高く平坦化特性が良好な点で好ましい。
これらのビニル化合物の重合開始剤としては、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、アゾビスシクロヘキサンカルボニトリル、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、イソプロピルパーオキシジカーボネート等のラジカル開始剤を使用することができる。また、酸化還元系の重合開始剤、例えばパーオキサイドとアミン類の組合せを使用することもできる。これらの重合開始剤は、単独のみならず、2種以上を混合しても使用できる。
ビニル化合物のポリウレタン中への含浸方法としては、モノマーが入った容器中にポリウレタンを浸漬し、含浸させる方法が挙げられる。なお、その際、含浸速度を速める目的で、加熱、加圧、減圧、攪拌、振盪、超音波振動等の処理を施すことも好ましい。
ビニル化合物のポリウレタン中への含浸量は、使用するモノマーおよびポリウレタンの種類や、製造される研磨パッドの特性により定められるべきものであり、一概にはいえないが、例えばビニル化合物を使用した場合においては、重合硬化した発泡構造体中のビニル化合物から得られる重合体とポリウレタンの含有比率が重量比で30/70〜80/20であることが好ましい。ビニル化合物から得られる重合体の含有比率が重量比で30/70に満たない場合は、研磨パッドの硬度が低くなるため好ましくない場合がある。また、含有比率が80/20を越える場合は、研磨層の有している弾力性が損なわれるため好ましくない場合がある。
なお、重合硬化したポリウレタン中のビニル化合物から得られる重合体およびポリウレタンの含有率は熱分解ガスクロマトグラフィ/質量分析手法により測定することができる。本手法で使用できる装置としては、熱分解装置としてダブルショットパイロライザー"PY−2010D"(フロンティア・ラボ社製)を、ガスクロマトグラフ・質量分析装置として、"TRIO−1"(VG社製)を挙げることができる。
本発明でポリウレタンとビニル重合体は、ポリウレタンの相とビニル化合物から重合される重合体の相とが分離された状態で含有されていないことが好ましい。定量的に表現すると、研磨パッドをスポットの大きさが50μmの顕微赤外分光装置で観察した赤外スペクトルがポリウレタンの赤外吸収ピークとビニル化合物から重合される重合体の赤外吸収ピークを有しており、色々な箇所の赤外スペクトルがほぼ同一であることである。ここで使用される顕微赤外分光装置として、SPECTRA−TECH社製のIRμsを挙げることができる。
なお、製造される研磨パッドの特性改良を目的として、研磨剤、帯電防止剤、潤滑剤、安定剤、染料等の各種添加剤が添加されていても良い。
本発明の研磨層は、密度が0.3〜1.1g/cmの範囲にあることが好ましい。密度が0.3g/cmに満たない場合、局所的な平坦性が不良となり、グローバル段差が大きくなる場合がある。密度が1.1g/cmを越える場合は、スクラッチが発生しやすくなる。さらに好ましい密度は、0.6〜0.9g/cm、また、さらに好ましい密度は0.65〜0.85g/cmの範囲である。 本発明の研磨層の密度は、ハーバード型ピクノメーター(JIS R−3503基準)を用い、水を媒体に測定した値である。
本発明の中間層のD硬度は研磨層のD硬度との差が20以下である必要がある。研磨層のD硬度と比べ、中間層のD硬度が20より大きく高い場合、中間層により下地層の柔軟性が損なわれ、研磨パッドの被研磨対象物への追随性が悪くなり、半導体基板全面の面内均一性が悪化する場合があるため好ましくない。また、研磨層のD硬度に比べ、中間層のD硬度が20より大きく下回る場合、研磨パッドの機械的強度が低下することになり、被研磨物のエッジが過研磨されやすくなる場合があるなど、良好な研磨特性を得られない場合があるので好ましくない。
中間層と研磨層とのD硬度差が20以下である場合、中間層は研磨層と近い機械的特性を発現するため、初期段階から良好な研磨特性を得ることが出来る。更に好ましい中間層と研磨層のD硬度差は15以下、より好ましくは10以下である。
本発明の中間層は、吸水率を1%以下にする必要がある。吸水率が1%以上の場合、研磨中に中間層が研磨液や洗浄液を吸収していき、吸水による材料の機械的特性の変化によって研磨特性が変化して、良好な研磨結果を得られなくなるので好ましくない。吸水率は、まず、中間層を温度23±2℃、湿度50±5%の環境下に24時間静置した後、重量を測定し、同環境下において水に24時間浸責した後、表面の付着水をよくとってから重量を測定し、浸責前の重量と浸責後の重量の差を浸責前の重量で割った数値を吸水率とした。
中間層の材料としては、熱可塑性ポリエステルエラストマーであることが好ましく、中間層のD硬度は45以上65以下であるものが、特に初期の段階から良好な研磨特性を発現することが出来、本発明の中間層として使われる材料として好ましい。。更に好ましいD硬度の範囲は50以上63以下である。熱可塑性ポリエステルエラストマーとして、東レ・デュポン(株)製“ハイトレル(登録商標)4047”、“ハイトレル(登録商標)4767”、“ハイトレル(登録商標)5557”、“ハイトレル(登録商標)6347”、“ハイトレル(登録商標)4777”、“ハイトレル(登録商標)5077”、“ハイトレル(登録商標)5577”、“ハイトレル(登録商標)6377”を挙げることができるが、これらに限られるわけではない。
本発明の中間層の厚みは、0.1mm以上、1.5mm以下である必要がある事が好ましい。0.1mm未満の場合、研磨パッドに占める中間層の割合が小さくなり、期待した効果が得られない場合がある。1.5mmより大きい場合、研磨パッド全体の厚みは厚くなるが、パッドの厚みに比して研磨層の厚みが相対的に薄くなり、研磨パッドの厚みの割りには研磨パッド寿命が短くなる場合があるので好ましくない。より好ましい中間層の厚みは0.2mm以上1.2mm以下である。
本発明の下地層の引張り弾性率は、1MPa以上50MPa以下であることが好ましい。引っ張り弾性率が1MPaに満たない場合は、半導体基板全面の面内均一性が損なわれるので好ましくない場合がある。引っ張り弾性率が50MPaを越える場合も半導体基板全面の面内均一性が損なわれるので好ましくない場合がある。さらに好ましい引っ張り弾性率の範囲は、1.2MPa以上40MPa以下である。
この様な下地層としては、天然ゴム、ニトリルゴム、ネオプレン(登録商標)ゴム、ポリブタジエンゴム、熱硬化ポリウレタンゴム、熱可塑性ポリウレタンゴム、シリコンゴムなどの無発泡のエラストマを上げることができるが特にこれらに限定されるわけではない。下地層の厚みは、0.2〜2mmの範囲が好ましい。0.2mmに満たない場合は、半導体基板全面の面内均一性が損なわれるので好ましくない場合がある。2mmを越える場合は、局所平坦性が損なわれるので好ましくない場合がある。さらに好ましい厚みの範囲は、0.3mm以上1.5mm以下である。
本発明の研磨層と中間層、および、中間層と下地層は、両面テープ等の粘着剤または接着剤で一体化する必要がある。両面テープとしては、アクリル粘着剤系両面テープ、ゴム系粘着剤両面テープが代表的に挙げられるが、これに限られるわけではない。両面テープの具体例としては、住友スリーエム(株)製“442JS”、積水化学工業(株)製“#570”、“#5755”、“584”、“#5673X”、“#5782PGW”、“#5604TDM”、“#5782W”、“#5782”、(株)寺岡製作所製“777W”、“785”、“7022”等が例として挙げられる。
接着剤としては、アクリル樹脂系接着剤、α−オレフィン系接着剤、ウレタン樹脂系接着剤、ホットメルト接着剤が挙げられるが、ホットメルト接着剤が短時間で接着できるという点で好ましい。ホットメルト接着剤として、日立化成ポリマー(株)製のハイボン(登録商標)シリーズ、三井武田ケミカル(株)のタケメルト(登録商標)MAシリーズ、東亜合成(株)のアロンメルト(登録商標)Rシリーズ、新田ゼラチン(株)のニッタイト(登録商標)ARXシリーズ、コニシ(株)のボンド(登録商標)KUMシリーズを挙げる事が出来る。
ホットメルト接着剤の厚みとして、30〜150μmが接着力が高く維持できているので好ましい。
本発明の研磨パッドの研磨層表面には、ハイドロプレーン現象を抑える為に、溝切り形状、ディンプル形状、スパイラル形状、同心円形状等、通常の研磨パッドがとり得る溝(グルーブ)が形成されて使用される。溝の深さは、研磨層の厚みより深く、中間層に到達していても構わない。
本発明の研磨パッドを用いて、スラリーとしてシリカ系スラリー、酸化アルミニウム系スラリー、酸化セリウム系スラリー等を用いて半導体ウェハ上での絶縁膜の凹凸や金属配線の凹凸を局所的に平坦化することができたり、グローバル段差を小さくしたり、ディッシングを抑えたりできる。スラリーの具体例として、キャボット社製のCMP用CAB−O−SPERSE(登録商標) SC−1、CMP用CAB−O−SPERSE(登録商標) SC−112、CMP用SEMI−SPERSE(登録商標) AM100、CMP用SEMI−SPERSE(登録商標) AM100C、CMP用SEMI−SPERSE(登録商標) 12、CMP用SEMI−SPERSE(登録商標) 25、CMP用SEMI−SPERSE(登録商標) W2000、CMP用SEMI−SPERSE(登録商標) W−A400等を挙げることができるが、これらに限られるわけではない。
本発明の研磨パッドの対象は、例えば半導体ウェハの上に形成された絶縁層または金属配線の表面であるが、絶縁層としては、金属配線の層間絶縁膜や金属配線の下層絶縁膜や素子分離に使用されるシャロートレンチアイソレーションを挙げることができ、金属配線としては、アルミ、タングステン、銅等であり、構造的にダマシン、デュアルダマシン、プラグなどがある。銅を金属配線とした場合には、窒化珪素等のバリアメタルも研磨対象となる。絶縁膜は、現在酸化シリコンが主流であるが、遅延時間の問題で低誘電率絶縁膜が用いられる様になる。本発明の研磨パッドでは、スクラッチが入りにくい状態で研磨しながら研磨状態を良好に測定することが可能である。半導体ウェハ以外に磁気ヘッド、ハードディスク、サファイヤ等の研磨に用いることもできる。
本発明の研磨パッドは、ガラス、半導体、誘電/金属複合体及び集積回路等に平坦面を形成するのに好適に使用される。
以下、実施例によって、さらに本発明の詳細を説明する。しかし、本実施例により本発明が限定して解釈される訳ではない。なお、マイクロゴムA硬度の測定は以下のとおりに行った。
マイクロゴムA硬度の測定は、高分子計器(株)製のマイクロゴム硬度計“MD−1”で測定した。マイクロゴム硬度計“MD−1”の構成は下記のとおりである。
1.1センサ部
(1)荷重方式:片持ばり形板バネ
(2)ばね荷重:0ポイント/2.24gf。100ポイント/33.85gf
(3)ばね荷重誤差:±0.32gf
(4)押針寸法:直径:0.16mm円柱形。 高さ0.5mm
(5)変位検出方式:歪ゲージ式
(6)加圧脚寸法:外径4mm 内径1.5mm
1.2センサ駆動部
(1)駆動方式:ステッピングモータによる上下駆動。エアダンパによる降下速度制御
(2)上下動ストローク:12mm
(3)降下速度:10〜30mm/sec
(4)高さ調整範囲:0〜67mm(試料テーブルとセンサ加圧面の距離)
1.3試料台
(1)試料台寸法:直径 80mm
(2)微動機構:XYテーブルおよびマイクロメータヘッドによる微動。ストローク:X軸、Y軸とも15mm
(3)レベル調整器:レベル調整用本体脚および丸型水準器。
実施例1
ポリプロピレングリコール30重量部とジフェニルメタンジイソシアネート40重量部と水0.5重量部とトリエチルアミン0.3重量部とシリコーン整泡剤1.7重量部とオクチル酸スズ0.09重量部をRIM成型機で混合して、金型に吐出して加圧成型を行い、厚み2.6mmの独立気泡の発泡ポリウレタンシート(マイクロゴムA硬度:42,密度:0.78g/cm3 、独立気泡の平均気泡径:34μm)を作製した。
前記発泡ポリウレタンシートを、アゾビスイソブチロニトリル0.2重量部を添加したメチルメタクリレートに60分間浸漬した。次に前記発泡ポリウレタンシートを、ポリビニルアルコール"CP"(重合度:約500、ナカライテスク(株)製)15重量部、エチルアルコール(試薬特級、片山化学(株)製)35重量部、水50重量部からなる溶液中に浸漬後乾燥することにより、前記発泡ポリウレタンシート表層をポリビニルアルコールで被覆した。
次に前記発泡ポリウレタンシートを、塩化ビニル製ガスケットを介して2枚のガラス板間に挟み込んで、65℃で6時間、120℃で3時間加熱することにより重合硬化させた。ガラス板間から離型し水洗した後、50℃で真空乾燥を行った。このようにして得られた硬質発泡シートの表面を研削し、厚み1.20mmの研磨層を作製した。
研磨層中のメチルメタクリレート含有率は66重量%であった。また研磨層のD硬度は61度、密度は0.81g/cm、独立気泡の平均気泡径は45μmであった。
中間層として、熱可塑性ポリエステルエラストマーである、東レ・デュポン(株)製“ハイトレル(登録商標)5577”の厚み0.8mmのシートを作成した。該シートのD硬度は53、吸水率は0.6%であった。研磨層と中間層のD硬度差は8であった。
研磨層にホットメルト接着剤として、日立化成ポリマー(株)製ハイボンYR713−1Wを80μで塗工し、該シートとニップロールプレスで加圧して、複合層を作製した。下地層として日本マタイ(株)製の熱可塑性ポリウレタンのマイクロゴムA硬度で65度の1.0mm品(引っ張り弾性率=4MPa)を、該複合層と積水化学工業(株)製5782W接着層を介して積層体を作成し、さらに裏面に裏面テープとして積水化学工業(株)両面テープ5604TDXを貼り合わせた。
この積層体を508mmの直径の円に加工し、研磨層表面に溝幅1mm、溝深さ1.5mm、溝ピッチ20mmの格子状のXY−グルーブをNCルーターで形成して、積層研磨パッドとした。
研磨機アプライドマテリアルズ(株)のMirra 3400を用いて、研磨特性の評価を実施した。研磨特性は、8インチウェハーの最外周4mmを除外した研磨レート(nm/分)、および面内均一性を測定した。研磨レートは、研磨前後のウェハーの熱酸化膜の厚みを直径方向に1mm間隔で測定し、研磨前後の熱酸化膜厚みの差を研磨時間1分で除した値で、ウェハーの最外周4mmを除外した測定点の平均値である。面内均一性は、研磨前後のウェハーの熱酸化膜の厚みを直径方向に1mm間隔で測定し、ウェハーの最外周4mmを除外した測定点の研磨前後の熱酸化膜厚みの差を研磨時間1分で除した値の標準偏差を研磨レートで除した値である。
研磨機の定盤に研磨パッドを貼り付けた後、ドレス荷重5lbf、ドレッサー回転数95rpm、スラリー(キャボット社製、SS−12)を150cc/分の流量で流し、ドレス時間20分でブレークインを行った。次いで、リテナーリング圧力=6psi、メンブレン圧力=4psi、インナーチューブ圧力=4psi、プラテン回転数=93rpm、研磨ヘッド回転数=87rpm、スラリー(キャボット社製、SS−12)を150cc/分の流量で流し、インサイチュウドレスを行いながら、研磨時間1分の研磨条件で研磨を実施した。ブレークイン後10枚目、100枚目、および、12時間ウェットアイドル後の研磨レートを測定し、100枚目、12時間ウェットアイドル後8枚目の研磨レートが10枚目の研磨レートと比べて15%以内の差であり、かつ、面内均一性が5%以下であれば合格とした。
ブレークイン後10枚目の研磨レートは210nm/分、面内均一性は4.1%であった。100枚目の研磨レートは215nm/分、面内均一性は2.9%。12時間ウェットアイドル後8枚目の研磨レートは220nm/分、面内均一性は3.5%であり、研磨初期の10枚目から、12時間ウェットアイドル後8枚目に至るまで、研磨レートおよび面内均一性は合格であり、かつ、10枚目の研磨レートと比べた100枚目、12時間ウェットアイドル後8枚目の研磨レートも15%以内に変動が収まっており、使用初期からパッド使用中に至るまで良好な研磨結果を得ることが出来た。
実施例2
実施例1と同様の厚み1.70mmの研磨層を作製した。中間層として熱可塑性ポリエステルエラストマーである、東レ・デュポン(株)製“ハイトレル(登録商標)6347”の厚み0.3mmのシートを作成した。該シートのD硬度は63、吸水率は0.4%であった。研磨層と中間層のD硬度差は2であった。
研磨層にホットメルト接着剤として、日立化成ポリマー(株)製ハイボンYR713−1Wを80μで塗工し、該シートとニップロールプレスで加圧して、複合層を作製した。下地層として日本マタイ(株)製の熱可塑性ポリウレタンのマイクロゴムA硬度で90度の0.5mm品(引っ張り弾性率=32MPa)を、該複合層と同様にホットメルト接着剤にて貼り合わせ、積層体を作成し、さらに裏面に裏面テープとして積水化学工業(株)両面テープ5604TDXを貼り合わせた。この積層体を508mmの直径の円に加工し、研磨層表面に溝幅1mm、溝深さ1.5mm、溝ピッチ20mmの格子状のXY−グルーブをNCルーターで形成して、積層研磨パッドとした。ここに作製された研磨パッドを、研磨機に貼り付けて、実施例1と同様に評価を行った。ブレークイン後10枚目の研磨レートは220nm/分、面内均一性は3.5%であった。100枚目の研磨レートは215nm/分、面内均一性は3.9%。12時間ウェットアイドル後8枚目の研磨レートは220nm/分、面内均一性は3.5%であり、研磨初期の10枚目から、研磨後期の500枚目に至るまで、研磨レートおよび面内均一性は合格であり、かつ、10枚目の研磨レートと比べた100枚目、12時間ウェットアイドル後8枚目の研磨レートも15%以内に変動が収まっており、使用初期からパッド使用中に至るまで良好な研磨結果を得ることが出来た。
実施例3
実施例1と同様の厚み1.0mmの研磨層を作製した。中間層として熱可塑性ポリエステルエラストマーである、東レ・デュポン(株)製“ハイトレル(登録商標)4767”の厚み1.0mmのシートを作成した。該シートのD硬度は46、吸水率は0.8%であった。研磨層と中間層のD硬度差は15であった。
研磨層にホットメルト接着剤として、日立化成ポリマー(株)製ハイボンYR713−1Wを80μで塗工し、該シートとニップロールプレスで加圧して、複合層を作製した。下地層として日本マタイ(株)製の熱可塑性ポリウレタンのマイクロゴムA硬度で65度の1.0mm品(引っ張り弾性率=4MPa)を、該複合層と同様にホットメルト接着剤にて貼り合わせ、積層体を作成し、さらに裏面に裏面テープとして積水化学工業(株)両面テープ5604TDXを貼り合わせた。この積層体を508mmの直径の円に加工し、研磨層表面に溝幅1mm、溝深さ1.2mm、溝ピッチ20mmの格子状のXY−グルーブをNCルーターで形成して、積層研磨パッドとした。ここに作製された研磨パッドを、研磨機に貼り付けて、実施例1と同様に評価を行った。ブレークイン後10枚目の研磨レートは220nm/分、面内均一性は3.8%であった。100枚目の研磨レートは220nm/分、面内均一性は3.9%。12時間ウェットアイドル後8枚目の研磨レートは225nm/分、面内均一性は2.5%であり、研磨初期の10枚目から、12時間ウェットアイドル後8枚目に至るまで、研磨レートおよび面内均一性は合格であり、かつ、10枚目の研磨レートと比べた100枚目、12時間ウェットアイドル後8枚目の研磨レートも15%以内に変動が収まっており、使用初期からパッド使用中に至るまで良好な研磨結果を得ることが出来た。
実施例4
実施例1と同様の厚み2.00mmの研磨層を作製した。中間層として、熱可塑性ポリエステルエラストマーである、東レ・デュポン(株)製“ハイトレル(登録商標)5577”の厚み0.05mmのシートを作成した。該シートのD硬度は53、吸水率は0.6%であった。研磨層と中間層のD硬度差は8であった。
研磨層にホットメルト接着剤として、日立化成ポリマー(株)製ハイボンYR713−1Wを80μで塗工し、該シートとニップロールプレスで加圧して、複合層を作製した。下地層として日本マタイ(株)製の熱可塑性ポリウレタンのマイクロゴムA硬度で65度の1.0mm品(引っ張り弾性率=4MPa)を、該複合層と同様にホットメルト接着剤にて貼り合わせ、積層体を作成し、さらに裏面に裏面テープとして積水化学工業(株)両面テープ5604TDXを貼り合わせた。この積層体を508mmの直径の円に加工し、研磨層表面に溝幅1mm、溝深さ1.5mm、溝ピッチ20mmの格子状のXY−グルーブをNCルーターで形成して、積層研磨パッドとした。ここに作製された研磨パッドを、研磨機に貼り付けて、実施例1と同様に評価を行った。ブレークイン後10枚目の研磨レートは200nm/分、面内均一性は2.8%であった。100枚目の研磨レートは225nm/分、面内均一性は4.9%。12時間ウェットアイドル後8枚目の研磨レートは230nm/分、面内均一性は5.0%であり、研磨レートおよび面内均一性は合格であり、かつ、10枚目の研磨レートと比べた100枚目、12時間ウェットアイドル後8枚目の研磨レートも15%以内に変動が収まっており、使用初期からパッド使用中に至るまで良好な研磨結果を得ることが出来た。
比較例1
実施例1と同様の厚み1.80mmの研磨層を作製した。中間層としてポリプロピレンの厚み0.2mmのシートを作製した。該シートのD硬度は85、吸水率は0.1%であった。研磨層と中間層のD硬度差は24であった。
研磨層にホットメルト接着剤として、日立化成ポリマー(株)製ハイボンYR713−1Wを80μで塗工し、該シートとニップロールプレスで加圧して、複合層を作製した。下地層として日本マタイ(株)製の熱可塑性ポリウレタンのマイクロゴムA硬度で65度の1.0mm品(引っ張り弾性率=4MPa)を、該複合層と同様にホットメルト接着剤にて貼り合わせ、積層体を作成し、さらに裏面に裏面テープとして積水化学工業(株)両面テープ5604TDXを貼り合わせた。この積層体を508mmの直径の円に加工し、研磨層表面に溝幅1mm、溝深さ1.5mm、溝ピッチ20mmの格子状のXY−グルーブをNCルーターで形成して、積層研磨パッドとした。ここに作製された研磨パッドを、研磨機に貼り付けて、実施例1と同様に評価を行った。ブレークイン後10枚目の研磨レートは200nm/分、面内均一性は6.8%であった。100枚目の研磨レートは220nm/分、面内均一性は4.9%。12時間ウェットアイドル後1枚目の研磨中に、研磨層と中間層の間で剥離が生じ、8枚目まで研磨が出来なかった。研磨初期の10枚目の面内均一性は合格基準には到達しておらず、不合格であった。

Claims (4)

  1. 研磨層と、下地層とを持つ研磨パッドにおいて、吸水率が1%以下である中間層を研磨層と下地層の間に含み、研磨層のD硬度と中間層のD硬度の差が20以下であることを特徴とする研磨パッド。
  2. 中間層が熱可塑性ポリエステルエラストマーである請求項1記載の研磨パッド。
  3. 中間層のD硬度が45以上65以下である請求項1または2に記載の研磨パッド。
  4. 中間層の厚みが0.1mm以上、1.5mm以下である請求項1〜3のいずれかに記載の研磨パッド。
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