JP2007115975A - 光モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】経済的で生産性に優れ、かつ性能の良好な光モジュールを提供する。
【解決手段】光モジュールは、発光素子22が設けられた第1のキャン23と、受光素子32が設けられた第2のキャン33と、発光素子22および受光素子32と光結合する光ファイバー12と、第1、第2のキャン23,33および光ファイバー12を固定保持する一体構造の筐体2とを有している。
【選択図】図1
【解決手段】光モジュールは、発光素子22が設けられた第1のキャン23と、受光素子32が設けられた第2のキャン33と、発光素子22および受光素子32と光結合する光ファイバー12と、第1、第2のキャン23,33および光ファイバー12を固定保持する一体構造の筐体2とを有している。
【選択図】図1
Description
本発明は光モジュールに関し、特に光モジュールの筐体の構造に関する。
近年のブロードバンドの普及に伴い、光ファイバーで加入者と局舎との間の高速通信をおこなうFTTH(Fiber To The Home)がインターネット接続方式として注目されている。光ファイバーを利用した光通信においては、各加入者と局舎の双方に光トランシーバモジュールが設置される。光トランシーバモジュールは、光モジュールと電気モジュールとを有している。光モジュールは、各加入者または局舎から情報を送信するための発光素子と、情報を受信するための受光素子と、これらの素子と光結合する光ファイバーとを備えている。光ファイバーの一端は光モジュールの筐体に固定保持され、他端は光コネクタを介してさらに別の光ファイバーに接続されている。このようなタイプの光モジュールはピグテール型光モジュールと呼ばれる。また、光モジュールの筐体に対して光ファイバーが着脱可能に取り付けられる方式のものもあり、レセプタクル型光モジュールと呼ばれる。電気モジュールは、発光素子や受光素子への制御信号を供給する。
光モジュールでは、送信波長と受信波長とを異ならせ、1本の光ファイバーで同時に送受信をおこなう方式が知られている。一例では、送信波長は1300nm、受信波長は1500nmである。このような双方向(BIDI、bi-directional)通信をおこなう光アセンブリは、BOSA(Bi-directional Optical Sub-assembly)とも呼ばれ、広く使われている(例えば、特許文献1参照)。図7,8には従来技術のピグテール型光アセンブリの一例を示す。図7は、従来技術のピグテール型光アセンブリの断面図である。図8は、図7に示すピグテール型光アセンブリの分解図である。
光アセンブリ101は、開口103,104,105を備えた略直方体の筐体102を有している。開口103にはフェルールカラー111を介して光ファイバー112の先端が固定されたフェルール113が挿入されている。開口103の反対面にある開口104には、金属スリーブ121を介して、発光素子122を備えた第1のキャン123が設けられている。第1のキャン123の先端部には第1のレンズ124が保持されている。同様に、開口103のある面と隣接する面に設けられた開口105には、金属スリーブ131を介して、受光素子132を備えた第2のキャン133が設けられている。第2のキャン133の先端部には第2のレンズ134が保持されている。筐体102の内部には、第1のフィルタ141がフィルタ固定部材142に保持されて、第2のフィルタ143がフィルタ固定部材144に保持されて、各々設けられている。フィルタ固定部材142,144は筐体102とは別の部品として製作され、組み立て時に第1、第2のフィルタ141,143とともに筐体102または第2のキャン133に取り付けられる。
図7を参照すると、情報を送信するときは、発光素子122から所定の送信波長をもった光が出射され、第1のレンズ124を通過後、第1のフィルタ141に入射する。第1のフィルタ141は所定の送信波長の光に対する透過性が最大となるように設計されているため、所定の送信波長をもった光は第1のフィルタ141を透過し、光ファイバー112の先端部に入射する。ただし、すべての光が第1のフィルタ141を透過するわけではなく、一部の光は第1のフィルタ141で屈折し、フィルタ固定部材142に向かい、フィルタ固定部材142で反射され、受光素子132に向かう。このような光は迷光と呼ばれるが、迷光は受信ノイズのもととなり好ましくない。そのため、第2のフィルタ143は所定の受信波長の光に対する透過性が最大となるように設計されている。受信波長とは異なる送信波長をもった光の多くは反射され、受光素子132への入射が制限される。
情報を受信するときは、光ファイバー112の先端から所定の受信波長をもった光が出射され、第1のフィルタ141に入射する。第1のフィルタ141は所定の送信波長の光に対する透過性が最大となるように設計されているため、すなわち所定の受信波長をもった光に対する透過性は小さいため、入射した光は第1のフィルタ141で屈折し、受光素子132に向かう。一方、第2のフィルタ143は所定の受信波長の光に対する透過性が最大となるように設計されているため、屈折した光の多くは第2のフィルタ143を透過し、第2のレンズ134を通過後、受光素子132に入射する。
特開平6−160674号公報
このような構成の従来技術の光モジュールは、筐体にフィルタを装着する際に、フィルタ固定部材の筐体への取付けを必要とする。フィルタ固定部材の発光素子または受光素子の光軸に対する取付け角度の精度は、光モジュールの性能上極めて重要であることから、取付けには多大な手間がかかる。また、必要な取付け精度を得るためには、フィルタ固定部材およびそれが取り付けられる筐体の取付け面にも高い加工精度が要求される。フィルタ固定部材には光を透過させる開口が設けられ、複雑な形状となるため、加工の手間もかかる。これらはまた、製品コストの上昇にもつながる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、経済的で生産性に優れ、かつ性能の良好な光モジュールを提供することを目的とする。
本発明の一実施態様によれば、光モジュールは、発光素子が設けられた第1のキャンと、受光素子が設けられた第2のキャンと、発光素子および受光素子と光結合する光ファイバーと、第1、第2のキャンおよび光ファイバーを固定保持する一体構造の筐体とを有している。筐体は、光ファイバーを筐体に取付けるためのフェルールカラーが一体に形成されていてもよい。
本発明の別の実施態様によれば、光モジュールは、発光素子が設けられた第1のキャンと、受光素子が設けられた第2のキャンと、光ファイバーの一端を固定保持する光コネクタが、発光素子および受光素子が光ファイバーと光結合するように取り付けられるようにされたレセプタクル部を備えるとともに、第1、第2のキャンを固定保持する一体構造の筐体とを有している。
このため、光モジュールの構成部品の点数が削減され、製造工程の簡略化やコスト低減に有効である。光モジュールは、内部に多くの構成部品が組み込まれており、しかもこれらの部品は高い製作精度と筐体への取付け精度が要求されていたため、筐体を一体化するメリットは大きい。
本発明のさらに別の実施態様によれば、第1のキャンは、発光素子の光軸が光ファイバーの光軸と略同一直線上となるように筐体に取付け、第2のキャンは、受光素子の光軸が発光素子の光軸と略直交するように取付けることができる。光モジュールはさらに、発光素子と光ファイバーとの間に、発光素子の光軸および受光素子の光軸の各々と略45度の角度をなして設けられ、発光素子から出射する光を光ファイバーに向けて主に透過させ、光ファイバーから出射する光を受光素子に向けて主に屈折させる第1のフィルタと、第1のフィルタと受光素子との間に設けられた第2のフィルタであって、発光素子から出射して第2のフィルタに入射する光を主に反射させ、光ファイバーから出射し第1のフィルタで屈折して第2のフィルタに入射する光を受光素子に向けて主に透過させる第2のフィルタとを有している。この場合、筐体は、第1および第2のフィルタの少なくともいずれか一方の支持部が一体に形成されていてもよい。
さらに、光モジュールは、発光素子と第1のフィルタとの間、または光ファイバーと第1のフィルタとの間に、発光素子に向かう光を遮断する光アイソレータを有し、筐体は、光アイソレータの支持部が一体に形成されていてもよい。
筐体の外面の少なくとも一部には溝が形成されていてもよい。
筐体は金属射出成形で製作することができる。
筐体の外面の少なくとも一部は面取りされていてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、経済的で生産性に優れ、かつ性能の良好な光モジュールを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の光モジュールの実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る光モジュールの分解断面図である。図2は、光モジュールを構成する筐体の外形図および断面図である。同図(a)は、後述する第2のキャン側から見た斜視図を、同図(b)は、同図(a)中b−b線に沿った断面図を、同図(c)は、第2のキャン側から同図(a)と異なる方向で見た斜視図を示す。また、以降の各図において、白抜き矢印は光ファイバー、第1、第2のキャンが取り付けられる方向を示し、各々F,LD,PDで表記している。図1と2は段差部8の位置が逆になっているが、これは光アイソレータ(後述)の設置位置として2つのパターンがあるためであり、勿論一致していてもよい。詳細は後述する。本発明は筐体の構造に特徴があり、筐体と、光ファイバー、第1,第2のキャンとの接続形態や、フィルタの配置などは図7,8に示す従来技術と同様であるが、以下に概略を説明する。
図1を参照すると、光モジュール1は、レーザーダイオード等からなる発光素子22が設けられた第1のキャン23と、フォトダイオード等からなる受光素子32が設けられた第2のキャン33と、発光素子22および受光素子32と光結合する光ファイバー12とを有している。筐体2は金属射出成形で製作されたほぼ直方体形状ステンレススチールなどの材料で作られる。開口3には、フェルールカラー11を介して、光ファイバー12を保持したフェルール13が挿入されている。開口3と対向する面に設けられた開口4には、金属スリーブ21を介して、第1のキャン23が挿入されている。第1のキャン23は、発光素子22の光軸が光ファイバー12の光軸と略同一直線上となるように筐体2に取り付けられている。第1のキャン23の先端部には、第1のレンズ24が、発光素子22および光ファイバー12の光軸上に位置するよう保持されている。開口3,4と隣接する面に設けられた開口5には、金属スリーブ31を介して、第2のキャン33が挿入されている。第2のキャン33は、受光素子32の光軸が発光素子22の光軸と略直交するように取り付けられている。第2のキャン33の先端部には、第2のレンズ34が、受光素子32の光軸上に位置するよう保持されている。ここで光軸とは、光ファイバー12の場合は、光ファイバー12が先端部付近において延びる方向と平行な軸であり、発光素子22の場合は、出射光の光量が最大となる方向と平行な軸であり、受光素子32の場合は、受光する光量が最大となる方向と平行な軸である。
発光素子22と光ファイバー12との間には、第1のフィルタ41が設けられている。第1のフィルタ41は、発光素子22の光軸および受光素子32の光軸の各々と略45度の角度をなして設けられている。第1のフィルタ41は、発光素子22から出射する光を光ファイバー12に向けて主に透過させ、光ファイバー12から出射する光を受光素子32に向けて主に屈折させる。
第1のフィルタ41と受光素子32との間には第2のフィルタ43が設けられている。第2のフィルタ43は、発光素子22から出射して第2のフィルタ43に入射する一部の光を主に反射させ、光ファイバー12から出射し第1のフィルタ41で屈折して第2のフィルタ43に入射する光を受光素子32に向けて主に透過させる。
図2を参照すると、フィルタ支持部7が、筐体2の底面6上に筐体2と一体に形成されている。フィルタ支持部7の上面71はほぼ平坦であり、受光素子32の光軸との交点付近には斜面72が形成されている。斜面72の反対側の面は底面6とほぼ直交する側壁73となっている。フィルタ支持部7の斜面72と側壁73との間の躯体には、発光素子22および光ファイバー12の光軸とほぼ平行に延びる貫通孔74が設けられている。斜面72は発光素子22および光ファイバー12の光軸と約45度の角度をなし、その上に第1のフィルタ41が、貫通孔74を覆うように設けられている(同図(b),(c)参照)。貫通孔74は、第1のフィルタ41を透過する光の通過経路を形成する。上面71には第2のフィルタ43が設けられている。
図1を参照すると、発光素子22と第1のフィルタ41との間には、光アイソレータ45が設けられている。光アイソレータ45は発光素子22に向かう光を遮断する。これは、前述したように発光素子22から出射した光の一部が第1のフィルタ41で屈折し、屈折した光が再び第1のフィルタ41に入射し、再度屈折して発光素子22に戻る場合があるためである。この現象が生じると、発光素子22から出射した光が撹乱され、性能低下や誤動作につながるおそれがある。光アイソレータ45は、光の進行方向を一つの方向(発光素子22からの出射光の進行方向)に制限するため、このような現象の防止に役立つ。図1を参照すると、段差部8が発光素子22側に設けられている。光アイソレータ45はこの段差部8に嵌合し、固定される。
光アイソレータ45は、光ファイバー12と第1のフィルタ41との間に設けられてもよい。すなわち、発光素子22から出射し第1のフィルタ41を透過した光が、光ファイバー12で反射され、同じ光路を辿って発光素子22に戻る場合がある。この場合も上記と同様の問題が生じる。光アイソレータ45は、このような現象を防止するのにも有効である。この場合、図2(b)に示すように、段差部8は光ファイバー側に設けられ、光アイソレータ45が固定される(光アイソレータ45は図示せず)。なお、光アイソレータの設置の有無や設置位置は光モジュールの設計によって異なるため、上記の実施形態に限定されるわけではない。光アイソレータを設置しない場合、上述した段差部は不要である。光アイソレータを第1のフィルタ41の両側に設ける場合は、上述した段差部もこれに応じて2箇所設けられる。
以上説明したように、第1、第2のキャン23,33、光ファイバー12、第1,第2のフィルタ41,43、および光アイソレータ45は、一体構造の筐体2によって固定保持されている。
このように、本実施形態においては、第1,第2のフィルタ、さらには光アイソレータが筐体に直接支持される構造となっており、フィルタ等の支持部品を別に用意し、それを筐体に組み込む必要がない。このため、製造工程の簡略化が可能となり、コストの低減にもつながる。また、筐体の構造が従来に比べて複雑化するとはいえ、筐体は金属射出成形で作られるため、製作精度、特にフィルタが取り付けられるフィルタ支持部の上面および斜面の製作精度は良好であり、性能への影響も少ない。
なお、フィルタの設置数は光モジュールの設計により決まり、上述したように2枚必要であるとは限らない。また、第2のフィルタ43をフィルタ支持部7ではなく第2のキャン33に設ける構造も考えられる。このような場合、図示は省略するが、第2のフィルタの筐体への装着は不要である。
図3は、本実施形態の変形例を示す、第2のキャン側から見た筐体の斜視図である。本変形例では上述の実施形態と異なり、貫通孔74aが円形ではなく矩形形状となっている。このような構成では、斜面72aの幅を確保することが比較的容易であるため、第1のフィルタの装着が容易となる。なお、貫通孔74aの上方は、第2のフィルタが装着できる部分が確保できればフィルタ支持部の躯体が延びていなくてもよく、開放された構造であってもよい。その場合は貫通孔ではなく溝となる。
図4は、本実施形態のさらに別の変形例を示す、筐体の外形図である。同図(a)は筐体の斜視図を、同図(b)〜(d)は各々、同図(a)中のb〜d方向から見た筐体の外形図を示す。本変形例では、筐体2bの外面の四隅が面取りされている。このような構成は、特に筐体を金属射出成形で製作する場合、材料コストの低減につながる。なお、面取りする部位は四隅に限定されず、上側の二隅、下側の二隅など適宜に選択できることは言うまでもない。また、面取りの形状も平面状、曲面状のいずれであるかを問わない。
図5は、本実施形態のさらに別の変形例を示す、筐体の外形図である。同図(a)は筐体の斜視図を、同図(b)〜(d)は各々、同図(a)中のb〜d方向から見た筐体の外形図を示す。本変形例では、フェルールカラー11cが筐体2cと一体化されている。フェルールは筐体2cと一体化されたフェルールカラー11cに挿入されるため、このような構成は、光ファイバーの芯合わせが容易になるというメリットがある。
図6は、本実施形態のさらに別の変形例を示す、筐体の外形図である。本変形例では、筐体2dの外面に溝9が形成されている。図には示されていないが、第2のキャンの設けられていない裏側の一面にも同様の溝9が形成されている。溝9を設ける位置および範囲は適宜に定めることができる。光モジュールの作動中は、発光素子22の発熱などによって筐体2d内部の温度が上昇する場合があるため、このような構成は、筐体2dからの熱の放散を促し、筐体2d内部の温度上昇を緩和し、製品の信頼性向上に役立つ。
以上、光モジュールの実施形態について説明したが、本発明は、レセプタクル型の光モジュールにも適用できることはいうまでもない。この場合、光モジュールには、発光素子が設けられた第1のキャンと、受光素子が設けられた第2のキャンと、レセプタクル部とを備えた一体構造の筐体とが備えられる。筐体は第1、第2のキャンを固定保持する。レセプタクル部は、光ファイバーの一端を固定保持する光コネクタが、発光素子および受光素子が光ファイバーと光結合するように取り付けられるようにされている。
1 光モジュール
3,4,5 開口
フィルタ支持部7
71 上面
72 斜面
73 側壁
74 貫通孔
8 段差部
9 溝
11 フェルールカラー
12 光ファイバー
13 フェルール
22 発光素子
23 第1のキャン
32 受光素子
33 第2のキャン
41 第1のフィルタ
43 第2のフィルタ
45 光アイソレータ
3,4,5 開口
フィルタ支持部7
71 上面
72 斜面
73 側壁
74 貫通孔
8 段差部
9 溝
11 フェルールカラー
12 光ファイバー
13 フェルール
22 発光素子
23 第1のキャン
32 受光素子
33 第2のキャン
41 第1のフィルタ
43 第2のフィルタ
45 光アイソレータ
Claims (8)
- 発光素子が設けられた第1のキャンと、
受光素子が設けられた第2のキャンと、
前記発光素子および前記受光素子と光結合する光ファイバーと、
前記第1、第2のキャンおよび前記光ファイバーを固定保持する一体構造の筐体と、
を有する光モジュール。 - 前記筐体は、前記光ファイバーを該筐体に取付けるためのフェルールカラーが一体に形成されている、請求項1に記載の光モジュール。
- 発光素子が設けられた第1のキャンと、
受光素子が設けられた第2のキャンと、
光ファイバーの一端を固定保持する光コネクタが、前記発光素子および前記受光素子が該光ファイバーと光結合するように取り付けられるようにされたレセプタクル部を備えるとともに、前記第1、第2のキャンを固定保持する一体構造の筐体と、
を有する光モジュール。 - 前記第1のキャンは、前記発光素子の光軸が前記光ファイバーの光軸と略同一直線上となるように前記筐体に取り付けられ、
前記第2のキャンは、前記受光素子の光軸が前記発光素子の光軸と略直交するように取り付けられ、
前記発光素子と前記光ファイバーとの間に、該発光素子の光軸および該受光素子の光軸の各々と略45度の角度をなして設けられ、前記発光素子から出射する光を前記光ファイバーに向けて主に透過させ、前記光ファイバーから出射する光を前記受光素子に向けて主に屈折させる第1のフィルタと、
前記第1のフィルタと前記受光素子との間に設けられた第2のフィルタであって、前記発光素子から出射して該第2のフィルタに入射する光を主に反射させ、前記光ファイバーから出射し該第1のフィルタで屈折して該第2のフィルタに入射する光を該受光素子に向けて主に透過させる第2のフィルタと、
を有し、
前記筐体は、前記第1および第2のフィルタの少なくともいずれか一方の支持部が一体に形成されている、
請求項1から3のいずれか1項に記載の光モジュール。 - 前記発光素子と前記第1のフィルタとの間、または前記光ファイバーと該前記第1のフィルタとの間に設けられ、該発光素子に向かう光を遮断する光アイソレータを有し、
前記筐体は、前記光アイソレータの支持部が一体に形成されている、
請求項4に記載の光モジュール。 - 前記筐体の外面の少なくとも一部に溝が形成されている、請求項1から5のいずれか1項に記載の光モジュール。
- 前記筐体は金属射出成形で製作されている、請求項1から6のいずれか1項に記載の光モジュール。
- 前記筐体の外面の少なくとも一部が面取りされている、請求項1から7のいずれか1項に記載の光モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005307196A JP2007115975A (ja) | 2005-10-21 | 2005-10-21 | 光モジュール |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=38097879
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---|---|---|---|
JP2005307196A Pending JP2007115975A (ja) | 2005-10-21 | 2005-10-21 | 光モジュール |
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2005
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