JP2007112352A - 車両用シート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より小型化可能な車両用シート装置を提供する。
【解決手段】車両用シート装置1は、ロアアーム2に固定されるベース部材11と、リクライナ機構をロック解除するための操作力が伝達されるリクライナケーブル42に連動してウォークイン動作からチルトダウン動作への切り替えを行う操作力が伝達されるケーブル30と、ケーブル30の端末部30bが係止される長孔20eを有してベース部材11に回動自在に支持されウォークイン動作からチルトダウン動作への切り替えを行うケーブルリンク20とを備える。ケーブルリンク20の回動角度が所定角度を超えたときに、端末部30bは、ケーブル30の引き量に対するケーブルリンク20の回動角度の変化量が低減されるように長孔20eに沿って移動する。
【選択図】図7

Description

本発明は、ウォークイン機構及びチルトダウン機構を備える車両用シート装置に関するものである。
従来、例えば2ドアタイプの車両では、後部席への乗降性を良好にするために、乗員の後部席への乗降時、前部席のシートの背もたれ部(シートバック)を前方へ倒すと同時に当該シートの前後方向の位置を調節するシートスライド機構のロック機構を解除し、前部席のシートを前方へ移動させるウォークイン機構が搭載されている。
また、こうした2ドアタイプの車両において、上述したウォークイン機構とは別に、車室の後方スペースを荷物収納スペースとして使用する場合、荷物の出し入れを良好にするために、前部席のシートの背もたれ部を前方へ大倒しさせるチルトダウン機構の搭載されたものが知られている。
そして、例えば特許文献1では、ウォークイン及びチルトダウンの両動作の切り替えを行う機構として、2系統の操作レバー(72a,96a)により、ウォークイン動作させる場合とチルトダウン動作させる場合とを判別する機構が提案されている。
しかしながら、特許文献1のように2系統の操作レバーにより上記判別を行う機構では、チルトダウン状態から復帰させる際には再度操作レバーを操作する必要があり煩雑であった。また、上記機構では、シートの背もたれ部の傾斜角度を調節するリクライナユニットの周辺部品に構成部品が散在しておりウォークイン機構等のユニットとして独立していないため、搭載にあたって配置スペースの確保に大きな制約を受けることになる。さらに、ウォークイン時にシートの背もたれ部の傾斜角度を所定角度に設定するためのウォークインストッパがウォークイン機構のユニット内に設置されておらず、サイドフレーム(33)側の突起(110)がウォークイン時のストッパとして機能する構成であるため、背もたれ部の設計上、大きな制約を受けることになる。
一方、特許文献2では、ウォークイン及びチルトダウンの両動作の切り替えを行う機構として、センサリンク(21)によりシートクッション(23)の位置を検知して、ウォークイン動作させる場合とチルトダウン動作させる場合とを判別する機構が提案されている。この機構は、例えばダブルフォールディングタイプのようにシートクッション自体に動きがあるシートへの採用を前提としているものの、センサリンクを操作力の入力可能な適宜のリンクに置き換えることで、シートクッションに動きがないチルトダウンタイプや固定タイプのシートでも採用し得ることは容易に推測される。
特表2002−501852号公報 特開2003−182416号公報(第3頁、第1−5図)
ところで、特許文献2では、シートの背もたれ部の傾斜角度を調節するリクライナ機構についての言及がないものの、例えばチルトダウン動作への切り替えに連動してリクライナ機構をロック解除することが好ましいことはいうまでもない。例えば、操作力の入力可能なリンクとしてのセンサリンク(以下、「操作リンク」という)をチルトダウン動作に切り替えるための操作力が伝達されるケーブルに連結するとともに、該ケーブルに連動して操作力が伝達される別のケーブルをリクライナ機構をロック解除するための部材に連結することで、チルトダウン動作への切り替えに連動したリクライナ機構のロック解除は実現可能であろう。
ここで、例えばチルトダウン動作への切り替え態勢が不十分な状態でリクライナ機構がロック解除された場合、意図せずウォークイン動作してしまうことがある。そこで、このような誤動作を回避するために、チルトダウン動作への切り替えを完了させるために必要なケーブルの操作量を、リクライナ機構をロック解除するために必要な別のケーブルの操作量よりも短く設定しておくことが好ましい。
しかしながら、このような構成を採用した場合、操作リンクに連結されたケーブルは、チルトダウン動作への切り替えが完了したにも関わらず、リクライナ機構がロック解除されるまで別のケーブルに連動して操作力が伝達され続けることとなる。そして、操作リンクに連結されたケーブルの余分な操作量によって該操作リンクが回動し続けることになり、操作リンクを余分に回動させることが必要になる分、スペースの確保を要し装置全体としての大型化を余儀なくされる。
本発明の目的は、より小型化可能な車両用シート装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ロアアームに対してアッパアームを前後方向に回動自在とした車両用シート装置において、前記ロアアームに固定されるベース部材と、リクライナ機構をロック解除するための操作力が伝達される第1ケーブルに連動して、ウォークイン動作及びチルトダウン動作のいずれか一方からいずれか他方への切り替えを行う操作力が伝達される第2ケーブルと、前記第2ケーブルの端末部が係止される長孔を有して前記ベース部材に回動自在に支持され、ウォークイン動作及びチルトダウン動作のいずれか一方からいずれか他方への切り替えを行う操作リンクとを備え、前記操作リンクの回動角度が所定角度を超えたときに、前記端末部は、前記第2ケーブルの操作量に対する前記操作リンクの回動角度の変化量が低減されるように前記長孔に沿って移動することを要旨とする。
同構成によれば、前記操作リンクの回動角度が所定角度を超えたとき、前記端末部は、前記長孔に沿って移動することで、前記第2ケーブルの操作量に対する前記操作リンクの回動角度の変化量が低減される。ウォークイン動作及びチルトダウン動作のいずれか一方からいずれか他方への切り替えは、誤動作を抑制するために、リクライナ機構のロック解除に先だって完了することが好ましい。この場合、前記第2ケーブルは、上記切り替えが完了したにも関わらず、リクライナ機構がロック解除されるまで前記第1ケーブルに連動して操作力が伝達され続けることとなる。そして、前記第2ケーブルの余分な操作量によって、前記操作リンクは回動し続けることになる。しかしながら、例えば前記操作リンクの回動角度が前記所定角度に達した時点でウォークイン動作及びチルトダウン動作のいずれか一方からいずれか他方への切り替えを完了させることで、その後のリクライナ機構のロック解除に至るまでの前記第1ケーブルに連動した前記第2ケーブルの余分な操作量に対しては、前記操作リンクの回動角度の変化量が低減される。従って、前記第2ケーブルの操作量に対し、前記操作リンクの回動量が低減され、その回動を許容するために必要なスペースが低減されて、省スペース化が可能である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用シート装置において、前記操作リンクは、回動角度が前記所定角度内にあるときに、前記長孔に係止された前記第2ケーブルの端末部を移動規制する規制壁部を有することを要旨とする。
同構成によれば、前記操作リンクの回動角度が前記所定角度内にあるとき、前記長孔に係止された前記第2ケーブルの端末部は、前記規制壁部により移動規制される。このため、例えば前記操作リンクの回動角度が前記所定角度に達した時点でウォークイン動作及びチルトダウン動作のいずれか一方からいずれか他方への切り替えを完了させる場合、該完了に先立って前記長孔に係止された前記端末部が、該長孔に沿って移動することが防止される。これにより、ウォークイン動作及びチルトダウン動作のいずれか一方からいずれか他方への切り替えの完了に先立って、前記第2ケーブルの操作量に対する前記操作リンクの回動角度の変化量が低減され、上記切り替えのための操作感度が低下することが好適に防止される。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の車両用シート装置において、前記長孔は、前記第2ケーブルの端末部を着脱するための取付孔を有し、該第2ケーブルの操作量に対する前記操作リンクの回動角度の変化量が低減されるときの前記端末部の移動方向の先端側で折り返されて前記取付孔に連続することを要旨とする。
同構成によれば、前記長孔は、前記端末部の移動方向の先端側で折り返されて前記取付孔に連続するため、該端末部は、前記長孔に沿って移動しても前記移動方向の先端側で折り返されるように移動しない限り、前記取付孔まで到達することはない。従って、前記端末部の移動によって、該端末部が前記取付孔から脱落することが好適に防止される。
請求項1乃至3に記載の発明では、より小型化可能な車両用シート装置を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態について図面に従って説明する。
図1は、本実施形態の車両用シート装置をシート幅方向に分解して示す分解斜視図である。同図に示されるように、車両用シート装置1のシートクッションの骨格をなす板材からなるロアアーム2には、シートバックの骨格をなす板材からなるアッパアーム3が回転軸Oを中心にシート前後方向に回動自在に支持されて、シートバックの傾動を可能としている。これらロアアーム2及びアッパアーム3は、シート幅方向両側に対で配設されており、図1では一側(シート前方に向かって右側)に配置されるものを図示している。なお、各ロアアーム2及びアッパアーム3間には、回転軸Oを中心とするシートバックの傾斜角度を調節するためのリクライナ機構(図示略)が内蔵されている。
前記ロアアーム2の内側面には、前記アッパアーム3の下側で板材からなるリクライナストッパ5が接合されるとともに、同リクライナストッパ5には、ロアアーム2からシート幅方向内側に突設されたストッパ部5aが形成されている。
前記アッパアーム3には、前記回転軸Oの周方向一側(図1において時計回転方向の側)で径方向外側に突出する第1ストッパプレート部3aが形成されるとともに、周方向他側(図1において反時計回転方向の側)で径方向外側に突出する第2ストッパプレート部3bが形成されている。なお、これら第1及び第2ストッパプレート部3a,3bの回動軌跡上に前記ストッパ部5aが配置されている。第1ストッパプレート部3aは、シートバックを前方に大倒しするチルトダウン時においてロアアーム2に対するアッパアーム3の回動角度を規制するためのものであり、第2ストッパプレート部3bは、シートバックを後方に倒すときのロアアーム2に対するアッパアーム3の回動角度を規制するためのものである。
また、前記アッパアーム3の内側面には、前記回転軸Oの周縁で板材からなる押圧部材6が接合されるとともに、この押圧部材6には、前記第1及び第2ストッパプレート部3a,3b間でアッパアーム3からシート幅方向内側に離隔されて前記回転軸Oの径方向外側に突出する押圧部6aが形成されている。さらに、前記押圧部材6の接合されたアッパアーム3の内側面には、前記回転軸Oの周縁で板材からなるガイド部材7が接合されるとともに、このガイド部材7には、アッパアーム3から前記押圧部6aよりも更にシート幅方向内側に離隔されて前記回転軸Oの径方向外側に突出するガイド部7aが形成されている。
なお、前記回転軸Oの周方向において、前記ガイド部7aは、前記押圧部6aよりも第2ストッパプレート部3b側に配置されている。また、前記回転軸Oの径方向において、前記ガイド部7aの先端までの距離は、前記押圧部6aの基端までの距離よりも短く設定されている。つまり、これら押圧部6a及びガイド部7aは、前記アッパアーム3との一体回動において、径方向及びシート幅方向で回転軌跡が重ならないように形成されている。
さらに、これら押圧部材6及びガイド部材7は、前記回転軸Oを中心とする円形に開口されて、リクライナ機構とこれをロック解除するための操作入力用の制御シャフト40(図7参照)とを連結可能としている。この制御シャフト40には、図7に示した連結レバー41が固着されるとともに、この連結レバー41の先端部には、ケーブル支持片41aが形成されている。このケーブル支持片41aには、先端金具42aにおいてアッパアーム3に支持された第1ケーブルとしてのリクライナケーブル42のボール状の端末部42bが係止されている。このリクライナケーブル42は、図示しないウォークイン操作レバー及びチルトダウン操作レバーに連結されており、いずれかの操作レバーからの選択的な操作力の伝達により端末部42bが引っ張られることで、前記制御シャフト40を図示反時計回転方向に回動させてリクライナ機構をロック解除する。
前記ロアアーム2の内側面には、前記リクライナストッパ5との干渉を避けてベース部材11がボルト−ナットの締結にて固定されている。このベース部材11は、シート幅方向で対をなす第1ベースブラケット12及び第2ベースブラケット13が一体化されてなるとともに、一方の第1ベースブラケット12が前記リクライナストッパ5の接合されたロアアーム2の内側面に重ねられ、他方の第2ベースブラケット13が前記第1ベースブラケット12の内側面に重ねられて、前記ロアアーム2に固定されている。
前記第1ベースブラケット12の中央部には、シート幅方向に貫通する断面略四角形の取付孔12aが形成されるとともに、上側に突出する板状の第1ストッパ片12bが形成されている。なお、この第1ストッパ片12bは、取付孔12aの上側であり且つシート幅方向で前記第1ストッパプレート部3aと押圧部6aとの間に配置される。
前記第2ベースブラケット13の中央部には、シート幅方向に貫通する断面略四角形の取付孔13aが形成されるとともに、上側に突出する板状の第2ストッパ片13bが形成されている。なお、この第2ストッパ片13bは、取付孔13aの上側であり且つシート幅方向で前記押圧部6aとガイド部7aとの間に配置される。つまり、これら第1及び第2ストッパ片12b,13bは、シート幅方向で前記押圧部6aが中間部に配置されるように当該方向に離隔されている。また、前記第2ベースブラケット13には、シート幅方向に突出するケーブル支持片13cが形成されている。このケーブル支持片13cには、図7に示した第2ケーブルとしてのケーブル30の先端金具30aが支持される。
前記第2ベースブラケット13の内側面には、取付孔13a等との干渉を避けたその中央部において板材からなるセンサブラケット14が固着されている。このセンサブラケット14には、第2ベースブラケット13の内側面からシート幅方向内側に突出するストッパ壁部14aと、同ストッパ壁部14aから上側に屈曲されたガイド壁部14bとが形成されている。そして、上記ガイド壁部14bには、シート前後方向に伸びる長孔15が形成されるとともに、その一側端部には、上側に鋭角に凹む係合凹部15aが形成されている。
前記第1及び第2ベースブラケット12,13間には、前記取付孔12a,13aと同軸でねじりコイルスプリングからなるケーブルスプリング16が介在されるとともに、同ケーブルスプリング16の一端は第1ベースブラケット12に係止されている。そして、前記ベース部材11には、前記取付孔13a及びケーブルスプリング16に挿通された一端が前記取付孔12aに嵌合する態様でヒンジピン17が固定されている。ヒンジピン17が前記第1及び第2ストッパ片12b,13bよりも下側に配置されていることはいうまでもない。
なお、上記ヒンジピン17の軸方向中間部には、径方向外側に突出する円板状のフランジ17aが一体形成されるとともに、フランジ17aと第2ベースブラケット13の対向面との間には、板材からなるアーム状のメインリンク18がその長手方向中間部において回動自在に支持されている。上記メインリンク18は、ヒンジピン17の固定された第2ベースブラケット13(ベース部材11)の対向面とフランジ17aとの間で所定の間隙を有して、ヒンジピン17を中心とする円滑な回動が許容されている。なお、このメインリンク18は、シート幅方向で前記第2ストッパ片13bと前記ガイド壁部14bとの間に配置されている。
また、上記ヒンジピン17には、フランジ17aを挟んだメインリンク18の反対側で、板材からなる扇状のサブリンク19が挿通されるとともに、更に板材からなる操作リンクとしてのケーブルリンク20が挿通されている。そして、上記サブリンク19及びケーブルリンク20は、ヒンジピン17の先端に固着された円環状のワッシャ21により抜け止めされて、ヒンジピン17を中心に回動自在に支持されている。つまり、上記メインリンク18、サブリンク19及びケーブルリンク20の回転軸は、ヒンジピン17において同軸に配置されている。また、上記サブリンク19及びケーブルリンク20は、前記ワッシャ21と前記フランジ17aの対向面との間で所定の間隙を有して、ヒンジピン17を中心とする円滑な回動が許容されている。
前記メインリンク18の一側端部には、シート幅方向に中心軸が伸びる略円柱体のウォークインストッパピン22が固着されている。このウォークインストッパピン22の軸方向の長さは、前記メインリンク18の回動に伴い前記両第1及び第2ストッパ片12b,13b間を橋渡しする態様でこれらに当接するように設定されている。従って、前記メインリンク18のヒンジピン17を中心とする回動は、ウォークインストッパピン22が第1及び第2ストッパ片12b,13bに当接するまでの範囲に規制されている。
前記メインリンク18には、ウォークインストッパピン22の反対側で、これと同軸の回転軸を有する板材からなるアーム状のセンサリンク23が回動自在に支持されている。このセンサリンク23の先端部には、前記第2ベースブラケット13側から前記センサブラケット14の長孔15に挿通されるセンサピン24が突設されている。このセンサピン24は、一端及び他端がメインリンク18及びセンサリンク23に係止されたコイルスプリングからなるセンサスプリング25により前記長孔15の上側の内壁面に当接するように付勢されている。なお、前記ガイド部材7のガイド部7aのシート幅方向の位置は、前記センサブラケット14とセンサリンク23との間に設定されている。
前記メインリンク18の他側端部には、シート幅方向に屈曲された係合片18aが形成されるとともに、この係合片18aは、前記サブリンク19に形成されたヒンジピン17を中心とする円弧状の長孔19aに挿通されている。従って、前記メインリンク18及びサブリンク19は、前記係合片18aが上記長孔19aの内壁面に係止されるまでの範囲で相対回動が許容されている。
なお、前記サブリンク19には、径方向外側にアーム状に延出する延出部19bが形成されており、その先端部には、同サブリンク19の回動に伴って押し引きされる連結リンク26が回動自在に連結されている。上記サブリンク19は、ヒンジピン17を中心とする図示時計回転方向への回動に伴い連結リンク26を押し出してシートスライド機構のロック機構の解除出力を行う(連結リンク26の作動に伴うロック解除態様については図示略)。なお、このサブリンク19は、シートスライド機構の付勢手段により連結リンク26を介してヒンジピン17を中心に図示反時計回転方向に回動する側に付勢されている。
前記ケーブルリンク20の一側端部には、前記第1ベースブラケット12に一端の係止された前記ケーブルスプリング16の他端が係止される支持片20aが形成されるとともに、他側端部には、同ケーブルスプリング16によりヒンジピン17を中心に図示時計回転方向に回動する側に付勢されて前記センサブラケット14のストッパ壁部14aに係止されるフック部20bが形成されている。
また、前記ケーブルリンク20には、シート幅方向にコ字状に突出する規制壁部20cが形成されており、その下側の支持片20dには、前記長孔19aに挿通された係合片18aの先端部に一端の係止されたメインスプリング27の他端が係止されている。なお、メインスプリング27は、ケーブルリンク20に対しメインリンク18をヒンジピン17を中心に図示反時計回転方向に回動する側に付勢する。
さらに、上記規制壁部20cには、前記ケーブル支持片13cに先端金具30aの支持されたケーブル30のボール状の端末部30b(図7参照)が係止される長孔20eが形成されている。この長孔20eは、前記規制壁部20cのコ字形状に沿って伸びるとともにその下端側でU字状に折り返されて、前記端末部30bを着脱するための取付孔20fに連続している。つまり、前記取付孔20fから装着された端末部30bは、長孔20eに沿って下側に向かった後、上側へと折り返されてその先端部に係止されている。
このケーブル30は、チルトダウン操作レバーに連結されており、同操作レバーからの操作力の伝達により端末部30bが引っ張られることで、前記ケーブルリンク20を前記ケーブルスプリング16に抗して図示反時計回転方向に回動させる。本実施形態では、チルトダウン操作レバーに加えられる操作力は、ケーブル30とともに前記リクライナケーブル42に伝達されるようになっている。つまり、ケーブル30及びリクライナケーブル42には、互いに連動して操作力が伝達される。なお、ケーブルリンク20の回動に伴い、メインスプリング27を介して連結されたメインリンク18は一体回動する。上記メインスプリング27の弾性力は、このときの弾性変形が実質的に皆無と見なし得るように設定されている。
次に、本実施形態の動作について説明する。図2は、通常の使用状態である着座時の状態を示す側面図であり、図3は、ウォークイン時及び復帰時の状態を示す側面図である。また、図4は、チルトダウン時の状態を示す側面図であり、図5は、チルトダウン移行時及び復帰時の状態を示す側面図である。さらに、図6は、チルトダウン移行時において、リクライナ機構のロック解除が完了するときの状態を示す側面図である。なお、図2に示した着座時の状態は、シートバックの傾動(アッパアーム3の回動)によってウォークイン動作するウォークイン待機状態でもある。
図2に示されるように、着座時の状態では、チルトダウン操作レバーの操作力が解放されていることで、前記ケーブルリンク20は、ケーブルスプリング16の付勢力によりそのフック部20bがセンサブラケット14のストッパ壁部14aに係止されて、ベース部材11に位置決め・保持されている。このとき、前記ケーブル30は、長孔20eの先端部に係止された端末部30bが前記規制壁部20cの上部に形成される角部に嵌まり込むように伸びている。そして、このケーブルリンク20にメインスプリング27を介して連結されたメインリンク18は、同メインスプリング27の付勢力により前記係合片18aがケーブルリンク20のケーブルリンクストッパ部20gに当接される態様で位置決め・保持されている。つまり、メインリンク18は、ケーブルリンク20を介してベース部材11に位置決め・保持されている。
このとき、前記メインリンク18に設けられたウォークインストッパピン22は、前記押圧部6aの回転軸Oを中心とする回動軌跡上に配置されている。そして、前記センサリンク23に設けられたセンサピン24は、前記長孔15の長手方向中間部に配置され、且つ、前記センサスプリング25に付勢されて同長孔15の上側の内壁面に当接されている。なお、この着座時の状態(ウォークイン待機状態)を設定するメインリンク18の回動位置は、同メインリンク18の設計基準位置を規定するものであり、従って、この設計基準位置は、前記長孔15内でのセンサピン24の移動範囲に応じたメインリンク18の作動範囲の中間位置に設定されている。また、シートスライド機構の付勢手段により連結リンク26を介して付勢された前記サブリンク19は、前記長孔19aの周方向一側(図示時計回転方向の側)端部に前記係合片18aが位置するように配置されている。
この状態で、ウォークイン操作レバーからの操作力の伝達により前記リクライナケーブル42の端末部42bが引っ張られてリクライナ機構がロック解除されるとともにシートバックが前倒しされ、アッパアーム3が回転軸Oを中心に図示反時計回転方向に回動されたとする。このとき、前記押圧部6aの回動に伴いその回動軌跡上に配置された前記ウォークインストッパピン22が押圧される。そして、前記メインリンク18は、前記長孔15内で前記センサリンク23に設けられたセンサピン24を一側(図2の右側)に摺動させつつ、前記メインスプリング27に抗して図示時計回転方向に回動する。そして、図3に示したように、ウォークインストッパピン22が前記第1及び第2ストッパ片12b,13bに当接されると、同ウォークインストッパピン22を介して押圧部6aの回動が規制され、前記アッパアーム3はウォークイン時の所定回動位置に保持される。これにより、シートバックは、ウォークイン時の所定傾斜角度位置に保持される。つまり、ウォークインストッパピン22の設けられたメインリンク18は、ウォークイン時のストッパとして機能する。
また、前記メインリンク18は、図示時計回転方向の回動に伴い前記係合片18aにより前記長孔19aの内壁面を押圧することで、シートスライド機構の付勢手段に抗して前記サブリンク19を図示時計回転方向に回動させる。これにより、サブリンク19に連結された連結リンク26が押し出され、アッパアーム3の回動に連動したシートスライド機構のロック解除が行われる。従って、当該シートの前方への摺動が可能とされる。
なお、前記ケーブルリンク20は、センサブラケット14を介してベース部材11に保持されているため、前記ケーブル30の作動に影響を及ぼすことはない。
一方、ウォークインからの復帰時(ウォークイン復帰時)には、シートバックが後方に起こされ、アッパアーム3が回転軸Oを中心に図示時計回転方向に回動されることで、前記メインリンク18は、前記メインスプリング27に付勢されて、前記ウォークインストッパピン22が前記押圧部6aに追従する態様で、着座時の状態まで復帰する。このとき、メインリンク18は、係合片18aが前記ケーブルリンクストッパ部20gに当接することで位置決め・保持される。同時に、前記係合片18aからの前記長孔19aの解放に伴い、前記サブリンク19は、シートスライド機構の付勢手段に付勢されて着座時の状態まで復帰する。
次に、図2に示した着座時の状態で、チルトダウン操作レバーからの操作力の伝達により前記ケーブル30の端末部30bが引っ張られると、前記ケーブルリンク20は、前記ケーブルスプリング16に抗して図示反時計回転方向に回動する。また、前記メインスプリング27を介して連結されたメインリンク18は、前記長孔15内で前記センサリンク23に設けられたセンサピン24を他側(図2の左側)に摺動させつつ、同ケーブルリンク20と一体回動する。
このとき、図5に示したように、前記メインリンク18に設けられたウォークインストッパピン22は、前記押圧部6aの回転軸Oを中心とする回動軌跡外に移動する。ただし、前記センサピン24は、前記ガイド部7aに遮られることで未だ前記係合凹部15aに嵌まり込んでおらず、従って、前記メインリンク18は、ヒンジピン17を中心に揺動可能となっている。また、前記ケーブル30に連動してリクライナケーブル42の端末部42bが引っ張られ、制御シャフト40が回動されるものの、未だリクライナ機構のロック解除には至っていない。
そして、前記ケーブル30に連動してリクライナケーブル42の端末部42bが更に引っ張られると、リクライナ機構がロック解除される。このとき、前記メインリンク18に設けられたウォークインストッパピン22は、前記押圧部6aの回転軸Oを中心とする回動軌跡外に既に移動しているものの、前記リクライナケーブル42に連動してケーブル30の端末部30bが更に引っ張られることで、図6に示したように、前記ケーブルリンク20は、前記メインスプリング27を介して連結されたメインリンク18とともに図示反時計回転方向に更に回動する。ただし、前記端末部30bは、前記長孔20eの伸びる方向に対し鋭角をなして引っ張られることで、当該方向の分力を得て長孔20eに沿って摺動する。これにより、ケーブル30の操作量としての引き量に対するケーブルリンク20等の回動角度の変化量が低減される。つまり、ケーブルリンク20の回動角度が所定角度を超えたときに、ケーブル30の引き量に対するケーブルリンク20等の回動角度の変化量が低減されるようになっている。
次いで、シートバックが前倒しされ、アッパアーム3が回転軸Oを中心に図示反時計回転方向に回動されたとする。このとき、前記ガイド部材7の回動に伴い、前記センサピン24は、ガイド部7aから解放されることで前記係合凹部15aに嵌まり込み、前記メインリンク18は、回り止めされてウォークインストッパピン22とともに当該位置に保持される(図4参照)。つまり、メインリンク18は、センサリンク23を介してベース部材11に位置決め・保持されている。従って、この状態では、チルトダウン操作レバーからの操作力が解放されても、ウォークインストッパピン22は前記押圧部6aの回動軌跡外に配置されたまま、即ちウォークインがキャンセルされたままとなる。つまり、前記ケーブルリンク20は、ウォークイン動作からチルトダウン動作へと切り替えるための操作入力を行うものである。
なお、メインリンク18の図示反時計回転方向への回動では、前記係合片18aは前記サブリンク19の長孔19a内を移動することで同サブリンク19と干渉することはなく、従って、シートスライド機構の作動に影響を及ぼすことはない。
そして、シートバックが更に前倒しされ、アッパアーム3が回転軸Oを中心に図示反時計回転方向に更に回動されたとする。このとき、前記押圧部6aは、回動に伴いその回動軌跡外に配置された前記ウォークインストッパピン22と干渉することなく前記第1及び第2ストッパ片12b,13b間をすり抜けて後方に移動する。そして、図4に示したように、前記第1ストッパプレート部3aが前記ストッパ部5aに当接されると、同ストッパ部5aの回動が規制され、前記アッパアーム3はチルトダウン時の所定回動位置に保持される。これにより、シートバックは、前方に大倒しされるチルトダウン時の所定傾斜角度位置に保持される。
一方、チルトダウンからの復帰時には、シートバックが後方に起こされ、アッパアーム3が回転軸Oを中心に図示時計回転方向に回動されることで、図5に示したように、前記係合凹部15aに嵌まり込んだセンサピン24は、前記ガイド部材7の回動に伴いガイド部7aにより押し出されつつ、同ガイド部7aに案内される。そして、前記メインスプリング27を介してケーブルリンク20に連結されたメインリンク18は、前記ケーブルスプリング16に付勢されて図2に示した着座時の状態まで復帰する。
図8は、ウォークイン動作からチルトダウン動作に切り替える際のケーブル30の引き量(以下、「ケーブル引き量」という)とケーブルリンク20の回動角度との関係を概略的に示すグラフである。同図では着座時の状態を原点としている。そして、前記ウォークインストッパピン22が押圧部6aの回動軌跡外への移動を完了するまでのケーブル引き量の範囲をチルトダウン切替区間とし、その後のリクライナ機構のロック解除が完了するまでのケーブル引き量の範囲をリクライナ解除区間としている。なお、図8には、リクライナ解除区間における前記端末部30bの前記長孔20eに沿う摺動を無効にしたと仮定したときの推移を1点差線で併せ示している。
同図から明らかなように、チルトダウン切替区間では、前記ケーブルリンク20は、前記端末部30bが嵌まり込む前記規制壁部20c上部の角部において、ケーブル30からの操作力が伝達されるため、ケーブル引き量の増加に従ってその回動角度が増加する。また、リクライナ解除区間でも、前記ケーブルリンク20は、ケーブル引き量の増加に従ってその回動角度が増加する。ただし、前記端末部30bは、上述の態様で前記長孔20eに沿って摺動しており、ケーブル引き量に対するケーブルリンク20の回動角度の変化量が低減されていることが確認される。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、前記ケーブルリンク20の回動角度が所定角度を超えたとき、前記端末部30bは、前記長孔20eに沿って移動することで、前記ケーブル30の引き量(ケーブル引き量)に対する前記ケーブルリンク20の回動角度の変化量が低減される。ウォークイン動作からチルトダウン動作への切り替えは、誤動作を抑制するために、リクライナ機構のロック解除に先だって完了することが好ましい。この場合、前記ケーブル30は、上記切り替えが完了したにも関わらず、リクライナ機構がロック解除されるまで前記リクライナケーブル42に連動して操作力が伝達され続けることとなる。そして、前記30の余分な引き量によって、前記ケーブルリンク20は回動し続けることになる。しかしながら、前記ケーブルリンク20の回動角度が前記所定角度に達した時点でウォークイン動作からチルトダウン動作への切り替えを完了させることで、その後のリクライナ機構のロック解除に至るまでの前記リクライナケーブル42に連動した前記ケーブル30の余分な引き量に対しては、前記ケーブルリンク20の回動角度の変化量が低減される。従って、前記ケーブルリンク20の引き量に対し、前記ケーブルリンク20の回動量が低減され、その回動を許容するために必要なスペースが低減されて、省スペース化が可能である。
(2)本実施形態では、前記ケーブルリンク20の回動角度が前記所定角度内にあるとき、前記長孔20eに係止された前記ケーブル30の端末部30bは、前記規制壁部20cにより移動規制される。このため、前記ケーブルリンク20の回動角度が前記所定角度に達した時点でウォークイン動作からチルトダウン動作への切り替えを完了させる場合、この完了に先立って前記長孔20eに係止された前記端末部30bが、同長孔20eに沿って移動することを防止できる。これにより、ウォークイン動作からチルトダウン動作への切り替えの完了に先立って、前記ケーブル30の引き量に対する前記ケーブルリンク20の回動角度の変化量が低減され、上記切り替えのための操作感度が低下することを好適に防止できる。
(3)本実施形態では、前記長孔20eは、前記端末部30bの移動方向の先端側で折り返されて前記取付孔20fに連続するため、同端末部30bは、前記長孔20eに沿って移動しても前記移動方向の先端側で折り返されるように移動しない限り、前記取付孔20fまで到達することはない。従って、前記端末部30bの移動によって、同端末部30bが前記取付孔20fから脱落することを好適に防止できる。
(4)本実施形態では、ベース部材11を基盤に、ウォークイン動作及びチルトダウン動作に係る構成部品(メインリンク18等)をユニットとして一体化したことで、ロアアーム2への組付け性を向上させることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態において、着座時の状態をチルトダウン待機状態とし、適宜の操作リンクによりチルトダウン動作からウォークイン動作へと切り替えるための操作入力を行うようにしてもよい。この場合であっても、チルトダウン動作からウォークイン動作への切り替えを、リクライナ機構のロック解除に先だって完了することはいうまでもない。
・本発明は、2ドアタイプの車両において、前席側の車両用シート装置に適用してもよい。あるいは、バンやワゴンなど3列シ−トタイプの車両において、2列目の車両用シート装置に適用してもよい。
本発明に係る一実施形態を示す分解斜視図。 同実施形態の着座時の状態を示す側面図。 同実施形態のウォークイン時及び復帰時の状態を示す側面図。 同実施形態のチルトダウン時の状態を示す側面図。 同実施形態のチルトダウン移行時及び復帰時の状態を示す側面図。 同実施形態のリクライナ機構のロック解除が完了する状態を示す側面図。 同実施形態を示す斜視図。 ケーブル引き量とケーブルリンクの回動角度との関係を示すグラフ。
符号の説明
1…車両用シート装置、2…ロアアーム、3…アッパアーム、6…押圧部材、6a…押圧部、11…ベース部材、14…センサブラケット、15…長孔、15a…係合凹部、16…ケーブルスプリング、17…ヒンジピン、17a…フランジ、18…メインリンク、19…サブリンク、20…操作リンクとしてのケーブルリンク、20c…規制壁部、20e…長孔、20f…取付孔、22…ウォークインストッパピン、23…センサリンク、24…センサピン、25…センサスプリング、30…第2ケーブルとしてのケーブル、30b…端末部、40…制御シャフト、41…連結レバー、42…第1ケーブルとしてのリクライナケーブル、42b…端末部。

Claims (3)

  1. ロアアームに対してアッパアームを前後方向に回動自在とした車両用シート装置において、
    前記ロアアームに固定されるベース部材と、
    リクライナ機構をロック解除するための操作力が伝達される第1ケーブルに連動して、ウォークイン動作及びチルトダウン動作のいずれか一方からいずれか他方への切り替えを行う操作力が伝達される第2ケーブルと、
    前記第2ケーブルの端末部が係止される長孔を有して前記ベース部材に回動自在に支持され、ウォークイン動作及びチルトダウン動作のいずれか一方からいずれか他方への切り替えを行う操作リンクとを備え、
    前記操作リンクの回動角度が所定角度を超えたときに、前記端末部は、前記第2ケーブルの操作量に対する前記操作リンクの回動角度の変化量が低減されるように前記長孔に沿って移動することを特徴とする車両用シート装置。
  2. 請求項1に記載の車両用シート装置において、
    前記操作リンクは、回動角度が前記所定角度内にあるときに、前記長孔に係止された前記第2ケーブルの端末部を移動規制する規制壁部を有することを特徴とする車両用シート装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用シート装置において、
    前記長孔は、前記第2ケーブルの端末部を着脱するための取付孔を有し、該第2ケーブルの操作量に対する前記操作リンクの回動角度の変化量が低減されるときの前記端末部の移動方向の先端側で折り返されて前記取付孔に連続することを特徴とする車両用シート装置。
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