JP2007111564A - 遊技機 - Google Patents

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Yuji Mochizuki
雄司 望月
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Abstract

【課題】遊技ユニットを遊技盤に固定するための支持部材を、容易に交換可能な遊技機を提供する。
【解決手段】本発明によれば、遊技盤11に表示ユニット160を固定するための支持部材170を、遊技盤11と表示ユニット160に着脱自在としたから、支持部材170に不具合が生じたときに、容易に支持部材170を取り外して修理・検査等を行うことができる。また、支持部材170を、遊技盤11と表示ユニット160の双方に着脱自在であるから、支持部材170を遊技盤11に付けたまま表示ユニット160を外すか、支持部材170を表示ユニット160に付けたまま遊技盤11を外すかの何れかを選択的に行うことが可能になり、表示ユニット160又は遊技盤11の何れかの修理・検査等を効率良く行うことができる。
【選択図】図14

Description

本発明は、遊技盤に形成した開口部に裏面側から遊技ユニットを取り付けた遊技機に関し、特に、遊技ユニットを取り付けるための支持部材を備えた遊技機に関する。
図18には、従来の遊技機における遊技ユニット2を、遊技盤1に取り付けるための構造が示されている。同図に示すように、この遊技盤1の中心部分には、開口部4が形成されており、その開口部4に向けて遊技盤1の裏面側から支持枠3が固定される。その固定方法としては、支持枠3に備えたフランジ部3Fを、開口部4の縁部に敷設し、そのフランジ部3Fにタッカー(ホッチキス針と同形状の留め針)を打ち込んで、支持枠3を遊技盤1に固定していた。そして、この支持枠3に、遊技ユニット2を着脱可能に取り付けることで、遊技ユニット2の例えば液晶部分が故障したときに、容易に、その遊技ユニット2を交換できる構成にしてあった。なお、従来のものでは、装飾枠5が、遊技盤1の前面から開口部4に合わせて遊技盤に固定され、その装飾枠5と支持枠3との関係は位置合わせだけであった。
なお、本件の従来技術を掲載した先行技術文献は、見つけられなかった。
ところで、従来では、支持枠3は交換不要という思想の下、前述したように支持枠3を遊技盤1にタッカーで止めていた。このため、例えば、取り付けた支持枠3が不良品であった場合には、支持枠3を破断してタッカーを引き抜くという困難な作業を強いられていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、遊技ユニットを遊技盤に固定するための支持部材を、容易に交換可能な遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る遊技機は、遊技領域を備えた遊技盤に開口部を貫通形成し、遊技盤の裏面側のうち開口部と対向する位置に遊技ユニットを配置し、遊技ユニットと別体形成した支持部材にて、遊技ユニットを遊技盤に固定した遊技機において、支持部材は、遊技盤と遊技ユニットの双方に対して、着脱自在に構成されたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1記載の遊技機において、支持部材は、遊技ユニットを、遊技盤の裏面から浮かせた状態に保持するように構成されたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の遊技機において、支持部材と遊技ユニットとには、それら支持部材と遊技ユニットとを固定していない状態で相互に位置決め可能な位置決め手段が設けられたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載の遊技機において、位置決め手段は、支持部材と遊技ユニットとに分けて設けた嵌合部と被嵌合部とからなり、それら嵌合部と被嵌合部とが、遊技盤面に対する垂直方向で互いに嵌合するように構成されたところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の遊技機において、支持部材は、1つの遊技ユニットに対して、複数取り付けられる構成としたところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項5記載の遊技機において、1つの遊技ユニットに対して、複数の支持部材が、互いに間隔をあけて配置されたところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の遊技機において、支持部材は、遊技盤の裏面に面当接される遊技盤当接壁と遊技ユニットの一部に面当接される遊技ユニット当接壁とを、略平行にして備えたところに特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項7に記載の遊技機において、支持部材は、遊技盤当接壁の一端と遊技ユニット当接壁の一端とを垂直壁にて繋げて全体としてクランク状に形成されたところに特徴を有する。
請求項9の発明は、請求項1乃至8の何れかに記載の遊技機において、遊技ユニットは、表示部を備えた表示ユニットであるところに特徴を有する。
請求項10の発明は、請求項9記載の遊技機において、遊技盤の表面から開口部に取り付けられた遊技部材に、表示ユニットの表示部を視認するための表示窓が形成され、表示窓と表示部とが併設されるように表示ユニットを、遊技部材に直に着脱自在に取り付けたところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1の発明によれば、遊技盤に遊技ユニットを固定するための支持部材を、遊技盤と遊技ユニットに対して着脱自在としたから、支持部材に不具合が生じたときに、容易に支持部材を取り外して修理・検査等を行うことができる。また、支持部材は、遊技盤と遊技ユニットの双方に着脱自在であるから、支持部材を遊技盤に付けたまま遊技ユニットを外すか、支持部材を遊技ユニットに付けたまま遊技盤を外すかの何れかを選択的に行うことが可能になり、遊技ユニット又は遊技盤の何れかの修理・検査等を効率良く行うことができる。
[請求項2の発明]
請求項2の発明によれば、支持部材により、遊技ユニットを遊技盤の裏面から浮かせた状態に保持したから、遊技盤から開口部の奥の遊技ユニットまでの空間を広く確保することができる。
[請求項3及び4の発明]
請求項3の発明によれば、支持部材と遊技ユニットとを、互いに位置決めする位置決め手段を設けたから、遊技ユニットを支持部材に位置決めして取り付ける作業が容易になる。具体的には、前記位置決め手段は、支持部材と遊技ユニットとに分けて設けられ、かつ、遊技盤面に対する垂直方向で互いに嵌合可能な嵌合部と被嵌合部とで構成することができる(請求項4の発明)。
[請求項5の発明]
請求項5の発明によれば、支持部材は、1つの遊技ユニットに対して、複数取り付けられる構成としたから、形状が異なる複数種類の遊技ユニットに対して、支持部材を共通使用(流用)することができる。
なお、1つの遊技ユニットに取り付けられる複数の支持部材を、全て同じ形状にすれば支持部材が汎用部品化され、製造コストの削減を図ることができる。
[請求項6の発明]
請求項6の発明では、1つの遊技ユニットに対して、複数の支持部材を、互いに間隔をあけて配置したので、支持部材の配置の自由度が高まる。
[請求項7及び8の発明]
請求項7の発明によれば、支持部材のうち遊技盤に面当接される遊技盤当接壁と、遊技ユニットに面当接される遊技ユニット当接壁とを、略平行にしたから、これにより、遊技ユニットを遊技盤に対して略平行に取り付けることができる。また、請求項8の発明に係る支持部材は、クランク状をなし、遊技盤当接壁と遊技ユニット当接壁とが非対向状態であるから、遊技盤又は遊技ユニットへの着脱作業を行うための空間がずれた状態で確保され、作業性が向上する。
[請求項9の発明]
請求項9の発明によれば、表示部を備えた表示ユニットが、本発明に係る遊技ユニットとして容易に着脱することができるようになり、修理・検査の作業効率が向上する。
[請求項10の発明]
請求項10の発明によれば、遊技盤の表面から開口部に取り付けられた遊技部材と表示ユニットとを直に取り付けたことで、遊技部材の表示窓と遊技ユニットの表示部とを併設させるための位置決め精度を向上させることができる。
以下、本発明を適用したパチンコ遊技機に係る一実施形態を、図1〜図17に基づいて説明する。本実施形態のパチンコ遊技機は、図1に示した枠体80に、遊技機本体81を組み付けてなる。まず枠体80の構成について説明する。
枠体80は、図2及び図3に示した外枠82に前面枠90を回動可能に備えてなる。外枠82は、図5に示すように、4つの木製の長板83を縦長矩形状に接合して構成されており、外枠82のうち両側辺を構成する長板83の下端部の間には、前面板84が差し渡され、その前面板84の下縁部が、下辺を構成する長板83に接合されている。
外枠82のうち一方の側辺には、その上下の2箇所に、金属製のヒンジ片85,85が取り付けられている。これらヒンジ片85,85は、外枠82の前方に向けて張り出しており、その先端部には、ピン孔が形成されている。
外枠82のうちヒンジ片85と反対側の側辺を構成する長板83には、その上端寄りと下端寄りの内面の2箇所に、1対の被係止部86,86が取り付けられている。被係止部86は、例えば、金属板を概L字状に折り曲げてなり、そのL字の一辺が、長板83に敷設してねじ止めされ、長板83から起立した他辺に、後述する施錠機構100に備えた係止部103が係合する(図8参照)。なお、外枠82のうちヒンジ片85を備えた側の外側面には、図1に示すように、プリペードカードユニット150が取り付けられる。
前面枠90は、例えば、合成樹脂で構成され、図5に示すように、外枠82の前面のうち前面板84より上方部分に対応した矩形構造をなす。前面枠90の一方の側辺には、その上下の2箇所に、金属製のヒンジ片91,91が備えられ、これら各ヒンジ片91と前記外枠82に設けた各ヒンジ片85とを重ねて、ヒンジピン92を貫通させてある。これにより、前面枠90が、外枠82に対して開閉する。
前面枠90には、遊技窓90Wが形成されており、前面枠90の裏面には、遊技窓90Wを囲むように囲壁93が起立している。そして、この囲壁93の内部に、後に詳説する遊技盤11が嵌合され、囲壁93に備えた複数の係止爪94にて、遊技機本体81が前面枠90に着脱可能に固定される。
前面枠90の表面には、図4に示すように、ガラス枠95が、遊技窓90Wに重ねて設けられている。ガラス枠95は、前面枠90のうちヒンジ片91側の側縁部に回動可能に取り付けられており、遊技窓90Wより一回り小さな窓95Wを備えて、そこにガラス板が張られている。また、図2に示すように、ガラス枠95の前面うち窓95Wの縁部には、装飾ランプ96が配されている。
前面枠90のうちガラス枠95の下方には、横長の回動板97が、ガラス枠95と同様に、前面枠90に対して回動可能に取り付けられている。また、この回動板97には、上皿27Aが取り付けられ、前面枠90のうち回動板97の下方に、下皿27Bが取り付けられている。そして、遊技を行った場合の賞球としての遊技球が、上皿27Aに払い出され、上皿27Aに設けたボタン29を押すと、上皿27Aから下皿27Bに遊技球が移動する。
上皿27Aの左右の両端部寄り位置には、1対のスピーカ59S,59Sが設けられると共に、下皿27Bの右端部には、操作ノブ28が設けられている。これらスピーカ59S、操作ノブ28及び前記装飾ランプ96等は、遊技機本体81の所定の電気回路にコネクタ接続されている。そして、操作ノブ28を操作することで、上皿27Aに収容された遊技球が遊技盤11上に向けて弾き出され、遊技の進行状況に応じて、装飾ランプ96及びスピーカ59Sが駆動される。
上述した前面枠90及びガラス枠95は、以下に説明する施錠機構100により、閉止状態に施錠される。施錠機構100は、図6に示されており、前面枠90の裏面のうちヒンジ片91と反対側の側縁部に、取り付けられている。施錠機構100には、上下方向に延びた固定基部101と、その固定基部101の両端部に配された1対の係止部材102,102とが備えられている。
係止部材102は、図7に示すように、水平方向に延びた金属板の途中部分に、上方に開放した切り欠きを備え、その切り欠きより先端側が矢尻状の係止部103になっている。
固定基部101は、金属板を打ち抜きかつ折り曲げ加工して形成され、前面枠90の裏面に重ねてねじ止めされる固定壁104の一側縁部から、直立壁105が略垂直に起立している。
直立壁105の上下の両端部には、前記各係止部材102のうち係止部103と反対側の後端部が重ねられて、ピンにて回動可能に取り付けられている。これにより、係止部材102の先端側の係止部103が上下移動する。
直立壁105の長手方向の中間部分には、図7に示すように、ガラス枠施錠部材107が組み付けられている。ガラス枠施錠部材107は、直立壁105に重ねられた本体部から押圧片107Aを起立して備え、その押圧片107Aが、直立壁105に形成した長孔105Aに挿通されている。そして、ガラス枠施錠部材107は、固定壁104との間に取り付けたコイルスプリング108にて上方に付勢されており、常には、押圧片107Aが、長孔105Aの上端部に位置している。また、前面枠90には、前記押圧片107Aに連動する図示しない長板係合部材が設けられており、押圧片107Aが、長孔105Aの上端部に位置した状態で、この長板係合部材が、ガラス枠95に設けた図示しない係合突部に係合し、これにより、ガラス枠95が閉止状態に施錠されている。一方、押圧片107Aが、長孔105Aの下端部に位置した状態では、前記した長板係合部材とガラス枠95の係合突部に解除されて、これにより、ガラス枠95が解錠させて開放可能となる。
直立壁105には、ガラス枠施錠部材107に重ねて、リンク部材109が敷設され、そのリンク部材109の両端部が、前記両係止部材102の後端部に、ピンにて連結されている。これにより、両係止部材102,102とリンク部材109とでリンク機構が構成され、係止部材102,102が連動して傾動する。リンク部材109の長手方向の中間部分には、位置決め突部112が突出しており、この位置決め突部112が、直立壁105の上縁部に形成した規制壁111,111の間に配置され、リンク部材109の上下移動が所定のストロークの範囲に規制されている。そして、リンク部材109を、前記ストロークの下端に移動すると、各係止部材102が水平姿勢になって各係止部103が、施錠位置に位置する。一方、リンク部材109をストロークの上端に移動すると、各係止部材102が斜め下方を向いた姿勢になって、各係止部103が、解錠位置に位置する。
また、リンク部材109は、固定壁104との間に取り付けたコイルスプリング110により、下方に付勢されており、これにより、両係止部材102の各係止部103が、常には、施錠位置に保持されている。
固定基部101のうち固定壁104の長手方向の中間部分には、解錠機構120が設けられている。解錠機構120は、金属ブロックの後端にフランジを備えた構造をなし、固定壁104に貫通形成した取付孔に、直立壁105が起立した側から挿入され、フランジが固定壁104にねじ止めされている。また、解錠機構120は、金属ブロックの先端側に開放した鍵穴(図示せず)を備え、その鍵穴に挿入した鍵と共に回動する軸体121が、金属ブロックの後端部から突出している。そして、その軸体121の突出部分に解錠爪122が固定され、この解錠爪122が時計回り方向と反時計回り方向とに回動されて、前面枠90又はガラス枠95が解錠される。即ち、図示しない鍵を解錠機構120に挿入して、時計回り方向に回すことで、解錠爪122によりリンク部材109が上方に押され、各係止部103と被係止部86との係合が解除され、前面枠90を開くことが可能になる。また、鍵を反時計回り方向に回すことで、ガラス枠施錠部材107が下方に移動され、これに連動した図示しない長板係合部材とガラス枠施錠部材107に備えた図示しない係合突部との係合が解除され、ガラス枠95を開くことが可能になる。
以上、枠体80に関する説明であり、次に遊技機本体81の構成について説明する。図9には、遊技盤11と、本発明に係る遊技ユニットとしての表示ユニット160と、その表示ユニット160を遊技盤11に取り付けるための支持部材170と、本発明に係る遊技部材としての装飾枠23とが示されている。
遊技盤11は、木製の概矩形板材で構成され、複数箇所に開口部151〜157が貫通形成されている。それら開口部のうち図9において符号151で示した表示ユニット用の開口部は、遊技盤11の中央より若干上寄りに配置されて、最も広い開口面積を占めている。開口部151の下側には、始動入賞口用の開口部152と、大入賞口用の開口部153と、アウト口用の開口部157とが配置され、大入賞口用の開口部153の左右両横には、一般入賞孔付ランプユニット用の開口部154,154が配置されている。また、表示ユニット用の開口部151の左右両横には、ランプ風車用の開口部155,155と、始動ゲート用の開口部156,156とが配置されている。
遊技盤11の表面は、図10に示されており、遊技内容に関連したセル画(図示せず)が貼られると共に、ガイドレール12が取り付けられ、そのガイドレール12の内側が、ほぼ円形の遊技領域R1となっている。そして、この遊技領域R1に、上述した開口部151〜157が配置されている。また、遊技領域R1には、全体に亘って図示しない複数の釘が起立している。
遊技領域R1の中央下寄りに位置した前記開口部152(図9参照)には、図10に示した始動入賞口ユニット14Uが取り付けられている。始動入賞口ユニット14Uには、上方を向いた始動入賞口14が備えられ、その始動入賞口14の両側には、可動翼片14C,14Cが備えられている。可動翼片14C,14Cは、常には、始動入賞口14に遊技球が1つ入賞可能な大きさで開口しており、例えば、後述する始動ゲート18に遊技球が通過すると、後述する主制御装置50により乱数による抽選をし、当たりだと遊技盤11の裏に設けたソレノイド(図示せず)が駆動され、可動翼片14C,14Cが所定期間に亘って左右に拡開して、始動入賞口14へ入賞し易くなる。そして、始動入賞口14に遊技球が入賞すると、始動入賞口14の奥部に設けた特別図柄始動スイッチがこれを検出して、後に詳説する前記表示ユニット160の液晶モジュール162に複数の図柄を変動表示した後、停止表示する。また、このとき、始動入賞口14に入賞した遊技球に対応した所定数の賞球が上皿27Aに排出される。
遊技領域R1のうち前記始動入賞口用の開口部152の下方に位置した前記開口部153(図9参照)には、図10に示した大入賞口ユニット15Uが取り付けられている。大入賞口ユニット15Uには、前方に開放した横長矩形状の大入賞口15が備えられ、その大入賞口15が、常には、可動扉15Tにて閉塞されている。そして、後述する所定条件の成立によって、パチンコ遊技機が「大当たり状態」になると、遊技盤11の裏に設けたソレノイド(図示せず)が駆動され、可動扉15Tが所定期間に亘って前側に倒れる。これにより、大入賞口15が開放され、可動扉15Tを案内にして、大入賞口15に多くの遊技球が入賞可能になる。ここで、可動扉15Tが、開放してから閉じるまでの間を「ラウンド」と称すると、1つのラウンドは、可動扉15Tの開放時間が29秒に達したか、又は、大入賞口15に遊技球が10個入賞したか、の何れかの条件が先に満たされた場合に終了する。
大入賞口15の内部には、向かって左側に特定領域15Rが設けられており、その特定領域15Rに遊技球が入賞すると、特定領域15Rの奥部に設けた入賞球検出スイッチ(図示せず)がこれを検出し、前述した終了条件を満たしてラウンドが終了した後で、連続して次のラウンドが実行される。また、大入賞口15のうち特定領域15R以外の領域に遊技球が入賞すると、その奥部に設けた入賞球検出スイッチ(図示せず)がこれを検出し、前記特定領域15Rへの入賞球と合わせて、大入賞口15への総入賞球数がカウントされ、これらが前記したように計10個に達したか否かがチェックされる。また、大入賞口15に入賞した遊技球に対応して、所定数の賞球が上皿27Aに排出される。
遊技領域R1の最下部に位置した前記開口部157(図9参照)には、図10に示した装飾口金が取り付けられ、開口部157をアウト口として、遊技領域R1を通過した外れ球が、ここに入り込む。
遊技領域R1の下方両サイドに位置した前記開口部154には、図10に示した一般入賞孔付ランプユニット20Uが取り付けられている。一般入賞孔付ランプユニット20Uには、上方に開放した1対の一般入賞口20,21が設けられ、これら一般入賞口20,21に遊技球が入賞すると、その奥部に設けた入賞球検出スイッチ(図示せず)がこれを検出し、所定数の賞球が上皿27Aに排出される。
遊技領域R1のうち上方寄りの左右両側に位置した前記開口部155,155(図9参照)には、図10に示したランプ風車17,17が取り付けられると共に、それら開口部155,155の下方に位置した開口部156には、図10に示した始動ゲート18,18が取り付けられている。
さて、遊技領域R1の中央上寄りに位置した前記開口部151には、遊技盤11の表面から図9に示した装飾枠23が取り付けられ、遊技盤11の裏面から同図に示した表示ユニット160が取り付けられている。
装飾枠23は、全体として例えば横長の概長方形状をなして内側部分に表示窓23Aを備え、開口部151に勘入される主体部24の前端面から側方にフランジ23Fを張り出して備える。そして、フランジ23Fを、開口部151の前面開口縁に敷設して、そのフランジ23Fを貫通した木ネジにて、遊技盤11に固定されている。装飾枠23は、遊技盤11に固定された状態で、図13に示すように、遊技盤11の裏面から突出した状態になる。
装飾枠23の上辺には、フランジ23Fより前方に突出した突出縁部25が形成され、遊技領域R1を流下した遊技球が、装飾枠23の上方から装飾枠23の前面を通過しないように規制している。また、突出縁部25の左右方向の中央位置には、図12に示すように、ワープ口23Wが開口しており、ここに転入した遊技球は、装飾枠23の上辺及び両側辺の内部経路を通過して、装飾枠23の下辺の上面に設けたステージ23S(図9参照)へと案内される。また、遊技球が、装飾枠23の両側部から装飾枠23内に入って、ステージ23S上に乗る場合もある。ステージ23Sは、前後方向に2段になっており、遊技球が遊転しながら下段中央に集まり易くなっている。そして、ステージ23Sの下段中央の下方には、始動入賞口14が上方を向いて開放されているから、ステージ23Sに遊技球が乗ると、始動入賞口14への入賞確率が高くなる。
図12に示すように、装飾枠23の裏面のうち上縁部には、遊技盤11と直行する方向に向けて1対の木ネジ用筒部26,26が直立している。この木ネジ用筒部26と表示ユニット160に設けた木ネジ受片164,164とによって、装飾枠23と表示ユニット160とが着脱可能に位置決めされる。
遊技盤11の裏面から開口部151に取り付けられる表示ユニット160は、図9に全体を示すように、扁平で透明な樹脂ケース161の前面に、本発明の表示部に相当する液晶モジュール162(詳細には、TFT−LCDモジュール)を備えてなる。そして、樹脂ケース161に収容した制御回路基板(図示せず)により、液晶モジュール162に所定の画像が表示される。その所定の画像の一例として、図10に示すように、液晶モジュール162には、例えば、特別図柄13A,13B,13Cが、横並びに表示される。各特別図柄13A,13B,13Cは、それぞれ例えば「0」〜「11」の12種類の数字体で構成されており、遊技の当たり外れを示すために用いられる。即ち、各特別図柄13A,13B,13Cは、通常は、各特別図柄13A,13B,13Cごとに、所定の種類のものが停止表示されている。そして、前記始動入賞口14に遊技球が入賞したときには、各特別図柄13A,13B,13Cが、上下方向にスクロールして変動表示され、所定時間後に、例えば、左、右、中の順に、各特別図柄13A,13B,13Cが停止表示される。このとき、これら特別図柄13A,13B,13Cが、例えば、ぞろ目になったか否は、主制御装置50の乱数で当否判定をして当たり外れを表示する。
図9に示すように、樹脂ケース161は、詳細には扁平方向で前側構成部161Fと後側構成部161Rとに2分割可能となっており、前側構成部161Fに形成した係止可撓片165を後側構成部161Rの一部に係止して、両者が一体になっている。また、前記液晶モジュール162や図示しない制御回路基板等の内蔵部品は、前側構成部161Fに固定されている。そして、前側構成部161Fの側面から複数の当接突片163が側方に張り出されると共に、前側構成部161Fの上縁部には、前記装飾枠23の木ネジ用筒部26,26に対応した1対の木ネジ受片164,164が左右方向に並べて設けられている。
木ネジ受片164は、図11に示すように、全体としてL字形をなし、その一辺が樹脂ケース161における前側構成部161F(以下、前側構成部161Fと後側構成部161Rとを区別する必要がないときには、単に樹脂ケース161という)の上縁から前方(装飾枠23側)に立ち上がり、他の一辺が上方を向いて起立している。そして、木ネジ受片164のうち上方に起立した他の一辺に、挿通孔164Aが形成され、その挿通孔164Aに挿通させた木ネジが、装飾枠23の木ネジ用筒部26内にねじ込まれて、装飾枠23と表示ユニット160とが位置決めされる。
前記複数の当接突片163は、具体的には4つ設けられており、樹脂ケース161の両側面と下面の両端部とに配置されている。各当接突片163は、同形状をなして樹脂ケース161の壁面から垂直に張り出して、遊技盤11に対向している。また、図14に拡大して示すように、当接突片163は、樹脂ケース161からの張り出し寸法より幅寸法の方が大きく、幅方向の両側面には凸条166,166(本発明に係る「凸部」及び「嵌合部」及び「位置決め手段」に相当する)が対称的に突出している。さらに、当接突片163には、遊技盤11との対向方向に、挿通孔163Aが貫通形成されている。
さて、支持部材170は、前記当接突片163に対応して同形状のものが4つ備えられている。支持部材170は、図14に拡大して示されており、遊技盤11の裏面に面当接される遊技盤当接壁172と、当接突片163に面当接される遊技ユニット当接壁171とを平行にして備え、これら遊技盤当接壁172の一端と遊技ユニット当接壁171の一端とを垂直壁173にて繋げて、全体として概ねクランク状をなしている。
垂直壁173の両側方からは、遊技盤当接壁172の両側部に連続した三角リブ172L,172Lが起立して、遊技盤当接壁172を補強している。また、遊技盤当接壁172には、1対の挿通孔172A,172Aが横並びに貫通形成されている。
垂直壁173には、遊技ユニット当接壁171を両側方から挟んで補強するように1対の対向壁171L,171Lが起立している。遊技ユニット当接壁171には、当接突片163の挿通孔163Aに整合する挿通孔171Aが貫通形成されている。そして、遊技ユニット当接壁171のうち挿通孔171Aの開口縁から当接突片163と離れる側に向けて木ネジ用筒部174が起立している。なお、対向壁171L,171Lは、木ネジ用筒部174を両側方から保護する役割も果たす。
対向壁171L,171Lの互いの対向面には、溝部175,175(本発明の「溝部」及び「被嵌合部」及び「位置決め手段」に相当する)が形成されている。溝部175は、遊技ユニット当接壁171と当接突片163との対向方向に延びた1対の突条で構成され、これら1対の突条の間に、当接突片163の凸条166がスライド可能に係合する。
上述した表示ユニット160の取り付けに関しては、後述の作用効果と共に延べることとし、遊技盤11に取り付けられるその他の部品について、以下説明する。
遊技盤11の裏面には、樹脂ケース161より下方側に遊技球回収ダクト(図示せず)が取り付けられ、各入賞口14,15,20,21及び外れ球受け入れ口16に入った遊技球が、この遊技球回収ダクトを通って遊技球回収部に集められる。また、図1及び図17に示すように、遊技盤11の裏面には、表示ユニット160及び遊技球回収ダクト等以外の複数の部品が組み付けられ、これら遊技盤11を含む複数の部品により遊技機本体81(図1参照)が構成されている。
具体的には、透明な樹脂製の機構板75が、遊技盤11の裏面全体を覆って固定されると共に、その機構板75の下部が、遊技盤11より下方に延びている。機構板75のうち上下方向のほぼ中央には、図1に示すように、透明な筐体状の樹脂カバー76が、着脱可能に取り付けられている。この樹脂カバー76の内部には、遊技の制御に係る主制御装置50、ランプ制御装置55、音声制御装置56及び前記表示ユニット160が収容されている。また、機構板75のうち樹脂カバー76より下方には、払出制御装置58と電源装置70とが横並びにして取り付けられている。
前記主制御装置50は、CPUとROM及びRAMを合わせてパッケージしてなるワンチップマイコンを主要部として備え、定期リセット回路にて生成した割り込みパルスに基づき、ROMに記憶した種々のプログラムをランすることで、遊技機を統括制御する。
前記ランプ制御装置55は、枠体80に備えた装飾ランプ96、左右のサイドランプ22,22等への電力供給をオンオフする駆動回路を内蔵して備え、主制御装置50から受けた信号に基づき、前記駆動回路を作動させて、各ランプ、LEDを駆動制御する。
前記音声制御装置56は、主制御装置50から受けた信号に基づいて、所定の音声信号を図示しないROMから取り出し、これをアナログ信号に変換及び増幅して後述するスピーカ59Sから音を出力させる。
前記払出制御装置58は、主制御装置50から受けた信号に基づき、所定数の遊技球を賞球として、後述の上皿27Aに払い出す。
前記電源装置70は、パチンコホールに備えたAC24V設備電源から電力を受け、これを所定の電圧に変圧して各部位に配電する。
なお、前記表示ユニット160では、前記制御回路基板上に実装した表示用CPUが、主制御装置50から受けた信号を処理すると共に、表示用CPUの処理結果に基づき、VDP(図示せず)にて画像データを生成して、これを液晶モジュール162へと出力する。
次に、上記構成からなる本実施形態の作用・効果を説明する。
パチンコ遊技機を製造する際の組付工程で、遊技盤11に表示ユニット160を組み付けるには、まずは、図12に示すように、表示ユニット160に支持部材170を取り付けておく。そのためには、表示ユニット160の当接突片163に、支持部材170の遊技ユニット当接壁171を面当接させ、当接突片163の挿通孔163Aに通した木ネジを、支持部材170の木ネジ用筒部174にねじ込む。
ここで、当接突片163を、遊技ユニット当接壁171に接近させる途中で、支持部材170に備えた溝部175と、当接突片163に備えた凸条166とがスライド係合する。従って、当接突片163と遊技ユニット当接壁171とを面当接させた状態で、溝部175と凸条166との係合により、表示ユニット160と支持部材170とが、当接方向と直行する平面内で位置決めされ、当接突片163の挿通孔163Aと支持部材170の木ネジ用筒部174とが整合された状態に保持される。これにより、挿通孔163Aに通した木ネジを、容易に支持部材170の木ネジ用筒部174にねじ込むことができる。そして、木ネジを外せば、支持部材170を表示ユニット160から離脱することができるから、即ち、木ネジにより、支持部材170が表示ユニット160に着脱自在に固定される。
図13に示すように、装飾枠23は、遊技盤11に前面から開口部151に挿入して、予め遊技盤11に固定しておく。そして、支持部材170を一体に取り付けた表示ユニット160を、遊技盤11の裏面から開口部151に宛い、装飾枠23の木ネジ用筒部26,26に、表示ユニット160の木ネジ受片164を対向させる。この状態で、木ネジ受片164の挿通孔164Aに挿通した木ネジを、木ネジ用筒部26にねじ込む。これにより、表示ユニット160が装飾枠23に直に位置決めされ、装飾枠23の表示窓23Aと、表示ユニット160の表示部としての液晶モジュール162とが、正確に対応した状態に位置決めされる。
木ネジを木ネジ用筒部26にねじ込んでいく過程で、支持部材170の遊技盤当接壁172が遊技盤11の裏面に当接する。この状態で、木ネジを木ネジ用筒部26にねじ込む作業を止めて、遊技盤当接壁172の挿通孔172A,172Aを通して、遊技盤11に木ネジをねじ込む。ここで、支持部材170はクランク状になっているから、遊技盤当接壁172と遊技ユニット当接壁171とがネジ締め方向で重ならず、容易にネジ締め作業を行うことができる。そして、木ネジのヘッド部が、遊技ユニット当接壁171に当接するまで締め、これにより、装飾枠23と表示ユニット160とが位置決めされた状態で、支持部材170が遊技盤11に着脱自在に固定される。ここで、支持部材170の遊技盤当接壁172と遊技ユニット当接壁171とは、略平行であるから、表示ユニット160が遊技盤11に対して略平行に取り付けられる。また、表示ユニット160は、支持部材170により、遊技盤11の裏面から浮かせた状態に保持されるので、遊技盤11から開口部151の奥の樹脂ケース161までの空間を広く確保することができる。
さて、支持部材170を遊技盤11に取り付けた後で、例えば、ネジを締めすぎて1つの支持部材170にひびが生じた場合には、以下のように対処すればよい。即ち、支持部材170を遊技盤11にネジ止めした状態のまま表示ユニット160を支持部材170から離脱させる。そのためには、挿通孔163A,164Aに挿通した木ネジを外す。このとき、支持部材170は、それぞれ2本の木ネジで遊技盤11に回転不能に固定されているから、挿通孔163Aに挿通した木ネジを支持部材170から外す作業の途中で、支持部材170の位置が変わることはない。
そして、表示ユニット160を遊技盤11から離脱させた状態で、ひびが生じた1つの支持部材170を外す。次いで、新品の支持部材170を、例えば、表示ユニット160の当接突片163に木ネジで固定してから、その表示ユニット160を遊技盤11の裏面に宛い、遊技盤11に取り付けたまま残った支持部材170の遊技ユニット当接壁171に、表示ユニット160の当接突片163を対向させて押しつける。すると、支持部材170の溝部175と当接突片163の凸条166とがスライド係合して、遊技ユニット当接壁171と当接突片163とが面当接する位置まで案内され、挿通孔163Aが木ネジ用筒部174に整合した状態に容易に復元することができる。
一方、遊技盤11に支持部材170を取り付けた後で、遊技盤11側に問題が生じた場合には、例えば、支持部材170に表示ユニット160を取り付けた状態のまま、支持部材170を遊技盤11に固定する木ネジを外す。そして、遊技盤11を新品に交換して、前述と同様に遊技盤11に支持部材170を固定する。
このように本実施形態によれば、遊技盤11に表示ユニット160を固定するための支持部材170を、遊技盤11と表示ユニット160に着脱自在としたから、支持部材170に不具合が生じたときに、容易に支持部材170を取り外して修理・検査等を行うことができる。また、支持部材170を、遊技盤11と表示ユニット160の双方に着脱自在であるから、支持部材170を遊技盤11に付けたまま表示ユニット160を外すか、支持部材170を表示ユニット160に付けたまま遊技盤11から外すかの何れかを選択的に行うことが可能になり、表示ユニット160又は遊技盤11の何れかの修理・検査等を効率良く行うことができる。しかも、支持部材170は、1つの表示ユニット160に対して、複数取り付けられる構成としたから、表示ユニット160とは形状が異なる複数種類の遊技ユニットに対して、支持部材170を共通使用(流用)することができるばかりか、複数の支持部材170が全て同じ形状であるから、支持部材170が汎用部品化されて製造コストの削減を図ることができる。また、表示ユニット160に対して、複数の支持部材170を、互いに間隔をあけて配置したので、支持部材170の配置の自由度が高まると共に、支持部材170の材料費を抑えることができる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態においては、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を例示したが、本発明はこれに限られず、前面枠を施錠機構にて施錠可能とした遊技機であれば、全てに適用することができる。即ち、例えば、コイン遊技機やスロットマシン等に本発明を適用してもよい。
(2)前記実施形態では、1つの遊技ユニットとしての表示ユニット160に対して複数の支持部材170が備えられていたが、支持部材は、1つの遊技ユニットに対して1つの支持部材を備えた構成にしてもよい。例えば、1つの遊技ユニットに対応した枠形の支持部材を設け、この支持部材の一部を木ネジにて、遊技盤に固定してもよい。
(3)前記実施形態では、複数の支持部材170は、全て同形状であったが、これら複数の支持部材は、互いに異なる形状であってもよい。
(4)支持部材170は、遊技盤11と表示ユニット160とに着脱自在であれば、木ネジ以外のもので固定してもよい。例えば、支持部材に可撓性の係止爪を備えて、これが表示ユニットの一部に係止する構成にしてもよい。
(5)前記実施形態では、遊技ユニットとして表示ユニット160を例示したが、例えば、一般入賞孔付ランプユニット等その他の遊技ユニットの遊技盤への取り付け部分に本発明を適用してもよい。
本発明の一実施形態のパチンコ遊技機の後方斜視図 パチンコ遊技機に備えた枠体の前方斜視図 枠体の前面枠を開いた状態の斜視図 枠体のガラス枠を開いた状態の斜視図 枠体の分解斜視図 施錠機構の斜視図 施錠機構の分解斜視図 外枠の斜視図 遊技盤、表示ユニット、支持部材及び装飾枠の斜視図 遊技盤の正面図 表示ユニット及び装飾枠の側面図 表示ユニット及び装飾枠の平面図 表示ユニット及び装飾枠の組み付け状態の平面図 支持部材の斜視図 表示ユニットと支持部材の側断面図 表示ユニットと支持部材の背面図 パチンコ遊技機の背面図 従来の遊技盤、表示ユニット、支持部材及び装飾枠の斜視図
符号の説明
11 遊技盤
23 装飾枠
23A 表示窓
151 開口部
160 表示ユニット
162 液晶モジュール(表示部)
163 当接突片
166 凸条(凸部、嵌合部、位置決め手段)
170 支持部材
171 遊技ユニット当接壁
171L 対向壁
172 遊技盤当接壁
173 垂直壁
175 溝部(被嵌合部、位置決め手段)
R1 遊技領域

Claims (10)

  1. 遊技領域を備えた遊技盤に開口部を貫通形成し、前記遊技盤の裏面側のうち前記開口部と対向する位置に遊技ユニットを配置し、前記遊技ユニットと別体形成した支持部材にて、前記遊技ユニットを前記遊技盤に固定した遊技機において、
    前記支持部材は、前記遊技盤と前記遊技ユニットの双方に対して、着脱自在に構成されたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記支持部材は、前記遊技ユニットを、前記遊技盤の裏面から浮かせた状態に保持するように構成されたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記支持部材と前記遊技ユニットとには、それら支持部材と遊技ユニットとを固定していない状態で相互に位置決め可能な位置決め手段が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記位置決め手段は、前記支持部材と前記遊技ユニットとに分けて設けた嵌合部と被嵌合部とからなり、それら嵌合部と被嵌合部とが、前記遊技盤面に対する垂直方向で互いに嵌合するように構成されたことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記支持部材は、1つの前記遊技ユニットに対して、複数取り付けられる構成としたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の遊技機。
  6. 前記1つの遊技ユニットに対して、複数の前記支持部材が、互いに間隔をあけて配置されたことを特徴とする請求項5記載の遊技機。
  7. 前記支持部材は、前記遊技盤の裏面に面当接される遊技盤当接壁と、前記遊技ユニットの一部に面当接される遊技ユニット当接壁とを、略平行にして備えたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の遊技機。
  8. 前記支持部材は、前記遊技盤当接壁の一端と前記遊技ユニット当接壁の一端とを垂直壁にて繋げて全体としてクランク状に形成されたことを特徴とする請求項7に記載の遊技機。
  9. 前記遊技ユニットは、表示部を備えた表示ユニットであることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の遊技機。
  10. 前記遊技盤の表面から前記開口部に取り付けられた遊技部材に、前記表示ユニットの前記表示部を視認するための表示窓が形成され、
    前記表示窓と前記表示部とが併設されるように前記表示ユニットを、前記遊技部材に直に着脱自在に取り付けたことを特徴とする請求項9記載の遊技機。
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