JP2007110089A - 高パワー短光パルス発生方法及び高パワー短光パルス発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】CPAにおける位相歪みを補正して短パルス化を図る高パワー短光パルス発生方法及び装置を提供すること。
【解決手段】チャープ光パルスを出射するチャープ光パルス光源1と、該チャープ光パルス光源1から出射される該チャープ光パルスを増幅して増幅されたチャープ光パルスを出射する増幅器2と、該増幅器2から出射される該チャープ光パルスを圧縮して圧縮された短光パルスを出射する圧縮器3と、該圧縮器3で圧縮される前及び或いは後の光パルスの位相歪み補正する位相歪み補正手段4と、を有し、前記位相歪み補正手段4は、前記光パルスの時間幅が短くなるように位相歪みを補正することを特徴とする高パワー短光パルス発生装置。
【選択図】図1

Description

この発明は、高パワー短光パルスを発生する方法及び装置に関し、詳しくは、チャープパルス増幅(CPA:Chirped Pulse Amplification)における伸張→増幅→圧縮過程で生じる位相歪みを補正して高パワー短光パルスを発生する方法及び装置に関する。
これまで、高パワー(高エネルギ)でパルス幅がfs〜psオーダの短光パルスを発生させる方法として、CPA技術が知られている(たとえば、特許文献1参照)。このCPA技術は、チャープ(光パルスの波長λ(周波数ν=c/λ、cは光速)が時間と共に変化)したパルス幅の広い光パルスを、増幅したのち、圧縮器で圧縮して高パワー短光パルスを発生させるものである。高パワー短光パルスを発生させるためには、光損傷や非線形性があるためファイバ圧縮器などを使用することができず、バルク分光素子圧縮器を用いる必要がある。しかし、圧縮器にプリズム対や回折格子対を用いた場合、2次の位相分散は、プリズム対や回折格子対の距離を変えることで、3次の位相分散は、プリズム対や回折格子対への入射角を変えることで補償することができるが、距離や入射角の調節は複雑で時間を要し、完全に調節することができないため、補償しきれない2次及び3次の位相分散が残ってしまう。また、4次及びそれ以上高次の位相分散は元々補償することができないため、補償しきれない2次、3次の位相分散に4次および4次以上の高次の位相分散が加わり、それらの位相歪みによりペデスタルフリーの短パルスを発生することが難しかった。さらに、伸張器や増幅器にファイバを用いると、ファイバのもつ位相分散も加わり、且つファイバでの非線形現象(自己位相変調)による位相変調効果も加わるため位相歪みが大きくなり、ますますペデスタルフリーの短パルスを発生することが難しかった。
特開平8−46276号公報
本発明は、上記の従来の高パワー短光パルス発生方法の問題に鑑みてなされたものであり、CPAにおける位相歪みを補正して短パルス化を図る高パワー短光パルス発生方法及び装置を提供することを課題としている。
課題を解決するためになされた請求項1に係る発明は、チャープ光パルスを増幅する増幅ステップと、該増幅ステップで増幅されたチャープ光パルスを圧縮する圧縮ステップと、該圧縮ステップで圧縮される前及び或いは後の光パルスの位相歪みを補正する補正ステップと、を有し、前記補正ステップは前記光パルスの時間幅が短くなるように位相歪みを補正することを特徴とする高パワー短光パルス発生方法である。
位相歪み補正ステップで光パルスの時間幅が短くなるように位相歪みを補正するので、圧縮ステップで補償しきれないで残る2次及び3次の位相分散と圧縮ステップで補償できない4次及びそれ以上の高次の位相分散が補償され短パルス化を図ることができる。また、非線形現象による位相歪みも補正されるので、高パワー化を図ることができる。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の高パワー短光パルス発生方法であって、前記補正ステップは、補正前の位相歪みと逆符号の位相歪みを前記光パルスに与えることを特徴としている。
位相歪みの補正を十分に行うことにより、ペデスタルフリーの短光パルスを発生することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1或いは2に記載の高パワー短光パルス発生方法であって、さらに、短光パルスを伸張して伸張されたチャープ光パルスを出力する伸張ステップを有することを特徴としている。
補正ステップを有するので、光学要素の損傷を防ぐためにチャープ量を大きくしてパルス幅を増大させても、短パルス化を図ることができる。
課題を解決するためになされた請求項4に係る発明は、チャープ光パルスを出射するチャープ光パルス光源と、該チャープ光パルス光源から出射される該チャープ光パルスを増幅して増幅されたチャープ光パルスを出射する増幅器と、該増幅器から出射される該チャープ光パルスを圧縮して圧縮された短光パルスを出射する圧縮器と、該圧縮器で圧縮される前及び或いは後の光パルスの位相歪み補正する位相歪み補正手段と、を有し、前記位相歪み補正手段は、前記光パルスの時間幅が短くなるように位相歪みを補正することを特徴とする高パワー短光パルス発生装置である。
位相歪み補正手段で短光パルスの時間幅が短くなるように位相歪みを補正するので、圧縮器で補償しきれないで残る2次及び3次の位相分散と圧縮器で補償できない4次及びそれ以上の高次の位相分散が補償され短パルス化を図ることができる。また、光学要素の非線形現象による位相歪みも補正されるので、高パワー化を図ることができる。
また、請求項5に係る発明は、請求項4に記載の高パワー短光パルス発生装置であって、前記位相歪み補正手段は、補正前の位相歪みと逆符号の位相歪みを前記光パルスに与えることを特徴としている。
位相歪みの補正を十分に行うことにより、ペデスタルフリーの短光パルスを発生することができる。
請求項6に係る発明は、請求項4或いは5に記載の高パワー短光パルス発生装置であって、前記チャープ光パルス光源は、短光パルスを発生する短光パルス光源と、該短光パルス光源から発生される該短光パルスを伸張してチャープ光パルスを出射する伸張器と、を備えることを特徴としている。
位相歪み補正手段を有するので、光学要素の損傷を防ぐために伸張器でチャープ量を大きくしてパルス幅を増大させても、短パルス化を図ることができる。
位相歪み補正ステップで短光パルスの時間幅が短くなるように位相歪みを補正するので、圧縮ステップで補償しきれないで残る2次及び3次の位相分散と圧縮ステップで補償できない4次及びそれ以上の高次の位相分散が補償され短パルス化を図ることができる。また、光学要素の非線形現象による位相歪みも補正されるので、高パワー化を図ることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
(実施形態1)図1は、本発明の実施形態1に係る高パワー短光パルス発生装置の構成図である。図2は、図1の位相歪み補正手段の構成図である。
先ず、装置の構成を説明する。図示するように、本実施形態の高パワー短光パルス発生装置は、CPAを採用しており、高繰り返し短光パルスを発生する短光パルス光源11と伸張器12を備えたチャープ短光パルス光源1と、光変調器20と、前置増幅器21と主増幅器22を備えた増幅器2と、圧縮器3と、位相歪み補正手段4と、を有している。各構成要素を連結する太い線は光ファイバで、この間は光パルスがファイバ中を伝搬する。なお、光ファイバを用いないで空中伝搬させても良い。
短光パルス光源11は、モードロックレーザ、Qスイッチレーザ等レーザの種別は問わないが、モードロックファイバレーザが装置全体の小型化、高信頼性化の点で好ましい。なお、チャープ短光パルス光源1は、短光パルス光源11が、たとえば、DBR(Distributed Bragg-Reflectore)半導体レーザであれば、次の伸張器12を省略することができる。DBR半導体レーザもファイバピッグテール型が装置全体の小型化、高信頼性化の点で好ましい。
伸張器12には、ファイバ、チャープ格子、チャープファイバ格子など、入射した短光パルスをチャープさせパルス幅を伸張させる光学要素が使用される。
光変調器20としては、強度変調器であれば電気光学変調器、音響光学変調器、磁気光学変調器等、種別を問わないが、電気光学結晶を基板とする導波路型変調器がファイバ接続し易く、装置全体の小型化、高信頼性化の点で好ましい。
前置増幅器21は、光変調器20でパルスが間引かれたことによる平均パワー低下を補うためのもので、短光パルス光源1から出力される光パルスのスペクトルに利得をもつ媒質を備えていれば、特に限定されない。短光パルス光源11が、たとえばモードロックファイバレーザの場合、通常希土類元素ドープファイバ増幅器が用いられる。
主増幅器22は、所定のパワーに高めるためのもので、入射される短光パルスのスペクトルに利得をもつ媒質を備えていれば、特に限定されない。短光パルスがたとえば1.5μm帯の場合、希土類元素ドープファイバ増幅器が用いられる。
圧縮器3は、たとえば平行配置された回折格子対で、一方の回折格子は、コリメートされた光が入射されると分光して広げ、他方の回折格子は、その分光光をコリメートすることでパルス時間幅を圧縮する。回折格子対を用いた圧縮器は、一方の回折格子と他方の回折格子の間隔を変えることで2次の位相分散を調節できるので、伸張器12や増幅器2の2次の位相分散を補償するように調節される。また、一方の回折格子への入射角を変えることで、3次の位相分散を調節できるので、伸器12や増幅器2の3次の位相分散を補償するように調節される。このように2次及び3次の位相分散を補償することで、パルスの時間幅を圧縮して短光パルスを出射することができる。しかし、圧縮器5による2次及び3次の位相分散の補償は、格子への入射角や格子間隔の調節が複雑で完全に補償することが困難であり、補償しきれない位相分散が残る。また、4次より高次の位相分散は元々補償できないので、前述の補償しきれないで残る位相分散に高次の位相分散が加わるので、光パルスの位相歪みが増大し、時間幅を十分に圧縮することができない。さらに、伸張器12や増幅器2にファイバを用いると、ファイバでの非線形現象による位相変調効果も加わるため位相歪みがますます増大し、ペデスタルをもつ短パルスしか出射することができない。なお、回折格子対をプリズム対にしてもよい。
位相歪み補正手段4は、圧縮器3で補償しきれないで残る位相分散や補償できない高次の位相分散による位相歪み及び非線形現象による位相歪みを補正するもので、たとえば、図2に示すような、回折格子対42a、42bと空間光変調器41を備えている。すなわち、図2に示す位相歪み補正手段4は、反平行配置された回折格子42a、42bと、フーリエ変換レンズ43a、43bと、透過型空間光変調器41と、ハーフミラー47と、FROG(Frequency Resolved Optical Gating)44と、を備えている。
空間光変調器41は、たとえば液晶テレビ(LCTV)のような電気アドレス型の空間光変調器であるが、平行配向ネマチック液晶型空間光変調器(PAL−SLM)、光変調材料としてニオブ酸リチウムを用いた空間光変調器(MSLM)やBSOを用いたPROM素子の2次元空間光変調器を利用することもできる。
FROG44は、自己相関器とその出力を分光計測する自己相関・分光計測部441と、コンピュータ442を備え、自己相関・分光計測部441からの情報を基に、コンピュータ上で位相回復のアルゴリズムを用いて光パルスの波形や位相を求めることができる。
次に、本装置の動作を説明する。短光パルス光源11から出力される高繰り返し短光パルスが伸張器12に入射されると、伸張器12から伸張されたチャープ光パルスが出射される。次に、後続の増幅器での自然放出光を抑制するため光変調器20でパルスが間引かれ、増幅器2で増幅される。次に、増幅器2で増幅されたチャープ光パルスが圧縮器3に入射されると、チャープを補償して圧縮された短光パルスが圧縮器3から出射される。圧縮器3で圧縮された短光パルスは、折り曲げミラー70を経て位相歪み補正手段4の回折格子42aに入射される。すると、入射した短光パルスは、回折格子42aで分光されて空間的に広げられ、フーリエ変換レンズ43aでコリメート(フーリエ変換)される。コリメートされた短光パルスは、初めの間、動作してない(OFF状態)空間光変調器を通過してフーリエ変換レンズ43bで回折格子42bに集光(逆フーリエ変換)される。次に、回折格子42bからの出射光の一部がビームスプリッタ47で取り出され、自己相関波形・分光計測部441に入射され、その測定結果をコンピュータ442によって解析することで、位相歪み補正前の各波長の位相が求められる。コンピュータ442は、入力された位相に基づいて空間光変調器41に制御信号を入力して駆動し(ON状態にし)通過する光の位相を分光された波長ごとに変化させる。すなわち、空間光変調器41がON状態になると通過する光の位相歪みが補正され、回折格子42bからペデスタルフリーで時間幅の短い短光パルスが出射される。コンピュータ442は、FROG44の位相解析に用いるが、解析された位相情報を、インターフェース46を介して空間光変調器41を制御する目的に使用することができる。
上記のような、空間光変調器41がOFF時の光パルスの位相に基づいて空間光変調器41のアドレスに制御信号を入力して駆動し(ON状態にし)位相歪みを補正するON・OFF制御に代えて、所謂フィードバック制御してもよい。すなわち、初めから空間光変調器41をON状態にしたままで、回折格子42bからの出射光パルスをFROG44に入射させ、コンピュータ442上で位相回復のアルゴリズムを用いて光パルスの波形が最適(ペデスタルフリーで最短パルス幅)になるように位相を求め、空間光変調器41を駆動して位相歪みを補正する。位相回復のアルゴリズムとしては、遺伝的アルゴリズムや所謂「焼きなまし法」等に代表されるフィードバック型アルゴリズムを適用することことで、パルス形状を効率よく最適化することができる。
(実施形態2)次に、図3を参照して、位相歪み補正手段にチャープミラーを用いた実施形態2に係る高パワー短光パルス発生装置について説明する。図3に示す実施形態2の高パワー短光パルス発生装置は、図1に示す実施形態1の高パワー短光パルス発生装置おいて、位相歪み補正手段4を主増幅器40と圧縮器3との間に配置し、位相歪み補正手段4をチャープミラー4”にした以外は実施形態1と同じである。
チャープミラー4”は、位相歪み補正手段4の代わりに通常の反射ミラーを配置した時の圧縮器3からの出射光パルスを図2に示す実施形態1のFROG44に入射させて位相を回復する位相を求め、その求めた位相変化を与えられるように設計製作されたものである。チャープミラーは、多層膜の屈折率と膜厚を調節して各波長の位相を変化させることができる。たとえば、求めた位相変化を与えるように膜厚を決定することは、シミュレーテッド・アニーリング法や遺伝的手法などを用いて行うことができる。
チャープミラー4”は、空間光変調器を用いた位相歪み補正手段に比べ、小型で、高パワー短光パルス発生装置の小型化を達成することができる。
(実施形態3)次に、図4を参照して、実施形態3を説明する。図4に示す実施形態3の高パワー短光パルス発生装置は、図1に示す実施形態1の高パワー短光パルス発生装置おいて、圧縮器3を圧縮器5にし、圧縮器5の折り返しミラーを位相歪み補正手段4’の反射型空間光変調器41’にした以外は実施形態1と基本的な構成は同じである。
反射型空間光変調器41’は、被変調光を入射する面の反対面側から、変調量の情報に対応した光強度分布を有した書き込み光を入射することによって、変調動作を行うことが可能な変調器である。
圧縮器5は、回折格子51a、51bが平行配置されたトレーシータイプである。
位相歪み補正手段4’は、コンピュータ45’と、インターフェース46’、反射型空間光変調器41’を変調するための書き込み光源48’、書き込み光源48’から出射された光を反射型空間光変調器41’に投影する際に、インターフェース46’を介してコンピュータ45’から出力された位相変調情報を透過率制御により光強度情報にエンコードするLCD47’、及び結像レンズ43’を備えている。
次に、本実施形態の動作について説明する。先ず、反射型空間光変調器41’を駆動(ON)しないで単なる反射ミラーとして機能させて圧縮器5の出射光パルス(ビームスプリッタ60からの反射光)を実施形態1のFROGで受光して、位相歪み補正前の光パルスの位相を求める。次に、コンピュータ45’は、求めた位相に基づいてLCD47’に位相変調情報を書き込む。すると、LCD47’の出力像が結像レンズ43’を経由して反射型空間光変調器41’に書き込まれる。次に、変調情報が書き込まれた空間光変調器41’に読み出し光として回折格子対51a、51bで分光されコリメートされた光が入射され、位相歪みが補正された光が反射され、圧縮器5からペデスタルフリーの短光パルスが出射される。
(実施例1)
本実施例1の高パワー短光パルス発生装置は、図1、2に示す実施形態1の高パワー短光パルス発生装置である。
短光パルス光源11は、モードロックファイバレーザベースの光源で、パルス幅400fs、繰り返し周波数50MHz、中心波長1558nm、スペクトルバンド幅8nmの短光パルスを出力する。
伸張器3は、コア径5μm、長さ200mの石英ファイバで、1次の位相分散β1=200ps/nm・km、2次の位相分散β2=40ps2、3次の位相分散β3=−1.24ps3である。
光変調器20は、Li2NbO3結晶を用いたマッハツェンダ導波路型変調器で、消光比30dB、50MHzの繰り返しパルスを150kHzの繰り返しパルスに変換する。
前置増幅器21は、増幅率4000倍(5μWから20mWに増幅)のErドープファイバ増幅器で、コア径8μm、長さ4mである。
主増幅器22は、増幅率40倍(20mWから800mWに増幅)のEr、Yb共ドープファイバ増幅器で、コア径16μm、長さ2mである。
圧縮器3は、格子間隔1200本/mmの回折格子2枚を平行配置したトレーシータイプで、伸張器3の2次の位相分散を補償するため回折格子対の間隔は28cmに設定されており、β2=−40ps2である。また、回折格子への入射角は80°でβ3=−0.34ps3であった。
位相歪み補正手段4の空間光変調器41は、PAL−SLM型で、開口寸法は20mm角、解像度480×480画素である。回折格子42a、42bは格子間隔1200本/mmの格子で、フーリエ変換レンズ43a、43bの一方の焦点位置にそれぞれ配設されている。フーリエ変換レンズ43a、43bは、共に焦点距離fが250mmで、フーリエ変換レンズ43a、43bの間隔が2f、空間光変調器41とレンズ42a、42bの間隔がfになるように配置されている。
次に、本実施例の動作結果を図5〜図7を使って説明する。図5の波形は、本実施例装置で空間光変調器41をONにしたままで、回折格子42bからの出射光パルスを図示しないSHG結晶に入射させ、第二高調波が最も強くなるようにコンピュータ442上で最適化アルゴリズムを用いて位相波形を求めることで、得られた短光パルスの自己相関波形であり、半値全幅750fsでペデスタルフリーの短光パルスが得られた。第二高調波が最も強くなるのは、光パルスのピークパワーが大きくなったときであるため、ペデスタル部分の光エネルギーが主要なパルス部に重なるように制御される。具体的な制御の方法は、ある位相波形パラメータにおいてSHG結晶からの第二高調波強度を測定し、さらに、その光強度が強くなるように位相波形パラメータを修正するという操作を繰り返し行う。図6は、図5の最適な波形を得るために空間光変調器41で変化させたスペクトル軸上での位相歪み補正波形である。
一方、図7は、位相歪み補正手段4の空間光変調器41を動作させないときの回折格子42bからの出射光パルスの自己相関波形で、比較のために測定したものである。
この測定結果より、短光パルス光源11から出力されたパルス幅400fsの光パルスは、伸張器12で伸張されパルス幅が300psになるが、圧縮器3で圧縮しても950fsまでしか短パルス化できず、しかも裾野(パルスの立上がりと立下り)に広いペデスタルもつパルスしか得られないことがわかる。
位相歪み補正によって、トランスフォーム限界の光パルス波形に近いものに変換できたと仮定すれば、この光パルスが有していた位相歪み波形は線形ではなく、短波長側から中心波長付近がフラットで、長波長側で2次関数状の位相分布をもつ特殊な形状であると考えられる。したがって、ペデスタルをもつ広いパルス幅の光パルスしか得られないのは、圧縮器3で補償しきれない2次、3次の位相分散、及び補償できない4次以上の位相分散、さらには、伸張器12の非線形性による位相歪みによるものと考えられる。
したがって、本装置を用いることで圧縮器3で補償しきれない2次、3次の位相分散、及び補償できない4次以上の位相分散、さらには、伸張器12や増幅器2の非線形性による位相歪みにより、短波長から中心波長付近がフラットで長波長側で2次関数状の位相分布をもつ特殊な形状の位相歪み波形になっても位相歪み補正手段4で補正して最適なパルスを得ることができる。
(実施例2)
本実施例の高パワー短光パルス発生装置は、実施例1と同じであり、図1、2に示す実施形態1の高パワー短光パルス発生装置である。実施例1と違う点は、実施例1における短光パルス光源11の性能及び伸長器3の長さである。
本実施例の短光パルス光源11は、モードロックファイバレーザベースの光源で、パルス幅400fs、繰り返し周波数50MHz、中心波長1558nm、スペクトルバンド幅20nmの短光パルスを出力する。
伸長器3は、コア径5μm、長さ140mの石英ファイバで、1次の位相分散β1=200ps/nm・km、2次の位相分散β2=40ps2、3次の位相分散β3=−1.24ps3である。
次に、本実施例の動作結果を図8〜図9を使って説明する。図8は、位相歪み補正手段4の空間光変調器41を動作させないときの回折格子42bからの出射光パルスの自己相関波形で、比較のために測定したものである。この図から位相歪み補正制御なしの場合、半値全幅が1257fsで、ペデスタル付の短光パルスが出射されることがわかる。それに対して、図9の波形は、本実施例装置で空間光変調器41をONにして、回折格子42bからの出射光パルスを図示しないSHG結晶に入射させ、第二高調波が最も強くなるようにコンピュータ442上で最適化アルゴリズムを用いて位相波形を求めることで、得られた短光パルスの自己相関波形であり、半値全幅499fsでペデスタルフリーの短光パルスが得られた。図10は、図9に示す最適な波形を得るために空間光変調器41で変化させたスペクトル軸上での位相歪み補正波形である。
なお、本発明で開示しているようなレーザー構成において、中心波長から長波長の領域における2次の分散特性を示すパラメータは、光の位相をφ、角周波数をωとしたとき、∂2φ/∂ω2=1〜4×10-24(1/rad/Hz2)程度が最適なパラメータであった。
実施形態1に係る高パワー短光パルス発生装置の構成図である。 図1の位相歪み補正手段の構成図である。 実施形態2に係る高パワー短光パルス発生装置の要部構成図である。 実施形態3に係る高パワー短光パルス発生装置の構成図である。 実施例1の高パワー短光パルス発生装置で得られた短光パルスの自己相関波形である。 実施例1で最適な短光パルスを得るための位相歪み補正波形を示す図である。 実施例1の高パワー短光パルス発生装置で位相歪み補正なしのときの短光パルスの自己相関波形である。 実施例2の高パワー短光パルス発生装置で位相歪み補正なしのときの短光パルスの自己相関波形である。 実施例2の高パワー短光パルス発生装置で得られた短光パルスの自己相関波形である。 図9の短光パルスを得たときの位相歪み補正波形を示す図である。
符号の説明
1・・・・・・・・・・・・チャープ光パルス光源
2・・・・・・・・・・・・増幅器
3・・・・・・・・・・・・圧縮器
4・・・・・・・・・・・・位相歪み補正手段
11・・・・・・・・・・・短光パルス光源
12・・・・・・・・・・・伸張器

Claims (6)

  1. チャープ光パルスを増幅する増幅ステップと、
    該増幅ステップで増幅されたチャープ光パルスを圧縮する圧縮ステップと、
    該圧縮ステップで圧縮される前及び或いは後の光パルスの位相歪みを補正する補正ステップと、を有し、
    前記補正ステップは、前記光パルスの時間幅が短くなるように位相歪みを補正することを特徴とする高パワー短光パルス発生方法。
  2. 前記補正ステップは、補正前の位相歪みと逆符号の位相歪みを前記光パルスに与えることを特徴とする請求項1に記載の高パワー短光パルス発生方法。
  3. さらに、短光パルスを伸張して伸張されたチャープ光パルスを出力する伸張ステップを有することを特徴とする請求項1或いは2に記載の高パワー短光パルス発生方法。
  4. チャープ光パルスを出射するチャープ光パルス光源と、
    該チャープ光パルス光源から出射される該チャープ光パルスを増幅して増幅されたチャープ光パルスを出射する増幅器と、
    該増幅器から出射される該チャープ光パルスを圧縮して圧縮された短光パルスを出射する圧縮器と、
    該圧縮器で圧縮される前及び或いは後の光パルスの位相歪み補正する位相歪み補正手段と、を有し、
    前記位相歪み補正手段は、前記光パルスの時間幅が短くなるように位相歪みを補正することを特徴とする高パワー短光パルス発生装置。
  5. 前記位相歪み補正手段は、補正前の位相歪みと逆符号の位相歪みを前記光パルスに与えることを特徴とする請求項4に記載の高パワー短光パルス発生装置。
  6. 前記チャープ光パルス光源は、短光パルスを発生する短光パルス光源と、
    該短光パルス光源から発生される該短光パルスを伸張してチャープ光パルスを出射する伸張器と、を備えることを特徴とする請求項4或いは5に記載の高パワー短光パルス発生装置。
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