JP2008172166A - ノイズライクレーザ光源および広帯域光源 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で安定動作を行うことができるノイズライクレーザ光源および広帯域光源を提供する。
【解決手段】ノイズライクレーザ光源2は、ミラー11およびファラデ回転ミラー12からなるファブリペロ型の共振器の共振光路上に、ファラデ回転子13、増幅用光ファイバ21、分散シフト光ファイバ22、分散調整用光ファイバ23、偏光ビームスプリッタ31、1/2波長板32、1/4波長板33〜35、レンズ41および光カプラ52を備え、更に、レンズ42、励起光源51および光増幅器61を備える。ファラデ回転ミラー12およびファラデ回転子13は、増幅用光ファイバ21から放出された光の2つの偏光モードが共振器内を伝搬する間に生じる位相差を補償する位相補償手段として作用する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ノイズライクレーザ光源および広帯域光源に関するものである。
ノイズライクレーザ光源から出力されるノイズライクパルスレーザ光は、モード同期パルスレーザ光とインコヒーレント連続光との中間の性格を有しており、数十ピコ秒からナノ秒の程度の幅の包絡線の内部で雑音状になっている。このノイズライクパルスレーザ光は、モード同期パルスレーザ光が有する高光強度特性を有するとともに、インコヒーレント連続光が有するスペクトルの安定性および広帯域性をも有する。
このことから、ノイズライクレーザ光源と高非線形性光ファイバとを組み合わせて用いることにより、広帯域のスーパーコンティニューム光を発生させる広帯域光源を実現することができる(特許文献1や非特許文献1を参照)。すなわち、ノイズライクレーザ光源から出力される光を高非線形性光ファイバに入力させ、この高非線形性光ファイバにおいて非線形光学現象を発現させて入力光より広帯域の光を発生させることができる。
特許文献1や非特許文献1に記載されたノイズライクレーザ光源は、正常分散を有する増幅用光ファイバとしてのエルビウム添加光ファイバ、異常分散を有する分散調整用光ファイバとしてのシングルモード光ファイバおよび分散シフト光ファイバ、偏光ビームスプリッタ、光アイソレータならびに波長板をリング型共振器の共振光路上に備えており、また、エルビウム添加光ファイバに励起光を供給する励起光源を備えている。
特開2005−294806号公報 Y. Takushima, et al., "87nm bandwidthnoise-like pulse generation from erbium-doped fibre laser", ElectronicsLetters, Vol.41, No.7, pp.399-400 (2005).
ノイズライクレーザ光源は、光ファイバの複屈折性や非線形性を利用して、ノイズライクレーザ光を発振する。それ故、環境(光ファイバに加えられる外力や温度)が変動すると、光ファイバの複屈折性が変動して、出力光のスペクトル形状が変動することがあり、また、ノイズライクとならない場合もある。
特許文献1に開示されたノイズライクレーザ光源または広帯域光源では、出力光のパワーをモニタし、そのモニタ結果に基づいて共振器内の波長板の光学軸の方位を調整して、環境変動があったときにも発振状態を安定化させる制御を行おうとしている。しかし、このような制御を行う場合、その為の構成が複雑となる。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、簡易な構成で安定動作を行うことができるノイズライクレーザ光源および広帯域光源を提供することを目的とする。
本発明に係るノイズライクレーザ光源は、(1) ファブリペロ型の共振器と、(2) 共振器の共振光路上に設けられた増幅用光ファイバと、(3)共振器の共振光路上に設けられ、共振器内を往復伝搬する間に生じる累積分散をほぼゼロにする分散補償手段と、(4)共振器の共振光路上に設けられ、異常分散であり、発振波長に対してほぼゼロ分散である小分散光ファイバと、(5) 増幅用光ファイバに励起光を供給する励起光源と、(6)共振器の共振光路上に設けられ、増幅用光ファイバから放出された光の2つの偏光モードが共振器内を往復伝搬する間に、位相差を往路および復路のそれぞれで90度回転させる1対ファラデー回転素子とを備えることを特徴とする。
本発明に係る光源モジュールは、共振器から取り出される発振光を光増幅して出力する光増幅器を備えることを特徴とする。
本発明に係る広帯域光源は、上記のノイズライクレーザ光源または光源モジュールの何れかから出力される光を入力し、広帯域の出力光を発生させて出力する高非線形性光ファイバを備えることを特徴とする。
本発明に係るノイズライクレーザ光源または広帯域光源は、簡易な構成で安定動作を行うことができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係るノイズライクレーザ光源2を含む広帯域光源1の構成図である。広帯域光源1は、ノイズライクレーザ光源2および高非線形性光ファイバ3を備える。ノイズライクレーザ光源2は、ミラー11およびファラデ回転ミラー12からなるファブリペロ型の共振器の共振光路上に、ファラデ回転子13、増幅用光ファイバ21、分散シフトファイバ22、分散調整用光ファイバ23、偏光ビームスプリッタ31、1/2波長板32、1/4波長板33〜35、レンズ41および光カプラ52を備える。また、ノイズライクレーザ光源2は、シングルモード光ファイバ24,25、レンズ42、励起光源51および光増幅器61を備える。
増幅用光ファイバ21は、正常分散特性を持ち、一方の端面がファラデ回転ミラー12に対向しており、他方の端面が光カプラ52と接続されている。増幅用光ファイバ21は、例えばEr,Tm,Ho,Yb,Nd等の希土類元素が光導波領域に添加された石英系の光ファイバである。増幅用光ファイバ21は、例えば、分散が38.4ps/km(−30ps/nm/km)であり、長さが2.5mである。
分散シフトファイバ22は、非線形現象が起こる程度に分散が低いが、異常分散特性を持ち、一方の端面がレンズ41に対向しており、他方の端面が分散調整用光ファイバ23を介して光カプラ52と接続されている。分散シフトファイバ22は、異常分散であり、分散の絶対値として0.15ps/km(0.12ps/nm/km)以下であることが、非線形現象が発生する上で望ましい。分散シフトファイバ22は、例えば、分散が−0.08〜−0.04ps/km(0.03〜0.06ps/nm/km)であり、長さが4.9mである。
分散調整用光ファイバ23は、異常分散特性を持ち、共振器の1往復における累積波長分散の絶対値が略零となるように、増幅用光ファイバ21および分散調整用光ファイバ23それぞれの波長分散値または長さが設定されている。分散調整用光ファイバ23は、例えば、標準的なシングルモード光ファイバであり、波長1.3μmでゼロ分散を有する一般的なファイバであり、振器の累積分散をほぼ0にする長さを有する。
この構成で、共振器の累積分散を−0.003ps(0.002ps/nm)になるように設計している。発振中心波長における共振器の累積分散は、絶対値として0.05ps(0.04ps/nm)以内であるのが好ましく、また、ゼロであるが最も望ましく、このようにすることにより、ノイズライクレーザ発振が実現できる。なお、単位「−ps」は単位「ps/nm」に相当し、例えば、「−0.003ps」は、光周波数1/ps離れた二つの光が時間的に−0.003ps遅れることに相当する。
励起光源51は、増幅用光ファイバ21に添加された希土類元素を励起し得る波長の励起光を出力する。光カプラ52は、励起光源51から出力された励起光を入力し、その励起光を増幅用光ファイバ21へ出力する。また、光カプラ52は、増幅用光ファイバ21と分散調整用光ファイバ23との間で発振光を通過させる。
レンズ41は、ファラデ回転子13から到達した光を入力し、その光を分散調整用光ファイバ22の一方の端面に集光して入射させる。また、レンズ41は、分散調整用光ファイバ22の一方の端面から出射されて到達した光を入力し、その光をコリメートしてファラデ回転子13へ出力する。
ファラデ回転ミラー12とファラデ回転子13とは、両者の間に増幅用光ファイバ21および分散シフトファイバ22、分散調整用光ファイバ23を挟むように設けられている。ファラデ回転ミラー12は、入力された光の偏波面を90度だけ回転させて反射させる。ファラデ回転子13は、入力された光の偏波面を45度だけ回転させて透過させる。ファラデ回転ミラー12およびファラデ回転子13は、増幅用光ファイバ21から放出された光の2つの偏光モードが共振器内を伝搬する間に生じる位相差を補償する位相補償手段として作用する。
ミラー11とファラデ回転子13との間の共振光路上に、ミラー11の側から順に、1/4波長板33、偏光ビームスプリッタ31、1/4波長板34、1/2波長板32および1/4波長板35が配置されている。偏光ビームスプリッタ31は、互いに直交する2つの偏波モードのうち、一方の偏波モード光を1/4波長板33と1/4波長板34との間で通過させ、他方の偏波モード光を共振器外部へ取り出す。1/4波長板33の異方性軸の方位を調整することにより、偏光ビームスプリッタ31から共振器外部へ取り出される光の割合を調整することができる。
1/2波長板32、1/4波長板34、35、および偏光ビームスプリッタ31は、1/2波長板32および1/4波長板34、35それぞれの光学軸の方位を調整することにより、共振光の偏光状態を調整することができ、特定の偏光の特定の光強度の光を出力する出力手段を構成する。1/4波長板33は、光学軸の方位を調整することにより偏光ビームスプリッタ31からの出力光を調整することができる。調整が不要の場合は、省略しても良い。
レンズ42は、偏光ビームスプリッタ31により共振器外部へ取り出された光を入力し、その光を光ファイバ24の一方の端面に集光して入射させる。光ファイバ24は、レンズ24から一方の端面に入力された光を導波して、他方の端面から光増幅器61へ出力する。光増幅器61は、光ファイバ24から出力された光を光増幅して、その光増幅した後の光を光ファイバ25へ出力する。光増幅器61は、増幅用光ファイバ21の添加元素と同じ希土類元素が光導波領域に添加された光ファイバを光増幅媒体として含むものであるのが好適である。
高非線形性光ファイバ3は、光増幅器61から出力されて光ファイバ25により導波されて到達した光を一方の端面に入力して、その光が導波する間に発現する非線形光学現象により入力光より広帯域の光を発生させ、この広帯域光を他方の端面から出力する。
ノイズライク光源2からの出力を、レンズ42を用いて、高非線形ファイバへ入力する構成でも、広帯域光を発生することが可能である。また、ノイズライク光源2と高非線形ファイバとの結合損失を低減するために、高非線形ファイバの前に、シングルモードファイバや、GRINレンズを挿入させる構成も考えられる。
このような構成において、励起光源51から出力された励起光は、光カプラ52を経て増幅用光ファイバ21に供給され、増幅用光ファイバ21に添加されている希土類元素を励起する。励起された増幅用光ファイバ21から放出された光は、ミラー11およびファラデ回転ミラー12からなるファブリペロ型の共振器の共振光路を往復する。そして、増幅用光ファイバ21において誘導放出が生じ、共振器において発振パルス光が生じる。その発振パルス光は、増幅用光ファイバ21および分散調整用光ファイバ23それぞれを伝搬する際に、パルス圧縮およびパルス伸長を繰り返すとともに、分散シフトファイバ22で主に、非線形光学効果の影響を受ける。
分散シフト光ファイバ22、分散調整用光ファイバ23、増幅用光ファイバ21中で発生する非線形偏光回転を利用し、各波長板の光学軸の方位を調整することにより、パルス光のピーク部については共振器を巡回するときに損失が小さくなるようにし、また、パルス光の裾部については共振器を巡回するときに損失が大きくなるようにすれば、モード同期レーザ発振を実現することができる。共振光路における波長分散分布と光パワーとの間に特定の関係があれば、共振器を一周すると同じ波形に戻るような固有パルスが存在できるようになる。この固有パルスは分散マネジメントソリトンと呼ばれる非線形光パルスの一種であり、周期的に変化する波長分散と非線形光学効果とのバランスにより共振器内のパルス伝搬が安定化される。
このようなモード同期レーザ発振に対して、発振波長において分散がゼロであり、(異常分散を有する)分散シフト光ファイバ22において主に非線形光学現象が発現するようにすると、分散マネジメントソリトンが存在することができなくなり、共振器をパルスが一周したときに元の波形に戻らなくなる。一方、共振器内の光強度が充分に高い場合には、非線形偏波回転と偏光ビームスプリッタとによって、パルスを形成しようとする作用が生じる。この結果、発振光は、共振器を周回する毎に形を変えながら、全体としてはパルスとして伝搬するようになって、ノイズライクパルス光となる。
このようにして生成されるノイズライクパルスレーザ光は、前述したように、モード同期パルスレーザ光が有する高光強度特性を有するとともに、インコヒーレント連続光が有するスペクトルの安定性および広帯域性をも有する。また、ノイズライクパルスレーザ光を高非線形性光ファイバ3に入力させ、この高非線形性光ファイバ3において非線形光学現象を発現させて入力光より広帯域の光を発生させることができる。また、ノイズライクパルスレーザ光のスペクトルにリップルが無く滑らかさであることから、高非線形性光ファイバ3から出力される広帯域光も安定である。
特に本実施形態では、増幅用光ファイバ21から放出れた光の2つの偏光モードが共振器内を伝搬する間に生じる位相差を補償する位相補償手段として、ファラデ回転ミラー12およびファラデ回転子13が、増幅用光ファイバ21および分散調整用光ファイバ22を挟むように設けられている。そして、ファラデ回転ミラー12は、入力された光の偏波面を90度だけ回転させて反射させる。また、ファラデ回転子13は、入力された光の偏波面を45度だけ回転させて透過させる。
したがって、増幅用光ファイバ21および分散シフト光ファイバ22、分散調整用光ファイバ23を或る方向に伝搬した光は、ファラデ回転子13を2度透過することにより偏波面が90度だけ回転されるとともにミラー11により反射されて、或いは、ファラデ回転ミラー12により偏波面が90度だけ回転されるとともに反射されて、増幅用光ファイバ21および分散調整用光ファイバ22を逆方向に伝搬することになる。すなわち、増幅用光ファイバ21および分散調整用光ファイバ22を伝搬する光は、往路と復路とで偏波面が90度だけ回転されたものとなる。
これにより、増幅用光ファイバ21および分散調整用分散シフト光ファイバ22、分散調整用光ファイバ23における線形の複屈折による2つの偏光モードの間の位相差は常に0の状態になる。したがって、本実施形態に係るノイズライクレーザ光源2、および、これを含む広帯域光源1は、環境(光ファイバに加えられる外力や温度)が変動して、増幅用光ファイバ21および分散調整用分散シフト光ファイバ22、分散調整用光ファイバ23の複屈折性が変動しても、出力光のスペクトル形状が安定し、ノイズライクな光を安定して出力することができる。また、この安定化の為の制御機構を有する必要がないので、構成が簡易である。従来構成と比較して、補償の為の制御機構を必要とせず、スペクトルのスペクトル全域での時間的強度変動1dB以下が実現できる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、増幅用光ファイバ21に励起光を供給する方法としては、波長選択型光カプラによる増幅用光ファイバ21のコアへの直接励起、ダブルクラッドファイバによる端面励起、側面励起、励起光カプラによる励起方法であってもよい。
共振器を構成するミラー11は、チャープ鏡、FBG、チャープFBGであってもよい。
共振器中に可飽和吸収体または可飽和吸収体鏡を挿入してもよい。この場合には、より高光強度なノイズライクレーザ光を発生することができる。
波長板32〜35の偏光状態の制御方法に替えて、ファイバへの外力を利用する偏光制御方法であってもよい。この場合、波長板32〜35を省略することが可能である。
偏光ビームスプリッタ31、ミラー11に替えて、偏光子および強度の一部を透過するミラーを用いてもよい。この場合、透過された光が出力光となる。
ノイズライクレーザの発振を確実に開始させるためには、共振器に振動を与えるのが好ましい。振動を与える構成としては、光ファイバに圧電素子を接触させる方法がある。
出力光のスペクトル幅が最大かつ滑らかになるように、出力光のスペクトルをモニタしながら、波長板の異方性軸の方位を調整するのも好ましい。
また、出力パルスの繰り返し周波数を調整する為に、共振器長を制御する手段を有するのが好ましい。また、温度をモニタして、そのモニタ結果に基づいて共振器長をフィードバック制御して、繰り返し周波数を安定化することも可能である。
分散調整用ファイバに代わる累積分散をほぼゼロにする手段として、チャープファイバーブラッググレーティング、回折格子であっても可能である。
本実施形態に係るノイズライクレーザ光源2を含む広帯域光源1の構成図である。
符号の説明
1…広帯域光源、2…ノイズライクレーザ光源、3…高非線形性光ファイバ、4…光源モジュール、11…ミラー、12…ファラデ回転ミラー、13…ファラデ回転子、21…増幅用光ファイバ、22…分散シフトファイバ、23…分散調整用光ファイバ、24、25…シングルモード光ファイバ、31…偏光ビームスプリッタ、32…1/2波長板、33〜35…1/4波長板、41,42…レンズ、51…励起光源、52…光カプラ、61…光増幅器。

Claims (3)

  1. ファブリペロ型の共振器と、
    前記共振器の共振光路上に設けられた増幅用光ファイバと、
    前記共振器の共振光路上に設けられ、前記共振器内を往復伝搬する間に生じる累積分散をほぼゼロにする分散補償手段と、
    前記共振器の共振光路上に設けられ、異常分散であり、発振波長に対してほぼゼロ分散である小分散光ファイバと、
    前記増幅用光ファイバに励起光を供給する励起光源と、
    前記共振器の共振光路上に設けられ、前記増幅用光ファイバから放出された光の2つの偏光モードが前記共振器内を往復伝搬する間に、位相差を往路および復路のそれぞれで90度回転させる1対ファラデー回転素子と
    を備えることを特徴とするノイズライクレーザ光源。
  2. 前記共振器から取り出される発振光を光増幅して出力する光増幅器を備えることを特徴とする光源モジュール。
  3. 請求項1のノイズライクレーザ光源または請求項2の光源モジュールの何れかから出力される光を入力し、広帯域の出力光を発生させて出力する高非線形性光ファイバを備えることを特徴とする広帯域光源。
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