JP2007109570A - 燃料電池システム - Google Patents

燃料電池システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007109570A
JP2007109570A JP2005300679A JP2005300679A JP2007109570A JP 2007109570 A JP2007109570 A JP 2007109570A JP 2005300679 A JP2005300679 A JP 2005300679A JP 2005300679 A JP2005300679 A JP 2005300679A JP 2007109570 A JP2007109570 A JP 2007109570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
voltage
compressor
cell system
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005300679A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Goto
健一 後藤
Mitsuhiro Kokubo
光浩 小久保
Ikuyoshi Sugawara
生豊 菅原
Satoru Takaichi
哲 高市
Yoshitaka Ono
義隆 小野
Hitoshi Igarashi
仁 五十嵐
Tetsuya Uehara
哲也 上原
Hiromasa Sakai
弘正 酒井
Ryoichi Shimoi
亮一 下井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2005300679A priority Critical patent/JP2007109570A/ja
Publication of JP2007109570A publication Critical patent/JP2007109570A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】アイドルストップ時の空気供給制御を改善して、発電遅れを抑制することにある。
【解決手段】燃料電池システム102のアイドルストップ状態時に、予め設定された初動回転数で空気コンプレッサ212の稼動を開始した後、空気コンプレッサ212の回転数を漸次低下させて燃料電池スタック201に空気を供給制御して構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、アイドルストップ状態時における動作制御を改善した燃料電池システムに関する。
従来、燃料電池を搭載した燃料電池車両では、燃料ガスを効率的に利用するため、燃料電池と2次電池とを併用して、適宜使い分ける制御を行う場合がある。例えば、通常時には両者を併用して車両の駆動源であるモータに電力を供給するが、低速走行時やアイドリング時等の低負荷や燃料電池の発電効率が低くなるような運転状態時には、燃料電池システム全体の稼動を停止状態にすることなく、発電に直接係わる空気コンプレッサ等の燃料電池駆動用補機類の動作を停止して燃料電池による発電を停止し燃料電池をアイドルストップ状態とし、2次電池のみからの給電によりモータを駆動するといった制御を行っている。
このようなアイドルストップ機能を備えた燃料電池システムでは、アイドルストップ中は、燃料ガスの例えば水素と酸化剤ガスの例えば空気(酸素)の供給が停止されているので、電解質膜を介してアノード極の残留水素がカソード極に透過する。これにより、透過した水素がカソード極の空気と反応し、カソード極の空気の濃度が低下する。
カソード極の空気濃度が低下すると、燃料電池システムがアイドルストップ状態から通常の発電状態に復帰する際に、カソード極で空気不足となり、発電遅れが生じするおそれがあった。また、カソード極の空気が不足すると、燃料電池のセル電圧が低下し、燃料電池から電流の取り出しを制御するPM(パワーマネージャー)の入力電圧が低下して定格値を下回り、PMの電流取り出し制御に不具合を生じるおそれがあった。
このような不具合を回避するために、燃料電池システムのアイドルストップ中にカソード極に定期的(間欠的)に空気を供給する、例えば以下に示す文献に記載された技術が知られている(特許文献1参照)。
この文献1に記載された技術では、簡潔運転モードで燃料電池の発電を停止しているときに、所定期間が経過する毎に所定の時間空気コンプレッサを駆動して燃料電池に空気を定期的に供給し、カソード極の空気不足を回避している。
特開2004−172028
このような従来の燃料電池システムにおいて、空気コンプレッサの回転数を一定にして空気を供給した場合には、カソード極の入口側のセルの電圧が上昇してセルの劣化を促進させない電圧に達した時点で空気コンプレッサを停止して空気の供給を停止することになる。
しかし、このような空気コンプレッサの稼動制御では、カソード極の出口側のセルに十分に空気が行き渡らないおそれがある。これにより、カソード極の出口側のセル電圧が十分に上昇せず、出口側のセルでは空気コンプレッサが停止して空気の供給が停止したときに、出口側のセル電圧は入口側に比べて低い状態となる。したがって、アイドルストップ状態の解除後の発電時に出口側のセルの電圧の上昇が遅れ、発電遅れを招くおそれがあった。
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、アイドルストップ時の空気供給制御を改善して、発電遅れを抑制した燃料電池システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の課題を解決する手段は、燃料ガス供給手段により供給される燃料ガスと、コンプレッサにより供給される酸化剤ガスとの電気化学反応により発電を行う燃料電池スタックを備え、電力の要求がない場合には、前記燃料電池スタックに燃料ガスと酸化剤ガスとの供給を停止し、前記燃料電池スタックの発電を停止してシステムをアイドルストップ状態とする燃料電池システムにおいて、前記燃料電池システムのアイドルストップ状態時に、予め設定された初動回転数で前記コンプレッサの稼動を開始した後、前記コンプレッサの回転数を漸次低下させて前記燃料電池スタックに酸化剤ガスを供給制御する制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、カソード極における酸化剤ガスの密度分布を概ね均一化することが可能となる。これにより、空気供給停止後のセル電圧を高く保つことができ、アイドルストップ状態が解除されて発電が開始された際の発電遅れを防止することができる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の実施例を説明する。
図1は本発明の実施例1に係る燃料電池システムが搭載された燃料電池車両の基本構成を示す図であり、図2は本発明の実施例1に係る燃料電池システムの構成を示す図である。
図1において、燃料電池車両は、車両本体101に駆動電源として燃料電池システム102を搭載してなるものであり、更にインバータ103、駆動モータ104、駆動輪105、車速センサ106、2次電池107、リレー108ならびに制御コントローラ109を備えている。また、燃料電池車両は、車両のシフト位置を検出するシフト位置センサ111、ブレーキの有無を検出するブレーキセンサ112、ならびにアクセルの開度を検出するアクセル開度センサ113を備えている。
燃料電池システム102は、駆動モータ104が消費する電力や2次電池107の充電に必要な電力が発電できるように、燃料電池スタックに供給する燃料ガスの水素や酸化剤ガスの空気の圧力、ならびに流量等が図2に示す圧力調整弁、コンプレッサ等で制御される。
インバータ103は、燃料電池システム102で発電される直流電力を交流電力に変換し、制御コントローラ109から指示される駆動モータ104を駆動する出力トルクとなるように、駆動モータ104を制御する。
駆動輪105は、駆動モータ104と機械的に接続されており、駆動モータ104で得られた駆動トルクが伝達されて、駆動力を発生させて車両を駆動する。車速センサ106は駆動輪105の回転速度を検出する。
2次電池107は、車両のアイドリング時や燃料電池システムのアイドルストップ時など、燃料電池システム102から電力が供給されない場合に、駆動モータ104や、燃料電池システム102が発電するために必要となる補機の圧力調整弁やコンプレッサに電力を供給する。2次電池107には、2次電池107の電圧を検出する電圧センサ114ならびに電流を検出する電流センサ115が設けられており、この電圧センサ114ならびに電流センサ115で検出された電圧ならびに電流に基づいて、2次電池107の充電量が推定される。
リレー108は、制御コントローラ109からの指令に基づいて、燃料電池システム102と負荷とを接続/切断する。
制御コントローラ109は、本燃料電池車両の運転を制御する制御中枢として機能し、プログラムに基づいて各種動作処理を制御するコンピュータに必要な、CPU、記憶装置、入出力装置等の資源を備えた例えばマイクロコンピュータ等により実現される。制御コントローラ109は、本車両における上記各センサならびにこれらのセンサで得られない燃料電池車両の運転に必要な情報を収集するセンサ(図示せず)からの信号を読み込み、読み込んだ各種信号ならびに予め内部に保有する制御ロジック(プログラム)に基づいて、本車両の各構成要素に指令を送り、以下に説明する、本車両のアイドリングストップ移行後の燃料電池システム102の動作処理を含む本車両の運転/停止動作に必要なすべての動作を統括管理して制御する。
次に、図2を参照して、燃料電池システム102について説明する。
燃料電池システムの構成を示す図2(a)において、燃料電池システム102は、発電を行う燃料電池スタック201と、この燃料電池スタック201に燃料ガスである水素(あるいは水素リッチガス)を供給するための水素供給系と、燃料電池スタック201に酸化剤ガスである酸素を含む空気を供給するための空気供給系とを有している。
燃料電池スタック201は、水素が供給される水素極と酸素(空気)が供給される空気極とが電解質・電極触媒複合体を挟んで重ね合わされた発電セルが多段積層され、水素と酸素との電気化学反応により化学エネルギーを電気エネルギーに変換する発電部を構成する。
燃料電池スタック201の水素極では、水素が供給されることで水素イオンと電子に解離し、水素イオンは電解質を通り、電子は外部回路を通って電力を発生させ、空気極にそれぞれ移動する。空気極では、供給された空気中の酸素と上記水素イオン及び電子が反応して水が生成され、外部に排出される。
燃料電池スタック201の電解質としては、高エネルギー密度化、低コスト化、軽量化等を考慮して、例えば固体高分子電解質が用いられる。固体高分子電解質は、例えばフッ素樹脂系イオン交換膜等、イオン(プロトン)伝導性の高分子膜からなるものであり、飽和含水することによりイオン伝導性電解質として機能する。
水素供給系は、水素供給手段から供給される水素を水素極通路を介して燃料電池スタック201の水素極へと導く。すなわち、この実施例1の水素供給系は、水素供給手段として水素を高圧で貯蔵する水素タンク202、燃料電池スタック201で行われる発電に必要となる水素が燃料電池スタック201に供給されるように燃料電池スタック201に供給される水素の圧力を調整する水素調圧弁203、燃料電池スタック201から排出された水素オフガスをエゼクタ204を介して燃料電池スタック201の入口側に戻すために水素オフガスを水素循環配管205を循環させる水素循環ポンプ206、ならびに水素極通路となる水素供給配管207を有している。
水素供給源である水素タンク202から供給される水素ガスは、水素調圧弁203を通って水素供給配管207へと送り込まれ、燃料電池スタック201の水素極に供給される。このとき、水素調圧弁203は、燃料電池スタック201の水素極及び水素極通路内の圧力が負荷に応じた圧力となるように、供給される水素ガスの圧力を調整している。
燃料電池スタック201では、供給された水素ガスが全て消費されるわけではなく、消費されずに燃料電池スタック201から排出された水素オフガスは、水素循環配管205を通って水素循環ポンプ206により循環され、エゼクタ204で新たに供給される水素ガスと混合されて、再び燃料電池スタック201の水素極に供給される。これにより、水素のストイキ比(供給流量/消費流量)を1以上にすることができ、セル電圧が安定化する。
燃料電池スタック201の空気供給系は、空気供給手段からの空気を空気極通路によって燃料電池スタック201の空気極(カソード極)へと導く。すなわち、実施例1の空気供給系は、空気供給手段としての空気コンプレッサ212ならびに空気調圧弁213と、空気極通路となる空気流通配管214を有している。
空気コンプレッサ212は、燃料電池スタック201の空気極に空気を送り込むものであり、例えばモータ駆動により圧縮した空気を空気流通配管214を通して燃料電池スタック201の空気極へと供給する。空気コンプレッサ212には、コンプレッサの回転数を検出する回転数センサ216が設けられいる。
空気調圧弁213は、空気コンプレッサ212によって燃料電池スタック201に供給される空気の圧力ならびに流量を調整制御する開度可変弁で構成され、燃料電池スタック201のカソード極の出口側の空気流通配管214に設けられている。空気調圧弁213は、燃料電池スタック201のカソード極及び空気流通路内の圧力が負荷に応じた圧力になるように、空気コンプレッサ212によって供給される空気の圧力を調整している。
上述した固体高分子電解質膜を用いた燃料電池スタック201は、適正な作動温度が80℃前後と比較的低く、過熱時には冷却することが必要である。このため、通常は燃料電池スタック201内に冷却水を循環させて燃料電池スタック201を冷却し、燃料電池スタック201を最適な温度に維持する冷却機構(図示せず)が設けられている。
また、燃料電池システムは、電圧センサ223、PM(パワーマネージャー)224ならびにシステム制御部225(制御手段)を備えている。電圧センサ223は、燃料電池スタック201のセルのカソード極の入口側と出口側に設けられており、セルのカソード極の入口側と出口側の電圧を検出してシステム制御部225に与える。
PM224は、システム制御部225から与えられる制御指令に基づいて、燃料電池スタック201の発電で得られた電流の取り出しを制御し、燃料電池スタック201から取り出した電流を駆動モータ104や2次電池107等の負荷に供給する。PM224は、燃料電池スタック201から取り出される電流の値を検出する電流センサ(図示せず)を備え、この電流センサで検出された取り出し電流値はシステム制御部225に与えられる。
システム制御部225は、本燃料電池システム102の運転を制御する制御中枢として機能し、プログラムに基づいて各種動作処理を制御するコンピュータに必要な、CPU、記憶装置、入出力装置等の資源を備えた例えばマイクロコンピュータ等により実現され、例えば図1に示す制御コントローラ109の一部機能として実現される。システム制御部225は、本燃料電池システム102における上記各センサ類、ならびにこれらのセンサ類で得られない燃料電池システム102の運転に必要な情報を収集するセンサ(図示せず)からの信号を読み込み、読み込んだ信号ならびに予め内部に保有する制御ロジック(プログラム)に基づいて、空気コンプレッサ212、空気調圧弁213、PM224を含む燃料電池システム102の各構成要素に指令を送り、以下に説明する、燃料電池システム102のアイドルストップ状態における動作を含む、燃料電池システム102の運転/停止に必要なすべての動作を統括管理して制御する。
燃料電池システム102をアイドルストップ状態に移行する動作は、図3のフローチャートに示す手順にしたがって実行される。
図3において、先ず水素調圧弁203を閉じて燃料ガスの水素の供給を停止した後(ステップS31)、燃料電池スタック201の水素の圧力が所定の圧力以下、例えば大気圧よりも低い所定の負圧にする減圧処理を行う(ステップS32)。その後、水素圧が所定の圧力以下になったか否かを判別し(ステップS33)、所定の圧力以下になると、減圧処理が終了したものとする(ステップS34)。そして、水素循環ポンプ206の駆動を停止し、空気コンプレッサ212の駆動を停止するとともに空気調圧弁213を閉じて空気の供給を停止し(ステップS35)、冷却水を停止する(ステップS36)。これにより、燃料電池スタック201の発電を停止し、燃料電池システムをアイドルストップ状態に移行する。
このように、燃料電池システムをアイドルストップ状態にすることで、水素循環ポンプ206や空気コンプレッサ212の補機類の運転を止め、燃費の向上に加えて、音振性能の向上、低消費電力化を図っている。
燃料電池システムのアイドルストップ状態を解除して発電を再開する手順は、図4に示すフローチャートにしたがって行われる。
図4において、先ず水素調圧弁203を開いて水素の供給を開始するとともに(ステップS41)、空気コンプレッサ212を駆動し空気調圧弁213を開き空気の供給を開始する(ステップS42)。その後、発電を開始するとともに(ステップS43)、冷却水の供給を開始する(ステップS44)。これにより、PM224の制御の下に燃料電池スタック201から電流が取り出され、燃料電池システム102はアイドルストップ状態から通常の発電状態に戻る。
次に、このようなアイドルストップ機能を備えた燃料電池システム102において、燃料電池システム102がアイドルストップ状態にあるときの、燃料電池スタック201のカソード極への空気の供給制御について説明する。
図5はアイドルストップ状態における燃料電池システム102の空気供給系を構成する空気コンプレッサ212の制御手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示す制御手順は、システム制御部225の制御の下に行われる。
図5において、先ず燃料電池スタック201の発電が停止して燃料電池システム102がアイドルストップ状態であるか否かを判別する(ステップS51)。判別の結果、燃料電池システム102がアイドルストップ状態である場合には、続いて、空気コンプレッサ212が稼動されているか否かを判別する(ステップS52)。判別の結果、空気コンプレッサ212が稼動されていない場合には、引き続いて空気コンプレッサ212の稼動条件が成立しているか否かを判別する(ステップS53)。
ここで、空気コンプレッサ212を稼動するか否かの判別要件は、様々に考えられるが、例えば燃料電池スタック201のセルに設けられた電圧センサ223で検出されたセルのセル電圧が予め設定された下限電圧に達したか否かとして設定される。この下限電圧は、燃料電池システム102がアイドルストップ状態から通常の発電状態に復帰する際の、カソード極の空気不足による発電遅れや、PM224の仕様によって決まるPM224の定格入力電圧を確保できる電圧に設定される。なお、セル電圧とカソード極の空気不足との関係は、予め実験や机上検討等によって取得し、取得した関係に基づいて空気不足とならないセル電圧を設定する。
ステップS53の判別の結果、空気コンプレッサ212の稼動条件が成立した場合には、空気調圧弁213を開放した後空気コンプレッサ212を正転回転で稼動してカソード極の入口側から出口側(図2(a)の矢印Aで示す方向)へと空気を供給する(ステップS54)。
空気コンプレッサ212の稼動を開始したときには、図6のタイミングチャートに示すように、先ず空気コンプレッサ212を予め設定された高い回転数の初動回転数で空気コンプレッサ212を駆動し、その後空気コンプレッサ212の回転数を徐々(漸次)に低下させて停止する。このとき、初動回転数は、例えば所定時間(例えば1秒程度)で上記下限電圧から後述する上限電圧までセル電圧を上昇させるだけの空気を供給可能な回転数として設定され、この回転数は実験等により予め取得する。その後の空気コンプレッサ212の回転数は、カソード極の出口側のセル電圧の上昇に基づいて低下制御される。
また、空気コンプレッサ212を稼動した後、空気濃度(酸素濃度)に応じてセル電圧は上昇するが、電圧の高い空気の導入口側のセル電圧、図6では入口側のセル電圧が上限電圧を超えないように空気コンプレッサ212の稼動時間や回転数を制御する。ここで、上限電圧は、セルの仕様によって異なるが、セルの劣化が促進されない電圧値に設定される。
このように、空気コンプレッサ212の稼動開始時に高回転で空気コンプレッサ212を駆動して空気を供給することで、短時間でカソード極の出口側にも入口側と同等に空気を十分に行き渡らせることが可能となる。その後、セル電圧に応じて空気コンプレッサ212の回転数を低下させることで、セル電圧の上昇を抑制して、セル電圧が上限電圧以上になるのを防止することができる。これにより、カソード極の空気の入口と出口間の酸素濃度分布が概ね均一化し、セルの劣化を促進させる上限電圧を超えない範囲で空気供給停止時の入口側と出口側のセル電圧を十分に高めるることができ、かつ従来に比べて空気を供給する頻度を少なくしてこれらの作用効果を実現することができる。したがって、アイドルストップ状態が解除されて発電を開始した際の発電遅れを防止することができる。
これに対して、空気コンプレッサ212の回転数を一定とする従来の制御手法においては、図7のタイミングチャートに示すように、出口側のセルに空気が十分に行き渡らずセル電圧が十分に上昇しきらない状態で、入口側のセルのセル電圧が上限電圧に至り空気コンプレッサ212が停止しまうため、停止後出口側のセルのセル電圧が下限電圧に達する時間が短くなる。したがって、セル電圧が下限電圧を下回らない、もしくは下回っても短時間となるようにするためには、空気コンプレッサ212を稼動させる間隔を短くして回数を増やす必要がある。この場合には、空気コンプレッサ212の消費電力が増大したり、騒音の回数が多くなるという不具合が生じるおそれがある。しかし、この実施例では、このような不具合を回避することができ、従来に比べて有利な効果を奏することができる。
図5に戻って、先のステップS52の判別結果において、空気コンプレッサ212が稼動していると判別された場合には、続いて稼動している空気コンプレッサ212を停止する停止条件が成立しているか否かを判別する(ステップS55)。
ここで、空気コンプレッサ212の稼動を停止するか否かの判別要件は、先にも触れたようにセル電圧が上記上限電圧を超えないように設定され、例えばセル電圧が上限電圧に達したか否かとして設定される。
ステップS55の判別の結果、空気コンプレッサ212の停止条件が成立した場合には、空気コンプレッサ212の稼動を停止してカソード極への空気の供給を停止する(ステップS56)。一方、先のステップS51の判別結果において、燃料電池システム102がアイドルストップ状態でない場合には、空気コンプレッサ212は通常運転時の制御が行われる(ステップS57)。
次に、本発明の実施例2について説明する。この実施例2の特徴とするところは、先の実施例1で説明した空気コンプレッサ212の制御に加えて、燃料電池スタック201の取り出し電流を制御したことにあり、燃料電池システム102の構成は図2と同様である。
図8はアイドルストップ状態においてPM224による電流取り出しの制御手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示す制御手順は、PM224へのシステム制御部225の制御指令の下に行われる。
図8において、先ず燃料電池スタック201の発電が停止して燃料電池システム102がアイドルストップ状態であるか否かを判別する(ステップS81)。判別の結果、燃料電池システム102がアイドルストップ状態である場合には、続いて、PM224で燃料電池スタック201から電流が取り出されているか否かを判別する(ステップS82)。判別の結果、電流が取り出されていない場合には、引き続いて燃料電池スタック201から電流を取り出す取り出し条件が成立しているか否かを判別する(ステップS83)。
ここで、電流を取り出すか否かの判別要件は、空気コンプレッサ212の稼動中にセル電圧が上記上限電圧に達した否かとして設定される。
ステップS83の判別の結果、セル電圧が上記上限電圧に達して電流の取り出し要件が成立した場合には、PM224で燃料電池スタック201から電流を取り出す(ステップS84)。図9のタイミングチャートに示すように、空気コンプレッサ212の稼動中に、セル電圧が上限電圧以上となる分(同図の破線で示す)を電流として取り出すことで、セル電圧を低下させて上限電圧を超えないように制御する。
これにより、入口側ならびに出口側のセルのセル電圧を上限電圧に近い値まで十分に上昇させても、空気コンプレッサ212の回転数の制御精度や空気の流通遅延等の影響によるセル電圧が上限電圧を上回るオーバーシュートを回避することが可能となる。
図8に戻って、先のステップS82の判別結果において、電流が取り出されている場合には、続いて電流の取り出し停止要件が成立しているか否かを判別する(ステップS85)。
電流を取り出した際の電流値は、セル電圧が上限電圧を超える分だけの値となり、電流を取り出してセル電圧が上限電圧以下になることで取り出し電流も0となる。したがって、電流の取り出しの停止要件は、セル電圧が上限電圧以下になったことに設定される。
ステップS85の判別の結果、電流の取り出し停止要件が成立した場合には、電流の取り出しが停止される(ステップS86)。これにより、セル電圧が上限電圧を上回ることは回避される。
一方、先のステップS81の判別結果において、燃料電池システム102がアイドルストップ状態でない場合には、PM224による電流の取り出しは通常運転時の制御が行われる(ステップS87)。
一方、図10のタイミングチャートに示すように、電流の取り出し制御と併用して、カソード極の出口側のセルの電圧に基づいて、空気コンプレッサ212の回転数を低下制御するようにしてもよい。すなわち、入口側のセルのセル電圧が上限電圧を上回らない範囲で出口側のセルのセル電圧がをきる限り上限電圧近くまで到達するように空気コンプレッサ212を稼動する。このとき、空気コンプレッサ212を停止した直後に出口側のセルのセル電圧がオーバーシュートして上限電圧を超えないようにするために、セル電圧が上限電圧に近づくにつれて空気コンプレッサ212の回転数を低下させる。
一方、入口側のセルのセル電圧は、出口側のセルのセル電圧が上限電圧に達する以前に上限電圧に達するので、上限電圧を超える分を電流として取り出して入口側のセルのセル電圧が上限電圧を超えないように制御する。このとき、出口側のセルのセル電圧は電流の取り出しにより上昇速度が鈍るが、基本的に電圧の高い入口側のセルからより多くの電流が取り出されるため、入口側と出口側のセルのセル電圧の差は縮まる方向に向かう。
このような制御手法を採用することで、セル電圧が上限電圧を上回ることなく、出口側のセルのセル電圧も入口側のセルのセル電圧と同様に上限電圧に近い値まで上昇させることが可能となる。
また、空気コンプレッサ212の稼動開始時には、空気調圧弁213を全開状態として空気を供給し、その後空気調圧弁213を閉塞もしくは開度を絞り、供給される空気の流量を減少させる制御手法を採用してもよい。
すなわち、図11のタイミングチャートに示すように、空気コンプレッサ212の稼動開始時には、空気調圧弁213を全開にすることで、出口側に空気を送り込みセル電圧を上昇し易くする。これにより、入口側と出口側のセルのセル電圧の差がつきにくくなる。その後、入口側のセルのセル電圧が上限電圧に達して空気コンプレッサ212の回転数を低下させていく過程で、空気調圧弁213を閉塞もしくは開度を絞り、カソード極から排出される空気の量を減少させて出口側のセルの空気密度を高める。これにより、出口側のセルのセル電圧の上昇は持続し、短時間で出口側のセルのセル電圧を上限電圧もしくは上限電圧近くまで上昇させることが可能となる。
次に、本発明の実施例3について説明する。この実施例3の特徴とするところは、先の実施例1の制御手法に比べて、空気コンプレッサ212の回転数を一定とし、空気コンプレッサ212の回転方向を変える制御手法を採用したことにあり、他は実施例1と同様である。なお、この実施例3は先の実施例2と併用してもよく、また空気コンプレッサ212の回転数を先の実施例1と同様に制御してもよい。
図2に示す燃料電池システムの構成において、空気コンプレッサ212は、その回転方向が正転と逆転とに変更可能に構成され、例えば正転時は燃料電池スタック201のカソード極の入口側から出口側(図2の矢印Aで示す、空気コンプレッサ212から空気調圧弁213への方向)へ空気を流通させ、そのときのカソード極の空気密度は、図2(b)のAに示すように、入口側から出口側にかけて密度が概ね低下するような状態となる。一方、空気コンプレッサ212の逆転時には燃料電池スタック201のカソード極の出口側から入口側(図2の矢印Bで示す、空気調圧弁213から空気コンプレッサ212への方向)へ空気を流通させ、そのときのカソード極の空気密度は、図2(b)のBに示すように、出口側から入口側にかけて密度が概ね低下するような状態となる。ここで、入口側とは空気コンプレッサ212が正転時にカソード極に空気が導入される側とする。
システム制御部225は、アイドルストップ状態時における空気コンプレッサ212の回転方向(正転/逆転)を検知して、その回数(頻度)をカウントするカウント機能を備え、カウントした頻度に基づいて空気コンプレッサ212の回転方向を制御する。
このような構成において、例えば図12のタイミングチャートに示すように、空気コンプレッサ212の回転方向を稼動毎に変えて正転と逆転を交互に繰り返えして空気コンプレッサ212を稼動制御する。これにより、カソード極の入口側と出口側とで酸素濃度の均一化が図られ、入口側のセルのセル電圧と出口側のセルのセル電圧との間の電圧差を縮小することが可能なり、双方のセル電圧を上限電圧まで効率よく上昇させることができる。
また、入口側のセルのセル電圧と出口側のセルのセル電圧との間で、空気の導入方向で電位差が生じやすい場合には、電位が生じやすい方向からの空気の導入回数が多くなるように空気コンプレッサ212の回転方向を設定する。例えば、カソード極の出口側から入口側(図2(a)のBで示す方向)に空気を導入した場合は、入口側から出口側(図2(a)のAで示す方向)に空気を導入した場合に比べて電位差が生じやすい場合には、図13のタイミングチャートに示すように、空気コンプレッサ212の回転方向を変える頻度を1回の正転方向に対して連続した2回の逆転方向というように設定する。これにより、入口側と出口側のセルのセル電圧差を効率よく縮小し、入口側と出口側の両セル電圧を上限電圧もしくは上限電圧に近い電圧にまで上昇させることができる。
さらに、燃料電池スタックの構造等に起因するカソード極への空気の導入のしやすさを予め実験等で求め、この空気の導入のしやすさに基づいて、空気の導入のしやすい方向での空気の導入頻度が少なくなるように、空気コンプレッサ212の回転方向を変える頻度を決めるようにしてもよい。
本発明の実施例1に係る燃料電池システムを搭載した燃料電池車両の構成を示す図である。 本発明の実施例1に係る燃料電池システムの構成を示す図である。 燃料電池システムのアイドルストップ状態への移行手順を示すフローチャートである。 燃料電池システムのアイドルストップ状態の解除手順を示すフローチャートである。 アイドルストップ状態時の空気コンプレッサの制御手順を示すフローチャートである。 実施例1に係るセル電圧ならびに空気コンプレッサ回転数のタイミングチャートである。 従来ににおけるセル電圧ならびに空気コンプレッサ回転数のタイミングチャートである。 電流取り出しの制御手順を示すフローチャートである。 実施例2に係るセル電圧、空気コンプレッサ回転数ならびに取り出し電流のタイミングチャートである。 実施例2に係るセル電圧、空気コンプレッサ回転数ならびに取り出し電流の他のタイミングチャートである。 セル電圧、空気コンプレッサ回転数、取り出し電流ならびに空気調圧弁開度のタイミングチャートである。 実施例3に係るセル電圧ならびに空気コンプレッサ回転数のタイミングチャートである。 実施例3に係るセル電圧ならびに空気コンプレッサ回転数の他のタイミングチャートである。
符号の説明
101…車両本体
102…燃料電池システム
103…インバータ
104…駆動モータ
105…駆動輪
106…車速センサ
107…2次電池
108…リレー
109…制御コントローラ
111…シフト位置センサ
112…ブレーキセンサ
113…アクセル開度センサ
114,223…電圧センサ
115…電流センサ
201…燃料電池スタック
202…水素タンク
203…水素調圧弁
204…エゼクタ
205…水素循環配管
206…水素循環ポンプ
207…水素供給配管
212…空気コンプレッサ
213…空気調圧弁
214…空気流通配管
216…回転数センサ
224…PM(パワーマネージャー)
225…システム制御部

Claims (10)

  1. 燃料ガス供給手段により供給される燃料ガスと、コンプレッサにより供給される酸化剤ガスとの電気化学反応により発電を行う燃料電池スタックを備え、電力の要求がない場合には、前記燃料電池スタックに燃料ガスと酸化剤ガスとの供給を停止し、前記燃料電池スタックの発電を停止してシステムをアイドルストップ状態とする燃料電池システムにおいて、
    前記燃料電池システムのアイドルストップ状態時に、予め設定された初動回転数で前記コンプレッサの稼動を開始した後、前記コンプレッサの回転数を漸次低下させて前記燃料電池スタックに酸化剤ガスを供給制御する制御手段
    を有することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記燃料電池スタックを構成する燃料電池セルのセル電圧を計測する電圧計測手段と、
    前記燃料電池スタックに供給される酸化剤ガスの圧力、流量を調整する調圧弁を備え、
    前記制御手段は、前記コンプレッサの稼動開始時に前記調圧弁を開放し、その後前記電圧計測手段で計測された燃料電池セルのセル電圧が予め設定された所定電圧に達したときに、前記コンプレッサを稼動した状態で前記調圧弁を閉塞もしくは開度を絞る
    ことを特徴とする請求項1記載の燃料電池システム。
  3. 燃料ガス供給手段により供給される燃料ガスと、コンプレッサにより供給される酸化剤ガスとの電気化学反応により発電を行う燃料電池スタックを備え、電力の要求がない場合には、前記燃料電池スタックに燃料ガスと酸化剤ガスとの供給を停止し、前記燃料電池スタックの発電を停止してシステムをアイドルストップ状態とする燃料電池システムにおいて、
    前記燃料電池システムのアイドルストップ状態時に、前記コンプレッサの回転方向を変えて前記燃料電池スタックに供給される酸化剤ガスの導入方向を変え、前記燃料電池スタックに酸化剤ガスを供給制御する制御手段
    を有することを特徴とする燃料電池システム。
  4. 前記制御手段は、前記コンプレッサの回転方向を前記コンプレッサの稼動毎に正転/逆転を交互に繰り返し制御する
    ことを特徴とする請求項3に記載の燃料電池システム。
  5. 前記制御手段は、前記コンプレッサの回転方向を変化させる頻度を、前記燃料電池スタックに酸化剤ガスが入りやすい方向に基づいて設定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の燃料電池システム。
  6. 前記燃料電池スタックを構成する燃料電池セルのセル電圧を計測する電圧計測手段を備え、
    前記制御手段は、コンプレッサの回転方向を変化させる頻度を、前記電圧計測手段で計測された前記燃料電池スタックの一方の酸化剤ガス導入/排出口側の燃料電池セルのセル電圧と、他方の酸化剤ガス導入/排出口側の燃料電池セルのセル電圧との差に基づいて設定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の燃料電池システム。
  7. 前記制御手段は、前記燃料電池システムのアイドルストップ状態時に、予め設定された初動回転数で前記コンプレッサの稼動を開始した後、前記コンプレッサの回転数を漸次低下させる
    ことを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  8. 前記燃料電池スタックを構成する燃料電池セルのセル電圧を計測する電圧計測手段を備え、
    前記制御手段は、前記燃料電池システムのアイドルストップ状態時に、前記電圧計測手段で計測された前記燃料電池セルのセル電圧が予め設定された上限電圧以下となるように前記コンプレッサを稼動制御する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  9. 前記上限電圧は、燃料電池セルの劣化が促進されない電圧値に設定される
    ことを特徴とする請求項8に記載の燃料電池システム。
  10. 前記燃料電池スタックの発電で得られた電流を前記燃料電池スタックから取り出す電流取り出し手段を備え、
    前記制御手段は、前記燃料電池システムのアイドルストップ状態時に、前記電圧計測手段で計測された前記燃料電池セルのセル電圧が予め設定された上限電圧以下となるように前記電流取り出し手段の電流取り出しを制御する
    することを特徴とする請求項8または9に記載の燃料電池システム。
JP2005300679A 2005-10-14 2005-10-14 燃料電池システム Pending JP2007109570A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005300679A JP2007109570A (ja) 2005-10-14 2005-10-14 燃料電池システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005300679A JP2007109570A (ja) 2005-10-14 2005-10-14 燃料電池システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007109570A true JP2007109570A (ja) 2007-04-26

Family

ID=38035275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005300679A Pending JP2007109570A (ja) 2005-10-14 2005-10-14 燃料電池システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007109570A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010129293A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Honda Motor Co Ltd 燃料電池車両
JP2012119165A (ja) * 2010-12-01 2012-06-21 Toyota Motor Corp 燃料電池システムおよびその制御方法
CN115020760A (zh) * 2022-08-09 2022-09-06 佛山市清极能源科技有限公司 一种燃料电池系统的怠速控制方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010129293A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Honda Motor Co Ltd 燃料電池車両
JP2012119165A (ja) * 2010-12-01 2012-06-21 Toyota Motor Corp 燃料電池システムおよびその制御方法
CN115020760A (zh) * 2022-08-09 2022-09-06 佛山市清极能源科技有限公司 一种燃料电池系统的怠速控制方法
CN115020760B (zh) * 2022-08-09 2022-11-08 佛山市清极能源科技有限公司 一种燃料电池系统的怠速控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5087833B2 (ja) 燃料電池システム
US7939213B2 (en) Fuel cell system and electric vehicle including the fuel cell system
JP5007665B2 (ja) 燃料電池システム
JP5120594B2 (ja) 燃料電池システム及びその運転方法
RU2364990C1 (ru) Батарея топливных элементов
JP4940569B2 (ja) 燃料電池システム
JP4761162B2 (ja) 燃料電池システム
JP2006309971A (ja) 燃料電池システム
CN107452972B (zh) 燃料电池系统及其控制方法
US20100173210A1 (en) Fuel cell system and control method of the system
JP2012134166A (ja) 燃料電池システム
JP2008103228A (ja) 燃料電池システム
JP4469560B2 (ja) 燃料電池システム
JP2006294458A (ja) 燃料電池システム
JP5508382B2 (ja) 燃料電池システム
JP2005032652A (ja) 燃料電池システム
JP4816872B2 (ja) 燃料電池システム
JP2007157600A (ja) 燃料電池システム及び移動体
JP2007141744A (ja) 燃料電池システム
JP2007109568A (ja) 燃料電池システム
CA2911568C (en) Fuel cell system and scavenging treatment control method
JP2007109570A (ja) 燃料電池システム
US8092946B2 (en) Fuel cell system and control method of the system
US8999591B2 (en) Fuel cell system for preventing excessive power generation
JP2006092801A (ja) 燃料電池システム