JP2007109457A - プラズマ処理装置用自動整合器の制御方法 - Google Patents

プラズマ処理装置用自動整合器の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
プラズマ処理チャンバ(負荷)のインピーダンスがプラズマの着火などにより大幅に変動した際にも整合制御がループ状態に陥ることなく自動整合することが可能な制御方法を提供する。
【解決手段】
スラグチューナの同一設定位置における反射率の偏差が所定値以上である場合、プラズマ処理チャンバ(負荷)のインピーダンスが大きく変動したと判定し、再現性がなくなった負荷変動前の反射率最良位置の情報をリセットし、現時点を新たな反射率最良位置とすることで自動整合の制御をループ状態に陥らせることなく、逐次変動する負荷に対応した自動整合を可能としている。

【選択図】図5

Description

本発明はプラズマ処理チャンバ(以後負荷とも称する)とマイクロ波電源間の整合を取る自動整合器の制御方法に関するものである。
例えば特開2003−344465にあるように、従来のスラグチューナを用いたプラズマ処理装置の自動整合器の制御方法は方向性結合器で得られた進行波と反射波の検出値を元に進行波と反射波の相対振幅値(以後、反射率とも称す)と相対位相から自動整合器の入力インピーダンスを計算し、次いで図9に示す制御方法を用いて自動整合器のスラグ位置設定等から負荷のインピーダンスを計算し、整合が取れる新たなスラグ位置設定値を計算しスラグを制御する自動整合器の制御手法を用いていた。
また、特許番号第2779479号にあるように、図10に示すようなスタブ整合器(E/Hチューナ)を用いた自動整合器では図11に示すような自動整合器の制御方法が適用されている。図10で200はE/Hチューナ、201は導波管、200aは導波管201に伝播している電磁波の電界方向に接続されたE面スタブ、200bは導波管201に伝播している電磁波の磁界方向に接続されたH面スタブである。図11に示すようにこの制御方法はマイクロ波電源と負荷との間で検出される入射電力と反射電力から反射率を求め、現在位置から2つのスタブ軸を摺動させ周囲4点のサンプリングを行い4方向の移動率テーブルを作成することで所望反射率を得るに最適な位置にスラブを駆動させ、この制御を反復制御する自動整合器の制御手法を用いていた。
特開2003−344465 特許番号第2779479号
従来の自動制御手法である特開2003−344465の問題点について図12を用いて説明を行う。図12は従来技術を変動する負荷に対して適用したときの自動整合器入力端におけるインピーダンスを示した図であり、中心は整合が取れた状態を示している。従来の制御方法は負荷が固定負荷ならば現在のインピーダンスとスラグの位置の情報を元に整合が取れるスラグ位置を算出してスラグを制御しているので1回の整合動作で予測値通りのインピーダンスとなり整合が取れる。しかしプラズマ処理チャンバのように負荷が変動する場合には問題があり、整合を取るべくスラグの位置を計算してスラグを移動するとスラグの移動中や移動後に負荷変動が生じ、移動後のインピーダンスは予測値から外れ整合は取れない。再び予測・移動を繰り返すがその都度の負荷変動により予測値と異なるインピーダンスになってしまい、結局、整合状態になるには何度も制御が必要であるか、最悪整合状態に至らない場合があった。
また、特許番号第2779479号にある自動制御手法は、負荷の状態を観察しながら整合制御を行う点では変動する負荷に対して有効であるが、制御対象がスタブチューナのスタブであり、スラグチューナのスラグの制御にはそのまま適用不可能であるという問題点があった。その上、プラズマにはヒステリシス性があり、現在位置から周囲4点をサンプリングする際に負荷変動が生じるためサンプリング後の現在位置のインピーダンスはサンプリング前とは異なる場合がある。つまり、従来の制御では、例えば3点目のサンプル取得時にプラズマの状態が劇的に変化(プラズマが着火等)した場合は1点目と2点目の反射率はすでに再現性がなくなっており、これらの不適切なサンプリング値を用いることにより整合制御がループ状態に陥る場合があり問題点であった。
また、上記従来技術において自動整合制御を開始する手段は明記されておらず、一般的には外部(例えばマイクロ波電源)からの制御信号をトリガとして自動整合制御を開始しており、例えばマイクロ波電源が異なる場合、トリガとなる制御信号が得られず自動整合制御ができない、または、別の制御信号出力器を備える必要があった。
上記目的を達成すべく請求項1記載のプラズマ処理装置用自動整合器の制御方法は、プラズマ処理装置のマイクロ波電源とプラズマ処理チャンバ間に設置される自動整合器であって、前記マイクロ波電源と前記プラズマ処理チャンバ間で検出される反射波のレベルを用い、更に少なくとも2つ以上のスラグを有するプラズマ処理装置用自動整合器の制御方法において、前記複数のスラグの現在位置における前記反射波のレベルを測定した後、前記複数のスラグを移動させて移動位置における前記反射波のレベルを測定し、前記現在位置における前記反射波のレベルに対し一定量以上の低減があるか否か判定し、少なくとも一定量以上の低減がない場合は前記スラグを前記現在位置に戻し、前記反射波のレベルを再度測定し、当初の現在位置における当初の反射波のレベルと比較することで負荷の状態を判断し、当該判断に基づいて自動整合制御を行うことを特徴とする。
上記目的を達成すべく請求項2記載のプラズマ処理装置用自動整合器の制御方法は、請求項1記載のプラズマ処理装置用自動整合器の制御方法において、プラズマ処理装置用自動整合器に備えた方向性結合器から出力される進行波電力の検出値をプラズマ処理装置用自動整合器に備えた制御部に加えその値が一定値以上となることをトリガとしてスラグチューナの整合制御を開始することを特徴とする。
上記目的を達成すべく請求項3記載のプラズマ処理装置用自動整合器の制御方法は、請求項1記載のプラズマ処理装置用自動整合器の制御方法において、複数のスラグの移動は、スラグチューナの原点から複数のスラグ中間点の距離(S)とスラグの離間距離(D)からなる2つの動作パラメータを使用し、複数のスラグを現在位置から2つの動作パラメータのいずれか一方を増加または減少させるべくスラグの位置を移動する4つの移動ステップを有することを特徴とする。
上述の通り、請求項1記載の発明によれば、スラグを移動させて反射波に一定量以上の低減があるか判定し、なければスラグを移動前の位置に再移動し、移動前の位置における反射波を再移動の前後で比較することで、予測制御で自動整合ができない場合があった変動する負荷に対して自動整合することが可能であり、かつ、負荷がプラズマの着火などにより大幅に変動した際にも整合制御がループ状態に陥ることなく自動整合することが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、自動整合器内部の方向性結合器から出力される進行波電力の検出値を自動整合器の制御部に加えその値が一定値以上となることをトリガとしてスラグチューナの整合制御を開始ことにより、外部からの整合開始信号なしに自動整合制御を開始することが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、最大4つの移動ステップのみで自動整合を行ってゆくことが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
図1はマイクロ波を使用したプラズマ処理装置の要部構成図である。図1において、1はマイクロ波電力を出力するマイクロ波電源であり、2は自動整合制御中の自動整合器3からマイクロ波電源1方向に反射するマイクロ波電力を吸収するアイソレータであり、3は方向性結合器4とスラグチューナ5と検波部7と制御部8とを備えプラズマ処理チャンバ6(以後、負荷とも称する)とマイクロ波電源1との整合を取る自動整合器であり、4はマイクロ波電源1からスラグチューナ5の方向に進行するマイクロ波(以後、進行波とも称する)とスラグチューナ5からマイクロ波電源1の方向に反射するマイクロ波(以後、反射波とも称する)の電力を検出する方向性結合器であり、5は内部に備えた2つ以上のスラグを制御し自動整合器3内で自動整合動作を行うスラグチューナであり、6はマイクロ波電源1から自動整合器3を介して入力されたマイクロ波によって発生したプラズマによって例えば被処理体をプラズマエッチング処理するためのプラズマ処理チャンバであり、7は方向性結合器4の進行波と反射波の検出値を検波する検波部であり、8は検波部7の出力を受けてスラグチューナ5を制御する制御部である。
まず、マイクロ波電源1から出力されたマイクロ波電力がアイソレータ2を介して方向性結合器4に入力されると方向性結合器4は進行波の検出値を検波部7に出力し、検波部7は検出値を検波し制御部8に出力する。制御部8は進行波が一定値以上であることを判定してスラグチューナ5に整合動作の開始信号を送る。その後、方向性結合器4から出力される進行波と反射波の検出値を検波部7で検波し、制御部8は検波部7の検波値を参照して反射波を進行波で除した値である反射率が所望値以下になるべく制御を行う。この制御動作中には自動整合器3の入力端(マイクロ波電源1側の接続部)からレベルの高い反射波がマイクロ波電源1の方向に加わるためアイソレータ2を接続することでマイクロ波電源1の反射波による破壊を防止している。
図2はスラグチューナ5の断面図である。スラグチューナ5は同軸線路内部導体9と同軸線路外部導体10とフレーム11と第1スラグ16と第2スラグ17と第3スラグ18と第4スラグ19を有し、更に第1スラグ16と第2スラグ17を連結する第1連結金具20と第3スラグ18と第4スラグ19を連結する第2連結金具21とを基本構成として有する。同軸線路内部導体9と同軸線路外部導体10は伝送路の特性インピーダンスが略50Ωになるべく寸法が決定されており、第1スラグ16から第4スラグ19は伝送路の特性インピーダンスが少なくとも50Ωより小さくなるべく寸法と誘電体部材の比誘電率とが決定されている。スラグチューナ5はマイクロ波電源1側の構成が接続される入力部12と負荷6が接続される出力部13との同軸形状の入出力部を有し、その入出力部から少なくともスラグチューナ5の内部側に設置された入力基準点14と出力基準点15(原点とも称する)によりそれぞれ第1スラグ16と第4スラグ19の基準点が決定されている。スラグチューナ5の制御パラメータは第2スラグ17の出力部側の一端から第3スラグ18の入力部側の一端までの距離であるスラグ間距離(以後、距離Dとも称する)と原点15から距離Dの中点までの距離(以後、距離Sとも称する)であり、例えば不図示のステッピングモータと不図示のプーリーと不図示のワイヤの組み合わせにより第1連結金具20と第2連結金具21とを入力部12側、または出力部13側に移動させることにより距離Sと距離Dの位置を制御している。
次にスラグチューナ5の使用方法を図3と図4を用いて説明する。図3はスラグチューナ5が整合した際の距離Dと負荷6の反射係数(振幅)との関係を示すグラフであり、図4はスラグチューナ5が整合した際の距離Sと負荷6の反射係数(位相)との関係を示すグラフである。
なお、図3と図4は、図2における原点15から負荷6の方向を見たインピーダンスZlに対してスラグチューナ5の入力部12側に接続されているマイクロ波電源1(出力インピーダンスは略50Ωである)を整合させた場合の一例である。また、図4に記載した電気長(δS/λ)の定義は下記式(1)で表記される。
(δS/λ)=S−(λ/2+λ/4+Dmax/2)・・(1)
ここでλは第1スラグ16から第4スラグ19の実効波長でありλは空間波長である。Dmaxはスラグ間距離Dの最大設定可能距離であり、略λ/2と算出される。
また、図4に記載した負荷6の反射係数の振幅Γlと負荷6の反射係数の位相量φはインピーダンスZlから式(2)、(3)、(4)を適用して式(5)、(6)のように算出した値である。
Zl/Z0=r+jx ・・・・・・・・・・・・・ (2)
u=(r+x−1)/((r+1)+x) ・・ (3)
v=2x/((r+1)+x) ・・・・・・・ (4)
Γl=(u+v1/2 ・・・・・・・・・・ (5)
φ=tan−1(v/u) ・・・・・・・・・・ (6)
ここでZ0は特性インピーダンスであり、jは虚数単位である。
また、電気長(D/λ)を変化させたときには反射係数の位相量φに略変化はなく、同様に電気長(δS/λ)を変化させたときには反射係数の振幅Γlに略変化はないため図による表記は省略している。
理解を深めるためにインピーダンスZlが100Ω+j0Ωのときを一例として図3、図4から整合が取れたときの距離Dと距離Sの算出を行う。まず、インピーダンスZl=100Ω+j0Ωを式(2)に代入して特性インピーダンスZ0=50Ωとして式(3)、(4)からuとvを算出すると、u=0.33、v=0となる。次いで式(5)、(6)から反射係数Γlと位相φを算出するとΓl=0.33、φ=0°となり、図3からD/λ=0.47、図4からδS/λ=0.12となり、マイクロ波電源1の発振周波数から波長λを求めることで距離Dと距離Sの算出に至る。
ここで、図3、図4に示す各特性図を作成するためのデータは、例えば、実験的または理論的に(一例として回路シミュレータによって)予め取得することができる。
図3と図4に示すとおり、スラグチューナ5の距離Sと距離Dを制御することにより負荷6に対してスラグチューナ5の整合が取れる負荷6の反射係数の振幅Γlと反射係数の位相量φを略独立して制御が可能で、距離Dを増す・距離Dを減らす・距離Sを増す・距離Sを減らすの4つの制御を行うことでベクトルが直交(または反転)している方向の調整ができ、つまり4方向の制御することで少なくとも1点以上の方向で反射率を改善することができる。
図5は本発明の自動整合制御のフローチャートである。100は進行波が一定値以上か判断して自動整合動作を開始するマイクロ波ON判定であり、101はマイクロ波ONの場合、反射率が所望値以下か(例えば4%以下か)判定する第1反射率所望値判定であり、すでにこのとき反射率が所望値以下であれば整合終了ステップ107に制御ステップを移行して自動整合動作を終了させる。
このような制御を行うことにより、方向性結合器4からの進行波の検出値を用いてスラグチューナ5にマイクロ波電力が入力されたことを検知することにより、外部からの整合開始信号なしに自動整合制御を開始することが可能である。
102は反射率所望値判定101で反射率が所望値以下でないときに移行するステップであり、例えば距離Sを一定量増加させる方向にスラグを移動させる第1移動ステップである。
103はスラグを移動させた後に次に行う制御ステップを決定するための判定ルーチンであり、103aはスラグが移動した後の反射率を測定してその反射率が所望値以下であるか判定する第2反射率所望値判定であり、所望値以下であれば整合終了ステップ107に移行する。103bは第2反射率所望値判定103aでスラグが移動した後の反射率が所望値以下でないときにその反射率がスラグ移動前の反射率に対して一定値以上改善(例えば0.4%以上の低減)しているか判定する反射率改善判定であり、改善している場合は現時点までに反射率が最良であるとして記憶している現在位置と現在位置の反射率を移動後の位置と反射率に更新して同一の移動ステップに制御ステップを戻す。
103cは反射率改善判定103bで改善していないと判定した場合に移動前の現在位置に戻る現在位置再移動ステップであり、次いで103dは現在位置再移動ステップ後に現在位置の反射率を再測定し所望値以下であるか判定する第3反射率所望値判定であり、所望値以下であれば整合終了ステップ107に移行する。103eは第3反射率所望値判定103dでスラグが現在位置に再移動したとき反射率が所望値以下でないときにその反射率とスラグ移動前の現在位置(同一設定位置)で測定した反射率との偏差を計算し、その差が所定量以上(例えば0.4%以上の増減)であるか判定する現在位置反射率偏差判定であり、103fは現在位置反射率偏差判定103eで偏差が所定量以上のときに現在記憶している現在位置の反射率を再移動したときの反射率に更新する反射率更新ステップであり、更新後、判定ルーチン103を終了して次の移動ステップに移行する。現在位置反射率偏差判定103eで偏差が所定量以上でなかった場合はそのまま次の移動ステップに移行する。
現在位置反射率偏差判定103eと反射率更新ステップ103fは、負荷6がプラズマの着火や消失やゆらぎによって変動した際にプラズマのヒステリシス性により負荷6のインピーダンスに再現性がなくなることを考慮した制御ステップである。この制御ステップではスラグチューナの同一設定位置における反射率の偏差が所定値以上である場合、負荷6が大きく変動したと判定し、再現性がなくなった負荷変動前の反射率最良位置の情報をリセットし、現時点を新たな反射率最良位置とすることで自動整合の制御をループ状態に陥らせることなく、逐次変動する負荷6に対応した自動整合を可能としている。
次いで、104は第1移動ステップ102の後の判定ルーチン103で反射率が所望値以下とならなかったときに移行するステップであり、例えば距離Sを一定量減少させる方向にスラグを移動させる第2移動ステップである。第2移動ステップ104の後にも第1移動ステップ102と同様に判定ルーチン103を適用する。次いで、105は第2移動ステップ104の後の判定ルーチン103で反射率が所望値以下とならなかったときに移行するステップであり、例えば距離Dを一定量増加させる方向にスラグを移動させる第3移動ステップである。106は同様に例えば距離Dを一定量減少させる方向にスラグを移動させる第4移動ステップである。
第4移動ステップ106の後の判定ルーチン103で反射率が所望値以下とならなかったときには再び第1反射率所望値判定101に戻り、更に反射率を改善すべく制御を繰り返す。
このように、スラグの位置を移動するたびに逐次反射率を実測して改善する位置に移動することを反復する自動整合制御をすることで、変動する負荷に対して少ない制御回数で整合状態にすることが可能であり、1回の制御量が少ないことから負荷の変動を少なくすることが可能であり着火したプラズマを消失しづらい特徴を有する。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明はこのような実施の形態に限定されるものではない。例えば、図6は本発明の自動整合制御フローチャートの一部に第1の付加機能を加えたフローチャートであり、図6に示すようにマイクロ波ON判定100と第1反射率所望値判定101の処理の間にあらかじめ設定しておいたスラグチューナ5の距離S・距離Dとウェイト時間に従って順じスラグチューナ5を制御する処理(以後、スケジュールモードと称する)を入れてもよい。
図6において108は本発明の自動整合動作を開始する前にスケジュールモードを使用することが選択されているか判定するスケジュールモードON判定であり、109はあらかじめ設定しておいた、例えば、プラズマを着火させるのに最適な整合位置であるスラグチューナ5の距離S・距離Dに設定する制御を行う第1設定位置移動ステップであり、110は第1設定位置移動ステップ109にスラグチューナ5のスラグを移動させた後に、例えば、負荷6にプラズマが発生するまで制御を待機させる第1ウェイトである。111はあらかじめ設定しておいた、例えば、プラズマ着火後の最適な整合位置であるスラグチューナ5の距離S・距離Dに設定する制御を行う第2設定位置移動ステップであり、112は第2設定位置移動ステップ111にスラグチューナ5のスラグを移動させた後に、例えば、負荷6のプラズマが安定するまで制御を待機させる第2ウェイトである。第2ウェイト112の後、第1反射率所望値判定101を実施し、反射率が所望値以下であれば整合終了ステップ107に制御ステップを移行して自動整合終了となる。
このような制御を行うことにより、プラズマ処理チャンバ6内の構造やガス種類・ガス流量やマイクロ波電力等が毎回同一であるプラズマ処理に対して高速で安定した整合を行うことができる。
また、例えば、図7は本発明の自動整合制御フローチャートの一部に第2の付加機能を加えたフローチャートであり、図7に示すように負荷6のVSWRが非常に高く反射率が所望値以下にならない場合にスラグチューナ5の可動可能範囲全点に対して移動と測定を行いそのデータを元に最適な設定値にスラグチューナ5を制御する処理(以後、オールスキャンモードと称する)を入れてもよい。
図7において113は第1移動ステップ102と第2移動ステップ104と第3移動ステップ105と第4移動ステップ105の各判定ルーチン103で1回以上反射率の改善があったか判定し、あれば第1反射率所望値判定101に制御ステップを移行し、なければ可動可能範囲全点移動ステップ114に制御ステップを移行するオールスキャンモードON判定である。114はスラグチューナ5の可動可能範囲全点に移動しその都度反射率を測定して反射率の改善があるか判定し、あればその反射率と反射率最良位置を更新し、なければ次の位置に移動をする制御を繰り返す可動可能範囲全点移動ステップであり、115は可動可能範囲全点移動ステップ114で得られた反射率最良位置にスラグチューナ5を設定する制御を行う最適値移動ステップであり、116は最適値移動ステップ115の制御後に移行しスラグチューナ5の制御を停止させる最適整合終了ステップである。
このような制御を行うことにより、負荷6のVSWRが非常に高く反射率を所望値以下にできない場合でもスラグチューナ5で設定できる最適な反射率に自動整合することができ、整合制御を収束させることができる。
また、上記発明の実施の形態では、スラグチューナ5の構成に4つのスラグを用いる場合について説明したが、少なくとも2つ以上のスラグを有するスラグチューナ5であればよい。例えば図8に示すように2つのスラグであってもよく、負荷6のVSWRが低い場合や第1スラグ16と第2スラグ17の特性インピーダンスを4つのスラグを用いる場合に対して低くすることにより上記発明の実施の形態と同様の効果を奏する。
また、上記発明の実施の形態では、自動整合器3に方向性結合器4とスラグチューナ5と検波部7と制御部8とを備えている場合について説明したが、方向性結合器4と検波部7と制御部8は自動整合器3の外部に備えることにより上記発明の実施の形態と同様の効果を奏し、外部に備えた場合は自動整合器本体の小型化・軽量化を実施できる効果も生じる。
また、上記発明の実施の形態では、進行波の検出値を方向性結合器4から得る場合について説明したが、マイクロ波電源1とアイソレータ2間に設けた不図示の方向性結合器、または、マイクロ波電源1内部に備えた方向性結合器から進行波の検出値を得ることにより上記発明の実施の形態と同様の効果を奏する。
本発明のプラズマ処理装置の要部構成図である。 スラグチューナの断面図である。 スラグチューナが整合した際のスラグ間距離Dと負荷の反射係数(振幅)との関係を示すグラフである。 スラグチューナが整合した際の原点からスラグ間距離の中点までの距離Sと負荷の反射係数(位相)との関係を示すグラフである。 本発明の自動整合制御のフローチャートである。 本発明の自動整合制御のフローチャートの一部に第1の付加機能を加えたフローチャートである。 本発明の自動整合制御のフローチャートの一部に第2の付加機能を加えたフローチャートである。 2スラグ型スラグチューナの断面図である。 第1の従来技術の自動整合制御の一例である。 第2の従来技術のチューナの斜視図である。 第2の従来技術の自動整合制御の一例である。 第1の従来技術を変動する負荷に対して適用したときの自動整合器入力端におけるインピーダンスを示した図である。
符号の説明
1 マイクロ波電源
2 アイソレータ
3 自動整合器
4 方向性結合器
5 スラグチューナ
6 プラズマ処理チャンバ(負荷)
7 検波部
8 制御部
9 同軸線路内部導体
10 同軸線路外部導体
11 フレーム
12 入力部
13 出力部
14 入力基準点
15 出力基準点(原点)
16 第1スラグ
17 第2スラグ
18 第3スラグ
19 第4スラグ
20 第1連結金具
21 第2連結金具
D スラグ間距離
S 原点からスラグ間距離の中点までの距離
δS 距離差
100 マイクロ波ON判定
101 第1反射率所望値判定
102 第1移動ステップ
103 判定ルーチン
103a 第2反射率所望値判定
103b 反射率改善判定
103c 現在位置移動再移動ステップ
103d 第3反射率所望値判定
103e 現在位置反射率偏差判定
103f 反射率更新ステップ
104 第2移動ステップ
105 第3移動ステップ
106 第4移動ステップ
107 整合終了ステップ
108 スケジュールモードON判定
109 第1設定位置移動ステップ
110 第1ウェイト
111 第2設定位置移動ステップ
112 第2ウェイト
113 オールスキャンモードON判定
114 可動可能範囲全点移動ステップ
115 最適値移動ステップ
116 最適整合終了ステップ
200 E/Hチューナ
200a E面スタブ
200b H面スタブ
201 導波管

Claims (3)

  1. プラズマ処理装置のマイクロ波電源とプラズマ処理チャンバ間に設置される自動整合器であって、前記マイクロ波電源と前記プラズマ処理チャンバ間で検出される反射波のレベルを用い、更に少なくとも2つ以上のスラグを有するプラズマ処理装置用自動整合器の制御方法において、
    前記複数のスラグの現在位置における前記反射波のレベルを測定した後、前記複数のスラグを移動させて移動位置における前記反射波のレベルを測定し、前記現在位置における前記反射波のレベルに対し一定量以上の低減があるか否か判定し、少なくとも一定量以上の低減がない場合は前記スラグを前記現在位置に戻し、前記反射波のレベルを再度測定し、当初の現在位置における当初の反射波のレベルと比較することで負荷の状態を判断し、当該判断に基づいて自動整合制御を行うことを特徴とするプラズマ処理装置用自動整合器の制御方法。
  2. 前記プラズマ処理装置用自動整合器に備えた方向性結合器から出力される進行波電力の検出値を前記プラズマ処理装置用自動整合器に備えた制御部に加えその値が一定値以上となることをトリガとして前記スラグチューナの整合制御を開始することを特徴とした請求項1記載のプラズマ処理装置用自動整合器の制御方法。
  3. 前記複数のスラグの移動は、スラグチューナの原点から前記複数のスラグ中間点の距離(S)とスラグの離間距離(D)からなる2つの動作パラメータを使用し、前記複数のスラグを前記現在位置から前記2つの動作パラメータのいずれか一方を増加または減少させるべくスラグの位置を移動する4つの移動ステップを有することを特徴とする請求項1記載のプラズマ処理装置用自動整合器の制御方法。

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