JP2007109413A - Ledバックライト装置及び該装置を備える画像表示装置 - Google Patents

Ledバックライト装置及び該装置を備える画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】LEDを駆動する電流値がばらついた場合に、LEDバックライトにより照明される液晶パネルの表示画面の輝度むらを目立たないようにする。
【解決手段】マトリックス状に配置されたLED11は、複数のLED11を一組として直列に接続したLEDユニットにより構成される。各LEDユニットには、それぞれ電流制御部22a〜22dが接続され、電源回路21から供給された電力により、自身が接続するLEDユニットに対して電流を供給して、各LED11を点灯させる。そして電流制御部22a〜22dの一つに直列接続される1ユニットのLED11の配列パターンが鋸歯形状となるように構成されている。このような構成により、複数配設された電流制御部の電流値がばらついたり変動が生じたとき、電流変動に応じた発光輝度の変化は、直線状ではなく鋸歯状の形状で発生し、画面上の輝度むらを目立ちにくくすることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、LEDバックライト装置及び該装置を備える画像表示装置に関し、より具体的には、液晶パネル等の光変調素子を照明する素子としてLEDを使用したLEDバックライトと、そのLEDバックライトを使用して画像表示を行う画像表示装置に関する。
液晶パネルなどの光変調素子を背面から照明するバックライトとして、LEDバックライトが注目されている。LEDバックライトには、白色LEDを配列して白色光の照明光を発光する構成のものや、R(赤),G(緑),B(青)の3色のLEDを配列し、これらの3色の光を混色して白色光とする構成のものがある。また上記白色LEDには、短波長LEDに蛍光体を組み合わせて白色を得る方式のものや、青色LEDに蛍光体を組み合わせて白色を得る方式、あるいは青色LEDに黄色の蛍光体を組み合わせて白色を得る方式のもの等がある。
このような、LEDを利用したバックライトは、従来一般的な冷陰極管(CCFL)等の蛍光管を利用したバックライトに比較して、いくつかの特徴的な利点が得られている。
例えば、従来バックライトとして使用されていた蛍光管は、点灯するときに高い電圧を必要とし、また蛍光管の点灯・消灯を煩雑に繰り返すとその寿命が短くなる、という課題を有していた。また蛍光管は、通常ガラス材によって形成されているため、バックライト光源として形状の自由度に制限がある、という課題もあった。
これに対して、LEDを使用したバックライトは、蛍光管に比して低電圧で駆動することができ、また消費電力が少なく、寿命が長い等の優位な性能を備えている。
また3色のLEDを使用したバックライトでは、光の3原色に近い波長から白色光を得るため、従来の冷陰極管に比べて色の自由度が高まるという特徴がある。特に色再現性を大幅に拡大することが可能で、NTSC規格比で100%を超える色再現性を実現したり、白色点(白の色味)を自由に調整したりすることができるようになる。
LEDバックライトには、例えば、液晶パネルの背面側に導光板を配置し、その導光板の端部に複数のLEDをアレイ状に配列した導光板方式のものがある。この場合、LEDアレイから発光した照明光は、導光板を介して液晶パネルを照明する。また導光板と液晶パネルとの間には、照明光に配光特性や輝度分特性を与えるために、拡散板やプリズムシート等の光学シート類が適宜配設される。
上記のような導光板方式に対して、液晶パネルの背面側の直下にLEDを配列する直下型のLEDバックライトが提供されている。直下型のLEDバックライトにおいても、LEDと液晶パネルの間には上記のような光学シート類が適宜配設される。
上記のような直下型のLEDバックライトは、導光板方式に比して光利用効率が高く、また軽量化が可能であるなどの長所がある。光利用効率に関し、導光板方式のLEDバックライトでは、その光利用効率は例えば約50%程度であるのに対して、直下型のLEDバックライトでは、光利用効率は例えば約75%と高くなる。
一般に液晶パネルを用いた表示装置では高レベルの画面輝度が求められる。例えば、液晶テレビジョン装置では、画面の輝度レベルは少なくとも450cd/m2が要求され、このような要求を満足するためには、基本的には光利用効率の高い直下型方式のLEDバックライトが有利であるものといえる。
上記のようなLEDバックライトの構成に関し、例えば、特許文献1では、電圧損失ならびに電流損失を抑制し、電力損失が少なく効率の良いLEDバックライト装置が開示されている。ここではLEDバックライトを構成する各LEDに並列接続されたスイッチ手段、または各LEDに直列接続されたスイッチ手段の動作タイミングを制御するタイミング制御手段を有するLED駆動手段を備える。このLED駆動手段により、LEDを一定のタイミングで切り換えて点滅させることができ、これによりLEDによる電圧損失と電流損失を最小に抑制するようにしている。
特開2002−373795号公報
図5は、上記のような直下型のLEDバックライトを構成するときの電源回路とLEDの接続構成例を模式的に示すもので、図中、11はLED、21は電源回路、22は電流制御部である。図5に示すように、バックライトを構成するLED11を点灯するために、複数のLED11を一組のユニットとしてこれらを直列に接続し、その各ユニットに対して定電流を付加する電流制御部22を接続する。各電流制御部22には、電源回路21から電源を供給する。
上記のように複数のLEDを一組として、それぞれの電流制御部22により定電流を供給するように構成した場合、電流制御部22の特性のばらつき等に起因して、例えば特定の電流制御部22から供給される電流値が変動してしまったり、複数の電流制御部22から出力される電流値が互いに異なってしまったりすると、特定の電流制御部に接続された一組のLEDの発光輝度が変化することになる。
この場合、上記のように電流制御部22に対しては、複数のLEDが一直線状に接続されているため、たとえば一つの電流制御部22の出力電流値が他の電流制御部22の電流値と異なる場合に、直線状に輝度むらが生じてしまう。そしてLEDバックライトにより照明される液晶パネルの表示画面では、LEDバックライトの輝度むらが視認されてしまい、画質品位の低下が目立つようになる。特に直線状に輝度むらが生じた場合、人間の目にはそのむらが目立って感じられるという問題がある。
上記特許文献1では、LEDバックライトによる電力損失を抑えて低消費電力化を図るようにした思想は開示されているが、上記のようにLEDを発光駆動する電流値のばらつきによる画質低下に対処するための思想は開示されていない。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであって、複数のLEDを直列に接続したLEDユニットを複数配設してなるLEDバックライト装置において、各LEDユニットに電源が供給されるときにLEDを駆動する電流値がばらついた場合に、LEDバックライトにより照明される液晶パネルの表示画面の輝度むらを目立たないようにすることにより、高画質の画面表示を常に可能とするLEDバックライト装置と、該LEDバックライト装置を有する画像表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の技術手段は、LEDから発光された光により被照明体を背面から照明するようにしたLEDバックライト装置において、LEDバックライト装置は、複数のLEDを直列に接続したLEDユニットを複数配設してなるLEDバックライト部と、各LEDユニット毎に設けられ該LEDユニットに対して定電流を供給する電流制御部とを有し、LEDユニットを構成するLEDを直列接続する配線パターンが少なくとも屈折する部分を有して配置されていることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、LEDバックライト部が、LEDが縦横にマトリックス状に配列されてなり、少なくとも縦横いずれかに隣接するLED同士が直列に接続されていないことを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、LEDユニットを構成するLEDが、縦横に配列されLEDのうち、少なくとも縦横の3列または3行以上の範囲のLEDを使用して直列接続してなることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1ないし第3のいずれか1の技術手段において、LEDユニットを構成するLEDを直列接続する配線パターンが鋸歯形状を有していることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1ないし第4のいずれか1の技術手段におけるLEDバックライト装置と、LEDバックライト装置により照明される液晶パネルとを備え、液晶パネルによりLEDバックライトによる照明光を変調することにより画像表示を行うことを特徴としたものである。
本発明によれば、複数のLEDを直列に接続したLEDユニットを複数配設してなるLEDバックライト装置において、各LEDユニットに電源が供給されるときにLEDを駆動する電流値がばらついた場合に、LEDバックライトにより照明される液晶パネルの表示画面の輝度むらを目立たないようにすることにより、高画質の画面表示を常に可能とするLEDバックライト装置と、該LEDバックライト装置を有する画像表示装置を提供することができる。
特に本発明のLEDバックライト装置は、直列接続されるLEDが、例えば鋸歯状のように屈折する配線パターンを備えることにより、そのLEDを駆動する電流値のばらつき等が発生した場合にも輝度むらが屈折した形状で生じ、人間の目に目立ちにくくすることができる。そしてこれにより、LEDバックライトにより照明される液晶パネルの表示画面は、LEDバックライトの電流制御部の電流値変動が生じても、輝度むらが目立つことなく表示画像の画質を維持することができるようになる。
図1は、直下型のLEDバックライトの構成例を説明するための図で、図中、10はLEDバックライト装置、11はLED、12は拡散板、13は他の光学シート、14は反射板、15はLEDバックライト装置の筐体、16は液晶パネルである。
図1に示す例では、バックライトユニットの筐体15の底面側に反射板14が配置され、その上面側に複数のLED11がマトリックス状に配設されている。マトリックス状のLED11は、複数のLED11を基板上にアレイ状に配設したユニットを、さらに複数並べて構成することができる。また、反射板14に貫通孔を開けて、その貫通孔に個々のLED11を配設するようにしてもよい。あるいは、LED11を配設する基板表面に印刷等の手法により反射面を形成し、LED基板に反射板14の機能を付与するようにしてもよい。
本発明では、これらLED11の構成については何ら限定されるものではなく、複数のLED11が液晶パネル16の背面側に配置された構成を備えていればよい。また本実施形態のLEDバックライト装置は、上記のような白色LEDを使用した照明方式であってもよく、またRGBの3色のLEDを配設した照明方式であってもよく、特に使用するLEDを限定するものではない。
またLEDを点灯制御するためのLED点灯回路,調光制御部,LED点灯回路等からなる図示しない各種電気回路部品は、バックライトユニットの背面にまとめて配置されるが、特にその詳細な位置関係については限定されない。
LED11から発光した光は、拡散板12により拡散され、さらに他の光学シート類13で所定の作用を受けて液晶パネル16を背面側から照明する。上記他の光学シート類13は、例えば、プリズムシート等の光学シートが適宜用いられる。
液晶パネル16は、入力する映像信号に応じて各画素の液晶の配向が制御され、LED11から発光した照明光を変調する。これにより液晶パネル16上に映像信号に応じた映像が表示される。
なお本発明においては、複数のLED11の配列は、上記のように縦横にマトリックス状に並んだ構成のみならず、例えば、縦列と横列のLEDが交互にずれて並ぶいわゆる千鳥状の配列で構成されていてもよく、その配列形態を限定するものではない。
図2は、LEDバックライト装置の電源部の構成例を説明するための図である。本例のLEDバックライト装置は、複数のLED11がマトリックス状に配置されて光源部を形成している。そして、マトリックス状に配置されたLED11は、複数のLED11を一組として直列に接続したユニット(LEDユニット)により構成されている。
上記各LEDユニットには、それぞれ電流制御部22a〜22dが接続され、電源回路21から供給された電力により、自身が接続するLEDユニットに対して電流を供給して、各LED11を点灯させる。
図2に示す実施形態のLEDバックライト装置では、電流制御部22a〜22dの一つに直列接続される1ユニットのLED11の配列パターンが鋸歯形状となるように構成されている。すなわち、複数行と複数列とによるマトリックス状にLED11が配置されているとき、これらのLED11のうち上記の1ユニットを構成するLED11は、直列接続の配線パターンが鋸歯形状となるように形成されている。
例えば図2の例で、バックライト装置のX方向(行方向)とY方向(列方向)にマトリックス状にLED11が配設されている。上記のX方向は例えば、バックライト装置が照明する画面の水平方向に一致し、Y方向はその画面の垂直方向に一致するものとする。またここでは便宜的に、下から上へ向かう方向を正のY方向とし、左から右へ向かう方向を正のX方向とする。
ここで電流制御部22a〜22dの一つに直列接続される1ユニットのLED11において、電流制御部22a〜22dに近い方から順に第1〜第nのLED11とする。図2の例では、マトリックス状に配置された36個のLED11に対して、それぞれ9個のLED11を含む4つのLEDユニットが形成されているものとする。従って4つのLEDユニットに対応して4つの電流制御部22a〜22dが設けられている。
電流制御部22aに接続されるLEDユニットにおいて、第1のLEDに接続される第2のLEDは、第1のLEDに対してY方向に+2行目に配置されたLEDであり、さらに次の第3のLEDは、第2のLEDに対して、X方向に+1列目かつY方向に−1行目に配置されたLEDである。そして第4のLEDは、第3のLEDに対してさらにX方向に+1列目かつY方向に−1行目に配置されたLEDである。第4のLED以降は、上記のような第1のLED〜第3のLEDによる鋸歯のような形状の配線パターンが繰り返されて最後の第9のLEDに至り、末端は接地されている。
同様に、他の電流制御部に接続されたLEDユニットにおいても、上記ユニットにおける第1〜第3のLEDによる鋸歯形状が繰り返される配線パターンを有している。
図2の例からわかるように、本実施例では、直列接続された複数のLEDの配線パターンが鋸歯形状(Z字形状)を描くように構成する。
このような構成により、複数配設された電流制御部の電流値がばらついたり変動が生じたとき、電流変動に応じた発光輝度の変化は、直線状ではなく鋸歯状の形状で発生する。
上述のように、直列接続されるLEDが直線上に配置されている場合には、その電流値のばらつき等によりLEDの発光輝度が変化したときに、直線状に輝度むらが生じてしまい、人間の目に目立つようになってしまう。
これに対して、本実施形態のLEDバックライトは、上記のように直列接続されるLEDが鋸歯形状の配線パターンを有しているため、電流値のばらつき等が発生した場合にも、その輝度むらが鋸歯状に生じるため、人間の目に目立ちにくくすることができる。これにより、LEDバックライトにより照明される液晶パネルの表示画面は、LEDバックライトの電流制御部の電流値変動が生じても、輝度むらが目立つことなく表示画像の画質を維持することができるようになる。
すなわち上記のような効果を得るためには、LEDバックライト装置におけるLEDの配線パターンは、図2の例に限定されないのは明らかである。
本発明によれば、LEDバックライト装置は、上記LEDユニットを構成するLED11を直列接続する配線パターンが、少なくとも屈折する部分を有して配置されるように構成する。これにより、LED11の配線パターンが直線状になることをできるだけ回避して輝度むらを目立たなくさせるようにすることができる。
またこのときに、複数のLED11が図1に示すように縦横にマトリックス状に配置されている場合、少なくとも縦横いずれかに隣接するLED11同士は、直列に接続されないようにする。縦横のいずれかに互いに隣接するLED11同士が直列に接続されると、その部分にLED11の直線状の配列が形成されるため、その部分で輝度むらが目立つようになる。
そしてこのときに、直列接続の配線パターンができるだけ広範囲にばらつくことが好ましい。例えば、LEDユニットを構成するLED11には、縦横に配列されるLED11のうち、少なくとも縦横の3列または3行以上の範囲のLED11を使用して直列接続することが好ましい。このように広範囲のLED11を使用してLEDユニットを形成することにより、電流制御部による電流値が異なる場合や、電流値が変動した場合でも画面上の輝度むらを目立ちにくくすることができるようになる。
なお上記のように広範囲のLEDを用いて直列接続の配線パターンを形成する場合、配線の引き回し等により製造工程が煩雑になったり、信頼性等が低下する等の問題が生じる場合には、それらの許容範囲内で配線パターンを決定する。
図3は、LEDバックライト装置の電源部の他の構成例を説明するための図である。本構成例においても、上記図2と同様に鋸歯形状のLEDユニットが構成されているが、図2のバックライト装置は、LEDユニットに対する配線パターンが水平方向(X方向)に配設されているに対し、図3の例では、LEDユニットに対する配線パターンが垂直方向(Y方向)に配設されて構成されたものである。
本例のLEDバックライト装置は、複数のLED11がマトリックス状に配置されて光源部を形成している。そして、マトリックス状に配置されたLED11は、複数のLED11を一組として直列に接続したユニット(LEDユニット)により構成されている。
上記各LEDユニットには、それぞれ電流制御部22a〜22dが接続され、電源回路21から供給された電力により、自身が接続するLEDユニットに対して電流を供給して、各LED11を点灯させる。
LEDバックライト装置は、電流制御部22a〜22dの一つに直列接続される1ユニットのLED11の配列パターンが鋸歯形状となるように構成されている。図3の例では、バックライト装置のX方向(行方向)とY方向(列方向)にマトリックス状にLED11が配設されている。そして図2と同様に上記のX方向は例えば、バックライト装置が照明する画面の水平方向に一致し、Y方向はその画面の垂直方向に一致するものとする。またここでは便宜的に、下から上へ向かう方向を正のY方向とし、左から右へ向かう方向を正のX方向とする。
ここで電流制御部22a〜22dの一つに直列接続される1ユニットのLED11において、電流制御部22a〜22dに近い方から順に第1〜第nのLED11とする。図3の例では、マトリックス状に配置された36個のLED11に対して、それぞれ9個のLED11を含む4つのLEDユニットが形成されているものとする。従って4つのLEDユニットに対応して4つの電流制御部22a〜22dが設けられている。
電流制御部22aに接続されるLEDユニットにおいて、第1のLEDに接続される第2のLEDは、第1のLEDに対してX方向に+2列目に配置されたLEDであり、さらに次の第3のLEDは、第2のLEDに対して、X方向に−1列目かつY方向に−1行目に配置されたLEDである。そして第4のLEDは、第3のLEDに対してさらにX方向に−1列目かつY方向に−1行目に配置されたLEDである。第4のLED以降は、上記のような第1のLED〜第3のLEDによる鋸歯のような形状の配線パターンが繰り返されて最後の第9のLEDに至り、末端は接地されている。同様に、他の電流制御部に接続されたLEDユニットにおいても、上記LEDユニットにおける第1〜第3のLEDによる鋸歯形状が繰り返される配線パターンを有している。
本構成においても、複数配設された電流制御部の電流値がばらついたり変動が生じたとき、電流変動に応じた発光輝度の変化は、直線状ではなく鋸歯状の形状で発生し、上記図2で説明したものと同様の効果を得ることができる。
図4は、本発明のLEDバックライト装置を備えた画像表示装置の構成例を説明するためのブロック図で、画像表示装置として構成された液晶テレビジョン装置の例を示すものである。本例では、液晶テレビジョン装置が備える液晶パネル(LCD)の照明用として、上記実施形態で説明したごとくのLEDバックライト装置を適用したものとする。
液晶テレビジョン装置30において、チューナ32は、アンテナ31によって受信されたテレビジョン放送信号からチャンネルを選局する。またビデオ入力端子33は、テレビジョン装置30に内蔵もしくは外部接続されたAV機器からのビデオ信号を入力する。そして切換部34において、チューナ32で選局されたテレビジョン放送信号とビデオ入力端子33を介して入力したビデオ信号とを切換出力する。
切換部34から出力された映像信号は映像処理部35で映像処理され、LCD制御部36に出力される。映像処理部35は、入力したビデオ信号から映像信号の生成処理や各種の画質調整処理等を行う。映像処理部35は、コンポジット信号のYC分離処理、YC信号からRGB信号を生成するRGB信号デコード処理、AD変換処理、色空間変換処理、IP変換処理、スケーリング処理、FRC処理、色補正処理、同期検出処理、γ補整処理、OSD表示処理等の映像信号処理を適宜実行する。
LCD制御部36は、映像処理部35から出力されたRGBの画像表示信号に従ってLCD37のソースドライバに出力する階調データ及び信号線制御信号を生成するとともに、ゲートドライバに出力する走査線制御信号を生成し、LCD37における画像表示制御を行う。またLCD制御部36は、光源駆動部38へ出力するバックライト制御信号を生成し、LEDバックライト39の発光駆動制御を行う。
光源駆動部38は、図2に示した電流制御部22a〜22dを含むもので、図示しない液晶テレビジョン装置に電源回路から供給される電力を使用して、LEDバックライト39の点灯駆動制御を実行する。
またテレビジョン装置30において、切換部34から出力された音声信号は、音声処理部40で処理されてスピーカ41から音声出力される。
またリモコン受光部42は、リモコン装置50から送信された赤外線によるリモコン操作信号を受光し、制御部43へ送る。制御部43は、リモコン受光部42で受光したリモコン操作信号を検出・解析し、チューナ32、切換部34、映像処理部35、LCD制御部36、音声処理部40等に対してそれらの動作を制御する制御信号を出力する。ここではメモリ44に記憶されたプログラムやデータが使用される。また液晶テレビジョン装置30に対するユーザによる操作入力は、上記リモコン装置50だけでなく、液晶テレビジョン装置30の本体操作部に設けられた操作キーやスイッチを用いて実行することもできる。
なお、本発明に関わる画像表示装置は、上記の液晶テレビジョンに限定されることはなく、液晶パネルを背面から照明して、表示画像を生成する構成を有する種々の画像表示装置に本発明を適用することができる。
直下型のLEDバックライトの構成例を説明するための図である。 LEDバックライト装置の電源部の構成例を説明するための図である。 LEDバックライト装置の電源部の他の構成例を説明するための図である。 本発明のLEDバックライトを備えた画像表示装置の構成例を説明するためのブロック図である。 直下型のLEDバックライトを構成するときの電源回路とLEDの接続構成例を模式的に示す図である。
符号の説明
11…LED、12…拡散板、13…光学シート類、14…反射板、15…筐体、16…液晶パネル、21…電源回路、22…電流制御部、22a,22b,22c,22d…電流制御部、30…テレビジョン装置、31…アンテナ、32…チューナ、33…ビデオ入力端子、34…切換部、35…映像処理部、36…LCD制御部、37…LCD、38…光源駆動部、39…LEDバックライト、40…音声処理部、41…スピーカ、42…リモコン受光部、43…制御部、44…メモリ、50…リモコン装置。

Claims (5)

  1. LEDから発光された光により被照明体を背面から照明するようにしたLEDバックライト装置において、該LEDバックライト装置は、複数のLEDを直列に接続したLEDユニットを複数配設してなるLEDバックライト部と、各前記LEDユニット毎に設けられ該LEDユニットに対して定電流を供給する電流制御部とを有し、
    前記LEDユニットを構成するLEDを直列接続する配線パターンが少なくとも屈折する部分を有して配置されていることを特徴とするLEDバックライト装置。
  2. 請求項1に記載のバックライト装置において、前記LEDバックライト部は、LEDが縦横にマトリックス状に配列されてなり、少なくとも縦横いずれかに隣接するLED同士が直列に接続されていないことを特徴とするLEDバックライト装置。
  3. 請求項2に記載のLEDバックライト装置において、前記LEDユニットを構成するLEDは、前記縦横に配列されたLEDのうち、少なくとも縦横の3列または3行以上の範囲のLEDを使用して直列接続してなることを特徴とするLEDバックライト装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1に記載のLEDバックライト装置において、前記LEDユニットを構成するLEDを直列接続する配線パターンが鋸歯形状を有していることを特徴とするLEDバックライト装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1に記載のLEDバックライト装置と、該LEDバックライト装置により照明される液晶パネルとを備え、該液晶パネルにより前記LEDバックライトによる照明光を変調することにより画像表示を行うことを特徴とする画像表示装置。
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