JP2007109174A - サーバ及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】属性や分割単位が異なる項目であっても入力内容が同一であれば、各項目の差異を吸収して共通項目とし、利用者の入力負荷を軽減することが可能なサーバを提供する。
【解決手段】電子フォーム配信システム1において、利用者は、利用者端末2を操作して複数の電子フォームを指定すると、サーバ11は指定された電子フォームに含まれる部品を特定する。さらに、サーバ11は、指定された電子フォームに共通して含まれる共通部品を特定する。また、サーバ11は、設定情報に基づいて、共通部品に対応する属性タイプを特定する。さらに、サーバ11は、1つの共通部品に何種類の属性タイプが特定されたかを判定し、複数種類の属性タイプが特定されたと判定された場合には、1つの属性タイプを当該共通部品に設定する。一方、1種類の属性タイプが特定されたと判定された場合には、当該属性タイプを当該共通部品に設定する。そして、サーバ11は、属性タイプが設定された共通部品に基づいて、共通入力画面を作成する。
【選択図】図8

Description

本発明は、複数の電子フォームに効率良くデータを入力するための技術に関する。
近年、官公庁向けの各種申請手続が電子化されてきており、利用者は電子フォームを取得して必要事項を入力することにより申請書などの電子データ(以下、「電子書類」とも呼ぶ。)を作成して官公庁に提出することができるようになりつつある。電子フォームは、官公庁や特定の企業が運営するサーバ(以下、「電子フォーム配信サーバ」とも呼ぶ。)などを通じて利用者に提供される。その際、利用者が作成すべき電子書類が複数存在する場合には、電子フォーム配信サーバは、複数の電子フォームを同時にまとめて利用者の端末へ配信することになる。
しかし、複数のフォームを個別に連続して配信するだけでは、利用者は各電子フォームに対して名前や住所などの頻出項目を何度も入力する必要が生じ、利用者の負荷が非常に高くなると共に入力ミスを誘発しやすい。
そこで、電子フォーム配信サーバにおいて、同時に配信すべき複数の電子フォームから共通項目を抜き出し、共通項目のみを含む新しい電子フォーム(以下、「共通部入力フォーム」と呼ぶ。)を動的に生成するシステムが提案されている(特許文献1)。この共通部入力フォームに対して利用者が入力したデータを、利用者が要求する複数の個別フォームに転記することができれば、利用者による共通項目の入力が1度で完了し、利用者の電子フォーム作成における負荷を大幅に削減することができる。
しかし、従来のシステムでは、住所や氏名といった入力内容が同一の項目であっても、各項目の属性や分割単位が異なる場合には、共通項目とすることはできなかった。即ち、共通部入力フォームに含まれなかった。そのため、入力内容が同一で属性や分割単位が異なる項目が存在する場合、利用者は、複数の項目に何度も同じ内容を入力しなければならなかった。
特開2003−44781号公報
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、属性や分割単位が異なる項目であっても入力内容が同一であれば、各項目の差異を吸収して共通項目とし、利用者の入力負荷を軽減することができるサーバ及びプログラムを提供することを課題とする。
本発明の1つの観点では、ネットワークを通じて利用者端末と通信可能なサーバにおいて、前記利用者端末から、複数の電子フォームの指定を受信する受信手段と、指定された電子フォームに含まれた部品を特定する部品特定手段と、特定した部品のうち、指定された複数の電子フォームに共通して含まれる共通部品を特定する共通部品特定手段と、前記電子フォームは、当該電子フォームに含まれる前記部品と、当該部品の属性に関する属性タイプとを対応付けた設定情報を有しており、前記設定情報に基づいて前記共通部品に対応する前記属性タイプを特定する属性タイプ特定手段と、前記属性タイプ特定手段が、1つの前記共通部品に何種類の属性タイプを特定したかを判定する属性判定手段と、前記属性判定手段が複数種類の前記属性タイプを特定したと判定した場合に前記属性タイプの中の1つを前記共通部品に設定し、前記属性判定手段が1種類の前記属性タイプを特定したと判定した場合に前記属性タイプ特定手段が特定した前記属性タイプを前記共通部品に設定する属性タイプ設定手段と、前記属性タイプが設定された前記共通部品に基づいて、共通入力画面を作成する共通入力画面作成手段と、を備える。
上記のように構成されたサーバによれば、利用者が操作する利用者端末と、サーバとはネットワークを通じて通信可能に接続されている。申請などの手続を行う利用者が、利用者端末を操作して複数の電子フォームを指定すると、サーバは指定された電子フォームに含まれる部品を特定する。さらに、サーバは、指定された電子フォームに共通して含まれる共通部品を特定する。また、サーバは、設定情報に基づいて、共通部品に対応する属性タイプを特定する。さらに、サーバは、1つの共通部品に何種類の属性タイプが特定されたかを判定し、複数種類の属性タイプが特定されたと判定された場合には、1つの属性タイプを当該共通部品に設定する。一方、1種類の属性タイプが特定されたと判定された場合には、当該属性タイプを当該共通部品に設定する。そして、サーバは、属性タイプが設定された共通部品に基づいて、共通入力画面を作成する。これによれば、属性は異なるが入力内容が同一の部品を共通部品として共通入力画面に含めることができる。よって、利用者の入力負担を軽減することができる。
上記サーバの一態様では、複数の前記属性タイプの中の1つは、予め標準タイプに設定されており、前記属性タイプ設定手段は、前記属性判定手段が複数種類の前記属性タイプを特定したと判定した場合に、前記標準タイプを前記属性タイプとして前記共通部品に設定する。これによれば、サーバは、1つの共通部品に対して複数の属性タイプが特定された場合であっても、容易に予め決められた標準タイプを属性タイプとして設定することができる。
上記サーバの他の一態様では、前記電子フォームを記憶する電子フォーム記憶手段と、前記属性タイプと、当該属性タイプに対応するデータ形式とを属性情報として記憶する属性情報記憶手段と、前記利用者端末から、前記共通入力画面に入力された情報を入力情報として取得する入力情報取得手段と、前記入力情報から、前記共通入力画面を構成する各共通部品に入力された情報を部品入力情報として抽出する部品入力情報抽出手段と、前記属性タイプ特定手段が特定した属性タイプに基づいて、前記属性情報から前記データ形式を抽出するデータ形式抽出手段と、前記部品入力情報を、前記データ形式抽出手段が抽出したデータ形式に基づいて変換する変換手段と、前記電子フォーム記憶手段から、前記指定された電子フォームを抽出する電子フォーム抽出手段と、変換した部品入力情報及び抽出した電子フォームに基づいて、入力済電子フォームを作成する入力済電子フォーム作成手段と、をさらに備える。
上記のように構成されたサーバにおいて、利用者は、利用者端末を使用して共通入力画面に所定の情報を入力する。利用者端末は、利用者が入力した入力情報をサーバに送信する。サーバは、取得した入力情報から、共通入力画面に含まれる各共通部品に入力された部品入力情報を抽出する。また、サーバは、共通入力画面作成の際に各共通部品に特定した属性タイプに基づいて、属性情報から対応するデータ形式を抽出する。そして、サーバは、共通部品に入力された部品入力情報を、当該共通部品に対応するデータ形式に変換する。さらに、サーバは、変換した部品入力情報と、利用者が指定した電子フォームとに基づいて、入力済電子フォームを作成する。ここで、入力済電子フォームとは、共通入力画面に入力された情報を、共通部品毎にそれぞれ適切なデータ形式に変換し、転記した電子フォームのことである。これによれば、属性が異なる部品であっても入力内容が同一であれば共通部品にすることができると共に、属性タイプに基づいて部品入力情報を変換することで、属性の差異を吸収して効率的に情報を電子フォームに転記することができる。
上記サーバのさらに他の一態様では、前記属性タイプ特定手段が特定した属性タイプと、前記属性タイプ設定手段が設定した属性タイプが一致するか否かを判定する一致判定手段をさらに備え、前記入力済電子フォーム作成手段は、前記一致判定手段が一致すると判定した場合に、前記部品入力情報抽出手段が抽出した部品入力情報と、前記電子フォーム抽出手段が抽出した電子フォームとに基づいて、入力済電子フォームを作成する。
上記のように構成されたサーバにおいて、入力情報は、共通入力画面作成において設定された属性タイプに対応するデータ形式となっている。即ち、サーバは、共通入力画面作成において設定された属性タイプに対応するデータ形式を抽出する必要はなく、抽出したデータ形式に基づいて入力情報の変換を行う必要もない。そのため、サーバは、特定された属性タイプと、設定された属性タイプが同一の場合、データ形式の抽出及び部品入力情報の変換を行わない。これにより、サーバの処理負荷を軽減することができる。
本発明の別の観点では、ネットワークを通じて利用者端末と通信可能なサーバにおいて、前記利用者端末から、複数の電子フォームの指定を受信する受信手段と、指定された電子フォームに含まれた部品を特定する部品特定手段と、特定した部品のうち、指定された複数の電子フォームに共通して含まれる共通部品を特定する共通部品特定手段と、前記電子フォームは、当該電子フォームに含まれる前記部品と、当該部品に入力される情報の分割に関する分割タイプとを対応付けた設定情報を有しており、前記設定情報に基づいて前記共通部品に対応する前記分割タイプを特定する分割タイプ特定手段と、前記分割タイプ特定手段が、1つの共通部品に何種類の分割タイプを特定したかを判定する分割判定手段と、前記分割判定手段が複数種類の前記分割タイプを特定したと判定した場合に前記分割タイプ特定手段が特定した前記分割タイプの中の1つを前記共通部品に設定し、前記分割判定手段が1種類の前記分割タイプを特定したと判定した場合に前記分割タイプ特定手段が特定した前記分割タイプを前記共通部品に設定する分割タイプ設定手段と、前記分割タイプが設定された前記共通部品に基づいて、共通入力画面を作成する共通入力画面作成手段と、を備える。
上記のように構成された電子フォーム配信装置によれば、利用者が操作する利用者端末と、サーバとはネットワークを通じて通信可能に接続されている。申請などの手続を行う利用者が、利用者端末を操作して複数の電子フォームを指定すると、サーバは指定された電子フォームに含まれる部品を特定する。さらに、サーバは、指定された電子フォームに共通して含まれる共通部品を特定する。また、サーバは、設定情報に基づいて、共通部品に対応する分割タイプを特定する。さらに、サーバは、1つの共通部品に何種類の分割タイプが特定されたかを判定し、複数種類の分割タイプが特定されたと判定された場合には、1つの分割タイプを当該共通部品に設定する。一方、1種類の分割タイプが特定されたと判定された場合には、当該分割タイプを当該共通部品に設定する。そして、サーバは、分割タイプが設定された共通部品に基づいて、共通入力画面を作成する。これによれば、分割単位は異なるが入力内容が同一の部品を共通部品として共通入力画面に含めることができる。よって、利用者の入力負担を軽減することができる。
上記サーバの一態様では、複数の前記分割タイプの中の1つは、予め標準タイプに設定されており、前記分割タイプ設定手段は、前記分割判定手段が複数種類の前記分割タイプを特定したと判定した場合に、前記標準タイプを前記分割タイプとして前記共通部品に設定する。これによれば、サーバは、1つの共通部品に対して複数の分割タイプが特定された場合であっても、容易に予め決められた標準タイプを分割タイプとして設定することができる。
上記サーバの他の一態様では、前記電子フォームを記憶する電子フォーム記憶手段と、前記分割タイプと、当該分割タイプに対応する分割単位とを分割情報として記憶する分割情報記憶手段と、前記利用者端末から、前記共通入力画面に入力された情報を入力情報として取得する入力情報取得手段と、前記入力情報から、前記共通入力画面を構成する各共通部品に入力された情報を部品入力情報として抽出する部品入力情報抽出手段と、前記分割タイプ特定手段が特定した分割タイプに基づいて、前記分割情報から前記分割単位を抽出する分割単位抽出手段と、前記部品入力情報を、前記分割単位抽出手段が抽出した分割単位に基づいて変換する変換手段と、前記電子フォーム記憶手段から、前記指定された電子フォームを抽出する電子フォーム抽出手段と、変換した部品入力情報及び抽出した電子フォームに基づいて、入力済電子フォームを作成する入力済電子フォーム作成手段と、をさらに備える。
上記のように構成されたサーバにおいて、利用者は、利用者端末を使用して共通入力画面に所定の情報を入力する。利用者端末は、利用者が入力した入力情報をサーバに送信する。サーバは、取得した入力情報から、共通入力画面に含まれる各共通部品に入力された部品入力情報を抽出する。また、サーバは、共通入力画面作成の際に各共通部品に特定した分割タイプに基づいて、分割情報から対応する分割単位を抽出する。そして、サーバは、共通部品に入力された部品入力情報を、当該共通部品に対応する分割単位に変換する。さらに、サーバは、変換した部品入力情報と、利用者が指定した電子フォームとに基づいて、入力済電子フォームを作成する。ここで、入力済電子フォームとは、共通入力画面に入力された情報を、共通部品毎にそれぞれ適切な分割単位に変換し、転記した電子フォームのことである。これによれば、分割単位が異なる部品であっても入力内容が同一であれば共通部品にすることができると共に、分割タイプに基づいて部品入力情報を変換することで、分割単位の差異を吸収して効率的に情報を電子フォームに転記することができる。
上記サーバのさらに他の一態様では、前記分割タイプ特定手段が特定した分割タイプと、前記分割タイプ設定手段が設定した分割タイプが一致するか否かを判定する一致判定手段をさらに備え、前記入力済電子フォーム作成手段は、前記一致判定手段が一致すると判定した場合に、前記部品入力情報抽出手段が抽出した部品入力情報と、前記電子フォーム抽出手段が抽出した電子フォームとに基づいて、入力済電子フォームを作成する。
上記のように構成されたサーバにおいて、入力情報は、共通入力画面作成において設定された分割タイプに対応する分割単位となっている。即ち、サーバは、共通入力画面作成において設定された分割タイプに対応する分割単位を抽出する必要はなく、抽出した分割単位に基づいて入力情報の変換を行う必要もない。そのため、サーバは、特定された分割タイプと、設定された分割タイプが同一の場合、分割単位の抽出及び部品入力情報の変換を行わない。これにより、サーバの処理負荷を軽減することができる。
本発明の別の観点では、ネットワークを通じて利用者端末と通信可能なコンピュータにより実行されるプログラムであって、前記利用者端末から、複数の電子フォームの指定を受信する受信手段、指定された電子フォームに含まれた部品を特定する部品特定手段、特定した部品のうち、指定された複数の電子フォームに共通して含まれる共通部品を特定する共通部品特定手段、前記電子フォームは、当該電子フォームに含まれる前記部品と、当該部品の属性に関する属性タイプとを対応付けた設定情報を有しており、前記設定情報に基づいて前記共通部品に対応する前記属性タイプを特定する属性タイプ特定手段、前記属性タイプ特定手段が、1つの前記共通部品に何種類の属性タイプを特定したかを判定する属性判定手段、前記属性判定手段が複数種類の前記属性タイプを特定したと判定した場合に前記属性タイプの中の1つを前記共通部品に設定し、前記属性判定手段が1種類の前記属性タイプを特定したと判定した場合に前記属性タイプ特定手段が特定した前記属性タイプを前記共通部品に設定する属性タイプ設定手段、前記属性タイプが設定された前記共通部品に基づいて、共通入力画面を作成する共通入力画面作成手段、として前記コンピュータを機能させる。
上記配信プログラムをコンピュータにより実行することにより、上述のサーバを実現することができる。また、上述のサーバの各態様も同様に実現することができる。
本発明によれば、属性や分割単位が異なる項目であっても入力内容が同一であれば、各項目の差異を吸収して共通項目とし、利用者の入力負荷を軽減することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
[システム構成]
図1に、本発明の実施形態にかかる電子フォーム配信システムの概略構成を示す。図1に示す電子フォーム配信システム1においては、利用者が使用する利用者端末2と、サーバ11と、フォーム情報提供者の端末4と、手続先端末5とがネットワーク3を介して通信可能に接続されている。ネットワーク3の好適な例はインターネットである。
利用者は、電子フォームに必要事項を入力して申請書、届出書その他各種の電子書類を作成し、官公庁などの手続先端末5へ提出する個人又は企業などである。利用者端末2は、個人や企業が所有するパーソナルコンピュータや携帯型端末装置などとすることができる。利用者端末2には、利用者が電子フォームに対する入力作業を行うためのブラウザソフトが実装されている。
手続先端末5は、利用者が申請などの手続を行う相手先の端末装置であり、手続先は官公庁などの他、銀行、保険会社その他の私企業などの場合もある。
フォーム提供者とは、新たな電子フォームをサーバ11へ提供する者であり、新たな電子フォームの使用が決まった場合には、フォーム提供者はその電子フォームに関する情報(体裁、項目など)をサーバ11へ提供する。
サーバ11は、利用者が要求した電子フォームを利用者に提供するものであり、電子フォームデータベース(以下、「DB」と呼ぶ。)12、使用部品管理DB13及び標準ルールDB14に接続されている。電子フォームDB12は、各種の電子フォームを保存するDBである。ここで、電子フォームとは、後述する共通入力画面で入力されたデータが、個別の手続単位毎に展開される電子帳票であり、静的な画面デザインに入力可能な項目が配されたものである。なお、電子フォームは、例えばXML(eXtensible Markup Language)データなどにより構成することができる。
使用部品管理DB13は、各電子フォームに含まれる部品を電子フォーム毎に記憶している。なお、「部品」とは、電子フォームを構成するデータの単位であり、基本的には入力項目毎に1つの部品が用意され、複数の部品の集合として電子フォームが構成されている。
標準ルールDB14は、詳細は後述するが、属性情報及び分割情報を記憶している。換言すると、標準ルールDB14は、後述する属性タイプ及び分割タイプのバリエーションと標準タイプについて記憶している。つまり、詳細は後述するが、サーバ11は、標準ルールDB14を参照して、共通入力画面の作成及び入力済電子フォームの作成を行っている。
[項目間の差異]
まず、図2を参照して、電子フォームを構成する項目間の差異について説明する。図2は、電子フォームの例であり、項目間の差異を説明する図である。なお、上述のように、本実施形態では入力項目毎に1つの部品が用意されているので、項目間の差異とは部品間の差異のことでもある。
本発明では、利用者が指定した複数の電子フォームに共通して含まれる共通部品に基づいて、当該共通部品のみが含まれる共通入力画面を作成する。ここで、共通部品とは、原則として、入力内容が同一の部品であり、且つ、属性や分割単位が同一の部品である。具体的に、図2(a)に示す電子フォーム30及び31では、氏名項目は共通部品である。入力内容が氏名で同一であり、分割単位が「姓」と「名」の2分割で同一だからである。
入力内容、属性及び分割単位が同一の部品以外で、共通部品とした方が望ましいものには、「入力内容が同一であって、属性や分割単位が異なるもの」と、「入力内容が同一であって、入力内容の持つ意味が異なるもの」の2種類が存在する。
ここで、「入力内容が同一であって、属性や分割単位が異なるもの」について、図2(a)を参照して詳しく説明する。属性とは、各部品に入力される情報のデータ形式である。分割単位とは、各部品に入力される情報を何分割するかを示す情報である。
図2(a)に示す電子フォーム30及び31にはそれぞれ「かな」項目と「カナ」項目が存在する。「かな」項目には氏名がひらがなで入力され、「カナ」項目には氏名がカタカナで入力される。つまり、「かな」項目のデータ形式は全角ひらがなであり、「カナ」項目のデータ形式は全角カタカナである。換言すると、「かな」項目と「カナ」項目は、入力内容は氏名であり同一であるが、データ形式、即ち属性が異なる。よって、「かな」項目と「カナ」項目に対応する部品は、「入力内容が同一であって、属性が異なる部品」となる。
また、図2(a)に示す電子フォーム30及び31にはそれぞれ住所項目が存在する。電子フォーム30の住所項目は2つの項目から構成されており、電子フォーム31の住所項目は4つの項目から構成されている。つまり、電子フォーム30の住所項目は入力された情報が2分割されており、電子フォーム31の住所項目は入力された情報が4分割されている。換言すると、電子フォーム30及び31の住所項目は、入力内容は住所であり同一であるが、入力された情報の分割単位が異なる。よって、電子フォーム30及び31それぞれの住所項目に対応する部品は、「入力内容が同一であって、分割単位が異なる部品」となる。
本発明では、このような「入力内容が同一であって、属性や分割単位が異なる部品」も共通部品とする。そのため、サーバ11は、属性が異なる共通部品に入力された情報のデータ変換を行ったり、分割単位が異なる共通部品に入力された情報の結合や分割を行ったりする。
一方、「入力内容が同一であって、入力内容の持つ意味が異なるもの」について、図2(b)を参照して詳しく説明する。入力内容の持つ意味が異なるとは、データ上は別々に管理する必要がある部品のことである。図2(b)に示す電子フォーム35及び36にはそれぞれ口座番号項目が存在する。電子フォーム35の口座番号項目にはA銀行の口座番号が入力され、電子フォーム36の口座番号項目にはB銀行の口座番号が入力される。換言すると、電子フォーム35及び36の口座番号項目は、入力内容は口座番号であり同一であるが、それぞれA銀行の口座番号及びB銀行の口座番号を入力しなければならず、入力内容の持つ意味が異なる。よって、電子フォーム35及び36それぞれの口座番号項目に対応する部品は、「入力内容が同一であって、入力内容の持つ意味が異なる部品」となる。
本発明では、このような「入力内容が同一であって、入力内容の持つ意味が異なる部品」は、後述するタグ名を異なるものとする必要があるため、共通部品としない。
[共通入力画面]
まず、図3及び図4を参照して、本システムにおける共通入力画面の作成方法の概要を述べておく。
図3は、電子フォームA及び電子フォームAの設定情報を示す図である。図4は、電子フォームB及び電子フォームBの設定情報を示す図である。
利用者は、まず、利用者端末2を使用して、必要な電子フォームを指定する。このとき、利用者端末2は、指定した電子フォームの情報を要求情報として、ネットワーク3を介し、サーバ11へ送信する。具体的に、利用者が、図3(a)に示す電子フォームAと、図4(a)に示す電子フォームBを指定したとする。
ここで、電子フォームについて、図3(a)及び図4(a)を参照して説明する。電子フォームは、上述のように、複数の部品から構成されている。具体的に、図3(a)に示す電子フォームAは、各入力項目に対応する5個の部品を有している。部品には、各部品を識別する情報である部品IDが割り当てられている。本実施形態では、図示のように、電子フォームAには、「K1」乃至「K5」の部品IDが割り当てられているものとする。
そして、電子フォームAは、詳細は後述するが、当該電子フォームAを構成する部品と、当該部品に対応する属性タイプ及び分割タイプとを対応付けた、図3(b)に示すような設定情報を保有している。この設定情報は、属性タイプ及び分割タイプのバリエーションについての定義体であるとともに、属性タイプ及び分割タイプの中の標準タイプについての定義体である。なお、設定情報は、電子フォームに含まれている。
一方、図4(a)に示す電子フォームBは、各入力項目に対応する8個の部品を有している。本実施形態では、図示のように、電子フォームBには、「K1」乃至「K5」の部品IDが割り当てられている。図示のように、電子フォームBの住所項目は1つの項目が4つの部品に分割されている。つまり、4つの部品は1つの住所項目に対応する部品である。よって、4つの部品には「K5」のみならず、それぞれ「K5−1」乃至「K5−4」の部品IDが割り当てられている。なお、複数の電子フォームで使用される部品であっても、タグ名が同一のものは、同一の部品であると認識され、同一の部品IDが割り当てられる。具体的に、氏名項目及び住所項目は、電子フォームA及びBに共通であるため、図3(a)及び図4(a)に示すように、同一の部品ID「K1」、「K2」及び「K5」が割り当てられている。また、かな項目及びカナ項目は、「入力内容が同一であって、属性が異なる部品」であるため、同一の部品であると認識され、同一の部品ID「K3」及び「K4」が割り当てられている。
なお、本実施形態では、設定情報が電子フォームに含まれていることとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、設定情報と電子フォームが1:1の関係であれば、電子フォームの外部で紐付けられているXMLファイル等であってもよい。
ここで、設定情報について説明する。設定情報は、図3(b)及び図4(b)に示すように、部品ID、タグ名、属性タイプ及び分割タイプから構成されている。部品IDは、各部品を識別する情報である。タグ名は、部品IDが示す部品に対応するタグの名称である。属性タイプは、部品IDが示す部品の属性であるデータ形式を識別する情報である。分割タイプは、部品IDが示す部品に入力された情報の分割単位を識別する情報である。本実施形態において、属性タイプ及び分割タイプは数字であり、属性タイプ又は分割タイプが割り当てられていない部品の場合、設定情報には「ハイフン(−)」が記憶されている。
なお、本実施形態では、属性タイプ及び分割タイプ共に「0」が標準タイプであるものとする。標準タイプとは、詳細は後述するが、入力内容が同一で、属性又は分割単位が異なる複数の共通部品が存在する場合に、当該共通部品に設定する属性タイプ及び分割タイプのことであって、サーバ11は、標準タイプが設定された共通部品に基づいて共通入力画面が作成される。
サーバ11は、取得した要求情報に基づいて、利用者が指定した電子フォームを特定する。さらにサーバ11は、指定した電子フォームが有する設定情報に基づいて、当該電子フォームに含まれる部品を特定する。また、サーバ11は、特定した部品のうち、指定された複数の電子フォームに共通して含まれる共通部品を特定する。そして、サーバ11は、特定した共通部品の部品IDに基づいて、使用部品管理DB13から必要な共通部品を抽出する。さらに、サーバ11は、特定した共通部品の部品IDと、電子フォームが有する設定情報に基づいて、各共通部品に対応する属性タイプを特定する。また、サーバ11は、特定した共通部品の部品IDと、電子フォームが有する設定情報に基づいて、各共通部品に対応する分割タイプを特定する。
そして、サーバ11は、1つの共通部品に複数種類の属性タイプが特定されているか否かを判定する。判定の結果、1つの共通部品に1種類の属性タイプが特定されている場合、サーバ11は、当該共通部品に対し、特定した属性タイプを設定する。一方、判定の結果、1つの共通部品に複数種類の属性タイプが特定されている場合、サーバ11は当該共通部品に対し、属性タイプとして標準タイプを設定する。具体的に、電子フォームAの設定情報と電子フォームBの設定情報によれば、部品ID「K3」の共通部品に対して、電子フォームAでは属性タイプ「0」が特定され、電子フォームBでは属性タイプ「1」が特定される。つまり、部品ID「K3」の共通部品に2種類の属性タイプが特定されている。よって、サーバ11は、商品ID「K3」の共通部品に対し、標準タイプである属性タイプ「0」を設定する。
なお、サーバ11は、1つの共通部品に対して属性タイプが特定されていない場合には、属性タイプの設定は行わない。具体的に、属性タイプが特定されていない場合とは、設定情報に「ハイフン(−)」が記憶されている場合である。
また、サーバ11は、1つの共通部品に複数種類の分割タイプが特定されているか否かを判定する。判定の結果、1つの共通部品に1種類の分割タイプが特定されている場合、サーバ11は、当該共通部品に対し、特定した分割タイプを設定する。一方、判定の結果、1つの共通部品に複数種類の分割タイプが特定されている場合、サーバ11は当該共通部品に対し、分割タイプとして標準タイプを設定する。具体的に、電子フォームAの設定情報と電子フォームBの設定情報によれば、部品ID「K5」の共通部品に対して、電子フォームAでは属性タイプ「0」が特定され、電子フォームBでは属性タイプ「2」が特定される。つまり、部品ID「K5」の共通部品に2種類の分割タイプが特定されている。よって、サーバ11は、商品ID「K5」の共通部品に対し、標準タイプである分割タイプ「0」を設定する。
なお、サーバ11は、1つの共通部品に対して分割タイプが特定されていない場合には、分割タイプの設定は行わない。具体的に、属性タイプが特定されていない場合とは、設定情報に「ハイフン(−)」が記憶されている場合である。
そして、サーバ11は、使用部品管理DB13から抽出した共通部品に基づいて、共通入力画面を作成する。具体的に、サーバ11は、属性タイプ及び分割タイプのいずれか1つ以上を共通部品に設定した場合には、設定された当該共通部品に基づいて共通入力画面を作成する。さらに、サーバ11は、作成した共通入力画面を利用者端末2へ配信する。
[入力済電子フォーム]
次に、図5を参照して、本システムにおける入力済電子フォームの作成方法の概要を述べておく。図5は、属性情報及び分割情報のデータ構造を模式的に示す図である。
サーバ11から共通入力画面を受信した利用者端末2は、当該共通入力画面を表示し、必要な事項を入力する。サーバ11は、利用者端末2から、共通入力画面に入力された入力情報を取得する。さらに、サーバ11は、取得した入力情報から、各共通部品に入力された部品入力情報を抽出する。そして、サーバ11は、共通入力画面作成の際に特定した属性タイプに基づいて、標準ルールDB14に記憶された属性情報を参照することにより、データ形式を抽出する。具体的に、部品ID「K3」の共通部品の場合、共通入力画面作成の際に、電子フォームAにおける属性タイプ「0」と、電子フォームBにおける属性タイプ「1」とが特定される。よって、サーバ11は、図5(a)に示すような属性情報から、属性タイプ「0」のデータ形式「全角ひらがな」と、属性タイプ「1」のデータ形式「全角カタカナ」とを抽出する。
ここで、図5(a)を参照して、属性情報について説明する。図5(a)は、標準ルールDB14が有する属性情報のデータ構造を模式的に示す図である。属性情報は、図5(a)に示すように、属性タイプ及びデータ形式から構成されている。図5(a)によれば、属性タイプ「0」の部品に入力される情報のデータ形式は「全角ひらがな」、属性タイプ「1」の部品に入力される情報のデータ形式は「全角カタカナ」であることが分かる。
そして、サーバ11は、1つの共通部品に入力された部品入力情報を、当該共通部品に特定された属性タイプに対応するデータ形式に基づいて変換する。具体的に、サーバ11は、部品ID「K3」の共通部品に入力された部品入力情報を、属性タイプ「0」に対応するデータ形式「全角ひらがな」に変換する。また、サーバ11は、部品ID「K3」の共通部品に入力された部品入力情報を、属性タイプ「1」に対応するデータ形式「全角カタカナ」に変換する。さらに、サーバ11は、電子フォームDB12から、要求情報により利用者が指定した電子フォームを抽出する。そして、サーバ11は、変換した部品入力情報と、抽出した電子フォームとに基づいて、入力済電子フォームを作成する。具体的に、サーバ11は、電子フォームDB12から電子フォームAを抽出し、当該電子フォームAを構成する部品ID「K3」の部品に、「全角ひらがな」に変換した部品入力情報を転記する。また、サーバ11は、電子フォームDB12から電子フォームBを抽出し、当該電子フォームBを構成する部品ID「K3」の部品に、「全角カタカナ」に変換した部品入力情報を転記する。このようにして、サーバ11は、属性タイプが異なる共通部品を含む共通入力画面に入力された入力情報に基づいて、利用者が指定した各電子フォームに対応する変換を行い、適切な入力済電子フォームを作成する。
なお、本実施形態では、共通入力画面作成において設定された属性タイプ「0」のデータ形式も抽出することとしている。しかし、入力情報は、共通入力画面作成において設定された属性タイプに対応するデータ形式となっている。即ち、抽出したデータ形式に基づいて入力情報の変換を行う必要はない。よって、本発明はこれに限定されるものではなく、共通入力画面作成において設定された属性タイプのデータ形式は抽出しないこととしてもよい。
また、サーバ11は、共通入力画面作成の際に特定した分割タイプに基づいて、標準ルールDB14に記憶された分割情報を参照することにより、分割単位を抽出する。具体的に、部品ID「K5」の共通部品の場合、共通入力画面作成の際に、電子フォームAにおける分割タイプ「0」と、電子フォームBにおける分割タイプ「2」とが特定される。よって、サーバ11は、図5(b)に示すような分割情報から、分割タイプ「0」の分割単位「分割なし」と、分割タイプ「2」の分割単位「4分割」とを抽出する。
ここで、図5(b)を参照して、分割情報について説明する。図5(b)は、標準ルールDB14が有する分割情報のデータ構造を模式的に示す図である。分割情報は、図5(b)に示すように、分割タイプ及び分割単位から構成されている。図5(b)によれば、分割タイプ「0」の部品に入力される情報の分割単位は「分割なし」であり、分割タイプ「2」の部品に入力される情報の分割単位は「4分割」である。
そして、サーバ11は、1つの共通部品に入力された部品入力情報を、当該共通部品に特定された分割タイプに対応する分割単位に基づいて変換する。具体的に、サーバ11は、部品ID「K5」の共通部品に入力された部品入力情報を、分割タイプ「0」に対応する分割単位「分割なし」となるように変換する。また、サーバ11は、部品ID「K5」の共通部品に入力された部品入力情報を、属性タイプ「2」に対応する分割単位「4分割」となるように変換する。さらに、サーバ11は、電子フォームDB12から、要求情報により利用者が指定した電子フォームを抽出する。そして、サーバ11は、変換した部品入力情報と、抽出した電子フォームとに基づいて、入力済電子フォームを作成する。具体的に、サーバ11は、電子フォームDB12から電子フォームAを抽出し、当該電子フォームAを構成する部品ID「K5」の部品に、分割されていない部品入力情報を転記する。また、サーバ11は、電子フォームDB12から電子フォームBを抽出し、当該電子フォームBを構成する部品ID「K5」の部品に、4分割した部品入力情報を転記する。このようにして、サーバ11は、分割タイプが異なる共通部品を含む共通入力画面に入力された入力情報に基づいて、利用者が指定した各電子フォームに対応する分割や結合といった変換を行い、適切な入力済電子フォームを作成する。
なお、本実施形態では、共通入力画面作成において設定された分割タイプ「0」の分割単位も抽出することとしている。しかし、入力情報は、共通入力画面作成において設定された分割タイプに対応する分割単位となっている。即ち、抽出した分割単位に基づいて入力情報の変換を行う必要はない。よって、本発明はこれに限定されるものではなく、共通入力画面作成において設定された分割タイプの分割単位は抽出しないこととしてもよい。
[電子フォーム及び共通入力画面]
次に、図6及び図7を参照して、電子フォームと共通入力画面の関係を説明する。
図6は、属性タイプが異なる共通部品を含む共通入力画面と電子フォームの関係を説明する図である。図7は、分割タイプが異なる共通部品を含む共通入力画面と電子フォームの関係を説明する図である。
まず、図6を参照し、属性タイプが異なる共通部品を含む共通入力画面の作成と、入力済電子フォームの作成について説明する。なお、利用者は、要求情報により、図6(a)に示す電子フォームA及び電子フォームBを指定したとする。図6(a)に示す電子フォームA及びBは、それぞれ図示のような設定情報を保有しているものとする。
利用者により図6(a)に示す電子フォームA及び電子フォームBが指定された場合、サーバ11は、まず、入力内容及び属性タイプが同一の氏名項目の部品を共通部品とする。また、サーバ11は、属性タイプは異なるが入力内容が同一のかな項目及びカナ項目の部品を共通部品とする。なお、本実施形態では、属性タイプは異なるが入力内容が同一の部品を中心に説明する。具体的には、部品ID「K3」及び「K4」の部品を中心に説明する。
電子フォームAの設定情報によれば、部品ID「K3」の共通部品は、属性タイプ「0」と特定される。一方、電子フォームBの設定情報によれば、部品ID「K3」の共通部品は、属性タイプ「1」と特定される。1つの共通部品に対して複数種類の属性タイプが特定されているため、サーバ11は、部品ID「K3」の共通部品に対して属性タイプとして標準タイプ「0」を設定する。また、サーバ11は、部品ID「K4」の共通部品に対しても同様に属性タイプとして標準タイプ「0」を設定する。
サーバ11は、特定した共通部品に基づいて図6(b)に示すような共通入力画面を作成する。具体的には、属性タイプとして標準タイプ「0」が設定された共通部品を配置することにより、図示のような共通入力画面を作成する。そして、サーバ11は、作成した共通入力画面を利用者端末2へ配信する。利用者は、利用者端末2を使用して共通入力画面に所定の情報を入力する。利用者端末2は、利用者が共通入力画面に入力した入力情報をサーバ11へ送信する。
サーバ11は、利用者端末2から入力情報を取得する。そして、入力情報から、共通入力画面に含まれる各共通部品に入力された情報を部品入力情報として抽出する。さらに、サーバ11は、共通入力画面作成の際に、各共通部品に特定した属性タイプに基づいて、属性情報からデータ形式を抽出する。具体的に、サーバ11は、部品ID「K3」の共通部品に対して属性タイプ「0」及び「1」を特定したため、属性情報からデータ形式「全角ひらがな」及び「全角カタカナ」を抽出する。そして、サーバ11は、部品入力情報を抽出したデータ形式に基づいて変換する。さらに、サーバ11は、電子フォームDB12から利用者が指定した電子フォームを抽出し、当該電子フォームと、変換した部品入力情報とに基づいて入力済電子フォームを作成する。ここで、入力済電子フォームとは、共通入力画面に入力された情報が転記された電子フォームのことである。具体的に、サーバ11は、部品ID「K3」の共通部品に対して入力された部品入力情報を「全角ひらがな」及び「全角カタカナ」に変換する。また、サーバ11は、電子フォームDB12から電子フォームA及びBを抽出する。そして、サーバ11は、電子フォームAの部品ID「K3」の共通部品に対応する項目に、「全角ひらがな」に変換された部品入力情報を転記する。また、サーバ11は、電子フォームBの部品ID「K3」の共通部品に対応する項目に、「全角カタカナ」に変換された部品入力情報を転記する。これにより、サーバ11は、図6(c)に示すような、入力済電子フォームA及びBを作成することができる。
次に、図7を参照し、分割タイプが異なる共通部品を含む共通入力画面の作成と、入力済電子フォームの作成について説明する。なお、利用者は、要求情報により、図7(a)に示す電子フォームA及び電子フォームBを指定したとする。図7(a)に示す電子フォームA及びBは、それぞれ図示のような設定情報を保有しているものとする。
利用者により図7(a)に示す電子フォームA及び電子フォームBが指定された場合、サーバ11は、分割タイプは異なるが入力内容が同一の住所項目に対応する部品を共通部品とする。
電子フォームAの設定情報によれば、部品ID「K5」の共通部品は、分割タイプ「0」と特定される。一方、電子フォームBの設定情報によれば、部品ID「K5」の共通部品は、分割タイプ「1」と特定される。1つの共通部品に対して複数種類の分割タイプが特定されているため、サーバ11は、部品ID「K5」の共通部品に対して分割タイプとして標準タイプ「0」を設定する。
サーバ11は、特定した共通部品に基づいて図7(b)に示すような共通入力画面を作成する。具体的には、分割タイプとして標準タイプ「0」が設定された共通部品を配置することにより、図示のような共通入力画面を作成する。そして、サーバ11は、作成した共通入力画面を利用者端末2へ配信する。利用者は、利用者端末2を使用して共通入力画面に所定の情報を入力する。利用者端末2は、利用者が共通入力画面に入力した入力情報をサーバ11へ送信する。
サーバ11は、利用者端末2から入力情報を取得する。そして、入力情報から、共通入力画面に含まれる各共通部品に入力された情報を部品入力情報として抽出する。さらに、サーバ11は、共通入力画面作成の際に、各共通部品に特定した分割タイプに基づいて、分割情報から分割単位を抽出する。具体的に、サーバ11は、部品ID「K3」の共通部品に対して分割タイプ「0」及び「1」を特定したため、分割情報から分割単位「分割なし」及び「4分割」を抽出する。そして、サーバ11は、部品入力情報を抽出した分割単位に基づいて変換する。さらに、サーバ11は、電子フォームDB12から利用者が指定した電子フォームを抽出し、当該電子フォームと、変換した部品入力情報とに基づいて入力済電子フォームを作成する。具体的に、サーバ11は、部品ID「K5」の共通部品に対して入力された部品入力情報を「分割なし」及び「4分割」に変換する。また、サーバ11は、電子フォームDB12から電子フォームA及びBを抽出する。そして、サーバ11は、電子フォームAの部品ID「K5」の共通部品に対応する項目に、分割していない部品入力情報を転記する。また、サーバ11は、電子フォームBの部品ID「K5」の共通部品に対応する項目に、4分割した部品入力情報を転記する。このとき、必要であれば、部品入力情報に「県」、「市」、「区」等の文言を削除する処理を行なう。これにより、サーバ11は、図7(c)に示すような、入力済電子フォームA及びBを作成することができる。
なお、本実施形態では、標準タイプである分割タイプ「0」の分割単位を「分割なし」としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、標準タイプである属性タイプ「0」の分割単位を「4分割」としてもよい。この場合、共通入力画面の住所項目は電子フォームBと同様に4つの部品から構成されることになる。また、入力済電子フォームAを作成する際に必要であれば、部品入力情報に「県」、「市」、「区」等の文言を追記する処理を行なう。
[サーバ]
次に、図8を参照し、サーバ11について詳しく説明する。図8は、電子フォーム配信システム1における、特にサーバ11の内部構成を示す。図示のように、サーバ11は、処理プログラム100、要求情報取得機能101、部品特定機能102、共通部品特定機能103、タイプ特定機能104、タイプ判定機能105、タイプ設定機能106、共通入力画面作成機能107、共通入力画面配信機能108、入力情報取得機能110、部品入力情報取得機能111、データ形式抽出機能112、分割単位抽出機能113、部品入力情報変換機能114及び入力済電子フォーム作成機能115から構成されている。
なお、各機能は、サーバ11が有するCPUが予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。
処理プログラム100は、指定された電子フォームに共通して含まれる共通部品に属性タイプ及び分割タイプを設定し、当該共通部品に基づいて共通入力画面の作成及び配信を行うプログラムである。また、処理プログラム100は、共通入力画面に入力された入力情報と、各共通部品に設定された属性タイプ及び分割タイプとに基づいて入力済電子フォームを作成するプログラムである。
要求情報取得機能101は、利用者端末2から、利用者が指定した電子フォームに関する情報を要求情報として取得する機能である。また、要求情報取得機能101は、要求情報に基づいて、利用者が指定した電子フォームを特定する機能である。
部品特定機能102は、電子フォームDB12に含まれる電子フォーム及び設定情報に基づいて、要求情報取得機能102が特定した全ての電子フォームに含まれる部品を特定する機能である。
共通部品特定機能103は、部品特定機能102が特定した部品の中で、利用者が指定した電子フォームに共通する部品を共通部品として特定する機能である。また、共通部品特定機能103は、特定した共通部品の部品IDに基づいて、使用部品管理DB13から共通部品を抽出する機能である。
タイプ特定機能104は、さらに属性タイプ特定機能及び分割タイプ特定機能から構成されている。属性タイプ特定機能は、共通部品特定機能が特定した共通部品の部品IDと、利用者が指定した電子フォームが保有する設定情報とに基づいて、当該共通部品に対応する属性タイプを特定する機能である。一方、分割タイプ特定機能は、共通部品特定機能が特定した共通部品の部品IDと、利用者が指定した電子フォームが保有する設定情報とに基づいて、当該共通部品に対応する分割タイプを特定する機能である。
タイプ判定機能105は、さらに属性判定機能及び分割判定機能から構成されている。属性判定機能は、属性タイプ特定機能が、1つの共通項目に対して複数種類の属性タイプを特定したか否かを判定する機能である。一方、分割判定機能は、分割タイプ特定機能が、1つの共通項目に対して複数種類の分割タイプを特定したか否かを判定する機能である。なお、タイプ判定機能は、1つの共通項目に対して属性タイプや分割タイプが1種類も特定されていないことも判定するものとする。
タイプ設定機能106は、さらに属性タイプ設定機能及び分割タイプ設定機能から構成されている。属性タイプ設定機能は、属性判定機能が1つの共通項目に対して複数種類の属性タイプを特定したと判定した場合に、当該共通項目に対し、属性タイプとして標準タイプを設定する機能である。また、属性タイプ設定機能は、属性判定機能が1つの共通項目に対して1種類の属性タイプを特定したと判定した場合に、当該共通項目に対し、特定した属性タイプを設定する機能である。なお、属性タイプ設定機能106は、属性判定機能が、1つの共通項目に対して属性タイプが1種類も特定されていないと判定した場合、上述のいずれの処理も行なわない。
一方、分割タイプ設定機能は、分割判定機能が1つの共通項目に対して複数種類の分割タイプを特定したと判定した場合に、当該共通項目に対し、分割タイプとして標準タイプを設定する機能である。また、分割タイプ設定機能は、分割判定機能が1つの共通項目に対して1種類の分割タイプを特定したと判定した場合に、当該共通項目に対し、特定した分割タイプを設定する機能である。なお、分割タイプ設定機能106は、分割判定機能が、1つの共通項目に対して分割タイプが1種類も特定されていないと判定した場合、上述のいずれの処理も行なわない。
共通入力画面作成機能107は、タイプ設定機能106が属性タイプ又は分割タイプを設定した共通部品に基づいて、共通入力画面を自動的に作成する機能である。
共通入力画面配信機能108は、共通入力画面作成機能107が作成した共通入力画面を利用者端末2に配信する機能である。
入力情報取得機能110は、共通入力画面に入力された入力情報を、利用者端末2から取得する機能である。
部品入力情報抽出機能111は、共通入力画面に含まれる各共通部品に入力された部品入力情報を、入力情報取得機能110が取得した入力情報から抽出する機能である。
データ形式抽出機能112は、属性タイプ特定機能が特定した各共通部品の属性タイプに基づいて、標準ルールDB14に含まれる属性情報からデータ形式を抽出する機能である。
分割単位抽出機能113は、分割タイプ特定機能が特定した各共通部品の分割タイプに基づいて、標準ルールDB14に含まれる分割情報から分割単位を抽出する機能である。
部品入力情報変換機能114は、さらにデータ形式変換機能及び分割単位変換機能から構成されている。データ形式変換機能は、部品入力情報抽出機能111が抽出した部品入力情報を、データ形式抽出機能112が抽出したデータ形式に基づいて変換する機能である。分割単位変換機能は、部品入力情報抽出機能111が抽出した部品入力情報を、分割単位抽出機能113が抽出した分割単位に基づいて変換する機能である。なお、部品入力情報変換機能114は、予め変換ロジックを関数化して保有しているものとする。
入力済電子フォーム作成機能115は、利用者が指定した電子フォームを電子フォームDB12から抽出する機能である。また、入力済電子フォーム作成機能115は、抽出した電子フォームと、部品入力情報変換機能114が変換した部品入力情報とに基づいて入力済電子フォームを作成する機能である。
[配信処理]
次に、電子フォーム配信システム1により実行される配信処理について説明する。図9は、配信処理のフローチャートである。なお、本実施形態では、共通部品には属性タイプ及び分割タイプが1種類以上特定されるものとする。
利用者は、まず、利用者端末2を使用して、複数の電子フォームを指定した要求情報をサーバ11へ送信する。サーバ11は、ネットワーク3を介して利用者端末2から要求情報を取得する(ステップS1)。さらに、サーバ11は、取得した要求情報に基づいて、利用者が指定した電子フォームを特定する。そして、サーバ11は、特定した電子フォームに含まれる設定情報に基づいて、必要な部品を特定する(ステップS2)。さらに、サーバ11は、特定した部品の中から、利用者が指定した複数の電子フォームに共通して含まれる共通部品を特定する(ステップS3)。そして、サーバ11は、特定した共通部品の部品IDに基づいて、使用部品管理DB13から共通部品を抽出する(ステップS4)。
サーバ11は、抽出した共通部品の1つに対し、標準ルールDB14に記憶された属性情報に基づいて属性タイプを特定する(ステップS5)。また、サーバ11は、当該共通部品に対し、標準ルールDB14に記憶された分割情報に基づいて分割タイプを特定する(ステップS6)。そして、サーバ11は、ステップS5において1つの共通部品に対し複数種類の属性タイプが特定されたか否かを判定する(ステップS7)。複数種類の属性タイプが特定されたと判定した場合(ステップS7;Yes)、サーバ11は、当該共通部品の属性タイプとして標準タイプを設定する(ステップS13)。一方、1種類の属性タイプが特定されたと判定した場合(ステップS7;No)、サーバ11は、特定した属性タイプを当該共通部品に設定する(ステップS8)。また、サーバ11は、ステップS6において1つの共通部品に対し複数種類の分割タイプが特定されたか否かを判定する(ステップS9)。複数種類の分割タイプが特定されたと判定した場合(ステップS9;Yes)、サーバ11は、当該共通部品の分割タイプとして標準タイプを設定する(ステップS14)。一方、1種類の分割タイプが特定されたと判定した場合(ステップS14;Yes)、サーバ11は、特定した分割タイプを当該共通部品に設定する(ステップS10)。そして、サーバ11は、全ての共通部品に対して、属性タイプ及び分割タイプの設定が完了したか否かを判定する(ステップS11)。設定が完了していないと判定した場合(ステップS11;No)、サーバ11は、完了するまでステップS5乃至S11の処理を繰り返し行なう。一方、設定が完了したと判定した場合(ステップS11;Yes)、サーバ11は、属性タイプ及び分割タイプが設定された共通部品に基づいて共通入力画面を作成し、利用者端末2へ配信する(ステップS12)。これにより、配信処理は完了する。
なお、本実施形態では、全ての共通部品に属性タイプ及び分割タイプが特定されていることとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。共通部品に属性タイプのみ特定されている場合、配信処理においてサーバ11は、ステップS9及びS10を除いた処理を行なう。一方、共通部品に分割タイプのみ特定されている場合、配信処理においてサーバ11は、ステップS7及び8を除いた処理を行なう。また、共通部品に属性タイプ及び分割タイプの双方が特定されていない場合、配信処理においてサーバ11は、ステップS7乃至S10を除いた処理を行なう。サーバ11は、配信処理におけるステップS1乃至S11で、所定の共通部品に属性タイプ及び分割タイプのいずれか1つ以上が特定された場合には、属性タイプ及び分割タイプのいずれか1つ以上が設定された共通部品に基づいて共通入力画面の作成を行う。一方、所定の共通部品に属性タイプ及び分割タイプのいずれもが特定されなかった場合には、属性タイプ及び分割タイプの設定がない共通部品に基づいて共通入力画面の作成を行う。つまり、本発明は、共通入力画面に含まれる共通部品の中に、属性タイプ及び分割タイプのいずれか一方のみ特定された共通部品や、属性タイプ及び分割タイプの双方が特定されていない共通部品が存在する場合であっても、適用することが可能である。
[作成処理]
次に、図10を参照して、電子フォーム配信システム1により実行される作成処理について説明する。図10は、作成処理のフローチャートである。
利用者端末2は、サーバ11から共通入力画面を取得し、表示画面上に表示する。利用者は、利用者端末2を使用して、共通入力画面に必要な情報を入力情報として入力する。サーバ11は、利用者端末2から入力情報を取得する(ステップS21)。さらに、サーバ11は、入力情報から、共通入力画面に含まれる各共通部品に入力された部品入力情報を抽出する(ステップS22)。
また、サーバ11は、1つの共通部品に対して、共通入力画面作成の際に複数種類の属性タイプが特定されたか否かを判定する(ステップS23)。複数種類の属性タイプが特定されたと判定した場合(ステップS23;Yes)、サーバ11は、特定された全ての種類の属性タイプに基づいて、標準ルールDB14に含まれる属性情報から、全ての種類の属性タイプに対応するデータ形式を抽出する(ステップS26)。そして、サーバ11は、当該共通部品に入力された部品入力情報を、抽出したそれぞれのデータ形式に基づいて変換する(ステップS27)。一方、1種類の属性タイプが特定されたと判定した場合(ステップS23;No)、サーバ11は、特定された属性タイプに基づいて、標準ルールDB14に含まれる属性情報から、特定された属性タイプに対応するデータ形式を抽出する(ステップS23)。そして、サーバ11は、当該共通部品に入力された部品入力情報を、抽出したデータ形式に基づいて変換する(ステップS24)。
また、サーバ11は、1つの共通部品に対して、共通入力画面作成の際に複数種類の分割タイプが特定されたか否かを判定する(ステップS28)。複数種類の分割タイプが特定されたと判定した場合(ステップS28;Yes)、サーバ11は、特定された全ての種類の分割タイプに基づいて、標準ルールDB14に含まれる分割情報から、全ての種類の分割タイプに対応する分割単位を抽出する(ステップS31)。そして、サーバ11は、当該共通部品に入力された部品入力情報を、抽出したそれぞれの分割単位に基づいて変換する(ステップS32)。一方、1種類の分割タイプが特定されたと判定した場合(ステップS28;No)、サーバ11は、特定された分割タイプに基づいて、標準ルールDB14に含まれる分割情報から、特定された分割タイプに対応するデータ形式を抽出する(ステップS29)。そして、サーバ11は、当該共通部品に入力された部品入力情報を、抽出した分割単位に基づいて変換する(ステップS30)。
そして、サーバ11は、全ての共通部品に対してデータ形式及び分割単位の抽出が完了したか否かを判定する(ステップS33)。完了していないと判定した場合(ステップS33;No)、サーバ11は、ステップS23乃至S33の処理を繰り返し行なう。一方、完了したと判定した場合(ステップS33;Yes)、サーバ11は、配信処理において利用者が指定した電子フォームを電子フォームDB12から抽出する(ステップS34)。そして、サーバ11は、抽出した電子フォームと、変換した部品入力情報とに基づいて、入力済電子フォームを作成する(ステップS35)。これにより、作成処理は完了する。
なお、本実施形態では、共通入力画面作成において設定された属性タイプのデータ形式も抽出することとしている。しかし、入力情報は、共通入力画面作成において設定された属性タイプに対応するデータ形式となっている。即ち、抽出したデータ形式に基づいて入力情報の変換を行う必要はない。よって、本発明はこれに限定されるものではなく、サーバ11の処理負荷軽減の観点から、共通入力画面作成において設定された属性タイプの場合、データ形式の抽出及び部品入力情報の変換を行わない方が望ましい。同様に、共通入力画面作成において設定された分割タイプの場合、分割単位の抽出及び部品入力情報の変換を行わない方が望ましい。
また、本実施形態では、図3及び図4に示すような電子フォーム及び設定情報と、図5に示すような属性情報及び分割情報とを使用することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、それぞれ任意に設定することができる。
本発明によれば、属性や分割単位が異なる項目であっても入力内容が同一であれば、各項目の差異を吸収して共通項目とし、利用者の入力負荷を軽減することができる。
本発明は、重複する項目が多い複数の電子フォームへの入力を効率的に行うことができる電子フォーム配信システムとして利用することができる。
本発明における電子フォーム配信システムの概略構成を示す図である。 電子フォームの例であり、項目間の差異を説明する図である。 電子フォームA及び設定情報を示す図である。 電子フォームB及び設定情報を示す図である。 属性情報及び分割情報のデータ構造を模式的に示す図である。 属性タイプが異なる共通部品を含む共通入力画面と電子フォームの関係を説明する図である。 分割タイプが異なる共通部品を含む共通入力画面と電子フォームの関係を説明する図である。 図1に示す電子フォーム配信システムに含まれるサーバの機能ブロック図である。 本実施形態における配信処理のフローチャートである。 本実施形態における作成処理のフローチャートである。
符号の説明
1…電子フォーム配信システム
2…利用者端末
3…ネットワーク
4…フォーム提供者
5…手続先端末
11…サーバ
12…電子フォームDB
13…使用部品管理DB
14…標準ルールDB

Claims (16)

  1. ネットワークを通じて利用者端末と通信可能なサーバにおいて、
    前記利用者端末から、複数の電子フォームの指定を受信する受信手段と、
    指定された電子フォームに含まれた部品を特定する部品特定手段と、
    特定した部品のうち、指定された複数の電子フォームに共通して含まれる共通部品を特定する共通部品特定手段と、
    前記電子フォームは、当該電子フォームに含まれる前記部品と、当該部品の属性に関する属性タイプとを対応付けた設定情報を有しており、前記設定情報に基づいて前記共通部品に対応する前記属性タイプを特定する属性タイプ特定手段と、
    前記属性タイプ特定手段が、1つの前記共通部品に何種類の属性タイプを特定したかを判定する属性判定手段と、
    前記属性判定手段が複数種類の前記属性タイプを特定したと判定した場合に前記属性タイプの中の1つを前記共通部品に設定し、前記属性判定手段が1種類の前記属性タイプを特定したと判定した場合に前記属性タイプ特定手段が特定した前記属性タイプを前記共通部品に設定する属性タイプ設定手段と、
    前記属性タイプが設定された前記共通部品に基づいて、共通入力画面を作成する共通入力画面作成手段と、を備えることを特徴とするサーバ。
  2. 複数の前記属性タイプの中の1つは、予め標準タイプに設定されており、
    前記属性タイプ設定手段は、前記属性判定手段が複数種類の前記属性タイプを特定したと判定した場合に、前記標準タイプを前記属性タイプとして前記共通部品に設定することを特徴とする請求項1に記載のサーバ。
  3. 前記電子フォームを記憶する電子フォーム記憶手段と、
    前記属性タイプと、当該属性タイプに対応するデータ形式とを属性情報として記憶する属性情報記憶手段と、
    前記利用者端末から、前記共通入力画面に入力された情報を入力情報として取得する入力情報取得手段と、
    前記入力情報から、前記共通入力画面を構成する各共通部品に入力された情報を部品入力情報として抽出する部品入力情報抽出手段と、
    前記属性タイプ特定手段が特定した属性タイプに基づいて、前記属性情報から前記データ形式を抽出するデータ形式抽出手段と、
    前記部品入力情報を、前記データ形式抽出手段が抽出したデータ形式に基づいて変換する変換手段と、
    前記電子フォーム記憶手段から、前記指定された電子フォームを抽出する電子フォーム抽出手段と、
    変換した部品入力情報及び抽出した電子フォームに基づいて、入力済電子フォームを作成する入力済電子フォーム作成手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のサーバ。
  4. 前記属性タイプ特定手段が特定した属性タイプと、前記属性タイプ設定手段が設定した属性タイプが一致するか否かを判定する一致判定手段をさらに備え、
    前記入力済電子フォーム作成手段は、前記一致判定手段が一致すると判定した場合に、前記部品入力情報抽出手段が抽出した部品入力情報と、前記電子フォーム抽出手段が抽出した電子フォームとに基づいて、入力済電子フォームを作成することを特徴とする請求項3に記載のサーバ。
  5. ネットワークを通じて利用者端末と通信可能なサーバにおいて、
    前記利用者端末から、複数の電子フォームの指定を受信する受信手段と、
    指定された電子フォームに含まれた部品を特定する部品特定手段と、
    特定した部品のうち、指定された複数の電子フォームに共通して含まれる共通部品を特定する共通部品特定手段と、
    前記電子フォームは、当該電子フォームに含まれる前記部品と、当該部品に入力される情報の分割に関する分割タイプとを対応付けた設定情報を有しており、前記設定情報に基づいて前記共通部品に対応する前記分割タイプを特定する分割タイプ特定手段と、
    前記分割タイプ特定手段が、1つの共通部品に何種類の分割タイプを特定したかを判定する分割判定手段と、
    前記分割判定手段が複数種類の前記分割タイプを特定したと判定した場合に前記分割タイプ特定手段が特定した前記分割タイプの中の1つを前記共通部品に設定し、前記分割判定手段が1種類の前記分割タイプを特定したと判定した場合に前記分割タイプ特定手段が特定した前記分割タイプを前記共通部品に設定する分割タイプ設定手段と、
    前記分割タイプが設定された前記共通部品に基づいて、共通入力画面を作成する共通入力画面作成手段と、を備えることを特徴とするサーバ。
  6. 複数の前記分割タイプの中の1つは、予め標準タイプに設定されており、
    前記分割タイプ設定手段は、前記分割判定手段が複数種類の前記分割タイプを特定したと判定した場合に、前記標準タイプを前記分割タイプとして前記共通部品に設定することを特徴とする請求項5に記載のサーバ。
  7. 前記電子フォームを記憶する電子フォーム記憶手段と、
    前記分割タイプと、当該分割タイプに対応する分割単位とを分割情報として記憶する分割情報記憶手段と、
    前記利用者端末から、前記共通入力画面に入力された情報を入力情報として取得する入力情報取得手段と、
    前記入力情報から、前記共通入力画面を構成する各共通部品に入力された情報を部品入力情報として抽出する部品入力情報抽出手段と、
    前記分割タイプ特定手段が特定した分割タイプに基づいて、前記分割情報から前記分割単位を抽出する分割単位抽出手段と、
    前記部品入力情報を、前記分割単位抽出手段が抽出した分割単位に基づいて変換する変換手段と、
    前記電子フォーム記憶手段から、前記指定された電子フォームを抽出する電子フォーム抽出手段と、
    変換した部品入力情報及び抽出した電子フォームに基づいて、入力済電子フォームを作成する入力済電子フォーム作成手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項5又は6に記載のサーバ。
  8. 前記分割タイプ特定手段が特定した分割タイプと、前記分割タイプ設定手段が設定した分割タイプが一致するか否かを判定する一致判定手段をさらに備え、
    前記入力済電子フォーム作成手段は、前記一致判定手段が一致すると判定した場合に、前記部品入力情報抽出手段が抽出した部品入力情報と、前記電子フォーム抽出手段が抽出した電子フォームとに基づいて、入力済電子フォームを作成することを特徴とする請求項7に記載のサーバ。
  9. ネットワークを通じて利用者端末と通信可能なコンピュータにより実行されるプログラムであって、
    前記利用者端末から、複数の電子フォームの指定を受信する受信手段、
    指定された電子フォームに含まれた部品を特定する部品特定手段、
    特定した部品のうち、指定された複数の電子フォームに共通して含まれる共通部品を特定する共通部品特定手段、
    前記電子フォームは、当該電子フォームに含まれる前記部品と、当該部品の属性に関する属性タイプとを対応付けた設定情報を有しており、前記設定情報に基づいて前記共通部品に対応する前記属性タイプを特定する属性タイプ特定手段、
    前記属性タイプ特定手段が、1つの前記共通部品に何種類の属性タイプを特定したかを判定する属性判定手段、
    前記属性判定手段が複数種類の前記属性タイプを特定したと判定した場合に前記属性タイプの中の1つを前記共通部品に設定し、前記属性判定手段が1種類の前記属性タイプを特定したと判定した場合に前記属性タイプ特定手段が特定した前記属性タイプを前記共通部品に設定する属性タイプ設定手段、
    前記属性タイプが設定された前記共通部品に基づいて、共通入力画面を作成する共通入力画面作成手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  10. 複数の前記属性タイプの中の1つは、予め標準タイプに設定されており、
    前記属性タイプ設定手段は、前記属性判定手段が複数種類の前記属性タイプを特定したと判定した場合に、前記標準タイプを前記属性タイプとして前記共通部品に設定することを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記電子フォームを記憶する電子フォーム記憶手段、
    前記属性タイプと、当該属性タイプに対応するデータ形式とを属性情報として記憶する属性情報記憶手段、
    前記利用者端末から、前記共通入力画面に入力された情報を入力情報として取得する入力情報取得手段、
    前記入力情報から、前記共通入力画面を構成する各共通部品に入力された情報を部品入力情報として抽出する部品入力情報抽出手段、
    前記属性タイプ特定手段が特定した属性タイプに基づいて、前記属性情報から前記データ形式を抽出するデータ形式抽出手段、
    前記部品入力情報を、前記データ形式抽出手段が抽出したデータ形式に基づいて変換する変換手段、
    前記電子フォーム記憶手段から、前記指定された電子フォームを抽出する電子フォーム抽出手段、
    変換した部品入力情報及び抽出した電子フォームに基づいて、入力済電子フォームを作成する入力済電子フォーム作成手段、としてさらに前記コンピュータを機能させることを特徴とする請求項9又は10に記載のプログラム。
  12. 前記属性タイプ特定手段が特定した属性タイプと、前記属性タイプ設定手段が設定した属性タイプが一致するか否かを判定する一致判定手段としてさらに前記コンピュータを機能させ、
    前記入力済電子フォーム作成手段は、前記一致判定手段が一致すると判定した場合に、前記部品入力情報抽出手段が抽出した部品入力情報と、前記電子フォーム抽出手段が抽出した電子フォームとに基づいて、入力済電子フォームを作成することを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
  13. ネットワークを通じて利用者端末と通信可能なコンピュータにより実行されるプログラムであって、
    前記利用者端末から、複数の電子フォームの指定を受信する受信手段、
    指定された電子フォームに含まれた部品を特定する部品特定手段、
    特定した部品のうち、指定された複数の電子フォームに共通して含まれる共通部品を特定する共通部品特定手段、
    前記電子フォームは、当該電子フォームに含まれる前記部品と、当該部品に入力される情報の分割に関する分割タイプとを対応付けた設定情報を有しており、前記設定情報に基づいて前記共通部品に対応する前記分割タイプを特定する分割タイプ特定手段、
    前記分割タイプ特定手段が、1つの共通部品に何種類の分割タイプを特定したかを判定する分割判定手段、
    前記分割判定手段が複数種類の前記分割タイプを特定したと判定した場合に前記分割タイプ特定手段が特定した前記分割タイプの中の1つを前記共通部品に設定し、前記分割判定手段が1種類の前記分割タイプを特定したと判定した場合に前記分割タイプ特定手段が特定した前記分割タイプを前記共通部品に設定する分割タイプ設定手段、
    前記分割タイプが設定された前記共通部品に基づいて、共通入力画面を作成する共通入力画面作成手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  14. 複数の前記分割タイプの中の1つは、予め標準タイプに設定されており、
    前記分割タイプ設定手段は、前記分割判定手段が複数種類の前記分割タイプを特定したと判定した場合に、前記標準タイプを前記分割タイプとして前記共通部品に設定することを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
  15. 前記電子フォームを記憶する電子フォーム記憶手段、
    前記分割タイプと、当該分割タイプに対応する分割単位とを分割情報として記憶する分割情報記憶手段、
    前記利用者端末から、前記共通入力画面に入力された情報を入力情報として取得する入力情報取得手段、
    前記入力情報から、前記共通入力画面を構成する各共通部品に入力された情報を部品入力情報として抽出する部品入力情報抽出手段、
    前記分割タイプ特定手段が特定した分割タイプに基づいて、前記分割情報から前記分割単位を抽出する分割単位抽出手段、
    前記部品入力情報を、前記分割単位抽出手段が抽出した分割単位に基づいて変換する変換手段と、
    前記電子フォーム記憶手段から、前記指定された電子フォームを抽出する電子フォーム抽出手段、
    変換した部品入力情報及び抽出した電子フォームに基づいて、入力済電子フォームを作成する入力済電子フォーム作成手段、としてさらに前記コンピュータを機能させることを特徴とする請求項13又は14に記載のプログラム。
  16. 前記分割タイプ特定手段が特定した分割タイプと、前記分割タイプ設定手段が設定した分割タイプが一致するか否かを判定する一致判定手段としてさらに前記コンピュータを機能させ、
    前記入力済電子フォーム作成手段は、前記一致判定手段が一致すると判定した場合に、前記部品入力情報抽出手段が抽出した部品入力情報と、前記電子フォーム抽出手段が抽出した電子フォームとに基づいて、入力済電子フォームを作成することを特徴とする請求項15に記載のプログラム。
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