JP2007108519A - 液晶表示装置、及びそのバックライト制御方法 - Google Patents

液晶表示装置、及びそのバックライト制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
従来技術の液晶表示装置におけるLED光源を使用したバックライトは、R、G、BのいずれかのLED素子が故障すると、故障したLEDの色が抜けることによりその周辺のバックライトの色が大きく変化し、ホワイトバランスが崩れてしまう問題があった。
【解決手段】
R−LED11、G−LED12、B−LED13の3つのLED素子を1ユニットとしたRGB−LED複合体9と、R−LED11、G−LED12、B−LED13のいずれかが故障したとき該故障を検出し故障検出信号を出力する故障検出回路6−1〜6−3と、故障検出回路6−1〜6−3の故障検出信号に基づき故障したRGB−LED複合体9の全てのLEDの電流を遮断して消灯する電流制御回7−1〜7−3を備えた。これによりRGB−LED複合体9のいずれかのLED素子が故障しても、その周辺のホワイトバランスを崩さないようにできる。
【選択図】図5

Description

本発明は、液晶表示装置、及びLEDバックライト制御方法に係り、特にLEDバックライトのLED素子が故障してもホワイトバランスを破綻させないようにしたLEDバックライト制御方法に関する。
液晶表示装置のバックライトには、冷陰極管やLEDが光源として用いられている。LED光源は赤色(以下Rと略称する)、緑色(以下Gと略称する)、青色(以下Bと略称する)を発光するLED素子を複数組み合わせて白色光源となるようにしている。また、LED光源はR、G、Bを発光するそれぞれのLED素子の輝度を調整することにより色調を変化させ、演色効果を出すことができるなどの特徴があるので最近多く用いられるようになってきた。
また、液晶表示装置に用いられているバックライトの照射方式には、光源の光を液晶表示パネルの背面から直接照射する直下方式(従来技術の例として特許文献1の実開昭63−43177号公報がある)と、光源の光を導光板を介して液晶表示パネルに照射するサイドライト方式(或いはエッジライト方式;従来技術の例として特許文献2の特開2004−333583号公報がある)があり、現在、サイドライト方式が多く用いられているが、直下方式は画面の一部分の輝度、色を制御できるので、最近、直下方式が注目されるようになってきている。
特許文献1の従来技術は、R、G、BのLED素子を複数個平面状に配置し、出力光を光拡散板で拡散させて面発光体としたものである。各LED素子はリード板上にアノードが共通な状態で複数個を直列かつ並列にダイボンド及びワイヤボンドされ、光が拡散するように樹脂モールドされている。
特許文献2の従来技術は、R、G、BのLED素子を1チップにした複数のLEDチップを複数のグループに分け、導光板のサイドに略一様に分布させて配置させ、各グループごとにLED素子を一括点灯/一括消灯するように制御している。
実開昭63−43177号公報 特開2004−333583号公報
しかしながら、上記従来技術の液晶表示装置におけるLED光源を使用したバックライトは、R、G、BのいずれかのLED素子が故障すると、故障したLEDの色が抜けることによりその周辺のバックライトの色が大きく変化し、ホワイトバランスが崩れてしまう問題があった。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、LED光源を使用したバックライトのRGBのいずれかのLED素子が故障した場合、その周辺のホワイトバランスを崩さないようにした液晶表示装置を提供することにある。
本発明の請求項1に係る発明の要旨は、LEDを光源とするバックライトを備えた液晶表示装置において、赤色を発光するR−LEDと緑色を発光するG−LEDと青色を発光するB−LEDの3つのLED素子を1ユニットとしたRGB−LED複合体と、前記RGB−LED複合体の前記R−LED、前記G−LED、前記B−LEDのいずれかが故障したとき該故障を検出し故障検出信号を出力する故障検出回路と、前記故障検出回路の故障検出信号に基づき故障した前記RGB−LED複合体の全てのLEDの電流を遮断して消灯する電流遮断手段を備えたことを特徴とする液晶表示装置に存する。
また、本発明の請求項2に係る発明の要旨は、前記故障検出回路は、前記R−LED、前記G−LED、前記B−LEDのそれぞれに対応して故障を検出し故障検出信号を出力する第1乃至第3の検出回路を備え、前記電流遮断手段は、前記第1乃至第3の故障検出回路のいずれかが出力する故障検出信号により前記RGB−LED複合体の全てのLEDの電流を遮断して消灯することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置に存する。
また、本発明の請求項3に係る発明の要旨は、前記バックライトは、前記RGB−LED複合体と、第1乃至第3の検出回路と、電流遮断手段とを含んだLEDユニットを、電源に対して並列に複数個接続し、液晶表示パネルの背面に平面上に配置した直下式バックライトであることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置に存する。
また、本発明の請求項4に係る発明の要旨は、前記バックライトは、前記RGB−LED複合体と、第1乃至第3の検出回路と、電流遮断手段とを含んだLEDユニットを、電源に対して並列に複数個接続し、液晶表示パネルの背面に配置された導光板の方向に光を照射するように、前記導光板の側面に配置したサイドライト方式バックライトであることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置に存する。
また、本発明の請求項5に係る発明の要旨は、前記R−LED、前記G−LED、前記B−LEDのそれぞれに、それぞれ異なる前記故障検出回路と前記電流遮断手段を直列に接続して3つの直列体を構成し、該3つの直列体を電源に並列接続したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の液晶表示装置に存する。
また、本発明の請求項6に係る発明の要旨は、前記RGB−LED複合体は光を拡散する光拡散板を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の液晶表示装置に存する。
また、本発明の請求項7に係る発明の要旨は、前記RGB−LED複合体に前記故障検出回路と前記電流遮断手段を一体化してモジュール化したことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の液晶表示装置に存する。
また、本発明の請求項8に係る発明の要旨は、前記電流遮断手段は、前記R−LED、前記G−LED、前記B−LEDのそれぞれの電流を独立に制御して前記RGB−LED複合体の発光色の色調を変化させる電流制御手段であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の液晶表示装置に存する。
また、本発明の請求項9に係る発明の要旨は、LEDを光源とするバックライトを備えた液晶表示装置のバックライト制御方法において、赤色を発光するR−LEDと緑色を発光するG−LEDと青色を発光するB−LEDの3つのLED素子を1ユニットとしたRGB−LED複合体を複数配列し、前記RGB−LED複合体の1ユニット内で前記R−LED、前記G−LED、前記B−LEDのいずれかが故障したとき該故障を検出し、前記故障検出に基づき、故障した前記RGB−LED複合体の1ユニット内の全てのLEDの電流を遮断して消灯することを特徴とする液晶表示装置のバックライト制御方法に存する。
また、本発明の請求項10に係る発明の要旨は、前記R−LED、前記G−LED、前記B−LEDのそれぞれに対応して故障を検出し、前記故障が検出されたことに応答して前記RGB−LED複合体の1ユニット内の全てのLEDの電流を遮断して消灯することを特徴とする請求項9に記載の液晶表示装置のバックライト制御方法に存する。
本発明によれば、R、G、BのLED素子を3個1纏めにしたLED複合体とし、このLED複合体を複数配列したバックライト光源において、上記LED複合体内のR、B、GいずれかのLED素子が故障した場合、上記LED複合体のR、B、G全てのLED素子を消灯させることにより、ホワイトバランスを崩さないようにしてその症状の認識正を緩和することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明による液晶表示装置の具体的な実施の形態を示したもので、直下方式バックライトに本発明を適用したときのカラー液晶表示装置の概略断面図である。
図1において、1は液晶表示パネルを示す。2は光学シートであり、バックライト光源からの光の位相合わせや輝度むら補正などを行う複数のシートからなっている。3はバックライト光源からの光を拡散させる光拡散板である。4はプリント配線基板であり、バックライト用のLED素子を搭載している。9はR、G、Bの3つのLED素子を1ユニットとしたLED複合体(以下RGB−LED複合体という)である。RGB−LED複合体9はプリント配線基板4上にマトリックス状に配置されている。各LED素子には後述する故障検出回路6−1〜6−3、電流制御回路71〜7−3が接続されるが、これらがプリント配線基板4の裏側に各RGB−LED複合体9に対応して搭載されている。プリント配線基板4に搭載されたRGB−LED複合体9、故障検出回路6−1〜6−3、電流制御回路71〜7−3は平面状に複数配列されてバックライト光源8を構成している。
図2は、図1のA−A’で示した矢視図、すなわち液晶表示装置の液晶表示パネル1側から見たバックライト光源8を示している。図2において図1と同符号のものは同じものを示している。図2において5はRGB−LED複合体9、故障検出回路6−1〜6−3、電流制御回路71〜7−3を一纏めにしたLED制御単位(以下LEDユニットという)である。
10は電源を示す。LEDユニット5のそれぞれはプリント配線基板4上で電源10に並列に接続されている。なお、図2ではLEDユニット5が縦横にマトリックス状に配列されているが、この配列はこれに限定されることなく、千鳥状に配列するなどしてもよい。また、図2の配線は実際の配線形状を示すものではない。例えばプリント配線基板4を多層基板としていわゆる”べたパターン”とすることができる。
図3はRGB−LED複合体9を拡大して示したものである。Rを発光するLED素子(以下R−LEDという)11、Gを発光するLED素子(以下G−LEDという)12、Bを発光するLED素子(以下B−LEDという)13の各LED素子が図3に示されるように3つ纏めて樹脂14でモールドされている。
図4は図3におけるC矢視図である。図4において、図3と同符号のものは同じものを示している。図4において15は光拡散板であり、RGB−LED複合体9自体でLEDからの光を拡散するようになっている。すなわち、RGB−LED複合体9の光は拡散板15で拡散されて、更に光拡散板3で拡散されるようになっている。16〜19はRGB−LED複合体9の接続端子であり、プリント配線基板4に半田付けされるようになっている。なお、樹脂14に光拡散作用を持つ樹脂を使用してもよい。
図5はLEDユニット5の構成と、LEDユニット5に対する電源の接続関係、及びバックライト調整用マイコン20との接続関係を示したものである。電源10の正極側はLEDユニット5内のRGB−LED複合体9の端子16に接続される。RGB−LED複合体9はR−LED11、G−LED12、B−LED13のアノードが共通に接続され端子16に接続されている。また、R−LED11のカソードは端子17に接続されている。また、G−LED12のカソードは端子18に接続されている。また、B−LED13のカソードは端子19に接続されている。また、各LEDのカソードと電源10の負極側の間には故障検出回路6−1〜6−3、電流制御回路7−1〜7−3が直列接続されている。
このようにR−LED11、G−LED12、B−LED13の各カソードからそれぞれ独立して端子17〜19を出すことによりR−LED11、G−LED12、B−LED13の電流を電流制御回路7−1〜7−3でそれぞれ独立して制御できるようになっている。また、プリント配線基板4上に平面状に複数配列された各LEDユニット5は電源10に対し並列に接続され、他のLEDユニット5が故障しても自LEDユニット5に印加される電圧に影響がないようにしてある。
例えば特許文献1に示されるように、LEDを電源に対し直列に接続してしまうと、各LEDに電流が独立して制御できないばかりか、いずれかのLEDが断線すると、直列接続された全てのLEDに電流が流れなくなり、1つのLEDの故障の影響が拡大してしまう。このように、本実施の形態によるLEDユニット5は、LEDユニット5内のR−LED11、G−LED12、B−LED13のそれぞれについて、他のLEDユニット5の影響を受けることなく独立に電流制御が行えるようになっている。
20はバックライト調整用マイコンであり、LEDユニット5内の各電流制御回路7−1〜7−3に電流制御信号を与え、LEDに流れる電流が指令された電流になるように制御する。この電流制御により、R−LED11、G−LED12、B−LED13の各電流が調整され、色調を変えることができる。例えばホワイトバランスをとるためには、各LEDの輝度が同じになるように電流を流せばよい。また、多少赤味を付けた光源とするためにはR−LED11の輝度がG−LED12、B−LED13に対し多少多くなるように電流を調整すればよい。このようにバックライト調整用マイコン20の指令により電流制御回路7−1〜7−3を調整すれば、好みの色に色調を変えることができるようになっている。なお、バックライト調整用マイコン20は図1、図2では図示を省略している。
また故障検出回路6−1〜6−3がR−LED11、G−LED12、B−LED13のそれぞれに接続されており、R−LED11、G−LED12、B−LED13のそれぞれについて故障検出が行えるようになっている。
LEDが断線した場合には流れる電流が0となり、短絡した場合は正常時を超える電流が流れるので、故障検出として正常時に流れる電流に対し50%〜150%程度の電流を正常値の範囲として予め判定領域を定めておき、流れる電流がこの判定領域をはずれた場合にLEDが故障したと判定する。この場合、電流値を電圧値に変換して判定領域を決めることができる。なお、上記正常値の範囲として挙げた50%〜150%の判定値はLEDの特性に合わせて適宜変えればよい。そして、この予め定めた判定領域を故障検出回路6−1〜6−3に記憶しておき、故障検出回路6−1〜6−3は流れる電流を検出して上記判定領域をはずれた場合に故障信号を出力する。
このように、いずれかのLEDが故障すると、このLEDに接続された対応する故障検出回路6−1〜6−3で故障が検出され、この故障信号はR−LED11、G−LED12、B−LED13のそれぞれに接続された電流制御回路7−1〜7−3の全てに出力される。この故障信号を受け取った電流制御回路7−1〜7−3は、LEDの電流を遮断するように動作する。
したがって本実施の形態によれば、LEDユニット5内のR−LED11、G−LED12、B−LED13いずれかのLEDが故障すると、LEDユニット5内の全てのLEDの電流が遮断され、このLEDユニット5内のLEDが全て消灯する。このとき光拡散板3、15の効果により、故障したLEDユニット5の周囲のLEDユニット5から光が拡散して来るので、故障した部分はわずかに暗くなる程度である。すなわち、R−LED11、G−LED12、B−LED13のいずれかが故障したときに、例えばR−LED11が消灯し、G−LED12、B−LED13が点灯しているとホワイトバランスが崩れてしまうが、本実施の形態では全てのLEDを消灯させるので、ホワイトバランスは崩れない。そして、このとき故障したLEDユニット5の部分とその周辺がわずかに暗くなる程度で、一つのLEDが壊れてホワイトバランスが崩れるよりも目視したときの症状が緩和される。
以上第1の実施の形態の説明で、故障検出回路6−1〜6−3、電流制御回路71〜7−3のICを図1のようにRGB−LED複合体9に対しプリント配線基板4の反対側に搭載した例を示したが、RGB−LED複合体9と同一面としても良い。
また、故障検出回路6−1〜6−3、電流制御回路71〜7−3をRGB−LED複合体9内に樹脂モールド成形して一体化し、モジュール化しても良い。このようにすれば単品として扱えるので取り扱い性がよくなる。
(第2の実施の形態)
図6は、サイドライト方式バックライトの液晶表示装置に本発明を適用した第2の実施の形態を示したもので、液晶表示装置の概略断面図を示している。
図6において、31は液晶表示パネルを示す。32は光学シートであり、バックライト光源からの光の位相合わせや輝度むら補正などを行う複数のシートからなっている。33はバックライト光源からの光を拡散させる光拡散板である。34は導光板である。35は反射シートである。36は第1の実施の形態のLEDユニット5と同じく、RGB−LED複合体9、故障検出回路6−1〜6−3、電流制御回路7−1〜7−3を一纏めにしたLEDユニットである。LEDユニット36からの光は導光板の方向に照射され、この照射光は反射板35により液晶表示パネル31の方向に反射される。
図7はD−D’矢視図である。30は電源である。LEDユニット36が導光板34の図面左サイドに電源30に対し複数個、並列接続されている。
本実施の形態も第1の実施の形態と同様、LEDユニット36内のR、G、BいずれかのLEDが故障すると、LEDユニット36内の全てのLEDを消灯するように制御される。このとき、光拡散板15、33の効果により、故障したLEDユニット36の周囲の他のLEDユニット36から光が拡散して来るので、故障した部分はわずかに暗くなる程度である。したがって、一つのLEDが壊れてホワイトバランスが崩れるよりも目視したときの症状が緩和される。
第1の実施の形態が平面にLEDを配置した光源であるのに対し、本実施の形態は、導光板34の横方向から光を照射するので、LEDユニット36のどれかを消灯すると、横方向に線状に暗くなる傾向があるが、これを緩和するために導光板34の対向するサイドにもLEDユニット36を同様に複数配置する、あるいは導光板34の直角方向のサイドにもLEDユニット5を配置するなどすれば、故障した部分の暗さは殆ど気にならない程度に緩和される。
本実施の形態も、LEDユニット36内のR、G、BいずれかのLEDが故障すると、LEDユニット36内の全てのLEDを消灯するように制御されるので、ホワイトバランスは崩れない。そして、このとき故障したLEDユニット36の部分とその周辺がわずかに暗くなる程度で、一つのLEDが壊れてホワイトバランスが崩れるよりも目視したときの症状が緩和される。
(第3の実施の形態)
図8はLEDの故障検出回路6−1〜6−3を挿入する位置を図5に示した回路に対し変更した第3の実施の形態を示している。
本実施の形態では、図5のRGB−LED複合体9に代えて、RGB−LED複合体22となっており、内部の接続が異なっている。RGB−LED複合体22の内部の結線状態を見ると、R−LED11、G−LED12、B−LED13のカソードが共通に接続され端子26に接続されている。また、R−LED11のアノードは端子23に接続されている。また、G−LED12のアノードは端子24に接続されている。また、B−LED13のアノードは端子25に接続されている。
また、各LEDのアノードと電源10の正極側の間には故障検出回路6−1〜6−3、電流制御回路7−1〜7−3が直列接続されている。
このように接続された本実施の形態でも、第1の実施の形態と同様に、R−LED11、G−LED12、B−LED13のそれぞれについて故障を検出でき、同様に動作することができる。本実施の形態の動作は第1の実施の形態と同様なので動作の説明は省略する。
本実施の形態は直下方式、サイドライト方式のいずれにも使用することができる。
(その他の実施の形態)
第1〜第3の実施の形態では故障検出回路6−1〜6−3をR−LED11、G−LED12、B−LED13のそれぞれ個別に接続したが、RGB−LED複合体9の端子16と電源10の正極側の間に挿入する、あるいはRGB−LED複合体22の端子26と電源10の負極側の間に挿入してRGB−LED複合体全体としての電流を監視することによって、故障を検出することも可能である。また、RGB−LED複合体と故障検出回路6−1〜6−3と電流制御回路7−1〜7−3の直列接続関係は適宜交換して実施できることは明らかである。
また、上記実施の形態では故障検出回路6−1〜6−3で故障を検出したとき、電流制御回路7−1〜7−3により電流を遮断するようにしているが、電流制御回路7−1〜7−3によらず、別に電流遮断回路を設けても良い。この電流遮断回路はR−LED11、G−LED12、B−LED13の電流を一括して遮断すればよいので、例えば端子16と電源10の正極側、または端子26と電源10の負極側の間のように共通した配線に1つ挿入すればよい。
以上、本発明を第1、第2、第3、その他の実施の形態により具体的に説明したが、本発明はこれら実施の形態に限定されない。すなわち、本発明は、発明の要旨を変更しない範囲で適宜実施の形態を変更して実施することができる。
本発明は、テレビ、パソコン、携帯電話、各種ゲーム機器などの液晶表示装置に利用できる。また、カラー液晶表示装置に限らず、モノクロの液晶表示装置にも広く利用できる。
本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置を横から見た図である。 本発明の第1の実施の形態を示す第1図のA−A’矢視図である。 本発明の第1の実施の形態に使用されるRGB−LED複合体の拡大図である。 第3図におけるRGB−LED複合体のC矢視図である。 本発明の第1の実施の形態におけるLEDユニットの構成図である。 本発明の第2の実施の形態による液晶表示装置を横から見た図である。 本発明の第2の実施の形態を示す第1図のD−D’矢視図である。 本発明の第3の実施の形態におけるLEDユニットの構成図である。
符号の説明
1、31・・・液晶表示パネル
2、32・・・光学シート
3、33・・・光拡散板
4・・・プリント配線基板
5、21、36・・・LEDユニット
−1〜6−3・・・故障検出回路
1〜7−3・・・電流制御回路
8・・・バックライト光源
9、22・・・RGB−LED複合体
10、30・・・電源
11・・・R−LED(R(赤色)を発光するLED素子)
12・・・G−LED(G(緑色)を発光するLED素子)
13・・・B−LED(B(青色)を発光するLED素子)
14・・・樹脂
15・・・光拡散板
16〜19、23〜26・・・端子
20・・・バックライト調整用マイコン
34・・・導光板
35・・・反射シート

Claims (10)

  1. LEDを光源とするバックライトを備えた液晶表示装置において、
    赤色を発光するR−LEDと緑色を発光するG−LEDと青色を発光するB−LEDの3つのLED素子を1ユニットとしたRGB−LED複合体と、
    前記RGB−LED複合体の前記R−LED、前記G−LED、前記B−LEDのいずれかが故障したとき該故障を検出し故障検出信号を出力する故障検出回路と、
    前記故障検出回路の故障検出信号に基づき故障した前記RGB−LED複合体の全てのLEDの電流を遮断して消灯する電流遮断手段を備えたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記故障検出回路は、前記R−LED、前記G−LED、前記B−LEDのそれぞれに対応して故障を検出し故障検出信号を出力する第1乃至第3の検出回路を備え、
    前記電流遮断手段は、前記第1乃至第3の故障検出回路のいずれかが出力する故障検出信号により前記RGB−LED複合体の全てのLEDの電流を遮断して消灯することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記バックライトは、前記RGB−LED複合体と、第1乃至第3の検出回路と、電流遮断手段とを含んだLEDユニットを、電源に対して並列に複数個接続し、液晶表示パネルの背面に平面上に配置した直下式バックライトであることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記バックライトは、前記RGB−LED複合体と、第1乃至第3の検出回路と、電流遮断手段とを含んだLEDユニットを、電源に対して並列に複数個接続し、液晶表示パネルの背面に配置された導光板の方向に光を照射するように、前記導光板の側面に配置したサイドライト方式バックライトであることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  5. 前記R−LED、前記G−LED、前記B−LEDのそれぞれに、それぞれ異なる前記故障検出回路と前記電流遮断手段を直列に接続して3つの直列体を構成し、該3つの直列体を電源に並列接続したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
  6. 前記RGB−LED複合体は光を拡散する光拡散板を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
  7. 前記RGB−LED複合体に前記故障検出回路と前記電流遮断手段を一体化してモジュール化したことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
  8. 前記電流遮断手段は、前記R−LED、前記G−LED、前記B−LEDのそれぞれの電流を独立に制御して前記RGB−LED複合体の発光色の色調を変化させる電流制御手段であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
  9. LEDを光源とするバックライトを備えた液晶表示装置のバックライト制御方法において、
    赤色を発光するR−LEDと緑色を発光するG−LEDと青色を発光するB−LEDの3つのLED素子を1ユニットとしたRGB−LED複合体を複数配列し、
    前記RGB−LED複合体の1ユニット内で前記R−LED、前記G−LED、前記B−LEDのいずれかが故障したとき該故障を検出し、
    前記故障検出に基づき、故障した前記RGB−LED複合体の1ユニット内の全てのLEDの電流を遮断して消灯することを特徴とする液晶表示装置のバックライト制御方法。
  10. 前記R−LED、前記G−LED、前記B−LEDのそれぞれに対応して故障を検出し、
    前記故障が検出されたことに応答して前記RGB−LED複合体の1ユニット内の全てのLEDの電流を遮断して消灯することを特徴とする請求項9に記載の液晶表示装置のバックライト制御方法。
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