JP2007108301A - カメラ及びカメラシステム - Google Patents

カメラ及びカメラシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2007108301A
JP2007108301A JP2005297626A JP2005297626A JP2007108301A JP 2007108301 A JP2007108301 A JP 2007108301A JP 2005297626 A JP2005297626 A JP 2005297626A JP 2005297626 A JP2005297626 A JP 2005297626A JP 2007108301 A JP2007108301 A JP 2007108301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photographing
camera
unit
lens
shooting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2005297626A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Senba
威彦 仙波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2005297626A priority Critical patent/JP2007108301A/ja
Publication of JP2007108301A publication Critical patent/JP2007108301A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】画質を劣化させることなく、かつ簡単な構成でカメラの手振れを抑える。
【解決手段】カメラシステムは、撮影レンズ13とCCD14とを内蔵するレンズユニット12と、このレンズユニット12を着脱自在に保持するカメラ本体11とから構成されている。レンズユニット12には、撮影レンズ13の光軸回りの回転角度を検出する角度センサ80が設けられている。レンズユニット12を統括的に制御するユニット制御部60は、角度センサ80の出力値をモニタし、この出力値が所定の値を示したことに応じて、CCD14に被写体像の撮影を指示する。
【選択図】図3

Description

本発明は、撮影レンズによって結像された被写体像の撮影を行う撮影手段を備えたカメラ、及び撮影レンズによって結像された被写体像の撮影を行う撮像素子が設けられたレンズユニットと、このレンズユニットを着脱自在に保持するカメラ本体とからなるカメラシステムに関する。
近年、被写体像を露光して写真フイルムなどの感光材料に画像を記録する銀塩カメラや、被写体像をCCDイメージセンサなどの撮像素子で撮像してデジタルの画像データに変換し、内蔵メモリやメモリカードなどの記憶媒体に記録するデジタルカメラなどといったカメラが、一般に広く普及している。こうした静止画撮影用のカメラでは、手持ち撮影によるレリーズボタンの押下の際に、カメラ自体を動かして画像を乱れさせてしまう、いわゆる手振れの問題を有している。
この手振れに対しては、例えば、レリーズ時の振動をセンサで検出し、検出した振動を相殺するように撮像素子を移動させる(特許文献1参照)ことによって防止したり、ISO感度とシャッタスピードとを上げることによって抑えるなど、従来より種々の方策が検討されている。
特開2000−227615号公報
しかしながら、撮像素子やレンズを移動させて手振れを防止する方法では、これらを移動させるための複雑な機構が必要となるため、コストアップや消費電力の増加を招いてしまう。また、写真フイルムや撮像素子のISO感度を上げると、ノイズ成分も増幅されてしまうため、画質が劣化しやすくなるという問題がある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであって、画質を劣化させることなく、かつ簡単な構成でカメラの手振れを抑えることを目的とする。
上記課題を達成するため、本発明のカメラは、撮影レンズによって結像された被写体像の撮影を行う撮影手段と、前記撮影レンズの光軸回りの回転角度を検出する角度センサと、前記角度センサが所定の値を示したことに応じて、前記撮影手段に前記撮影の実行を指示する撮影制御手段とを設けたことを特徴とする。
なお、前記撮影制御手段は、前記角度センサが前記撮影手段の水平、又は垂直を示したことに応じて、前記撮影の実行を指示することが好ましい。
また、前記撮影レンズの光軸回りの角速度を検出する角速度センサを設け、前記撮影制御手段は、前記角度センサが前記所定の値を示した際に、前記角速度センサの出力値をモニタして前記角速度が設定値以下か否かを判定し、前記設定値を超えていると判定した場合には、前記撮影の実行を指示しないことが好ましい。
また、前記撮影が実行された際のカメラの振動レベルを検出する振動センサと、この振動センサによって検出された前記振動レベルを表示するための表示手段とを設けてもよい。
また、少なくとも前記振動レベルを含む複数の手振れ発生要素を基に、前記撮影時の手振れの度合いを数値化して算出する手振れ度合い演算手段と、算出された前記度合いが予め設定された比較値以下か否かを比較することによって、前記手振れの状態が良好か否かを判定する比較判定手段と、前記比較判定手段の判定結果を報知する報知手段とを設けてもよい。
さらに、押圧操作に応じて前記撮影手段に前記撮影の実行を指示するレリーズボタンを設け、このレリーズボタンによって前記撮影が実行される第1撮影モードと、前記角度センサと前記撮影制御手段とによって前記撮影が実行される第2撮影モードとを設定するようにしてもよい。
なお、本発明のカメラシステムは、撮影レンズによって結像された被写体像の撮影を行う撮像素子が設けられたレンズユニットと、このレンズユニットを着脱自在に保持するカメラ本体とからなり、前記撮影レンズの光軸回りの回転角度を検出する角度センサと、前記角度センサが所定の値を示したことに応じて、前記撮像素子に前記撮影の実行を指示する撮影制御手段とを、前記レンズユニットに設けたことを特徴とする。
本発明のカメラ、及びカメラシステムによれば、撮影レンズの光軸回りの回転角度を検出する角度センサと、この角度センサが所定の値を示したことに応じて、撮像素子に撮影の実行を指示する撮影制御手段とを設けたので、レリーズボタンの押圧操作が必要なくなり、押圧による手振れの発生を抑えることができる。また、複雑な機構などを必要としないので、製造コストや消費電力などが増加することもない。さらに、ISO感度を無用に上げる必要もないので、画質の劣化を招くこともない。
図1は、カメラシステム10の構成を概略的に示す斜視図である。カメラシステム10は、カメラ本体11とレンズユニット12とから構成されている。レンズユニット12は、前面に露呈した撮影レンズ13と、この撮影レンズ13が結像した被写体像を光電変換するCCD(撮像素子)14とを有している。カメラ本体11は、レンズユニット12を着脱自在に保持し、種々の制御信号を送受してCCD14などを駆動することにより、被写体像に応じたデジタルの画像データを取得する。
また、レンズユニット12は、例えば、撮影レンズ13の焦点距離が異なるもの、CCD14の画素数が異なるもの、モノクロ撮影が可能なもの、赤外線撮影が可能なものなど、複数種類のものが予め用意される。カメラシステム10は、これらの各レンズユニット12を選択的にカメラ本体11に装着することにより、撮影状況に応じた画像データを容易に得られるようにしている。
レンズユニット12の背面には、バヨネット爪16が形成されたマウント部15が設けられている。一方、このマウント部15と対面するカメラ本体11の前面には、バヨネット溝19が形成されたマウント部18が設けられている。各マウント部15、18は、バヨネット爪16をバヨネット溝19に位置合わせして押し込み、時計方向に回転させることによって互いに嵌合する。また、バヨネット爪16には、複数の接点16aが設けられている。各接点16aは、バヨネット爪16とバヨネット溝19とが嵌合した際に、バヨネット溝19に設けられた接点(図示は省略)と接触する。これにより、各マウント部15、18は、バヨネット爪16とバヨネット溝19とによってカメラ本体11とレンズユニット12とを機械的に接続するとともに、各接点によってカメラ本体11とレンズユニット12とを電気的にも接続する。
また、マウント部18には、ロックピン20とマウント蓋21とが設けられている。ロックピン20は、レンズユニット12がカメラ本体11に装着された際に、マウント部15に形成されたピン孔(図示は省略)と係合してレンズユニット12の回転を規制し、レンズユニット12がカメラ本体11から脱落することを防止する。マウント蓋21は、前面に向けてバネ付勢されており、レンズユニット12が装着されていない時にバヨネット爪16が入り込む開口を内側から塞ぎ、カメラ本体11内に塵埃などが侵入することを防止する。
カメラ本体11の前面には、マウント部18の他に、ロックピン20の係合を解除するロック解除ボタン22と、撮影実行に応じて被写体を照射するストロボ発光部24とが設けられている。ロック解除ボタン22が押圧操作されると、この操作に連動してロックピン20がカメラ本体11内に退避し、ロックピン20とピン孔との係合が解除される。これにより、レンズユニット12の回転が再び許容され、カメラ本体11からの取り外しが可能になる。
カメラ本体11の上面には、カメラシステム10に撮影の実行を指示するレリーズボタン25と、静止画撮影を行う撮影モードと撮影した画像を再生表示する再生モードとの切り替えを行うためのモード切替ダイヤル26とが設けられている。レリーズボタン25は、2段階押しのスイッチとなっている。レリーズボタン25を軽く押圧(半押し)すると、自動露出調整(AE)、自動焦点調整(AF)などの各種撮影準備処理が開始される。この状態でレリーズボタン25をもう一度強く押圧(全押し)すると、撮影準備処理が施された1画面分の撮像信号が画像データに変換される。
図2は、カメラ本体11を背面から見た平面図である。カメラ本体11の背面には、カメラシステム10の電源のON/OFFを切り替える電源スイッチ28と、撮影した画像やスルー画像、及び各種のメニュー画面などを表示するLCD30と、カメラシステム10に対して種々の指示を入力するための操作部32とが設けられている。操作部32には、例えば、撮影レンズ13のズームをワイド側、及びテレ側に変倍させるズーム操作ボタン33、LCD30にメニュー画面を表示させる際や選択内容を決定する際などに操作されるメニューボタン34、及びメニュー画面内でカーソルを移動させる十字キー35などが配設されている。
図3は、カメラシステム10の内部構成を概略的に示すブロック図である。カメラ本体11には、本体内の各部を統括的に制御する本体制御部40が設けられている。本体制御部40は、各部を制御する制御プログラムが記憶されたROMと、作業用データを一時的に記憶するRAMとを備えている。本体制御部40は、この制御プログラムに基づいて各部の制御を行う。また、本体制御部40には、操作部32が接続されている。これにより、メニューボタン34などの操作が本体制御部40に入力される。
デジタル信号処理部41には、システムバス42を介してメモリ43が接続されている。デジタル信号処理部41は、レンズユニット12から取得された画像データがメモリ43に一時的に記憶されているときに、その画像データに対して階調変換、ホワイトバランス補正、ガンマ補正などの各種画像処理、及びYC変換処理などを施す。
システムバス42には、レンズユニット12と通信するためのシリアルドライバ44、ストロボ制御部45、LCDドライバ46、及びメディアコントローラ47などが接続されている。シリアルドライバ44は、各マウント部15、18に設けられた各接点を介してレンズユニット12と接続される。このシリアルドライバ44は、双方向通信可能に構成されており、種々の制御信号、及び画像データをレンズユニット12と送受する。
ストロボ制御回路45は、本体制御部40から送信されるストロボ発光信号に応じてストロボ発光部24を発光させる。LCDドライバ46は、例えば、入力された画像データをアナログのコンポジット信号に変換してLCD30に表示させる。メディアコントローラ47は、カメラ本体11に着脱自在に装填される記録メディア48に対して画像データなどの読み書きを行う。カメラシステム10が撮影モードの場合には、レンズユニット12で取得された画像データが、この記録メディア48に記録される。一方、カメラシステム10が再生モードの場合には、記録メディア48に記録された画像データが、LCD30に再生表示される。
カメラ本体11は、図示を省略したバッテリ収納室を有しており、このバッテリ収納室にバッテリ50が着脱自在に保持される。バッテリ50は、バッテリ収納室に設けられた電極を介して電源制御部52に接続される。電源制御部52は、バッテリ50の出力電圧を所定の電圧に変圧し、カメラ本体11の各部に供給する。この電源制御部52には、電源スイッチ28が接続されている。各部への電力の供給と停止とは、電源スイッチ28のON/OFF操作に応答して制御される。また、電源制御部52は、マウント部18に接続されており、各マウント部15、18の接点を介してレンズユニット12への給電も行う。
レンズユニット12には、ユニット内の各部を統括的に制御するユニット制御部60が設けられている。ユニット制御部60は、各部を制御する制御プログラムが記憶されたROMと、作業用データを一時的に記憶するRAMとを備えている。ユニット制御部60は、この制御プログラムに基づいて各部の制御を行う。
撮影レンズ13は、光軸に沿って配列されたズームレンズ62、絞り63、及びフォーカスレンズ64によって構成されている。ズームレンズ62には、レンズモータ65が接続されている。レンズモータ65は、ズーム操作ボタン33の操作に連動して、ズームレンズ62をワイド側、もしくはテレ側に移動させる。絞り63には、アイリスモータ66が接続されている。アイリスモータ66は、レリーズボタン25の半押しにともなう撮影準備処理の際に、絞り63の開口面積(絞り値)を変化させてズームレンズ62から入射する光の量を調節する。また、フォーカスレンズ64には、レンズモータ67が接続されている。レンズモータ67は、ズームレンズ62の変倍やレリーズボタン25の半押しにともなって、フォーカスレンズ64を至近側、もしくは無限遠側に移動させる。
各モータ65、66、67は、モータドライバ68に接続されている。モータドライバ68は、ユニット制御部60に接続されており、このユニット制御部60からの制御信号に基づいて各モータ65、66、67に駆動パルスを送信する。各モータ65、66、67は、この駆動パルスに応じて回転軸を回転駆動する。なお、各モータ65、66、67としては、例えば、ステッピングモータなどが用いられる。
また、ユニット制御部60には、CCDドライバ70を介してCCD14が接続されている。ユニット制御部60は、CCDドライバ70を制御してCCD14を駆動する。CCD14は、光電変換により被写体像を電気信号に変換して、アナログ信号の画像データを取得する。
CCD14は、アナログ信号処理部71に接続されており、取得した画像データをアナログ信号処理部71に出力する。アナログ信号処理部71は、システムバス72を介してユニット制御部60に接続されており、ユニット制御部60によって制御される。アナログ信号処理部71は、画像データに対してノイズの除去や増幅処理などを施し、A/D変換器73に出力する。A/D変換器73は、画像データをアナログ信号からデジタル信号に変換する。
A/D変換器73には、AE/AF検出部74が接続されている。A/D変換器73は、デジタル信号に変換した画像データをAE/AF検出部74に入力する。AE/AF検出部74は、ユニット制御部60によって制御され、画像データの高周波成分の振幅値が最大となる合焦位置を検出してAF検出値をユニット制御部60に出力する。さらに、AE/AF検出部74は、露出が最適となるAE検出値を検出して、検出したAE検出値をユニット制御部60に出力する。ユニット制御部60は、AF検出値が最も高くなる位置にフォーカスレンズ64を移動させることによってAF処理を行うとともに、AE検出値に基づいて、絞り63やCCD14などの動作を制御する。
また、システムバス72には、シリアルドライバ75が接続されている。シリアルドライバ75は、各マウント部15、18を介してカメラ本体11のシリアルドライバ44と接続される。各シリアルドライバ44、75は、各制御部40、60からのパラレルの信号をシリアルの信号に変換して送信し、受信した信号をパラレルの信号に戻して各制御部40、60に入力する。これにより、カメラ本体11とレンズユニット12との間で制御信号と画像データとの送受が行われる。
電源制御部76は、マウント部15に接続されており、各マウント部15、18の接点を介してカメラ本体11の電源制御部52に接続される。電源制御部76は、電源制御部52から給電された際に、その電力をレンズユニット12の各部へと分配する。
また、ユニット制御部60には、角度センサ80と、角速度センサ81と、振動センサ82とが接続されるとともに、各マウント部15、18の接点を介してレリーズボタン25が接続されている。角度センサ80は、レンズユニット12の光軸回りの回転角度を検出するものであり、カメラシステム10の撮影モードには、レリーズボタン25によってCCD14に撮影実行を指示する第1撮影モードと、この角度センサ80の検出結果を利用してCCD14に撮影実行を指示する第2撮影モードとが設けられている。なお、各撮影モードは、例えば、メニューボタン34と十字キー35との操作によってメニュー画面のリストから設定されるものでもよいし、モード切替ダイヤル26の操作によって設定されるものでもよい。
カメラシステム10が第1撮影モードに設定されている場合、ユニット制御部60は、レリーズボタン25の半押しに応じてAE/AF検出部74を制御し、撮影準備処理を実行する。また、ユニット制御部60は、レリーズボタン25の全押しに応じてCCDドライバ70を制御し、CCD14に被写体像の撮像を実行させる。
角度センサ80は、図4に示すように、カメラシステム10を正面から見た際に、左下がりに回転するほど出力値が小さく、右下がりに回転するほど出力値が大きくなるようにレンズユニット12に配置されている。ユニット制御部60は、角度センサ80の出力値をモニタすることにより、カメラシステム10の水平、及び光軸回りの左右の回転を検出する。
カメラシステム10が第2撮影モードに設定されている場合、ユニット制御部60は、角度センサ80の出力値が所定の角度(例えば、±45°)を示したことに応じてAE/AF検出部74を制御し、撮影準備処理を実行する。また、ユニット制御部60は、撮影準備処理が実行された後、角度センサ80の出力値が水平を示したことに応じてCCDドライバ70を制御し、CCD14に被写体像の撮影を実行させる。すなわち、第2撮影モードでは、まずカメラシステム10を左右いずれかの方向に傾けて撮影準備処理を実行させ、被写体をフレーミングしながらカメラシステム10を水平に戻していくことによって撮影が行われる。
なお、これ以降では、撮影準備処理が実行される所定の角度にカメラシステム10が傾けられた状態を「撮影準備処理実行指示位置」と称し、撮影が実行されるカメラシステム10の水平状態を、「撮影実行指示位置」と称す。また、本例では、角度センサ80が所定の値を示したときにだけ撮影の実行と撮影準備処理の実行とを行うようにしているが、角度センサ80の誤差などを考慮して、各実行を指示する角度センサ80の出力値に所定の範囲を持たせるようにしてもよい。
角速度センサ81は、レンズユニット12の光軸回りの角速度、すなわち光軸回りの回転速度を検出する。ユニット制御部60は、第2撮影モードが設定された際に、カメラシステム10が撮影準備処理実行指示位置に移動したことに応じて角速度センサ81のモニタを開始する。そして、撮影実行指示位置に来た際の角速度が、設定値以下か否かを判定し、前記角速度が設定値を越えている場合には、撮影を実行しないようにする。また、ユニット制御部60は、正常に撮影が実行された後に、角速度センサ81のモニタを終了する。
振動センサ82は、レンズユニット12の上下方向の振動レベルを検出する。ユニット制御部60は、第1撮影モード、第2撮影モードの如何に関わらず、撮影準備処理の実行とともに振動センサ82のモニタを開始し、撮影の実行から所定時間経過した後にモニタを終了して、この間の振動レベルを取得する。モニタを終了したユニット制御部60は、各シリアルドライバ44、75を介して、取得した振動レベルを本体制御部40に転送する。本体制御部40は、図5に示すように、受信した振動レベルのグラフをLCD30に表示する。なお、グラフは、撮影された画像と並べて表示されるものでもよいし、切り替え表示されるものでもよい。
また、ユニット制御部60は、システムバス72を介して接続された手振れ度合い演算部(手振れ度合い演算手段)84に、撮影実行時の振動レベルを入力する。手振れ度合い演算部84は、例えば、振動センサ82の振動レベル、撮影レンズ13の焦点距離、シャッタ速度などといった複数の手振れ発生要素を基に、手振れの度合いを数値化して演算する。手振れ度合いは、例えば、各要素毎に予め用意されたルックアップテーブルなどを参照することによって求められ、振動レベルが大きいもの、焦点距離が長いもの、シャッタ速度が遅いものほど数値が大きくなるように演算される。また、最終的な手振れ度合いは、各要素の数値の総和、もしくは加重平均などによって一つの数値として算出される。算出された手振れ度合いは、各シリアルドライバ44、75を介して、本体制御部40に送信される。
手振れ度合いを受信した本体制御部40は、予め設定された2つの比較値A、Bと手振れ度合いとの比較(図6参照)を行い、手振れの状態が良好か否かを判定する。手振れ度合いの数値が比較値A以下であると判定した本体制御部40は、LCD30に「良好」の文字を表示する。また、手振れ度合いの数値が比較値A以上、比較値B以下であると判定した本体制御部40は、LCD30に「注意」の文字を表示する。さらに、手振れ度合いの数値が設定値B以上であると判定した本体制御部40は、LCD30に「警告」の文字を表示する。なお、各文字は、例えば、図5に示すグラフや撮影された画像などに、アイコン状にオーバーレイ表示させればよい。
次に、図7に示すフローチャートを参照しながら、上記構成によるカメラシステム10の作用について説明する。カメラシステム10で撮影を行うためには、まずレンズユニット12をカメラ本体11に取り付け、カメラ本体11に設けられた電源スイッチ28をONにする。電源スイッチ28をONにすると、バッテリ50の電圧が電源制御部52によって変圧され、カメラ本体11の各部に供給される。また、電源制御部52は、各マウント部15、18の接点を介してレンズユニット12の電源制御部76にも電力を供給する。電力を入力された電源制御部76は、その電力をレンズユニット12の各部に分配供給する。これにより、カメラシステム10が起動し、撮影が可能な状態になる。
モード切替ダイヤル26、又は操作部32の操作によって、第2撮影モードが設定された場合、まず光軸を中心に左右いずれかの方向にカメラシステム10を回転させ、撮影準備処理実行指示位置(図4参照)に移動させる。ユニット制御部60は、角度センサ80の出力値をモニタし、撮影準備処理実行指示位置に対応する所定の値を示したことに応じて、AE/AF検出部74を制御し、撮影準備処理を実行する。また、ユニット制御部60は、撮影準備処理の実行とともに、角速度センサ81と振動センサ82との出力値のモニタを開始する。
撮影準備処理と各センサ81、82のモニタとを開始したユニット制御部60は、角度センサ80の出力値をモニタし、カメラシステム10の撮影実行指示位置への移動の検出を行う。角度センサ80の出力値から撮影実行指示位置への移動を検出したユニット制御部60は、そのときの角速度センサ81の出力値が、予め決められた設定値以下か否かを判定する。角速度センサ81の出力値が設定値以下であると判定したユニット制御部60は、CCDドライバ70を制御し、CCD14に被写体像の撮影を指示する。
このように、第2撮影モードでは、レリーズボタン25の押圧操作を必要としないので、押圧による手振れの発生を抑えることができる。また、複雑な機構などを必要としないので、製造コストや消費電力などが増加することもない。さらに、CCD14のISO感度を無用に上げる必要もないので、画質の劣化を招くこともない。
また、角速度センサ81の出力値が設定値以上であると判定したユニット制御部60は、撮影の実行を指示しないようにし、カメラシステム10が再び撮影実行指示位置へ移動するのを待つ。撮影実行指示位置に移動する際の回転速度が速すぎると、この回転によって画像にブレが生じてしまうことが懸念されるが、このように角速度を検出して角速度が大きすぎるときには撮影を指示しないようにすれば、回転によって画像が乱れる心配もない。なお、角速度センサ81の出力値が設定値以上であると判定された際には、LCD30に警告を表示するなどして、撮影が行われなかったことや、回転速度が速すぎることなどを撮影者に報知するようにしてもよい。
CCD14による撮影を実行させたユニット制御部60は、角速度センサ81と振動センサ82とのモニタを終了し、各シリアルドライバ44、75を介して取得した画像データと振動レベルとを本体制御部40に転送する。画像データと振動レベルとを受信した本体制御部40は、撮影された画像と、振動レベルのグラフ(図5参照)とをLCD30に表示する。LCD30に表示された画像だけでは、手振れが発生しているか否かを判断し難い場合があるが、このように振動レベルそのものを表示することによって、手振れの量を撮影者に容易に推測させることができる。また、振動レベルを表示することによって、手振れを定量的に判断することができるので、撮影者がカメラのホールディングなどといった撮影技術の向上を図る上で目安としやすい。
また、ユニット制御部60は、撮影実行時の振動レベルや、撮影時のシャッタ速度などといった手振れ発生要素を手振れ度合い演算部84に入力する。手振れ度合い演算部84は、入力された各手振れ発生要素を基に手振れ度合いを算出し、各シリアルドライバ44、75を介して算出した手振れ度合いを本体制御部40に送信する。手振れ度合いを受信した本体制御部40は、予め設定された2つの比較値A、Bと手振れ度合いとの比較判定を行い、判定結果に基づいて「良好」、「注意」、「警告」のいずれかの文字をLCD30に表示させる。これにより、手振れの発生をより明確に撮影者に報知することができる。
一方、第1撮影モードが設定された場合、まずレリーズボタン25の半押し操作によって、撮影準備処理と振動センサ82のモニタとが開始される。この後、レリーズボタン25を全押しすることによってCCD14に撮影の実行が指示され、被写体像に応じた画像データが取得される。撮影の実行が終了すると、振動センサ82のモニタが停止され、取得された画像データと振動レベル、及び手振れ度合いが、レンズユニット12からカメラ本体11に転送される。各データを受信した本体制御部40は、上記と同様に、撮影された画像と振動レベルとをLCD30に表示するとともに、手振れ度合いの比較判定を行って、判定結果をLCD30に表示する。このように、角度センサ80を用いた撮影モードと、レリーズボタン25を用いた撮影モードとの双方を用意しておくことで、より利便性の高いカメラシステム10を提供することができる。
なお、上記実施形態では、第2撮影モードにおいて、水平状態(いわゆる、横位置)でのみ撮影が実行されるようにしているが、これに限ることなく、例えば、図8に示すように、カメラシステム10が±90°回転した状態を角度センサ80で検出できるようにし、垂直状態(いわゆる、縦位置)で撮影が実行されるようにしてもよい。また、撮影が実行される角度を設定できるようにし、任意の角度で撮影が実行されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、撮影の実行後に振動レベルを本体制御部40に転送して、LCD30に表示するようにしているが、これに限ることなく、例えば、振動レベルをリアルタイムで本体制御部40に転送し、スルー画の如く振動レベルを表示するようにしてもよい。また、図5のようにグラフ表示することなく、撮影実行時の振動レベルのみを数値で表示するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、手振れ度合いの数値が比較値A以下であると判定された場合に、「良好」の文字をLCD30に表示するようにしているが、比較値A以下である場合には、このような報知を行わないようにしてもよい。また、比較値A以上と判定された場合には、撮影された画像の手振れの状態が確認しやすくなるように、画像中の決められたエリアや、顔などの特定のエリアを拡大表示するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、本体制御部40が手振れ度合いの比較判定を行った後、「良好」、「注意」、「警告」のいずれかの文字をLCD30に表示することによって判定結果を撮影者に報知するようにしているが、これに限ることなく、例えば、判定結果毎に設けられた専用のランプを点灯させることによって報知を行うようにしてもよいし、警告音や振動などによって報知を行うようにしてもよい。また、上記実施形態では、2つの比較値A、Bによって3つの状態を判定するようにしているが、比較値の数は1つでもよいし、3つ以上であってもよい。
なお、上記実施形態では、各センサ80、81、82、及び手振れ度合い演算部84をレンズユニット12側に設けているが、これらは、カメラ本体11側に設けられていてもよい。但し、焦点距離などといった撮影レンズ13の特性によって手振れの量は異なるため、本例のようにレンズユニット12側に上記各部を設け、撮影レンズ13の特性毎に適切な手振れ度合いを算出することが好ましい。
また、上記実施形態では、撮影レンズ13とCCD14とを内蔵したレンズユニット12と、このレンズユニット12を着脱自在に保持するカメラ本体11とからなるカメラシステム10に本発明を適用した例を示したが、これに限ることなく、例えば、CCDがカメラ本体側に設けられ、撮影レンズのみが着脱自在となった、いわゆる一眼レフタイプのデジタルカメラに本発明を適用してもよいし、撮影レンズも一体となった、いわゆるコンパクトタイプのデジタルカメラに本発明を適用してもよい。さらには、デジタルカメラに限ることなく、写真フイルムに被写体像を露光記録する、いわゆる銀塩カメラに本発明を適用してもよい。
さらに、本発明と、他の手振れ補正機構、及び方法とを併用するようにしてもよい。この際、例えば、シャッタ速度を3段速くして手振れ度合いを算出するなど、他の手振れ補正の有無を手振れ発生要素に含めることが好ましい。
カメラシステムの構成を概略的に示す斜視図である。 カメラ本体を背面から見た平面図である。 カメラシステムの内部構成を概略的に示すブロック図である。 角度センサによる撮影の方法を説明する説明図である。 振動レベルの一例を示す説明図である。 比較判定の方法を説明する説明図である。 カメラシステムの撮影手順を示すフローチャートである。 角度センサによる垂直状態での撮影の方法を説明する説明図である。
符号の説明
10 カメラシステム
11 カメラ本体
12 レンズユニット
13 撮影レンズ
14 CCD(撮像素子)
25 レリーズボタン
30 LCD(表示手段、報知手段)
40 本体制御部(比較判定手段)
60 ユニット制御部(撮影制御手段)
80 角度センサ
81 角速度センサ
82 振動センサ
84 手振れ度合い演算部(手振れ度合い演算手段)

Claims (7)

  1. 撮影レンズによって結像された被写体像の撮影を行う撮影手段を備えたカメラにおいて、
    前記撮影レンズの光軸回りの回転角度を検出する角度センサと、
    前記角度センサが所定の値を示したことに応じて、前記撮影手段に前記撮影の実行を指示する撮影制御手段とを設けたことを特徴とするカメラ。
  2. 前記撮影制御手段は、前記角度センサが前記撮影手段の水平、又は垂直を示したことに応じて、前記撮影の実行を指示することを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 前記撮影レンズの光軸回りの角速度を検出する角速度センサを有し、
    前記撮影制御手段は、前記角度センサが前記所定の値を示した際に、前記角速度センサの出力値をモニタして前記角速度が設定値以下か否かを判定し、前記設定値を超えていると判定した場合には、前記撮影の実行を指示しないことを特徴とする請求項1又は2記載のカメラ。
  4. 前記撮影が実行された際のカメラの振動レベルを検出する振動センサと、
    この振動センサによって検出された前記振動レベルを表示するための表示手段とを設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のカメラ。
  5. 少なくとも前記振動レベルを含む複数の手振れ発生要素を基に、前記撮影時の手振れの度合いを数値化して算出する手振れ度合い演算手段と、
    算出された前記度合いが予め設定された比較値以下か否かを比較することによって、前記手振れの状態が良好か否かを判定する比較判定手段と、
    前記比較判定手段の判定結果を報知する報知手段とを設けたことを特徴とする請求項4記載のカメラ。
  6. 押圧操作に応じて前記撮影手段に前記撮影の実行を指示するレリーズボタンを設け、
    このレリーズボタンによって前記撮影が実行される第1撮影モードと、
    前記角度センサと前記撮影制御手段とによって前記撮影が実行される第2撮影モードとを有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のカメラ。
  7. 撮影レンズによって結像された被写体像の撮影を行う撮像素子が設けられたレンズユニットと、このレンズユニットを着脱自在に保持するカメラ本体とからなるカメラシステムにおいて、
    前記撮影レンズの光軸回りの回転角度を検出する角度センサと、
    前記角度センサが所定の値を示したことに応じて、前記撮影素子に前記撮影の実行を指示する撮影制御手段とを、前記レンズユニットに設けたことを特徴とするカメラシステム。
JP2005297626A 2005-10-12 2005-10-12 カメラ及びカメラシステム Abandoned JP2007108301A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005297626A JP2007108301A (ja) 2005-10-12 2005-10-12 カメラ及びカメラシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005297626A JP2007108301A (ja) 2005-10-12 2005-10-12 カメラ及びカメラシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007108301A true JP2007108301A (ja) 2007-04-26

Family

ID=38034224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005297626A Abandoned JP2007108301A (ja) 2005-10-12 2005-10-12 カメラ及びカメラシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007108301A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0383459A (ja) * 1989-08-28 1991-04-09 Fuji Photo Film Co Ltd ビデオカメラ
JPH0392830A (ja) * 1989-09-06 1991-04-18 Asahi Optical Co Ltd 像ブレ防止カメラ
JPH0413943U (ja) * 1990-05-28 1992-02-04
JPH08110540A (ja) * 1995-04-24 1996-04-30 Asahi Optical Co Ltd 像ブレ防止カメラ
JPH08172561A (ja) * 1994-12-19 1996-07-02 Olympus Optical Co Ltd カメラ、プラグインユニットおよびカメラシステム
JPH10133308A (ja) * 1996-10-29 1998-05-22 Tec Corp 撮像装置
JP2006133703A (ja) * 2004-11-09 2006-05-25 Sharp Corp カメラおよびその静止画生成方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0383459A (ja) * 1989-08-28 1991-04-09 Fuji Photo Film Co Ltd ビデオカメラ
JPH0392830A (ja) * 1989-09-06 1991-04-18 Asahi Optical Co Ltd 像ブレ防止カメラ
JPH0413943U (ja) * 1990-05-28 1992-02-04
JPH08172561A (ja) * 1994-12-19 1996-07-02 Olympus Optical Co Ltd カメラ、プラグインユニットおよびカメラシステム
JPH08110540A (ja) * 1995-04-24 1996-04-30 Asahi Optical Co Ltd 像ブレ防止カメラ
JPH10133308A (ja) * 1996-10-29 1998-05-22 Tec Corp 撮像装置
JP2006133703A (ja) * 2004-11-09 2006-05-25 Sharp Corp カメラおよびその静止画生成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4272863B2 (ja) カメラおよびカメラシステム
JP4974704B2 (ja) 撮像装置
US7212231B2 (en) Photographing apparatus having variable image blur correction control characteristics for still photography and motion picture photography
JPWO2007097287A1 (ja) 撮像装置及びレンズ鏡筒
JP2007264196A (ja) ストロボ制御装置及び方法
JP2007281536A (ja) 被写体ぶれ検出装置、撮影装置、これらの制御方法、制御プログラム及び記録媒体
JP5052389B2 (ja) 撮像装置
JPWO2007057971A1 (ja) デジタルカメラ、デジタルカメラを搭載した電子機器、デジタルカメラの撮像方法、およびデジタルカメラのプログラムを記憶した記憶媒体
JP2005128092A (ja) カメラ
JP2007322481A (ja) 撮像装置
JP2011050048A (ja) 撮像装置
JP2007240732A (ja) 防振機能付きカメラ
JP2013104921A (ja) 撮像装置、撮像システム、撮像装置の制御方法
JP2006245815A (ja) 撮像装置
JP2007199182A (ja) 防振機能付きカメラ
JP2007041206A (ja) 撮影装置
JP5478677B2 (ja) 撮像装置および撮像装置の制御方法
JP2007028546A (ja) 撮像装置
JP2007135156A (ja) デジタルカメラ
JP2008085839A (ja) 撮像装置のエラー通知方法及び撮像装置
JP2007108301A (ja) カメラ及びカメラシステム
JP2008244805A (ja) デジタルカメラ
JP2007013586A (ja) 撮像装置
JP2006064945A (ja) 閃光装置およびカメラシステム
JP2005091456A (ja) デジタルカメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070118

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080708

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110209

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20110223