JP2007108207A - カメラ装置 - Google Patents

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聡則 鏡
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Abstract

【課題】より小型でかつ迷光を防止できるカメラ装置を提供すること。
【解決手段】撮像ユニット20の前方に撮像レンズ30が設けられ、この前方に両側視野方向からの光を撮像レンズ30に導く一対のプリズム40,42が設けられる。撮像レンズ30の最前位置に配設される第1レンズ31として凹レンズを用い、その第1レンズ31の後方に、プリズム40,42正規光線50Rを通過させると共にその周囲を通過する迷光光線52Rを遮光する絞り部60を設ける。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両周辺景色等を撮像するためのカメラ装置に関する。
車載カメラ装置として、図3に示すように、撮像素子110の前方に、撮像レンズ120及び一対のプリズム130を配設したものがある。一対のプリズム130L,130Rは、それぞれ略三角柱形状に形成されている。そして、このカメラ装置の右側にある所定の撮像範囲からの正規光線140Rは、プリズム130Rの外側面からプリズム130R内に入射し、プリズム130R内で2回内部反射して、プリズム130Rの撮像レンズ120側背面より出射する。プリズム130Rより出射した正規光線140Rは、撮像レンズ120を通って撮像素子110の撮像面に入射する。また、カメラ装置の左側にある所定の撮像範囲からの正規光線も、同様にプリズム130Lから撮像レンズ120を経由して撮像素子110の撮像面に入射する。これにより、単一の撮像素子110で、左右両側方向を撮像可能にしている。
このようなカメラ装置は、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2004−186884号公報
しかしながら、上記カメラ装置では、光142Rが、プリズム130R内に入射し、3回内部反射して撮像レンズ120側に迷光光線142Rとして出射されることがある。これにより、図4に示すように、撮像素子110による撮像画像に、正規光線140Rによる正規映像146とは別に、迷光光線142Rによる像148が写り込んでしまうことになり、周辺景色の視認性を妨げることになる。
このような迷光光線142Rは、撮像レンズ120に向けてレンズ中心から離れる方向に傾いた方向に沿って進行する。このため、プリズム130Rの背面から離れるに従って、上記正規光線140Rの光路と迷光光線142Rの光路とは分離する。そこで、正規光線140Rの経路と迷光光線142Rの経路とが分離する位置で、迷光光線142Rのみを遮光するような絞り144を設けることで、上記のような迷光光線142Rを抑制することができる。
しかしながら、上記のような絞り144は、正規光線140Rの光路と迷光光線142Rの光路とが十分に分離した位置、即ち、プリズム130L,130Rの背面から十分に離れた位置に設けられる必要がある。このため、プリズム130L,130Rと撮像レンズ120間の距離L1を十分に大きくする必要があり、カメラ装置の大型化を招く要因となる。
そこで、本発明は、より小型でかつ迷光を防止できるカメラ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るカメラ装置は、撮像手段と、前記撮像手段の前方位置に配設され、最前位置に配設される第1レンズとして凹レンズを有する撮像レンズと、前記撮像レンズの前方位置に配設され、所定の視野方向からの光を前記撮像レンズに向けて導く光学的手段と、前記第1レンズの後方に設けられ、所定の視野方向からの正規光線の光路の周囲を通過する迷光光線を遮光する絞り部材とを備えたものである。
この場合に、前記光学的手段は、前記撮像手段の正面側に左右対称に一対配設された略三角柱形状のプリズムであり、前記各プリズムが左右両側視野方向からの光を前記撮像レンズに向けて導くものであってもよい。
この発明のカメラ装置によると、最前位置に配設される第1レンズとして凹レンズを有する撮像レンズと、前記第1レンズの後方に設けられ、所定の視野方向からの正規光線の光路の周囲を通過する迷光光線を遮光する絞り部材とを備えているため、正規光線の光路の周囲を通過する迷光光線は絞り部材で遮光され、迷光を防止できる。また、迷光光線が凹レンズである第1レンズによって外方に拡散される。このため、光学的手段から出射された迷光光線は、光学的手段に比較的近い位置で、正規光線の光路から分離され易くなる。これにより、光学的手段に比較的近い位置に設けられた絞り部材によって、迷光光線を有効に抑制することができ、カメラ装置をより小型化することができる。
また、前記光学的手段が、前記撮像手段の正面側に左右対称に一対配設された略三角柱形状のプリズムであり、前記各プリズムが左右両側視野方向からの光を前記撮像レンズに向けて導くものである場合には、プリズム内を3回内部反射した迷光が、外方向に向けて広がりつつ撮像レンズ側に進行する。このような迷光光線を、上記凹レンズである第1レンズによって有効に拡散して、プリズムに比較的近い位置で、正規光線の光路から分離することができる。
以下、この発明の実施形態に係るカメラ装置について説明する。図1はカメラ装置の内部構造を示す図である。
このカメラ装置は、所定の視野方向を撮像する装置であり、ここでは、単一の撮像手段によって複数の視野方向を同時に撮像する装置である。本カメラ装置は、例えば、車両前部の略中央部に設けられるエンブレム部分やグリル部分等に、車両の前部左右両側方を撮像可能な姿勢で設置される。そして、本カメラ装置により撮像された車両の前部両側方の景色は、車両内に設けられたモニタ等に表示される。これにより、運転者は、運転席より死角となる車両の前部両側方の景色を視認できるようになる。本カメラ装置は、その他、車両後部の左右両方向や、車両左方又は右方の前後方向等を撮像するものであってもよいし、或は、建築物、道路等で複数方向を撮像するものであってもよい。また、本カメラ装置は、必ずしも複数の視野方向を撮像するものである必要はなく、例えば、後述する一対のプリズム40,42のうち一方だけを採用し、一側方のみ、下方のみ等、一の視野方向を撮像するものであってもよい。
カメラ装置10は、撮像手段としての撮像ユニット20と、撮像レンズ30と、光学的手段としての一対のプリズム40,42と、絞り部材としての絞り部60とを備えている。なお、説明の便宜上、像側を前側、撮像ユニット20側を後側として説明する。
撮像ユニット20は、CCD等の単一の撮像素子22と、この撮像素子22が実装固定された基板24とを備えている。基板24には、撮像素子22の駆動回路や信号処理回路等を含む諸回路が形成されている。
撮像レンズ30は、複数のレンズの組合わせにより構成された複合レンズである。この撮像レンズ30は、最前位置(最も像に近い側)に配設されている第1レンズ(前玉)31と、該第1レンズ31を除くレンズ32とを含んでいる。第1レンズ31は、後述するように凹レンズに形成されており、一対のプリズム40,42より出射された光が、本第1レンズ31にて拡散されるように屈折される。また、この撮像レンズ30全体としては、プリズム40,42からの正規光線(50R等)を所望の光学的特性で集光して撮像素子22の受光面上に結像させるように設定されている。なお、第1レンズ31としての凹レンズは、両凹レンズ、平凹レンズ、凸凹 レンズ(メニスカス凹レンズ)を含む。また、第1レンズ及びレンズ32は、それぞれ単一のレンズであっても複数のレンズ群により構成されていてもよい。
この撮像レンズ30は、樹脂等で形成されたレンズ鏡筒38により、撮像素子22の前側の一定位置に保持されている。
一対のプリズム40,42は、複数の視野方向(ここでは前方左右両側方向の2方向)からの光を撮像レンズ30に向けて導くための光学的手段であり、図示省略のプリズムホルダにより、上記撮像レンズ30の前方に保持されている。
より具体的には、一対のプリズム40,42は、互いに左右対称となる略三角柱形状に形成されている。この一対のプリズム40,42は、それらのプリズム柱軸を撮像レンズ30のレンズ中心軸に直交させた姿勢で、それぞれを撮像レンズ30の右半部及び左半部の正面に位置させるようにして配設されている。
一方の右のプリズム40に着目してより具体的に説明すると、右のプリズム40は、その位置の頂点部分40aが前側に向けられ、その右のプリズム側面40Rが右側方視野方向に向けられている。また、上記頂点部分40aに対向するプリズム背面40Bは、撮像レンズ30の右半部正面に略対向するように配設されている。このプリズム40の右プリズム側面40R及びプリズム背面40Bの各表面が透過面に形成されている。また、プリズム40の左プリズム側面40Lの表面は、反射面(鏡面)に形成されている。反射面とする加工は、例えば、プリズム側面40L表面に、アルミ等の金属層を蒸着し、さらにその上に黒色塗料等の保護膜を形成することによりなされる。
これにより、カメラ装置の右側の所定の視野方向からの正規光線50Rが、プリズム40の外向きのプリズム側面40Rに入射した後、プリズム側面40Lとプリズム側面40Rとの間で2回内面反射し、プリズム背面40Bから出射して撮像レンズ30に向けて導かれる。
また、他方の左のプリズム42は、右のプリズム40に対して左右対称に配設されており、上記と同様に、カメラ装置の右側の所定の視野方向からの正規光線50Rを撮像レンズ30に向けて導く。
これにより、カメラ装置10の所定の左右両側視野方向からの正規光線(50R等)が、左右一対のプリズム及び撮像レンズ30を経て撮像素子22に導かれ、単一の撮像素子22にて左右両側方の視野画像を撮像することができるようになる。
ところで、このようなカメラ装置では、光線52Rが、プリズム40内に入射し、プリズム側面40Lとプリズム側面40Rとの間で3回内部反射し、プリズム背面40Bから撮像レンズ30側に向けて迷光光線52Rとして進行することがある。このような迷光光線52Rを抑制するために、次の構成を採用している。
すなわち、上記撮像レンズ30の第1レンズ31として凹レンズを用いている。そして、この第1レンズ31によって、プリズム40,42から第1レンズ31に入射した光線(正規光線50R,迷光光線52R等)を拡散する方向に屈折させるようにしている。すると、迷光光線52Rのうち少なくとも一部が、第1レンズ31として凹レンズを用いない場合(破線で示す光線52Ra参照)と比較して、プリズム40,42に近い位置で、正規光線50Rの光路から分離するようになる。
また、第1レンズ31の後方であってレンズ32の前方(つまり、第1レンズ31と、その後方にあるレンズ32との間)に、絞り部60を設けている。ここでは、絞り部60は、レンズ鏡筒38の内周面からその内側に突出するように形成されている。絞り部60は、黒色樹脂等の非透過性部材により板状に形成されており、レンズ中心軸上に正規光透過孔60hが形成されている。正規光透過孔60hは、プリズム40,42から出射されて第1レンズ31を経由した正規光線(50R等)の光路に対応する形状に形成されている。そして、正規光線(50R等)が正規光透過孔60hを通過し、その周囲の迷光光線(52R等)が絞り部60で遮光されるようになっている。これにより、主として正規光線(50R等)が撮像レンズ30を経て撮像素子22の受光面上に結像し、図2に示すように、主として正規光線(50R等)による正規映像51が映り込んだ映像を得ることができる。
以上のように構成されたカメラ装置によると、撮像レンズ30の最前位置に配設される第1レンズ31として凹レンズを用い、その第1レンズ31の後方に、正規光線(50R等)を通過させると共にその周囲を通過する迷光光線(52R等)を遮光する絞り部60を設けているため、絞り部60が設けられた位置で正規光線(50R等)の周囲を通過する迷光光線(52R等)は絞り部60で遮光され、有効に迷光を抑制できる。これにより、図2に示すように、撮像素子22による撮像画像に、正規光線(50R等)による正規映像51を写し込みつつ、迷光光線(52R等)による像を防止することができ、周辺景色の視認性を良好なものとすることができる。
また、迷光光線(52R等)が、凹レンズである第1レンズ31によって外方に拡散される。このため、プリズム40,42から出射された迷光光線(52R等)は、プリズム40,42に比較的近い位置で、正規光線(50R等)の光路から分離され易くなる。これにより、プリズム40,42に比較的近い位置に設けた絞り部60によって迷光光線(52R等)を有効に遮光することができる。従って、プリズム40,42と絞り部60との距離を比較的小さくして、プリズム40,42と撮像レンズ30とを含む構成を小型化することができ、カメラ装置をより小型化することができる。
特に、略三角柱形状の一対のプリズム40,42を用いた構成にあっては、プリズム40,42内を3回内部反射した迷光光線(52R等)が、外方向に向けて広がりつつ撮像レンズ30側に進行する。このような迷光光線(52R等)を、凹レンズである第1レンズ31によって有効に拡散して、プリズム40,42に比較的近い位置で、正規光線の光路から分離し易くすることができる。
実施形態に係るカメラ装置の内部構造を示す図である。 同上のカメラ装置による撮像画像の一例を示す図である。 従来例に係るカメラ装置の内部構造を示す図である。 従来のカメラ装置による撮像画像の一例を示す図である。
符号の説明
10 カメラ装置
20 撮像ユニット
22 撮像素子
30 撮像レンズ
31 第1レンズ
40,42 プリズム
50R 正規光線
52R 迷光光線
60 絞り部
60h 正規光透過孔

Claims (2)

  1. 撮像手段と、
    前記撮像手段の前方位置に配設され、最前位置に配設される第1レンズとして凹レンズを有する撮像レンズと、
    前記撮像レンズの前方位置に配設され、所定の視野方向からの光を前記撮像レンズに向けて導く光学的手段と、
    前記第1レンズの後方に設けられ、所定の視野方向からの正規光線の光路の周囲を通過する迷光光線を遮光する絞り部材と、
    を備えたカメラ装置。
  2. 請求項1記載のカメラ装置であって、
    前記光学的手段は、前記撮像手段の正面側に左右対称に一対配設された略三角柱形状のプリズムであり、前記各プリズムが左右両側視野方向からの光を前記撮像レンズに向けて導く、カメラ装置。
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